JP5029595B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5029595B2
JP5029595B2 JP2008332623A JP2008332623A JP5029595B2 JP 5029595 B2 JP5029595 B2 JP 5029595B2 JP 2008332623 A JP2008332623 A JP 2008332623A JP 2008332623 A JP2008332623 A JP 2008332623A JP 5029595 B2 JP5029595 B2 JP 5029595B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
belt
unit
belt unit
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008332623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010152245A (ja
Inventor
光 飯野
敬貴 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2008332623A priority Critical patent/JP5029595B2/ja
Publication of JP2010152245A publication Critical patent/JP2010152245A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5029595B2 publication Critical patent/JP5029595B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Description

本発明は、複数の感光ドラムに対向するベルトユニットを備える画像形成装置に関する。
従来、感光ドラムを有する複数のプロセスカートリッジと、各感光ドラムとの間で用紙を搬送するベルトを有するベルトユニットと、ベルトユニットに用紙を供給する給紙ユニット(供給ユニット)と、プロセスカートリッジを装置本体に着脱するための開口部を開閉するフロントカバーとを備える画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この技術では、フロントカバーとベルトユニットの間に給紙ユニットが配置されているが、フロントカバーに給紙ユニットが固定されていることにより、フロントカバーを開けると給紙ユニットがベルトユニットから離れて、ベルトユニットが外部に露出する。これにより、ベルトユニットをメンテナンス(交換や清掃等)するために、作業者がベルトユニットを掴んで装置本体から取り出すことが可能となっている。
特開2007−57953号公報
しかしながら、従来技術では、給紙ユニットをフロントカバーに固定するので、フロントカバーが重くなって操作し難くなるといった問題があった。また、この問題を解決すべく、給紙ユニットを本体に固定すると、手前に位置する給紙ユニットが邪魔になってベルトユニットが取り出し難くなるといった問題があった。
そこで、本発明は、ベルトユニット周りに邪魔な構造物が配置される場合であっても、ベルトユニットを容易に取り出すことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、複数の感光ドラムを有する画像形成部と、前記画像形成部を保持し、前記装置本体から外部に引き出し可能な画像形成部保持部材と、前記画像形成部保持部材を装置本体内から引き出すために装置本体に形成される開口部と、前記開口部を開閉するカバーと、各感光ドラムに対向し、各感光ドラムとの間で記録シートを搬送するベルトを有し、前記開口部を通して前記装置本体から取り外されるベルトユニットと、前記カバーと前記ベルトユニットの間に配置され、記録シートを前記ベルトユニットに供給する供給ユニットと、前記画像形成部保持部材を取り出すことにより形成される装置本体内の空間に向けて前記ベルトユニットを押し出す押出機構と、を備え、前記ベルトユニットが、前記カバーを開いた状態のときに、前記画像形成部保持部材の引出方向から見て前記供給ユニットと重なる位置に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、複数の感光ドラムを有する画像形成部と、前記画像形成部を保持し、前記装置本体から外部に引き出し可能な画像形成部保持部材と、前記画像形成部保持部材を装置本体内から引き出すために装置本体に形成される開口部と、前記開口部を開閉するカバーと、各感光ドラムに対向し、各感光ドラムで担持された現像剤像が複数の1次転写部材によって転写されるベルトを有し、前記開口部を通して前記装置本体から取り外されるベルトユニットと、前記カバーと前記ベルトユニットの間に配置され、前記ベルト上で担持された現像剤像を記録シートに転写させる2次転写部材と、前記画像形成部保持部材を取り出すことにより形成される装置本体内の空間に向けて前記ベルトユニットを押し出す押出機構と、を備え、前記ベルトユニットが、前記カバーを開いた状態のときに、前記画像形成部保持部材の引出方向から見て前記2次転写部材と重なる位置に配置されていることを特徴とする。

