JP2021063444A - 電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁式燃料噴射弁において、樹脂被覆部をモールド成形後、金型より取出す際に離型用治具を被覆部本体の外周部に押し当てるようにしても、その被覆部本体の複数の機能面への影響を回避して、各機能面を有効に機能させる。【解決手段】電磁式燃料噴射弁Iの樹脂被覆部32は、樹脂被覆部32の成形過程で離型用治具90が押し当てられる治具受け面f0と、内燃機関Eに設けた弁支持孔70に嵌装される燃料噴射弁Iをこれの中心軸線X回りの所定位置に位置決めするための第1機能面f1と、少なくともシールリング又はクッションリングとして機能する弾性リング51,52を嵌合させる、少なくとも1つの第2機能面f2,f2′とを、被覆部本体32mの外周部において互いに異なる位置に有している。【選択図】 図2

Description

本発明は、内燃機関の燃料供給系に使用される電磁式燃料噴射弁に関し、特に、一端に弁座及び弁孔を有する弁ケーシングと、その弁ケーシングの他端側に設けた固定コアと、固定コアの周囲に配置されるコイルと、弁座と協働して弁孔を開閉する弁体、並びにコイルの発生磁力に基づき固定コアに磁気吸引されて弁体を開弁する可動コアを有する弁部材と、少なくともコイルを径方向外方側より覆う被覆部本体を有して絶縁性の合成樹脂でモールド成形された樹脂被覆部とを備えており、内燃機関に設けた弁支持孔に嵌装される電磁式燃料噴射弁の改良に関する。
この種の電磁式燃料噴射弁において、樹脂被覆部における被覆部本体の外周部に複数の機能面(例えばシールリング又はクッションリングの嵌合面等)を設けることは、従来より知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2006−77728号公報
従来の燃料噴射弁では、樹脂被覆部をモールド成形後、金型より取出す際に、離型用治具(例えばノックアウトピン)を樹脂被覆部の被覆部本体外周に押し当てるようにしているため、その押し当てに起因して製品表面にバリや凹みが発生する可能性がある。そして、そのバリや凹みが上記機能面に掛かると、当該機能面の本来的機能が阻害されてしまい、例えば、シールリングの嵌合面に上記バリや凹みが生じると同リングの組付性やシール性が損なわれる等の問題がある。
また燃料噴射弁を内燃機関の弁支持孔に精度よく位置決めするために、例えば樹脂被覆部の被覆部本体の外周面に位置決め面(例えば位置決め用の平坦部)を設けることが考えられるが、その場合に、離型用治具の押し当てに因るバリや凹みが上記位置決め面に生じると、燃料噴射弁に対する位置決め機能が損なわれ、例えば機関本体内の燃料噴霧部位にずれが生じて機関性能の低下要因になる等の不都合もある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、樹脂被覆部をモールド成形後、金型より取出す際に離型用治具を被覆部本体の外周部に押し当てるようにしても上記問題を解決可能とした電磁式燃料噴射弁を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、一端に弁座及び弁孔を有する弁ケーシングと、その弁ケーシングの他端側に設けた固定コアと、前記固定コアの周囲に配置されるコイルと、前記弁座と協働して前記弁孔を開閉する弁体、並びに前記コイルの発生磁力に基づき前記固定コアに磁気吸引されて前記弁体を開弁する可動コアを有する弁部材と、少なくとも前記コイルを径方向外方側より覆う被覆部本体を有して絶縁性の合成樹脂でモールド成形された樹脂被覆部とを備えており、内燃機関に設けた弁支持孔に嵌装される電磁式燃料噴射弁において、前記樹脂被覆部は、該樹脂被覆部の成形過程で離型用治具が押し当てられる治具受け面と、前記弁支持孔に前記樹脂被覆部を燃料噴射弁の中心軸線回りの所定位置に位置決めするための第1機能面と、少なくともシールリング又はクッションリングとして機能する弾性リングを嵌合させる、少なくとも1つの第2機能面とを、前記被覆部本体の外周部において互いに異なる位置に有していることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴に加えて、前記樹脂被覆部が、前記コイルに接続されたカプラ端子を保持し且つ前記被覆部本体の外周部より一側方に突出するカプラ本体部を有しており