JP2021063945A - プロセスカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱できるようにする。【解決手段】本体フレームに配置された感光体ドラムと、帯電ローラを有して本体フレームとは別体の帯電ローラユニットと、帯電ローラユニットを収納する収納部と、を備え、帯電ローラユニットは、収容フレームと、帯電ローラを支持するとともに、収容フレームに対して移動可能に保持される支持部と、を備える。支持部は、帯電ローラユニットが収納部に収納された状態において、帯電ローラが感光体ドラムに対して離隔するように配置される離隔位置と、帯電ローラユニットが収納部に収納された状態において、帯電ローラが感光体ドラムに対して接触するように配置される接触位置と、を切り替える操作部を有する。【選択図】図8A

Description

本発明は、帯電ローラおよび感光体ドラムを備えたプロセスカートリッジおよび画像形成装置に関し、特に、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業性の向上対策に関する。
従来、画像形成装置に備えるプロセスカートリッジでは、帯電ローラと感光体ドラムを一体化したユニットに構成し、その小型化を図っている。更に、帯電ローラは例えば帯電クリーニングローラ等と一体化されて帯電ローラユニットに構成される場合が多い。
このようなプロセスカートリッジでは、帯電ローラの交換等のメンテナンス時には、感光体ドラムの感光体表面を傷付けないように、先ず感光体ドラムを取り外し、その後に帯電ローラユニットを取り外す作業が行われる。更に、交換した帯電ローラユニットの取り付け時には、先に帯電ローラユニットを取り付け、その後に感光体ドラムを取り付ける作業が行われる。
その際、帯電ローラユニットの着脱に加えて、感光体ドラムの着脱作業を要するため、メンテナンス作業性の向上のためには、感光体ドラムをプロセスカートリッジに取り付けたままの状態で帯電ローラユニットの着脱作業を行うことが望まれる。
しかし、この場合には、帯電ローラユニットの着脱に際して、作業者は、帯電ローラを感光体ドラムに対して常に離間させた状態を保持するように注意深く作業を行う必要があるものの、時として、帯電ローラが感光体ドラムの表面に不用意に接触して傷付けたり、感光体ドラムに塗布した潤滑剤等が帯電ローラの表面に付着して帯電不良が生じてしまうことが想定される。
従来、帯電ローラと感光体ドラムとを離間させた構成を用いた技術として、特許文献1および2の技術がある。特許文献1では、帯電ローラを感光体ドラムの帯電位置よりも軸方向に退避移動(引き出し)可能に構成し、その退避時に限り、帯電ローラを感光体ドラムから離間させた状態で回転させながら、クリーニング手段の清掃部材を帯電ローラに当接させて、帯電ローラを清掃する構成を開示している。また、特許文献2では、帯電ローラを感光体ドラムに対して離間させる離間部材をプロセスカートリッジに着脱自在に配置して、ユーザの使用開始時までの帯電ローラと感光体ドラムとの当接により生じる帯電ローラの変形を防止している。
特開2005−338578号公報 特開2006−267399号公報
しかしながら、特許文献1および2の構成は、いずれも、帯電ローラと感光体ドラムとを離間させる構成を開示するものの、帯電ローラの交換等のメンテナンス時に感光体ドラムの表面を傷付けないように対策した技術でない。
本発明の目的は、プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱できるように構成して、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることにある。
本発明のプロセスカートリッジは、
本体フレームに配置された感光体ドラムと、前記感光体ドラムの軸方向に対して平行に配置される帯電ローラを有するとともに前記本体フレームとは別体に構成された帯電ローラユニットと、前記帯電ローラユニットを収納する収納部と、を備えたプロセスカートリッジであって、
前記帯電ローラユニットは、
収容フレームと、
前記帯電ローラを支持するとともに、前記収容フレームに対して移動可能に保持される支持部と、
を備え、
前記支持部は、
前記帯電ローラユニットが前記収納部に収納された状態において、前記帯電ローラが前記感光体ドラムに対して離隔するように配置される離隔位置と、
前記帯電ローラユニットが前記収納部に収納された状態において、前記帯電ローラが前記感光体ドラムに対して接触するように配置される接触位置と、
を切り替える操作部を有することを特徴とする(第1の構成)。
上記構成によれば、帯電ローラユニットの操作部を操作することにより、帯電ローラを感光体ドラムに対して離隔させた離隔位置に切り換えることができる。このため、プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱することができ、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
上記第1の構成において、
前記帯電ローラユニットは、
前記操作部を操作した場合に前記帯電ローラが前記離隔位置に切り替えられ、
前記操作部の操作を解除した場合に、前記帯電ローラが前記離隔位置から前記接触位置に切り替えられてもよい(第2の構成)。
