JP2021062676A - 自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロアの凹凸を少なくしつつ、正面衝突時の衝撃を十分に吸収できる自動車を提供する。【解決手段】フロントフロアパネル21の室内側上面の左右中央部に、前後方向に沿って延在して設けられたフロントフロアセンタメンバ215に、上方に向かって突出し、かつ、自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第1凸部215a、215aと、一対の第1凸部215a、215aの間において、一対の第1凸部215a、215aよりも高さが低くされた第1凹部215bと、を設ける。【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車に関するものである。
特許文献1には、車体の下部に一対のサイドフレームを配置し、このサイドフレームの上にフラットなフロアパネルを設けることにより、車体のフロアをフラットにした電気自動車が開示されている。一対のサイドフレームは、車幅方向に互いに間隔を空けて配置され、それぞれ車体の前後方向に延びている。また、フロアパネルの下面には、一対のサイドフレームの間に電池パックを配置している。
特開2019−073222号公報
特許文献1の電気自動車は、車幅方向の両サイドに一対のサイドフレームを設けているが、車体のフロアをフラットにするために、フロアパネルの左右方向の中央部には補強のための構造部や、補強部品は設けられていない。そのため、正面衝突時の衝撃吸収力を確保するために、フロアパネルの板厚を増す、あるいは高張力鋼板を使用するなどの対応を必要とし、重量やコストの増加を招いてしまうという問題がある。
本発明が解決しようとする課題は、フロアの凹凸を少なくしつつ、正面衝突時の衝撃を十分に吸収する自動車を提供することである。
本発明は、自動車ボディのフロントフロアパネルの室内側上面の左右中央部に、自動車ボディの前後方向に沿って延在して設けられたフロントフロアセンタメンバに、上方に向かって突出し、かつ、自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第1凸部と、一対の第1凸部の間において、一対の第1凸部よりも高さが低くされた第1凹部と、を設けることにより上記課題を解決する。
本発明によれば、フロントフロアセンタメンバにより、フロアの凹凸を少なくしつつ、正面衝突時の衝撃を十分に吸収する自動車を提供することができる。
本実施形態の自動車の前席側の室内を車両左側(助手席側)から見た側面図である。 図1に示すフロアパネルの構成を示す斜視図である。 図2に示すフロントフロアパネルとダッシュパネルとを示す分解斜視図である。 図1に示すフロアパネルと、このフロアパネルに取り付けられるフロアダクトなどを示す分解斜視図である。 図1に示すフロアパネルに図4に示すフロアダクトなどが取り付けられた状態を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 サイドシルインナパネル上のハーネスプロテクタと、ハーネスプロテクタにより保持されている左側ハーネスとを示す斜視図である。 図5のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図7に示すハーネスプロテクタのピンにカーペットの長孔を挿入した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、自動車ボディに駆動系、操舵系、制動系、電装系及び制御系などを構成する各種部品、装置及びシステムなどを搭載し、自律走行が可能な自律走行制御機能を備えた自動車に関する。なお、本実施形態において、たんに前方及び後方、左側及び右側、上方及び下方という場合には、自動車1の前後方向、左右方向及び上下方向を示す。
図1は、本発明を適用した自動車(以下、車両ともいう)1の前席側の室内を車両左側(助手席側)から見た側面図である。自動車ボディに設けられた前席側の室内には、フロア11、運転席(図示せず)、助手席12、センターコンソール13、インストルメントパネル14、ハンドル15、ブレーキペダル及びアクセルペダル(図示せず)及びカバー部材16などを備えている。フロア11は、自動車御ボディを構成するフロアパネル2と、フロアパネル2の上に敷いたカーペット8(図6参照)とから構成されている。本実施形態の自動車1は、たとえば、フロアパネル2を構成するフロントフロアパネル21の床裏面にバッテリ17を搭載した電気自動車である。そのため、フロントフロアパネル21にプロペラシャフトや排気管などを通すためのフロアトンネルを設ける必要がないので、フロア11はほぼフラットに構成されている。