本発明によれば、ベルトユニットを装置本体から取り外す場合には、まず、画像形成部を装置本体から取り出す。その後、押出機構を作動させて、画像形成部を取り出すことにより形成される装置本体内の空間(以下、「画像形成部収容空間」とも呼ぶ)に向けてベルトユニットを押し出す。これにより、ベルトユニット周りに邪魔な構造物が配置される場合であっても、画像形成部収容空間にベルトユニットを押し出して外部からアクセスし易くすることができるので、ベルトユニットを容易に取り出すことができる。
本発明によれば、画像形成部収容空間に向けてベルトユニットを押し出す押出機構を設けたので、ベルトユニット周りに邪魔な構造物が配置される場合であっても、ベルトユニットを容易に取り出すことができる。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図であり、図2はドロワのサイドフレームと感光ドラムとの関係を示す説明図である。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側(手前側)」、紙面に向かって右側を「後側(奥側)」とし、紙面と直交する方向の手前側を「右側」、紙面と直交する方向の奥側を「左側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、シート収容部の一例としての給紙トレイ2と、供給ユニットの一例としての給紙ユニット3と、スキャナユニット4と、画像形成部としての複数のプロセスカートリッジ5と、ベルトユニット6と、定着装置7とを主に備えて構成されている。スキャナユニット4、複数のプロセスカートリッジ5の列、ベルトユニット6および給紙トレイ2は、その順に上方から下方へほぼ重なった状態に配置されている。給紙ユニット3および定着装置7は、ベルトユニット6の後述する用紙搬送方向の前後に対向して配置されている。そして、これらを収容する装置本体10は、前面に開口部10Aを有し、その開口部10Aにフロントカバー12を開閉可能に備えている。
給紙トレイ2は、記録シートの一例としての用紙Pを収容するトレイであり、装置本体10の前側から装置本体10に対して前後方向に着脱可能となっている。
給紙ユニット3は、給紙トレイ2内の用紙Pをベルトユニット6に供給する装置であり、供給ローラの一例としての給紙ローラ31、分離ローラ32、紙粉取りローラ33、搬送ローラ34および用紙PをほぼU字状に反転してベルト61上に案内するガイド3Aをを備えている。
給紙ローラ31は、給紙トレイ2が装置本体10内の装着位置にあるとき、その給紙トレイ2内の用紙Pに接し、その用紙Pを送り出す。分離ローラ32は、送り出された用紙Pを給紙トレイ2側に設けた分離パッド(符号略)との間で1枚ずつ分離するものである。
搬送ローラ34は、用紙Pを搬送ベルト61の上面よりも上方へ送り出し、後述するドロワ8のフロントフレーム83の下端部傾斜面83Aに当て、該傾斜面83Aとベルトユニット6のフレーム64の前フレーム部上端との間の隙間を経て、搬送ベルト61の上面に導く。なお、搬送ローラ34は、該ローラのニップ部に用紙Pの先端を止めて位置を揃えた後、所定のタイミングにてベルトユニット6側へ送り出すレジストローラ(先端揃え部材)の機能を兼ねるものであってもよい。
そして、この給紙ユニット3は、用紙Pをベルトユニット6に供給する状態にあるときに、前後方向(ベルトユニット6により用紙Pを搬送する方向)から見てベルトユニット6と重なる位置に配置されている。
具体的に、給紙ユニット3は、装置本体10の手前側に回動可能に設けられるフロントカバー12とベルトユニット6の間の位置に配置されている。そのため、単にフロントカバー12を開けただけでは、ベルトユニット6が用紙Pを搬送する方向から見て給紙ユニット3の奥にベルトユニット6が隠れて取り出せない状態となっている。
このように配置される給紙ユニット3は、装置本体10の左右の壁を構成する一対のサイドフレーム11に固定されている。これにより、給紙ユニット3によって、一対のサイドフレーム11が補強されている。
この給紙ユニット3では、給紙トレイ2内の用紙Pが、給紙ローラ31によって分離ローラ32に送り出され、分離ローラ32と分離パッド(符号略)との間で一枚に分離される。その後、用紙Pは、紙粉取りローラ33によって紙粉が除去された後、その先端の位置が搬送ローラ34によって感光ドラム51に対して揃えられて、ベルトユニット6に供給される。
スキャナユニット4は、主に、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えた公知の構造となっている。そして、スキャナユニット4では、レーザビームを、後述する各プロセスカートリッジ5の感光ドラム51の表面上に高速走査にて照射する。
