JP2021075046A - 壁紙糊付機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 糊付機本体の長手方向にスライド可能とされることにより、スリッターの切断位置に合わせてクロスカットテープを移動させることができるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得る。【解決手段】 糊桶内の糊を糊付けローラにより壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、クロスカットテープホルダーが、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされているもの。【選択図】 図3
Description
本発明は、室内壁面等に貼付されるシート状壁装材(以下、「クロス」とも記す)を糊付機本体の後面から引き入れつつ、その裏面に連続的に糊を塗布する壁紙糊付機に関し、特に、糊付されたクロスの側部に貼着されるクロスカットテープに関して、小型の糊付機本体でもクロスカットテープのロールをセットしたまま脚部を折り畳むことができる壁紙糊付機に関するものである。
現在、建築物の内装施工における壁装材の室内壁面への貼付は、内装作業現場で専用の壁紙糊付機を用いてシート状の壁装材に連続的に糊を塗布しながら行うのが一般的となっている。この壁紙糊付機の一般的な構成としては、内部に複数のローラが配置された上部構体及び下部構体から主に構成される糊付機本体を脚部に支持された台座上に載置し、上下構体の間に挟み込んだクロスをローラで搬送しながら糊タンク内に軸支されている糊上げローラで糊タンクから糊をすくい上げて糊付けローラに転写し、この糊付けローラによりクロス裏面に塗付するものである。
壁紙糊付機には手動式と自動式とがあり、具体的な構成の一例としては、下部構体上に原反ロールから繰り出したクロスを先端部が本体前面に垂れる状態で載置して上部構体を閉じ、下部構体と上部構体との所定ローラ間にクロスを挟み込んだ状態としておく。手動式壁紙糊付機ではクロス先端を作業者が手で持って前方へ引っ張ることによりローラの一部を追従回転させると共に他のローラをギアを介して連動回転させる。自動式壁紙糊付機では所定のローラの軸を電動モータ等の駆動源に連結して回転させることによって他のローラもギアを介して連動回転するものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図8は従来の自動壁紙糊付機の内部構成を示す説明図である。図に示す通り、糊付機本体110を構成する上部構体140内には、クロスを糊付機本体内に後部側から取り込むためのピンチローラを構成する上ピンチローラ141と、クロスCに糊付機本体の前部方向への送り出し張力を付与するためのドライブローラ143と、これら上ピンチローラ141とドライブローラ143との間でクロスCを上から押さえてクロスCの移動に追従回転する押さえローラ142とが、互いに所定間隔で平行に配列されるように、それぞれ上部構体140の側板に軸支されている。
また、同じく本体110を構成する下部構体130内には、上ピンチローラ141と対になってピンチローラを構成する下ピンチローラ132と、糊桶150内の糊液をクロス裏面に塗布する糊付けローラ131と、糊付けローラ131に接して糊量を調節するドクターローラ133と、ドライブローラ143と共にクロスに適度な張力を与えて前部方向へ送り出す均しローラ134とが、互いに所定間隔を隔てて平行に配列されるように、下部構体130の側板に軸支されている。また、糊上げローラ151は、糊桶150の内部両側面に軸支されて糊桶150内の糊液を糊付けローラ131に転写する。
通常、これら複数のローラの内、下部構体130内に配列されたものは全てギアを介して連動するものである。一方、上部構体140内に配列されたものは、ドライブローラ143がギアを介して下部構体130のギア系と連動するものであり、上ピンチローラ141及び押さえローラ142は、他のローラの回転駆動によって後方から前方へ搬送されていくクロスCに当接して表面摩擦によって追従回転するものである。
このような構成の壁紙糊付機を用いた糊付け作業においては、まず、下部構体130に対して上部構体140を開いた状態とし、糊付機本体110の後方に軸支されているクロス原反RからクロスCの先端を引き出し、2つのテンションバーを経て糊付機本体後部に取付けられたスリッター170を通してから、その先端が本体前面側に垂れるようにクロスを下ピンチローラ132、糊付けローラ131、均しローラ134の上に載せ、上部構体140を閉じ、クロスの挟み込み状態を得る。糊付機本体110の前面下方には、上辺部に側方に突設された掛止片を糊付機本体の両側部を支持する両脚部間に掛け渡して、前方向に傾斜されたクロス受け板180が設置される。
このようにクロスCがセットされた状態において、駆動モータを搭載した駆動制御装置(図示せず)によって駆動され、ギアを介して糊上げローラ151が糊桶内の糊をすくい上げつつ、糊付けローラ131へ糊を転写する。糊付けローラ131の表面へ転写された糊は、ドクターローラ133で所定量に調整されたのち、押さえローラ142を経て糊付けローラ131の頭頂部に送られてくるクロスの裏面に転写塗布される。
糊付けされたクロスCは、その後ドライブローラ143と均しローラ134とによって張力を与えられた状態で牽引され、均しローラ134による糊面の均しが行われ、裏面に糊付けされたクロスCが本体前面に送り出されてくる。この際に、「重ね切り」施工法を行う際に必要な「養生テープ」や「下敷きテープ」とも呼ばれるクロスカットテープのロール189の軸心に芯棒が配され、糊付機本体の下部に装着され、クロスCの一側辺又は両側辺に積層される。
