JP2021060757A - プログラム、情報処理方法、情報処理装置 - Google Patents

Abstract

【課題】サービスを利用するためのアプリケーションによるログインと、ログイン後の機能の実行とを容易に行うことができるようにする。【解決手段】本技術の一実施形態に係るプログラムは、携帯端末のユーザがWebブラウザ経由で所定のサービスに第１のログインを行っている場合に、所定のサービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、第１のログインにユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、ログイン情報に付加されている、所定のサービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、第２のログインをログイン情報に基づいて行い、第２のログイン後、パラメータに基づいて所定の機能を実行するプログラムである。本技術は、スマートフォンなどの携帯端末にインストールされるアプリケーションに適用することができる。【選択図】図１５

Description

本技術は、特に、サービスを利用するためのアプリケーションによるログインと、ログイン後の機能の実行とを容易に行うことができるようにしたプログラム、情報処理方法、情報処理装置に関する。

従来、写真シール作成装置が知られている。写真シール作成装置は、利用者を撮影し、撮影画像に対して利用者に編集を行わせ、編集後の画像をシール紙に印刷して提供するものである。写真シール作成装置は遊戯施設などに設置される。

写真シール作成装置が提供する１ゲームの流れは、通常、撮影空間内にいる利用者を被写体として撮影を行った後、利用者を編集空間に移動させ、編集空間内で行われる操作に従って画像を編集して、編集済みの画像をシール紙に印刷するものとなる。

ところで、写真シール作成装置のゲームにおいて作成した画像を、印刷物としてではなく、画像データとして利用者に提供する会員制のサービスがある。ゲームを行った利用者は、サービスを利用するためのアカウントを作成しておくことにより、スマートフォンなどの携帯端末を操作して画像取得サイトにアクセスし、ゲームで作成した画像を携帯端末の画面上で閲覧することができる。

例えば特許文献１には、ユーザ端末にインストールされたアプリケーション・プログラムによって、アプリケーション・サーバに対してログインを行う技術が開示されている。

特開２００５−２５８９７７号公報 特開２０１９−６７１１２号公報

通常、ネットワーク上のサーバや、サーバが提供するサービスに対してログインするためには、ユーザがデバイスを操作して、アカウントなどの情報を入力する必要がある。

また、ログイン後、アプリケーションの所定の機能を実現するためには、ユーザはそのための操作を行う必要がある。

本技術はこのような状況に鑑みてなされたものであり、サービスを利用するためのアプリケーションによるログインと、ログイン後の機能の実行とを容易に行うことができるようにするものである。

本技術の第１の側面のプログラムは、携帯端末にインストールされるプログラムであって、前記携帯端末のユーザがWebブラウザ経由で所定のサービスに第１のログインを行っている場合に、前記所定のサービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記ログイン情報に付加されている、前記所定のサービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、前記第２のログインを前記ログイン情報に基づいて行い、前記第２のログイン後、前記パラメータに基づいて所定の機能を実行する処理を前記携帯端末に実行させる。

本技術の第２の側面の情報処理方法は、所定のサービスの提供を管理する情報処理装置が、携帯端末のユーザがWebブラウザ経由で前記所定のサービスに第１のログインを行っている場合、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記所定のサービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末にインストールされた、前記所定のサービスを利用するために用いられるアプリケーションによる前記第２のログインを、前記ログイン情報に基づいて前記アプリケーションに行わせ、前記第２のログイン後、所定の機能を前記パラメータに基づいて前記アプリケーションに実行させる。

本技術の第３の側面のプログラムは、ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供する画像提供サービスを利用するために用いられる、携帯端末にインストールされるプログラムであって、前記携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合に、前記画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記ログイン情報に付加されている、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、前記第２のログインを前記ログイン情報に基づいて行い、前記第２のログイン後、前記パラメータに基づいて所定の機能を実行する処理を前記携帯端末に実行させる。

本技術の第４の側面の情報処理方法は、ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供するサービスである画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置が、携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を前記携帯端末に送信し、前記携帯端末にインストールされた、前記画像提供サービスを利用するために用いられるアプリケーションによる前記第２のログインを、前記ログイン情報に基づいて前記アプリケーションに行わせ、前記第２のログイン後、所定の機能を前記パラメータに基づいて前記アプリケーションに実行させる。

本技術によれば、ユーザは、サービスを利用するためのアプリケーションによるログインと、ログイン後の機能の実行とを容易に行うことができる。

本技術の一実施形態に係る画像提供システムの構成例を示す図である。 写真シール作成装置において生成される画像の例を示す図である。 落書きあり画像と落書きなし画像の例を示す図である。 写真シール作成装置からアップロードされる情報の例を示す図である。 画像提供サービスの利用形態の例を示す図である。 マイページ画面の表示例を示す図である。 画像管理サーバにおける画像の管理の仕方の例を示す図である。 無料会員用の確認画面の表示例を示す図である。 無料会員用の他の確認画面の表示例を示す図である。 有料会員用の確認画面の表示例を示す図である。 確認画面の表示例を示す図である。 画像管理サーバによる画像の特定の仕方の例を示す図である。 画像管理サーバによる画像の特定の仕方の例を示す図である。 Webブラウザ経由での画像提供サービスのログインの例を示す図である。 自動ログイン時の画面遷移の例を示す図である。 Link機能の一般的な使用例を示す図である。 自動ログインの処理について説明するフローチャートである。 自動ログインの処理について説明する、図１７に続くフローチャートである。 他の自動ログインの処理について説明するフローチャートである。 他の自動ログインの処理について説明する、図１９に続くフローチャートである。 ログインの仕方を確認するメッセージの表示例を示す図である。 画像管理サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 画像管理サーバの機能構成例を示すブロック図である。 ユーザ情報管理部が管理する情報の例を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。 自動ログインの処理の流れを示す図である。 自動ログイン後に未保存画像の保存が行われる場合の処理の流れを示す図である。 ログイン方法を提示する場合の処理の流れを示す図である。 自動ログインの処理について説明するフローチャートである。 自動ログインの処理について説明する、図２９に続くフローチャートである。 ログイン方法の提示画面の例を示す図である。

以下、本技術を実施するための形態について説明する。説明は以下の順序で行う。
１．画像提供サービスについて
２．自動ログイン機能
３．各装置の構成
４．処理の流れ
５．変形例

＜画像提供サービスについて＞
・システム構成
図１は、画像提供システムの構成例を示す図である。

図１の画像提供システムは、画像管理サーバ１、写真シール作成装置２、および携帯端末３が、インターネット１１を介して接続されることによって構成される。

図１の例においては、写真シール作成装置２が１台しか示されていないが、実際には、同じメーカーが販売する複数台の写真シール作成装置２が設けられる。携帯端末３は、写真シール作成装置２を利用したユーザ（利用者）のスマートフォンであり、例えば、写真シール作成装置２を利用したユーザの数だけ設けられる。

写真シール作成装置２は、写真作成ゲームを提供するゲーム機である。写真シール作成装置２は、ゲームセンターなどのアミューズメント施設や店舗に設置される。

写真シール作成装置２のユーザは、主に女子高生や若い女性が中心となる。写真シール作成装置２において、１組あたり主に２人や３人などの複数人のユーザがゲームを楽しむことができる。もちろん、写真シール作成装置２において、１人のユーザがゲームを楽しむこともできる。

写真シール作成装置２において、ユーザは、自身が被写体となって撮影作業を行う。ユーザは、撮影作業によって得られた撮影画像に対して、手書きの文字やスタンプ画像などの合成用画像を合成させるための編集作業を行い、撮影画像を彩り豊かな画像に編集する。ユーザは、編集済みの撮影画像である編集画像が印刷されたシール紙を受け取って一連のゲームを終了させる。

このように、写真シール作成装置２は、ユーザを被写体として撮影を行う撮影装置としての機能を有する。

写真シール作成装置２には、写真シール作成装置２の全体の動作を制御するコンピュータ、ユーザを撮影するカメラ、カメラで撮影することによって得られた撮影画像の編集を行うためにユーザにより用いられる編集用モニタ、画像をシール紙などの印刷媒体に印刷するプリンタなどが設けられる。写真シール作成装置２の構成の詳細については、例えば特開２０１８−６４２２０号公報に開示されている。

編集用モニタには、各種の編集ツールの選択に用いられるボタンなどが用意された編集画面が表示される。ユーザは、編集画面の表示を例えばタッチペンなどを用いて操作し、撮影画像の編集を行う。

図２は、写真シール作成装置２において生成される画像の例を示す図である。

図２の左端に示す編集画像Ｐ１が、編集によって生成される画像である。編集画像Ｐ１は、例えば、撮影画像Ｐ１１と前景画像Ｐ１２の各レイヤの画像から構成される。

撮影画像Ｐ１１は、写真シール作成装置２のカメラにより撮影された画像である。図２に示すように、例えば、カメラにより撮影された画像に対してトリミングが施されることによって、略胸から上の範囲が大きく写るアップ画像が撮影画像Ｐ１１として生成される。ユーザの全身が写る全身画像も適宜生成される。

図２の例においては、前景画像Ｐ１２は、「Love my friend」の手書き文字の画像とハート型の画像を含む画像とされている。「Love my friend」の手書き文字の画像は、ペンツールを用いてユーザによって入力されたペン画像である。また、ハート型の画像は、スタンプツールを用いてユーザによって入力されたスタンプ画像である。

編集画像Ｐ１は、撮影画像Ｐ１１の上に前景画像Ｐ１２を重ねることによって構成される。

編集画像Ｐ１を構成する画像として背景画像が用いられるようにしてもよい。背景画像は、所定の色の画像や、所定の柄の画像であり、ユーザが写る領域の周りにそのような所定の色や柄を表示するために用いられる。

背景画像の合成が行われる場合、撮影画像Ｐ１１に対してクロマキ処理が施され、ユーザの領域である人物領域が抽出される。人物領域からなる撮影画像Ｐ１１の下のレイヤの画像として背景画像が配置されることによって、編集画像Ｐ１が生成される。

