JP2021063528A - 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法 - Google Patents

車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法 Download PDF

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良二 木内
Ryoji Kiuchi
良二 木内
俊達 手塚
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Abstract

【課題】デザイン性の向上と軽量化とを図ることができるとともに、鋳造時の湯回り性の向上を図ることができる車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法を提供する。【解決手段】キャリパボディ3は、2個のシリンダ孔5を備えた一対の作用部3aと、一対の作用部3aをディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部3bとを一体に鋳造し、鋳造後に湯口を切断して形成する。キャリパボディ3には、第1湯口跡23が形成され、第1湯口跡23は、一方の作用部3aに設けたディスク回入側のシリンダ孔5の底壁3kよりもディスク回入側に形成される基端部23aと、底壁3kの形状に沿って形成される本体部23bと、底壁3kから、ディスク回出側のシリンダ孔5の底壁3mの一部に亘って、底壁3mの形状に沿って延出する延出部23cとが一体に形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法に関し、詳しくは、ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口する複数のシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の前記作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に備えたモノコック構造の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法に関する。
従来、ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口する複数のシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に鋳造し、鋳造後に湯口を切断して形成されるモノコック構造車両用ディスクブレーキのキャリパボディでは、鋳造時の湯流れ性向上を図るために、一方の作用部の反ディスクロータ側に広い開口面積の湯口を設けるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4767311号公報 特許第5409144号公報
しかし、上述の特許文献1のものでは、鋳造後に湯口を切断することにより形成される湯口跡が、一方の作用部に設けられた複数のシリンダ孔の底壁を囲む多角形状の大きな平面部となっており、また、特許文献2のものでは、一方の作用部に設けられた複数のシリンダ孔の形状よりも一回り大きな形状の平面部となっていた。このため、一方の作用部の反ディスクロータ側面に形成される大きな平面状の湯口跡により、反ディスクロータ側面の形状が単調な形状となるとともに、大きな湯口跡によりキャリパボディの重量が増大する虞があった。また、上述のような位置に設けられた湯口から溶湯を流してキャリパボディを製造する際に、湯流れ性が悪く歩留まりが悪くなる虞があった。
そこで本発明は、デザイン性の向上と軽量化とを図ることができるとともに、鋳造時の湯回り性の向上を図ることができる車両用ディスクブレーキのキャリパボディ及びキャリパボディ製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディは、ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口するシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の前記作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に鋳造し、鋳造後に湯口を切断して形成される車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、該キャリパボディは、鋳造後に前記湯口を切断することにより形成される湯口跡を備え、該湯口跡は、一方の前記作用部に設けられるシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方に形成される基端部と、前記底壁の形状に沿って形成される本体部とを一体に備えていることを特徴としている。
また、一方の前記作用部のディスク回転方向他側方で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2の湯口跡を備えていると好ましい。
さらに、前記湯口跡と前記第2の湯口跡との間に隙間が形成されていると好適である。
また、前記キャリパボディは、一対の前記作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、前記本体部は、前記底壁から、最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘って、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出部を備えていると好ましい。
