JP3927719B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式などによって画像形成を行なうたとえばカラー複写機あるいはカラープリンタなどとされる画像形成装置に関し、特に、ベルト体を像担持体に対して高精度に位置決め可能な画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図8に、従来のカラー画像形成装置の一例を示し、その構成を画像形成の工程に従って順に説明する。
【0003】
まず、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応するレーザスキャナーユニット1Y、1M、1C、1Kから各色の画像データに合わせてレーザ光2Y、2M、2C、2Kを発光し、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Kによって表面を一様に帯電された各色の像担持体である感光ドラム4Y、4M、4C、4K上に各色の画像データに対応する潜像を形成し、更に各色に対応する現像装置5Y、5M、5C、5Kに収容された各色のトナー(現像剤)により、各色の現像スリーブ6Y、6M、6C、6Kを介してその潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に現像する。
【0004】
このとき、ベルト駆動ローラ7a、7b、7cによって時計方向(矢印方向)に回転駆動されるベルト体としての中間転写ベルト8はその上部表面が同時にそれらの4色の感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに対して水平にかつ均一に接触するように保持され、感光ドラム4Y、4M、4C、4K上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に4色の画像を重ね合わせるように、感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと中間転写ベルト8との接触点である各色ごとの一次転写ポイントT1Y、T1M、T1C、T1Kにて中間転写ベルト8を内側から感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに付勢しているバックアップローラ9Y、9M、9C、9Kによって順次一次転写し、4色の画像が重なったトナー画像を中間転写ベルト8上に形成する。
【0005】
一方、給紙カセット10から給紙ローラ11によって給紙された記録材としての用紙Sが、搬送ローラ対12a、12b;13a、13b;14a、14bによって矢印方向に搬送された後、二次転写ポイントT2において、金属軸に発泡体を巻きつけた転写ローラ15とベルト駆動ローラ7bによって狭持、搬送されることによって、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像が一括転写(二次転写)される。このとき転写しきれずに中間転写ベルト8表面に残ったトナーは中間転写ベルト8に接するように配置されたクリーニングブレード16によってクリーナー17に回収される。
【0006】
二次転写が行われた後、画像が形成された用紙Sは、ハロゲンヒーター18を内包する定着ローラ19および定着ローラ19に所定の圧で圧接しながら回転する加圧ローラ20を有する定着装置21に搬送され、両ローラ19、20の接触点であるニップNを通過することで熱と圧力によって転写されたトナー像が用紙S上に定着され、その後排紙トレイ60上に排出される。
【0007】
このような系において、従来中間転写ベルト8は、4色の感光ドラム4Y、4M、4C、4Kとの高精度な位置関係を確保しなければならず、中間転写ベルト8上で各色の画像を重ねる場合にそれぞれの色の画像が微妙にずれる、いわゆる「色ずれ」などの問題をはじめとするプリントクオリティの問題を発生させる危険性が高いことから、このようなベルト体は装置本体に組み立てジグなどを利用し、高精度な位置関係を保証するためにビスなどの締結部材で固定されており、例えば装置本体の寿命前に中間転写ベルト8の性能劣化や破損が生じた場合はサービスマンによって慎重に交換されるという方式がとられていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例の構成において、中間転写ベルト8の耐久性は装置本体の寿命に比べて短い場合が多く、装置本体の寿命までに数回新品のベルト体に交換する必要があり、その都度サービスマンによって交換を行なうには、メンテナンス費用がかかり過ぎるという点から、ユーザーの不満につながる問題があった。
【0009】
そこで、昨今のプリンタなどにおいては、このような消耗品の交換をすべてユーザーに任せる、いわゆるイージーメンテナンス志向が強くなっており、サービスマンによるメンテナンスを嫌う傾向が強くなっている。