、前記第1機能面が、少なくとも1つの平坦な位置決め面部を有して前記治具受け面よりも前記カプラ本体部側に配置される一方、前記1つの第2機能面が前記治具受け面よりも前記弁座側に配置され、前記治具受け面の前記中心軸線からの径方向距離が、前記第1機能面の前記中心軸線からの径方向距離よりも短く、且つ前記1つの第2機能面の前記中心軸線からの径方向距離よりも長く設定されており、前記治具受け面と前記1つの第2機能面との間に形成される段差面が、前記弁支持孔の内周段部に保持される前記弾性リングに係合可能なリング係合面を構成し、前記被覆部本体が、前記1つの第2機能面の、前記弁座側の端縁に連続し且つ該弁座に近づくにつれて縮径するテーパ面を有することを第2の特徴としている。
また本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記平坦な位置決め面部は、前記被覆部本体の周方向で前記カプラ本体部とは異なる位置に配設されることを第3の特徴としている。
本発明において、「内燃機関」には、内燃機関の機関本体が含まれることは元より、内燃機関の付属品(例えばスロットルボディや吸気管)も含まれる。
また本発明において、「弾性リング」は、シールリング又はクッションリングの何れか一方の機能のみを発揮する弾性リングが含まれることは元より、シールリング及びクッションリングの両方の機能を発揮する弾性リングも含まれる。
本発明の第1の特徴によれば、電磁式燃料噴射弁においてモールド成形される樹脂被覆部は、これの成形過程で離型用治具が押し当てられる治具受け面と、弁支持孔に嵌装される燃料噴射弁をこれの中心軸線回りの所定位置に位置決めするための第1機能面と、少なくともシールリング又はクッションリングとして機能する弾性リングを嵌合させる、少なくとも1つの第2機能面とを、被覆部本体の外周部において互いに異なる位置に有している。これにより、樹脂被覆部をモールド成形後、金型より取出す際に離型用治具を被覆部本体の外周部に押し当てるようにしても、その押し当て部位が、第1,第2機能面とは異なる部位に在って、治具押し当てに因るバリや凹みが第1,第2機能面には発生しないため、各機能面は、これを精度よく成形できて、各々の本来的機能を有効に発揮可能となり、樹脂被覆部の品質向上に寄与することができる。その結果、例えば、第1機能面により内燃機関に対し燃料噴射弁を精度よく位置決めできて、機関性能の向上が図られ、また第2機能面に弾性リングを的確に嵌合、接触させることができて、弾性リングの組付作業性の向上が図られる。
また第2の特徴によれば、第1機能面が、少なくとも1つの平坦な位置決め面部を有して治具受け面よりもカプラ本体部側に配置される一方、1つの第2機能面が治具受け面よりも弁座側に配置され、治具受け面の中心軸線からの径方向距離が、第1機能面の中心軸線からの径方向距離よりも短く、且つ第2機能面の中心軸線からの径方向距離よりも長く設定されるので、燃料噴射弁を弁支持孔に嵌装するに当たり、治具受け面を弁支持孔に干渉させずに第1,第2機能面を弁支持孔内周の対応部位に無理なく挿入可能となる。その上、治具受け面と前記1つの第2機能面との間に形成される段差面が、弾性リングに係合可能なリング係合面となるので、その段差面を利用した簡単な構造でリング係合面が得られる。また、このリング係合面についても、離型用治具の押し付けに因るバリや凹みが生じる虞れがないから、これに弾性リングを的確に係合、接触させることができる。更に被覆部本体が、前記1つの第2機能面の、弁座側の端縁に連続し且つ弁座に近づくにつれて縮径するテーパ面を有するので、そのテーパ面のガイド作用により、弾性リングを第2機能面にスムーズに嵌合させることができ、弾性リングの組付作業性を更に向上させることができる。
また第3の特徴によれば、上記平坦な位置決め面部は、被覆部本体の周方向でカプラ本体部とは異なる位置に配設されるので、複雑な形状となりがちなカプラ本体部とは異なる部位・向きに平坦な位置決め面部が形成されることとなり、従って、カプラ本体部の成型に影響を与えることなく位置決め面部も容易に成型可能となる。
本発明の一実施形態に係る電磁式燃料噴射弁の内燃機関への取付状態の一例を示す縦断面図(図3の1−1線断面図) 前記電磁式燃料噴射弁の、図1と同じ側から見た側面図 図1の3−3線断面図 図1の4−4線断面図 前記電磁式燃料噴射弁のコイルハウジングだけを示す分解斜視図