写真シール作成装置２が提供する１回のゲームにおいては、複数回の撮影が行われ、例えば５枚といったような複数枚の撮影画像が得られる。また、複数枚の撮影画像のそれぞれを対象として編集が行われ、複数枚の編集画像が作成される。

以下、適宜、編集のことを落書きという。撮影画像の編集は、編集画面に表示された編集ツールを、タッチペンを用いて選択した後、あたかも落書きのように、編集対象の撮影画像上をタッチペンでなぞることによって行われる。

図３に示すように、編集画像は、落書きが施された、落書きあり画像ということができる。編集の元になる撮影画像は、落書きが施されていない、落書きなし画像ということができる。

写真シール作成装置２は、このようにして作成した画像をシール紙に印刷して提供することの他に、携帯端末３上で閲覧可能にすることによって画像をユーザに提供する。写真シール作成装置２から画像管理サーバ１に対しては、ゲームにおいて作成された画像が送信される（アップロードされる）。

画像管理サーバ１は、写真シール作成装置２からアップロードされた画像を受信し、所定のURLを割り当てるなどして保存する。画像管理サーバ１は、携帯端末３を操作してアクセスしてきたユーザに対して画像を提供するサービスである画像提供サービスを提供する。

画像提供サービスは、携帯端末３上で画像を閲覧したり、携帯端末３に画像をダウンロードしたりすることが可能とされる会員制のサービスである。画像の編集などを、画像提供サービスを利用して行うことができるようにしてもよい。

携帯端末３のユーザは、写真シール作成装置２を利用したゲームの終了後、携帯端末３を操作して画像管理サーバ１にアクセスし、画像提供サービスを利用して画像の閲覧などを行うことになる。

携帯端末３には、画像管理サーバ１が提供する画像提供サービスの画面を表示させるためのアプリケーションがインストールされている。

タブレット端末などの他の携帯端末や、インターネット１１上のサーバとの間で各種の情報の送受信を行うことができるPC、TV（テレビジョン受像機）などの端末が、画像提供サービスを利用するための情報処理端末として用いられるようにしてもよい。

・アップロードされる情報について
アップロードされる画像の種類は、写真シール作成装置２の機種などによって以下のように異なるものとなる。

（１）１回のゲームで作成された全ての編集画像がアップロードされる場合
（２）１回のゲームで作成された全ての編集画像と撮影画像がアップロードされる場合

上記（１）の場合、１回のゲームにおいて撮影が５回行われているときには、撮影によって得られた５枚の撮影画像を元にして作成された、５枚の編集画像がアップロードされる。編集の元になった５枚の撮影画像についてはアップロードされない。

上記（２）の場合、１回のゲームにおいて撮影が５回行われているときには、５枚の編集画像と５枚の撮影画像の計１０枚の画像がアップロードされる。

携帯送信用画像の作成がゲーム中に行われている場合、携帯送信用画像もアップロードされる。携帯送信用画像は、携帯端末に送信する専用の画像として、例えば編集時にユーザによって作成される画像である。携帯端末に送信する専用の画像であるから、携帯送信用画像がシール紙に印刷されることはない。

携帯送信用画像の作成は、例えば、１枚の撮影画像を選択し、選択した撮影画像にトリミングを施したり、色味を変えるためのフィルタをかけたりして行われる。例えばユーザが２人である場合、２人のユーザは、それぞれ、携帯送信用画像の作成を行うことができる。

なお、機種によっては、１回のゲームにおいて撮影が６回行われるものもある。撮影回数などにも応じて、アップロードされる画像の枚数は異なる枚数となる。

図４は、写真シール作成装置２からアップロードされる情報の例を示す図である。

図４に示すように、写真シール作成装置２からアップロードされる画像には管理情報が付加される。管理情報は、アップロードされた画像を管理するために写真シール作成装置２において生成され、画像管理サーバ１に対して送信される情報である。画像管理サーバ１においては、アップロードされた画像が、管理情報に含まれる各情報と紐付けて管理される。

管理情報には、シールID、画像選択フラグ、およびメールアドレスが含まれる。

シールIDは、１回のゲーム毎に、所定の規則に従って写真シール作成装置２により発行されるIDである。ゲームが行われる毎に発行されるIDであるから、ゲームを識別するためのIDともいえる。

例えば、シールIDは、編集画像を印刷したシール紙の縁などに印刷した状態でユーザにも通知される。画像提供サービスに対するログイン操作を行った携帯端末３のユーザがシール紙の縁を見てシールIDを入力した場合、画像管理サーバ１においては、携帯端末３のユーザがゲームで作成した画像が特定される。このように、シールIDは、それぞれのユーザが作成した画像を特定するために用いられる。

画像選択フラグは、マイページ画面に保存する画像としてゲーム中にユーザにより選択された画像を表すフラグである。

例えば、撮影画像の編集が終わったタイミングなどの所定のタイミングで、編集用モニタに表示された画面を用いて、１枚の編集画像の選択が行われる。後述するように、マイページ画面は、会員登録を行ったユーザ毎に割り当てられるユーザ専用の画面であり、画像管理サーバ１において管理されている画像の閲覧などに用いられる。

メールアドレスは、ゲーム中に入力されたユーザのメールアドレスである。

ユーザのメールアドレスは、例えば、画像の保存先として割り当てられたURLをメール（電子メール）で通知するために画像管理サーバ１により用いられる。ユーザが２人である場合、それぞれのユーザのメールアドレスが管理情報に含まれる。

例えば、撮影画像の編集が終わったタイミングなどの所定のタイミングで、編集用モニタに表示された画面を用いて、メールアドレスの入力が行われる。

・会員種別
画像管理サーバ１が提供する画像提供サービスを利用するためには、ユーザは、会員登録を行い、画像提供サービスのアカウントを作成する必要がある。画像提供サービスのアカウントはユーザIDとパスワードにより構成される。

会員登録は、例えば、携帯端末３を操作して所定のサイトにアクセスし、登録画面を表示させた状態で、ユーザIDとパスワードを設定することによって行われる。ユーザIDとして、ユーザのメールアドレスが用いられる。

ユーザIDとしてメールアドレスが用いられることにより、上述したように、写真シール作成装置２から画像とともに送信されてきた管理情報に含まれるメールアドレスに基づいて、ゲームを行ったユーザを画像管理サーバ１側において特定することが可能となる。

メールアドレスではなく、電話番号、SNS(Social Networking Service)のIDなどの各種の識別情報がユーザを識別するための情報として用いられるようにしてもよい。

会員の種別には、例えば以下のようなものがある。
（１）無料会員
（２）有料会員
（３）プレミアム会員

無料会員は、会費の支払いがない会員である。

無料会員に対しては、１回のゲームで写真シール作成装置２において作成され、写真シール作成装置２からアップロードされた画像を、１枚だけ、マイページ画面に保存することが可能とされる。マイページ画面に保存することが可能とされる画像が、ゲーム中に選択された１枚の画像である。

無料会員のユーザが、未保存の画像を保存するための操作を行った場合、ゲーム中に選択された１枚の画像がマイページ画面に保存される。

１枚ではなく、複数枚の画像を、無料会員がマイページ画面に保存することができるようにしてもよい。

有料会員は、例えば300円／月といったような所定の金額の会費の支払いが必要となる会員である。

有料会員に対しては、１回のゲームで写真シール作成装置２において作成され、写真シール作成装置２からアップロードされた画像を、全て、マイページ画面に保存することが可能とされる。

プレミアム会員は、例えば500円／月といったような、有料会員より高い金額の会費の支払いが必要となる会員である。会費の支払いが必要という点では、プレミアム会員も有料会員ということができる。

有料会員と無料会員がマイページ画面に保存することができる画像は、写真シール作成装置２からアップロードされた編集画像である。

これに対して、プレミアム会員がマイページ画面に保存することができる画像は、写真シール作成装置２からアップロードされた編集画像と、編集画像の元になった撮影画像である。

有料会員のユーザが、未保存の画像を保存するための操作を行った場合、１回のゲームで作成された全ての編集画像がマイページ画面に保存される。

プレミアム会員のユーザが、未保存の画像を保存するための操作を行った場合、１回のゲームで作成された全ての編集画像と、それぞれの編集画像の元になった全ての撮影画像がマイページ画面に保存される。

このように、マイページ画面に保存することができる画像の種類と枚数が、画像提供サービスを利用するための会員の種別によって異なる。

・サービスの利用形態
図５は、画像提供サービスの利用形態の例を示す図である。

図５Ａ、図５Ｂに示すように、画像提供サービスの利用形態としては、携帯端末３にインストールされた、専用アプリケーション３Ａを利用する形態と、Webブラウザ３Ｂを利用する形態とがある。専用アプリケーション３Ａは、例えば、画像提供サービスのサービス事業者（写真シール作成装置２のメーカー）によって用意されたアプリケーションである。

図５Ａに示すように、ユーザが専用アプリケーション３Ａを起動させた場合、専用アプリケーション３Ａによって画像管理サーバ１に対するアクセスが行われる。携帯端末３のディスプレイには、適宜、ログイン画面が専用アプリケーション３Ａにより表示される。

ユーザIDとパスワードを用いたログイン操作が行われた場合、携帯端末３のディスプレイには、画像管理サーバ１から送信されてきた情報に基づいて、画像提供サービスを利用するためのマイページ画面などの画面が表示される。

一方、図５Ｂに示すように、ユーザがWebブラウザ３Ｂを起動させ、所定のURLを入力するなどして画像管理サーバ１に対するアクセスが行われた場合、携帯端末３のディスプレイには、適宜、ログイン画面がWebブラウザ３Ｂにより表示される。

ユーザIDとパスワードを用いたログイン操作が行われた場合、携帯端末３のディスプレイには、画像管理サーバ１から送信されてきた情報に基づいて、画像提供サービスを利用するためのマイページ画面などの画面が表示される。