各プロセスカートリッジ5は、静電潜像が形成される回転可能な感光ドラム51を備える他、符号を省略して示す公知の帯電器、トナー収容室、供給ローラおよび現像ローラ等を備えている。このプロセスカートリッジ5では、まず、帯電器で帯電された感光ドラム51がスキャナユニット4から出射されるレーザ光で露光されることで、感光ドラム51の表面に静電潜像が形成される。その後、トナー収容室内のトナー(現像剤)が供給ローラ等を介して感光ドラム51上の静電潜像に供給されて、感光ドラム51上にトナー像(現像剤像)が担持される。
また、各プロセスカートリッジ5は、前後に並べられた状態で画像形成部保持部材の一例としてのドロワ8に着脱可能に支持されている。このドロワ8は、一対のサイドフレーム11に公知のレール部材(図示略)によって前後方向に移動可能に支持され、装置本体10の前面の開口部10Aから外部に引き出して、取り外すことが可能となっている。
なお、図2に示すように、このドロワ8のサイドフレーム81は、感光ドラム51よりも下方に突出しており、その下端部には、ドロワ8を装置本体10から引き出す際に給紙ユニット3と上下方向で対向する対向部82が形成されている。そのため、ドロワ8を装置本体10から引き出す際には、感光ドラム51が給紙ユニット3に当接しないので、感光ドラム51の損傷を防ぐことが可能となっている。
図1に示すように、ベルトユニット6は、各感光ドラム51に対向する無端状の搬送ベルト61と、搬送ベルト61を張設しながら回転させるための駆動ローラ62および従動ローラ63と、これらのローラ62,63を回転可能に支持するフレーム64とを主に備えている。フレーム64は、公知のように搬送ベルト61の左右方向両外側において前後方向(搬送ベルト61で用紙Pを搬送する方向)に延びる一対の側壁(図示略)を有し、前端(開口部10A側)に搬送ベルト61の前端を覆う前フレーム部(符号略)および同側の搬送ベルト61の下面を覆うロアフレーム部64Bを、それぞれ一対の側壁間に橋渡しして形成している。さらに、前フレーム部には、ユーザの指や治具等が下から引っ掛かることが可能な鉤状に形成される取っ手部64Aが形成されている。また、ロアフレーム部64Bは、搬送ベルト61の幅(左右方向の長さ)よりも大きな幅で形成されている。
ベルトユニット6は、一対のサイドフレーム11に着脱可能に支持されている。具体的には、一対のサイドフレーム11から、その対向方向に突出した各支持部(図示略)上に、フレーム64の一対の側壁を載置している。後述するように、ベルトユニット6の前端を持ち上げたとき、一対の側壁の後端を支持部上に沿って前方へ摺動させることができるように、支持部を前後方向に長いレール状に形成することが好ましい。
そして、ベルトユニット6は、給紙ユニット3に設けられる押出機構9によって上方の画像形成部収容空間A(ドロワ8を取り外すことにより形成される装置本体10内の空間;図7参照)に向けて押し上げられて(押し出されて)、給紙ユニット3と重なった位置からずれるようになっている。なお、押出機構9の構造については、後で詳述することとする。
そして、このベルトユニット6では、搬送ベルト61と各感光ドラム51との間で用紙Pを搬送可能となっている。なお、この搬送の際に、搬送ベルト61の内側に配置された複数の転写ローラ65によって各感光ドラム51上のトナー像が用紙Pに転写されるようになっている。
定着装置7は、用紙Pに転写されたトナー像を熱定着させる装置であり、公知の加熱ローラ71や加圧ローラ72等を備えて構成されている。そして、定着装置7で熱定着された用紙Pは、符号を省略して示す搬送ローラによって装置本体10の外部に排出される。
<押出機構の構造>
次に、押出機構9の構造について詳細に説明する。参照する図面において、図3は初期状態の押出機構を示す拡大斜視図であり、図4は作業者によって操作された状態の押出機構を示す拡大斜視図である。また、図5は初期状態の押出機構とベルトユニットとの関係を示す側面図(a)と、作業者によって操作された状態の押出機構とベルトユニットとの関係を示す側面図(b)である。また、図6は押圧部材の位置を示す説明図である。
図3に示すように、押出機構9は、主に、操作部材91、押圧部材92およびリンク機構93を備えており、給紙ユニット3の筐体35の右側部分に一体に組み付けられている。
操作部材91は、作業者(ユーザや修理業者等)によって操作される部材であり、作業者によって操作されていない初期状態においては図3に示すような起立状態となっており、作業者によって手前に倒されることで、図4に示すような横臥状態となる。この操作部材91は、給紙ユニット3の筐体35に回動可能に支持される軸部91Aと、軸部91Aから径方向外側に延出する板状部91Bと、板状部91Bから径方向外側に突出する操作部91Cとを主に備えている。
板状部91Bは、軸部91Aを中心とした扇型の板状に形成されており、その後側の適所にリンク機構93と回動可能に係合する係合軸B1が形成されている。そして、係合軸B1の上方および前方には、係合軸B1を囲うリブB2,B3が形成されている。これにより、作業者が係合軸B1に触れることをリブB2,B3で防ぐことができるので、作業者によって誤ってリンク機構93が係合軸B1から外されることが抑制されている。
