JP2021059384A - 加工装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部気流のかく乱を抑える加工装置及び方法を提供する。【解決手段】加工装置1は、運搬される加工対象品9に対して加工を施す加工室14と、加工室に隣接して設けられ、運搬される加工対象品が通過する陰圧部15と、を備え、加工室は、内部が陽圧に維持されて、内部の気流の制御が行われ、陰圧室は、内部が陰圧に維持されている。【選択図】図1

Description

本開示は、加工装置及び方法に関する。
気流を利用して対象品を加工する加工装置がある。例えば、シュリンクフィルムを商品
に密着させる装置である。シュリンクフィルムとは、ポリエチレン、ポリプロピレン、P
VC等により形成された熱収縮性を有するフィルムであって、商品に装着された状態で加
熱され、収縮することにより商品と密着する。これにより、商品の包装やラベルの添付が
容易かつ強固に行なわれる。
例えば、特開2003−81219号公報(以下、特許文献1)は、本願出願人の提案
した加熱装置を開示しており、その装置は、熱風を渦状にして商品に吹き付けて一様に加
熱する装置である。
特開2003−81219号公報 特開2007−137502号公報
このような気流を利用して対象品を加工する加工装置では、気流の制御が重要である。
しかしながら、加工装置の使用状況によっては気流がかく乱されてしまう場合がある。例
えば、外部気体が混入した場合などである。気流がかく乱されると、意図した加工が達成
されない場合もある。そのため、かく乱はできるだけ抑制することが望まれる。
この点、特開2007−137502号公報(以下、特許文献2)は、仕切り部材を設
けて、その下部に回収口を備え、回収口から加熱部内部の熱風を回収して加熱部内部で循
環させる構造を有する加熱装置を提案している。
しかしながら、この構成では、外部から加熱部内部に気体が流入するため、内部の気流
がかく乱されるおそれがある。そこで、内部気流のかく乱を抑える加工装置及び方法を提
供する。
ある実施の形態に従うと、加工装置は、運搬される加工対象品に対して加工を施す加工
室と、加工室に隣接して設けられ、運搬される加工対象品が通過する陰圧室と、を備え、
加工室は、内部が陽圧に維持されて、内部の気流の制御が行われ、陰圧室は、内部が陰圧
に維持されている。
他の実施の形態に従う方法は、内部の気流が制御され、運搬される加工対象品に対して
加工を施す加工室の内部の気流のかく乱を抑制する方法であって、加工室の内部を陽圧に
維持し、加工室に隣接し、運搬される加工対象品が通過する陰圧室を設け、陰圧室の内部
を陰圧に維持する。
更なる詳細は、後述の実施形態として説明される。
図1は、実施の形態に係る加工装置の正面概略図である。 図2は、実施の形態に係る加工装置の、搬送方向の上流側から見た側面概略図である。 図3は、加工装置に含まれる予熱部の断面概略図である。 図4は、加工装置に含まれる加熱部の平面概略図である。 図5は、加熱部に含まれるノズルの配置及び気流の制御を説明するための図である。 図6は、陰圧部における気流の制御を説明するための図である。 図7は、加工装置に含まれる陰圧部によって生じる気流を説明するための図である。 図8は、送風装置及びウォータージャケットの概略図である。 図9は、ウォータージャケットの構成概略図である。 図10は、ウォータージャケットの構成概略図である。
<1.加工装置及び方法の概要>
(1)本実施の形態に含まれる加工装置は、運搬される加工対象品に対して加工を施す
加工室と、加工室に隣接して設けられ、運搬される加工対象品が通過する陰圧室と、を備
え、加工室は、内部が陽圧に維持されて、内部の気流の制御が行われ、陰圧室は、内部が
陰圧に維持されている。
加工室に隣接して陰圧室を設け、内圧が陰圧に維持されていることによって、加工室の
内圧を陽圧に維持することで加工室から気体が流出しても陰圧室で吸引される。加工室の
内圧を陽圧に維持することにより、加工室内への外気の流入が防がれる。そのため、加工
室における気流のかく乱が抑えられる。その結果、気流を利用した加工室での加工の品質
の低下が抑えられる。
(2)好ましくは、加工室は、第1の加工室と第2の加工室とを含み、第1の加工室と
