JP5241391B2 - クリーニング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式或は静電記録方式を採用する複写機やプリンタ等の画像形成装置に用いられるクリーニング装置に関するものである。
従来、像担持体(感光ドラムや中間転写体)を清掃するクリーニング装置に備えられたクリーニングブレードは、いわゆる消耗品と設定され、寿命が来ると交換されるよう構成される場合がある。クリーニングブレードの交換は、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたクリーニング装置を、装置本体から外した後に行われるのが一般的である。しかしながら、クリーニング装置を画像形成装置本体から外す際、クリーニング装置の開口部からトナーが落下し、機内を汚して成果物に悪影響を及ぼす恐れがあった。あるいは、クリーニング装置の着脱動作によって、クリーニングブレードや像担持体に傷をつける恐れがあった。
上記問題に鑑み、図12のような構成が提案されている。図12には、クリーナユニット100と中間転写ベルト101との間の領域から外部に落下し得るトナーを蓄積させ収納するトナー回収トレイ102を備えた構成が記載されている。このトナー回収トレイ102は、クリーナユニット100と中間転写ベルト101との間の領域の略下方に設けられており、落下したトナーによる機内汚れを防止するものである。(特許文献1)。
また、図13のような、着脱可能な構成のクリーニング装置70が提案されている。位置規制板71を解除位置にすることで、回動レバー72及び押圧板ばね73がフリーの状態となる。これにより、ケーシング74の開口75が略上方を向いた状態で支持軸76に案内されてクリーニング装置が着脱が可能となる。これにより、下方へのトナー落下を防止することができる。(特許文献2)。
また、図14のような着脱可能なクリーニング装置80も提案されている。クリーニング手段の着脱時にクリーニング手段や像担持体の傷付きや像担持体の弛み等を防ぐことができる画像形成装置として、クリーニングブレード81は、回動軸82を中心として回動可能に構成されている。そして、クリーニングブレード81の着脱時に、回転軸83に連動する離間アーム84によって、クリーニングブレード81を中間転写ベルト85から離間させる構成となっている。これにより、ブレードの着脱時のブレードや中間転写ベルトの傷や不用な撓みを防止することができる。(特許文献3)。
特開2004−109799号公報 特開平09−152823号公報 特開2003−122228号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、わざわざ専用の回収トレイを設ける必要があり、その為のスペースも確保する必要がある。
また、特許文献2の構成では、クリーニング装置の開口75が略上方を向いた状態で着脱が可能となるため、着脱動作でトナーが開口部からこぼれ落ちる心配はない。しかしながら、図12のような位置に回動支点76を配置した都合、ブレードを被クリーニング部材に当接させていくと、以下のような問題が生じる。ブレード当接以降に更に押圧されることで生じる反力が、ブレードを自由長方向に圧縮させる方向に生じ、これにより、ブレード先端や被クリーニング部材が擦れて傷付いたり、ブレードが捲れてしまうことがあった。
また、特許文献3の構成では、ブレードの着脱時にブレードを中間転写ベルトから離間させる退避機構を備えているが、装置構成が複雑となるため、スペースの観点及びコストの観点で難があった。
本発明は、上記に鑑み、クリーニングブレードの当接時にクリーニングブレードに不用な力がかかることを防止できるクリーニング装置を提供するものである。
そこで、本発明は、像担持体を備える本体に対して着脱可能なクリーニング装置であって、
前記像担持体にエッジ部を当接することで、前記像担持体表面のトナーを回収するクリーニング部材と、該回収されたトナーを収容する容器と、該クリーニング部材を回転可能に支持する第1回転軸と、前記クリーニング部材を付勢する付勢部材と、前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記付勢部材によって付勢された前記クリーニング部材が所定位置に待機するように、前記クリーニング部材を位置決めする位置決め部と、前記クリーニング装置に設けられた第2回転軸と、を有し、装置本体側に設けられ、前記第2回転軸を回動可能に支持するとともに、前記クリーニング装置を装着する装着部に対して、前記第2回転軸をセットした後に、前記第2回転軸を回転中心として前記クリーニング装置を回動させることにより前記本体に前記クリーニング装置を装着するクリーニング装置において、前記クリーニング部材が前記所定位置にいる状態において、前記エッジ部は、前記第1回転軸の回転中心と前記第2回転軸の回転中心とを結ぶ直線に対して、該直線上、または該直線よりも前記像担持体から遠い側に位置することを特徴とする。