上記構成によれば、操作部を操作した場合に帯電ローラが離隔位置に切り替えられ、操作部の操作を解除した場合に、帯電ローラが離隔位置から接触位置に切り替えられる。このため、操作部を操作しながら帯電ローラユニットを着脱することにより、プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱することができる。
上記第1または第2の構成において、
前記帯電ローラは、前記帯電ローラユニットを前記収納部に挿入する方向から見て、前記感光体ドラムの後方側の所定位置に位置決めされ、
前記帯電ローラユニットは、
前記支持部を離隔位置に切り換えることにより、前記帯電ローラを前記感光体ドラムに対して離隔させた状態で前記収納部に対して着脱可能であってもよい(第3の構成)。
上記構成によれば、帯電ローラが感光体ドラムの後方側に位置決めされる場合であっても、支持部を離隔位置に切り換えることにより、帯電ローラを感光体ドラムに対して離隔させた状態で収納部に対して着脱可能である。このため、感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなく帯電ローラユニットを着脱することができ、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
上記第1から第3のいずれかの構成において、
前記帯電ローラユニットを前記収納部に挿入する方向から見た面を前面として、
前記操作部は、前記前面に向けて延びるように設けられていてもよい(第4の構成)。
上記構成によれば、操作部は、前面に向けて延びるように設けられている。このため、帯電ローラユニットを収納部に対して着脱する際に、操作部を容易に操作することができる。
上記第1から第3のいずれかの構成において、
前記操作部は、前記帯電ローラの軸方向に向けて延びるように設けられていてもよい(第5の構成)。
上記構成によれば、操作部は、帯電ローラの軸方向に向けて延びるように設けられている。このため、帯電ローラユニットを収納部に対して着脱する際に、操作部を容易に操作することができる。
上記第1から第5のいずれかの構成において、
前記帯電ローラユニットは、
前記帯電ローラを前記離隔位置に保持する保持部を有してもよい(第6の構成)。
上記構成によれば、帯電ローラユニットは、帯電ローラを離隔位置に保持する保持部を有している。このため、帯電ローラユニットを収納部に対して着脱する際に、事前に帯電ローラを離隔位置に切り換えておくことができ、帯電ローラユニットの着脱を容易に行うことができる。
上記第6の構成において、
前記収納部は、
前記帯電ローラユニットを収納した状態で、
前記保持部の保持状態を解除して、前記帯電ローラを前記離隔位置から前記接触位置に切り換える解除部を有してもよい(第7の構成)。
上記構成によれば、帯電ローラユニットを収納部に収納することで、保持部の保持状態が解除され、帯電ローラが離隔位置から接触位置に切り換えられる。このため、保持部の保持状態を解除する操作が不要となり、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
本発明の画像形成装置は、
上記第1から第7のいずれかの構成のプロセスカートリッジを備えることを特徴とする(第8の構成)。
上記構成によれば、帯電ローラユニットの操作部を操作することにより、帯電ローラを感光体ドラムに対して離隔させた離隔位置に切り換えることができる。このため、プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱することができ、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
本発明のプロセスカートリッジおよび画像形成装置によれば、プロセスカートリッジに感光体ドラムを取り付けた状態のままで、感光体ドラムの表面を傷付けることなくプロセスカートリッジに対して帯電ローラユニットを着脱することができ、帯電ローラの交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
実施形態1に係るプロセスカートリッジを備えた画像形成装置の全体構成を前面から見て示す断面図である。 プロセスカートリッジの全体構成を示す斜視図である。 帯電ローラユニットを取り外した状態のプロセスカートリッジを示す斜視図である。 帯電ローラユニットの全体構成を示す斜視図である。 帯電ローラユニットの右端部を拡大した斜視図である。 帯電ローラユニットの右端部を拡大した斜視図である。 帯電ローラユニットの右端部を拡大した斜視図である。 プロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 プロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 プロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 プロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 実施形態2に係るプロセスカートリッジに装着される帯電ローラユニットの右端部を拡大した斜視図である。 