JP2021064475A - 撚線導体 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮することなく、低圧縮率で撚線導体を真円状に近い断面形状に製造する技術を提供する。【解決手段】撚線導体1は、1層〜2層の外層と、外層の内側に設けた内層を有する。内層は、4本の内層線2を中心に配した第1内層11と、内層の外側に10本の内層線を配した第2内層12で形成する。外層は、4本の細径線3、細径線の径より太い2本の第1中径線4と、第1中径線の径より太い2本の第2中径線5と、第2中径線の径より太い4本の第3中径線6と、第3中径線の径より太い4本の太径線7を配した第1外層14を有する。内層線の径を、第2中径線の径より太く、かつ、第3中径線の径より細くし、第1外層において、第1中径線を周方向に離間して配し、第1中径線間に2本の細径線を離間して配し、2本の細径線間に2本の第3中径線を離間して配し、2本の第3中径線間に2本の太径線を離間して配し、2本の太径線間に1本の第2中径線を配する。【選択図】図1

Description

本発明は、撚線導体に関するものである。
従来、電線等に使用される撚線導体を構成する各々の素線は、一般的に、全ての断面円形の丸線で、かつ、同一径である。この素線は銅線が主として用いられ、その銅線に、錫、ニッケル、銀、などをメッキしたもの、或いは、アルミ、各種合金線が使用されている。
一般的に、図3に示すように、中心部に4本の素線101を配設して中心層102を構成し、この中心層102の外側に、10本の素線103を周方向に配設して第1内層104を設け、この第1内層104の外側に、16本の素線105を周方向に配設して外層106を設けた同心撚り配列に配列し、それを周方向に撚ることで形成された撚線導体110が知られ、この撚線導体110を構成する101、103、105、は全て同じ径の素線を用いて構成されている。
また、図4に示すように、上記撚線導体110と同様の中心層102と、第1内層104と、外層106を有するとともに、外層106の外側に、素線101、103、105の径と同じ径の素線111を22本配設した最外層112を設けた同心撚り配列に配列し、それを同一方向に撚ることで形成された撚線導体201が知られている。以下、この撚線導体110、201を従来技術1とする。
この撚線導体110、201は、それを構成する全ての素線101、103、105、111が、断面円形で、かつ、同一径で形成されていることから、この素線101、103、105、111で構成された撚線導体110、201の外周形状は、図3、図4に示すように、六角形状に近似した形状となり、丸形状に近似した形状とはならない。
一般的に、撚線導体110、201は、外周部に絶縁材を被覆した後に、電線等(被覆線)として使用される。被覆線の断面形状は、略真円形状であることが望まれている。一方、絶縁材は、耐圧特性の点から撚線導体の外周部に略均一に被覆されることが望ましい。また、資源の有効利用、被覆線の軽量化の観点から、撚線導体の断面形状は真円であることが望まれている。
特許文献1記載のように、断面円形で、かつ、全て同一径の素線を、一方向に撚りながら圧縮ダイスを通すことにより、撚線導体の断面形状を略真円とする方法が提案されている。この撚線導体を従来技術2とする。
特開平11−25758号公報
上記従来技術2の撚線導体は、素線を圧縮ダイスに通す時に、外層素線が、外側から圧縮変形されることにより、のび特性、柔軟性、可とう性等の物理特性が損なわれるという問題点がある。
そこで、本発明は、圧縮することなく、若しくは、上記従来技術2よりも低い圧縮率で、撚線導体の断面形状を真円形状に近い形状に製造できる撚線導体を提供することを目的とするのである。
前記課題を解決するために、請求項1記載の本発明は、1層又は2層で構成された外層と、該外層の内側に設けられた内層を有し、
前記内層は、4本の内層線を中心に配設して形成した第1内層と、該内層の外側に10本の内層線を配設して形成した第2内層で形成され、
前記外層は、4本の細径線と、該細径線の径より太い2本の第1中径線と、該第1中径線の径より太い2本の第2中径線と、該第2中径線の径より太い4本の第3中径線と、該第3中径線の径より太い4本の太径線で構成された第1外層を少なくとも有し、
前記内層線の径を、前記第2中径線の径より太く、かつ、前記第3中径線の径より細くし、
前記第1外層において、前記第1中径線を周方向に離間して配設し、該第1中径線間に2本の前記細径線を離間して配設し、この2本の細径線間に2本の前記第3中径線を離間して配設し、この2本の第3中径線間に2本の前記太径線を離間して配設し、この2本の太径線間に1本の前記第2中径線を配設したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1外層の外側に、第2外層を設け、前記第1外層と該第2外層で外層を構成し、
該第2外層は、18本の前記第2中径線と、前記内層線の径と同じ径で、かつ、4本の外層線で構成され、