操作部91Cは、作業者の指を引っ掛けるための部分であり、板状部91Bの上側のリブB2の前側に配置され、筐体35の前面の開口部から外部に露出している。より具体的には、操作部91Cは、作業者によって操作されていない初期状態において、搬送ローラ34よりも手前側(フロントカバー12側)に配置されている。
押圧部材92は、図5(a)および(b)に示すように、ベルトユニット6のロアフレーム部64Bを上方に押圧する部材である。そして、このように押圧部材92でロアフレーム部64Bが押圧されることで、ベルトユニット6の取っ手部64Aが装置本体10の開口部10A(図1参照)からアクセス可能な位置に押し出されるようになっている。すなわち、押圧部材92でロアフレーム部64Bが押圧されることで、取っ手部64Aと筐体35の上面35Aとの間に作業者の指が入る程度の隙間が形成されるようになっている。
具体的に、この押圧部材92は、図3に示すように、左右方向(搬送ベルト61の幅方向)に延びるリンク軸93C(軸部)を中心にして回動する基部92Aと、基部92Aから左右方向内側に延びる延出部92BとによってL字型に形成されている。基部92Aはリンク軸93Cに固定されており、これにより、リンク軸93Cと一体に押圧部材92が回動するようになっている。
また、図6に示すように、押圧部材92は、ロアフレーム部64Bのうち搬送ベルト61の幅内に対応する部分(Xの範囲)を押すことが可能な位置に配置されている。具体的に、ロアフレーム部64Bの下方には、搬送ベルト61の幅よりも小さな幅で形成される給紙ローラ31が配置されており、この給紙ローラ31と押圧部材92が、左右方向(搬送ベルト61の幅方向)に互いにずれて配置されている。言い換えると、押圧部材92は、ロアフレーム部64Bのうち搬送ベルト61の幅内に対応する部分(Xの範囲)であって、給紙ローラ31の幅内に対応する部分(Yの範囲)以外の部分を押す位置に配置されている。
図3に示すように、リンク機構93は、操作部材91に加えた力を押圧部材92に伝達する機構であり、リンクアーム93Aと、揺動部材93Bと、リンク軸93Cとを備えて構成されている。
リンクアーム93Aは、長尺状の部材であり、その前端が操作部材91の係合軸B1に回動可能に支持されるとともに、その後端が揺動部材93Bの係合軸B11に回動可能に支持されている。そして、このリンクアーム93Aは、操作部材91が手前に倒されると、操作部材91で手前に引っ張られて移動するようになっている。
揺動部材93Bは、図5(a)に示すように、リンク軸93Cの径方向外側に向かうにつれて先細りとなる側面視卵形の部材であり、その大径部分となる基部がリンク軸93Cに固定されてリンク軸93Cと一体に回動可能となっている。また、揺動部材93Bの先端部には、前述したリンクアーム93Aを回動可能に支持する係合軸B11が形成されている。
そして、この揺動部材93Bは、操作部材91が手前に倒されてリンクアーム93Aが手前に移動すると、このリンクアーム93Aで引っ張られて手前に揺動するようになっている。すなわち、操作部材91の揺動に連動して揺動部材93Bも揺動し、押圧部材92を起立させ、ベルトユニット6の前端を持ち上げるようになっている。なお、操作部材91の揺動量や揺動部材93Bの揺動量は、揺動部材91、リンクアーム93Aおよび揺動部材93Bの長さ関係や配置を変えることで適した値に設定することができる。
さらに、この揺動部材93Bは、その先端部が付勢部材の一例としてのトーションスプリング94によって常時後方に向けて付勢されており、これにより、揺動部材93Bとリンク軸93Cとともに一体に回動する押圧部材92が初期位置(図5(a)に示す横臥状態)に常時付勢されている。トーションスプリング94は、揺動部材93Bの回動中心と同軸に配置されており、その一端部が揺動部材93Bに係合するとともに、その他端部が給紙ユニット3の筐体35に係合している。
<ベルトユニットの着脱方法>
次に、ベルトユニット6の着脱方法について説明する。参照する図面において、図7(a)〜(c)はベルトユニットの着脱方法を示す説明図である。
図7(a),(b)に示すように、ベルトユニット6を装置本体10から取り外す場合には、作業者は、まず、フロントカバー12を開けて、ドロワ8を装置本体10の開口部10Aを通して取り外す。この際、作業者は、給紙ユニット3が一体に固定されていない軽いフロントカバー12を開ければよいので、負担を感じることなくその作業を容易に行うことができる。なお、この状態で、ドロワ8に対し、プロセスカートリッジ5またはプロセスカートリッジにおけるトナー収容部を交換することができる。
その後、作業者は、図5(a),(b)に示すように、押出機構9の操作部材91を手前に倒すことで、図7(c)に示すように、押出機構9の押圧部材92でベルトユニット6を画像形成部収容空間Aに押し上げる。これにより、ベルトユニット6の取っ手部64Aが給紙ユニット3よりも上方に移動して、取っ手部64Aの下端面と給紙ユニット3の上面との間に隙間ができる。