近年は小回りのきく小型車輌に搭載できる小型の壁紙糊付機が人気である。その一方で、最近のクロスカットテープは、巻きの長いものが主流になってきており大型化してきている。そのため、小型の壁紙糊付機の場合、脚部の幅が狭く、折り畳み運搬の際、取り外し、使用時にはまた取付ける必要があった。前述のように芯棒にテープのロールの軸心を配するものでは、ロールの脱着には壁紙糊付機の側部から中央方向に延設して取付けられた芯棒へテープの軸心に配する際に、テープ自体が解けて芯棒から外れることが無いように一対の側板で挟む必要があるため、装着・移動等の取扱いが面倒であった。
また、このクロスカットテープは60mm、50mm、45mm、38mm、35mm、25mmのように種々の幅を有するものが市販されており、異なる幅のテープを良好に貼着させるための位置合わせが必要であり、前述の通り、一対の側板で挟んだ状態でのクロスカットテープの取扱いが面倒であった。
本発明は、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされることにより、スリッターの切断位置に合わせてクロスカットテープを移動させることができるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることを目的とする。また、クロスカットテープを取り外すことなく、セットしたまま脚部を折り畳んだ状態で小型車輌に搭載できるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることを目的とする。更に、種々の幅のクロスカットテープについても、ワンタッチで確実に保持することができるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることを目的とする。また、スライドして確実にガイドすることが可能なテープガイドを備えた壁紙糊付機を得ることを目的とする。
請求項1に記載された発明に係る壁紙糊付機は、連動して回転駆動される複数のローラによって、シート状壁装材を本体後部から所定の経路に沿って移動させつつ、糊桶内の糊を糊付けローラにより前記壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープホルダーが、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とするものである。
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープホルダーが、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とするものである。
請求項2に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項1に記載のクロスカットテープホルダーが、
前記糊付機本体の短手方向に渡された取付板と、
前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する軸部を対向する位置に備えた前記ロールを吊下する一対の吊下部材とを備え、
前記取付板が、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とするものである。
前記糊付機本体の短手方向に渡された取付板と、
前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する軸部を対向する位置に備えた前記ロールを吊下する一対の吊下部材とを備え、
前記取付板が、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項2に記載の取付板が、前記糊付機本体の下部を支える台座部の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項1〜3の何れか1項に記載のクロスカットテープホルダーが、
前記取付板の下面側及び前記一対の吊下部材の上面側に回転可能に取付けられた回転部を更に備え、
前記回転部は、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記糊付機本体の短手方向に平行となる糊付位置と、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記脚部の折り畳み過程中に触れない前記糊付機本体の長手方向に平行となる折り畳み位置とに切り替え可能に回転するものであることを特徴とするものである。
前記取付板の下面側及び前記一対の吊下部材の上面側に回転可能に取付けられた回転部を更に備え、
前記回転部は、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記糊付機本体の短手方向に平行となる糊付位置と、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記脚部の折り畳み過程中に触れない前記糊付機本体の長手方向に平行となる折り畳み位置とに切り替え可能に回転するものであることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項2〜4の何れか1項に記載のクロスカットテープホルダーの一対の吊下部材の対向する位置に備えた軸部に装着される前記軸部の径よりも大きな径を有するアダプターを介して前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支することを特徴とするものである。
請求項6に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項2〜4の何れか1項に記載のクロスカットテープホルダーの一対の吊下部材の対向する位置の各々に穿設された貫通孔に対向して装着される一対の保持部が、前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支するものであり、
