JP2021075892A - 開力軽減錠 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現在における高い気密性を有する居住空間と外部との気圧差を解消して、扉の開扉時に必要な力を補助することができる開力軽減錠が求められていた。【解決手段】 前記開き戸内に設置可能な錠ケースと、前記錠ケースの戸先面に形成された孔から先端部が突出してなり、先後方向に長細なテコ杆と、前記テコ杆の中心部を軸着してなる軸と、前記テコ杆の後端部と係合して前記後端部を内外方向に作動させる作動部と、を備え、前記作動部から受ける力によって、前記軸を軸中心として、前記先端部の内外方向に対する往復動作が可能であるテコ杆を備えることにより、気圧差がある場合に扉を開くために必要な力を補助する機能を有する開力軽減錠開力軽減錠を実現することができる。【選択図】 図5

Description

本発明は、気密性の高い扉に適用できる開力軽減錠に関する。
近年建築されているマンションなど、高い保温性や防音性が求められる建築物には、専有部分である居住空間内(室内)と共用部分である廊下(室外)との気密性が高い居住空間(部屋)が造られるようになってきている。
しかし、部屋の気密性が高まると、室内と室外との気圧差が生じている場合に、その気圧差が自然には解消されないため、扉を開けようとする際には気圧差から生じる力に抗することができる力が必要となる。
そのため、力の弱い子供や年寄りなどはドアノブ等を操作してラッチを解除した後、密閉状態の扉を開扉することが困難な場合がある。
そこで、開扉する際の力を補助することができる開力軽減構造を備えた扉が考案されている(特許文献1)。
特開2013−160014号公報 特開2013−060717号公報
ここで、例えば従来技術である特許文献1によれば、抉じ開け片は通常において扉内に収容されている状態から開扉時には扉の開閉端から進出して、反力部材と擦れ合いながら上方への力の一部を水平方向に分割して扉の開扉を補助するための力を発揮する。
また、部屋の気密性が高くなれば必要となる開扉補助力も大きくなるため、開力軽減構造の高い耐久性も要求される。
そこで、上記課題を解決する手段として本発明に係る開力軽減錠は、扉によって離隔される空間の内外方向に開扉可能な開き戸に取り付け可能な開力軽減錠であって、前記開き戸内に設置可能な錠ケースと、前記錠ケースの戸先面に形成された孔から先端部が突出してなり、先後方向に長細なテコ杆と、前記テコ杆の中心部を軸着してなる軸と、前記テコ杆の後端部と係合してなる作動部を有すると共に、前記錠ケースを内外方向に沿って配置されてなる棒体状のラックと、を備え、前記ラックの端部が内外方向に押し引きされることによって、前記作動部を介して前記テコ杆の後端部を内外方向に作動させ、前記テコ杆の後端部が前記作動部から受ける力によって、前記軸を軸中心として、前記先端部の内外方向に対する往復動作が可能であることを特徴とする。
また、前記ラックと連動し、前記開き戸の内面及び外面に設けられてなる取手を備えるものであっても好ましい。
さらに、戸枠の前記錠ケースの孔と対向する位置に、開扉方向に向かって切欠いてなる切欠きと、前記切欠きの閉扉方向の奥端が戸先面に対して略垂直な奥端面とを有してなるテコ杆受けを備え、前記奥端面が、閉扉状態において、前記孔の内外方向の幅の中間位置に対応する位置に配置されてなるものであっても好ましい。
さらにまた、前記錠ケースの戸先面から出没可能であると共に、内外方向に反転可能な反転ラッチと、前記反転ラッチの反転を規制する反転ロック機構と、前記反転ロック機構の一部を構成し、前記作動部に連動して規制を解除する規制解除部と、を備え、前記反転ロック機構による規制が解除されると、前記反転ラッチは開扉動作に伴ってラッチ受けに当接して反転すると共に、前記錠ケース内に没入することで開扉規制を解除するものであっても好ましい。
本発明によれば、奥端面に対して垂直に開扉のための補助力を与えることができるため、テコ杆からの力を無駄なく利用することができる。
さらに、テコ杆の先端部はテコ杆受の内部においてわずかな移動長さを移動するだけで、開き戸を開扉させる押圧力を発揮することができ、開力軽減錠の繰り返し操作に対する高い耐久性を実現することができる。