センターコンソール13は、運転席と助手席12との間に配置されている。センターコンソール13は、自動車1の各種操作に用いる操作部(図示せず)の他、小物類を収納するコンソールボックス(図示せず)などを備えている。センターコンソール13の前方側の先端部は、運転席及び助手席12の座面12aの先端よりも僅かに前方側に突出しているが、インストルメントパネル14まで延びてはいない。そのため、センターコンソール13とインストルメントパネル14との間には空間が設けられている。自動車1の乗員は、センターコンソール13とインストルメントパネル14との間の空間と、フラットなフロア11とを利用して、運転席と助手席12との間を移動することができる。
インストルメントパネル14は、フロアパネル2を構成するダッシュパネル22の室内側に取り付けられ、運転席及び助手席12の前方に配置されている。インストルメントパネル14は、自動車ボディの幅方向の全域に渡って設けられている。インストルメントパネル14の運転席側には、運転席に向けて突出するようにハンドル15が設けられている。また、インストルメントパネル14は、ハンドル15の前方に配置したメーターパネル14aを備えている。詳しくは図示していないが、メーターパネル14aは、速度計などの各種計器や、自動車1の各種状態について表示するディスプレイなどを備えている。運転席側のインストルメントパネル14の下方には、ブレーキペダル及びアクセルペダルが設けられている。
インストルメントパネル14内には、ダッシュパネル22を貫通するようにHVAC(heating, ventilating and air-conditioning)ユニット18が配置されている。HVACユニット18は、ヒーティング機能、外気導入機能を備えた自動車用空気調和装置である。HVACユニット18には、フロアパネル2の上に設置されたフロアダクト3が接続されている。フロアダクト3は、HVACユニット18により調和された空気を後席側まで案内する。フロアダクト3は、HVACユニット18から下方に延ばされてフロアパネル2の上を通り、センターコンソール13内で分岐して、センターコンソール13の上部吹き出し口13aと下部吹き出し口13bとに接続されている。フロアダクト3の分岐部には、空気の送り先を切り替える切り替え弁34aが設けられている。フロアダクト3は、HVACユニット18から下方に延ばされた垂直部分がインストルメントパネル14の下で室内に露呈されるため、カバー部材16により覆い隠されている。
図2は、フロアパネル2の構成を示す斜視図である。図3は、フロアパネル2を構成するフロントフロアパネル21とダッシュパネル22とを示す分解斜視図である。フロアパネル2は、車両前側から順に、ダッシュパネル22、フロントフロアパネル21、センタフロアパネル23及びリヤフロアパネル24を含み、それぞれがスポット溶接などの手段により固定されている。
フロントフロアパネル21は、運転席及び助手席12が装着される前部211と、後席シートに着座した乗員の足を乗せる後部212とを含む。前部211と、前部211と後部212との間には、車両左右方向に延在するフロントフロアクロスメンバFr213と、フロントフロアクロスメンバRr214が室内側にスポット溶接などにより固定されている。前部211の車両左右方向の中央部には、車両前後方向に沿って延在するフロントフロアセンタメンバ215がスポット溶接などにより室内側に固定されている。フロントフロアセンタメンバ215の後端は、フロントフロアクロスメンバFr213にスポット溶接などにより固定されている。
フロントフロアセンタメンバ215の車両左右方向の両側には、車両前後方向に沿って、ダッシュパネル22からフロントフロアクロスメンバFr213まで延在する、一対のフロントフロアサイドメンバFr216、216がスポット溶接などにより室内側に固定されている。一対のフロントフロアサイドメンバFr216、216の前端側は、ダッシュパネル22にスポット溶接などにより固定されている。また、一対のフロントフロアサイドメンバFr216、216の後端は、フロントフロアクロスメンバFr213にスポット溶接などにより固定されている。
フロントフロアクロスメンバFr213と、フロントフロアクロスメンバRr214との間には、車両前後方向に延在する一対のフロントフロアサイドメンバRr217、217がスポット溶接などにより室内側に固定されている。一対のフロントフロアサイドメンバRr217、217の前端及び後端は、フロントフロアクロスメンバFr213と、フロントフロアクロスメンバRr214とに、スポット溶接などにより固定されている。フロントフロアパネル21は、フロントフロアクロスメンバFr213、フロントフロアクロスメンバRr214、フロントフロアセンタメンバ215、フロントフロアサイドメンバFr216、216及びフロントフロアサイドメンバRr217、217などによって剛性が確保されている。