そして、作業者は、一方の手で操作部材91を倒した状態にしたまま、他方の手を取っ手部64Aの下端面と給紙ユニット3の上面との間にできた隙間に入れ、指を取っ手部64Aに引っ掛ける。その後は、取っ手部64Aを手前に引き出すことで、ベルトユニット6を装置本体10の開口部10Aを通して取り外す。
ベルトユニット6を装置本体10から取り外した後、一方の手を操作部材91から放すと、押圧部材92がトーションスプリング94(図5参照)の付勢力によって初期位置(横臥状態)に戻る。これにより、新たなベルトユニット6または清掃後のベルトユニット6を装置本体10に装着する場合には、起立した押圧部材92でベルトユニット6の移動が邪魔されることなく、ベルトユニット6がスムーズに装置本体10に装着される。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
画像形成部収容空間Aに向けてベルトユニット6を押し出す押出機構9を設けたので、ベルトユニット6周りに給紙ユニット3のような邪魔な構造物が配置される場合であっても、ベルトユニット6を容易に取り出すことができる。特に、前記実施形態のようにベルトユニット6と給紙ユニット3とが前後方向から見て重なるように配置されるダイレクトタンデム型のカラープリンタ1においては、ベルトユニット6を給紙ユニット3よりも上方にずらしてベルトユニット6を装置本体10の略前後方向に良好に取り出すことができる。
押出機構9が、ベルトユニット6の取っ手部64Aを開口部10Aからアクセス可能な位置まで押し上げるので、同じ開口部10Aからドロワ8およびベルトユニット6の両方を着脱することができ、操作性を向上することができる。特に、前記実施形態では、開口部10Aが装置本体10のフロント側に形成されているので、作業者はフロント側からドロワ8およびベルトユニット6の両方を容易に着脱することができる。
給紙ユニット3が搬送ローラ34を有することで、給紙ユニット3の後方に隣接したベルトユニット6の近くに搬送ローラ34を配置できるので、感光ドラム51上の像に対して用紙Pの先端位置を正確に規制して用紙Pを搬送することができる。
搬送ベルト61の下側を覆うロアフレーム部64Bを設けて、このロアフレーム部64Bを押出機構9によって押圧するようにしたので、押出機構9によって搬送ベルト61が傷付くことを防止することができる。また、ロアフレーム部64Bのうち搬送ベルト61の幅内に対応する部分が押出機構9で押されるので、ロアフレーム部64Bの左右両端を押す構造に比べ、ベルトユニット6が左右に傾くのを抑えることができる。
給紙ローラ31と押圧部材92とがベルト幅方向に互いにずれて配置されているので、給紙ローラ31や押圧部材92を前記実施形態よりも上下方向に近付けることができ、装置全体を上下方向に小型化することができる。
操作部材91と押圧部材92をリンク機構93で繋いだので、操作部材91を任意の位置に設定でき、設計の自由度を上げることができる。
操作部材91の操作部91Cを、搬送ローラ34よりもフロントカバー12側に配置したので、操作部を搬送ローラ34よりも奥に配置する構造に比べ、操作部91Cを操作し易くすることができる。
押出機構9が給紙ユニット3に一体に設けられるので、押出機構9を給紙ユニット3と一緒に装置本体10に組み付けることができる。
トーションスプリング94によって押圧部材92を初期位置に常時付勢することで、ベルトユニット6を外して操作部材91から手を放した後は押圧部材92が初期位置に自動的に復帰するので、ベルトユニット6を装着する際に、押圧部材92でベルトユニット6の装着が阻害されることなく、スムーズに装着することができる。
押圧部材92の基部92Aから左右方向内側に延びる延出部92Bを設けたので、基部92A全体を左右方向内側に延ばせない構造であっても、延出部92Bによってベルトユニット6の中央付近を押すことができ、ベルトユニット6を安定して押し上げることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、ベルトとして搬送ベルト61を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、図8(a)に示すように、各感光ドラム51で担持されたトナー像が複数の1次転写ローラFR(1次転写部材)によって転写される中間転写ベルトMBを採用してもよい。
具体的に、この図8の形態では、中間転写ベルトMB上で担持されたトナー像を用紙Pに転写させる2次転写ローラSR(2次転写部材)が、用紙Pにトナー像を転写させる状態にあるときに、前後方向(各感光ドラム51が並ぶ方向)から見てベルトユニットBUと重なっている。また、ベルトユニットBUの前側の下方には、上下に進退するピストンPSを有する押出機構PMが設けられている。
この形態では、図8(b)に示すように、フロントカバー12を開けてドロワ8を取り出した後、押出機構PMでベルトユニットBUを上方の画像形成部収容空間Aに押し出すと、ベルトユニットBUが2次転写ローラSRと重なった位置からずれる。したがって、このような中間転写タンデムの形態であっても、押出機構PMによってベルトユニットBUを2次転写ローラSRからずらして取り出しやすくすることができる。