本発明の一実施形態を、添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。尚、本発明及び本明細書において、「軸方向」「径方向」「周方向」は、電磁式燃料噴射弁Iの中心軸線Xを基準とするものであって、例えば、中心軸線Xに沿う方向が軸方向であり、中心軸線Xを中心とした半径方向が径方向であり、中心軸線Xを中心とした円周方向が周方向である。また本明細書では、電磁式燃料噴射弁Iにおいて、燃料噴射側を前方、燃料入口側を後方という。
図1〜図4において、内燃機関用の電磁式燃料噴射弁Iの弁ハウジングIhは、円筒状の弁座部材3と、この弁座部材3の後端部に嵌合して液密に溶接される磁性円筒体4と、この磁性円筒体4の後端に突き当てて液密に溶接される非磁性円筒体6と、この非磁性円筒体6のの内周面に前端部を嵌合して液密に溶接される円筒状の固定コア5と、この固定コア5の後端に同一素材を以て一体に連設される燃料入口筒26とを前端から後端に向かって順次連ねて構成される。
弁座部材3、磁性円筒体4及び非磁性円筒体6は、後述する弁組立体Vを収容する弁ケーシング2を構成する。そして、この弁ケーシング2、固定コア5及び燃料入口筒26よりなる弁ハウジングIhは、燃料入口筒26の後端小径部26aを除いて、各部外周面が同一直径に形成される。
弁座部材3は、その前端面に開口する弁孔7と、この弁孔7の内端に連なる円錐状の弁座8と、この弁座8の大径部に連なる円筒状のガイド孔9とを備えている。弁座部材3の前端面には、上記弁孔7と連通する複数の燃料噴孔11を有する鋼板製のインジェクタプレート10が液密に溶接される。
非磁性円筒体6の前端部には、固定コア5と嵌合しない部分が残され、その部分から弁座部材3に至る弁ケーシング2内に、弁部材としての弁組立体Vが収納される。
弁組立体Vは、弁座8と協働して弁孔7を開閉するよう前記ガイド孔9を摺動し得る球状の弁体14と、この弁体14に溶接により結合される杆部13を一体に備えた可動コア12とで構成されるもので、その可動コア12は、磁性円筒体4の内周面に摺動自在に嵌合、支承されて、固定コア5に対置される。球状の弁体14の周囲には、燃料の通過を許容する複数の平坦面が形成される。
弁組立体Vには、可動コア12の後端面から始まり杆部13の中間部で終わる縦孔19と、この縦孔19を杆部13の外周面に開放する横孔20とが設けられる。縦孔19の途中には、固定コア5側を向いた環状のばね座24が形成される。
固定コア5は、燃料入口筒26の中空部を固定コア5の前端面側に連通させる縦孔21を有する。その縦孔21は、燃料入口筒26の中空部より小径になっており、可動コア12の縦孔19と連通する。
この固定コア5の縦孔21には、すり割り付きパイプ状のリテーナ23が圧入され、このリテーナ23と前記ばね座24との間に可動コア12を弁体14の閉弁側に付勢する弁ばね22が縮設される。その際、リテーナ23の縦孔21への嵌合深さにより弁ばね22のセット荷重が調整される。
可動コア12には、非磁性材製でリング状のストッパ部材37が埋設され、このストッパ部材37は、可動コア12の、固定コア5と対向する後端面より僅かに突出する。そのストッパ部材37は、固定及び可動コア5,12相互の吸引時、ストッパ部材37が固定コア5の前端面に当接することで、固定コア5及び可動コア12の対向端面間に所定のギャップを残存させるものである。
弁ハウジングIhの外周には、固定コア5及び可動コア12に対応して円筒状のコイル組立体28が嵌装される。このコイル組立体28は、磁性円筒体4の後端部から固定コア5にかけてそれらの外周面に嵌合するボビン29と、これに巻装されるコイル30とを備える。ボビン29及びコイル30は円筒状をなし、これらの中心軸線は、燃料噴射弁Iの中心軸線Xと一致する。ボビン29の後端部には、ボビン29の一側方に突出するカプラ端子33の基端部33aが保持され、このカプラ端子33にコイル30の端末が接続される。
このコイル組立体28は、それの周囲を磁性体製のコイルハウジングHで囲繞される。コイルハウジングHは、これの前後両端部が弁ケーシング2および固定コア5の各外周面に接触、固定される。そして、コイルハウジングHは、後述するようにコイル30への通電時に弁ケーシング2及び固定コア5間に磁気回路を形成して、固定コア5に可動コア12(従って弁組立体V)を磁気吸引させることができ、これにより、弁体14が開弁動作する。コイルハウジングHの具体的構造については、後で詳述する。