戸枠Fに設けられた開き戸2の取手3付近を部分的に拡大した斜視図である。 開扉された状態の開き戸2の戸先面5を俯瞰する斜視図である。 戸枠Fに設けられた受部材11を室外側R1から見た斜視図である。 開力軽減錠1の部分横断面を閉扉状態の開き戸2の上方から見た図である。 開力軽減錠1によって開き戸2の開扉動作が補助された様子を示す部分横断面図を、開き戸2の上方から見た図である。 開き戸2が閉扉状態にある場合の開力軽減錠1の縦断面図である。 開き戸2が閉扉状態にある場合に、取手3a(3b)を操作して反転ロック機構42が反転ロック10の反転動作の規制を解除した直後の状態を示す開力軽減錠1の縦断面図である。 開き戸2が閉扉状態にある場合に、取手3a(3b)を操作して反転ロック機構42が反転ロック10の反転動作の規制が解除され、更にテコ杆8aが受部材11の奥端面15を押した状態を示す開力軽減錠1の縦断面図である。 取手3a(3b)を操作して開き戸2が開扉され、戸枠Fを通過する過程で反転ラッチ10がラッチ収容空間43aに没入している状態である開力軽減錠1の縦断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、戸枠Fに設けられた開き戸2の取手3付近を図4に示す室外側R1から見て部分的に拡大した斜視図である。本実施の形態において、取手3はプッシュプル型であり、図1の取手3bは、開き戸2の室外側R1(図4を参照。)に取り付けられたものである。なお、開き戸2の戸先面5にはガード板4が取り付けられてなる。
図2には、開扉された状態の開き戸2の戸先面5を俯瞰する斜視図を示す。開き戸2には、戸先面5から錠ケース6が嵌め込まれてなり、錠ケース6の戸先面5の上半部に設けられた孔7からはテコ杆8の先端部8aが突出してなり、下半部に設けられたラッチ孔9からは反転ラッチ10が突出してなる。
図3には、戸枠Fに設けられた受部材11を室外側R1から見た斜視図を示す。受部材11は、錠ケース6の孔7と対向する位置に設けられてなる。受部材11には、上半部にテコ杆受け12が形成されてなり、下半部にラッチ受け13が形成されてなる。テコ杆受け12は、開扉方向X1に向かって切欠いてなる切欠き14と、切欠き14の閉扉方向X2の奥端が戸先面5に対して略垂直な奥端面15とを有してなる。また、奥端面15は、テコ杆受け12の奥端にL字状の板体を別途取り付けることにより、切欠き14の端縁から奥端面15までの距離を、調整して形成することもできる。なお、戸枠Fには戸当たりFaが設けられてなり、本実施の形態に係る開き戸2は図4に示す室外側R1に向かって開扉する。
図4は、本発明に係る開力軽減錠1の部分横断面を、閉扉状態の開き戸2の上方から見た図である。錠ケース6及びテコ杆収容ケース16の戸先面5には孔7が形成されてなり、テコ杆収容ケース16の内部には先後に長細いテコ杆8が、先端部8aを孔7から突出させた状態で収容されてなる。テコ杆8は、テコ杆収容ケース16の先後中央部において軸芯方向を上下とする軸17によって軸着されてなる。
また、テコ杆8の後端部18はテコ杆収容ケース16の後端面19に設けられた後孔20からさらに後方に突出してなる。テコ杆収容ケース16の後端面19に近接して、錠ケース6の内外方向Xに延在してなる棒体状のラック21が配置されてなる。ラック21の前端縁中央部はコ字型の凹部22が形成されてなる。テコ杆の後端部18は凹部22内に突入しており、凹部22の内側縁のうち、室内側R2の先後に沿ってなる作動部23が後端部18と係合する。
ラック21の内端部24は開き戸2の室内側面2aに取り付けられてなる座26の内部に挿入されてなり、一方、ラック21の外端部25は開き戸2の室外側面2bに取り付けられてなる座27の内部に挿入されてなる。
座26,27には、それぞれ取手3a,3bが取り付けられてなる。取手3a,3bはプッシュプル型であり、本実施の形態において、取手3aは押し型、取手3bは引き型である。なお、取手3a,3bはプッシュプル型に限定されるものではなく、上下回動動作により開扉を行うハンドル型であってもよく、また、ドアノブ型やその他のタイプの取手であってもよい。
取手3a,3bは、持ち手部分30の錠ケース6の内側方向に、それぞれ座26,27の内部に挿入されてなる作用部材31,32が連結されてなる。作用部材31,32は、先後に幅広に構成されてなり、それぞれ座26,27に対して、作用部材31,32の上下に突出してなる回動軸33,34によって固定されてなる。回動軸33,34の周面には巻き付きバネ35,36が取り付けられてなることによって、取手3a,3bを閉扉状態の初期位置から押し引きした後に、持ち手部分30から手を放すと初期位置に巻き付きバネ35,36の付勢力によって自動的に戻るように構成されてなる。
作用部材31の後方には、上方に突設されてなる柱体37が設けられてなり、柱体37の外周面はラック21の内端部24の室内側外縁38に当接されてなる。取手3aを押し込むと、回動軸33を回動中心として作用部材31の後方部分が押し込まれるように回動し、柱体37がラック21の内端部24を開扉方向X1に押し込む。このとき、ラック21の作動部23と係合するテコ杆8の後端部18に対して、開扉方向X1に移動させる力を与える。後端部18が開扉方向X1に移動すると、テコ杆8は、軸17を回動中心として回動し、先端部8aを閉扉方向X2に向かって移動させる。