前記保持部が、前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部の口径に合わせた2種類の直径の部材同士を着脱可能に一体化して形成されていることを特徴とするものである。
前記保持部が、前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部の口径に合わせた2種類の直径の部材同士を着脱可能に一体化して形成されていることを特徴とするものである。
請求項7に記載された発明に係る壁紙糊付機は、請求項2〜6の何れか1項に記載のクロスカットテープホルダーの一対の吊下部材は、その対向距離が、変更可能に前記回転部の下面側に取付けられることを特徴とするものである。
請求項8に記載された発明に係る壁紙糊付機は、連動して回転駆動される複数のローラによって、シート状壁装材を本体後部から所定の経路に沿って移動させつつ、糊桶内の糊を糊付けローラにより前記壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープのロールから解けたテープの両側辺をガイドするテープガイドを前記糊付機本体又は前記台座部の前面に備え、
前記テープガイドが、
前記糊付機本体又は前記台座部の前面に引っ掛けられるフック片部と、このフック片部に対してスライド可能に保持されるスライド片部とを備え、
前記フック片部の前記糊付機本体長手方向の一側部に形成された前記クロスカットテープの一側辺をガイドするガイド片と、
前記スライド片部の前記フック部片のガイド片に対向する位置に形成された前記クロスカットテープの他側辺をガイドするガイド片とを備えたことを特徴とするものである。
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープのロールから解けたテープの両側辺をガイドするテープガイドを前記糊付機本体又は前記台座部の前面に備え、
前記テープガイドが、
前記糊付機本体又は前記台座部の前面に引っ掛けられるフック片部と、このフック片部に対してスライド可能に保持されるスライド片部とを備え、
前記フック片部の前記糊付機本体長手方向の一側部に形成された前記クロスカットテープの一側辺をガイドするガイド片と、
前記スライド片部の前記フック部片のガイド片に対向する位置に形成された前記クロスカットテープの他側辺をガイドするガイド片とを備えたことを特徴とするものである。
本発明は、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされることにより、スリッターの切断位置に合わせてクロスカットテープを貼着させることができるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。また、クロスカットテープを取り外すことなく、セットしたまま脚部を折り畳んだ状態で小型車輌に搭載できるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。更に、種々の幅のクロスカットテープについても、ワンタッチで確実に保持することができるクロスカットテープホルダーを備えた壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。また、スライドして確実にガイドすることが可能なテープガイドを備えた壁紙糊付機を得ることができるという効果がある。
本発明においては、連動して回転駆動される複数のローラによって、シート状壁装材を本体後部から所定の経路に沿って移動させつつ、糊桶内の糊を糊付けローラにより壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、クロスカットテープホルダーが、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされているものである。これにより、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされることにより、スリッターの切断位置にスライドさせてクロスカットテープを貼着させることができる。
即ち、1つのクロスカットテープを保持するクロスカットテープホルダーを糊付機本体の長手方向にスライド可能として配置することにより、従来の芯棒にクロスカットテープのロールの軸心を配するものでは、テープ自体が解けて芯棒から外れることが無いように一対の側板で挟む必要がある。このため、取り扱いが面倒であったが、クロスカットテープホルダー自体を糊付機本体の長手方向にスライド可能としたため、テープが解けることなく、操作が容易となり、更に、種々の工夫か可能となった。
即ち、クロスカットテープホルダーとしては、好ましくは、糊付機本体の短手方向に渡された取付板と、この取付板の下面側に回転可能に取付けられた回転部と、この回転部の下面側に取付けられたクロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する軸部を対向する位置に備えたロールを吊下する一対の吊下部材とを備え、回転部は、クロスカットテープのロールの捲回方向が糊付機本体の短手方向に平行となる糊付位置と、クロスカットテープのロールの捲回方向が脚部の折り畳み過程中に触れない糊付機本体の長手方向に平行となる折り畳み位置とに切り替え可能に回転するものである。これにより、クロスカットテープを取り外すことなく、セットしたまま脚部を折り畳んだ状態で小型車輌に搭載できる利点を奏する。
このため、小回りのきく小型車輌に搭載できる小型の壁紙糊付機でも、一日に数件の内装施工現場を回ることも容易となる。即ち、クロスカットテープのロールを保持するホルダーを回転させることにより、脚部を折り畳む際にテープのロールが脚部に当たらないように回転させることにより、クロスカットテープを取り外すことなく、セットしたまま脚部を折り畳んだ状態で小型車輌に搭載できる利点が得られる。