燃料噴射弁Iは、これの外郭が、絶縁性の合成樹脂でモールド成形された樹脂被覆部32により構成される。樹脂被覆部32は、弁ハウジングIhと同心の概略段付き円筒状をなす被覆部本体32mと、その被覆部本体32mの外周部より一側方に突出するカプラ本体部32cとを備える。
被覆部本体32mは、これに弁ケーシング2の一部(即ち磁性円筒体4の後半部及び非磁性円筒体6)、固定コア5、及び燃料入口筒26の大部分(後端部を除く)、並びにコイル組立体28及びコイルハウジングHを埋封するようにして、カプラ本体部32cと共にモールド成形される。
より具体的に説明すると、被覆部本体32mは、固定コア5の前半部及びコイルハウジングHを囲繞する中間大径部32maと、その中間大径部32maの前側に連設されて磁性円筒体4の後半部を囲繞する前部小径部32mbと、中間大径部32maの後側に連設されて固定コア5の後半部及び燃料入口筒26を囲繞する後部小径部32mcとを有している。
特に中間大径部32maは、これの前部外周に他の部分よりも小径の縮径部60を有しており、その縮径部60の前端と前部小径部32mbとの間に環状の段差面61が形成される。縮径部60の外周面は、樹脂被覆部32のモールド成形過程で離型用のノックアウトピン90が押し当てられる治具受け面f0として機能する。
また中間大径部32maの、縮径部60よりも後側部分の外周面は、樹脂被覆部32(従って燃料噴射弁I)をこれが嵌装される弁支持孔70内で中心軸線X回りの所定位置に位置決めするための第1機能面f1を構成する。この第1機能面f1は、少なくとも1つの(実施形態では一対の)平坦な位置決め面部50を有して治具受け面f0よりもカプラ本体部32c側に位置する。各々の位置決め面部50は、中間外径部32maの外周面の一部をフラットに切欠く、即ち面取りすることで形成される。
しかも上記一対の位置決め面部50は、被覆部本体32mの周方向で、カプラ本体部32cとは異なる位置(より具体的には中心軸線Xから見て略90度位相が異なる位置)に配設され、また両位置決め面部50は互いに平行である。
また前記カプラ本体部32cは、これに前述のカプラ端子33を収容、保持するものであって、中間大径部32maと後部小径部32mcとに跨がるようにして被覆部本体32mに結合される。そして、カプラ本体部32cとカプラ端子33とによりカプラ34が構成される。このカプラ34には、図示しないが、外部配線に連なる外部カプラが着脱可能に嵌合、接続される。
またカプラ本体部32cは、これの、被覆部本体32m外周より外側方に張出す根元部分80の左右側面81,82が、燃料噴射弁Iの中心軸線Xと平行な平坦面に形成される。その左右側面81,82間の距離は、後部小径部32mcの外径と略等しい。
また上記根元部分80は、これの下部の外側方への張出しが上部よりも抑えられていてスリム化が図られているが、その下部の外側面83には、カプラ34側に張り出す補強用突出部83aが一体に突設される。この補強用突出部83aは、カプラ本体部32cの側方張出部分の下面と、中間大径部32maとの間を一体に連結してカプラ本体部32cの支持剛性を高めることができる。これにより、カプラ34が効果的に補強される。
一方、燃料噴射弁Iを装着すべき内燃機関E(具体的には機関本体)には、燃料噴射弁Iを嵌装、支持するための段付きの弁支持孔70が設けられる。この弁支持孔70は、前部小径部32mbを嵌合させる小径孔部71と、この小径孔部71の開口端に環状段部72を介して連なり且つ中間大径部32maを嵌合させる大径孔部73とを有する。
大径孔部73には、上記した一対の位置決め面部50を各々面接触させる位置決め用の平面部73aが形成される。従って、その面接触により、燃料噴射弁Iは弁支持孔70(従って内燃機関E)に対し中心軸線X回りの所定位置に確実に位置決めされる。
環状段部72は、前部小径部32mb外周に嵌合されて前部小径部32mbと大径孔部73間を液密にシールするシールリング51の座面となる。従って、この環状段部72と、被覆部本体32mの前記した段差面61との間で、シールリング51が軸方向に挟持される。シールリング51は、弾性リングの一例である。
而して、段差面61は、環状段部72に保持したシールリング51に対し軸方向に係合可能なリング係合面を構成する。また、前部小径部32mbの外周面は、治具受け面f0よりも弁座8側に配置されていて、シールリング51を嵌合させる1つの第2機能面f2を構成する。