さらに、本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディの製造方法は、ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口するシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の前記作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に鋳造する車両用ディスクブレーキのキャリパボディの製造方法において、前記キャリパボディを鋳造するキャリパボディ鋳造型に設けられる湯口は、一方の前記作用部のシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方を形成する位置に設けられる湯口基部と、前記底壁を形成する位置に、該底壁の形状に沿って設けられる湯口本体とを一体に備え、前記湯口から前記キャリパボディ鋳造型に溶湯を注入して鋳造することを特徴としている。
また、前記キャリパボディ鋳造型の、一方の前記作用部のディスク回転方向他側方で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2の湯口を設け、前記湯口と前記第2の湯口とから前記キャリパボディ鋳造型に溶湯を注入して鋳造すると好ましい。
さらに、前記キャリパボディは、一対の前記作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、前記湯口本体は、前記底壁から、最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘る部分を形成する位置に、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出口を備えていると好適である。
本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディによれば、一方の作用部の反ディスクロータ側の外面に現れる湯口跡は、一方の作用部に設けられるシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方に形成される基端部と、シリンダ孔の底壁の形状に沿って形成される本体部とを備えていることにより、湯口跡の面積を従来よりも小さくすることができ、キャリパボディの軽量化を図ることができる。また、湯口跡の本体部をシリンダ孔の形状に沿った無駄のない形状とすることができることから、デザイン性の向上を図ることができる。
さらに、キャリパボディは、一対の作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、本体部は、前記底壁から、最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘って、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出部を備えていることにより、他ポットピストン対向型のキャリパボディであっても、湯口跡の面積を従来よりも小さくすることができ、キャリパボディの軽量化を図ることができ、さらに、本体部をシリンダ孔の形状に沿った無駄のない形状とすることができることから、デザイン性の向上を図ることができる。
また、本発明の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ製造方法によれば、キャリパボディを鋳造するキャリパボディ鋳造型に設けられる湯口は、一方の前記作用部のシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方を形成する位置に設けられる湯口基部と、底壁を形成する位置に、該底壁の形状に沿って設けられる湯口本体とを一体に備えていることから、従来よりも小さな開口面積の湯口から、湯回り性良く溶湯をキャリパボディ鋳造型に注入させることができ、歩留まりよくキャリパボディを製造できる。
さらに、キャリパボディ鋳造型の、一方の作用部のディスク回転方向他側方で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2の湯口を設けたことにより、湯回り性の向上を図るとともに、キャリパボディ鋳造型内に溶湯を迅速に充填することができヒケ巣の抑制を図ることができる。
また、キャリパボディは、一対の前記作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、湯口本体は、前記底壁から最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘る部分を形成する位置に、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出口を備えていることから、他ポットピストン対向型のキャリパボディであっても、湯回り性良く溶湯をキャリパボディ鋳造型に注入させることができる。
本発明の一形態例を示す車両用ディスクブレーキの正面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの背面図である。 同じく車両用ディスクブレーキの平面図である。 図1のIV-IV断面図である。 図3のV-V断面図である。 鋳造後のキャリパボディの平面図である。 鋳造後のキャリパボディの背面図である。