前記実施形態では、ベルトユニット6を取り外す際には操作部材91を手で倒したままに保持することとしたが、本発明はこれに限定されず、ベルトユニットを押出機構で押し出した位置で保持する保持部を装置本体に設けてもよい。例えば、図9(a)〜(c)に示すように、ベルトユニット6の左右側面に左右方向外側に突出する半球状の係合部66を設け、装置本体10に左右方向内側に突出する半円柱状の保持部13を設けてもよい。
これによれば、押圧部材92でベルトユニット6を押し上げていくと、係合部66が保持部13を乗り越えて、図9(b),(c)に示すように、保持部13で保持される。そのため、作業者は操作部材91を手で押さえたままにする必要がなくなり、ベルトユニット6の取り外しをより容易に行うことができる。
なお、押出機構は、押圧部材が回動するものだけでなく、上下動するものなどでも可能である。また、操作部材からリンク機構を介して押圧部材を操作するものだけでなく、直接押圧部材を操作することも可能である。
前記実施形態では、複数のプロセスカートリッジ5を一体に支持するドロワ8を設けたが、本発明はこれに限定されず、ドロワがない形態、すなわちプロセスカートリッジが装置本体に直接着脱される形態でも本発明を適用することができる。
前記実施形態では、ドロワ8にプロセスカートリッジ5を着脱可能に支持したが、ドロワに感光ドラムを直接支持させ、トナー収容部をドロワ8に着脱可能にしてもよい。
前記実施形態では、付勢部材としてトーションスプリング94を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばコイルスプリングや板ばねなどを採用することができる。また、前記実施形態ではリンク機構に付勢部材を係合させたが、本発明はこれに限定されず、操作部材または押圧部材に付勢部材を係合させることで押圧部材を初期位置に付勢するようにしてもよい。
前記実施形態では、フロントカバー12で開閉される開口部10Aを通してドロワ8(各プロセスカートリッジ5)やベルトユニット6を着脱する構造を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、装置本体の上部に設けられるトップカバーで開閉される開口部を通してベルトユニット等を着脱する構造に本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、カラープリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記実施形態では、先端揃え部材として搬送ローラ34を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えば、記録シートの先端の複数個所に当接し、先端の位置を揃えた後で記録シートの搬送経路から退避する複数の板材などを採用してもよい。
画像形成装置の一例としてのカラープリンタの全体構成を示す断面図である。 ドロワのサイドフレームと感光ドラムとの関係を示す説明図である。 初期状態の押出機構を示す拡大斜視図である。 作業者によって操作された状態の押出機構を示す拡大斜視図である。 初期状態の押出機構とベルトユニットとの関係を示す側面図(a)と、作業者によって操作された状態の押出機構とベルトユニットとの関係を示す側面図(b)である。 押圧部材の位置を示す説明図である。 (a)〜(c)はベルトユニットの着脱方法を示す説明図である。 中間転写タンデムに本発明を適用した形態を示す説明図であり、中間転写ベルト等が装置本体に装着されている状態を示す説明図(a)と、ドロワを装置本体から取り出した後の空間にベルトユニットを押し上げた状態を示す説明図(b)である。 装置本体に保持部を設けた変形例を示す図であり、保持部でベルトユニットを保持していない状態を示す側面図(a)と、保持した状態を示す側面図(b)および断面図(c)である。
符号の説明
1 カラープリンタ
3 給紙ユニット
5 プロセスカートリッジ
6 ベルトユニット
8 ドロワ
9 押出機構
10 装置本体
10A 開口部
12 フロントカバー
31 給紙ローラ
34 搬送ローラ
51 感光ドラム
61 搬送ベルト
64A 取っ手部
64B ロアフレーム部
91 操作部材
92 押圧部材
92A 基部
92B 延出部
93 リンク機構
94 トーションスプリング
A 画像形成部収容空間
P 用紙

Claims (13)

  1. 複数の感光ドラムを有する画像形成部と、
    前記画像形成部を保持し、前記装置本体から外部に引き出し可能な画像形成部保持部材と、
    前記画像形成部保持部材を装置本体内から引き出すために装置本体に形成される開口部と、
    前記開口部を開閉するカバーと、
    各感光ドラムに対向し、各感光ドラムとの間で記録シートを搬送するベルトを有し、前記開口部を通して前記装置本体から取り外されるベルトユニットと