第2の加工室とは、陰圧室を挟んで運搬の方向の上流側と下流側とに配置される。これに
より、第1の加工室と第2の加工室との陰圧室側の側面から流出した気体が吸引される。
これによっても、第1の加工室と第2の加工室との気流のかく乱が抑えられる。
(3)好ましくは、第1の加工室及び第2の加工室のうちの一方の加工室の内部の気体
は蒸気を含む高温気体であり、他方の内部の気体は蒸気を含まない高温気体である。この
場合も、第1の加工室と第2の加工室との気流のかく乱が抑えられる。
(4)好ましくは、第1の加工室の内部の気体、及び、第2の加工室の内部の気体は、
いずれも蒸気を含まない高温気体である。この場合も、第1の加工室と第2の加工室との
気流のかく乱が抑えられる。
(5)好ましくは、加工室は、内部の気体が蒸気を含む高温気体であって、陰圧室は、
加工室を挟んで運搬される方向の上流側と下流側とに配置される。これにより、加工室の
内圧を陽圧としても、加工室の運搬される方向の上流側と下流側と両側面から流出した蒸
気を含む高温気体が陰圧室によって吸引される。これにより、加工室の気流のかく乱がよ
り抑えられる。
(6)好ましくは、内部の気流の制御は、内部の、加工対象品の運搬経路上の所定位置
において高温気体の渦を発生させる制御を含む。これにより、第1の加工室と第2の加工
室との陰圧室側の側面から流出した気体が吸引される。これによっても、第1の加工室と
第2の加工室との気流のかく乱が抑えられる。
(7)好ましくは、加工室は内部で加工対象品を加熱加工し、加工装置は加工室の運搬
される方向の上流側に配置された予熱室をさらに備え、陰圧室は、加工室と予熱室とに挟
まれた位置に配置されている。これにより、加工室と予熱室との陰圧室側の側面から流出
した気体が吸引される。これによって、加工室と予熱室との気流のかく乱が抑えられる。
(8)本実施の形態に含まれる方法は内部の気流が制御され、運搬される加工対象品に
対して加工を施す加工室の内部の気流のかく乱を抑制する方法であって、加工室の内部を
陽圧に維持し、加工室に隣接して設けられ、運搬される加工対象品が通過する陰圧室の内
部を陰圧に維持する。
加工室に隣接した陰圧室の内圧を陰圧に維持することによって、加工室の内圧を陽圧に
維持することで加工室から気体が流出しても陰圧室で吸引される。加工室の内圧を陽圧に
維持することにより、加工室内への外気の流入が防がれる。そのため、加工室における気
流のかく乱が抑えられる。その結果、気流を利用した加工室での加工の品質の低下が抑え
られる。
<2.加工装置及び方法の例>
本実施の形態に係る加工装置1は、内部の気流を利用して加工対象品である商品9に対
して加工を施す加工装置であって、一例として、加熱により商品9に対して加工を施す加
熱装置である。
図1及び図2を参照して、加工装置1は、予熱部13及び本加熱部14を有し、それら
がコンベヤ12の搬送方向に沿って配置されている。コンベヤ12は図1に示すように2
つのローラ121,122を回転させることによりベルト123の上側の部分が図中のA
からBに向かう矢印方向に移動する。この矢印方向は、載荷された商品9が搬送される方
向であって、この方向を以降の説明では運搬方向とも称する。また、搬送方向のA側を上
流側、B側を下流側とも称する。
商品9には、熱収縮性を有するシュリンクフィルム91が装着されており、その状態の
商品9がベルト123に載荷されることで、商品9は搬送方向に搬送される(図3参照)
予熱部13及び本加熱部14は、いずれも、高温気体をシュリンクフィルム91が装着
された商品9に吹き付けることで熱加工する。予熱部13及び本加熱部14はコンベヤ1
2の搬送路を覆うように設けられている。そのため、予熱部13は予熱室、本加熱部14
は加熱による加工を行う加工室と言える。本加熱部14は、上流側に配置された第1加熱
部14A、及び、下流側に配置された第2加熱部14Bからなる。本加熱部14は、第1
加熱部14A及び第2加熱部14Bを代表させたものである。なお、本加熱部14につい
ては後述する。
第1加熱部14Aでの熱加工に用いる高温気体は、一例として蒸気を含む気体である。
以下の例では、蒸気のみからなる気体、つまり水蒸気とする。予熱部13及び第2加熱部