このように、ユーザは、専用アプリケーション３Ａ経由で、または、Webブラウザ３Ｂ経由で、画像提供サービスを利用することができる。

・マイページ画面
図６は、マイページ画面の表示例を示す図である。

マイページ画面は、ユーザが専用アプリケーション３Ａを起動させてログイン操作を行った場合、または、Webブラウザ３Ｂを起動させて画像管理サーバ１にアクセスし、ログイン操作を行った場合に、画像管理サーバ１から送信されてきた情報に基づいて携帯端末３のディスプレイ２１に表示される。図６に示すマイページ画面は、専用アプリケーション３Ａにより、または、Webブラウザ３Ｂにより表示される画面である。

ここで、携帯端末３のユーザは、写真シール作成装置２を利用してゲームを行った、写真シール作成装置２のユーザと同じ人物である。

画像管理サーバ１においては、ログイン操作を行ったユーザがユーザIDに基づいて特定され、ユーザが保存していた画像に関する情報が携帯端末３に対して送信される。

図６のマイページ画面の左上には、画像提供サービスの名前である「PPP LINK」の文字が表示される。

画像提供サービスの名前の下には、各種の項目の選択に用いられるボタンが並ぶメニュー領域３１が形成される。例えば、マイページ画面を表示させるときに操作されるボタン、美容に関する情報を閲覧するときに操作されるボタンなどがメニュー領域３１に用意される。

メニュー領域３１の下のサムネイル領域３２には、携帯端末３のユーザが写真シール作成装置２を利用して作成した画像がサムネイル画像によって表示される。

図６の例においては、サムネイル画像Ｐ２１乃至Ｐ２６が２列に並べてサムネイル領域３２に表示されている。サムネイル画像Ｐ２１乃至Ｐ２４についてはそれらの全体が表示され、サムネイル画像Ｐ２５，Ｐ２６については、上方の一部が表示されている。

なお、説明の便宜上、図６に示すサムネイル画像には編集が施されていないが、マイページ画面に表示される画像は、ユーザの会員種別などに応じて、適宜、編集画像となる。

サムネイル画像Ｐ２１乃至Ｐ２４の下方には、さらに多くの画像が並べられる。ユーザは、ディスプレイ２１の表面に指をあて、スワイプ操作などを行うことによって、サムネイル領域３２の表示範囲を切り替えて他のサムネイル画像を表示させることができる。例えば所定のサムネイル画像をタップした場合、タップ操作によって選択された画像がマイページ画面上に拡大表示される。

このように、ユーザは、写真シール作成装置２のユーザとしてゲームを行ったときに作成した画像をマイページ画面上で閲覧することができる。

以上のようなマイページ画面に表示される画像は、写真シール作成装置２から画像管理サーバ１にアップロードされた画像のうち、保存することがユーザにより選択された画像である。

すなわち、ユーザは、写真シール作成装置２を利用して作成した画像をマイページ画面上で閲覧するためには、写真シール作成装置２からアップロードされた画像を保存（取得）するための操作を行う必要がある。

・画像の管理について
図７は、画像管理サーバ１における画像の管理の仕方の例を示す図である。

図７に示すように、画像管理サーバ１が管理する画像の種別には、未保存画像Ｐ４１と保存済み画像Ｐ４２がある。

未保存画像Ｐ４１は、保存するための操作が行われていない画像であり、保存済み画像Ｐ４２は、保存するための操作が行われた画像である。保存済み画像Ｐ４２が、マイページ画面に表示させるための画像である。

写真シール作成装置２からアップロードされたそれぞれの画像が、属性に応じて、未保存画像Ｐ４１または保存済み画像Ｐ４２として管理される。未保存画像Ｐ４１と保存済み画像Ｐ４２がそれぞれ物理的に異なる記憶媒体に記憶されるようにしてもよい。

写真シール作成装置２からアップロードされ、所定の記憶領域に記憶された画像は、まず、未保存画像Ｐ４１として管理される。

写真シール作成装置２からアップロードされた全ての画像には、例えば１週間といったような、保存可能な期限が設定されている。写真シール作成装置２からアップロードされた画像は、保存可能な期限が経過するまでの間、画像管理サーバ１の記憶領域に記憶される。保存可能な期限が経過した画像は、例えば記憶領域から消去される。

携帯端末３を用いて画像管理サーバ１にアクセスしたユーザが、画像を保存するための操作を行った場合、保存するための操作が行われた未保存画像Ｐ４１が、矢印Ａ１に示すように保存済み画像Ｐ４２として管理される。例えば、それぞれの画像に設定された属性が変更される。

保存済み画像Ｐ４２として管理された画像は、例えば、会員登録が有効であり、ユーザがマイページ画面を利用することができる間、記憶領域に記憶され続ける。

このように、ユーザは、写真シール作成装置２を利用して作成した画像をマイページ画面上で閲覧するためには、保存可能な期限が経過する前に、画像を保存するための操作を行う必要がある。

未保存画像Ｐ４１は、保存可能な期限が設定されている画像であるのに対して、マイページ画面に表示される保存済み画像Ｐ４２は、期限に制限がない画像となる。

また、保存済み画像Ｐ４２は、利用の仕方にも制限がない画像であり、マイページ画面上で閲覧するだけでなく、携帯端末３にダウンロードすることも可能とされる。携帯端末３にダウンロードされた画像は、例えば、携帯端末３のローカルストレージに保存される。

ユーザは、携帯端末３にダウンロードした画像を、例えば、携帯端末３のアルバムアプリケーションを使って管理することができる。

ユーザが携帯端末３を操作して画像提供サービスにログインし、未保存画像を保存するための操作を行った場合、携帯端末３のディスプレイ２１には、ユーザの会員種別などに応じた確認画面が表示される。未保存画像を保存するための操作が後述するように各種用意される。

図８は、確認画面の表示例を示す図である。

無料会員のユーザが未保存画像を保存するための操作を行った場合、図８の上方に示すように、「マイページにプリが１枚保存されました」のメッセージが表示され、その下に、保存された１枚の画像がサムネイル画像として表示される。

無料会員が保存することができる画像は、上述したように、ゲーム中に選択した１枚の編集画像（落書きあり画像）である。図８において、「落書きあり」の文字を囲む長方形の枠は、落書きあり画像のサムネイル画像を表す。なお、「プリ」は写真シール作成装置２のゲームで作成した画像のことを表す。

ゲーム中に選択した１枚の落書きあり画像は、画像とともに写真シール作成装置２から送信されてきた管理情報に含まれる画像選択フラグにより特定される。

保存された１枚の画像の下には、未保存画像があることを通知するメッセージが表示され、その下に、未保存画像を表す複数のサムネイル画像が表示される。図８の例においては、６枚の落書きあり画像が未保存画像として存在するものとされている。

未保存画像の下には、「プリを全部保存する」の文字が表示された保存ボタン５１と、「保存したプリを確認する」の文字が表示された確認ボタン５２が設けられる。

保存ボタン５１は、未保存画像を全て保存する場合に押下されるボタンである。保存ボタン５１が押下された場合、会員種別を有料会員またはプレミアム会員に変更するための操作に用いられる画面が表示される。確認ボタン５２は、保存済み画像を確認する場合に押下されるボタンである。

図９は、確認画面の他の表示例を示す図である。

無料会員のユーザが未保存画像を保存するための操作を行った場合に表示される確認画面に、図９に示すように、落書きあり画像だけでなく、落書きなし画像が未保存画像として表示されることもある。図９に示すような確認画面は、写真シール作成装置２からアップロードされた画像に落書きなし画像が含まれる場合に表示される。

無料会員のユーザは、会員種別をプレミアム会員に変更することにより、落書きあり画像だけでなく、落書きなし画像も保存することができる。図９において、「落書きなし」の文字を囲む長方形の枠は、落書きなし画像のサムネイル画像を表す。

図９に示す確認画面の他の表示は、図８を参照して説明した表示と同様である。

このように、無料会員のユーザの確認画面には、１枚の落書きあり画像が保存されたことを通知するための情報とともに、未保存画像が他にも残っていることを通知するための情報が表示される。

図１０は、確認画面の表示例を示す図である。

有料会員のユーザが未保存画像を保存するための操作を行った場合、図１０の上方に示すように、「マイページにプリが保存されました」のメッセージが表示され、その下に、保存された複数枚の画像がサムネイル画像として表示される。

図１０の例においては、所定の枚数の落書きあり画像が未保存画像として存在し、その全てが保存されたものとされている。保存された落書きあり画像のサムネイル画像が横に並べて表示される。

保存された落書きあり画像の下には、落書きなし画像が未保存画像として残っていることを通知するメッセージが表示され、その下に、落書きなし画像を表す複数のサムネイル画像が表示される。

図１０の例においては、６枚の落書きなし画像が未保存画像として存在するものとされている。未保存画像として存在する落書きなし画像は、例えば、保存された落書きあり画像の元になった画像である。

未保存画像の下には、保存ボタン５１と確認ボタン５２が設けられる。保存ボタン５１が押下された場合、会員種別をプレミアム会員に変更するための操作に用いられる画面が表示される。

このように、有料会員のユーザの確認画面には、全ての落書きあり画像が保存されたことを通知するための情報とともに、落書きなし画像が未保存画像として残っていることを通知するための情報が表示される。

図１１は、確認画面の表示例を示す図である。

有料会員またはプレミアム会員のユーザが未保存画像を保存するための操作を行った場合、図１１の上方に示すように、「マイページにプリが保存されました」のメッセージが表示され、その下に、保存された複数枚の画像がサムネイル画像として表示される。

図１１の例においては、９枚の落書きあり画像が未保存画像として存在し、その全てが保存されたものとされている。このように、有料会員またはプレミアム会員のユーザは、全ての未保存画像（有料会員のユーザは全ての落書きあり画像、プレミアム会員のユーザは全ての落書きあり画像と落書きなし画像）を保存することができる。