ダッシュパネル22は、フロントフロアパネル21の前端部にスポット溶接などの手段により固定されているフロア部221と、フロア部221から略垂直に立ち上がった隔壁部222とを含む。隔壁部222は、自動車ボディの車室と、車室の前方に配置されたモーター室とを仕切るためのパネル部である。モーター室には、電気自動車の動力源であるモーター等が収容されている。隔壁部222には、HVACユニット18をインストルメントパネル14とモーター室とに収容するために形成された開口223が設けられている。また、ダッシュパネル22の車両左右方向の中央部には、フロア部221によって隔壁部222を支えるように車両前後方向に沿って斜めに延在するダッシュセンタメンバ224が室内側にスポット溶接などにより固定されている。ダッシュパネル22は、このダッシュセンタメンバ224などによって剛性が確保されている。
フロントフロアセンタメンバ215は、上方に向かって突出し、かつ、前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第1凸部215a、215aと、一対の第1凸部215a、215aの間において、一対の第1凸部215a、215aよりも高さが低くされた第1凹部215bとを備えている。すなわち、フロントフロアセンタメンバ215は、車両左右方向に沿う断面形状として、略M字形の断面形状を備えている。フロントフロアセンタメンバ215は、一対の第1凸部215a、215aの側方にそれぞれ設けられた一対のフランジ部215c、215cと、第1凹部215bの中央部とが、フロントフロアパネル21にスポット溶接などにより固定されている。
ダッシュセンタメンバ224は、上方に向かって突出し、かつ、前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第2凸部224a、224aと、一対の第2凸部224a、224aの間において、一対の第2凸部224a、224aよりも高さが低くされた第2凹部224bとを含む。ダッシュセンタメンバ224は、一対の第2凸部224a、224aの外周に設けられたフランジ部224cがダッシュパネル22にスポット溶接などにより固定されている。
図3に示すように、ダッシュパネル22は、フロア部221のハッチング部分がフロントフロアパネル21の前端下面に重ねられてスポット溶接などにより固定される。フロントフロアセンタメンバ215の一対の第1凸部215a、215a及び第1凹部215bの前端側と、ダッシュセンタメンバ224の一対の第2凸部224a、224a及び第2凹部224bの後端側は、車両左右方向における断面形状が略同形状となっている。したがって、フロントフロアセンタメンバ215の一対の第1凸部215a、215a及び第1凹部215bの前端側は、ダッシュセンタメンバ224の一対の第2凸部224a、224a及び第2凹部224bの後端側の上に重ねられる。また、フロントフロアセンタメンバ215の一対の第1凸部215a、215aと、ダッシュセンタメンバ224の一対の第2凸部224a、224aは、それぞれ設けられた孔215d及び224dを利用して、ボルトによって固定される。
フロントフロアセンタメンバ215は、一対の第1凸部215a、215a及び第1凹部215bにより、従来の車両に設けられているフロアトンネルよりも大幅に高さを低くしながら、フロアトンネルと同等の剛性を得ることができる。したがって、フロントフロアセンタメンバ215により、フラットなフロア11を実現するとともに、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。また、フロアパネル2の左右方向の中央部では、ダッシュセンタメンバ224と、フロントフロアセンタメンバ215と、フロントフロアクロスメンバFr213と、フロントフロアサイドメンバRr217、217とによって、正面衝突時に生じた衝撃を吸収するロードパスが、ダッシュパネル22からフロントフロアクロスメンバRr214まで繋げられている。これにより、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。
センタフロアパネル23は、フロントフロアパネル21とリヤフロアパネル24とを接続するエクステンションパネルであり、フロントフロアパネル21とリヤフロアパネル24のそれぞれにスポット溶接などの手段によって固定されている。リヤフロアパネル24は、後席シートが装着される前部241と、トランクルームの床面を構成する後部242とを含む。