実施形態3に係るプロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 実施形態3に係るプロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 実施形態3に係るプロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。 実施形態3に係るプロセスカートリッジに帯電ローラユニットを装着する状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、本実施形態に係るプロセスカートリッジ200を備えた画像形成装置100の全体構成を前面から見て示す断面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、原稿を読取って記録用紙に印刷する複写機能を有しており、画像読取り装置2、原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)3、印刷部4、および給紙カセット5等を備えている。印刷部4および給紙カセット5は、画像形成装置100の本体6に内蔵され、画像読取り装置2および原稿搬送装置3は、本体6の上部に搭載されている。
この画像形成装置100において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたもの、又は単色(例えばブラック)を用いたモノクロ画像に応じたものである。このため、印刷部4においては、LEDヘッド11、現像装置12、感光体ドラム13、感光体クリーニング装置14、および帯電ローラ15、帯電クリーニングローラ16等が各色に応じた4種類のトナー像を形成するために各々4個ずつ設けられ、その各々がブラック、シアン、マゼンタ、およびイエローに対応付けられて、4つの画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdが構成されている。
各画像ステーションPa、Pb、Pc、Pdにおいて、帯電ローラ15は、感光体ドラム13の表面を所定の電位に一様に帯電させる。帯電クリーニングローラ16は、前記帯電ローラ15の表面上の付着物を除去し、清掃する。
LEDヘッド11は、前記帯電ローラ15にて一様に帯電した感光体ドラム13の表面を画像データに応じて露光して、感光体ドラム13の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する。現像装置12は、現像槽に収容する現像剤を用いてLEDヘッド11にて感光体ドラム13の表面に形成した静電潜像を現像して、感光体ドラム13の表面にトナー像を形成する。
1次転写装置7は、感光体ドラム13表面に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21に順次1次転写して重ね合わせ、中間転写ベルト21上にカラーのトナー像を形成する。
感光体クリーニング装置14は、クリーニングブレード等のクリーニング部材を備え、中間転写ベルト21を矢印D1方向に周回移動させつつ、1次転写装置7にて中間転写ベルト21に転写されずに感光体ドラム13の表面に残った残留トナーをクリーニング部材により廃トナーとして収集し、トナー回収容器(図示せず)に向けて搬送する。
前記中間転写ベルト21と2次転写装置23の転写ローラ23a間にはニップ域が形成されており、S字状の用紙搬送経路R1を通じて搬送されて来た記録用紙Pをそのニップ域に挟み込んで搬送する。
2次転写装置23は、中間転写ベルト21に1次転写されたトナー像を記録用紙Pに2次転写する。この例では、2次転写装置23は、2次転写ローラ23aを備えている。2次転写ローラ23aは、1次転写装置7にて中間転写ベルト21に転写されたトナー像を記録用紙Pに静電転写して、記録用紙P上に未定着のトナー像を形成する。
ベルトクリーニング装置22は、2次転写装置23にて記録用紙Pに転写されずに中間転写ベルト21上に残った残留トナーを廃トナーとして収集し、回収容器に搬送する。
定着装置17は、前記未定着のトナー像が転写された記録用紙Pを受け取り、この記録用紙Pを加熱ローラ24と加圧ローラ25間に挟み込んで搬送しながら加熱および加圧して、記録用紙Pに転写された各色のトナー像を熱定着させる。
一方、記録用紙Pは、ピックアップローラ31により給紙カセット5から引出されて、用紙搬送経路R1を通じて搬送され、2次転写装置23や定着装置17を経由し、排紙ローラ32を介して排紙トレイ33へと搬出される。この用紙搬送経路R1には、記録用紙Pを一旦停止させて、記録用紙Pの先端を揃えた後、中間転写ベルト21と転写ローラ23a間のニップ域でのトナー像の転写タイミングに合わせて記録用紙Pの搬送を開始するレジストローラ34、記録用紙Pの搬送を促す搬送ローラ35等が配置されている。
また、記録用紙Pの表面だけではなく、裏面の印字を行う場合は、記録用紙Pを各排紙ローラ32から反転経路Rrへと逆方向に搬送して、記録用紙Pの表裏を反転させ、記録用紙Pを各レジストローラ34へと再度導き、記録用紙Pの表面と同様に、記録用紙Pの裏面に画像を記録して定着し、記録用紙Pを排紙トレイ33へと搬出する。
<プロセスカートリッジ>