作用部材32の後方には、上方に突設されてなる柱体39が設けられてなる。柱体39は、ラック21の外端部25において上下方向に貫通されてなる引掛け孔40に挿通されてなる。柱体39の外周面は引掛け孔40の内縁41に当接されてなる。取手3bを引くと、回動軸34を回動中心として作用部材32の後方部分が引き出されるように回動し、柱体39がラック21の外端部25を開扉方向X1に引き動かす。このとき、ラック21の作動部23と係合するテコ杆8の後端部18に対して、開扉方向X1に移動させる力を与える。後端部18が開扉方向X1に移動すると、テコ杆8は、軸17を回動中心として回動し、先端部8aを閉扉方向X2に向かって移動させる。
閉扉方向X2に向かって移動する先端部8aは、奥端面15が、開き戸2の閉扉状態において、孔7の内外方向Xの幅の中間位置に対応する位置に配置されてなることにより、テコ杆受け12の切欠き14内において奥端に向かって移動する中途から奥端面15に当接する。奥端面15に当接した先端部8aは、反力によって開き戸2に対して開扉を補助する押圧力を開扉方向X1に与える。そして、先端部8aが、孔7の内外方向Xに対して閉扉方向X2へのさらなる移動を行うことによって、開き戸2を開扉させる。なお、テコ杆8は、取手3a,3bから手を放すと、テコ18から下方に突出した突出部8bに巻回された戻しバネ17aの作用により、図4に示すテコ杆収容ケース16の開扉方向側である初期位置に自動的に戻る。
次に、反転ラッチ10について説明する。反転ラッチ10は、錠ケース6の戸先面5のラッチ孔9から出没可能であると共に、内外方向に反転可能に構成されてなる。図6に示すように、閉扉状態においては、反転ラッチ10は、反転ロック機構42によって上下から挟持されており、反転ラッチ10の反転が規制されてなる。ここで、反転ラッチ10は、錠ケース6の内部に設けられたラッチケース43に収容されてなる。ラッチケース43は、反転ラッチ10よりも先後方向に長いラッチ収容空間43aを備えており、反転ラッチ10が没入する際には、図9に示すように、後方のラッチ収容空間43aまで入り込むことができる。
反転ロック機構42は、ラッチケース43を上下方向から挟み込むことができる屈曲アーム44,45を備えてなる。屈曲アーム44,45は、ラッチケース43の後方で互いに上下に開閉することができるように係合部46において係合されてなる。屈曲アーム44,45は、それぞれ上下に対して回動可能に屈曲部において開閉回動軸47,48によって錠ケース6と軸支されてなる。また、屈曲アーム44,45の先端部は反転ラッチ10に向かって突出して形成され、先端が反転ラッチ10を固定する挟持爪49,50に形成されてなる。
ラッチケース43の上下端面には反転ロック機構42が閉塞した際に、挟持爪49,50がラッチケース43内に進入して、反転ラッチ10の上端面及び下端面に係合できるように開口51,52が形成されてなる。
反転ロック機構42は、開き戸2が閉扉状態においては屈曲アーム44,45が互いに狭窄する方向に閉じて反転ラッチ10を上下から固定し、反転ラッチ10の反転動作を規制する。
テコ杆8の上面には、嵌合穴54,55が形成されてなる。テコ杆8には、板状部材56が、その下面に設けられた嵌合凸部57,58を嵌合穴54,55に嵌め込むことによって取り付けられてなる。板状部材56の後端は上方に屈曲してラッチ解除片59が形成されてなる。板状部材56は、テコ杆8の動作と共に回動動作することにより、ラッチ規制解除片59を内外方向Xに往復動作させることができる。
また、下側の屈曲アーム45の後端部には規制解除部53が形成されてなり、テコ杆8の開扉時の回動動作に伴ってラッチ解除片59に当接しながら徐々に押し上げられる。規制解除部53が押上げられると、屈曲アーム45の挟持爪50が下方に開くと共に、開閉回動軸48から上方に突出してなる係合押し片46bが屈曲アーム44の開閉回動軸47から下方に突出してなる係合受け片46aを戸先方向に押し動かす。
係合押し片46bからの押圧力を受けて係合受け片46aが戸先方向に動くと、屈曲アーム44が開閉回動軸47を回動中心として回動し、図7に示すように挟持爪49を上方に開く。
すなわち、開き戸2を開くために閉扉状態から取手3a,3bのいずれかを操作すると、テコ杆8が回動動作しながら規制解除部53を上に押し上げることによって反転ロック機構が上下に開き(図7)、図8に示すように反転ラッチ10を解放し、更に図5に示すようにテコ杆8aが受部材11の奥端面15を押す。