14Bでの熱加工に用いる高温気体は、一例として、蒸気を含まない気体、つまり、乾燥
気体である。なお、後述のように、予熱部13で用いられる高温気体の温度は、第2加熱
部14Bで用いられる高温気体の温度より低い。また、他の例として、第1加熱部14A
での熱加工に用いる高温気体は乾燥気体であってもよい。つまり、予熱部13及び本加熱
部14は、いずれも、乾燥気体であってもよい。
第1加熱部14Aでの熱加工には水蒸気が用いられるため、第1加熱部14Aの上部に
は、高温の水蒸気を送出するための送風装置40Aが配置されている。なお、第2加熱部
14B送風装置40の上部にも、図1に示されたように送風装置40Bが配置されていて
もよい。送風装置40A,40Bを代表させて送風装置40と称する。送風装置40の詳
細については後述する。なお、送風装置40は取り外し可能で可動式であってよい。第1
加熱部14Aの上方に配置されることは、配置の一例であって、限定するものではない。
また、第1加熱部14Aのコンベヤ12を挟む側面には、水蒸気の送出のためのウォー
タージャケット60が配置されている。図1に示されるように搬送方向の上流を左、下流
を右としたときの手前側の側面を前面、奥側の側面を背面とする。ウォータージャケット
60内の送水管は送風装置40に接続されている。ウォータージャケット60の詳細につ
いては後述する。
また、本加熱部14に隣接して陰圧部15が配置されている。陰圧部15もまたコンベ
ヤ12の搬送路を覆うように設けられており、陰圧室と言える。陰圧部15は、予熱部1
3と第1加熱部14Aとの間に配置された第1陰圧部15A、及び、第1加熱部14Aと
第2加熱部14Bとの間に配置された第2陰圧部15Bからなる。陰圧部15は、第1陰
圧部15Aと第2陰圧部15Bとを代表させたものである。なお、陰圧部15については
後述する。
予熱部13、第1陰圧部15A、第1加熱部14A、第2陰圧部15B、及び、第2加
熱部14Bはこの順に搬送方向に連続して配置されて、各接続部分にはコンベヤ12によ
って搬送される商品9が通過可能な開口が設けられている。そのため、コンベヤ12によ
って搬送される商品9は、これらの内部へとこの順で、開口を通過して導かれる。また、
陰圧部15との接続部分には、上記開口に加えて通気用の開口が設けられている。そのた
め、陰圧部15と隣接する加工部との間で給排気が可能になる。なお、本明細書では、コ
ンベヤ12より下方の構成は省略している。コンベヤ12より下方には、例えば、後述す
る熱風を送風する機構や、その機構を制御する制御装置などが格納される。
詳しくは、コンベヤ12に載荷された商品9は、開口131aから予熱部13内部へと
搬送され、シュリンクフィルム91が収縮を開始する直前の温度になるまで予備的に加熱
される。すなわち、予熱部13により収縮開始温度近傍までシュリンクフィルム91が加
熱される。その後、コンベヤ12により商品9が開口131bから予熱部13外に搬送さ
れる。開口131a及び開口131bを代表させて開口131とも称する。
開口131bから予熱部13外に搬送された商品9は、連続して、開口151aから第
1陰圧部15A内部へと搬送される。そして、第1陰圧部15Aを経て開口151bから
第1陰圧部15A外に搬送される。
開口151bから第1陰圧部15A外に搬送された商品9は、連続して、開口141a
から第1加熱部14A内部へと搬送される。そして、第1加熱部14Aによりさらなる加
熱が行われてシュリンクフィルム91が収縮する。ここでは、水蒸気による熱加工が行わ
れる。これにより、シュリンクフィルム91が商品9の外面に密着し、商品9に添付され
る。その後、コンベヤ12により商品9が開口141bから第1加熱部14A外に搬送さ
れる。
開口141bから第1加熱部14A外に搬送された商品9は、連続して、開口151c
から第2陰圧部15B内部へと搬送される。そして、第2陰圧部15Bを経て開口151
dから第2陰圧部15B外に搬送される。なお、開口151a〜151dを代表させて開
口151とも称する。
開口151dから第2陰圧部15B外に搬送された商品9は、連続して、開口141c
から第2加熱部14B内部へと搬送される。そして、第2加熱部14Bによりさらなる加
熱が行われる。これにより、シュリンクフィルム91が商品9の外面にむらなく密着する