感光体ドラム13、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16は一体化されて、プロセスカートリッジ200として構成されている(図2参照)。プロセスカートリッジ200は、図1に示したように、感光体ドラム13、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16の軸方向を画像形成装置100の前後方向(図1の紙面垂直方向)に配置した状態で、画像形成装置100に装着されている。
図1に示すように、帯電ローラ15は、画像形成装置100の前側から見て、感光体ドラム13の右下側の位置、具体的には時計の約5時の位置にて、その表面が感光体ドラム13の表面に接して配置されている。帯電ローラ15は、感光体ドラム13の表面を所定電位に帯電させる機能を有する。帯電クリーニングローラ16は、前記帯電ローラ15の直下の位置にて、帯電ローラ15に接するように配置されている。プロセスカートリッジ200は、画像形成装置100の前側から引き出しおよび挿入可能である。
図2は、プロセスカートリッジ200の全体構成を示す斜視図である。図3は、帯電ローラユニット300を取り外した状態のプロセスカートリッジ200を示す斜視図である
図2に示すように、プロセスカートリッジ200は、画像形成装置100への装着に際しては、図中の左端部から画像形成装置100に挿入し、装着完了時において図中の右端部が画像形成装置100の前側に位置する状態となる。なお、以下のプロセスカートリッジ200および帯電ローラユニット300の説明においては、プロセスカートリッジ200および帯電ローラユニット300の左方をLとし、右方をRとする。また、プロセスカートリッジ200および帯電ローラユニット300の前方をFとし、後方をBとする。また、プロセスカートリッジ200および帯電ローラユニット300の上方をUとし、右方をDとする。
プロセスカートリッジ200は、左右方向に延びる本体フレーム40を有している。本体フレーム40の左右の両端部には、感光体ドラム13挿入用の円形状の開口部42a、42bが形成されている。感光体ドラム13は、左右両端部を開口部42a、42bに挿入して、軸方向を左右方向に位置させた状態で本体フレーム40に回転自在に取り付けられている。本体フレーム40には、軸方向を左右方向に配置した回転軸41が配置されている。回転軸41の右端部は、本体フレーム40の右端部から右側方に突出している。回転軸41は、感光体クリーニング装置14により回収された感光体ドラム13の表面に残った残留トナーを廃トナーとしてトナー回収容器に搬送するためのスクリュー(図示せず)を回転駆動する。
プロセスカートリッジ200において、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16は、軸方向を左右方向に位置させて、感光体ドラム13と平行に並んだ状態で配置されている。帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16は、一体化されて帯電ローラユニット300として構成されている。帯電ローラユニット300は、プロセスカートリッジ200の本体フレーム40から取り外し可能に別体に構成されている。図3に示すように、本体フレーム40には、帯電ローラユニット300を収納可能なように前面側に開いた左右方向に長い収納部43が形成されている。
図2に戻って、帯電ローラ15は、プロセスカートリッジ200の右側方から見て、感光体ドラム13よりもプロセスカートリッジ200の後方側に寄った位置で且つ感光体ドラム13よりも下方の位置、具体的には時計の約5時の位置(図1参照)に配置されている。帯電ローラ15の表面は、感光体ドラム13の表面と接している。また、帯電クリーニングローラ16は、帯電ローラ15の直下の位置に配置されている。帯電クリーニングローラ16の表面は、帯電ローラ15の表面と接している。
<帯電ローラユニット>
図4は、帯電ローラユニット300の全体構成を示す斜視図である。図4に示すように、帯電ローラユニット300は、収容フレーム50、および支持部60を有している。収容フレーム50は左右方向に延びている。収容フレーム50は、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16を収容している。
支持部60は、右支持部60aおよび左支持部60bを有している。右支持部60aは、収容フレーム50の右端部に設けられており、左支持部60bは、収容フレーム50の左端部に設けられている。右支持部60aおよび左支持部60bは、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16を支持している。右支持部60aおよび左支持部60bは、略左右対称の形状を有している。このため、以下の説明では、主に右支持部60aについて説明し、左支持部60bについての詳細な説明は省略する。また、右支持部60aおよび左支持部60bを単に支持部60という場合がある。