反転ラッチ10は、反転ロック機構42による規制が解除されると、開扉動作に伴ってラッチ受け13の開扉方向の端縁に開扉時反転面10aを当接させながら反転すると共に、ラッチ収容空間43a内に没入することで開き戸2の開扉規制を解除する。これにより、開き戸2は開扉される。なお、開き戸2が開扉すると、反転ラッチ10は押し出しバネ10cの作用により自動的にラッチ孔9から突出する。また、反転ロック機構42は、取手3a,3bから手を放すと、開閉回動軸48の周面に巻回された閉塞バネ60の作用により、屈曲アーム44,45が反転ラッチ10を挟持可能な図6に示す狭窄位置まで自動的に戻る。なお反転ラッチ10は、反転ロック機構42によってラッチ収容空間43aへの没入は規制されていないので、開き戸2が閉扉する際には、戸枠Fに対して内外方向Xに傾斜している閉扉時反転面10bを当接させながらラッチ収容空間43a内に没入することで閉扉動作を完了することができる。閉扉動作が完了すると、反転ラッチ10は、押し出しバネ10bの作用により、再びラッチ孔9から突出し、ラッチ受け13内に嵌入される。
また、閉扉時においてテコ杆8の先端部8aは、戸枠F及び受部材11と干渉することなく切欠き14からテコ杆受け12の内部に収容されるため、先端部8aが閉扉動作に支障を生ずることはない。
なお、開力軽減錠1は、錠ケース6を上下逆向きとすることで、テコ杆8と、反転ラッチ10及び反転ロック機構42との位置を上下逆向きに配置した状態で使用することもできる。錠ケース6を上下逆向きにも使用することができることで、開き戸2が勝手違いとなるような場合であっても、錠ケース6の内部構造を変更することなく、いずれの開き戸にも取り付けて使用することができる。また、錠ケース6を上下逆向きに使用する場合には、受部材11におけるラッチ受け13とテコ杆受け12との上下位置も、合わせて逆に配置して使用することができることはいうまでもない。
さらに、取手3a,3bも、開き戸2が本実施の形態の場合とは勝手違いとなる場合などには、必要に応じて開き戸2に対する取付け面、及び取付け位置を適宜変更することが可能である。この場合、ラック21の取付けの向きも反転させるなど、配置を変更してテコ杆8がテコ杆受け12に対して開力軽減効果を発揮して適正に動作できるように対応させることができる。
1 開力軽減錠
2 開き戸
3 取手
6 錠ケース
7 孔
8 テコ杆
10 反転ラッチ
12 テコ杆受け
14 切欠き
15 奥端面
17 軸
21 ラック
23 作動部
42 反転ロック機構

Claims (4)

  1. 扉によって離隔される空間の内外方向に開扉可能な開き戸に取り付け可能な開力軽減錠であって、
    前記開き戸内に設置可能な錠ケースと、
    前記錠ケースの戸先面に形成された孔から先端部が突出してなり、先後方向に長細なテコ杆と、
    前記テコ杆の中心部を軸着してなる軸と、
    前記テコ杆の後端部と係合してなる作動部を有すると共に、前記錠ケースを内外方向に沿って配置されてなる棒体状のラックと、を備え、
    前記ラックの端部が内外方向に押し引きされることによって、前記作動部を介して前記テコ杆の後端部を内外方向に作動させ、
    前記テコ杆の後端部が前記作動部から受ける力によって、前記軸を軸中心として、前記先端部の内外方向に対する往復動作が可能である
    ことを特徴とする開力軽減錠。
  2. 前記ラックと連動し、前記開き戸の内面及び外面に設けられてなる取手
    を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の開力軽減錠。
  3. 戸枠の前記錠ケースの孔と対向する位置に、開扉方向に向かって切欠いてなる切欠きと、前記切欠きの閉扉方向の奥端が戸先面に対して略垂直な奥端面とを有してなるテコ杆受けを備え、
    前記奥端面が、閉扉状態において、前記孔の内外方向の幅の中間位置に対応する位置に配置されてなる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の開力軽減錠。
  4. 前記錠ケースの戸先面から出没可能であると共に、内外方向に反転可能な反転ラッチと、
    前記反転ラッチの反転を規制する反転ロック機構と、
    前記反転ロック機構の一部を構成し、前記作動部に連動して規制を解除する規制解除部と、を備え、
    前記反転ロック機構による規制が解除されると、前記反転ラッチは開扉動作に伴ってラッチ受けに当接して反転すると共に、前記錠ケース内に没入することで開扉規制を解除する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の開力軽減錠。
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