JP2021060365A - 感震リレーシステム - Google Patents

感震リレーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2021060365A
JP2021060365A JP2019186209A JP2019186209A JP2021060365A JP 2021060365 A JP2021060365 A JP 2021060365A JP 2019186209 A JP2019186209 A JP 2019186209A JP 2019186209 A JP2019186209 A JP 2019186209A JP 2021060365 A JP2021060365 A JP 2021060365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
slave
seismic relay
master unit
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019186209A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7346222B2 (ja
Inventor
和人 水野
Kazuto Mizuno
和人 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2019186209A priority Critical patent/JP7346222B2/ja
Publication of JP2021060365A publication Critical patent/JP2021060365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7346222B2 publication Critical patent/JP7346222B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

【課題】 長周期地震動のレベルを算出する機能を備えた感震リレー1台により、複数の居室の個々の電路を遮断することを可能とする。【解決手段】 震度を検出するための加速度センサを備えた親機1と、遮断器7を遮断動作させる遮断信号を出力する子機出力部24を備えた複数の子機2とを有し、親機1は、加速度センサ11の加速度情報から長周期地震動のレベルを算出する長周期地震動演算部16bと、長周期地震動演算部16bが算出した長周期地震動のレベルが閾値以上であったら地震発生信号を生成する親機制御部16と、地震発生信号を子機2に送信する親機無線モジュール17とを具備する一方、子機2は親機1から地震発生信号を受信する子機無線モジュール26と、地震発生信号を受信したら子機出力部24から遮断信号を出力する子機制御部25とを有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、地震発生を受けて通電を遮断する感震リレーシステムに関し、特に高層マンション等の高層ビルにおいて発生する長周期地震動を検知可能な感震リレーシステムに関する。
地震発生により、高層マンションの高層階で発生する長周期地震動を検知して、適切な信号を出力する感震リレーがある。例えば特許文献1では、加速度情報を基に長周期地震動成分を算出する長周期地震動演算部を感震リレーに設けて、所定のレベル以上の長周期地震動を検知したら遮断信号を出力して電路を遮断操作した。
特開2019−15713号公報
加速度センサにより検知した加速度情報から、長周期地震動のレベルを算出して適切な遮断信号を出力する上記特許文献1の技術は、現実の揺れに即して遮断動作するため、高層マンションの高層階での電路遮断に有効であった。
しかしながら、感震リレーに長周期地震動のレベルを算出する機能を設けたことにより、感震リレーがコスト高なものとなっていた。
一方で、高層マンションで発生する長周期地震動は、同一フロアでは同一のレベルで発生すると考えられるため、同一フロアに複数の住戸(居室)が配置されていても、長周期地震動を算出する感震リレーは1台で対応可能である。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、長周期地震動のレベルを算出する機能を備えた感震リレー1台により、複数の居室の個々の電路を遮断することを可能とする感震リレーシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、所定の大きさ以上の地震を感知したら、遮断器を遮断動作させて電路を遮断操作する感震リレーシステムであって、震度を検出するための加速度センサを備えた感震リレー親機と、遮断器を遮断動作させる遮断信号を出力する子機出力部を備えた少なくとも1台の感震リレー子機とを有し、感震リレー親機は、加速度センサの加速度情報から長周期地震動のレベルを算出する長周期地震動演算部と、長周期地震動演算部が算出した長周期地震動のレベルが所定のレベル以上であったら、地震発生信号を生成する親機制御部と、地震発生信号を感震リレー子機に送信する親機通信部とを具備する一方、感震リレー子機は、感震リレー親機から地震発生信号を受信する子機通信部と、地震発生信号を受信したら子機出力部から遮断信号を出力する子機制御部とを有することを特徴とする。