図4は、フロアパネル2と、このフロアパネル2に取り付けられるフロアダクト3、シフトコントロール用ワイヤハーネス(以下、シフトハーネスという)4、12Vバッテリ用ワイヤハーネス(以下、バッテリハーネスという)5、左側ワイヤハーネス(以下、右側ハーネスという)6及び右側ワイヤハーネス(以下、左側ハーネスという)7を示す分解斜視図である。図5は、フロアパネル2に、フロアダクト3、シフトハーネス4、バッテリハーネス5、左側ハーネス6及び右側ハーネス7が取り付けられた状態を示す斜視図である。なお、シフトハーネス4、バッテリハーネス5、左側ハーネス6及び右側ハーネス7は、一部のみを図示している。
フロアダクト3は、上述したように、HVACユニット18により調和された空気を後席側まで案内する。フロアダクト3は、たとえば、合成樹脂製の複数のダクト部品を組み合わせて形成されており、HVACユニット18に接続する上流側から、ユニット接続部31、フロア部32、コンソール部33、分岐部34、上部ダクト35及び下部ダクト36を備えている。
ユニット接続部31は、HVACユニット18に接続するために、フロア部32よりも幅が狭くなっており、ダッシュセンタメンバ224の右側の第2凸部224aの上に配置されている。フロア部32は、フロア11をフラット化するために高さ方向の厚みが薄くされており、その代わりに幅が広げられている。フロア部32は、フロントフロアセンタメンバ215の一対の第1凸部215a、215aの上に配置されている。コンソール部33、分岐部34、上部ダクト35及び下部ダクト36は、センターコンソール13内に配置されている。分岐部34内には、上述した切り替え弁34aが組み込まれている。上部ダクト35及び下部ダクト36は、センターコンソール13の上部吹き出し口13aと下部吹き出し口13bとに接続されている。
シフトハーネス4は、シフトコントロール用の信号を伝送するためのワイヤハーネスである。また、バッテリハーネス5は、12Vの電気を供給するためのワイヤハーネスである。シフトハーネス4及びバッテリハーネス5は、本発明の第1のワイヤハーネスに相当する。シフトハーネス4及びバッテリハーネス5は、車両前後方向に沿うように、フロントフロアセンタメンバ215の第1凹部215bと、ダッシュセンタメンバ224の第2凹部224bとに収容されている。これにより、第1凹部215b及び第2凹部224bのスペースを有効に利用することができる。
図6は、図5のVI−VI線に沿う断面図である。フロントフロアセンタメンバ215の一対の第1凸部215a、215aの上には、フロアダクト3のフロア部32が配置されている。フロア部32は、車両左右方向でシフトハーネス4及びバッテリハーネス5の側方に配された第1ダクト32aと、第1ダクト32aとの間にシフトハーネス4及びバッテリハーネス5を挟み込むように、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の反対側の側方に配置された第2ダクト32bとを備えている。第1ダクト32aは、第2ダクト32bよりも大きな断面積を有し、その一部がフロントフロアセンタメンバ215の第1凹部215b内に収容されている。第1ダクト32aと第2ダクト32bとの間には、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の上方を覆って保護するカバー部32cが設けられている。カバー部32cは、第1ダクト32aと第2ダクト32bとを連通している。
フロアダクト3の上方は、フロアパネル2に敷かれたカーペット8によって覆われている。カーペット8は、詳しくは図示しないが、上から順に、たとえば合成繊維によって形成された表皮層と、表皮層の下に設けられたゴム層と、ゴム層の下に設けられた厚手のフェルト層とを備えている。カーペット8のゴム層は、フロアパネル2の室内側の面形状に合わせて成型されている。
フロアダクト3の第1ダクト32aの一部を第1凹部215bに収容することで、必要な断面積を確保しながら、フロア部32の高さを低くすることができるので、フロア11の凹凸を少なくしつつ、第1凹部215bのスペースを有効に利用することができる。また、フロアダクト3には、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の上方を覆うカバー部32cが設けられているので、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5を保護することができる。
さらに、フロアダクト3のフロア部32は、フロントフロアセンタメンバ215の第1凹部215bとともにシフトハーネス4及びバッテリハーネス5の側方及び上方を取り囲んでいる。また、フロア部32は、カーペット8により覆われて保温されている。これにより、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の周囲の雰囲気温度は、フロアダクト3を流れる空気の温度の影響を受け、極端な高温や低温にはならず、略一定の温度に保たれる。これにより、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の外皮の劣化を抑制することができる。