【0010】
しかし、このようなイージーメンテナンスの場合、特に中間転写ベルトの交換をユーザーが行なう場合には、感光ドラムと中間転写ベルトとの高精度な位置保証に懸念があった。
【0011】
そして、上記の中間転写ベルトの問題は、感光ドラム上のトナー画像を直接用紙に転写する際、用紙裏面にて用紙を搬送し、感光ドラムに対して押圧されるベルト体としてのいわゆる転写ベルトについても同様にいうことができる。
【0012】
従って、本発明の目的は、ユーザーによるベルト体の交換を容易にするとともに、像担持体とベルト体との高精度な位置保証を可能とする画像形成装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、トナー像を担持する複数の像担持体と、前記複数の像担持体上のトナー像を転写材へ転写するためのベルトと、前記ベルトを有するベルトユニットと、前記ベルトユニットを押圧し、前記ベルトユニットの姿勢を変えるカムと、前記カムを回転させる回転可能なレバーと、を有し、前記ベルトユニットは第1の位置だし部を有し、画像形成装置本体は第2の位置だし部を有し、前記第1の位置だし部を第2の位置だし部に突き当てている状態において画像形成可能であり、前記カムを回転することで、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部に突き当てることと、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部から離間することが可能である画像形成装置において、
前記カムを前記カムの回転方向に付勢するバネを有し、前記バネは前記カムを、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部に突き当てる方向に付勢し、前記カムと、前記レバーは前記レバーの回転力が前記カムに伝わるように連結されており、前記レバーと前記カムは、相対的に、所定の範囲の角度においては、前記レバーから前記カムに回転力が伝わらず、前記第1の位置だし部が前記第2の位置だし部に突き当っている状態においては、前記カムが前記バネによって前記ベルトユニットを付勢しており、前記カムが回転せず、前記回動レバーが所定の範囲で回転可能であることを特徴とする画像形成装置である。
【0014】
本発明の一実施態様によると、前記ベルトユニットは装置本体から着脱可能であり、前記第1の位置だし部が第2の位置だし部から離れている状態でのみ、前記ベルトユニットは装置本体から着脱可能であり、前記複数の像担持体は回転可能であり、前記ベルトユニットは、装置本体から、前記複数の像担持体の回転軸方向に装置本体から着脱可能である
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。尚、下記の説明において、前出の部材と同一の部材については同一符号を付す。
【0018】
図1に、本発明における画像形成装置の一実施例が示される。本実施例の画像形成装置は、図8の画像形成装置と概略同様の構成を備えており、上述のように、まず、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応するレーザスキャナーユニット1Y、1M、1C、1Kから各色の画像データに合わせてレーザ光2Y、2M、2C、2Kを発光し、それぞれ略平行に設けられ、帯電ローラ3Y、3M、3C、3Kによって表面を一様に帯電された各色の像担持体である感光ドラム4Y、4M、4C、4K上に各色の画像データに対応する潜像を形成し、更に各色に対応する現像装置5Y、5M、5C、5Kに収容された各色のトナー(現像剤)により、各色の現像スリーブ6Y、6M、6C、6Kを介してその潜像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に現像する。
【0019】
このとき、ベルト駆動ローラ7a、7b、7cによって時計方向(矢印方向)に回転駆動される中間転写ベルト8はその上部表面が同時にそれらの4色の感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに対して水平にかつ均一に接触するように保持され、感光ドラム4Y、4M、4C、4K上のトナー像をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの順に4色の画像を重ね合わせるように、感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと中間転写ベルト8との接触点である各色ごとの一次転写ポイントT1Y、T1M、T1C、T1Kにて中間転写ベルト8を内側から感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに付勢しているバックアップローラ9Y、9M、9C、9Kによって順次一次転写し、4色の画像が重なったトナー画像を中間転写ベルト8上に形成する。
【0020】
一方、給紙カセット10から給紙ローラ11によって給紙された用紙Sは、搬送ローラ対12a、12b;13a、13b;14a、14bによって矢印方向に搬送された後、二次転写ポイントT2において、金属軸に発泡体を巻きつけた転写ローラ15とベルト駆動ローラ7bによって狭持、搬送されることによって、中間転写ベルト8上に形成されたトナー像を一括転写(二次転写)される。このとき転写しきれずに中間転写ベルト8表面に残ったトナーは中間転写ベルト8に接するように配置されたクリーニングブレード16によってクリーナー17に回収される。
【0021】
二次転写が行われた後、画像が形成された用紙Sは、ハロゲンヒーター18を内包する定着ローラ19および定着ローラ19に所定の圧で圧接しながら回転する加圧ローラ20を有する定着装置21に搬送され、両ローラ19、20の接触点であるニップNを通過することで熱と圧力によって転写されたトナー像が用紙S上に定着され、その後排紙トレイ60上に排出される。
【0022】
つぎに本発明の特徴部分について説明する。
【0023】
本実施例においては、中間転写ベルト8、ベルト駆動ローラ7a、7b、7c、バックアップローラ9Y、9M、9C、9K、およびクリーナー17などのベルト周辺部品をベルトユニット40として一体的に構成し、ユーザーが装置本体に対して容易に着脱可能とした。
【0024】
ベルトユニット40は、図2に示すように、中間転写ベルト8、ベルト駆動ローラ7a、7b、7c、バックアップローラ9Y、9M、9C、9K、およびクリーナー17などのベルト周辺部品を、ローラ類は回転可能なように図示しないベアリングなどを介して前後2枚の金属製の側板である前側板31aおよび後側板31bで挟み込むようにして固定したユニット形態を構成しており、ユーザーが取り扱いやすいように把持部材であるハンドル37が前側板31aに設けられている。
【0025】
この中で、ベルト駆動ローラ7aは装置本体に装着時に装置本体側の図示しない駆動軸と連結することにより駆動力を受け取る。その連結のための継手34が装着時に本体奥側に位置するように駆動ローラ7aの中心軸32と同一軸上に配設されているとともに、装置本体に装着する際に最初に位置決めをなすプラスチック製の第1と第2のガイドローラ33a、33bが同様にベルト駆動ローラ7aの中心軸32と同一軸上に配置されている。このとき第1のガイドローラ33aがベルト駆動ローラ7aの図中手前側に設けられ、第2のガイドローラ33bがベルト駆動ローラ7aの奥側端部と継手34との間に介装される。
【0026】
また、ベルトユニット40を前側板31a側から見て左上部の手前側と奥側に、つまりベルト駆動ローラ7cの近傍にプラスチック製の第1と第2の位置出しブロック(第1の位置決め部材)35a、35bがそれぞれ前側板31aおよび後側板31bに図示しないビスによって固定されている。
【0027】
また、図1において、カセット10から給紙された用紙Sを二次転写ポイントT2に導くための搬送ローラ対13a、13b;14a、14b、および転写ローラ15も、図3に示すように、フレーム41a、41bに各ローラが不図示のベアリングを介して回転可能にかつ一体的に固定された搬送ユニット50を形成しており、更に、この搬送ユニット50はその搬送路にジャムが発生した場合の処理、およびベルトユニット40の着脱に際して、搬送ユニット用ハンドル42を操作することで搬送ユニット揺動支軸43a、43bを中心に図4に示すように装置本体の下方に回動し、回避ポジション(以下、「搬送ユニット離間状態」という)に図示しないロック機構をもって回避固定することが可能となっている。
【0028】
尚、図3において搬送ユニット用ハンドル42は、フレーム41aに対して平行に延びるアーム部45aと、アーム部45aの一端部からフレーム41aと直交するように延び、フレーム41aの下端部を支持するフレーム支持部45bとからなるL型部材45に取り付けられている。更に説明すると、ハンドル42はフレーム支持部45bの中心軸線と同一軸線上に取り付けられ、アーム部45aの他端部には、装置本体に支持された揺動支軸44が取り付けられている。
【0029】
上記構成において、搬送ユニット用ハンドル42を把持し、揺動支軸44を支点としてL型部材45を矢印X方向に揺動することによって、上述のように搬送ユニット50を矢印Y方向に揺動することができる。
【0030】
つぎにベルトユニット40の装置本体への着脱手段について説明する。図5にはベルトユニット40が装置本体に装着されていない状態での装置本体の前面から見た正面図が示される。
【0031】
この状態で、装置本体の前面にはベルトユニット40挿入用の開口部80が空いている。この開口部80の中には挿入時にベルトユニット40のガイドローラ33a、33bをガイドするために装置本体の前後方向にレール状に配設された右ガイドレール(スライド部材)61および同じくベルトユニット40挿入時に位置出しブロック35a、35b部分のガイドとなる左ガイドレール(スライド部材)62が同じくレール状に装置本体の前後方向に固定されており、開口部80から見えている。
【0032】
また、右ガイドレール61はR状の形状をしており、その内周面61aは、本体側にあって、ベルトユニット40の装着時に継手34が結合されることによって本体側の駆動力を伝達するカップリング63の中心軸を中心としてガイドローラ33a、33bの外形にわずかなガタ分を加算した寸法を半径として形成されている。
【0033】
従って、前述のように、ベルトユニット40のガイドローラ33a、33bを右ガイドレール61の内周面61aに合わせ、また、位置出しブロック35a、35bを左ガイドレール62上に載せるようにして装置本体内部へベルトユニット40を押し込むと、ベルトユニット40側の継手34が装置本体側のカップリング63に結合することとなり、図6に示すような中間転写ベルト8が感光ドラム4Y、4M、4C、4Kから離間した状態(以下、「ベルト離間状態」という)で装置本体に装着できる。また、この時、搬送ユニット50は事前に搬送ユニットハンドル42の操作によって「搬送ユニット離間状態」となっている。
【0034】
つぎに中間転写ベルト8を感光ドラム4Y、4M、4C、4Kに接触させた使用時の状態までベルトユニット40を上昇させる手段について説明する。
【0035】
図7に示すように、装置本体側にはベルトユニット40の位置出しブロック35a、35bを押し上げるためのベルト押し上げカム51a、51bが固定されたカム軸53が回動可能に支持されており、その前面端にカム軸53およびベルト押し上げカム51a、51bを回動させるためのベルトカムハンドル52が固定されている。ベルトカムハンドル52は図2に示したように搬送ユニット用ハンドル42と同様に装置本体の前面に突出しており、図5に示すように、回動穴72(搬送ユニット50に関しては回動穴71)に沿って、ユーザによって操作されることで、ベルトユニット40をカップリング63と継手34の中心軸32を回転中心として上下に移動させることが可能となっている。
【0036】
ベルトユニット40を使用状態に持ち上げる際は、上記の手法に則り、ハンドル52を図中反時計方向に回転させ、ベルト押し上げカム51a、51bによって位置出しブロック35a、35bを持ち上げ、最終的に位置出しブロック35a、35bの上面36a、36bを装置本体側に設置されている位置決めシャフト(第2の位置決め部材)70に突き当て、図示しないロック機構によってその状態を維持するように固定する。
【0037】
このとき、ベルトカムハンドル52とそれに固定されたカム軸53に対して、ベルト押し上げカム51a、51bは約10度の回転ガタをもって固定されている。つまり、ハンドル52が図示しないロック機構によってベルト押し上げカム51a、51bがベルトユニット40の位置出しブロック35a、35bを位置決めシャフト70に突き当てた状態で固定されていても、ベルト押し上げカム51a、51bは更に約10°分回動可能に支持されている。
【0038】
更に、ベルト押し上げカム51a、51bには装置本体の図示しないステーと引っ張りバネ54a、54bでおのおの連結されており、約10°の稼動範囲内で位置決めブロック35a、35bに位置決めシャフト70への所定の当接圧を加えて保持している。
【0039】
上記のような構成によって、ベルトユニット40のみ上昇している図4に示すような状態を作れるが、つぎに搬送ユニット用ハンドル42を用いて搬送ユニット50を上昇させ、使用時の位置で固定すれば、図1に示すように、装置本体を使用可能な状態とすることができる。
【0040】
このとき、位置決めシャフト70は感光ドラム4Y、4M、4C、4Kとベルト8の位置関係を決める上で寸法精度上重要な部品であり、装置本体側においては感光ドラム4Y、4M、4C、4Kが支持されている不図示のフレーム(支持体)と同一フレーム上に配設されている。
【0041】
また、ベルトユニット40を装置本体から取り出す際には、先に説明した手順を逆に行なえばよい。すなわち、搬送ユニット50を離間状態にした後にベルトユニット40を離間状態にして、ベルトユニットハンドル37をもって装置本体から引き出せばよい。
【0042】
このとき、感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと中間転写ベルト8の位置関係を高精度に維持するためは、まず感光ドラム4Y、4M、4C、4Kと位置決めシャフト70およびカップリング63に位置関係を高精度に保つことが重要であるが、前述のようにそれらは同一フレームに固定することが可能であり、比較的容易に精度を管理することができる。
【0043】
また、ベルトユニット40においては、中間転写ベルト8と位置出しブロック35a、35bの位置決めシャフト70との接触面である36a、36bとの関係を高精度に管理すればよい。
【0044】
以上のような構成により、従来ユーザーによる交換が困難であった中間転写ベルトを消耗品ユニットとしてユーザーメンテナンス部品として取り扱うことを可能とし、同時に、感光ドラムと中間転写ベルトとの高精度な位置保証を可能とすることができる。
【0045】
また、本実施例においては、特に中間転写ベルトを例にあげて説明したが、本発明を、複数の感光ドラム上のトナー画像を直接用紙に順次転写する際、用紙面にて用紙を担持搬送し、感光ドラムに接触可能(画像形成装置本体に対して着脱可能)なベルト体としてのいわゆる転写ベルトにも応用できることはいうまでもない。
【0046】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の画像形成装置によれば、ベルト体が画像形成装置本体に対して締結部材を使用せずに装着され、前記ベルト体および前記ベルト体を支持する枠体が前記画像形成装置本体に対して像担持体の母線と平行に着脱可能であることにより前記ベルト体をユーザーが容易に交換可能な消耗品ユニットにするとともに、前記画像形成装置本体装着時に画像品位に影響を及ぼさないように像担持体との位置関係を精度よく安定して保持することを可能とした。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を最もよく表すカラー画像形成装置の一実施例を示す全体構成図である。
【図2】 本発明によるカラー画像形成装置のベルトユニットを示す斜視図である。
【図3】 本発明によるカラー画像形成装置の搬送ユニットを示す斜視図である。
【図4】 搬送ユニットが離間状態にある状態を示す説明図である。
【図5】 本発明によるカラー画像形成装置のベルトユニット着脱用開口部を示す正面図である。
【図6】 本発明によるカラー画像形成装置のベルトユニットおよび搬送ユニットの離間状態を示す説明図である。
【図7】 本発明によるカラー画像形成装置のベルトユニットとベルト押し上げカムおよびハンドルを示す斜視図である。
【図8】 従来のカラー画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
【符号の説明】
4Y、4M、4C、4Y 感光ドラム(像担持体)
8 中間転写ベルト(ベルト体)
33a、33b ガイドローラ
35a、35b 位置出しブロック(第1の位置決め部材)
40 ベルトユニット
50 搬送ユニット
51a、51b カム部材
61 右ガイドレール(スライド部材)
62 左ガイドレール(スライド部材)
70 位置決めシャフト(第2の位置決め部材)

Claims (2)

  1. トナー像を担持する複数の像担持体と、前記複数の像担持体上のトナー像を転写材へ転写するためのベルトと、前記ベルトを有するベルトユニットと、前記ベルトユニットを押圧し、前記ベルトユニットの姿勢を変えるカムと、前記カムを回転させる回転可能なレバーと、を有し、前記ベルトユニットは第1の位置だし部を有し、画像形成装置本体は第2の位置だし部を有し、前記第1の位置だし部を第2の位置だし部に突き当てている状態において画像形成可能であり、前記カムを回転することで、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部に突き当てることと、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部から離間することが可能である画像形成装置において、
    前記カムを前記カムの回転方向に付勢するバネを有し、前記バネは前記カムを、前記第1の位置だし部を前記第2の位置だし部に突き当てる方向に付勢し、前記カムと、前記レバーは前記レバーの回転力が前記カムに伝わるように連結されており、前記レバーと前記カムは、相対的に、所定の範囲の角度においては、前記レバーから前記カムに回転力が伝わらず、前記第1の位置だし部が前記第2の位置だし部に突き当っている状態においては、前記カムが前記バネによって前記ベルトユニットを付勢しており、前記カムが回転せず、前記回動レバーが所定の範囲で回転可能であることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ベルトユニットは装置本体から着脱可能であり、前記第1の位置だし部が第2の位置だし部から離れている状態でのみ、前記ベルトユニットは装置本体から着脱可能であり、前記複数の像担持体は回転可能であり、前記ベルトユニットは、装置本体から、前記複数の像担持体の回転軸方向に装置本体から着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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