該第2外層において、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、この2本の外層線と離間した位置に、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、
周方向に離間する外層線間に9本の前記第2中径線を周方向に配設し、
前記外層線の径を、前記内層線の径と同じとしたことを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、径方向の最も外側に位置する層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とするものである。
本発明の撚線導体は、1層又は2層で構成された外層と、該外層の内側に設けられた内層を有し、前記内層は、4本の内層線を中心に配設して形成した第1内層と、該内層の外側に10本の内層線を配設して形成した第2内層で形成され、前記外層は、4本の細径線と、該細径線の径より太い2本の第1中径線と、該第1中径線の径より太い2本の第2中径線と、該第2中径線の径より太い4本の第3中径線と、該第3中径線の径より太い4本の太径線で構成された第1外層を少なくとも有し、前記内層線の径を、前記第2中径線の径より太く、かつ、前記第3中径線の径より細くし、前記第1外層において、前記第1中径線を周方向に離間して配設し、該第1中径線間に2本の前記細径線を離間して配設し、この2本の細径線間に2本の前記第3中径線を離間して配設し、この2本の第3中径線間に2本の前記太径線を離間して配設し、この2本の太径線間に1本の前記第2中径線を配設したことにより、圧縮することなく、若しくは、上記従来技術2よりも低い圧縮率で、撚線導体の断面形状を略真円形状に形成できる。
本発明の実施例1に係る撚線導体の横断面図。 本発明の実施例2に係る撚線導体の横断面図。 従来技術1に係る撚線導体の横断面図。 従来技術1に係る他の撚線導体の横断面図。
[実施例1]
図1は、本発明の実施例1における撚線導体1の軸方向と直行する方向に切断した横断面図で、各素線の基となる線材の断面形状と素線の断面形状が同一とした場合の模式図である。なお、各素線の断面を示す斜線は、図の煩雑を避けるために省略した。
撚線導体1は、図1に示すように、配設された総数30本の素線を、軸方向に撚ることにより構成されている。この素線は、内層線(素線)2、細径線(素線)3、第1中径線(素線)4、第2中径線(素線)5、第3中径線(素線)6、太径線(素線)7の6種類により形成されている。各素線は、夫々直径の異なる断面円形の(丸形)の線材を基にして構成されている。内層線2、細径線3、第1中径線4、第2中径線5、第3中径線6、太径線7は、夫々直径の異なる断面円形(丸形)の線材を基にして形成されたものである。
これらの線材としては、従来と同様に、銅線やこの銅線に、錫、ニッケル、銀をメッキしたもの、或いはアルミ線、各種合金線が使用できる。
また、撚線導体1は、第1内層11と、第2内層12の2層で構成された内層13と、内層13の外側に設けた第1外層14の1層で構成された外層15で構成されている。すなわち、外層15の内側に内層13が設けられている。
第1内層11は、図1に示すように、撚線導体1の中心部に、4本の内層線2でひし形形状に形成されている。第1内層11の短い対角線状に位置する2本の内層線2A,2Aは、相互に当接して配設されている。また、第1内層11の長い対角線状に位置する2本の内層線2B,2Bは、短い対角線状に位置する内素線2A,2Aの外側に形成される図1における上下2カ所の谷間部16,16に配設されている。
第2内層12は、第1内層11の外側を覆い囲むように配置された10本の内層線2で構成されている。第2内層12は、図1に示すように、第1内層11の長い対角線状に位置する夫々の内層線2B,2Bの外側に位置し、かつ、この内層線2Bに当接するように2本の内層線2C,2Cが配設され、この2本の内層線2C,2Cで、第2内層12の短辺12Aを構成する。
第1内層11の1辺を構成する内層線2A,2Bの外側の谷間部17には内層線2Dが配設され、第2内層12の周方向において最も近い位置に設けられた内層線2D,2D間に1本の内層線2Eが配設されている。この内層線2Eは、第1内層11の短い対角線状に位置する2本の内層線2A,2Aの外側で、かつ、第1内層11の短い対角線の延長線上に略位置するようになっている。
第2内層12における短辺12Aを構成する2本の内層線2C,2Cの外側の谷間部20に、第1中径線4が配設されている。第1内層11の長い対角線の延長線上に第1中径線4が略位置するように配設され、第1中径線4は、図1に示すように、中心点Aを中心として、略対向する位置に設けられている。