本発明の壁紙糊付機のクロスカットテープホルダーでは、糊付機本体の短手方向に渡された取付板と、この取付板の下面側に回転可能に取付けられた回転部と、この回転部の下面側に取付けられた前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する軸部を対向する位置に備えたロールを吊下する一対の吊下部材とを備えるものであればよく、これにより、クロスカットテープのロールが壁紙糊付機の下部に軸支される。
尚、回転部の下面側に一対の吊下部材でクロスカットテープのロールを吊下するため、ロールの上部には、回転部が存在している。このため、従来のようなクロスカットテープのロールをロールの軸心に合致した芯棒で糊付機本体の下部に取付けるものに比べて、風等でテープがほつれることが無く取扱いに利点がある。
現在、市販されているクロスカットテープの円筒状の軸芯孔部については、38mmが主流であり、25mmもある。これら2つの種類の内径のテープに合わせて、アダプターの着脱で2つの径のテープを保持する工夫を行ってもよい。好ましい態様としては、クロスカットテープホルダーの一対の吊下部材の対向する位置に備えた軸部に装着される軸部の径よりも大きな径を有するアダプターを介してクロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する。
即ち、一対の吊下部材の対向する位置に備えた軸部の径を25mmのテープの軸芯の内径が装着される大きさとし、アダプターの径を38mmのテープの芯の径が装着される大きさとすることにより、2つの種類の径のテープを使用することができる。尚、他の径のテープが発売された際には、25mm以上であれば、別のアダプターを用いることにより、新たな径のテープを使用することができる。また、25mmよりも小さい径のテープが発売された際には、吊下部材の軸部の径自体を小さくし、25mmのテープを保持可能なアダプターと、38mmのテープを保持可能なアダプターとを備えることにより、対応することができる。
また、前述の通り、市販されているクロスカットテープの幅についても、60mm、50mm、45mm、38mm、35mm、25mmのように種々の幅のものがある。これら種々の幅をワンタッチでアジャストできるようにしてもよい。即ち、好ましい態様としては、クロスカットテープホルダーの一対の吊下部材間の距離が、それぞれの幅に変更可能とされているものである。
より具体的には、後述する実施例に示す通り、吊下部材の回転部としての回転部材の側には、吊下部材の落下防止のためにT字状の係止片が形成され、回転部材にはこのT字状の係止片を保持するレール状の溝が形成されている。吊下部材のT字状の係止片の両側には、スリット溝を介して回転部材のレール状の溝の両外側に形成された両壁部に対向して形成された掛止溝に掛止される一対の掛止片が形成されている。
各々の吊下部材の一対の掛止片の外側には、各々つまみ片が形成され、つまみ片同士を内側方向につまむことにより、一対の掛止片が掛止溝から外れることになり、回転部材の両壁部に沿って移動可能となる。掛止溝は60mm、50mm、45mm、38mm、35mm、25mm幅をワンタッチで選択できるように7つのスリット溝が形成されている。
本発明においては、好ましくは、スリッターで所定の幅にクロスをカットした状態で糊付され、この糊付されたクロスの側部の糊付面にクロスカットテープを貼着させつつ内装壁の高さに相当する長さまで糊付されるため、好ましい態様としては、クロスカットテープホルダーが、糊付機本体の長手方向にスライド可能とされることにより、スリッターの切断位置に合わせてクロスカットテープを貼着させることができる。
より具体的には、後述する実施例に示す通り、糊付機本体の下部を支える台座部の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架された取付板により、保持されるため、スリッターの切断位置に合わせてクロスカットテープを貼着させることができる。
また、別の発明の壁紙糊付機においては、クロスカットテープの解けたテープの両側部をガイドするテープガイドを糊付機本体又は台座部の前面に備え、テープガイドが、糊付機本体又は台座部の前面に引っ掛けるフック片部と、このフック片部に対してスライド可能に保持されるスライド片部とを備え、フック片部の糊付機本体長手方向の一側部に形成されたクロスカットテープの一側部をガイドするガイド片と、スライド片部のフック部片のガイド片に対向する位置に形成されたクロスカットテープの他側部をガイドするガイド片とを備えるため、種々の幅のクロスカットテープについても、スライドして確実にガイドすることが可能となる。
1.自動壁紙糊付機の全体構成
図1は本発明の自動壁紙糊付機の一実施例の正面図である。図2は図1の自動壁紙糊付機の一部の断面を含む側面図である。図3は図1の自動壁紙糊付機の本体部の側方断面図である。図1〜3に示す通り、本実施例の自動壁紙糊付機は、糊付機本体1と、この糊付機本体1を載置する台座部15と、糊付機本体1を所定高さで支持するために台座部15の左右両端下部にそれぞれ前後に二本一対で配される前脚21と後脚22とで構成される脚部2とを備える。
図1は本発明の自動壁紙糊付機の一実施例の正面図である。図2は図1の自動壁紙糊付機の一部の断面を含む側面図である。図3は図1の自動壁紙糊付機の本体部の側方断面図である。図1〜3に示す通り、本実施例の自動壁紙糊付機は、糊付機本体1と、この糊付機本体1を載置する台座部15と、糊付機本体1を所定高さで支持するために台座部15の左右両端下部にそれぞれ前後に二本一対で配される前脚21と後脚22とで構成される脚部2とを備える。
本体1と台座部15とは、糊付機本体1の両側壁下方の2箇所のフックに各々掛止されるパチン錠16で固定される。台座部15と一対の脚部2とには、左右の脚部2同士が対向するように折りたたみ可能な折りたたみ機構が備わっており、台座部15と脚部2との折りたたみ部位にはカバー23が形成されている。尚、このカバー23の最下部は折りたたみ時に接地する接地部24が形成されている。