    前記カバーと前記ベルトユニットの間に配置され、記録シートを前記ベルトユニットに供給する供給ユニットと、
    前記画像形成部保持部材を取り出すことにより形成される装置本体内の空間に向けて前記ベルトユニットを押し出す押出機構と、を備え、
    前記ベルトユニットが、前記カバーを開いた状態のときに、前記画像形成部保持部材の引出方向から見て前記供給ユニットと重なる位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記押出機構によって前記ベルトユニットを押し出したときに、前記ベルトユニットの前記開口部側が、前記供給ユニットと重なる位置からずれることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 複数の感光ドラムを有する画像形成部と、
    前記画像形成部を保持し、前記装置本体から外部に引き出し可能な画像形成部保持部材と、
    前記画像形成部保持部材を装置本体内から引き出すために装置本体に形成される開口部と、
    前記開口部を開閉するカバーと、
    各感光ドラムに対向し、各感光ドラムで担持された現像剤像が複数の1次転写部材によって転写されるベルトを有し、前記開口部を通して前記装置本体から取り外されるベルトユニットと、
    前記カバーと前記ベルトユニットの間に配置され、前記ベルト上で担持された現像剤像を記録シートに転写させる2次転写部材と、
    前記画像形成部保持部材を取り出すことにより形成される装置本体内の空間に向けて前記ベルトユニットを押し出す押出機構と、を備え、
    前記ベルトユニットが、前記カバーを開いた状態のときに、前記画像形成部保持部材の引出方向から見て前記2次転写部材と重なる位置に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記押出機構によって前記ベルトユニットを押し出したときに、前記ベルトユニットの前記開口部側が前記2次転写部材と重なる位置からずれることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ベルトユニットの前記開口部側には、取っ手部が形成され、
    前記押出機構は、前記ベルトユニットの取っ手部を前記開口部からアクセス可能な位置に押し出すように構成されていることを特徴とする請求項2または請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記供給ユニットは、前記感光ドラムに対して記録シートの先端の位置を揃えるための先端揃え部材を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記ベルトユニットは、前記ベルトの下側を覆うロアフレームを有し、
    前記押出機構は、前記ロアフレームのうち前記ベルトの幅内に対応する部分を押すように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ベルトユニットは、前記ベルトの下側を覆うロアフレームを有し、
    記録シートを収容するシート収容部から記録シートを送り出す供給ローラが、前記ベルトの幅よりも小さく形成されるとともに、前記ロアフレームの下方に配置され、
    前記押出機構と前記供給ローラが、前記ベルトの幅方向に互いにずれて配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記押出機構は、
    作業者によって操作される操作部材と、
    前記ロアフレームを押圧する押圧部材と、
    前記操作部材に加えた力を前記押圧部材に伝達するリンク機構とを備えていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記操作部材の操作部は、前記先端揃え部材よりも前記カバー側に配置されることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記押出機構は、前記供給ユニットに一体に設けられていることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記操作部材、押圧部材およびリンク機構のいずれかに係合して、前記押圧部材を初期位置に付勢する付勢部材をさらに備えたことを特徴とする請求項9〜請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記押圧部材は、
    前記ベルトの幅方向に延びる軸部を中心にして回動する基部と、
    前記基部から前記幅方向内側に延びる延出部とによってL字型に形成されていることを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2008332623A 2008-12-26 2008-12-26 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5029595B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008332623A JP5029595B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008332623A JP5029595B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010152245A JP2010152245A (ja) 2010-07-08