画像管理サーバ１においては、あるユーザが未保存画像を保存するための操作を行った場合、そのユーザがゲームにおいて作成した画像が特定され、以上のような確認画面によって提示される。

ユーザが作成した画像の特定の仕方は、ユーザが画像提供サービスを専用アプリケーション３Ａ経由で利用している場合と、Webブラウザ３Ｂ経由で利用している場合とで異なる。

図１２は、画像管理サーバ１による画像の特定の仕方の例を示す図である。

図１２は、ユーザが専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用している場合の特定の例を示す。

ユーザが専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用している場合、図１２Ａに示すように、専用アプリケーション３Ａの所定の画面（図１２Ａのアプリ画面）に対して入力されたシールIDに基づいて、ユーザが作成した画像が特定される。シールIDが入力された後、図８等を参照して説明したような確認画面が表示される。

画像管理サーバ１においては、ユーザにより入力されたシールIDに基づいて、同じシールIDが紐付けられている画像が特定され、ユーザに対する提示が行われる。上述したように、写真シール作成装置２からアップロードされた画像は、写真シール作成装置２により発行されたシールIDと紐付けて管理されている。

また、ゲームの終了後に送信されてきた画像保存案内メールに含まれるURLを操作することによっても、ユーザは確認画面を表示させることができる。ゲームの終了後、画像管理サーバ１からは、画像の保存先のURLを通知するためのメールである画像保存案内メールが送信されてくる。

画像保存案内メールには、専用アプリケーション３Ａを起動させて確認画面を表示させるためのURLである専用アプリ用URLと、Webブラウザ３Ｂを起動させて確認画面を表示させるためのURLであるWebブラウザ用URLが記述されている。

専用アプリ用URLが操作された場合、URL内にシールIDの情報が格納されているため、シールIDの入力なしに、ユーザが作成した画像が特定される。上述したように、写真シール作成装置２からアップロードされた画像は、シールIDだけでなく、ゲーム中に入力されたメールアドレスとも紐付けて管理されている。

画像管理サーバ１においては、専用アプリ用URLを用いたアクセスが行われた場合、そのURLの通知に用いたメールアドレスと同じメールアドレスが紐付けられている画像が特定され、図１２Ｂに示すように、専用アプリケーション３Ａの確認画面（図１２Ｂのアプリ画面）による提示が行われる。

図１３は、ユーザがWebブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスを利用している場合の特定の例を示す。

図１３Ａに示すように、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスのサイトに直接アクセスしている場合、サイトの所定の画面（図１３Ａのサービスサイト）に対して入力されたシールIDに基づいて、ユーザが作成した画像が特定される。シールIDが入力された後、図８等を参照して説明したような確認画面が表示される。

また、図１３Ｂに示すように、画像保存案内メールに含まれるWebブラウザ用URLが操作された場合、URL内にシールIDの情報が格納されているため、シールIDの入力なしに、ユーザが作成した画像が特定される。

画像管理サーバ１においては、Webブラウザ用URLを用いたアクセスが行われた場合、そのURLの通知に用いたメールアドレスと同じメールアドレスが紐付けられている画像が特定され、図１３Ｂに示すように、Webブラウザ３Ｂの確認画面（図１３Ｂのサービスサイト）による提示が行われる。

なお、ユーザが専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用している場合、画像提供サービスのログイン操作時に入力されたユーザID（メールアドレス）に基づいて、ユーザが作成した画像が特定されるようにしてもよい。

この場合、ログイン操作時にユーザにより入力されたメールアドレスは専用アプリケーション３Ａにより管理される。画像管理サーバ１においては、写真シール作成装置２の利用時にユーザにより入力され、管理情報に含む形で写真シール作成装置２から送信されてきたメールアドレスと、専用アプリケーション３Ａが管理するメールアドレスが一致するか否かを確認することにより、ユーザが作成した画像が特定される。

Webブラウザ３Ｂ経由で、画像提供サービスのサイトに直接アクセスして画像提供サービスを利用している場合も同様である。

また、ゲームの終了後にメールで通知されたURLを用いて画像提供サービスのサイトにアクセスした場合にも、シールIDの入力がユーザに対して要求され、その要求に応じて入力されたシールIDに基づいて、ユーザが作成した画像が特定されるようにしてもよい。

＜自動ログイン機能＞
・自動ログイン機能の概要
図５を参照して説明したように、画像提供システムにおいて提供される画像提供サービスは、専用アプリケーション３Ａ経由、または、Webブラウザ３Ｂ経由で利用可能である。

通常、専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用する場合、携帯端末３のユーザは、専用アプリケーション３Ａを起動させたときに表示されるログイン画面に自身のアカウントを入力し、ログイン操作を行う。

ユーザにより入力されたアカウントが専用アプリケーション３Ａから画像管理サーバ１に対して送信され、アカウントによる認証が成功した場合、専用アプリケーション３Ａの画面にユーザの画像などが表示される。これにより、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスの利用が可能となる。

一方、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスを利用する場合、携帯端末３のユーザは、Webブラウザ３Ｂを起動させて、画像提供サービスのWebサイトにアクセスしたときに表示されるログイン画面に自身のアカウントを入力し、ログイン操作を行う。

ユーザにより入力されたアカウントがWebブラウザ３Ｂから画像管理サーバ１に対して送信され、アカウントによる認証が成功した場合、Webブラウザ３Ｂの画面にユーザの画像などが表示される。これにより、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスの利用が可能となる。

なお、専用アプリケーション３Ａ経由とWebブラウザ３Ｂ経由のいずれの形態で利用するときでも、携帯端末３のユーザに割り当てられた同じアカウントが用いられる。

画像提供システムにおいては、携帯端末３のユーザが専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用しようとする場合、その時点で、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログインしているときには、ログイン操作なしに、専用アプリケーション３Ａによるログインが自動的に行われ、専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用することが可能とされる。

専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用するときのログインが自動的に行われる機能は、図１４に示すように、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログインしているときに利用可能な機能である。

図１４の例においては、画像提供サービスのWebサイトである画像提供サービスサイトにおいてログイン操作が行われることによって、携帯端末３のユーザが画像提供サービスのログイン済みのユーザであるとして画像管理サーバ１において管理されている。

以下、適宜、アカウントをユーザが直接入力することなく、専用アプリケーション３Ａ経由で画像提供サービスを利用するときの自動的なログインを、自動ログインという。また、説明の便宜上、適宜、アプリケーションのことをアプリと省略する。

図１５は、自動ログイン時の画面遷移の例を示す図である。

自動ログインは、例えば、図１５の左端に示すように、画像保存案内メールが携帯端末３に表示されているときに利用可能となる。画像保存案内メールには、専用アプリケーション３Ａを起動させて、図８乃至図１１を参照して説明した確認画面を表示させるためのURLである専用アプリ用URLが含まれる。

矢印Ａ１１に示すように専用アプリ用URLがタップされた場合、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂを起動させ、Webブラウザ３Ｂにより、画像管理サーバ１に対するアクセスを行う。画像管理サーバ１に対するアクセスは専用アプリ用URLに基づいて行われる。

携帯端末３のWebブラウザ３Ｂによるアクセスが行われた場合、画像管理サーバ１は、携帯端末３のユーザがWebブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるか否かを判定する。画像管理サーバ１は、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスサービスのログイン済みであると判定した場合、自動ログインに用いる情報を携帯端末３に対して送信する。

携帯端末３は、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かが判定する。

専用アプリケーション３Ａがインストール済みであると判定した場合、携帯端末３は、矢印Ａ１２に示すように、専用アプリケーション３Ａを起動させ、画像管理サーバ１から送信されてきた情報に基づいて、起動した専用アプリケーション３Ａにより自動ログインを行う。

画像提供サービスに対するログインが自動ログインによって行われた場合、専用アプリケーション３Ａの画面には、ユーザの画像などが表示される。

一方、専用アプリケーション３Ａがインストールされていないと判定した場合、携帯端末３は、矢印Ａ１３に示すように、アプリストアに対するアクセスをWebブラウザ３Ｂにより行い、専用アプリケーション３Ａのインストールを開始する。

アプリストアは、携帯端末３に搭載されたOS上で動作する各種のアプリケーションを提供するWebサイトである。OSの提供元によってアプリストアは運営される。

アプリストアからダウンロードされた専用アプリケーション３Ａのインストールが終了した場合、矢印Ａ１４に示すように、携帯端末３は、インストール直後の専用アプリケーション３Ａを起動させ、画像管理サーバ１から送信されてきた情報に基づいて、起動した専用アプリケーション３Ａにより自動ログインを行う。

画像提供サービスに対するログインが自動ログインによって行われた場合、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであった場合と同様に、専用アプリケーション３Ａの画面には、ユーザの画像などが表示される。

このように、ユーザは、自動ログインの機能により、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログインを行っていれば、専用アプリケーション３Ａに対するログイン操作を行うことなく、容易に、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスの利用が可能となる。

また、ユーザは、専用アプリケーション３Ａがインストール済みの状態であっても未インストールの状態であっても、自動ログインの機能を利用することができる。

自動ログインに用いる情報は、起動後のアプリケーションに対して情報を渡すことに用いられる機能であるLink機能が用いられる。Link機能は、OSの提供元などが管理する外部のサーバにより提供される機能である。このようなLink機能には、例えば、Firebase Dynamic Links（商標）がある。

図１６は、Link機能の一般的な使用例を示す図である。

Link機能は、例えば、画面の表示を、Webサイトからアプリの所定の画面に遷移させるときに用いられる。図１６の左端に示すように、遷移元となるWebサイトには「アプリで開く」のボタンが用意される。「アプリで開く」のボタンにはURLが埋め込まれている。

「アプリで開く」のボタンがタップされた場合、Webブラウザによるアクセスが行われ、アクセス先のサーバから、Link機能を提供する外部のサーバに対してパラメータが渡される（送信される）。外部のサーバに渡されるパラメータには、起動後のアプリによるアクセス先に関する情報などの各種の情報を含めることが可能とされる。