図1乃至図7は、本発明の一形態例を示すもので、矢印Aは、車両前進時に車輪と一体に回転するディスクロータの回転方向であり、以下で述べるディスク回入側及びディスク回出側とは車両前進時におけるものとする。
車両用ディスクブレーキ1は、車輪と一体に回転するディスクロータ2と、該ディスクロータ2の一側部で車体に取り付けられるモノコック構造ピストン対向型のキャリパボディ3と、ディスクロータ2の両側部に配設される一対の摩擦パッド4,4とを備えている。
キャリパボディ3は、重力鋳造法により鋳造されるもので、一対の作用部3a,3aと、ディスクロータ2を跨いで一対の作用部3a,3aを連結するブリッジ部3bとが一体に形成され、ブリッジ部3bは、ディスク回入側に配置されるディスク回入側ブリッジ部3cと、ディスク回出側に配置されるディスク回出側ブリッジ部3dと、ディスク回入側ブリッジ部3cとディスク回出側ブリッジ部3dの中間部に配置される中央ブリッジ部3eとを有し、中央ブリッジ部3eとディスク回入側ブリッジ部3cとの間には、第1天井開口部3fが、中央ブリッジ部3eとディスク回出側ブリッジ部3dとの間には、第2天井開口部3gがそれぞれ形成されている。
各作用部3a,3aには、ディスクロータ2側が開口した同径の2個のシリンダ孔5,5を内部にそれぞれ備えた一対のシリンダ部3hが設けられ、各シリンダ孔5には、ピストン6がそれぞれ収容されている。各シリンダ孔5の底部側とピストン6との間には、作動液が供給される液圧室7がそれぞれ画成され、隣接する液圧室7,7同士は、作動液連通孔8で連通されている。また、キャリパボディ3を車体に取り付けた際に、車体上方となるキャリパボディ3のディスク回出側には、車体内側に配置される一方の作用部3aから他方の作用部3aのディスク回出側の液圧室7に向けて液通孔9が、他方の作用部3aから一方の作用部3aのディスク回出側の液圧室7に向けて液通孔9がそれぞれ穿設され、これら双方の9,9を交差させ、一方の液通孔9の開口部にはユニオン孔10が、他方の液通孔9の開口部にはブリューダ11を装着するブリューダ孔11aがそれぞれ形成されている。
各作用部3a,3aには、摩擦パッド4,4を収容する摩擦パッド収容部3iがそれぞれ形成され、各摩擦パッド4は、ディスクロータ2の側面に摺接するライニング4aと、該ライニング4aを取り付ける金属製の裏板4bとから成っている。裏板4bのディスク半径方向外側のディスク回入側とディスク回出側とには、耳片4c,4cが突設され、該耳片4c,4cを摩擦パッド収容部3iに形成したトルク受け段部3j,3jに支持させることにより、摩擦パッド4,4がディスク軸方向に移動可能に支持される。
キャリパボディ3は、図6及び図7に示されるように、キャリパボディ鋳造型の、車体内側に配置される一方の作用部3aを形成する部分に設けられた第1湯口21(本発明の湯口)と第2湯口22(本発明の第2の湯口)とから、キャリパボディ鋳造型に溶湯が注入されて鋳造される。第1湯口21は、一方の作用部3aのシリンダ孔5の底壁3kよりもディスク回入側を形成する位置に設けられる湯口基部21aと、一方の作用部3aのシリンダ孔5の底壁3kを形成する位置に、該底壁3kの形状に沿って設けられる湯口本体21bと、底壁3kからディスク回出側のシリンダ孔5の底壁3mの一部に亘る部分を形成する位置に、ディスク回出側のシリンダ孔5の底壁3mの形状に沿って延出する延出口21cとを備えている。また、第2湯口22は、一方の作用部3aのディスク回出側で、且つ、シリンダ孔5を備えていない位置に設けられる。
鋳造後のキャリパボディ3は、作用部3aやブリッジ部3bが切削加工されるとともに、第1湯口21や第2湯口22を切削加工して形成される第1湯口跡23と第2湯口跡24とが平面状に形成される。第1湯口跡23は、一方の作用部3aのディスク回入側に設けられるシリンダ孔5の底壁3kよりもディスク回入側に形成される基端部23aと、底壁3kの形状に沿って形成される本体部23bと、底壁3kから、ディスク回出側のシリンダ孔5の底壁3mの一部に亘って、該底壁3mの形状に沿って延出する延出部23cとが一体に形成されている。さらに、一方の作用部3aのディスク回出側で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2湯口跡24が形成され、第1湯口跡23と第2湯口跡24との間には隙間E1が形成されている。
本形態例のキャリパボディ3は上述のように、第1湯口21と第2湯口22の2カ所からキャリパボディ鋳造型に溶湯を流して鋳造されることから、湯回り性の向上とヒケ巣の抑制とを図ることができる。また、鋳造時に高温となる第1湯口21と第2湯口22とが離れて設けられていることにより、ヒケ巣の抑制を図ることができるとともに、キャリパボディ鋳造型内に溶湯を迅速に充填することができる。さらに、第1湯口跡23は、一方の作用部3aに設けられるシリンダ孔5の底壁3kよりもディスク回入側に形成される基端部23aと、底壁3kの形状に沿って形成される本体部23bと、底壁3kから、ディスク回出側のシリンダ孔5の底壁3mの一部に亘って、該底壁3mの形状に沿って延出する延出部23cとが一体に形成されていることから、各シリンダ孔5,5の底壁の形状に沿って無駄のない形状で形成され、デザイン性の向上を図ることができる。また、第1湯口跡23及び第2湯口跡24の面積を従来の湯口跡の面積よりも小さくすることができ、キャリパボディの軽量化を図ることができる。
なお、本発明は上述の形態例に限るものではなく、一方の作用部のディスク回出側に湯口基部を設け、ディスク回入側に向けて湯口本体や延出口が設けられるものでもよく、これに伴って、湯口跡も一方の作用部のディスク回出側に基端部が形成され、ディスク回入側に向けて本端部や延出部が形成されるものでもよい。さらに、作用部に形成されるシリンダ孔の数は1個でも、3個以上であってもよく、作用部に形成されるシリンダ孔の数が1個の場合は、第1湯口は、湯口基部と湯口本体とを備えていればよく、第1湯口跡は、基端部と本体部で形成される。また、シリンダ孔の数か3個以上の場合では、一方の作用部のディスク回転方向一側方から、最もディスク回転方向他側方に配置されるシリンダ孔の底壁の一部に亘って設ければよい。また、これに伴って、湯口跡も一方の作用部のディスク回転方向一側方から、最もディスク回転方向他側方に配置されるシリンダ孔の底壁の一部に亘って形成される。
1…車両用ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャリパボディ、3a…作用部、3b…ブリッジ部、3c…ディスク回入側ブリッジ部、3d…ディスク回出側ブリッジ部、3e…中央ブリッジ部、3f…第1天井開口部、3g…第2天井開口部、3h…シリンダ部、3i…摩擦パッド収容部、3j…トルク受け段部、3k,3m…底壁、4…摩擦パッド、4a…ライニング、4b…裏板、4c…耳片、5…シリンダ孔、6…ピストン、7…液圧室、8…作動液連通孔、9…液通孔、10…ユニオン孔、11…ブリューダ、11a…ブリューダ孔、21…第1湯口、21a…湯口基部、21b…湯口本体、21c…延出口、22…第2湯口、23…第1湯口跡、23a…基端部、23b…本体部、23c…延出部、24…第2湯口跡

Claims (7)

  1. ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口するシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の前記作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に鋳造し、鋳造後に湯口を切断して形成される車両用ディスクブレーキのキャリパボディにおいて、
    該キャリパボディは、鋳造後に前記湯口を切断することにより形成される湯口跡を備え、該湯口跡は、一方の前記作用部に設けられるシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方に形成される基端部と、前記底壁の形状に沿って形成される本体部とを一体に備えていることを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  2. 一方の前記作用部のディスク回転方向他側方で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2の湯口跡を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  3. 前記湯口跡と前記第2の湯口跡との間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項2記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  4. 前記キャリパボディは、一対の前記作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、前記本体部は、前記底壁から、最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘って、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出部を備えていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ。
  5. ディスクロータの両側部に配置され、ディスクロータ側が開口するシリンダ孔を備えた一対の作用部と、一対の前記作用部をディスクロータの外周を跨いで連結するブリッジ部とを一体に鋳造する車両用ディスクブレーキのキャリパボディの製造方法において、
    前記キャリパボディを鋳造するキャリパボディ鋳造型に設けられる湯口は、一方の前記作用部のシリンダ孔の底壁よりもディスク回転方向一側方を形成する位置に設けられる湯口基部と、前記底壁を形成する位置に、該底壁の形状に沿って設けられる湯口本体とを一体に備え、前記湯口から前記キャリパボディ鋳造型に溶湯を注入して鋳造することを特徴とする車両用ディスクブレーキのキャリパボディ製造方法。
  6. 前記キャリパボディ鋳造型の、一方の前記作用部のディスク回転方向他側方で、且つ、シリンダ孔を備えていない位置に第2の湯口を設け、前記湯口と前記第2の湯口とから前記キャリパボディ鋳造型に溶湯を注入して鋳造することを特徴とする請求項5記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ製造方法。
  7. 前記キャリパボディは、一対の前記作用部に、複数のシリンダ孔がそれぞれ対向して形成され、前記湯口本体は、前記底壁から、最もディスク回転方向他側方に配置される他のシリンダ孔の底壁の一部に亘る部分を形成する位置に、他のシリンダ孔の底壁の形状に沿って延出する延出口を備えていることを特徴とする請求項5乃至6のいずれか1項記載の車両用ディスクブレーキのキャリパボディ製造方法。
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