とともに、第1加熱部14Aでの水蒸気による熱加工によって付着した水分が除去され、
乾燥する。その後、コンベヤ12により商品9が開口141dから第2加熱部14B外に
搬送され、下流の装置に向けて搬出される。
図3を参照して、予熱部13のカバー21内には、搬送方向に延びるコンベヤ12を挟
んで対をなす送風部22が配置されている。商品9は、2つの送風部22の間をコンベヤ
12によって搬送される。
送風部22の上部には供給管134が接続され、図示しないヒータによって加熱された
高温気体が供給管134を介して送風部22内へと供給される。送風部22のコンベヤ1
2に向く側の面には複数の開口が形成された開口板221が取り付けられている。送風部
22内へ供給された高温気体は開口板221の開口から商品9に向けて送出される。その
ため、商品9に高温気体が吹き付けられる。
これにより、商品9に装着されたシュリンクフィルム91が高温気体によって加熱され
る。なお、ここでの高温気体の温度はシュリンクフィルム91が収縮を開始する直前の温
度程度である。そのため、予熱部13を通過する商品9のシュリンクフィルムは予備的に
加熱されるようになる。
図4を参照して、第1加熱部14Aには、送風装置40Aから2つの配管33が延びて
いる。各配管33は、コンベヤ12を挟むように2つの経路に分離し、カバー31を貫通
して第1加熱部14A内部に延びている。第1加熱部14A内部には4つのノズル34が
配置され、それぞれ、2つの配管33それぞれの分離した先端に接続されている。送風装
置40Aから送出された高温の水蒸気は、配管33を介して4つのノズル34へ供給され
、ノズル34から送出される。
コンベヤ12上の所定位置が加熱位置Tと設定されており、加熱位置Tに高さ方向の仮
想的な軸(以下、基準軸)8を想定すると、4つのノズル34は基準軸8の周囲を囲むよ
うに等間隔(基準軸8の周方向に対して等間隔)に配置されている。これにより、コンベ
ヤ12によって開口141aから搬入されてきた商品9が加熱位置Tまで搬送されると、
4つのノズル34から水蒸気が吹き付けられ、効率よくシュリンクフィルム91が加熱さ
れる。
図5を参照して、各ノズル34は加熱位置Tに位置する商品9の中央に向けて高温気体
を送出するのではなく、商品9の中央、つまり、基準軸8に向かう方向から、同一方向に
角度θだけ傾いた方向に向けて高温気体を送出する。これにより、4つのノズル34から
送出された高温気体の気流F1は互いに干渉し合いながら渦を形成する。そのため、高温
気体が商品9に装着されたシュリンクフィルム91の表面に沿って流れる。その結果、シ
ュリンクフィルム91の表面全体が一様に速やかに加熱され、皺や偏った収縮の発生が防
止される。
なお、図5は、第1加熱部14Aの構成を示しているが、第2加熱部14Bも概ね同じ
構成である。この例では、第1加熱部14Aでは水蒸気による熱加工を行うために第1加
熱部14Aに、水蒸気を送出するための送風装置40A及びウォータージャケット60が
配置されている。第2加熱部14Bも同様であってよい。
又は、第2加熱部14Bは、水蒸気を含まない乾燥した熱風により熱加工を行う装置で
あってよい。その場合、第2加熱部14Bは、図1に示された送風装置40Bなどを含ま
ない。第2加熱部14Bには、図示しない送風装置から高温気体が配管33を介して4つ
のノズル34へ供給され、ノズル34から送出される。これにより、第1加熱部14Aと
同様に、加熱位置Tまで搬送された商品9に対して高温気体が吹き付けられ、効率よくシ
ュリンクフィルム91が加熱される。また、第1加熱部14Aでの水蒸気による熱加工に
よって残留した水分が除去される。
図3を参照して、予熱部13のカバー21の第1陰圧部15Aと接する側面には、開口
131bに加えて開口133が設けられている。また、図6を参照して、陰圧部15のカ
バー51の搬送方向に向く側面の、予熱部13の開口133と一致する位置に開口153
が設けられている。これにより、予熱部13は第1陰圧部15Aと通気可能となっている
第1加熱部14Aの第1陰圧部15Aと接する側面には、図4に示されたように、開口
141aに加えて開口143が設けられている。また、図6を参照して、陰圧部15のカ