図5は、帯電ローラユニット300の右端部を拡大した斜視図である。図5に示すように、支持部60は、帯電ローラ15の軸15aおよび帯電クリーニングローラ16の軸16aを支持している。支持部60は、収容フレーム50に対して上下方向に移動可能に保持されている。収容フレーム50には、支持部60を上下方向に案内する案内部52が設けられている。支持部60には、操作部65が設けられている。操作部65を上下方向に操作することにより、帯電ローラ15の位置を上下方向に切り換えることができる(図8A、図8B、図9Aおよび図9B参照)。
支持部60は、付勢部材69によって上方に付勢されている(図8A、図8B参照)。このため、操作部65を操作しない状態では、帯電ローラ15の位置は最も上方に位置している(図8A参照)。帯電ローラユニット300がプロセスカートリッジ200の収納部43に収納された状態では、帯電ローラ15の位置は最も上方の位置よりも少し押し下げられ、感光体ドラム13に対して押し付けられる。帯電ローラユニット300がプロセスカートリッジ200の収納部43に収納された状態において、帯電ローラ15が感光体ドラム13に対して接触するように配置される位置を接触位置PA2とする(図9B参照)。
また、付勢部材69の付勢力に抗して操作部65を押し下げると、帯電ローラ15の位置は接触位置PA2よりも下方に位置する。帯電ローラユニット300がプロセスカートリッジ200の収納部43に収納された状態において、帯電ローラ15が感光体ドラム13に対して離隔するように配置される位置を離隔位置PA1とする(図8B参照)。
収容フレーム50には、操作把持部55が設けられている。操作把持部55は、操作部65の下方に設けられている。使用者は、操作部65と操作把持部55を手指で挟み、操作部65を操作把持部55に対して押し下げることにより、帯電ローラ15の位置を接触位置PA2から離隔位置PA1に切り換えることができる。また、使用者は、操作部65を押し下げた状態を解除することにより、帯電ローラ15の位置を離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換えることができる。
図6および図7は、帯電ローラユニット300の右端部を拡大した斜視図である。図6では、支持部60から帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16を取り外した状態を示している。図7は、帯電ローラユニット300の右端部を右方向から見た状態を示している。図6および図7に示すように、支持部60は、支持部本体61、軸受け部62、軸受け部63、操作部65、被案内部67、被規制部68、および付勢部材69を有している。
支持部本体61は、支持部60の基体をなす部分である。
軸受け部62および軸受け部63は、支持部本体61に対して、帯電ローラユニット300の長手方向中心側に突出するように設けられている。軸受け部62および軸受け部63は、帯電ローラ15および帯電クリーニングローラ16を支持する。軸受け部62には、帯電ローラ15の軸15aの左右両端部が取り外し可能に挿入される。軸受け部63は、軸受け部62の下方に設けられている。軸受け部63には、帯電クリーニングローラ16の軸16aの左右両端部が取り外し可能に挿入される。
操作部65は、支持部本体61に対して前方に延びるように設けられている。
被案内部67は、支持部本体61に対して、帯電ローラユニット300の長手方向中心側と反対側(両端側)に設けられている。収容フレーム50には、上下方向に延びる溝状の案内部52が設けられており、被案内部67は、案内部52に沿って上下方向に移動可能となるように形成されている。
被規制部68は、被案内部67に対して、帯電ローラユニット300の長手方向中心側と反対側(両端側)に設けられている(図7参照)。収容フレーム50には、上下方向に延びる長孔状の規制部53が設けられており、被規制部68は、規制部53に沿って上下方向に移動可能となるように形成されている。また、被規制部68が被規制部68の上端部および下端部に接触することにより、収容フレーム50に対する支持部60の移動範囲が制限されている。
付勢部材69は、支持部本体61を収容フレーム50に対して上方に向けて付勢するように設けられている。付勢部材69は、例えばコイルスプリングである。前述のように、操作部65を操作しない状態では、支持部60(帯電ローラ15)の位置は最も上方に位置している。また、付勢部材69の付勢力に抗して操作部65を押し下げた状態では、支持部60(帯電ローラ15)の位置は接触位置PA2よりも下方に位置する(離隔位置PA1)。
付勢部材69は、帯電ローラ15と感光体ドラム13との両軸心を結ぶ線と平行に配置されている(図8A、図8B、図9Aおよび図9B参照)。感光体ドラム13の表面を帯電ローラ15で帯電させる際には、付勢部材69により帯電ローラ15を感光体ドラム13側に付勢して、帯電ローラ15の表面を感光体ドラム13の表面に押し付けるように構成されている。
<動作>
次に、プロセスカートリッジ200に帯電ローラユニット300を装着する場合について説明する。図8A、図8B、図9Aおよび図9Bは、プロセスカートリッジ200に帯電ローラユニット300を装着する状態を示す断面図である。図8A、図8B、図9Aおよび図9Bは、図2のA―A線の位置で切断した断面を示している。