矢印Ａ２１に示すように、アプリがインストール済みであるか否かが判定され、判定結果に応じて、遷移先となる画面が異なる画面となる。

アプリがインストール済みである場合、矢印Ａ２２の先に示すように、携帯端末においてはアプリが起動し、外部のサーバからアプリに対してパラメータが渡される。起動後のアプリは、外部のサーバから提供されたパラメータにより指定される画面を表示させる。

一方、アプリがインストールされていない場合、矢印Ａ２３の先に示すように、アプリストアを利用してアプリのインストールが行われる。

アプリがインストールされた後、矢印Ａ２４の先に示すように、インストール直後のアプリが起動し、外部のサーバからアプリに対してパラメータが渡される。起動後のアプリは、外部のサーバから提供されたパラメータにより指定される画面を表示させる。

なお、上述した例においては、画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLが「アプリで開く」のボタンに相当する。専用アプリ用URLがタップされた場合、画像管理サーバ１に対するアクセスがWebブラウザ３Ｂにより行われる。起動後の専用アプリケーション３Ａのアクセス先（画面の遷移先）に関する情報が、パラメータとして画像管理サーバ１から外部のサーバに渡される。

このように、自動ログインに用いる情報は、携帯端末３にインストール済みであった専用アプリケーション３Ａに対して、または、インストール直後の専用アプリケーション３Ａに対して、Link機能によって画像管理サーバ１から伝達される。

・自動ログイン処理１
図１７および図１８のフローチャートを参照して、自動ログインを実現するための一連の処理について説明する。

図１７および図１８に示すように、携帯端末３において自動ログインを実現するための一連の処理は、画像管理サーバ１および携帯端末３と、Link機能を提供する外部のサーバであるLink機能提供サーバの間で行われる処理である。

ステップＳ１において、携帯端末３は、画像管理サーバ１から送信されてきた画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLのタップを受け付ける。

ステップＳ２において、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂを起動し、専用アプリ用URLに基づいて画像管理サーバ１に対するアクセスを行う。

ステップＳ２１において、画像管理サーバ１は、携帯端末３のユーザがWebブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるか否かを判定する。

Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるか否かは、携帯端末３のWebブラウザ３Ｂが管理する、過去のアクセス先に関するCookieなどの情報に基づいて判定される。Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みである場合、ログイン済みであることを表すCookieがWebブラウザ３Ｂにより管理されている。Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みではないとステップＳ２１において判定された場合、処理は終了となり、自動ログインは行われない。

Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるとステップＳ２１において判定した場合、処理はステップＳ２２に進む。Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであると判定された場合、携帯端末３のユーザのアカウントが特定される。

ステップＳ２２において、画像管理サーバ１は、携帯端末３に対して認可コードを発行する。認可コードは、ユーザを識別するためのランダムな文字列や乱数である。ここで発行された認可コードは、携帯端末３のユーザのアカウントと紐付けて管理される。

画像管理サーバ１は、アクセストークンを発行するための認可サーバとしての機能を有している。認可コードは、専用アプリケーション３Ａがアクセストークンを画像管理サーバ１から取得するために用いられる。なお、アクセストークンは、画像管理サーバ１が管理するデータに対して、専用アプリケーション３Ａがアクセスするときに用いる情報である。

ステップＳ２３において、画像管理サーバ１は、Link機能を利用するための情報に、認可コードをパラメータとして付加し、Link機能提供サーバに送信する。

ステップＳ３１において、Link機能提供サーバは、画像管理サーバ１から送信されてきた情報を受信し、認可コードを保持する。

一方、ステップＳ３において、携帯端末３は、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かを判定する。

専用アプリケーション３Ａがインストール済みではないとステップＳ３において判定した場合、ステップＳ４において、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂによってアプリストアにアクセスする。

ステップＳ５において、携帯端末３は、専用アプリケーション３Ａをインストールし、起動する。

専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるとステップＳ３において判定した場合、ステップＳ６において、携帯端末３は、インストール済みであった専用アプリケーション３Ａを起動する。

専用アプリケーション３Ａが起動した後、ステップＳ７において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、Link機能提供サーバに対して認可コードを要求する。

ステップＳ３２において、Link機能提供サーバは、携帯端末３からの要求に応じて認可コードを送信する。

ステップＳ８において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、Link機能提供サーバから送信されてきた認可コードを受信する。

破線で囲んで示す携帯端末３のステップＳ３乃至Ｓ８の処理、画像管理サーバ１のステップＳ２３の処理、および、Link機能提供サーバのステップＳ３１，Ｓ３２の処理が、Link機能により行われる処理となる。

図１８のステップＳ９において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、画像管理サーバ１に対して認可コードを送信し、アクセストークンを要求する。

ステップＳ２４において、画像管理サーバ１は、携帯端末３からの要求に応じてアクセストークンを発行する。

ステップＳ１０において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、画像管理サーバ１から取得したアクセストークンを画像管理サーバ１に送信し、ログイン処理を開始する。

ステップＳ２５において、画像管理サーバ１は、携帯端末３から送信されてきたアクセストークンが正しいか否かを判定する。

携帯端末３から送信されてきたアクセストークンが正しいとステップＳ２５において判定した場合、ステップＳ２６において、画像管理サーバ１は、アカウント情報を携帯端末３に送信する。

ステップＳ１１において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、画像管理サーバ１から送信されてきたアカウント情報に基づいて自動ログインを完了する。

一方、アクセストークンが正しくないとステップＳ２５において判定した場合、ステップＳ２６の処理は行われず、自動ログイン失敗として処理は終了される。またステップＳ２１において、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みではないと判定した場合も処理は終了される。

以上の一連の処理により、画像提供サービスに対する自動ログインが携帯端末３の専用アプリケーション３Ａにより行われる。

ユーザは、自動ログインの機能により、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログインしていれば、専用アプリケーション３Ａに対するログイン操作を行うことなく、容易に、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスの利用が可能となる。

・自動ログイン処理２
図１９および図２０のフローチャートを参照して、自動ログインを実現するための一連の他の処理について説明する。

図１９および図２０の処理は、認可コードに代えて、ログインフラグがLink機能によって携帯端末３に対して送信される点が、図１７および図１８を参照して説明した処理と異なる。ログインフラグは、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスサイトにログインしているか否かを表す情報である。

ステップＳ５１において、携帯端末３は、画像管理サーバ１から送信されてきた画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLのタップを受け付ける。

ステップＳ５２において、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂを起動し、専用アプリ用URLに基づいて画像管理サーバ１に対するアクセスを行う。

ステップＳ７１において、画像管理サーバ１は、携帯端末３のユーザがWebブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるか否かを判定する。

Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるとステップＳ７１において判定した場合、処理はステップＳ７２に進む。ステップＳ７２において、画像管理サーバ１は、Link機能を利用するための情報に、ログインフラグをパラメータとして付加し、Link機能提供サーバに送信する。

ステップＳ８１において、Link機能提供サーバは、画像管理サーバ１から送信されてきた情報を受信し、ログインフラグを保持する。

一方、ステップＳ５３において、携帯端末３は、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かを判定する。

専用アプリケーション３Ａがインストール済みではないとステップＳ５３において判定した場合、ステップＳ５４において、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂによってアプリストアにアクセスする。

ステップＳ５５において、携帯端末３は、専用アプリケーション３Ａをインストールし、起動する。

専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるとステップＳ５３において判定した場合、ステップＳ５６において、携帯端末３は、インストール済みであった専用アプリケーション３Ａを起動する。

専用アプリケーション３Ａが起動した後、ステップＳ５７において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、Link機能提供サーバに対してログインフラグを要求する。

ステップＳ８２において、Link機能提供サーバは、携帯端末３からの要求に応じてログインフラグを送信する。

ステップＳ５８において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、Link機能提供サーバから送信されてきたログインフラグを受信する。

図２０のステップＳ５９において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントでログインするか否かを確認するメッセージを表示する。Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであることは、ログインフラグに基づいて専用アプリケーション３Ａにより特定される。

図２１は、ログインの仕方を確認するメッセージの表示例を示す図である。

図２１の例においては、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであることを通知するメッセージが表示されている。また、専用アプリケーション３Ａでのログインを、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントを用いて行うか否かを確認するメッセージが表示されている。

メッセージの下には、ボタン６１とボタン６２が表示される。ボタン６１は、専用アプリケーション３Ａでのログインを、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントを用いて行うときに押下されるボタンである。ボタン６２は、同じアカウントを用いて行わないときに押下されるボタンである。

図２０の説明に戻り、ステップＳ６０において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、同じアカウントでログインすることが選択されたか否か、すなわち、図２１のボタン６１がタップされたか否かを判定する。

同じアカウントでログインすることが選択された場合、ステップＳ６１に進み、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂを起動し、画像管理サーバ１にアクセスする。

ステップＳ７３において、画像管理サーバ１は、携帯端末３に対して認可コードを発行する。

携帯端末３のステップＳ６２乃至Ｓ６４の処理、および、画像管理サーバ１のステップＳ７４乃至Ｓ７６の処理は、それぞれ、図１８を参照して説明したステップＳ９乃至Ｓ１１の処理、および、ステップＳ２４乃至Ｓ２６の処理と同様の処理である。画像管理サーバ１から発行されたアクセストークンに基づいて、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａにより自動ログインが行われる。

以上のように、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログインしていることを表すログインフラグを渡すことによっても、画像提供サービスに対する自動ログインを携帯端末３の専用アプリケーション３Ａに行わせることが可能となる。

＜各装置の構成＞
・画像管理サーバの構成
図２２は、画像管理サーバ１のハードウェア構成例を示すブロック図である。

図２２に示すように、画像管理サーバ１はコンピュータから構成される。複数台のコンピュータから画像管理サーバ１が構成されるようにしてもよい。画像管理サーバ１が複数台のコンピュータから構成される場合、それぞれのコンピュータが協働することにより、画像提供サービスを提供するための各種の処理が実現される。