糊付機本体1は、糊桶5を主とする下部構体3とその上に開閉可能に載置される上部構体4とによって構成される。一方の側板11の下部構体3にはコントローラ6が装着され、下部構体3の後面側には着脱可能なスリッター7が配され、上部構体4はこの下部構体3の上部を覆うように配されている。
コントローラ6内の駆動源(図示せず)の駆動軸による糊付けローラ31の回転に伴って、ギアを介して回転運動が伝達された他のローラも回転し、上下部構体4、3間に挟み込まれているロールRから一端が解けたクロスCを後方から前方へ搬送し、その途中で糊付けローラ31上を搬送される際に糊桶5から引き上げられた糊がクロス裏面に転写塗布される。
この糊付けローラ31は、下部構体3の左右両側壁面の軸支板に軸支され、できるだけ糊桶5内に沈む下方位置の配置となるように構成されている。また、糊桶5内の糊は糊付けローラ31に当接する糊上げローラ51によって行われ、糊上げローラ51は糊桶5の両側側面に中心より後面側寄りの位置で軸支され、糊桶5内の糊を回転によって掻き上げて糊付けローラ31に転写する。
糊付けローラ31は、糊付機本体1に着脱自在に取付けられる駆動源である電動モータを備えたコントローラ6の駆動軸に連結されている。糊付けローラ31の回転軸は、下部構体3に配置される下ピンチローラ32、ドクターローラ33、均しローラ34及び上部構体4に配置される検尺ローラとして用いられる上ピンチローラ41、押さえローラ42、ドライブローラ43のうちの所定ローラの回転軸とギアを介して連動される。
均しローラ34には、図3に示す通り、均しローラ34を介して送られて来る糊付済のクロスCを糊付機本体1の前面に案内するための複数個のツメがスペーサ部材によって、長手方向にほぼ均等に取付けられている。
尚、壁紙糊付機の両側部には、ドクターローラ33の回動軸に偏心して固定された偏心ギアを駆動するレバーを備え、このレバーにより偏心ギアによって保持されたドクターローラ33の軸端が糊付けローラ31と相対移動され、ドクターローラ33と糊付けローラ31との相対間隔が変化して、糊付けローラ31に付着する糊量を調整できるようになっている。
左右一対の脚部2には、クロス受けブラケット25が回動自在に配されており、クロス受けブラケット25の先端部には、原反ロールRの中心に通されたクロス芯棒26が軸支されている。
原反ロールRから繰り出される壁装材(クロス)Cは、スリッター7の下方に設置された第1テンションバー61と、後脚22に設置された第2テンションバー62とで曲折されながら、スリッター7に搬送され、クロスCの両側部が切断される。糊付機本体1の糊付ロールで糊を裏面に塗布したクロスは糊付機本体1の下方に配置されたクロスカットテープロールからテープが解かれ、糊付機本体1の前面に設置されたクロスカットテープホルダー80を介してクロスCの側部の裏面に貼り付けられて前面から図示しないクロス受け板上に排出される。
脚部の第2テンションバー62の装着は、図3に示す通り、後方に向かって斜め下方に形成されたU字溝とその中央に突設された案内突条とが形成された脚部テンションバー保持部27が後脚22の対向する各々の位置に形成されており、脚部の第2テンションバー62の両端に形成された案内溝(図示せず)を案内突条に嵌挿して装着する。この第2テンションバー62により、良好なテンションをかけることが可能となる。
スリッター7は、糊付機本体1の下部構体3の下部フレームの上部の後壁面に開口された装着開口部内に装着される。スリッター7は後背面の中央部にガイド面部72が配され、そのガイド面部72の両端部には高速回転する1枚の回転刃とこれを駆動するモータとを内部に備えたカッターボックスセット71が各々の両端方向に摺動可能に配される。
スリッター7のガイド面部72側には、このガイド面部72上を搬送されるクロスをガイド面部72に押し付けるテンションバー74を支持するテンションバー支持具73をスリッターの側壁に備える。このテンションバー支持具73は、一端部にテンションバー74が取付けられ、他端部にテンションバーの押し付け位置と解除位置との間を揺動する支点(図示せず)を備える。
2.クロスカットテープホルダー1
図4は図1の自動壁紙糊付機の本体部の裏面に取付けられたクロスカットテープホルダーの斜視図であり、a図は糊付時位置の状態、b図は脚部を折り畳んだ際の状態を示す。図5は図4のクロスカットテープホルダーの構成図である。糊付機本体1の下面には、クロスカットテープのロール89を保持するクロスカットテープホルダー80を糊付機本体1の長手方向の両側部に備えている。
図4は図1の自動壁紙糊付機の本体部の裏面に取付けられたクロスカットテープホルダーの斜視図であり、a図は糊付時位置の状態、b図は脚部を折り畳んだ際の状態を示す。図5は図4のクロスカットテープホルダーの構成図である。糊付機本体1の下面には、クロスカットテープのロール89を保持するクロスカットテープホルダー80を糊付機本体1の長手方向の両側部に備えている。
より具体的には、クロスカットテープホルダー80は、糊付機本体1の下部を支える台座部15の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架された取付板81と、この取付板81の下面側に少なくとも90度回転可能に取付けられた回転部としての回転部材82と、この回転部材82の下面側に取付けられたクロスカットテープのロール89の円筒状の軸芯孔部を両側から軸支してロール89を吊下する一対の吊下部材83とを備える。
尚、クロスカットテープのロール89の円筒状の軸芯孔部については、内径38mmが主流であり、内径25mmのものもある。これら2つの軸芯孔部のテープに合わせて、アダプター84の着脱で2つの径のテープを保持する。即ち、吊下部材83には、25mmの軸芯孔部に対して、両側から軸支してロール89を保持して吊下する円筒状の保持部85が形成されており、38mmの軸芯孔部に挿着して保持可能なアダプター84を保持部85に挿着して対応する。
また、回転部材82と吊下部材83とには、一対の吊下部材83間の距離が変更可能とされている。詳しくは、吊下部材83の回転部材82側には、吊下部材83の落下防止のためにT字状の係止片86が形成され、回転部材82にはこのT字状の係止片86を保持するレール状の溝が形成されている。吊下部材83のT字状の係止片86の両側には、スリット溝を介して回転部材82のレール状の溝の両外側に形成された両壁部に対向して形成された掛止溝87に掛止される一対の掛止片が形成されている。
各々の吊下部材83の一対の掛止片の外側には、つまみ片88が形成され、つまみ片88同士を内側方向につまむことにより、一対の掛止片が掛止溝87から外れることになり、回転部材82の両壁部に沿って移動可能となる。掛止溝87は60mm、50mm、45mm、38mm、35mm、25mm幅をワンタッチで選択できるように7つのスリット溝が形成されている。
3.クロスカットテープホルダー2
図6は別のクロスカットテープホルダーの説明図であり、a図は分解斜視図であり、b図は一方の吊下部材及び保持部の斜視図であり、c図はb図の分解斜視図である。本実施例のクロスカットテープホルダー90は、図4に示したクロスカットテープホルダー80と同様に、糊付機本体1の下部を支える台座部15の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架された取付板91と、この取付板91の下面側に少なくとも90度回転可能に取付けられた回転部としての回転部材92と、この回転部材92の下面側に取付けられたクロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支してロールを吊下する一対の吊下部材93とを備える。
図6は別のクロスカットテープホルダーの説明図であり、a図は分解斜視図であり、b図は一方の吊下部材及び保持部の斜視図であり、c図はb図の分解斜視図である。本実施例のクロスカットテープホルダー90は、図4に示したクロスカットテープホルダー80と同様に、糊付機本体1の下部を支える台座部15の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架された取付板91と、この取付板91の下面側に少なくとも90度回転可能に取付けられた回転部としての回転部材92と、この回転部材92の下面側に取付けられたクロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支してロールを吊下する一対の吊下部材93とを備える。
取付板91と回転部材92とは、回転部材92の外周の一部の対向位置に沿った一対の周部材91aの内側にと回転部材92が装着され、一対の周部材91aに4本のネジを螺合することにより、ネジの頭部の縁部によって回転部材92が取付板91から落下しないように構成されている。
回転部材92と吊下部材93とについては、一対の吊下部材93間の距離が変更可能とされている。詳しくは、吊下部材93の回転部材92側には、吊下部材93の落下防止のためにT字状の係止片96が形成され、回転部材92にはこのT字状の係止片96を保持するレール状の溝が形成されている。吊下部材93のT字状の係止片96の両側には、スリット溝を介して回転部材92のレール状の溝の両外側に形成された両壁部に対向して形成された掛止溝97に掛止される一対の掛止片が形成されている。
また、クロスカットテープホルダー80と同様に、各々の吊下部材93の一対の掛止片の外側には、つまみ片98が形成され、つまみ片98同士を内側方向につまむことにより、一対の掛止片が掛止溝97から外れることになり、回転部材92の両壁部に沿って移動可能となる。掛止溝97は60mm、50mm、45mm、38mm、35mm、25mm幅をワンタッチで選択できるように7つのスリット溝が形成されている。
本実施例のクロスカットテープホルダー90でも、内径38mmと、内径25mmとの2種類の軸芯孔部のテープを保持可能なように、一対の吊下部材93の各々に保持部95を備える。保持部95は、内径25mmの軸芯孔部に装着される小アダプター94aと、内径38mmの軸芯孔部に装着される大アダプター94bとからなる。大アダプター94bの軸芯部が、小アダプター94aの管状の軸芯部に装着されて一体化し、保持部95となる。小アダプター94aと大アダプター94bとの軸芯部の先端部には、先端からフック部として拡径部に向かってテーパーが形成され、軸芯部の先端から各アダプター部に向かって均等に形成されたスリットが4列形成されている。
小アダプター94aと大アダプター94bとを一体化するには、大アダプター94bの軸芯部を小アダプター94aの管状の軸芯部内に装着する。この際に、大アダプター94bの軸芯部の先端のフック部が縮径しつつ小アダプター94aの軸芯部内に挿入され、大アダプター94bのアダプター部の内部に先端部が到達し、フック部が広がり、小アダプター94aと大アダプター94bとが一体化され、保持部95が形成される。
また、吊下部材93と保持部95との関係について説明する。吊下部材93の貫通孔93aには、その上方に分離用拡径貫通孔93bと連通されている。略半円状の貫通孔93aの周囲は縁取り部が形成され、その厚さは小アダプター94aのアダプター部とフック部との間の軸芯部の長さと合致している。従って、この貫通孔93aの位置では、小アダプター94aの軸芯部先端のフック部の取り外しはできない。
一方、略半円状の分離用拡径貫通孔93bの縁取り部は、表裏の各々に中央位置に向かって縮径するテーパーが形成されている。このテーパにより、この分離用拡径貫通孔93bの位置で小アダプター94aの軸芯部先端のフック部が進入する際、退出する際に縮径して、装着又は脱落することができる。