本発明によれば、クリーニングブレードの当接時にクリーニングブレードに不用な力がかかることを防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下に記載される構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。よって、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
図1を用いて本発明に係る画像形成装置について説明する。
各色の感光体ドラム(像担持体)4Y,4M,4C,4Kは、帯電ローラ3Y,3M,3C,3Kによって表面を一様に帯電される。その後、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックの各色に対応するレーザースキャナユニット1Y,1M,1C,1Kから各色の画像データに合わせてレーザー光2Y,2M,2C,2Kが発光される。これらの光は、各色の感光体ドラム4Y,4M,4C,4Kに照射され、静電像が形成される。
これら静電像は、各色に対応する現像装置5Y,5M,5C,5Kに内包される各色のトナーにより、各色の現像スリーブ6Y,6M,6C,6Kを介して、現像される。そして現像された各色のトナー像は、ベルト駆動ローラ7a,7b,7cによって時計回り方向(図中矢印方向)に回転駆動される中間転写ベルト(像担持体)8に、順次1次転写される。この1次転写は、一次転写ポイントT1Y,T1M,T1C,T1Kにて、ベルトを内側からドラムに付勢している1次転写ローラ9Y,9M,9C,9Kによって行われる。これにより、4色の画像が重なったトナー画像が、中間転写ベルト8上に形成される。
一方、給送カセット10より給送ローラ11によって給送された転写材Sは、搬送ローラ対12a,12bおよび搬送ローラ対13a,13bによって搬送される。その後、さらにレジストローラ対14a,14bによって前述のトナー画像とタイミングを合わせるように二次転写ポイントT2に向けて搬送される。二次転写ポイントT2では、中間転写ベルトと転写材が、2次転写ローラ15とベルト駆動ローラ7bによって挟持、搬送される。そして、2次転写ローラに高圧電圧による転写バイアスを印加されることによって、中間転写ベルト8上のトナー像が、転写材に一括転写(二次転写)される。また、この時、転写しきれずに像担持体表面に残ったトナーは、ベルト8に接するように配置されたゴム片などからなるクリーニングブレード62(クリーニング部材)によって掻き落とされる。そして、掻き落とされたトナーは、クリーナ容器61に回収される。その後、クリーナ容器61内に回収されたトナーはスクリューなどによりパイプ25を通過し、該パイプ25の末端に着脱可能に配置された廃トナーボトル30に収容される。この廃トナーボトルは、満杯のなった時点で、ユーザもしくはサービスマンによって空のボトルと交換される。
一方、二次転写によって画像が形成された転写材Sは,搬送ガイド40上を通過した後、定着装置19に向けて搬送される。定着装置19は、ハロゲンヒータ18を内包する定着ローラ19と、定着ローラ19に所定の圧で圧接しながら回転する加圧ローラ20とを有し、これらによってニップNが形成される。このニップNに転写材Sが通過することで、熱と圧力によって転写されたトナー像が転写材S上に定着され、その後、転写材Sは排出トレイ50上に排出される。
本実施形態では、クリーニング装置は、像担持体を備える本体に対して着脱可能に構成されている。そしてクリーニング装置を中間転写ベルトユニット(本体)から離脱する際に、クリーニング装置の開口部からトナーが落下しないような構成となっている。そして、クリーニング装置を装着する際に、クリーニングブレードが不要な反力を受け、ブレードエッジ先端または被清掃面が傷付くことを防止できる構成となっている。以下、詳しく説明する。
図1において、クリーニング装置としてのクリーナユニット60は、像担持体としての中間転写ベルト(中間転写体)8の表面に対し、駆動ローラ7cと対向する部分において接触している。
図2は、クリーナユニット60を、本体に対して装着する動作の途中の状態を表している。よって、この状態では、クリーニングブレード62は、像担持体には当接していない。
図2において、クリーニングブレード62は、例えばウレタンゴムにより形成されており、第1支持部材69と第2支持部材69aによって挟持され保持されている。クリーニングブレード62及びこれら支持部材69とで、クリーニング部材が構成される。ブレードを支持した第1支持部材69は、クリーナユニット60に対して、第1回転軸63を中心として回転可能に設けられている。そして支持部材69の一端には、付勢部材であるところの加圧バネ64が取り付けられている。そして、支持部材69は、加圧バネ64によって第1開同軸63を中心として反時計方向に回動する向きの力を受ける。この加圧バネ64の作用により、ブレードのエッジ部(端部)62aは、中間転写体8に向かう方向の力を受ける。そして、ブレードが像担持体に当接していない状態において、加圧バネ64により力を受けて回転するクリーニング部材は、その一部(第2支持部材69a)がクリーナ容器61に設けられた突き当て部65に当接する。これにより、クリーニング部材は所定位置に位置決めされる。この規制された状態の所定位置を、待機位置とする。そして、この突き当て部65が、位置決め部となる。
なお、クリーニングブレード62は、通常、金属の板バネにウレタンゴムなどに代表されるゴム片が固設されており、その長さは中間転写ベルト8と同様に最大通紙幅以上の長さ(図における奥行き方向の長さ)を有している。
さらにクリーニングブレード62は、加圧バネ64の力とゴムの弾性力によりブレード先端エッジ62aが一定圧で中間転写ベルト8表面に付勢されることで、残トナーを掻き落して回収し、クリーナ容器61内に収納する機能を有する。
ただし、前記クリーニングブレード62は、使用していくうちにエッジ部が磨耗し、クリーニング性が低下する為、装置本体の寿命中に何度かユーザ若しくはサービスマンによって交換される事がある。この場合は、クリーナユニット60ごと装置本体から取り外した後、クリーニングブレードの交換が行われる。
このような構成において問題となるのが、クリーナユニット60と中間転写ベルト8の離間時におきる、クリーナユニット60の開口部66からのトナーの落下、飛散である。
そこで図2のように、着脱時にはクリーナユニットの開口部66が上方を向くような構成を備えることで、着脱時のトナーの落下を防止している。
クリーナユニット60の開口部66の下方に設けられた第2回転軸67は、中間転写ベルト8を含む中間転写体ユニット70に設けられる案内溝70a(案内部)に案内される。そして、開口部66が上方を向く姿勢でクリーナユニット60を所定位置に案内させる。その後、第2回転軸67は、案内溝70aの底(本体の一部)に当接しつつ回転可能に支持される。そして、クリーナユニット60を清掃を行う清掃位置にまで回動させた後に、清掃位置で固定させる。
以下、装着動作について図2から図7を用い、順を追って詳しく説明する。
まず、図2のように、クリーナユニット60の開口部66が上向きになるようにクリーナユニット60を傾けた状態で、中間転写体ユニット70に設けられた案内溝(案内部)70aに第2の回動軸67をあてがう。そして案内溝70aに沿って図中矢印方向にクリーナユニット60を重力方向に落とし込む。クリーナユニット60の第2回転軸67は案内溝70aの最下点で突き当たり、回動可能に嵌合される。この時、第1回転軸63を回動中心として駆動ローラ7c方向に付勢されているクリーニングブレード62は、クリーナ容器61に配設した突き当て部65に、支持部材69aが当接することで、その動きが規制されている。
次に、図3のように案内溝70aの最下点で回動可能に軸支されたクリーナユニット60を図中矢印方向(時計回り)に回転させていく。クリーニングブレード先端エッジ62aは、第2回転軸67を回動中心とした軌跡を描いて、駆動ローラ7c方向に近づいていく。
図4は、クリーニングブレード先端エッジ62aが駆動ローラ7c上の中間転写ベルト8表面と当接した瞬間を表したものである。しかし、クリーニング機能を得るためにはクリーニングブレード先端エッジ62aを一定圧で中間転写ベルト8表面に付勢させる必要がある。その為に、更にクリーナユニット60を図中矢印方向(時計回り)に回転させていく。クリーナユニット60を清掃位置に保持するべく、クリーナユニット60に固設した固定軸(固定部)68を、中間転写体ユニット70(本体側)に設けられた固定軸突き当て部70bに突き当たるまでクリーナユニットを回動させる。その後、図5のように、中間転写体ユニット70に回動可能に軸支されたラッチ(係合部)90により固定軸68を係合し固定する。
図5および図6を用い、図4で示したクリーニングブレード先端エッジ62aが中間転写ベルト8表面と当接した瞬間から、クリーナユニット60を画像形成動作時の清掃位置に保持されるまでの様子を説明する。
図4から図5の位置にクリーナユニット60を回動させると、ブレード先端エッジ62aは、中間転写ベルト8からの反力を受け、第1回転軸63を中心に図5中矢印方向に、加圧バネ64のバネ力とゴム片の弾性力に抗して押し戻される。そして図6に示すように、保持部材69aは突き当て部65から離れ、中間転写ベルト8表面に所望のブレード圧がかかる位置でクリーナユニット60は保持される。
ここで、クリーニングブレードが中間転写体に当接しておらず、突き当て部65によりクリーニングブレード62の位置が規制されている図2のような状態において、本発明では、ブレード先端エッジ部の位置に特徴がある。すなわち、第1回動軸63の回転中心と第2回転軸67の回転中心とを結ぶ直線に対し、エッジ部62aが直線上または、直線よりも像担持体から遠い側に位置する。
図8、図9、図10は、クリーナユニット60装着時におけるクリーニングブレード先端の加圧方向を説明する断面図である。
図8は図4と同じ状態を表しており、クリーニングブレード先端62aが待機位置の状態で中間転写ベルト8に当接した時、クリーニングブレード先端62aが反力で押し戻される際の軌跡を表したものである。なお、図8の構成においては、ブレード先端62aは、待機位置において直線L上に位置する。
図8において、ブレード先端62aが待機位置で中間転写ベルト8に当接する前は、ブレード先端62aは第2回転軸67を中心とするr1の円弧上を移動する。また、クリーナユニット60を回動させる際、クリーニングブレード62の回動中心である第1回転軸63は、ブレード先端62aが中間転写ベルト8に当接する前後においてr2の円弧上を移動する。そして、ブレード先端62aが中間転写ベルト8に当接した以降に更にクリーナユニット60を回動すると、ブレード先端62aは第1回転軸63を中心とするr3の円弧上を移動していく。このような状況において、クリーナユニットの装着時において、ブレード先端62aが中間転写ベルト8に当接した時、ブレード先端62aは中間転写ベルト表面から反力Fr1を受ける。この反力Fr1の向きは、図8に示したように、軌跡r1におけるブレード接触位置での接線方向となる。ここでは、ブレード先端62aは直線L上に位置している為、このFr1の方向は、軌跡r3における接線方向でもある。よって、このような位置関係においては、反力Fr1は、ブレードを自由長方向に圧縮する向き(軌跡r3の半径方向で中心に向かう方向)の力を生じないため、ブレードに不用な力がかからない。よって、図8構成においては、ブレード先端や被クリーニング部材が擦れて傷付いたり、ブレードが捲れてしまうことを防止できる。
また、図10は、ブレード先端62aの待機位置を、直線Lよりも像担持体から遠い側(容器内側)に位置させた構成を示している。図10の構成においても、反力Fr1の方向は軌跡r1におけるブレード接触位置での接線方向である。そして、このFr1の方向は、軌跡r3から離れる方向、すなわちブレードを自由長方向に圧縮する向きとは逆の方向となっている。従って、図10の構成においても、ブレードを自由長方向に圧縮する向きの力を生じないため、ブレードに不用な力がかからない。よって、図10構成においても、ブレード先端や被クリーニング部材が擦れて傷付いたり、ブレードが捲れてしまうことを防止できる。
これに対し、図9は、本発明に対する比較例の構成を表している。図9では、ブレード先端62aの待機位置を、直線Lよりも像担持体に近い側(容器外側)に位置させた構成となっている。図9の構成においも、反力Fr1の方向は軌跡r1におけるブレード接触位置での接線方向である。図9構成の場合、このFr1の方向は、軌跡r3の中に向かう方向、すなわちブレードを自由長方向に圧縮する向きとなっている。よって、図9の構成では、ブレードに不用な力がかかってしまい、ブレード先端や被クリーニング部材が擦れて傷付いたり、ブレードが捲れてしまうおそれがある。
従って、クリーナユニットの装着時にブレードに不用な反力をかけないためには、ブレード待機位置におけるブレード先端位置を、直線L上または、直線Lよりも像担持体から遠い側に位置することが有効である。
なおここで、クリーナユニット60の装着動作について順を追って説明したが、取り外し動作については逆の手順で行うことができる。
上述したように、本実施形態によれば、クリーナユニット60の回動中心を下支点とすることでクリーナユニット60の着脱動作時にクリーナユニット60の開口部66からトナーが落下して装置本体内を汚す恐れが無い。また、クリーナユニット60の着脱動作時にクリーニングブレード先端エッジ62aが反力による不用なストレスを受けることがない。よって、クリーニングブレード先端エッジ62aあるいは中間転写ベルト8表面の傷を防止し、良好な画像形成動作を行うことが出来る。
(実施例2)
先の実施例では、被クリーニング部材は中間転写ベルトとして説明したが、感光体ドラムであっても同様の効果が得られる。
図11にその構成を示す。図11において、4は像担持体であるところの感光ドラムであり、帯電装置であるところの帯電ローラ3により帯電される。帯電された感光ドラムに対して、露光装置1による露光が行われることで静電像が形成され、現像装置5によって該静電像が現像され、トナー像が形成される。形成されたトナー像は、転写装置であるところの転写ローラ15によって、搬送されてきた転写材Sに転写される。そして、転写されずに感光ドラム4表面に残ったトナーが、クリーニング装置60によって回収される。本実施例では、このクリーニング装置60として、実施例1に記載のクリーニング装置を用いるものである。
本発明の画像形成装置全体を説明するための断面図である。 クリーナユニットの装着動作手順を示す断面図である。 クリーナユニットの装着動作手順を示す断面図である。 クリーナユニットの装着動作手順を示す断面図である。 クリーナユニットの装着動作手順を示す断面図である。 クリーナユニットの装着動作手順を示す断面図である。 クリーナユニットの装着状態を示す要部斜視図である。 本発明におけるブレードにかかる反力を表した図である。 比較例におけるブレードにかかる反力を表した図である。 本発明におけるブレードにかかる反力を表した図である。 第2の実施例の断面図である。 第一の従来例を示す図である。 第二の従来例を示す図である。 第三の従来例を示す図である。
符号の説明
8 中間転写体(像担持体)
60 クリーニング装置
62 クリーニングブレード(クリーニング部材)
62a エッジ部
63 第1回転軸
64 加圧バネ(付勢部材)
65 位置決め部
67 第2回転軸
69 支持部材(クリーニング部材)
70a 案内溝(案内部、嵌合部)

Claims (4)

  1. 像担持体を備える本体に対して着脱可能なクリーニング装置であって、
    前記像担持体にエッジ部を当接することで、前記像担持体表面のトナーを回収するクリーニング部材と、
    該回収されたトナーを収容する容器と、
    該クリーニング部材を回転可能に支持する第1回転軸と、
    前記クリーニング部材を付勢する付勢部材と、
    前記クリーニング部材が前記像担持体に当接していない状態において、前記付勢部材によって付勢された前記クリーニング部材が所定位置に待機するように、前記クリーニング部材を位置決めする位置決め部と、
    前記クリーニング装置に設けられた第2回転軸と、
    を有し、装置本体側に設けられ、前記第2回転軸を回動可能に支持するとともに、前記クリーニング装置を装着する装着部に対して、前記第2回転軸をセットした後に、前記第2回転軸を回転中心として前記クリーニング装置を回動させることにより前記本体に前記クリーニング装置を装着するクリーニング装置において、
    前記クリーニング部材が前記所定位置にいる状態において、前記エッジ部は、前記第1回転軸の回転中心と前記第2回転軸の回転中心とを結ぶ直線に対して、該直線上、または該直線よりも前記像担持体から遠い側に位置することを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記位置決め部は、前記付勢部材によって付勢された前記クリーニング部材が当接することによって位置決めが行われるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記本体は、前記クリーニング装置を前記本体に装着する際に、前記クリーニング部材が配置された前記容器の開口部が上方を向く姿勢となるように、前記クリーニングの装着を案内する案内部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のクリーニング装置。
  4. 前記クリーニング装置を装着した際、前記クリーニング装置を清掃位置に固定するべく、前記本体側の係合部と係合する固定部を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のクリーニング装置。
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