図8Aは、プロセスカートリッジ200の収納部43に帯電ローラユニット300を装着する前の状態を示している。図8Aでは、操作部65は操作されていない。このため、帯電ローラ15は、収容フレーム50に対して最も上方の位置にある状態である。この状態では、帯電ローラ15の上端の位置は、感光体ドラム13の下端の位置よりも距離L1だけ高くなっている。このため、帯電ローラ15が最も上方の位置にある状態のまま、プロセスカートリッジ200の収納部43に帯電ローラユニット300を装着すると、帯電ローラ15が感光体ドラム13に干渉する。
図8Bは、プロセスカートリッジ200の操作部65を操作している状態を示している。図8Bに示すように、使用者が操作部65と操作把持部55を手指で挟み、操作部65を操作把持部55に対して押し下げることにより、帯電ローラ15の位置を離隔位置PA1に切り換えることができる。離隔位置PA1では、帯電ローラ15の上端の位置は、感光体ドラム13の下端の位置よりも距離L2だけ低くなっている。なお、操作部65は、帯電ローラユニット300の左右両端部に設けられている。このため、使用者は、左右の操作部65を操作しながら、帯電ローラユニット300を両手で保持することができる。
図9Aは、プロセスカートリッジ200の操作部65を操作した状態のまま、プロセスカートリッジ200の収納部43に帯電ローラユニット300を装着した状態を示している。上述のように、帯電ローラ15を離隔位置PA1に切り換えた状態では、帯電ローラ15の上端の位置は、感光体ドラム13の下端の位置よりも低くなっている。このため、帯電ローラ15を離隔位置PA1に切り換えた状態では、帯電ローラ15を感光体ドラム13に干渉させずにプロセスカートリッジ200の収納部43に帯電ローラユニット300を装着することができる。
図9Bは、プロセスカートリッジ200の収納部43に帯電ローラユニット300を装着した状態で、操作部65に対する操作を解除した状態を示している。図9Bに示すように、使用者が操作部65を押し下げた状態を解除することにより、帯電ローラ15の位置を離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換えることができる。接触位置PA2では、帯電ローラ15は、付勢部材69によって感光体ドラム13側に付勢されており、帯電ローラ15の表面が感光体ドラム13の表面に対して押し付けられた状態になっている。
図9Bに示すように、帯電ローラ15は、帯電ローラユニット300を収納部43に挿入する方向(前方から後方)から見て、感光体ドラム13の後方側の所定位置に位置決めされている。帯電ローラユニット300は、帯電ローラ15を離隔位置PA1に切り換えることにより、帯電ローラ15を感光体ドラム13に対して離隔させた状態で収納部43に対して装着することができる。
プロセスカートリッジ200の収納部43から帯電ローラユニット300を取り外す場合には、装着する手順と逆の手順を行う。まず、図9Bの状態から図9Aに示すように、操作部65を押し下げて、帯電ローラ15の位置を接触位置PA2から離隔位置PA1に切り換える。帯電ローラ15の位置を離隔位置PA1にしたまま、図8Bに示すように、プロセスカートリッジ200の収納部43から帯電ローラユニット300を取り外す。そして、図8Aに示すように、使用者が操作部65を押し下げた状態を解除することにより、プロセスカートリッジ200から帯電ローラユニット300の取り外しが完了する。
以上説明した本実施形態に係るプロセスカートリッジ200によれば、帯電ローラユニット300の操作部65を操作することにより、帯電ローラ15を感光体ドラム13に対して離隔させた離隔位置PA1に切り換えることができる。このため、プロセスカートリッジ200に感光体ドラム13を取り付けた状態のままで、感光体ドラム13の表面を傷付けることなくプロセスカートリッジ200に対して帯電ローラユニット300を着脱することができ、帯電ローラ15の交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
<実施形態2>
実施形態2では、帯電ローラ15の軸方向に向けて延びるように操作部65Aが設けられている点で実施形態1と異なっている。以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる構成についてのみ説明する。
図10は、実施形態2に係るプロセスカートリッジ200Aに装着される帯電ローラユニット300Aの右端部を拡大した斜視図である。図10に示すように、収容フレーム50Aの左右両端部に設けられる支持部60A(右支持部60aA、左支持部60bA)には、操作部65に加えて操作部65Aが設けられている。
操作部65Aは、支持部本体61Aに対して帯電ローラ15の軸方向に向けて延びるように設けられている。操作部65Aは、収容フレーム50に設けられた上下方向に延びる長孔状の規制部53を貫通している。
収容フレーム50Aの側壁部54Aの下部を操作把持部55Aとすると、使用者は、操作部65Aと操作把持部55Aを手指で挟み、操作部65Aを操作把持部55Aに対して押し下げることにより、帯電ローラ15の位置を接触位置PA2から離隔位置PA1に切り換えることができる。また、使用者は、操作部65を押し下げた状態を解除することにより、帯電ローラ15の位置を離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換えることができる。
本実施形態では、操作部65Aは、支持部本体61Aに対して帯電ローラ15の軸方向に向けて延びるように設けられている。このため、帯電ローラユニット300Aを収納部43に対して着脱する際に、操作部65Aを容易に操作することができる。
また、本実施形態では、操作部65Aは、帯電ローラユニット300Aの左右両端部に設けられている。このため、使用者は、左右の操作部65Aを操作しながら、帯電ローラユニット300Aを両手で保持することができる。
また、操作部65Aが帯電ローラユニット300Aの左右両端部に設けられていることにより、感光体ドラム13からより離れた位置で操作でき、感光体ドラム13に対して手指の接触を抑制することができる。これにより、感光体ドラム13の表面に手指が触れて指紋や油脂などが付着することによる画像不良の発生を抑制することができる。
<実施形態3>
実施形態3では、帯電ローラ15を離隔位置PA1に保持する保持部80、および保持部80の保持状態を解除する解除部90を有する点で実施形態1と異なっている。以下の説明において、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる構成についてのみ説明する。
図11および図12は、実施形態3に係るプロセスカートリッジ200Bに帯電ローラユニット300Bを装着する状態を示す断面図である。図11aに示すように、帯電ローラユニット300Bは、保持部80を有している。保持部80は、帯電ローラ15を離隔位置PA1に保持する。保持部80は、係止部81および被係止部83を有している。
係止部81は、支持部60Bに設けられており、被係止部83は、収容フレーム50Bに設けられている。係止部81は、弾性変形可能に形成されており、被係止部83に係止される状態(図11a参照)と、被係止部83との係止が解除される状態(図12aおよび図12b参照)とに変形可能である。
被係止部83は、収容フレーム50Bに形成された解除用孔93の縁部である。帯電ローラ15が離隔位置PA1にある状態において、被係止部83に係止部81が係止されることにより、帯電ローラ15(支持部60B)の位置(離隔位置PA1)が付勢部材69の付勢力に抗して保持される。
保持部80を構成する係止部81および被係止部83の位置および形状は、帯電ローラ15が離隔位置PA1となった状態で、係止部81が被係止部83に係止されるように設定されている。
解除部90は、プロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに設けられている。解除部90は、帯電ローラユニット300Bをプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに装着した状態で、収容フレーム50Bに形成された解除用孔93に挿通される位置に設けられている。解除部90が解除用孔93に挿通されて係止部81に接触することにより、係止部81は解除部90に押動されて被係止部83との係止が解除される。つまり、解除部90は、帯電ローラユニット300Bが収納部43Bに収納された状態で、保持部80の保持状態を解除して、帯電ローラ15を離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換える。
<動作>
次に、プロセスカートリッジ200Bに帯電ローラユニット300Bを装着する場合について説明する。図11aは、帯電ローラユニット300Bをプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに装着されつつある状態を示している。図11aでは、帯電ローラ15は離隔位置PA1に位置している。保持部80を構成する係止部81および被係止部83は係止されており、帯電ローラ15(支持部60B)の位置(離隔位置PA1)を保持している。解除部90は係止部81に接触していない。
図11bでは、帯電ローラユニット300Bがプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに装着され、係止部81に解除部90が接触した状態を示している。図11bの状態では、係止部81と被係止部83との係止は解除されておらず、帯電ローラ15は離隔位置PA1に位置している。
図12aでは、帯電ローラユニット300Bがプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに完全に装着され、解除部90によって係止部81と被係止部83との係止が解除された状態を示している。係止部81と被係止部83との係止が解除されたことにより、帯電ローラ15(支持部60B)の位置は、付勢部材69の付勢力により、離隔位置PA1から接触位置PA2に向けて切り換えられている。
図12bでは、帯電ローラユニット300Bはプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bに装着されており、帯電ローラ15(支持部60B)の位置は、付勢部材69の付勢力により、離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換えられた状態を示している。