また、貫通孔93aと分離用拡径貫通孔93bとの間には、各々の貫通孔の外方に移動可能な可動片93cが存在し、分離用拡径貫通孔93bで装着された小アダプター94aを貫通孔93aに移動させたり、貫通孔93a位置の小アダプター94aを分離用拡径貫通孔93bに移動させ、その位置で係止することができる。尚、大アダプター94bの小アダプター94aへの装着は、貫通孔93a又は分離用拡径貫通孔93bの何れの位置でも可能である。
4.テープガイド
図7は図1の自動壁紙糊付機の正面にクロステープをガイドするクロステープのテープガイドの構成を示す説明図であり、a図はテープガイドを構成する2部材を示し、b図は2部材を組み合わせた状態を示す。図に示す通り、クロステープのテープガイド100は、糊付機本体1の前面に引っ掛けるフック片部101と、このフック片部101に対してスライド可能に保持されるスライド片部106とを備える。
図7は図1の自動壁紙糊付機の正面にクロステープをガイドするクロステープのテープガイドの構成を示す説明図であり、a図はテープガイドを構成する2部材を示し、b図は2部材を組み合わせた状態を示す。図に示す通り、クロステープのテープガイド100は、糊付機本体1の前面に引っ掛けるフック片部101と、このフック片部101に対してスライド可能に保持されるスライド片部106とを備える。
フック片部101は、略矩形の外形であり、その上辺には糊付機本体1の糊桶5の上縁に引っ掛けるフック部102と、この上辺に直交する一側辺にクロステープの一辺に接触するガイド部103とを備える。フック部102とガイド部103が形成された略矩形の板部104の中央にH型の切り孔105が形成されており、切り孔105の上下辺は板部104の表面よりも奥まった状態となっている。
スライド片部106のスライド片107がH型の切り孔105に進入し、その反対側のスライド片部106のガイド部108がフック片部101のガイド部103と任意の幅でクロステープを保持することができる。
1 …糊付機本体、
11 …側板、
15 …台座部、
16 …パチン錠、
2 …脚部、
21 …前脚、
22 …後脚、
23 …カバー、
24 …接地部、
25 …クロス受けブラケット、
26 …クロス芯棒、
27 …脚部テンションバー保持部、
3 …下部構体、
31 …糊付けローラ、
32 …下ピンチローラ、
33 …ドクターローラ、
34 …均しローラ、
4 …上部構体、
41 …上ピンチローラ、
42 …押さえローラ、
43 …ドライブローラ、
5 …糊桶、
51 …糊上げローラ、
6 …コントローラ、
61 …第1テンションバー、
62 …第2テンションバー、
7 …スリッター、
71 …カッターボックスセット、
72 …ガイド面部、
73 …テンションバー支持具、
74 …テンションバー、
80 …クロスカットテープホルダー、
81 …取付板、
82 …回転部材(回転部)、
83 …吊下部材、
84 …アダプター、
85 …保持部、
86 …T字状の係止片、
87 …掛止溝、
88 …つまみ片、
89 …クロスカットテープのロール、
90 …クロスカットテープホルダー、
91 …取付板、
91a…周部材、
92 …回転部、
93 …吊下部材、
93a…貫通孔、
93b…分離用拡径貫通孔、
93c…可動片、
94a…小アダプター、
94b…大アダプター、
95 …保持部、
96 …T字状の係止片、
97 …掛止溝、
98 …つまみ片、
100…テープガイド、
101…フック片部、
102…フック部、
103…ガイド部、
104…板部、
105…H型の切り孔、
106…スライド片部、
107…スライド片、
108…ガイド部、
R …原反ロール、
C …クロス、
11 …側板、
15 …台座部、
16 …パチン錠、
2 …脚部、
21 …前脚、
22 …後脚、
23 …カバー、
24 …接地部、
25 …クロス受けブラケット、
26 …クロス芯棒、
27 …脚部テンションバー保持部、
3 …下部構体、
31 …糊付けローラ、
32 …下ピンチローラ、
33 …ドクターローラ、
34 …均しローラ、
4 …上部構体、
41 …上ピンチローラ、
42 …押さえローラ、
43 …ドライブローラ、
5 …糊桶、
51 …糊上げローラ、
6 …コントローラ、
61 …第1テンションバー、
62 …第2テンションバー、
7 …スリッター、
71 …カッターボックスセット、
72 …ガイド面部、
73 …テンションバー支持具、
74 …テンションバー、
80 …クロスカットテープホルダー、
81 …取付板、
82 …回転部材(回転部)、
83 …吊下部材、
84 …アダプター、
85 …保持部、
86 …T字状の係止片、
87 …掛止溝、
88 …つまみ片、
89 …クロスカットテープのロール、
90 …クロスカットテープホルダー、
91 …取付板、
91a…周部材、
92 …回転部、
93 …吊下部材、
93a…貫通孔、
93b…分離用拡径貫通孔、
93c…可動片、
94a…小アダプター、
94b…大アダプター、
95 …保持部、
96 …T字状の係止片、
97 …掛止溝、
98 …つまみ片、
100…テープガイド、
101…フック片部、
102…フック部、
103…ガイド部、
104…板部、
105…H型の切り孔、
106…スライド片部、
107…スライド片、
108…ガイド部、
R …原反ロール、
C …クロス、
Claims (8)
- 連動して回転駆動される複数のローラによって、シート状壁装材を本体後部から所定の経路に沿って移動させつつ、糊桶内の糊を糊付けローラにより前記壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープホルダーが、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とする壁紙糊付機。 - 前記クロスカットテープホルダーが、