尚、本実施形態のシールリング51は、これを上記段差面61と環状段部72との間で軸方向に挟圧するように燃料噴射弁Iが弁支持孔70にセットされる場合には、クッションリングとしても機能する。
また被覆部本体32mは、前部小径部32mbの前端に先細りのテーパ面ftを有している。このテーパ面ftは、シールリング51を前部小径部32mbに嵌合させる際のガイド面となるため、シールリング51をスムーズに装着することができる。
また、後部小径部32mcの外周には、カプラ本体部32cの根元部分80よりも後方側において、クッションリング52を嵌合させるリング取付部62と、クッションリング52の座面となる環状突部63とが設けられる。そして、リング取付部62の外周面は、クッションリング52を嵌合する、もう一つの第2機能面f2′を構成する。クッションリング52は、弾性リングの他の一例である。
一方、燃料入口筒26の後端小径部26aの外周面には、樹脂被覆部32の後部小径部32mcの後端面が臨む環状シール溝26agが凹設され、そのシール溝26agにはシールリング53が嵌着される。
以上の説明で明らかなように樹脂被覆部32は、これのモールド成形過程で離型用のノックアウトピン90が押し当てられる治具受け面f0と、弁支持孔70に嵌装される樹脂被覆部32(従って燃料噴射弁I)を中心軸線X回りの所定位置に位置決めするための第1機能面f1と、シールリング51を嵌合させる1つの第2機能面f2と、クッションリング52を嵌合させる他の1つの第2機能面f2′とを、被覆部本体32mの外周部において互いに異なる位置に有する。
しかも治具受け面f0の、中心軸線Xからの径方向距離が、第1機能面f1の、中心軸線Xからの径方向距離よりも短く、且つ第2機能面f2の、中心軸線Xからの径方向距離よりも長く設定される。
さらに燃料入口筒26の入口、即ち後端開口には、燃料フィルタ43の筒状本体43mが固定(例えば圧入)される。そして、その筒状本体43mの外端には、燃料入口筒26の後端面と係合する取付けフランジ43fが連設される。
ところで燃料噴射弁Iを内燃機関Eにセットする場合には、先ず、燃料噴射弁Iの前部を弁支持孔70にシールリング51を介して挿入する。次いで、不図示の燃料ポンプに連なる燃料分配管55を、シールリング53を介して燃料入口筒26に嵌装すると共に、燃料分配管55と環状突部63との間にクッションリング52を挟圧し、しかる後に、燃料分配管55を内燃機関Eの適所に固定(例えばボルト止め)する。これにより、燃料分配管55と燃料入口筒26との間が油密に接続されると共に、燃料分配管55により燃料噴射弁Iの前部が弁支持孔70に押圧、保持される。かくして、燃料噴射弁Iが、図1に例示したような設置態様で内燃機関Eにセットされる。
尚、本実施形態では、弁支持孔70を内燃機関Eの機関本体に設けたものを示したが、内燃機関Eの付属品(例えば、スロットルボディ、吸気管等)に弁支持孔70を設けてもよい。
次に前記コイルハウジングHについて、図5も併せて参照して説明する。
コイルハウジングHは、略半円筒状(換言すれば、横断面劣弧状)に各々形成されてコイル組立体28を挟むように対向配置される第1,第2コイルハウジング半体H1,H2より分割構成される。その第1,第2コイルハウジング半体H1,H2の、周方向で隣り合う側縁e1,e2;e1′,e2′は、互いに離間して相対向している。従って、その相対向する側縁e1,e2;e1′,e2′の相互間には、燃料噴射弁Iの中心軸線Xに沿ってスリット状に延びる第1,第2間隙Sw,Ssがそれぞれ設けられる。
第1,第2間隙Sw,Ssは、上記中心軸線Xを通る一直径線上に配列され、また特に第1間隙Swの方が第2間隙Ssよりも幅広に形成される。しかも上記一直径線の延長線上で、幅広の第1間隙Swが臨む側に前記カプラ34が配設される。これは、樹脂被覆部32のモールド成形過程で、コイルハウジングH内(より具体的には第1,第2コイルハウジング半体H1,H2とコイル組立体28との間の空隙27)と、カプラ本体部32mに対応した金型のキャビティ内との間でモールド樹脂を、比較的幅広の第1間隙Swを通してスムーズに流動させるためである。
而して、樹脂被覆部32のモールド成形過程で上記空隙27に充填された樹脂は、各コイルハウジング半体H1,H2とコイル組立体28(従ってコイル30)との間を絶縁、シールする。
また第1及び第2コイルハウジング半体H1,H2は、コイル組立体28の外周部を覆う胴部44と、胴部44の軸方向両端から半径内方に屈曲してボビン29の前後両端面に当接する前接続壁部45及び後接続壁部46と、前・後接続壁部45,46の内周端から軸方向で互いに反対方向に延びる連結部としての前・後連結筒部47,48とを各々有している。
前・後連結筒部47,48は、胴部44よりも径方向内方側に絞られる関係で、胴部44よりもコイル30の中心軸線Xからの曲率半径が小さい。そして、その前・後連結筒部47,48は、弁ケーシング2(より具体的には磁性円筒体4)および固定コア5の外周面にそれぞれ密接、固定(本実施形態では溶接)される。
尚、本実施形態において、前・後連結筒部47,48は、これが弁ハウジングIh及び固定コア5にそれぞれ溶接される被溶接部が他の部位よりも薄肉に形成される。 そのように被溶接部を薄肉化することで、溶接のためのエネルギ節減が図られる。
而して、上記した第1,第2コイルハウジング半体H1,H2は、磁性板をプレス成形して製作されるが、各々の横断面が劣弧状をなすことで、プレス時、深絞りすることなく容易に成形することができる。
次に前記実施形態の作用を説明する。
電磁式燃料噴射弁Iの組み立てに当たっては、例えば、コイル組立体28と、弁ハウジングIhの、弁座部材3を除く主要部を別々に製作する。次いで、弁ハウジングIhの外周部の所定中間部位にコイル組立体28を嵌装すると共に、コイル組立体28を左右から挟んで包み込むように第1及び第2コイルハウジング半体H1,H2を左右から相互に近接させる。そして両コイルハウジング半体H1,H2の胴部44内にコイル組立体28を収めた状態で前連結筒部47を磁性円筒体4の外周面に、後連結筒部48を固定コア5の外周面にそれぞれ密着させ、前・後連結筒部47,48の薄肉部を複数箇所でレーザ溶接する。こうして、コイルハウジングHは弁ハウジングIhに取付けられる。
しかる後に樹脂被覆部32のモールド成形工程に移り、絶縁性を有する合成樹脂の射出成形により、コイル組立体28、コイル組立体28及びコイルハウジングH、並びにカプラ端子33の基部を埋封するようにして、弁ハウジングIhの周囲に樹脂被覆部32を成形する。その際、第1及び第2コイルハウジング半体H1,H2間には、カプラ端子33の基端部33aを挟む側と、その反対側とに第1,第2間隙Sw,Ssが設けられるから、その両方の間隙Sw,Ssを通して射出樹脂が各コイルハウジング半体H1,H2及びコイル組立体28間の空隙27に容易に進入、充填される。これにより、コイル組立体28を確実に埋封固定すると共に、その絶縁性及び防水性を確保することができる。
樹脂被覆部32の成形後は、磁性円筒体4内に弁組立体Vを収容して、弁座部材3を磁性円筒体4の前端部に嵌合、溶接する。そして燃料入口筒26側から弁ハウジングIh内に弁ばね22及びリテーナ23を装着し、その後、燃料フィルタ43、シールリング51,53及びクッションリング52を取り付けて、電磁式燃料噴射弁Iの組み立て作業は、完了する。
このようにして組立てられた燃料噴射弁Iは、図1に示すような設置態様で内燃機関Eにセットされる。このセット状態で、燃料ポンプから燃料分配管55を経て燃料入口筒26に圧送される燃料は、燃料フィルタ43で濾過された後、固定コア5及び弁ケーシング2の内部を満たす。そしてコイル30を消磁した状態では、弁ばね22の付勢力で弁組立体Vは前方に押圧され、弁体14を弁座8に着座させて弁孔7を閉じる。コイル30を通電により励磁すると、それにより生ずる磁束がコイルハウジングH、磁性円筒体4、可動コア12、固定コア5を順次走り、両コア5,12間に発生する磁気吸引力により可動コア12が弁ばね22のセット荷重に抗して固定コア5に吸引され、弁体14が弁座8から離座するので、弁孔7が開放される。これにより、弁座部材3内の高圧燃料が弁孔7を出て、インジェクタプレート10の燃料噴孔11から、霧状に噴射される。
本実施形態の燃料噴射弁Iの樹脂被覆部32は、これのモールド成形過程で離型用のノックアウトピン90が押し当てられる治具受け面f0と、弁支持孔70に嵌装される燃料噴射弁Iを中心軸線X回りの所定位置に位置決めするための第1機能面f1と、シールリング51又はクッションリング52を嵌合させる少なくとも1つ(実施形態では2つ)の第2機能面f2,f2′とを、被覆部本体32mの外周部において互いに異なる位置に有している。
これにより、樹脂被覆部32をモールド成形後、金型より取出す際に離型用ノックアウトピン90を被覆部本体32mの外周部に押し当てるようにしても、その押し当て対象となる治具受け面f0が、第1,第2機能面f1,f2,f2′とは異なる部位に在って、ノックアウトピン90の押し当てに因るバリや凹みが第1,第2機能面f1,f2,f2′に生じる虞れはない。従って、各々の機能面f1,f2,f2′は、これをノックアウトピン90に影響されずに精度よく成形できるから、各々の本来的機能を有効に発揮可能となり、樹脂被覆部の品質向上が図られる。
その結果、例えば、第1機能面f1の位置決め機能に基づき燃料噴射弁Iを内燃機関Eに対し中心軸線X回りの方向に精度よく位置決めできるから、機関性能の向上が図られる。また第2機能面f2,f2′に弾性リングとしてのシールリング51又はクッションリング53を的確に嵌合、接触させることができるから、組付作業性やシール性及びクッション性の向上が図られる。
また第1機能面f1が、少なくとも1つの平坦な位置決め面部50を有して治具受け面f0よりもカプラ本体部32c側に配置される一方、1つの第2機能面f2が治具受け面f0よりも弁座8側に配置され、治具受け面f0の、中心軸線Xからの径方向距離が、第1機能面f1の、中心軸線Xからの径方向距離よりも短く、且つ第2機能面f2の、中心軸線Xからの径方向距離よりも長く設定される。これにより、燃料噴射弁Iを弁支持孔70に嵌装するに当たり、治具受け面f0を弁支持孔70の各部に干渉させずに第1,第2機能面f1,f2を弁支持孔70の内周面の対応部位(即ち大径孔部73及び小径孔部71)に無理なく挿入可能となる。
その上、治具受け面f0と前記1つの第2機能面f2との間に形成される段差面61は、シールリング51と軸方向に係合するリング係合面となるので、その段差面61を利用した簡単な構造でリング係合面が得られる。また、この段差面61(リング係合面)についても、離型用ノックアウピン90の押付けに因るバリや凹みが生じる虞れがないから、これにシールリング51を的確に係合させることができる。
更に前記1つの第2機能面f2の、弁座8側の端縁には、弁座8に近づくにつれて縮径するテーパ面ftが連続するので、そのテーパ面ftのガイド作用により、シールリング51を第2機能面f2にスムーズに嵌合させることができ、シールリング51の組付作業性を更に向上させることができる。
また第1機能面f1の平坦な位置決め面部50は、被覆部本体32mの周方向で、カプラ本体部32cとは異なる位置に配設されるので、比較的複雑な形状となるカプラ本体部32cとは異なる部位・向きに平坦な位置決め面部50が形成されることとなる。これにより、カプラ本体部32cの成型に影響を与えたり受けたりすることなく位置決め面部50も容易に成型可能となる。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、樹脂被覆部32をモールド成形後、金型より取出す際に離型用ノックアウトピン90(治具)が押し当てられる治具受け面f0を、被覆部本体32mの特定の一面(より具体的には中間大径部32maの縮径部60の外周面)だけに設定したものを示したが、この特定の一面に加えて、被覆部本体32mの他の一面に対しても離型用ノックアウトピン90を押し当てて樹脂被覆部32を金型より取り出すようにしてもよい。但し、この場合でも、上記他の一面(即ち第2の治具受け面)は、樹脂被覆部32の、第1,第2機能面f1,f2,f2′とは異なる部位に設定される。
また前記実施形態では、被覆部本体32mの第1機能面f1が、一対の平坦且つ互いに平行な位置決め面50を有するものを示したが、位置決め面50は、互いに平行でなくてもよく、また燃料噴射弁Iを弁支持孔70に対し回転規制できる形状であれば必ずしも平坦でなくてもよい。或いはまた、位置決め面50は、一つでもよく、或いは三つ以上でもよい。
また前記実施形態では、燃料噴射弁Iを弁支持孔70に対し中心軸線X回りの所定位置に位置決めするための第1機能面f1を、弁支持孔70に嵌合する中間大径部32maの外周面で構成するものを示したが、本発明の第1機能面f1は、治具受け面f0と異なる部位であれば被覆部本体32mの、中間大径部32maとは別の部位、或いは弁支持孔70から離れた部位に設けてもよい。例えば、後部小径部32mcの外周面を、第2機能面f2′(即ちクッションリング52の嵌合面)として機能させずに第1機能面f1として機能させてもよく、この場合は、後部小径部32mcの外周面に例えば少なくとも1つの平坦な位置決め面を設け、この位置決め面を、これと対応して燃料分配管55に設けた位置決め用平面部と係合させることで、燃料噴射弁Iを弁支持孔70に対し中心軸線X回りの所定位置に位置決め可能である。
また前記実施形態では、コイルハウジングHを、第1,第2コイルハウジング半体H1,H2より分割構成したものを示したが、コイルハウジングHを一体型としてもよく、この場合、例えば円筒状のコイルハウジング本体の一側に、軸方向に延びる単一のスリット状間隙を形成したコイルハウジングを用いるようにしてもよい。
I・・・・・・電磁式燃料噴射弁
V・・・・・・弁部材としての弁組立体
X・・・・・・燃料噴射弁の中心軸線
f0・・・・・治具受け面
f1・・・・・・第1機能面
f2,f2′・・第2機能面
ft・・・・・テーパ面
2・・・・・・弁ケーシング
5・・・・・・固定コア
7・・・・・・弁孔
8・・・・・・弁座
12・・・・・可動コア
14・・・・・弁体
30・・・・・コイル
32・・・・・樹脂被覆部
32m・・・・被覆部本体
32c・・・・カプラ本体部
33・・・・・カプラ端子
50・・・・・平坦な位置決め面部
51・・・・・弾性リングとしてのシールリング
52・・・・・弾性リングとしてのクッションリング
70・・・・・弁支持孔
90・・・・・離型用治具としてのノックアウトピン

Claims (3)

  1. 一端に弁座(8)及び弁孔(7)を有する弁ケーシング(2)と、その弁ケーシング(2)の他端側に設けた固定コア(5)と、前記固定コア(5)の周囲に配置されるコイル(30)と、前記弁座(8)と協働して前記弁孔(7)を開閉する弁体(14)、並びに前記コイル(30)の発生磁力に基づき前記固定コア(5)に磁気吸引されて前記弁体(14)を開弁する可動コア(12)を有する弁部材(V)と、少なくとも前記コイル(30)を径方向外方側より覆う被覆部本体(32m)を有して絶縁性の合成樹脂でモールド成形された樹脂被覆部(32)とを備えており、
    内燃機関(E)に設けた弁支持孔(70)に嵌装される電磁式燃料噴射弁において、
    前記樹脂被覆部(32)は、該樹脂被覆部(32)の成形過程で離型用治具(90)が押し当てられる治具受け面(f0)と、前記弁支持孔(70)に前記燃料噴射弁(I)を該燃料噴射弁(I)の中心軸線(X)回りの所定位置に位置決めするための第1機能面(f1)と、少なくともシールリング又はクッションリングとして機能する弾性リング(51,52)を嵌合させる、少なくとも1つの第2機能面(f2,f2′)とを、前記被覆部本体(32m)の外周部において互いに異なる位置に有していることを特徴とする電磁式燃料噴射弁。
  2. 前記樹脂被覆部(32)が、前記コイル(30)に接続されたカプラ端子(33)を保持し且つ前記被覆部本体(32m)の外周部より一側方に突出するカプラ本体部(32c)を有しており、
    前記第1機能面(f1)が、少なくとも1つの平坦な位置決め面部(50)を有して前記治具受け面(f0)よりも前記カプラ本体部(32)側に配置される一方、前記1つの第2機能面(f2)が前記治具受け面(f0)よりも前記弁座(8)側に配置され、
    前記治具受け面(f0)の前記中心軸線(X)からの径方向距離が、前記第1機能面(f1)の前記中心軸線(X)からの径方向距離よりも短く、且つ前記1つの第2機能面(f2)の前記中心軸線(X)からの径方向距離よりも長く設定されており、
    前記治具受け面(f0)と前記1つの第2機能面(f2)との間に形成される段差面(61)が、前記弁支持孔(70)の内周段部(72)に保持される前記弾性リング(51)に係合可能なリング係合面を構成し、
    前記被覆部本体(32m)は、前記1つの第2機能面(f2)の、前記弁座(8)側の端縁に連続し且つ該弁座(8)に近づくにつれて縮径するテーパ面(ft)を有することを特徴とする、請求項1に記載の電磁式燃料噴射弁。
  3. 前記平坦な位置決め面部(50)は、前記被覆部本体(32m)の周方向で前記カプラ本体部(32c)とは異なる位置に配設されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の電磁式燃料噴射弁。
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