第1外層14の周方向において、各第1中径線4の両側部に、各1本の細径線3,3が設けられ、計4本の細径線3が設けられている。すなわち、第1外層14の周方向において、第1中径線4と4の間には、時計方向と反時計方向の2方向に、夫々、2本の細径線3、3が離間して設けられるとともに、夫々の細径線3が第1中径線4に当接するように設けられている。第1外層14には、計4本の第2中径線5が設けられている。
第1外層14の周方向において、第1中径線4と4の間において、離間して設けた2本の細径線3、3の間には、2本の第3中径線6、6が離間して設けられ、第1外層14には、計4本の第3中径線6が設けられている。
第1外層14の周方向において、2本の細径線3、3の間に設けられるとともに、離間して設けた2本の第3中径線6、6の間に、2本の太径線7、7が離間して設けられ、第1外層14には、計4本の太径線7が設けられている。
第1外層14の周方向において第3中径線6、6間に設けられるとともに、離間して設けた2本の太径線7、7の間に、1本の第2中径線5が設けられ、第1外層14には、計2本の第2中径線5が設けられている。
すなわち、第1外層14の周方向において、第1中径線4と4の間には、時計方向と反時計方向の2方向に、順に、細径線3、第3中径線6、太径線7、第2中径線5、太径線7、第3中径線6、細径線3が配設されている。
細径線3の直径dは、6種類の中で最も小さく形成され、第1中径線4の直径dは細径線3の直径dより大きく、第2中径線5の直径dは第1中径線4の直径dより大きく、内層線2の直径dは第2中径線5の直径dより大きく、第3中径線6の直径dは内層線2の直径dより大きく、太径線7の直径dは第3中径線6の直径dより大きく形成されている。
そして、前記のように形成された撚線導体1の外周に絶縁材を被覆して、電線等に使用できる。
上記構成により、撚線導体1の外径形状は、略真円形状に近い形状とすることができる。
すなわち、中心点Aから第1外層14を構成する第1中径線4の最外縁端Bまでの距離L1と、中心点Aから第1外層14を構成する第2中径線5の最外縁端Cまでの距離L2を、略同一となるように形成されている。
つまり、第1外層14を形成する全ての細径線3、第1中径線4、第2中径線5、第3中径線6、太径線7の最外縁端B、Cは、図1に示すように、中心点Aから第1中径線4の最外縁端Bの最外縁端Bまでの距離L1を半径とする真円(図1の二点鎖線)に近い位置に位置するように形成されている。
例えば、
=0.70d
=0.90d
=0.97d
=1.03d
=1.25d
の関係を満たすように設定することにより、撚線導体1を圧縮することなく形成しても、撚線導体1の中心点Aから第1中径線4の最外縁端Bまでの距離L1と、中心点Aから第2中径線5の最外縁端Cまでの距離L2で、かつ、外層を構成する各素線2,3,4,5,6,7が、隣接する略すべての素線2,3,4,5,6,7に相互に接触させることができる。
本実施例1の撚線導体1は、上記構造を有しているために、次のような作用、効果を奏する。
撚線導体の外径形状を圧縮することなく、略真円形状とし、かつ、素線2,3,4,5,6,7が隣接する略全ての素線2,3,4,5,6,7と接触することができる。
撚線導体1の外径が略真円形状で、絶縁材の被覆を外周全体にわたって、厚みを薄く、かつ、略均一化することができ、絶縁材の減量を図り、コストを低減することができる。
なお、前記実施例1の撚線導体1を構成する素線2,3,4,5,6,7は、細径線3の直径dを、6種類の中で最も小さく形成し、第1中径線4の直径dを細径線3の直径dより大きく、第2中径線5の直径dを第1中径線4の直径dより大きく、内層線2の直径dを第2中径線5の直径dより大きく、第3中径線6の直径dを内層線2の直径dより大きく、太径線7の直径dを第3中径線6の直径dより大きく形成されていれば、上記記載の径を有する素線以外にも任意の径を有する素線を用いて撚線導体1を構成することができる。
また、その第1外層14の外周部から圧縮ダイス等により圧縮して、撚線導体1を形成するようにしてもよい。この圧縮により、第1外層14の外周部は、圧縮変形され、撚線導体の外径形状をより真円形状に近づけることができる。圧縮ダイス等による圧縮は、撚線導体1を製造する際に行っても良いし、撚線導体1を製造した後に行ってもよい。なお、圧縮率に関しては、任意に設定する。
本実施例1の撚線導体1は、圧縮することなく、若しくは、上記従来技術2の撚線導体と比較して低い圧縮率で形成することができるため、のび特性、柔軟性、可とう性等の物理特性を、上記従来技術2の撚線導体よりも向上させることができる。
[実施例2]
本実施例2の撚線導体21は、図2に示すように、上記実施例1と同様の第1内層11と、第2内層12で構成された内層13と、上記実施例1と同様の第1外層14と、第1外層14の外側に設けた第2外層22の2層からなる外層25で構成されている。
第2外層22は、第1外層14の外層を覆い囲むように配置された4本の外層線26と、18本の第2中径線5の総計22本により構成されている。外層線26の直径dは、内層線2の直径dと同じに設定されている。撚線導体21は、6種類の直径の異なる素線2,3,4,5,6,7,26で構成されるとともに、総数55本の素線2,3,4,5,6,7,26で構成される。