JP5029595B2 true JP5029595B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=42571377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008332623A Expired - Fee Related JP5029595B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5029595B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6446831B2 (ja) 2014-05-16 2019-01-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5749976A (en) * 1980-09-09 1982-03-24 Ricoh Co Ltd Electrophotographic copying device
JPS6319666A (ja) * 1986-07-11 1988-01-27 Mita Ind Co Ltd 画像形成装置
JPH08305104A (ja) * 1995-05-12 1996-11-22 Tec Corp 画像形成装置
JP3704085B2 (ja) * 2001-12-25 2005-10-05 京セラ株式会社 電子写真装置用ベルトユニット
JP2007057953A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Brother Ind Ltd 画像形成装置
JP4671116B2 (ja) * 2005-09-02 2011-04-13 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP5060116B2 (ja) * 2006-12-08 2012-10-31 株式会社リコー 廃トナー収容体、転写装置、画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010152245A (ja) 2010-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6007596B2 (ja) 画像形成装置
US10831149B2 (en) Image forming apparatus having mountable and demountable photosensitive member cartridge and developing cartridge
JP5082836B2 (ja) 画像形成装置
JP2006098772A (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JP5344599B2 (ja) 画像形成装置
JP5005709B2 (ja) 画像形成装置
JP4433067B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成ユニット
JP2009180956A (ja) 画像形成装置
US8706003B2 (en) Image forming device including process unit provided with handle
JP2009086508A (ja) 画像形成装置
US9304447B2 (en) Image forming apparatus
JP6160410B2 (ja) 画像形成装置
JP5417991B2 (ja) 画像形成装置
KR101041082B1 (ko) 프로세스카트리지 유닛 및 이를 갖춘 화상형성장치
JP6281379B2 (ja) 画像形成装置
JP5029595B2 (ja) 画像形成装置
JP6197310B2 (ja) 画像形成装置
JP2010276905A (ja) 画像形成装置
JP4652384B2 (ja) 画像形成装置
JP2015197528A (ja) 画像形成装置
JP2005265979A (ja) 画像形成装置
JP2020190623A (ja) 画像形成装置
JP6380298B2 (ja) 画像形成装置
JP5024281B2 (ja) 画像形成装置
JP2006011480A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5029595

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees