JP2014126587A - ベルトユニット、及び画像形成装置 - Google Patents

ベルトユニット、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】専用の治具を準備することなく、ベルト回転ユニットを起立状態で安定して保持して、ベルト部材の交換の作業性を高めることができるベルトユニット及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】結合部100は、ベルト回転ユニット6から取り外されたクリーニングユニット70を、側面部材65Fの長手方向に交差する方向に位置決めて側面部材65Fに結合可能である。中間転写ユニット80は、接続された側面部材65Fとクリーニングユニット70とを下にして他方の側面部材65Rを上にした状態で、ベルト回転ユニット6を起立状態に保持可能である。起立状態において側面部材65Rは、中間転写ベルト61を上方へ抜き取り可能に構成されている。
【選択図】図9

Description

本発明は、ベルト回転ユニットとクリーニングユニットとが一体に組み立てられたベルトユニット、詳しくは、画像形成装置の筐体から引き出したベルトユニットからベルト部材を取り外す作業においてベルト回転ユニットの起立姿勢を保つ構造に関する。
複数の画像形成部で個別に形成されたトナー像を、ベルト部材(中間転写ベルト又は記録材搬送ベルト)を用いて記録材に転写して重ね合わせる、いわゆるタンデム型の画像形成装置が広く用いられている。ベルト部材を用いる画像形成装置では、一対の側面部材に支持された複数の支持回転体にベルト部材を張架したベルト回転ユニットを、画像形成装置の筐体から引き出し可能に配置している(特許文献1)。
特許文献2には、そのようなベルト回転ユニットとベルト部材をクリーニングするクリーニングユニットとが一体に組み立てられたベルトユニットを、画像形成装置の筐体から引き出し可能に配置した画像形成装置が示される。
特開2011−13305号公報 特開2010−204250号公報
ベルト回転ユニットは、側面部材、支持回転体、及びその他の機構部品に比較してベルト部材の耐久寿命が短いため、ベルト部材のみを交換して何回も再利用することが求められる。その際、一方の側面部材を着地させて他方の側面部材を上にした状態でベルト回転ユニットを起立状態に保持できれば、支持回転体に沿って上方へベルト部材を抜き取ることができるので、作業性が良い。
しかし、ベルト回転ユニットは、全体が薄い板状の外観であるため、起立状態では自立性が無く、厚み方向の前後方向に倒れ易い。そのため、1名の作業者がベルト回転ユニットを起立状態に支持して、他の作業者が起立状態の支持回転体からベルト部材を抜き取るほかなく、2名分の作業コストがかかっていた。また、ベルト部材の交換作業中にベルト回転ユニットが倒れたり、傾いて周囲の器物に接触したりして、交換したベルト部材を傷つけてしまう可能性もあった。
そこで、ベルト部材の交換作業中にベルト回転ユニットを起立状態に保持する専用の治具を画像形成装置の筐体に準備しておくことが提案された。しかし、近年の画像形成装置では、めったに使用されない専用の治具を準備しておくコストも、保管しておくスペースも無い。
本発明は、専用の治具を準備することなく、ベルト回転ユニットを起立状態で安定して保持して、ベルト部材の交換の作業性を高めることができるベルトユニット及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明のベルトユニットは、一対の側面部材に支持された複数の支持回転体にベルト部材を張架させたベルト回転ユニットと、前記ベルト回転ユニットから着脱可能に組み立てられて回転状態の前記ベルト部材からトナーを回収するクリーニングユニットと、前記ベルト回転ユニットから取り外された前記クリーニングユニットを、一方の前記側面部材の長手方向に交差する方向に位置決めて当該側面部材に結合可能な結合手段と、を備えるものである。そして、前記結合手段により結合された前記側面部材と前記クリーニングユニットとを下にして他方の前記側面部材を上にした状態で、前記ベルト回転ユニットを起立状態に保持可能である。
本発明のベルトユニットでは、ベルトユニットから取り外したクリーニングユニットを、結合手段によってベルト回転ユニットに結合して、ベルト回転ユニットを起立状態に保持する。したがって、専用の治具を準備することなく、ベルトユニットのベルト回転ユニットを起立状態で安定して保持して、ベルト部材の交換の作業性を高めることができる。
画像形成装置の全体構成の説明図である。 画像形成装置に対する中間転写ユニットの着脱の説明図である。 中間転写ユニットの構成の説明図である。 ベルト回転ユニットとクリーニングユニットの結合の説明図である。 中間転写ベルト61を除いた状態のベルト回転ユニットの斜視図である。 クリーニングユニットの断面構成の説明図である。 クリーニングユニットを上から見た斜視図である。 クリーニングユニットを下から見た斜視図である。 結合前のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの斜視図である。 結合前のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの側面図である。 結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの斜視図である。 結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの側面図である。 結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの別角度の斜視図である。 結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの正面図である。 ベルト回転ユニットの傾動角度の説明図である。 中間転写ベルト交換時のベルト回転ユニットの斜視図である。 テンションローラ軸受の取り外しの説明図である。 テンションローラのテンション解除操作の説明図である。 テンションローラ抜き取り作業の説明図である。 中間転写ベルト抜き取り作業の説明図である。 クリーニングブレードの取り外し作業の説明図である。 クリーニングブレードの取り出し作業の説明図である。 実施例4における結合部の説明図である。 実施例5における結合部の説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
<実施例1>
(画像形成装置)
図1は画像形成装置の全体構成の説明図である。図1に示すように、画像形成装置1は、中間転写ベルト61に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部10Y、10M、10C、10Kを配列したタンデム型中間転写方式のフルカラープリンタである。
画像形成部10Yでは、感光ドラム11(Y)にイエロートナー像が形成されて中間転写ベルト61に転写される。画像形成部10Mでは、感光ドラム11(M)にマゼンタトナー像が形成されて中間転写ベルト61に転写される。画像形成部10C、10Kでは、それぞれ感光ドラム11(C)、11(K)にシアントナー像、ブラックトナー像が形成されて中間転写ベルト61に転写される。
記録材Pは、記録材カセット20から引き出されて分離ローラ21によって1枚ずつに分離されてレジストローラ23で待機し、レジストローラ23によって二次転写部T2へ送り込まれる。中間転写ベルト61に転写された四色のトナー像は、二次転写部T2を搬送される記録材Pへ転写される。トナー像が転写された記録材Pは、定着装置40で加熱加圧を受けて、トナー像を定着された後に、排出ローラ41によってトレイ50へ排出される。
(画像形成部)
画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、現像装置で用いるトナーの色が異なる以外は同一に構成される。以下では、画像形成部10Yについて説明し、画像形成部10M、10C、10Kに関する重複した説明を省略する。
画像形成部10Yは、感光ドラム11の周囲に、帯電ローラ12、露光装置13、現像装置14、一次転写ローラ17、ドラムクリーニング装置15を配置している。感光ドラム11は、OPC感光体層を有する。帯電ローラ12は、感光ドラム11の表面を一様な負極性の電位に帯電させる。露光装置13は、レーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム11に画像の静電像を書き込む。現像装置14は、二成分現像剤を用いて静電像を現像して、感光ドラム11の表面にトナー像を形成する。トナーカートリッジ19は、現像装置14へトナーを補給する。
一次転写ローラ17は、中間転写ベルト61の内側面を押圧して、感光ドラム11と中間転写ベルト61との間に一次転写部を形成する。一次転写ローラ17に正極性の直流電圧を印加することで、感光ドラム11のトナー像が中間転写ベルト61へ一次転写される。
ドラムクリーニング装置15は、感光ドラム11にクリーニングブレードを摺擦させて、中間転写ベルト61へ転写されないで感光ドラム11に残った転写残トナーを回収する。ベルトクリーニング装置70は、中間転写ベルト61にクリーニングブレード(71:図6)を摺擦させて、二次転写部T2を通過した中間転写ベルト61から転写残トナーを回収する。
(中間転写ユニットの着脱)
図2は画像形成装置に対する中間転写ユニットの着脱の説明図である。
図1に示すように、中間転写ユニット80は、画像形成装置1の筐体1Aから右方向へ引き出して着脱可能に装着されている。画像形成装置1の右側面には、筐体1Aを右方向へ開放可能な開閉扉92が設けられている。開閉扉92は、下方側の回転軸92aで軸支され、上方側の扉ロック部92bで画像形成装置1にロックされる。
図2の(a)に示すように、扉ロック部92bのロックを解除し、開閉扉92を回転軸92a周りに回転させると、開閉扉92が開放する。図2の(b)に示すように、画像形成装置1の開閉扉92を開放し、中間転写ユニット80を矢印B方向に引き出すことで、画像形成装置1の筐体1Aから中間転写ユニット80を取り出すことができる。
(中間転写ユニット)
図3は中間転写ユニットの構成の説明図である。図4はベルト回転ユニットとクリーニングユニットの結合の説明図である。図4中、(a)は奥側、(b)は手前側である。
図3に示すように、中間転写ユニット80は、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とが一体に結合された交換ユニットである。把手部65a、65bを指で引っかけて、矢印B方向に引き出すことで、図2の(b)に示すように、画像形成装置1から中間転写ユニット80が取り出される。
図4の(a)に示すように、中間転写ユニット80の奥側では、ベルト回転ユニット6のテンションローラ軸受66(66a)とクリーニングユニット70の回収トナー収容部74とは、位置決め部83で嵌合してビス82によって締結されている。ビス82を外してクリーニングユニット70を回転軸線方向の奥側へ向かってスライドさせることで、位置決め部83の嵌合が外れてベルト回転ユニット6からクリーニングユニット70が分離される。
図4の(b)に示すように、中間転写ユニット80の手前側では、ベルト回転ユニット6のテンションローラ軸受66(66b)とクリーニングユニット70の回収トナー収容部74とは、締結部材81を掛け渡してビス82によって締結されている。ビス82を外して締結部材81を取り除くことにより、クリーニングユニット70を回転軸線方向の奥側へ向かって移動させることが可能になる。
(ベルト回転ユニット)
図5は中間転写ベルト61を除いた状態のベルト回転ユニットの斜視図である。
図1に示すように、ベルト回転ユニット6は、4本の一次転写ローラ17、駆動ローラ62、従動ローラ63、テンションローラ64に中間転写ベルト61を張架している。中間転写ベルト61は、駆動ローラ62から回転駆動を受けている。
中間転写ベルト61は、耐屈曲疲労性を考慮し、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂を用いている。
図5に示すように、転写フレーム65は、ベルト回転ユニット6の全体を支持するための枠組みを構成する。転写フレーム65の長手方向の一方の端部に、ベルト回転ユニット6(中間転写ユニット80)を画像形成装置(1:図1)の本体内から引き出すための、把手部65a、65bが配置される。
4本の一次転写ローラ17、駆動ローラ62、従動ローラ63の両端部は、転写フレーム65の手前側と奥側の側面部材に各々軸受を介して回転自在に支持されている。テンションローラ64の両端部は、テンションローラ軸受部材66(66a、66b)に各々軸受を介して回転自在に支持されている。テンションローラ64の両端部は、転写フレーム65を座面としたテンションバネ67によって長手方向の外側へ押圧されている。
一次転写ローラ17は、直径8mmの金属(例えば、ステンレス)を素材とする軸の表面に導電性の弾性層を被覆している。導電性の弾性層は、感光ドラム(11:図1)との間に挟み込んだ中間転写ベルト61に均一に高電圧を印加する。導電性の弾性層は、EPDM(エチレン・プロピレン共重合ゴム)、発泡ウレタン等を用いることができる。
(クリーニングユニット)
図6はクリーニングユニットの断面構成の説明図である。図7はクリーニングユニットを上から見た斜視図である。図8はクリーニングユニットを下から見た斜視図である。
図6に示すように、クリーニングユニット70は、中間転写ベルト61にクリーニングブレード71を摺擦して、中間転写ベルト61上の転写残トナーをクリーニングして回収トナー収容部74に回収する。クリーニングブレード71は、JISアスカー硬度70度のウレタンゴムで厚さ2mmに形成されている。回収トナー収容部74は、剛性のある樹脂部材から形成されている。
クリーニングブレード71は、板金部72に支持されている。固定軸79は、板金部72を回収トナー収容部74へ回転可能に取り付ける。バネ707は、板金部72に固定された加圧座面部材72aを加圧して、クリーニングブレード71を中間転写ベルト61へ向けて弾性付勢する。
図7に示すように、回収トナー搬送スクリュー75は、回収トナー収容部74に回転支持されている。ギア76は、ベルト回転ユニット6のテンションローラ64に固定されたギアから駆動力を得て、回収トナー搬送スクリュー75を回転駆動する。
図8に示すように、回収トナー排出口77は、回収トナー搬送スクリュー75によって搬送された回収トナーを画像形成装置(1:図1)の本体内に形成された回収トナー経路へ受け渡す。シャッター78は、不図示のばねによって、回収トナー排出口77をふさぐ方向に付勢されている。画像形成装置(1:図1)から中間転写ユニット80を取り出す際には、自動的にシャッター78が回収トナー排出口77をふさいで、回収トナーが外部に溢れ出ることを阻止する。
(作業性の課題)
画像形成装置1は、使用済みの中間転写ユニット80を一括して新品交換することも可能である。しかし、近年においては高価である中間転写ユニット80内の中間転写ベルト61のみを交換し、ベルト回転ユニット6の転写フレーム65やローラ類を再利用するニーズが高まっている。
中間転写ユニット80から中間転写ベルト61を着脱する際には、中間転写ベルト61や他の部材に傷や打痕を付けないように、作業者が両手を用いて慎重に作業する必要がある。そのため、従来は、作業性確保のため専用の工具や補助スタンド治具を準備してベルト回転ユニット6を縦型に自立保持していた。
また、作業者はベルト回転ユニット6から取り外したクリーニングユニット70の中に入っている回収トナーが外部に飛散しないように、トナー開口を上に向けた状態でクリーニングユニット70を空いた作業スペースに立てておく必要がある。
しかし、中間転写ベルト61の交換作業中に、作業者が不意にクリーニングユニット70に触れたりすることで、クリーニングユニット70が転倒して、回収トナーが床にまき散らされることがあった。
そこで、実施例1では、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とをT字型に結合して両者を同時に自立させる構成を採用した。
<実施例1の特徴部分>
図1に示すように、複数の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、ベルト部材の一例である中間転写ベルト61の搬送方向に配列して配置され、個別の像担持体の一例である感光ドラム11にトナー像を形成して中間転写ベルト部材へ転写可能である。ベルトユニットの一例である中間転写ユニット80は、複数の画像形成部10Y、10M、10C、10Kの配列方向に移動して筐体1Aから取り出し可能である。
ベルト回転ユニット6は、複数の支持回転体の一例である4本の一次転写ローラ17、駆動ローラ62、従動ローラ63、テンションローラ64にベルト部材の一例である中間転写ベルト61を張架する。クリーニングユニット70は、ベルト回転ユニット6から取り外し可能に組み立てられて回転状態の中間転写ベルト61からトナーを回収する。
図5に示すように、把手部の一例である把手部65aは、側面部材65Fの長手方向の端部に配置されて中間転写ユニット80を画像形成装置1から引き出す際に使用される。一次転写ローラ17、駆動ローラ62、従動ローラ63、テンションローラ64は、側面部材の一例である転写フレーム65の一対の側面部材65F、65Rに支持される。
図9に示すように、結合手段の一例である結合部100は、ベルト回転ユニット6から取り外されたクリーニングユニット70を、一方の側面部材65Fの長手方向に交差する方向に位置決めて側面部材65Fに結合可能である。中間転写ユニット80は、結合された側面部材65Fとクリーニングユニット70とを下にして他方の側面部材65Rを上にした状態で、ベルト回転ユニット6を起立状態に保持可能である。
図20に示すように、起立状態においてベルト回転ユニット6の上側に位置する側面部材65Rは、中間転写ベルト61を上方へ抜き取り可能に構成されている。ベルト回転ユニット6の下側に位置する側面部材65Fは、一次転写ローラ17の回転軸線方向に突き出した着地のための突起部の一例である座面65dを有する。クリーニングユニット70は、ベルト回転ユニット6に組み立てられてトナーを回収する状態で中間転写ベルト61に対向する反対側の面の両端部に着地可能な突起部の一例である座面70a、70bを有する。
結合部100は、中間転写ベルト61の搬送方向の外側の位置でクリーニングユニット70に側面部材65Fを連結する。これにより、クリーニングユニット70の上空に中間転写ベルト61が入り込まないで済む。結合部100は、トナーを回収する状態で中間転写ベルト61に対向する面を上にした状態のクリーニングユニット70のトナー回収機構よりも低い位置に側面部材65Fを連結する。これにより、トナー回収機構に交差してコンパクトにベルト回転ユニット6を結合できる。
図9に示すように、複数の突起部の一例である把手部65bと位置決め突起65eとがベルト回転ユニット6に配置される。それぞれの開口部の一例である穴部101a、101cがクリーニングユニット70に設けられる。結合部100は、把手部65bと位置決め突起65eを穴部101a、101cにそれぞれ挿入する構造である。これにより、クリーニングユニット70に対してベルト回転ユニット6に捩じり力が作用した場合の穴部101aの負担が軽減される。
図9に示すように、開口部の一例である穴部101aは、把手部65bを挿入可能にクリーニングユニット70に設けている。図10に示すように、ロック機構の一例であるスナップフィット部101bは、把手部65bを穴部101aに挿入して移動するクリーニングユニット70を、挿入方向の所定位置で把手部65bに位置決め固定する。
(結合部)
図9は結合前のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの斜視図である。図10は結合前のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの側面図である。図11は結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの斜視図である。図12は結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの側面図である。
図9に示すように、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とを結合するために、ベルト回転ユニット6は、転写フレーム65に形成された把手部65bと位置決め突起65eとを利用する。クリーニングユニット70は、回収トナー収容部74の長手方向の中央部に穴部101a、101cを設けている。ベルト回転ユニット6の把手部65bは、クリーニングユニット70の穴部101aに挿入される。ベルト回転ユニット6の位置決め突起65eは、クリーニングユニット70の穴部101cに挿入される。図11に示すようにベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とを結合したとき、把手部65bと位置決め突起65eとが穴部101a、101cに嵌合して、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70のY方向とZ方向の位置決め固定が実現される。位置決め突起65eは、クリーニングユニット70のYZ平面における回転中心の位置決めを受け持ち、把手部65bは、YZ平面における傾き規制を受け持つ。
図10に示すように、ベルト回転ユニット6の把手部65bには穴部65gが形成されている。クリーニングユニット70には、穴部65gに係合させるためのスナップフィット部101bが形成されている。図12に示すように、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とを結合したとき、穴部65gにスナップフィット部101bが係合して、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の挿入方向(X方向)の位置決め固定が実現される。このため、中間転写ベルト61の交換作業手順を通じて、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の結合が抜けてしまう心配が無い。
図11に示すように、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を結合した状態では、転写フレーム65の面65kとクリーニングユニット70の面70kとが突き当って、さらなる挿入方向(X方向)の移動を規制している。このため、中間転写ベルト61の交換作業手順を通じて、クリーニングユニット70に当接して中間転写ベルト61に傷をつける心配がない。
なお、転写フレーム65の位置決め突起部65eは、結合のための専用の構造ではなく、図1に示す右扉ユニット92内に形成された二次転写外ローラ35を備えた二次転写ユニット36を位置決めするための構造である。右扉ユニット92に対して二次転写ユニット36は、不図示のばねによって二次転写部T2を含む面内で平行移動および回転移動が可能に取り付けられている。位置決め突起部65eは、対向する二次転写ユニット36側に形成された不図示の開口部に嵌合して駆動ローラ62と二次転写外ローラ35とを平行に位置決める。
実施例1では、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の結合部100において、クリーニングユニット70にスナップフィット部101bを設けているため、ビス等の専用の結合部材を設けなくてもよい。したがって、結合構成が煩雑になることなくシンプルに構成することができる。
実施例1では、ベルト回転ユニット6側の結合のための構造が既存の位置決め突起65eと把手部65bとであるため、専用の結合構造を設ける必要が無く、そのため、ベルト回転ユニット6の全体構成を小さくシンプルに実現できる。
(自立状態)
図13は結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの別角度の斜視図である。図14は結合後のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの正面図である。図15はベルト回転ユニットの傾動角度の説明図である。
図5に示すように、転写フレーム65の手前側の側面部材には、ベルト回転ユニット6を起立状態にする際に着地する座面65dが形成されている。座面65dは、中間転写ベルト61を抜き取る方向とは逆方向に配置される。図8に示すようにクリーニングユニット70は、長手方向の両端部に座面70a、70bが形成され、長手方向の中央部に結合部座面102が形成されている。
図13に示すように、結合部100は、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70とを画像形成装置(1:図1)の外部で結合させる。結合によって、ベルト回転ユニット6が鉛直方向に自立すると同時に、クリーニングユニット70の回収トナーを収容している開口部が鉛直方向の上向きに保持されて、回収トナーが外部に溢れ出ないようにクリーニングユニット70が自立する。
実施例1では、自立状態において、クリーニングユニット70の回収トナーを収容している開口部はクリーニングブレード71の先端に位置しているため、作業者がクリーニングブレード71先端の損傷状態も確認することが可能になる。
図12に示すように、結合部100によって結合したベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の自立状態において、ベルト回転ユニット6側の転写フレーム65に形成した座面65dとクリーニングユニット70の結合部座面102とが着地する。結合部座面102と座面65dはZ方向に対し、略水平の位置関係をとっている。
これにより、結合されたベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70は、XZ平面でみると安定した状態を保つことができる。したがって、クリーニングユニット70は、転倒する方向(XZ平面内で回転する方向)には支持されることになり、クリーニングユニット70の自立状態を維持することが可能となる。
図14に示すように、クリーニングユニット70は、長手方向の両端部に座面70a、70bを有している。結合されたベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70をベルト回転ユニット6がZ軸と平行になるように立てた時、座面70a、70bは結合部座面102に対して、若干地面から浮いた状態に保持される。これにより、作業者がベルト回転ユニット6をYZ平面からみた時に傾けて支持することができる。
図15に示すように、結合状態のベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70は、YZ平面内で角度θだけ傾けることが可能である。例えば、図中、時計まわり方向に傾けた際、ベルト回転ユニット6は、結合部座面102を支点にして矢印D方向に回転して、座面70aが地面に着地する。このときの傾き角度はθである。
時計まわり方向に角度θ傾いた状態で、重心位置Gにかかる力Fが座面70a周りに生じさせる回転モーメントMは、必ず反時計まわりに生じてクリーニングユニット70を転倒させない方向に作用する。そのように、座面70aの位置が設計されている。反時計まわり方向の座面70b側に傾ける場合も同様である。
逆に、座面70aの位置が結合部座面102に近い場合や、結合部座面102に対して相当に高い位置に設計されている場合、傾けることが可能な角度θが大きくなる。この場合、回転モーメントMが時計まわりに作用するまで大きく傾けると、ベルト回転ユニット6が座面70a周りに回転して転倒する。
このように、作業者自身の方向(矢印D)にベルト回転ユニット6を傾けることで、作業者の手元方向に向かって中間転写ベルト61を抜くことができる。左右両方に傾けることも可能となる。このため、ベルト回転ユニット6のどちら側に作業者がいても中間転写ベルト61の交換作業性が容易になる。
(中間転写ベルト交換構成)
図16は中間転写ベルト交換時のベルト回転ユニットとクリーニングユニットの斜視図である。図17はテンションローラ軸受の取り外しの説明図である。図18はテンションローラのテンション解除操作の説明図である。図19はテンションローラ抜き取り作業の説明図である。図20は中間転写ベルト抜き取り作業の説明図である。
図5に示すように、ベルト回転ユニット6から中間転写ベルト(61:図3)を奥側へ向かって抜き取るには、中間転写ベルト(61:図3)の抜き取り経路に干渉する部材を取り除くとともに、テンションバネ67のテンション圧を解除する必要がある。干渉する部材は、奥側の把手部65aと、奥側のテンションローラ軸受66aである。
手前側の把手部65aは、転写フレーム65と一体に形成されているが、奥側の把手部65aは、転写フレーム65から着脱可能となっている。そのため、転写フレーム65の手前側を下にしてベルト回転ユニット6を起立(縦置き)させた状態で、上になった転写フレーム65の奥側から把手部65aを取り外すことで、転写フレーム65の奥側方向へ中間転写ベルト61を抜き取り可能となる。
図16に示すように、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を結合して自立させる。上になった把手部65aは、ロック部65rを外すことで、転写フレーム65から外れる。
図17の(a)に示すように、テンションローラ軸受66aは、転写フレーム65のガイド部65pに支持されている。図17の(b)に示すように、テンションをかける方向とは反対の矢印D方向にテンションローラ軸受66aを移動させると、転写フレーム65のガイド部65pからテンションローラ軸受66aが外れる。これにより、図17の(c)に示すように、テンションローラ軸受66aを矢印E方向へ取り外し可能になる。テンションバネ67はテンションローラ軸受66aに軽圧入されているため、テンションローラ軸受66aの取り外しと同時にテンションバネ67も外れる。
図18の(a)に示すように、自立状態で下側になるテンションローラ軸受66bは、転写フレーム65に取り付けられた状態のままテンション圧を解除される。図18の(b)に示すように、テンションローラ軸受66bを矢印S側に動かすと、テンションローラ軸受66bは、テンションバネ67を押し縮めた状態で、スナップフィット部66sによって転写フレーム65のロック部65sにロックされる。これにより、中間転写ベルト61が加圧解除状態となる。
図19に示すように、中間転写ベルト61を取り出す前に、テンションローラ64を上方から抜き取る。把手部65aとテンションローラ軸受66aを外して、テンションローラ軸受66bのテンション圧を解除しただけでは、中間転写ベルト61を上方へ抜き取った瞬間に、支えを失ったテンションローラが倒れるからである。
図20に示すように、中間転写ベルト61を上方に移動させてベルト回転ユニット6から抜き取る。
実施例1によれば、中間転写ベルト61の交換に際して、終始、作業者の両手が使えることになり、作業者が両手を用いて慎重に中間転写ベルト61をベルト回転ユニット6から交換できるようになる。
実施例1によれば、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を互いに結合させ自立保持できるようにしたため、専用の工具や部品を用いずにベルト回転ユニット6を自立保持できる。
実施例1によれば、回収トナーの入ったクリーニングユニット70を転倒させる心配なく、両手を用いて1名のサービスマンで作業できるため、中間転写ベルトの交換作業性が向上する。したがって、サービスコストを低減させることができる。
<実施例2>
実施例2では、実施例1の中間転写ユニット80における中間転写ベルト61の交換手順を説明する。
(1)図2に示すように、画像形成装置1から中間転写ユニット80を取り外す。図3に示すように、中間転写ユニット80を作業台上に載置する。
(2)図4に示すように、締結部材81を取り外して、ベルト回転ユニット6からクリーニングユニット70クリーニングユニット70を分離する。
(3)図9に示すように、ベルト回転ユニット6を起立させて、結合部100でクリーニングユニット70に結合する。図13に示すように、結合後、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70は両手を離しても自立する。
(4)図16に示すように、把手部65a及びテンションローラ軸受66aを転写フレーム65から取り外す。
(5)図18に示すように、下方のテンションローラ軸受66bをロックして、中間転写ベルト61を圧解除状態にする。
(6)図19に示すように、テンションローラ64を取り外す。
(7)図20に示すように、中間転写ベルト61をベルト回転ユニット6から取り外す。
その後、ベルト回転ユニット6に新品の中間転写ベルト61を挿入して元通りに組み立てる。
(1)図20に示すように、新しい中間転写ベルト61をベルト回転ユニット6へ挿入する。
(2)図19に示すように、テンションローラ64を取り付ける。
(3)図18に示すように、下方のテンションローラ軸受66bのロックを解除して中間転写ベルト61を加圧状態に戻す。
(4)図16に示すように、把手部65a及びテンションローラ軸受66aを転写フレーム65に取り付ける。
(5)図9に示すように、クリーニングユニット70からベルト回転ユニット6を抜き取って、結合部100によるベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の結合を解除する。
(6)図4に示すように、ベルト回転ユニット6の端部にクリーニングユニット70を位置決めて締結部材81を取り付けることにより、中間転写ユニット80を組み立てる。
(7)図2に示すように、画像形成装置1へ中間転写ユニット80を挿入する。
<実施例3>
図21はクリーニングブレードの取り外し作業の説明図である。図22はクリーニングブレードの取り出し作業の説明図である。
実施例3では、実施例1の中間転写ユニット80におけるクリーニングブレードの交換手順を説明する。
(1)図2に示すように、画像形成装置1から中間転写ユニット80を取り外す。図3に示すように、中間転写ユニット80を作業台上に載置する。
(2)図4に示すように、締結部材81を取り外して、ベルト回転ユニット6からクリーニングユニット70クリーニングユニット70を分離する。
(3)図9に示すように、ベルト回転ユニット6を起立させて、結合部100でクリーニングユニット70に結合する。図13に示すように、結合後、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70は両手を離しても自立する。
図13に示すように、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を結合して自立させた状態で、クリーニングユニット70のクリーニングブレード71が交換される。
クリーニングユニット70からクリーニングブレード71を交換する前に、回収トナーが外部に飛散しないように、クリーニングブレード71の近傍を不織布によって拭き取り清掃を行う。
図21に示すように、クリーニングブレード71の板金部72を回転支持する固定軸79を回収トナー収容部74から取り外す。図6に示すように、固定軸79を取り外すことで、クリーニングブレード71と板金部72が一体となったクリーニングブレードユニットを回収トナー収容部74から分離可能となる。
図22に示すように、作業者は、クリーニングブレード71と板金部72とを一体にクリーニングユニット70から取り外す。その後、作業者は、板金部72から古いクリーニングブレード71を取り外して、新品のクリーニングブレード71を取り付ける。作業者は、クリーニングブレード71の交換後、クリーニングブレード71と板金部72とを一体にクリーニングユニット70に取り付ける。
図21に示すように、固定軸79を回収トナー収容部74に取り付ける。図6に示すように、固定軸79を取り付けると、クリーニングブレード71の板金部72が回収トナー収容部74に回転支持される。この状態で、クリーニングブレード71に潤滑剤を塗布する。
(1)図9に示すように、クリーニングユニット70からベルト回転ユニット6を抜き取って、結合部100によるベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70の結合を解除する。
(2)図4に示すように、ベルト回転ユニット6の端部にクリーニングユニット70を位置決めて締結部材81を取り付けることにより、中間転写ユニット80を組み立てる。
(3)図2に示すように、画像形成装置1へ中間転写ユニット80を挿入する。
実施例3によれば、回収トナーの入ったクリーニングユニット70を転倒させることなく、終始、作業者が両手を用いて容易にクリーニングブレード71の交換作業をできる。
<実施例4、5>
図23は実施例4における結合部の説明図である。図24は実施例5における結合部の説明図である。実施例4、5は結合部の構成が実施例1と異なるのみで、その他の構成は実施例1と同一である。したがって、結合部以外の構成に関する重複した説明を省略する。
図23に示すように、実施例4の結合部100Aは、専用ビス120で締結することによって、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を結合する。
図24に示すように、実施例5の結合部100Bは、専用の結合部品121を設けて、ベルト回転ユニット6とクリーニングユニット70を結合する。
本発明は、クリーニングユニットを結合してベルト回転ユニットを自立させる限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
したがって、ベルト部材は、中間転写ベルトに限らず、記録材搬送ベルト、転写ベルト等であってもよい。本発明は、ベルト部材を用いる画像形成装置であれば、1ドラム型/タンデム型、中間転写方式/記録材搬送体方式の区別なく実施できる。像担持体の数、像担持体の帯電方式、静電像の形成方式、現像剤及び現像方式、転写方式等の区別無く実施できる。
また、本実施形態では、トナー像の形成/転写に係る主要部のみを説明するが、本発明は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途の画像形成装置で実施できる。
1 画像形成装置、1A 筐体、6 ベルト回転ユニット
10Y、10M、10C、10K 画像形成部
11 感光ドラム、13 露光装置、14 現像装置
17 一次転写ローラ、35 二次転写外ローラ、36 二次転写ユニット
61 中間転写ベルト、62 駆動ローラ、63 従動ローラ
64 テンションローラ、65 転写フレーム、65d 座面
65F、65R 側面部材、
70 クリーニングユニット、71 クリーニングブレード
80 中間転写ユニット、102 結合部座面

Claims (9)

  1. 一対の側面部材に支持された複数の支持回転体にベルト部材を張架させたベルト回転ユニットと、
    前記ベルト回転ユニットから着脱可能に組み立てられて回転状態の前記ベルト部材からトナーを回収するクリーニングユニットと、
    前記ベルト回転ユニットから取り外された前記クリーニングユニットを、一方の前記側面部材の長手方向に交差する方向に位置決めて当該側面部材に結合可能な結合手段と、を備え、
    前記結合手段により結合された前記側面部材と前記クリーニングユニットとを下にして他方の前記側面部材を上にした状態で、前記ベルト回転ユニットを起立状態に保持可能であることを特徴とするベルトユニット。
  2. 前記起立状態において前記ベルト回転ユニットの上側に位置する前記側面部材は、前記ベルト部材を抜き取り可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載のベルトユニット。
  3. 前記起立状態において前記ベルト回転ユニットの下側に位置する前記側面部材は、前記支持回転体の回転軸線方向に突き出した着地のための突起部を有し、
    前記クリーニングユニットは、前記ベルト回転ユニットに組み立てられてトナーを回収する状態で前記ベルト部材に対向する反対側の面の両端部に着地可能な突起部を有することを特徴とする請求項2に記載のベルトユニット。
  4. 前記結合手段は、前記ベルト部材の搬送方向の外側の位置で前記クリーニングユニットに前記側面部材を連結することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベルトユニット。
  5. 前記結合手段は、トナーを回収する状態で前記ベルト部材に対向する面を上にした状態の前記クリーニングユニットのトナー回収機構よりも低い位置に前記側面部材を連結することを特徴とする請求項4に記載のベルトユニット。
  6. 前記結合手段は、前記側面部材の長手方向の端部に配置されてベルトユニットを画像形成装置から引き出す際に使用される把手部と、前記把手部を挿入可能に前記クリーニングユニットに設けた開口部とで構成されることを特徴とする請求項5に記載のベルトユニット。
  7. 前記把手部を前記開口部に挿入して移動する前記クリーニングユニットを、挿入方向の所定位置で前記把手部に位置決め固定するロック機構を有することを特徴とする請求項6に記載のベルトユニット。
  8. 前記結合手段は、前記ベルト回転ユニットに配置した複数の突起部を、前記クリーニングユニットに設けたそれぞれの開口部に挿入する構造であることを特徴とする請求項4に記載のベルトユニット。
  9. 筐体と、
    請求項1乃至8のいずれか1項に記載のベルトユニットと、
    前記ベルトユニットのベルト部材の搬送方向に配列して配置され、個別の像担持体にトナー像を形成して前記ベルト部材へ転写可能な複数の画像形成部と、を備え、
    前記ベルトユニットは、前記複数の画像形成部の配列方向に移動して前記筐体から取り出し可能であることを特徴とする画像形成装置。
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