CPU(Central Processing Unit)２０１、ROM(Read Only Memory)２０２、RAM(Random Access Memory)２０３は、バス２０４により相互に接続される。

バス２０４には、さらに、入出力インタフェース２０５が接続される。入出力インタフェース２０５には、入力部２０６、出力部２０７、記憶部２０８、通信部２０９、およびドライブ２１０が接続される。

入力部２０６は、キーボード、マウスなどより構成される。出力部２０７は、ディスプレイなどより構成される。

記憶部２０８は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどより構成される。記憶部２０８は、CPU２０１が実行するプログラム、写真シール作成装置２からアップロードされた画像などの、画像提供サービスを提供するために用いられる各種の情報を記憶する。

通信部２０９は、インターネット１１に対するインタフェースである。例えば、通信部２０９は、写真シール作成装置２と通信を行い、写真シール作成装置２からアップロードされた画像を受信する。また、通信部２０９は、携帯端末３との間で通信を行い、画面表示に用いる情報、ダウンロードすることが選択された画像などの各種の情報を携帯端末３に送信する。

ドライブ２１０は、リムーバブルメディア２１１に対するデータの書き込み、リムーバブルメディア２１１からのデータの読み出しを制御する。

以上のように構成されるコンピュータでは、CPU２０１が、例えば、記憶部２０８に記憶されているプログラムをRAM２０３にロードして実行することにより、画像提供サービスを実現するための処理が行われる。

図２３は、画像管理サーバ１の機能構成例を示すブロック図である。

図２３に示すように、画像管理サーバ１においては情報処理部２４１が実現される。画像管理サーバ１は、情報処理部２４１を有する情報処理装置である。

情報処理部２４１は、画像取得部２５１、画像管理部２５２、画像記憶部２５３、ユーザ情報管理部２５４、ユーザ情報記憶部２５５、および表示制御部２５６から構成される。図２３に示す機能部のうちの少なくとも一部は、CPU２０１により所定のプログラムが実行されることによって実現される。

画像取得部２５１は、写真シール作成装置２からアップロードされ、通信部２０９において受信された画像を管理情報とともに取得する。画像取得部２５１は、写真シール作成装置２からアップロードされた画像と管理情報を画像管理部２５２に出力する。

画像管理部２５２は、画像取得部２５１から供給された画像を、管理情報と紐付けて画像記憶部２５３に記憶させて管理する。例えば、画像管理部２５２は、画像記憶部２５３に記憶させたそれぞれの画像を未保存画像として、または保存済み画像として管理する。

画像管理部２５２は、未保存画像として管理しているそれぞれの画像の保存可能な期限を管理する。画像管理部２５２は、保存する画像として選択されなかった画像を、アップロードされてから１週間などの所定の期間の経過後に消去する。画像管理部２５２は、画像提供サービスに対するログイン操作を行ったユーザの画像を表示制御部２５６に出力する。

画像管理部２５２は、画像保存案内メールの送信などの処理も行う。

ユーザ情報管理部２５４は、画像提供サービスの会員登録を行っているそれぞれのユーザの情報であるユーザ情報をユーザ情報記憶部２５５に記憶させて管理する。ユーザ情報には、アカウントを構成するユーザIDとパスワード、会員種別を表す情報が含まれる。

ユーザ情報管理部２５４は、携帯端末３と通信を行い、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスに対するログインと、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスに対するログインとを管理する。ユーザ情報管理部２５４は、画像提供サービスにログインしているユーザに関する情報を管理する。

図２４は、ユーザ情報管理部２５４が管理する情報の例を示す図である。

図２４に示すように、画像提供サービスにログインしているユーザ毎に、認可コード、有効期限、SNS連携の有無に関する情報などがアカウントと紐付けて管理される。

認可コードは、上述したように、携帯端末３に対して発行され、アクセストークンの取得に専用アプリケーション３Ａにより用いられる情報である。

有効期限は、ログインの有効期限に関する情報である。

SNS連携の有無は、画像提供サービスのアカウントと、ユーザが利用しているLINE（商標）、Twitter（商標）などのSNS(Social Networking Service)のアカウントとの紐付けが行われているか否かを表す情報である。

SNSを利用するためには、ユーザは、SNS用のアプリケーションを携帯端末３にインストールしておくことが好ましい。SNS用のアプリケーションは、SNSを提供するサービス事業者により用意される。また、ユーザは、SNS用のアカウントを作成する必要がある。SNS連携の有無に関する情報を用いた処理については後述する。

ログインフラグなどの他の情報が、アカウントと紐付けて管理されるようにしてもよい。

このように、ユーザ情報管理部２５４は、各ユーザの画像提供サービスに対するログインの状況を管理したり、認可コードを管理したりする機能を有する。図１７乃至図２０を参照して説明した画像管理サーバ１の処理は、基本的には、ユーザ情報管理部２５４により行われる処理となる。複数台のサーバが分担してユーザ情報管理部２５４の機能を実現するようにしてもよい。

図２３の表示制御部２５６は、上述したような確認画面、マイページ画面を、画像管理部２５２から供給された画像などに基づいて携帯端末３に表示させる。また、表示制御部２５６は、携帯端末３の画面表示をユーザの操作などに応じて制御する。

すなわち、表示制御部２５６は、Webブラウザ３Ｂ経由でのログイン後の画像提供サービスの画面の表示を制御する。表示制御部２５６は、携帯端末３のWebブラウザ３Ｂからの要求に応じて、ユーザの画像を含む各種の情報を提供し、Webブラウザ３Ｂ上で表示させる。

また、表示制御部２５６は、専用アプリケーション３Ａ経由でのログイン後の画像提供サービスの画面の表示を制御する。表示制御部２５６は、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａからの要求に応じて、ユーザの画像を含む各種の情報を提供し、専用アプリケーション３Ａ上で表示させる。

・携帯端末の構成
図２５は、携帯端末３の構成例を示すブロック図である。

図２５に示すように、携帯端末３には、ディスプレイ２１の他に、制御部３０１、通信部３０２、メモリ３０３、操作部３０４、およびカメラ３０５が設けられる。

制御部３０１は、CPU，ROM，RAMなどより構成される。制御部３０１は、所定のプログラムを実行することによって、携帯端末３の全体の動作を制御する。

制御部３０１においては、アプリケーション実行部３０１Ａが実現される。専用アプリケーション３Ａなどの各種のアプリがアプリケーション実行部３０１Ａにより実行されることにより、上述した処理が実現される。

通信部３０２は、インターネット１１を介して、画像管理サーバ１との間で通信を行う。通信部３０２は、画像管理サーバ１から送信されてきた情報を受信し、制御部３０１に出力する。また、通信部３０２は、制御部３０１から供給された情報を画像管理サーバ１に対して送信する。

メモリ３０３は、フラッシュメモリなどより構成される。メモリ３０３が、携帯端末３のローカルストレージに相当する。着脱可能なメモリカードが携帯端末３に装着されている場合、メモリカードがローカルストレージとして用いられるようにしてもよい。

メモリ３０３は、画像管理サーバ１からダウンロードされた画像、制御部３０１が実行するアプリケーションなどの各種の情報を記憶する。

操作部３０４は、各種のボタンや、ディスプレイ２１に重ねて設けられたタッチパネルにより構成される。操作部３０４は、ユーザの操作の内容を表す信号を制御部３０１に出力する。

カメラ３０５は、ユーザによる操作に応じて撮影を行う。

ディスプレイ２１は、有機ELディスプレイ、LCDなどにより構成される。ディスプレイ２１には、通信部３０２において受信された情報に基づいて、上述したような各種の画面が表示される。

＜処理の流れ＞
・自動ログイン時の流れ
図２６は、自動ログインの処理の流れを示す図である。

図２６の左端に示すように、携帯端末３の所定のアプリ上でINPUTとなる操作がユーザにより行われた場合、矢印Ａ５１に示すように、携帯端末３のWebブラウザ３Ｂにより、画像提供サービスサイトに対するアクセスが行われる。上述した例の場合、メーラにより表示される画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLをタップする操作が、INPUTに相当する操作となる。

画像提供サービスサイト（画像管理サーバ１）から、携帯端末３において起動させようとする専用アプリケーション３Ａに渡すパラメータがLink機能を使って送信される。上述した例の場合、認可コード、またはログインフラグがパラメータとして送信される。

携帯端末３においては、矢印Ａ５２に示すように、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かが判定され、インストール済みである場合、矢印Ａ５３に示すように、専用アプリケーション３Ａが起動する。

また、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきたデータに基づいて、起動した専用アプリケーション３Ａにより、矢印Ａ５６に示すように所定の機能が実現される。上述した例の場合、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきた認可コードなどの情報に基づいて、自動ログインの機能が専用アプリケーション３Ａにより実現される。

一方、専用アプリケーション３Ａがインストールされていない場合、矢印Ａ５４に示すようにアプリストアに遷移し（アプリストアに対するアクセスが行われ）、専用アプリケーション３Ａのインストールが行われる。

専用アプリケーション３Ａのインストールが終了した場合、矢印Ａ５５に示すようにインストール直後の専用アプリケーション３Ａが起動し、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきたデータに基づいて、矢印Ａ５６に示すように所定の機能が実現される。

・機能を追加した例
専用アプリケーション３Ａによる自動ログイン後、自動ログインに続けて他の処理が専用アプリケーション３Ａによって行われるようにすることが可能である。例えば、写真シール作成装置２からアップロードされた未保存画像が、ユーザによる操作なしに、専用アプリケーション３Ａによって自動的に保存される。

図２７は、自動ログイン後に未保存画像の保存が行われる場合の処理の流れを示す図である。

図２７の左端に示すように、画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLをタップする操作がINPUTとして行われた場合、携帯端末３のWebブラウザ３Ｂにより、画像提供サービスサイトに対するアクセスが行われる。