また、フロア部32の第1ダクト32aの底面と、フロントフロアセンタメンバ215の第1凹部215bの上面との間には、第1の空隙G1が設けられている。シフトハーネス4及びバッテリハーネス5は、第1凹部215b内において、クリップ41及び51により位置が固定されている。このように位置が固定されたシフトハーネス4と、カバー部32cとの間には、第2の空隙G2が設けられている。第1の空隙G1と第2の空隙G2は、G2>G1となっている。そのため、フロア部32の上に乗員などが乗って荷重が加わり、フロア部32が撓んだ場合でも、第1ダクト32aの底面が先に第1凹部215bの上面に当接し、カバー部32cがシフトハーネス4に当接するのを抑制するので、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5を保護することができる。
次に、フロアパネル2に対する左側ハーネス6及び右側ハーネス7の取り付けについて説明する。図4及び図5に示す左側ハーネス6及び右側ハーネス7は、自動車ボディに搭載された電装装置の間や、電装装置とバッテリとの間などを接続するワイヤハーネスであり、本発明の第2のワイヤハーネスに相当する。
フロントフロアパネル21の車両左右方向の両端部のそれぞれに、サイドシル25、25がスポット溶接などの手段によって固定されている。サイドシル25は、サイドシルインナパネル251とサイドシルアウタパネル252の間に平板状の補強パネル253を挟み、これらを上下それぞれでスポット溶接などの手段により固定し、袋構造体としたものである。左右のサイドシルインナパネル251の上面には、左側ハーネス6及び右側ハーネス7を保持するハーネスプロテクタ9が3個ずつ固定されている。2つのハーネスプロテクタ9は、フロントフロアクロスメンバFr213の前方及び後方に1つずつ配置され、もう1つのハーネスプロテクタ9は、フロントフロアパネル21の後端付近に配置されている。
図7は、サイドシルインナパネル251上のハーネスプロテクタ9と、ハーネスプロテクタ9により保持されている左側ハーネス6とを示す斜視図である。また、図8は、図5のVIII−VIII線に沿う断面図である。ハーネスプロテクタ9は、たとえば、合成樹脂によって一体成形されており、本体部91と、本体部91に対して薄肉ヒンジ部(図示せず)により開閉自在にされた蓋部92とを備えている。
本体部91には、左側ハーネス6(又は右側ハーネス7)が収容される収容部911と、サイドシルインナパネル251の上面に設けられた孔に挿入してハーネスプロテクタ9を固定する固定部912とを備えている。また、本体部91の車両中央側の側面には、たとえば、リアガラス用のウィンドウウォッシャー液などを供給するホース10を保持する、断面がU字形状のホース保持部913が設けられている。
蓋部92の上面には、カーペット8の端部を固定するピン921が設けられている。また、蓋部92の下面には、収容部911に収容された左側ハーネス6(又は右側ハーネス7)の上に当接して押さえ付ける当接部922が設けられている。本実施形態では、左側ハーネス6及び右側ハーネス7として、複数の電線を絶縁テープなどで束ねたワイヤハーネスではなく、複数本の電線をばらばらの状態でハーネスプロテクタ9により保持することで、束ねたワイヤハーネスを保持する場合よりも、ハーネスプロテクタ9の高さ寸法を低く抑えている。
図8の符号11で示す部品は、サイドシル25の上部を保護するキッキングプレートである。キッキングプレート19は、下面に設けられた爪部191をハーネスプロテクタ9の蓋部92に係合することにより、サイドシル25の上に取り付けられる。カーペット8の左右方向の端部は、フロントフロアパネル21に敷かれたカーペット本体部81(図6参照)から、ハーネスプロテクタ9の上部まで立ち上がるように成型されており、蓋部92とキッキングプレート19とで挟み込まれている。これにより、カーペット8とキッキングプレート19との段差が小さくなるので、フロア11がよりフラットに見えるように構成することができる。また、カーペット8に荷重が加えられて端部に負荷が掛かったときに、カーペット8の端部が蓋部92とキッキングプレート19との間から抜け出るのを抑制することができる。
また、図9に示すように、カーペット8の左右方向の端部には、蓋部92のピン921が挿入される長孔82が設けられている。これにより、カーペット8の端部がキッキングプレート19の下から抜けないように固定することができる。なお、カーペット8の孔82を、左右方向に延在する長孔にしているのは、カーペット8に荷重が加えられて端部に負荷が掛かったときに、ピン921に対してカーペット8が僅かにズレ動くようにして、ピン921の破損を防ぐためである。
以上で説明したように、本実施形態によれば、自動車ボディのフロントフロアパネル21の室内側上面の左右中央部に、自動車ボディの前後方向に沿って延在して設けられたフロントフロアセンタメンバ215を備えた自動車1において、フロントフロアセンタメンバ215は、上方に向かって突出し、かつ、自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第1凸部215a、215aと、一対の第1凸部215a、215aの間において、一対の第1凸部215a、215aよりも高さが低くされた第1凹部215bと、を備えている。これにより、従来の車両に設けられているフロアトンネルよりも大幅に高さを低くしながら、フロアトンネルと同等の剛性を得ることができる。したがって、フロントフロアセンタメンバ215により、フロア11の凹凸を少なくしつつ、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロントフロアセンタメンバ215は、一対の第1凸部215a、215aの側方にそれぞれ設けられた一対のフランジ部215c、215cと、第1凹部215bの中央部とが、フロントフロアパネル21にスポット溶接などにより固定されている。これにより、フロントフロアセンタメンバ215のフランジ部215c、215cだけを固定する場合よりも、より強固にフロントフロアセンタメンバ215をフロントフロアパネル21に固定することができ、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロントフロアパネル21の前端に接続したダッシュパネル22の室内側上面の左右中央部に、自動車ボディの前後方向に沿って延在するダッシュセンタメンバ224を設け、ダッシュセンタメンバ224は、上方に向かって突出し、かつ、自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第2凸部224a、224aと、一対の第2凸部224a、224aの間において、一対の第2凸部224a、224aよりも高さが低くされた第2凹部224bと、を含み、一対の第1凸部215a、215aの先端部は、一対の第2凸部224a、224aの後端部にそれぞれ接続されている。これにより、フロアパネル2の左右方向の中央部では、正面衝突時に生じた衝撃を吸収するロードパスが、ダッシュパネル22からフロントフロアパネル21まで繋がるので、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロントフロアパネル21には、自動車ボディの左右方向に沿って延在するフロントフロアクロスメンバFr213が設けられ、フロントフロアクロスメンバFr213には、フロントフロアセンタメンバ215の後端が固定されている。これにより、フロアパネル2の左右方向の中央部では、ダッシュセンタメンバ224と、フロントフロアセンタメンバ215と、フロントフロアクロスメンバFr213とによって、正面衝突時に生じた衝撃を吸収するロードパスが、ダッシュパネル22からフロントフロアクロスメンバFr213まで繋がるので、正面衝突時の衝撃を十分に吸収することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロントフロアセンタメンバ215の第1凹部215bには、前後方向に沿うようにシフトハーネス4及びバッテリハーネス5が収容されているので、第1凹部215bのスペースを有効に利用することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロントフロアセンタメンバ215の上部には、フロントフロアパネル21の前方に配されたHVACユニット18により調和された空気を、自動車ボディの後席側まで案内するフロアダクト3が配置され、第1凹部215bには、フロアダクト3の一部、たとえば、第1ダクト32aが収容されている。これにより、フロアダクト3の必要な断面積を確保しながら、高さを低くすることができるので、フロア11の凹凸を少なくしつつ、第1凹部215bのスペースを有効に利用することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロアダクト3には、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の上方を覆うカバー部32cが設けられている。これにより、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5を保護することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロアダクト3は、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の側方及び上方を取り囲んでいる。より具体的には、フロアダクト3は、自動車ボディの左右方向でシフトハーネス4及びバッテリハーネス5の側方に配された第1ダクト32aと、第1ダクト32aとの間にシフトハーネス4及びバッテリハーネス5を挟み込むように、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の反対側の側方に配置された第2ダクト32bと、を備え、第1ダクト32aと第2ダクト32bは、カバー部32cによって連通されている。これにより、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の周囲の雰囲気温度は、フロアダクト3を流れる空気の温度の影響を受け、極端な高温や低温にはならず、略一定の温度に保たれる。これにより、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の外皮の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、第1凹部215bの上面と、第1凹部215bに収容されたフロアダクト3のダクト部32の底面との間には、第1の空隙G1が設けられ、第1凹部215bに固定されたシフトハーネス4及びバッテリハーネス5と、カバー部32cとの間には、第1の空隙G1よりも広い第2の空隙G2が設けられている。これにより、フロア部32の上に乗員などが乗って荷重が加わり、フロア部32が撓んだ場合でも、第1ダクト32aの底面が先に第1凹部215bの上面に当接し、カバー部32cがシフトハーネス4に当接するのを抑制するので、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5を保護することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、フロアダクト3、フロントフロアパネル21に敷かれたカーペット8によって覆われている。これにより、フロアダクト3を保温することができ、シフトハーネス4及びバッテリハーネス5の外皮の劣化を抑制することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、自動車ボディのサイドシル25、25の上部には、左側ハーネス6及び右側ハーネス7を保持するハーネスプロテクタ9が設けられ、カーペット8の自動車ボディの左右方向の端部は、ハーネスプロテクタ9と、ハーネスプロテクタ9の上部に固定されるキッキングプレート19とに挟み込まれている。これにより、カーペット8とキッキングプレート19との段差が小さくなるので、フロア11がよりフラットに見えるように構成することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、カーペット8の端部は、フロントフロアパネル21に敷かれたカーペット本体部81から、ハーネスプロテクタ9の上部まで立ち上がるように成型されているので、カーペット8に荷重が加えられて端部に負荷が掛かったときに、カーペット8の端部が蓋部92とキッキングプレート19との間から抜け出るのを抑制することができる。
また、本実施形態の自動車1によれば、カーペット8の端部には、自動車ボディの左右方向に延在する長孔82が設けられており、ハーネスプロテクタ9には、長孔82に挿入されるピン921が設けられている。これにより、カーペット8に荷重が加えられて端部に負荷が掛かったときに、ピン921に対してカーペット8が僅かにズレ動くので、ピン921の破損を防ぐことができる。
なお、上記実施形態では、フロントフロアパネル21の床裏面にバッテリ17を搭載した電気自動車を例に説明したが、本発明は、エンジンを搭載した自動車や、エンジンとモーターとを搭載したハイブリッド式の自動車にも適用可能である。
1…自動車
11…フロア
13…センターコンソール
14…インストルメントパネル
17…バッテリ
18…HVACユニット
2…フロアパネル
21…フロントフロアパネル
213…フロントフロアクロスメンバFr
214…フロントフロアクロスメンバRr
215…フロントフロアセンタメンバ
215a…第1凸部
215b…第1凹部
215c…フランジ部
216…フロントフロアサイドメンバFr
217…フロントフロアサイドメンバRr
22…ダッシュパネル
224…ダッシュセンタメンバ
224a…第2凸部
224b…第2凹部
224c…フランジ部
23…センタフロアパネル
24…リヤフロアパネル
25…サイドシル
251…サイドシルインナパネル
252…サイドシルアウタパネル
3…フロアダクト
32…フロア部
32a…第1ダクト
32b…第2ダクト
32c…カバー部
4…シフトコントロール用ワイヤハーネス(第1のワイヤハーネス)
5…12Vバッテリ用ワイヤハーネス(第1のワイヤハーネス)
6…左側ワイヤハーネス(第2のワイヤハーネス)
7…右側ワイヤハーネス(第2のワイヤハーネス)
8…カーペット
81…カーペット本体部
82…長孔
9…ハーネスプロテクタ
91…本体部
92…蓋部
921…ピン
11…フロア
19…キッキングプレート
G1…第1の空隙
G2…第2の空隙

Claims (14)

  1. 自動車ボディのフロントフロアパネルの室内側上面の左右中央部に、前記自動車ボディの前後方向に沿って延在して設けられたフロントフロアセンタメンバを備えた自動車において、
    前記フロントフロアセンタメンバは、
    上方に向かって突出し、かつ、前記自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第1凸部と、
    前記一対の第1凸部の間において、前記一対の第1凸部よりも高さが低くされた第1凹部と、を含む自動車。
  2. 前記フロントフロアセンタメンバは、前記一対の第1凸部の側方にそれぞれ設けられた一対のフランジ部と、前記第1凹部の中央部とが、前記フロントフロアパネルに固定されている請求項1に記載の自動車。
  3. 前記フロントフロアパネルの前端に接続したダッシュパネルの室内側上面の左右中央部に、前記自動車ボディの前後方向に沿って延在するダッシュセンタメンバを設け、
    前記ダッシュセンタメンバは、
    上方に向かって突出し、かつ、前記自動車ボディの前後方向に沿って左右それぞれに延在する一対の第2凸部と、
    前記一対の第2凸部の間において、前記一対の第2凸部よりも高さが低くされた第2凹部と、を含み、
    前記一対の第1凸部の先端は、前記一対の第2凸部の後端にそれぞれ接続されている請求項1又は2に記載の自動車。
  4. 前記フロントフロアパネルには、前記自動車ボディの左右方向に沿って延在するフロアクロスメンバが設けられ、
    前記フロアクロスメンバには、前記フロントフロアセンタメンバの後端が固定されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動車。
  5. 前記第1凹部には、前記前後方向に沿うように第1のワイヤハーネスが収容されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車。
  6. 前記フロントフロアセンタメンバの上部には、前記フロントフロアパネルの前方に配された自動車用空気調和装置により調和された空気を、前記自動車ボディの後席側まで案内するフロアダクトが配置され、前記第1凹部には、前記フロアダクトの一部が収容されている請求項5に記載の自動車。
  7. 前記フロアダクトには、前記第1のワイヤハーネスの上方を覆うカバー部が設けられている請求項6に記載の自動車。
  8. 前記フロアダクトは、前記第1のワイヤハーネスの側方及び上方を取り囲む請求項7に記載の自動車。
  9. 前記フロアダクトは、前記自動車ボディの左右方向で前記第1のワイヤハーネスの側方に配された第1ダクトと、前記第1ダクトとの間に前記第1のワイヤハーネスを挟み込むように、前記第1のワイヤハーネスの反対側の側方に配置された第2ダクトと、を備え、
    前記第1ダクトと前記第2ダクトは、前記カバー部によって連通されている請求項8に記載の自動車。
  10. 前記第1凹部の上面と、前記第1凹部に収容された前記フロアダクトの一部の底面との間には、第1の空隙が設けられ、
    前記第1凹部に固定された前記第1のワイヤハーネスと、前記カバー部との間には、第1の空隙よりも広い第2の空隙が設けられている請求項7〜9のいずれか1項に記載の自動車。
  11. 前記フロアダクトは、前記フロントフロアパネルに敷かれたカーペットによって覆われている請求項6〜10のいずれか1項に記載の自動車。
  12. 前記自動車ボディのサイドシルの上部には、第2のワイヤハーネスを保持するハーネスプロテクタが設けられ、前記カーペットの前記自動車ボディの左右方向の端部は、前記ハーネスプロテクタと、前記ハーネスプロテクタの上部に固定されるキッキングプレートとに挟み込まれている請求項11に記載の自動車。
  13. 前記カーペットの端部は、前記フロントフロアパネルに敷かれたカーペット本体部から、前記ハーネスプロテクタの上部まで立ち上がるように成型されている請求項12に記載の自動車。
  14. 前記カーペットの端部には、前記自動車ボディの左右方向に延在する長孔が設けられており、前記ハーネスプロテクタには、前記長孔に挿入されるピンが設けられている請求項12又は13に記載の自動車。
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