この構成によれば、加速度センサ及び長周期地震動演算部を備えるのは感震リレー親機だけであり、遮断信号を出力する感震リレー子機は何れも具備しないため、システム全体ではコストダウンを図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、親機通信部と子機通信部とは無線通信を実施し、地震発生信号が無線送信されることを特徴とする。
この構成によれば、感震リレー親機と感震リレー子機との間に伝送線を配設する必要が無いため、設置作業が容易である。
請求項3の発明は、請求項2に記載の構成において、無線通信の形態がマルチホップ通信であり、感震リレー親機と感震リレー子機との間の通信に加えて、感震リレー子機が複数設置されている場合は、感震リレー子機間も通信が成されることを特徴とする。
この構成によれば、感震リレー子機が複数設置されて、感震リレー親機との間で通信環境が悪い感震リレー子機が存在しても、他の感震リレー子機を経由して感震リレー親機からの信号を受信することが可能であり、システム内の通信の不具合が発生し難い。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、感震リレー親機は、遮断器を遮断動作させる遮断信号を出力する親機出力部を有し、親機制御部は、長周期地震動のレベルが所定のレベル以上であったら、親機出力部から遮断信号を出力させることを特徴とする。
この構成によれば、感震リレー親機からも遮断信号が出力されるため、遮断器を遮断動作させることができ、感震リレー子機の機能を持たせることができる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、親機制御部及び子機制御部は、遮断信号を遅延生成するための遅延時間カウント部をそれぞれ有し、地震発生信号を生成或いは受信してから、個々に設定された遅延時間の経過を待って、遮断信号が生成されて出力されることを特徴とする。
この構成によれば、所定のレベル以上の地震が発生しても、感震リレー親機、感震リレー子機のそれぞれに設定された遅延時間を待って電路が遮断されるため、個々の居室の状況に合わせたタイミングで電路を遮断でき、居住者は落ち着いて避難等実施できる。
請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れかに記載の構成において、クラウド上に長周期地震動演算部の演算プログラムを管理する管理サーバが配置されると共に、感震リレー親機は管理サーバと通信する外部通信部を有し、管理サーバからの更新信号を受けて、感震リレー親機の演算プログラムが更新されることを特徴とする。
この構成によれば、長周期地震動演算部の演算プログラムは管理サーバが管理して更新されるため、管理者が個々に更新する作業が必要無く、作業者の負担を軽減できる。
本発明によれば、加速度センサ及び長周期地震動演算部を備えるのは感震リレー親機だけであり、遮断信号を出力する感震リレー子機は何れも具備しないため、システム全体ではコストダウンを図ることができる。
本発明に係る感震リレーシステムの一例を示す構成図であり、個々の機器を機能ブロックで示している。 感震リレーシステムの設置例の説明図である。 感震リレーシステムの他の設置例の説明図である。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る感震リレーシステムの一例を示す構成図であり、1は地震を感知する機能を備えた感震リレー親機(以下、単に「親機」と称する。)、2は遮断信号を出力する感震リレー子機(以下、単に「子機」と称する。)、3はクラウド上に設置された管理サーバである。
親機1と子機2の間は無線通信を実施する一方、親機1は、ルータ4、通信ネットワークNを介して管理サーバ3と通信を実施する。
親機1は、加速度センサ11、後述する遅延時間等を設定する親機入力部12、設定内容を表示する親機表示部13、警報ブザーを備えた親機報知部14、遮断信号を出力する親機出力部15、CPUを備えた親機制御部16、例えば920MHzで子機2と通信する親機無線モジュール17、管理サーバ3と通信する外部通信IF18等を備えている。
そして親機制御部16は、親機1全体を制御する機能に加えて、加速度センサ11の加速度情報を基に震度を算出する震度演算部16a、加速度センサ11の加速度情報から速度を算出し、算出した速度情報から長周期地震動のレベルを算出する長周期地震動演算部16bを備えている。
ここで長周期地震動について説明する。震度が加速度の大きさを基に震度5等の揺れの大きさであるのに対して、長周期地震動は揺れの速度を基にレベルが算出される。このレベルは、気象庁により4段階で設定された絶対速度応答スペクトルの何れかの階級を示す数値であり、加速度センサ11の加速度情報から速度が算出され、算出した速度情報を基に長周期地震動のレベルが算出される。