専用アプリ用URLには、写真シール作成装置２により発行されたシールIDを特定可能な情報が含まれている。携帯端末３のWebブラウザ３Ｂによるアクセスが行われた場合、画像管理サーバ１においては、携帯端末３のユーザに対して写真シール作成装置２により発行されたシールIDが特定される。

画像提供サービスサイトから、専用アプリケーション３Ａに渡すパラメータがLink機能を使って送信される。この例においては、吹き出し＃１１に示すように、認可コードとともにシールIDが送信される。ログインフラグとともにシールIDが送信されるようにしてもよい。

専用アプリケーション３Ａが起動するまでの処理は、図２６を参照して説明した処理と同様の処理である。

すなわち、携帯端末３においては、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かが判定され、インストール済みである場合、専用アプリケーション３Ａが起動する。

また、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきた認可コードに基づいて、起動した専用アプリケーション３Ａにより、画像提供サービスに対する自動ログインが行われる。自動ログイン後、認可コードとともに画像管理サーバ１から送信されてきたシールIDが専用アプリケーション３Ａから画像管理サーバ１に対して送信され、吹き出し＃１２に示すように、シールIDにより特定される画像の保存が要求される。

画像管理サーバ１においては、専用アプリケーション３Ａから送信されてきたシールIDに基づいて、携帯端末３のユーザの画像が特定され、保存済み画像として管理される。携帯端末３のディスプレイ２１には、画像の保存が行われたことを通知する、図８等を参照して説明した画面が専用アプリケーション３Ａによって表示される。

一方、専用アプリケーション３Ａがインストールされていない場合、アプリストアに遷移し、専用アプリケーション３Ａのインストールが行われる。

専用アプリケーション３Ａのインストールが終了した場合、インストール直後の専用アプリケーション３Ａが起動し、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきたデータに基づいて、矢印Ａ５６に示すように、自動ログインと、未保存画像の保存が実現される。

このように、認可コードとともにシールIDが起動後の専用アプリケーション３Ａに渡されるようにすることにより、専用アプリケーション３Ａによる自動ログインと、未保存画像の保存が自動的に行われる。

ユーザは、専用アプリケーション３Ａ経由でログインするための操作だけでなく、シールIDを入力するなどの、未保存画像を保存するための操作を行わずに、未保存画像を保存させることが可能となる。

・ログイン方法を提示する例
画像提供サービスのアカウントと、SNSアカウントとの紐付けであるSNS連携が行われている場合、ユーザは、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスのログインを、SNSのアカウントであるSNSアカウントを使用して行うことも可能とされる。

SNS連携の設定は、例えば、画像提供サービスにログイン後、携帯端末３のユーザが自身のSNSアカウントを登録することによって行われる。SNS連携が行われていることにより、画像管理サーバ１は、SNSアカウントに基づいて、ユーザの画像提供サービスのアカウントを特定することができる。

図２８は、ログイン方法を提示する場合の処理の流れを示す図である。

図２８の左端に示すように、画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLをタップする操作がINPUTとして行われた場合、携帯端末３のWebブラウザ３Ｂにより、画像提供サービスサイトに対するアクセスが行われる。

画像提供サービスサイトから、専用アプリケーション３Ａに渡すパラメータがLink機能を使って送信される。

この例においては、吹き出し＃２１に示すように、ログインフラグが送信される。ここで送信されるログインフラグは、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスサイトにログインしているか否かに加えて、SNS連携の有り無しを表す。画像管理サーバ１においては、ユーザ情報管理部２５４が管理しているユーザ情報に基づいて、SNS連携が行われているか否かが特定され、Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスサイトにログインしているか否かと、SNS連携の有り無しとを表す値がログインフラグに対して設定される。

専用アプリケーション３Ａが起動するまでの処理は、図２６等を参照して説明した処理と同様の処理である。

すなわち、携帯端末３においては、専用アプリケーション３Ａがインストール済みであるか否かが判定され、インストール済みである場合、専用アプリケーション３Ａが起動する。

また、専用アプリケーション３Ａが起動した後、吹き出し＃２２に示すように、Link機能によって画像管理サーバ１から送信されてきたログインフラグに基づいて、最適なログイン方法の提示が専用アプリケーション３Ａにより行われる。

例えば、ログインフラグがSNS連携有りを示している場合、専用アプリケーション３Ａ経由でのログインを、SNSアカウントを使用して行うことができることが専用アプリケーション３Ａにより提示される。ログイン方法を提示する画面には、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントでもログインすることが提示される。

ユーザは、専用アプリケーション３Ａ経由でのログインを、SNSアカウントを使用して行うことを選択することができるし、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントを使用して行うことを選択することもできる。

このように、ログインフラグは、SNSアカウントを用いたログインが可能であるか否か、すなわち、専用アプリケーション３Ａ経由でのログインに使用可能なアカウントの種別を表すログイン可能種別情報として用いられる。

ここで、図２９および図３０のフローチャートを参照して、自動ログインを実現するための一連の他の処理について説明する。

ステップＳ１０１において、携帯端末３は、画像管理サーバ１から送信されてきた画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLのタップを受け付ける。

ステップＳ１０２において、携帯端末３は、Webブラウザ３Ｂを起動し、専用アプリ用URLに基づいて画像管理サーバ１に対するアクセスを行う。

ステップＳ１２１において、画像管理サーバ１は、携帯端末３のユーザがWebブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるか否かを判定する。

Webブラウザ３Ｂ経由で画像提供サービスにログイン済みであるとステップＳ１２１において判定した場合、ステップＳ１２２において、画像管理サーバ１のユーザ情報管理部２５４は、ユーザ情報を参照し、SNS連携の有り無しを確認する。

ステップＳ１２３において、ユーザ情報管理部２５４は、SNS連携の有り無しの確認結果に応じた値をログインフラグに設定し、そのログインフラグをパラメータとして付加してLink機能提供サーバに送信する。

ステップＳ１３１において、Link機能提供サーバは、画像管理サーバ１から送信されてきたログインフラグを受信し、保持する。

携帯端末３のステップＳ１０３乃至Ｓ１０８の処理、および、Link機能提供サーバのステップＳ１３２の処理は、それぞれ、図１９のステップＳ５３乃至Ｓ５８の処理、および、Link機能提供サーバのステップＳ８２の処理と同様の処理である。インストール済みの専用アプリケーション３Ａ、または、インストール直後の専用アプリケーション３Ａが起動した後、Link機能提供サーバに対してログインフラグが要求され、要求に応じて送信されてきたログインフラグが専用アプリケーション３Ａにより取得される。

図３０のステップＳ１０９において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、ログイン可能種別をログインフラグに基づいて特定し、ログイン方法の提示画面を表示させる。

図３１は、SNS連携が有りである場合のログイン方法の提示画面の例を示す図である。

図３１の例においては、SNSアカウントでログインすることが可能であることを通知するメッセージが表示されている。

メッセージの下には、ボタン４０１とボタン４０２が表示される。ボタン４０１は、SNSアカウントを用いて画像提供サービスにログインするときに押下されるボタンである。ボタン４０２は、専用アプリケーション３Ａでのログインを、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと同じアカウントを用いて行うときに押下されるボタンである。

図３０の説明に戻り、ステップＳ１１０において、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａは、ユーザの操作によりSNSアカウントでログインすることが選択されたか否か、すなわち、図３１のボタン４０１がタップされたか否かを判定する。

SNSアカウントでログインすることが選択されたとステップＳ１１０において判定した場合、ステップＳ１１１に進み、携帯端末３は、SNSアプリを起動し、画像管理サーバ１にアクセスする。

画像管理サーバ１のステップＳ１２４乃至Ｓ１２７の処理、および、携帯端末３のステップＳ１１２乃至Ｓ１１４の処理は、それぞれ、図２０のステップＳ７３乃至Ｓ７６の処理、および、ステップＳ６２乃至Ｓ６４の処理と同様の処理である。SNSアプリによる要求に応じて画像管理サーバ１により発行されたアクセストークンに基づいて、携帯端末３の専用アプリケーション３Ａにより自動ログインが行われる。

以上の処理により、ユーザは、専用アプリケーション３Ａ経由での画像提供サービスに対するログインを、SNSアカウントを用いて行うことが可能となる。

画像提供サービスのアカウントに対して複数のSNSアカウントが連携されている場合、ログイン方法の提示画面において、どのSNSアカウントを用いてログインするのかがユーザにより選択されるようにしてもよい。

画像提供サービスのアカウントに対して連携されるアカウントがSNSアカウントであるものとしたが、ユーザを特定可能な情報であれば、SNS以外の他のサービスのアカウントが用いられるようにしてもよい。

＜変形例＞
・自動ログイン後の機能の例
未保存画像の保存機能ではなく、他の機能が、自動ログイン後の専用アプリケーション３Ａにより実行されるようにしてもよい。

この場合、自動ログイン後に実行する機能を指定する文字列である機能指定文字列が、Link機能の認可コードなどにパラメータとして付加され、起動した専用アプリケーション３Ａに伝達される。

例えば上述した自動保存機能を実行させる場合、「PuriGet&sid_xxxxxxxxxx」の文字列が機能指定文字列として用いられる。機能指定文字列のうちの「sid」がシールIDに相当する。機能指定文字列にパスが含まれることがある。「PuriGet」はパスである。

機能指定文字列を用いて、自動ログイン後の専用アプリケーション３Ａに以下の機能を実行させることが可能である。

（１）アルバム機能
アルバム機能は、保存済み画像などのユーザの画像をグループ化するなどして管理する機能である。複数の画像からなるグループがアルバムとなる。

例えば自動ログイン後、ユーザにより新たに撮影された画像をまとめたアルバムが自動的に作成される。また、ユーザが使用した写真シール作成装置２の機種に応じたアルバムが自動的に作成される。アルバム機能を実行する場合、「album＆accountId」の文字列が機能指定文字列として用いられる。