各第1中径線4の外側に、2本の外層線26,26を、第1中径線4と当接するように周方向に隣接して配設する。すなわち、2本の外層線26,26を周方向に隣接して配設し、この2本の外層線26,26と離間した位置に、2本の外層線26,26を周方向に隣接して配設する。
周方向に離間する外層線26と26間に9本の第2中径線5を周方向に隣接して配設する。
上記以外の構成は、上記実施例1と同様であるため、上記実施例1と同様の符号を付してその説明を省略する。
本実施例2においても、上記実施例1と同様の作用、効果を奏する。
1、21 撚線導体
13 内層
11 第1内層
12 第2内層
14 第1外層
15,25 外層
22 第2外層
2 内層線
3 細径線
4 第1中径線
5 第2中径線
6 第3中径線
7 太径線
26 外層線
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、1層又は2層で構成された外層と、該外層の内側に設けられた内層を有し、 前記内層は、4本の内層線を中心に配設して形成した第1内層と、該内層の外側に10本の内層線を配設して形成した第2内層で形成され、
前記第2内層は、2本の内層線で構成される辺が2個と、3本の内層線で構成される辺の4個で構成される六角形形状で構成され、2本の内層線で構成される辺は対向した位置に設けられ、
前記外層は、4本の細径線と、該細径線の径より太い2本の第1中径線と、該第1中径線の径より太い2本の第2中径線と、該第2中径線の径より太い4本の第3中径線と、該第3中径線の径より太い4本の太径線で構成された第1外層を少なくとも有し、
前記内層線の径を、前記第2中径線の径より太く、かつ、前記第3中径線の径より細くし、
前記第1外層において、前記第1中径線を、前記第2内層を構成し、かつ、2本の内層線で構成される辺の内層線の外側の谷間部に配設し、該第1中径線間に2本の前記細径線を離間して配設し、この2本の細径線間に2本の前記第3中径線を離間して配設し、この2本の第3中径線間に2本の前記太径線を離間して配設し、この2本の太径線間に1本の前記第2中径線を配設したことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1外層の外側に、第2外層を設け、前記第1外層と該第2外層で外層を構成し、
該第2外層は、18本の前記第2中径線と、前記内層線の径と同じ径で、かつ、4本の外層線で構成され、
該第2外層において、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、この2本の外層線と離間した位置に、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、
周方向に離間する外層線間に9本の前記第2中径線を周方向に配設したことを特徴とする請求項1記載の撚線導体。

Claims (3)

  1. 1層又は2層で構成された外層と、該外層の内側に設けられた内層を有し、
    前記内層は、4本の内層線を中心に配設して形成した第1内層と、該内層の外側に10本の内層線を配設して形成した第2内層で形成され、
    前記外層は、4本の細径線と、該細径線の径より太い2本の第1中径線と、該第1中径線の径より太い2本の第2中径線と、該第2中径線の径より太い4本の第3中径線と、該第3中径線の径より太い4本の太径線で構成された第1外層を少なくとも有し、
    前記内層線の径を、前記第2中径線の径より太く、かつ、前記第3中径線の径より細くし、
    前記第1外層において、前記第1中径線を周方向に離間して配設し、該第1中径線間に2本の前記細径線を離間して配設し、この2本の細径線間に2本の前記第3中径線を離間して配設し、この2本の第3中径線間に2本の前記太径線を離間して配設し、この2本の太径線間に1本の前記第2中径線を配設したことを特徴とする撚線導体。
  2. 前記第1外層の外側に、第2外層を設け、前記第1外層と該第2外層で外層を構成し、
    該第2外層は、18本の前記第2中径線と、前記内層線の径と同じ径で、かつ、4本の外層線で構成され、
    該第2外層において、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、この2本の外層線と離間した位置に、2本の前記外層線を周方向に隣接して配設し、
    周方向に離間する外層線間に9本の前記第2中径線を周方向に配設し、
    前記外層線の径を、前記内層線の径と同じとしたことを特徴とする請求項1記載の撚線導体。
  3. 径方向の最も外側に位置する層を構成する素線は、外側から圧縮変形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の撚線導体。
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