このように構成された親機1は、以下のように設定されて動作する。まず、地震発生信号を出力する閾値となる震度及び長周期地震動のレベル、更に親機出力部15から出力される遮断信号の遅延時間が設定される。設定は、親機入力部12にパーソナルコンピュータ等の設定手段が接続されて行われる。
ここでは、閾値(判定レベル)として震度5、階級3が設定され、遅延時間は5分が設定されたとして説明する。こうして設定が成されると待ち受け状態となり、地震が発生すると所定の動作を開始する。
地震が発生すると、加速度センサ11が反応して加速度情報を親機制御部16に送信する。加速度情報を受信した親機制御部16では、震度演算部16aが震度を算出すると共に、長周期地震動演算部16bが長周期地震動のレベルを算出する。
この算出により、閾値である震度5以上が算出されたら、或いは閾値である階級3以上となるレベルの長周期地震動が算出されたら、地震発生信号を生成して親機無線モジュール17から子機2に送信する。同時に親機制御部16は、遅延時間のカウントをスタートすると共に、親機報知部14の警報ブザーを鳴動させ、間もなく電路が遮断されることを居住者に報知する。そして、遅延時間として設定された5分が経過したら、遮断信号が親機出力部15から出力され、接続先の遮断器が遮断動作する。
尚、感震リレーシステムを構成する親機1及び子機2は、互いにIDが登録されており、親機1と子機2との通信、子機2同士の通信は、マルチホップ通信が実施される。具体的に、1台の親機1と複数台の子機2から成るグループが1つの感震リレーシステムを構成し、例えば、高層住宅のフロア毎に感震リレーシステムが設置される。そして、同一グループの親機1、子機2の間で互いのIDが登録され、このIDを含む信号が送受される。こうして通信可能な範囲に親機1或いは子機2が設置されていても、グループに属していない機器同士は通信が実施されない。
また、親機1は通信ネットワークNを介して管理サーバ3と通信して、管理サーバ3の制御により制御プログラムの更新が成されるよう構成されている。管理サーバ3から送信された更新情報は、通信ネットワークN、ルータ4を介して外部通信IF18に送信され、この情報を認識した親機制御部16は、受信した情報に従い震度演算部16a或いは長周期地震動演算部16bの制御プログラムの更新を実施する。
一方、子機2は、遅延時間を設定する子機入力部21、設定内容を表示する子機表示部22、警報ブザーを備えた子機報知部23、遮断信号を出力する子機出力部24、子機2を制御する子機制御部25、親機1又は子機2と通信する子機無線モジュール26等を備えている。
このように構成された子機2の設定及び動作は以下のようである。まず子機出力部24から出力される遮断信号の遅延時間(ここでは、4分とする)が設定される。設定は、子機入力部21にパーソナルコンピュータ等の設定手段が接続されて行われる。設定が完了すると待ち受け状態となり、地震発生を受けて次のように動作する。
子機2は、外部からの地震発生信号の送信を待ち、グループを構成する親機1或いは子機2から地震発生信号を受信したら、子機制御部25の制御によりまず子機報知部23が警報ブザーを鳴動させて間もなく電路が遮断されることを報知する。そして遅延時間のカウントを開始する。更に、地震発生信号を受信していない他の子機2に対して地震発生信号を中継して送信する。
その後、設定された4分の遅延時間が経過したら、子機出力部24から遮断信号が出力される。
図2は上記親機1と子機2により構成された感震リレーシステムの設置例を示し、集合住宅の同一フロアに設置された感震リレーシステムを示している。図2に示すように、感震リレーシステムは1台の親機1と複数の子機2により構成され、複数ある居室のうち任意の1つの居室(図2では居室B)に親機1が設置され、他の居室に子機2が設置されている。そして、このようにグループ化された感震リレーシステムが各フロアに設置されている。
親機1及び子機2は、何れも分電盤6内に設置され、親機1、子機2のそれぞれに設けられている出力部(親機出力部15、子機出力部24)は、分電盤6内の主幹ブレーカ(遮断器)7が遮断するよう接続されている。
このように親機1、子機2を設置することで、親機1から発信された地震発生信号は個々の子機2にて受信される。但し、高層階から成る集合住宅の高層階では加速度は小さくなるため震度が閾値以上となることは無く、長周期地震動が設定された閾値(レベル)以上となることで地震発生信号が生成されて送信される。一方低層階では、加速度は大きく長周期地震動は小さいため、震度が閾値以上となることで、地震発生信号が生成されて送信される。
親機1と子機2との間の通信は、親機1をマスター、子機2をスレーブとしたマルチホップ通信が行われ、親機無線モジュール17と子機無線モジュール26の間で通信が行われる。また、子機2同士も通信を実施し、親機1から発信された信号が届かない子機2に対しては、親機1とその子機2との間に配置された他の子機2により信号が中継され、子機無線モジュール26の間で通信が行われる。こうして、親機1から発信された地震発生信号は、グループを構成する全ての子機2に送信される。