前記糊付機本体の短手方向に渡された取付板と、
前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支する軸部を対向する位置に備えた前記ロールを吊下する一対の吊下部材とを備え、
前記取付板が、前記糊付機本体の長手方向にスライド可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の壁紙糊付機。 - 前記取付板が、前記糊付機本体の下部を支える台座部の短手方向に対向された長手軸の対向する上縁部にスライド可能に横架されていることを特徴とする請求項2に記載の壁紙糊付機。
- 前記クロスカットテープホルダーが、
前記取付板の下面側及び前記一対の吊下部材の上面側に回転可能に取付けられた回転部を更に備え、
前記回転部は、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記糊付機本体の短手方向に平行となる糊付位置と、前記クロスカットテープのロールの捲回方向が前記脚部の折り畳み過程中に触れない前記糊付機本体の長手方向に平行となる折り畳み位置とに切り替え可能に回転するものであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の壁紙糊付機。 - 前記クロスカットテープホルダーの一対の吊下部材の対向する位置に備えた軸部に装着される前記軸部の径よりも大きな径を有するアダプターを介して前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の壁紙糊付機。
- 前記クロスカットテープホルダーの一対の吊下部材の対向する位置の各々に穿設された貫通孔に対向して装着される一対の保持部が、前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部を両側から軸支するものであり、
前記保持部が、前記クロスカットテープのロールの円筒状の軸芯孔部の口径に合わせた2種類の直径の部材同士を着脱可能に一体化して形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の壁紙糊付機。 - 前記クロスカットテープホルダーの一対の吊下部材は、その対向距離が、変更可能に前記回転部の下面側に取付けられることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載の壁紙糊付機。
- 連動して回転駆動される複数のローラによって、シート状壁装材を本体後部から所定の経路に沿って移動させつつ、糊桶内の糊を糊付けローラにより前記壁装材の裏面に連続的に塗布して、本体前面に排出する糊付機本体と、この糊付機本体の下部を支持する折り畳み可能な一対の脚部を備えた台座部とを備えた壁紙糊付機において、
糊付された壁装材の縁辺に沿って貼り付けて積層されるクロスカットテープのロールを前記糊付機本体の下部に軸支するクロスカットテープホルダーを備え、
前記クロスカットテープのロールから解けたテープの両側辺をガイドするテープガイドを前記糊付機本体又は前記台座部の前面に備え、
前記テープガイドが、
前記糊付機本体又は前記台座部の前面に引っ掛けられるフック片部と、このフック片部に対してスライド可能に保持されるスライド片部とを備え、
前記フック片部の前記糊付機本体長手方向の一側部に形成された前記クロスカットテープの一側辺をガイドするガイド片と、
前記スライド片部の前記フック部片のガイド片に対向する位置に形成された前記クロスカットテープの他側辺をガイドするガイド片とを備えたことを特徴とする壁紙糊付機。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019200755 | 2019-11-05 | ||
JP2019200755 | 2019-11-05 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2020162962A Pending JP2021075046A (ja) | 2019-11-05 | 2020-09-29 | 壁紙糊付機 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021075046A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113701659A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-11-26 | 广州大学 | 一种光纤光栅传感带的粘贴装置 |
CN114919323A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-19 | 重庆电子工程职业学院 | 一种贴墙纸用打胶机器人 |
-
2020
- 2020-09-29 JP JP2020162962A patent/JP2021075046A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113701659A (zh) * | 2021-09-14 | 2021-11-26 | 广州大学 | 一种光纤光栅传感带的粘贴装置 |
CN113701659B (zh) * | 2021-09-14 | 2023-04-25 | 广州大学 | 一种光纤光栅传感带的粘贴装置 |
CN114919323A (zh) * | 2022-05-12 | 2022-08-19 | 重庆电子工程职业学院 | 一种贴墙纸用打胶机器人 |
CN114919323B (zh) * | 2022-05-12 | 2023-05-02 | 重庆电子工程职业学院 | 一种贴墙纸用打胶机器人 |
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