プロセスカートリッジ200Bの収納部43Bから帯電ローラユニット300Bを取り外す場合には、装着する手順と逆の手順を行う。まず、図12bの状態から図12aおよび図11bに示すように、操作部65Bを押し下げて、帯電ローラ15の位置を接触位置PA2から離隔位置PA1に切り換える。帯電ローラ15の位置が離隔位置PA1に切り換えられると、係止部81と被係止部83とが係止され、帯電ローラ15(支持部60B)の位置(離隔位置PA1)が保持される。このとき、係止部81が解除部90に当接することにより、帯電ローラユニット300Bがプロセスカートリッジ200Bの収納部43Bからわずかに押し出される。
そして、図11aに示すように、帯電ローラ15(支持部60B)の位置(離隔位置PA1)が保持部80によって保持された状態で、プロセスカートリッジ200Bの収納部43Bから帯電ローラユニット300Bを取り外す。
以上説明した本実施形態に係るプロセスカートリッジ200Bによれば、帯電ローラユニット300Bは、帯電ローラ15を離隔位置PA1に保持する保持部80を有している。このため、帯電ローラユニット300Bを収納部43Bに対して着脱する際に、事前に帯電ローラ15を離隔位置PA1に切り換えておくことができ、帯電ローラユニット300Bの着脱を容易に行うことができる。
また、帯電ローラユニット300Bを収納部43に収納することで、保持部80の保持状態が解除され、帯電ローラ15が離隔位置PA1から接触位置PA2に切り換えられる。このため、保持部80の保持状態を解除する操作が不要となり、帯電ローラ15の交換等のメンテナンス作業の容易化および効率化を図ることができる。
本発明は、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他の種々な形で実施することができる。そのため、上述の実施形態は例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
100 画像形成装置
200 プロセスカートリッジ
300 帯電ローラユニット
13 感光体ドラム
15 帯電ローラ
16 帯電クリーニングローラ
40 本体フレーム
43 収納部
60 支持部
PA1 離隔位置
PA2 接触位置

Claims (8)

  1. 本体フレームに配置された感光体ドラムと、前記感光体ドラムの軸方向に対して平行に配置される帯電ローラを有するとともに前記本体フレームとは別体に構成された帯電ローラユニットと、前記帯電ローラユニットを収納する収納部と、を備えたプロセスカートリッジであって、
    前記帯電ローラユニットは、
    収容フレームと、
    前記帯電ローラを支持するとともに、前記収容フレームに対して移動可能に保持される支持部と、
    を備え、
    前記支持部は、
    前記帯電ローラユニットが前記収納部に収納された状態において、前記帯電ローラが前記感光体ドラムに対して離隔するように配置される離隔位置と、
    前記帯電ローラユニットが前記収納部に収納された状態において、前記帯電ローラが前記感光体ドラムに対して接触するように配置される接触位置と、
    を切り替える操作部を有する、プロセスカートリッジ。
  2. 前記帯電ローラユニットは、
    前記操作部を操作した場合に前記帯電ローラが前記離隔位置に切り替えられ、
    前記操作部の操作を解除した場合に、前記帯電ローラが前記離隔位置から前記接触位置に切り替えられる、
    請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 前記帯電ローラは、前記帯電ローラユニットを前記収納部に挿入する方向から見て、前記感光体ドラムの後方側の所定位置に位置決めされ、
    前記帯電ローラユニットは、
    前記支持部を離隔位置に切り換えることにより、前記帯電ローラを前記感光体ドラムに対して離隔させた状態で前記収納部に対して着脱可能である、
    請求項1または請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 前記帯電ローラユニットを前記収納部に挿入する方向から見た面を前面として、
    前記操作部は、前記前面に向けて延びるように設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記操作部は、前記帯電ローラの軸方向に向けて延びるように設けられている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記帯電ローラユニットは、
    前記帯電ローラを前記離隔位置に保持する保持部を有する、
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
  7. 前記収納部は、
    前記帯電ローラユニットを収納した状態で、
    前記保持部の保持状態を解除して、前記帯電ローラを前記離隔位置から前記接触位置に切り換える解除部を有する、
    請求項6に記載のプロセスカートリッジ。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジを備える、
    画像形成装置。
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