具体的な動作を図2の形態を参照して説明すると、居室Bの遮断器7は親機1の制御で遮断動作し、居室A,Cの遮断器7は、親機1から地震発生信号を子機2が直接受信することで遮断動作する。尚、親機1はまず報知動作し、その後設定された遅延時間が経過したら遮断信号を出力するし、それぞれの子機2は、地震発生信号を受信した時点で子機報知部23が報知動作し、個々の子機2で設定された遅延時間が経過したら遮断信号がそれぞれ出力される。
一方、居室Dの子機2は、親機1が発信した信号が受信できない位置にあったとしても、居室Cの子機2を経由して親機1が出力した地震発生信号を受信でき、この信号の受信により警報を発し、居室Dの遮断器7は遅延遮断動作する。
こうして、親機1は近隣に設置された複数の子機2と通信を実施して地震発生信号を子機2に送信する。また、比較的親機1から離れて設置されている子機2に対しては、途中の子機2により中継された地震発生信号が送信され、受信される。
尚、ここでは、同一フロアの居室に1つの感震リレーシステムを設置した場合を示したが、隣接する上下の2フロアは、長周期振動の揺れ方に大きな違いが無いため、1つの感震リレーシステムで2フロアの居室に対応させても良い。
このように、加速度センサ11及び震度演算部16a、更に長周期地震動演算部16bを備えるのは親機1だけであり、遮断信号を出力する子機2は何れも具備しないため、システム全体ではコストダウンを図ることができる。また、親機1と子機2との間に伝送線を配設する必要が無いため、設置作業が容易である。
更に、子機2が複数設置されて、親機1との間で通信環境が悪い子機2が存在しても、マルチホップ通信を実施することで、他の子機2を経由して親機1からの信号を受信することが可能であり、システム内の通信の不具合が発生し難い。
また、所定のレベル以上の地震が発生しても、親機1、子機2のそれぞれに設定された遅延時間を待って電路が遮断されるため、個々の居室の状況に合わせたタイミングで電路を遮断でき、居住者は落ち着いて避難等実施できる。
加えて、長周期地震動演算部16bの演算プログラムは管理サーバ3が管理して更新されるため、管理者が個々に更新する作業が必要無くスムーズに更新でき、作業者の負担を軽減できる。
図3は、感震リレーシステムの他の設置例を示している。但し、集合住宅の同一フロアに設置された感震リレーシステムを示している。
上記図2に示す形態と同様に、1台の親機1と複数の子機2により1つのグループを形成している。但し、親機1は共用部に設置され、子機2が各居室に設置されている。
子機2は何れも分電盤6内に設置され、子機出力部24は分電盤6内の遮断器7である主幹ブレーカが遮断するよう接続されている。
このようにシステムを構成しても、発生した地震の震度及び長周期地震動のレベルを親機1が算出し、何れか一方の数値が閾値以上を示したら地震発生信号を子機2に対して送信する動作は、上記形態と同様であり、個々の子機2で設定された遅延時間が経過したら電路の遮断が成される。
具体的に図3では、居室Gの遮断器7は、親機1から地震発生信号を直接受信した居室Gの子機2の制御で遮断動作する。そして、居室Fの遮断器7は、居室Gの子機2を経由して親機1が発信した地震発生信号を受信することで遮断動作するし、居室Eの遮断器7は、居室Gの子機2及び居室Fの子機2を経由して地震発生信号を受信することで遮断動作する。
このように配置した場合、親機1は居住者の許可を得ること無く容易にメンテナンスでき作業者にとって利便性が良い。加えて、上記図2の設置形態では、親機1が遮断信号を出力して遮断器7を遮断動作させるため、子機2の機能を備えているが、図3の形態では、親機1に遮断信号を出力する親機出力部は必要無く、構成を簡略にできる。
尚、上記実施形態では、親機1と子機2の間等の機器間の通信を無線とし、マルチホップ通信を実施させているが、機器同士を有線接続しても良い。
また、親機1は外部通信IF18を備えて、管理サーバ3の制御でプログラムのアップデートを実施させているが、HEMS(Home Energy Management System)を形成する制御ユニットを備えた居室であれば、その制御ユニットを介して外部のクラウドと連系させてプログラムのアップデート等を行わせても良い。
1・・感震リレー親機、2・・感震リレー子機、3・・管理サーバ、6・・分電盤、7・・遮断器、11・・加速度センサ、15・・親機出力部、16・・親機制御部、16a・・震度演算部、16b・・長周期地震動演算部、17・・親機無線モジュール(親機通信部)、18・・外部通信部、24・・子機出力部、25・・子機制御部、26・・子機無線モジュール(子機通信部)、N・・通信ネットワーク。

Claims (6)

  1. 所定の大きさ以上の地震を感知したら、遮断器を遮断動作させて電路を遮断操作する感震リレーシステムであって、
    震度を検出するための加速度センサを備えた感震リレー親機と、遮断器を遮断動作させる遮断信号を出力する子機出力部を備えた少なくとも1台の感震リレー子機とを有し、
    前記感震リレー親機は、前記加速度センサの加速度情報から長周期地震動のレベルを算出する長周期地震動演算部と、