これにより、ユーザは、専用アプリケーション３Ａの画面上で画像を選択するなどしてアルバムを自ら作成することなく、アルバム単位で画像を管理したり、アルバム単位で画像を閲覧したりすることができる。

（２）公開機能
公開機能は、保存済み画像などのユーザの画像を、他のユーザが閲覧可能な画像として公開する機能である。

例えば自動ログイン後、ユーザにより新たに撮影された画像が自動的に公開される。公開機能を実行する場合、「createPuriPost」の文字列が機能指定文字列として用いられる。

ユーザは、専用アプリケーション３Ａの画面上で画像を選択し、公開／非公開の設定を行うことなく、画像を公開することができる。

（３）動画像管理画面への遷移機能
動画像管理画面への遷移機能は、専用アプリケーション３Ａの画面を、動画像管理画面に遷移させる機能である。動画像管理画面は、写真シール作成装置２からアップロードされた動画像が一覧表示される画面である。

例えば自動ログイン後、動画像管理画面が自動的に表示される。動画像管理画面への遷移機能を実行する場合、「movie&path」の文字列が機能指定文字列として用いられる。

ユーザは、専用アプリケーション３Ａを操作することなく、動画像管理画面上で動画像を再生させて視聴することができる。

（４）会員種別に応じた画面への遷移機能
会員種別に応じた画面への遷移機能は、専用アプリケーション３Ａの画面を、ユーザの会員種別に応じた画面に遷移させる機能である。会員種別に応じた画面には、例えば課金画面がある。例えば無料会員のユーザに対しては、有料会員に変更するための画面が課金画面として提示される。

例えば自動ログイン後、課金画面が自動的に表示される。課金画面への遷移機能を実行する場合、「appPurchase」の文字列が機能指定文字列として用いられる。

ユーザは、専用アプリケーション３Ａを操作することなく、課金画面上で有料会員となることを選択し、料金の支払いなどを行うことができる。

自動保存機能の実行後に公開機能を実行するといったように、自動ログイン後に実行する機能として複数の機能を指定することも可能である。

・その他
Webブラウザ３Ｂ経由、または専用アプリケーション３Ａ経由でログインが行われるサービスが画像提供サービスであるものとしたが、SNSを含むコミュニケーションサービス、通信販売サービスなどの、ネットワークを介して提供される各種のサービスに対するログインに自動ログインの機能を適用可能である。

自動ログインの処理のINPUTが画像保存案内メールに含まれる専用アプリ用URLをタップする操作であるものとしたが、他のINPUTをトリガとして、一連の自動ログインの処理が開始されるようにしてもよい。

例えば、自動ログイン用のボタンを押下（タップ）する操作をトリガとして、自動ログインの処理が開始されるようにすることも可能である。この場合、専用アプリ用URLと同じ情報が、自動ログイン用のボタンに埋め込まれていることになる。

画像提供サービスに対するログインが携帯端末３にインストールされたWebブラウザ３Ｂ経由で行われるものとしたが、Webブラウザがインストールされた、PCなどの他のデバイスのWebブラウザ経由で行われるようにしてもよい。

ユーザが、専用アプリケーション３Ａでのログインを、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントと異なるアカウントを使用して行っている場合、Webブラウザ３Ｂ経由での画像提供サービスのログインに使用しているアカウントでのログインを禁止させることも可能である。

・プログラムの例
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、汎用のパーソナルコンピュータなどにインストールされる。

インストールされるプログラムは、光ディスク（CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory)，DVD(Digital Versatile Disc)等）や半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディアに記録して提供される。また、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供されるようにしてもよい。

コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。

なお、本明細書において、システムとは、複数の構成要素（装置、モジュール（部品）等）の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、１つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている１つの装置は、いずれも、システムである。

本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものでは無く、また他の効果があってもよい。

本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。

例えば、本技術は、１つの機能を、ネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。

また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、１つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。

さらに、１つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その１つのステップに含まれる複数の処理は、１つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。

１ 画像管理サーバ， ２ 写真シール作成装置， ３ 携帯端末， ２４１ 情報処理部， ２５１ 画像取得部， ２５２ 画像管理部， ２５３ 画像記憶部， ２５４ ユーザ情報管理部， ２５５ ユーザ情報記憶部， ２５６ 表示制御部， ３０１ 制御部， ３０１Ａ アプリケーション実行部

Claims (16)

1. 携帯端末にインストールされるプログラムであって、
   前記携帯端末のユーザがWebブラウザ経由で所定のサービスに第１のログインを行っている場合に、前記所定のサービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記ログイン情報に付加されている、前記所定のサービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、
   前記第２のログインを前記ログイン情報に基づいて行い、
   前記第２のログイン後、前記パラメータに基づいて所定の機能を実行する
   処理を前記携帯端末に実行させるプログラム。
2. 所定のサービスの提供を管理する情報処理装置が、
   携帯端末のユーザがWebブラウザ経由で前記所定のサービスに第１のログインを行っている場合、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記所定のサービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を前記携帯端末に送信し、
   前記携帯端末にインストールされた、前記所定のサービスを利用するために用いられるアプリケーションによる前記第２のログインを、前記ログイン情報に基づいて前記アプリケーションに行わせ、
   前記第２のログイン後、所定の機能を前記パラメータに基づいて前記アプリケーションに実行させる
   情報処理方法。
3. ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供する画像提供サービスを利用するために用いられる、携帯端末にインストールされるプログラムであって、
   前記携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合に、前記画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記ログイン情報に付加されている、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、
   前記第２のログインを前記ログイン情報に基づいて行い、
   前記第２のログイン後、前記パラメータに基づいて所定の機能を実行する
   処理を前記携帯端末に実行させるプログラム。
4. 前記プログラムは、前記情報処理装置に対する前記Webブラウザによるアクセス前に、または、前記Webブラウザによるアクセス後にインストールされる
   請求項３に記載のプログラム。
5. 前記パラメータは、前記撮影装置から前記情報処理装置に対してアップロードされた前記画像の識別情報を含み、
   前記第２のログイン後、前記識別情報を前記情報処理装置に送信し、前記画像を前記情報処理装置において保存させる機能を前記所定の機能として実行する
   請求項３または４に記載のプログラム。
6. 前記第２のログイン後、前記撮影装置から前記情報処理装置に対してアップロードされ、前記情報処理装置において保存された前記画像をグループ化して管理するアルバム機能を、前記所定の機能として前記パラメータに基づいて実行する
   請求項３または４に記載のプログラム。
7. 前記第２のログイン後、前記撮影装置から前記情報処理装置に対してアップロードされ、前記情報処理装置において保存された前記画像を他のユーザに公開する画像として設定する公開機能を、前記所定の機能として前記パラメータに基づいて実行する
   請求項３または４に記載のプログラム。
8. 前記パラメータは、前記撮影装置から前記情報処理装置に対してアップロードされた動画像が表示される表示画面への遷移に用いられる情報を含み、
   前記第２のログイン後、前記プログラムの画面を前記表示画面に遷移させる機能を、前記所定の機能として前記パラメータに基づいて実行する
   請求項３または４に記載のプログラム。
9. 前記パラメータは、前記画像提供サービスにおける前記ユーザの会員種別を表す情報を含み、
   前記第２のログイン後、前記プログラムの画面を前記ユーザの会員種別に応じた画面に遷移させる機能を、前記所定の機能として前記パラメータに基づいて実行する
   請求項３または４に記載のプログラム。
10. 前記第２のログインを、前記第１のログインに用いられているアカウントと同じアカウントを用いて行うか否かの選択画面を表示させる
    請求項３乃至９のいずれかに記載のプログラム。
11. 前記第２のログインを、前記ログイン情報により表される種別のアカウントを用いて行うか否かの選択画面を表示させる
    請求項３乃至９のいずれかに記載のプログラム。
12. ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供する画像提供サービスを利用することに用いられるプログラムがインストールされた携帯端末が、
    前記携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合に、前記画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置から送信されてくる、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記ログイン情報に付加されている、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を受信し、
    前記第２のログインを前記ログイン情報に基づいて行い、
    前記第２のログイン後、前記パラメータに基づいて所定の機能を実行する
    情報処理方法。
13. ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供するサービスである画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置が、
    携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を前記携帯端末に送信し、
    前記携帯端末にインストールされた、前記画像提供サービスを利用するために用いられるアプリケーションによる前記第２のログインを、前記ログイン情報に基づいて前記アプリケーションに行わせ、
    前記第２のログイン後、所定の機能を前記パラメータに基づいて前記アプリケーションに実行させる
    情報処理方法。
14. 前記携帯端末にインストールされた前記Webブラウザによるアクセスが行われることに応じて、前記Webブラウザが管理する過去のアクセス先に関する情報に基づいて、前記第１のログインを行っているか否かを判定する
    請求項１３に記載の情報処理方法。
15. 前記パラメータは、前記撮影装置からアップロードされた前記画像の識別情報であり、
    前記第２のログイン後、前記識別情報を前記情報処理装置に対して送信し、前記画像を前記情報処理装置において保存させる機能を前記所定の機能として前記アプリケーションに実行させる
    請求項１３または１４に記載の情報処理方法。
16. ユーザを被写体として撮影する撮影装置からアップロードされた画像を提供するサービスである画像提供サービスの提供を管理する情報処理装置であって、
    携帯端末の前記ユーザがWebブラウザ経由で前記画像提供サービスに第１のログインを行っている場合、前記第１のログインに前記ユーザが使用しているアカウントに紐付けられたログイン情報と、前記画像提供サービスに対する第２のログイン後に実行する機能に関するパラメータと、を前記携帯端末に送信する通信部と、
    前記携帯端末にインストールされた、前記画像提供サービスを利用するために用いられるアプリケーションによる前記第２のログインを、前記ログイン情報に基づいて前記アプリケーションに行わせ、前記第２のログイン後、所定の機能を前記パラメータに基づいて前記アプリケーションに実行させる制御部と
    を備える情報処理装置。

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