    前記長周期地震動演算部が算出した長周期地震動のレベルが所定のレベル以上であったら、地震発生信号を生成する親機制御部と、
    前記地震発生信号を前記感震リレー子機に送信する親機通信部とを具備する一方、
    前記感震リレー子機は、前記感震リレー親機から前記地震発生信号を受信する子機通信部と、
    地震発生信号を受信したら前記子機出力部から前記遮断信号を出力する子機制御部とを有することを特徴とする感震リレーシステム。
  2. 前記親機通信部と前記子機通信部とは無線通信を実施し、地震発生信号が無線送信されることを特徴とする請求項1記載の感震リレーシステム。
  3. 前記無線通信の形態がマルチホップ通信であり、前記感震リレー親機と前記感震リレー子機との間の通信に加えて、
    前記感震リレー子機が複数設置されている場合は、感震リレー子機間も通信が成されることを特徴とする請求項2記載の感震リレーシステム。
  4. 前記感震リレー親機は、遮断器を遮断動作させる遮断信号を出力する親機出力部を有し、
    前記親機制御部は、長周期地震動のレベルが所定のレベル以上であったら、前記親機出力部から前記遮断信号を出力させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の感震リレーシステム。
  5. 前記親機制御部及び前記子機制御部は、前記遮断信号を遅延生成するための遅延時間カウント部をそれぞれ有し、
    前記地震発生信号を生成或いは受信してから、個々に設定された遅延時間の経過を待って、遮断信号が生成されて出力されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の感震リレーシステム。
  6. クラウド上に前記長周期地震動演算部の演算プログラムを管理する管理サーバが配置されると共に、前記感震リレー親機は前記管理サーバと通信する外部通信部を有し、
    前記管理サーバからの更新信号を受けて、前記感震リレー親機の前記演算プログラムが更新されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の感震リレーシステム。
JP2019186209A 2019-10-09 2019-10-09 感震リレーシステム Active JP7346222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186209A JP7346222B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 感震リレーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019186209A JP7346222B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 感震リレーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021060365A true JP2021060365A (ja) 2021-04-15
JP7346222B2 JP7346222B2 (ja) 2023-09-19

Family

ID=75380014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019186209A Active JP7346222B2 (ja) 2019-10-09 2019-10-09 感震リレーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7346222B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067239A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Fujitsu Ltd ページ情報更新方法、ページ情報更新システム及び半導体製造ラインのスケジュール管理システム
JP2004162835A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 地震保安システム
JP2009156743A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Osaka Gas Co Ltd 感震器、緊急遮断システム及び緊急遮断システムの使用方法
JP2010071939A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nec Personal Products Co Ltd 震災防止システム、地震検知器、コンセントアダプタ及び震災防止制御装置並びに震災防止方法
JP2016200574A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 河村電器産業株式会社 感震遮断システム
JP2017130753A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置及び通信システム
JP2019015713A (ja) * 2017-07-03 2019-01-31 河村電器産業株式会社 感震リレー
JP2019046135A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 日東工業株式会社 地震報知システム

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003067239A (ja) * 2001-08-24 2003-03-07 Fujitsu Ltd ページ情報更新方法、ページ情報更新システム及び半導体製造ラインのスケジュール管理システム
JP2004162835A (ja) * 2002-11-14 2004-06-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 地震保安システム
JP2009156743A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Osaka Gas Co Ltd 感震器、緊急遮断システム及び緊急遮断システムの使用方法
JP2010071939A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Nec Personal Products Co Ltd 震災防止システム、地震検知器、コンセントアダプタ及び震災防止制御装置並びに震災防止方法
JP2016200574A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 河村電器産業株式会社 感震遮断システム
JP2017130753A (ja) * 2016-01-19 2017-07-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 通信装置及び通信システム
JP2019015713A (ja) * 2017-07-03 2019-01-31 河村電器産業株式会社 感震リレー
JP2019046135A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 日東工業株式会社 地震報知システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP7346222B2 (ja) 2023-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101935693B1 (ko) Iot 모듈 및 led를 이용한 지진 재난 안전 시스템 및 그 운영 방법
JPWO2014188530A1 (ja) 監視システム、設備管理装置、監視方法及びプログラム
JP2007119218A (ja) エレベータの地震感知器遠隔解除システム
JP2011107964A (ja) 無線通信システム
JP6810616B2 (ja) 火災報知システム
KR20170079609A (ko) 가상 물리 시스템을 이용한 통합 안전관리 시스템
KR20030053427A (ko) 네트워크 시스템
JP2019064832A (ja) エレベーター用の非常運転コントローラ、および複数のエレベーターの非常運転の制御方法
JP2021060365A (ja) 感震リレーシステム
KR20120078891A (ko) 통합 제어 시스템 및 그 제어방법
JP5484865B2 (ja) 通信システム
CN202018583U (zh) 智能家居系统
JP4721850B2 (ja) サーバ
JP4770629B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JP6196051B2 (ja) 警報システム
KR101970523B1 (ko) 설비 관제 시스템 및 이의 운전 방법
JP4951397B2 (ja) 地震通報方法とシステム
JP2017011542A (ja) 制御システム、制御方法、及びプログラム
JP6592185B2 (ja) インターホンシステム
KR102230281B1 (ko) 전력설비 통합 제어 통신을 수행하는 빌딩에너지관리시스템
CN203786880U (zh) 一种基于ZigBee的智能无线消防网络系统
JP2018092232A (ja) 複合型計測システム
JP7017346B2 (ja) 防災システム
JP2010140395A (ja) 緊急地震通報システム
JP2009086784A (ja) 住宅用緊急地震速報システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220822

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7346222

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150