バー51の搬送方向に向く側面の、第1加熱部14Aの開口143と一致する位置に開口
153が設けられている。これにより、第1加熱部14Aは第1陰圧部15Aと通気可能
となっている。
第1加熱部14Aの第2陰圧部15Bと接する側面には、図4に示されたように、開口
141bに加えて開口143が設けられている。また、図6を参照して、陰圧部15のカ
バー51の搬送方向に向く側面の、第1加熱部14Aの開口143と一致する位置に開口
153が設けられている。これにより、第1加熱部14Aは第2陰圧部15Bとも通気可
能となっている。
第2加熱部14Bの第2陰圧部15Bと接する側面には、図4に示されたように、開口
141aに加えて開口143が設けられている。また、図6を参照して、陰圧部15のカ
バー51の搬送方向に向く側面の、第2加熱部14Bの開口143と一致する位置に開口
153が設けられている。これにより、第2加熱部14Bは第2陰圧部15Bと通気可能
となっている。
以上の構成により、予熱部13、第1陰圧部15A、第1加熱部14A、第2陰圧部1
5B、及び、第2加熱部14Bの間には図7に示されたような気体の流れが生じる。すな
わち、図7を参照して、予熱部13の内圧P3は陽圧に制御されている。一方、第1陰圧
部15Aの内圧P5aは陰圧に制御されている。このため、予熱部13からの開口133
及び開口153を経て第1陰圧部15Aに向かう気流F3が生じる。つまり、予熱部13
内の高温気体は、開口133及び開口153を経て第1陰圧部15A内部に吸引される。
これにより、予熱部13内には高温気体を充満させることができ、かつ、外部から予熱
部13内部への外気の流入が防がれる。その結果、予熱部13でコンベヤ12によって搬
送される商品9に対して高温気体を吹き付ける気流F2は、かく乱が抑えられる。
また、第1加熱部14Aの内圧P4aは陽圧に制御されている。一方、第1陰圧部15
Aの内圧P5a及び第2陰圧部15Bの内圧P5bは、いずれも陰圧に制御されている。
このため、第1加熱部14Aから開口143及び開口153を経て第1陰圧部15Aに向
かう気流F3、及び、第1加熱部14Aから開口143及び開口153を経て第2陰圧部
15Bに向かう気流F4が生じる。つまり、第1加熱部14A内の水蒸気は開口143及
び開口153を経て第1陰圧部15A内部及び第2陰圧部15B内部に吸引される。
これにより、第1加熱部14Aには高温の水蒸気を充満させることができ、かつ、外部
から第1加熱部14A内部への外気の流入が防がれる。その結果、第1加熱部14A内の
渦状の気流F1は、かく乱が抑えられる。
また、第2加熱部14Bの内圧P4bは陽圧に制御されている。一方、第2陰圧部15
Bの内圧P5bは陰圧に制御されている。このため、第2加熱部14Bから開口143及
び開口153を経て第2陰圧部15Bに向かう気流F4が生じる。つまり、第2加熱部1
4B内の高温気体は開口143及び開口153を経て第2陰圧部15B内部に吸引される
これにより、第2加熱部14Bには高温気体を充満させることができ、かつ、外部から
第2加熱部14B内部への外気の流入が防がれる。その結果、第2加熱部14B内の渦状
の気流F1は、かく乱が抑えられる。
特に、加熱部14は、渦状に高温気体が商品9に吹き付けられるように気流F1が制御
されている。そのため、加熱部14に外気が流入すると気流F1がかく乱され、目標の品
質の熱加工が達成されないおそれもある。この点、少なくとも一方に隣接して陰圧部15
を設け、内圧P5を陰圧にすることによって、加熱部14の内圧P4を陽圧に維持するこ
とができる。内圧P4を陽圧に維持することによって加熱部14から気体が流出しても陰
圧部15で吸引されるためである。なお、内圧P5は、内圧P5a及び内圧P5bを代表
させたもの、内圧P4は、内圧P4a及び内圧P4bを代表させたものを指す。これによ
り、加熱部14内への外気の流入が防がれ、気流F1のかく乱が抑えられる。その結果、
熱加工の品質の低下を抑えることができる。
なお、図1の例では、陰圧部15として第1陰圧部15Aと第2陰圧部15Bとの2つ
が配置されている。しかしながら、陰圧部15は1つであってもよいし、3つ以上であっ
てもよい。
例えば、第1陰圧部15Aのみ設けられる場合、予熱部13及び第1加熱部14Aそれ
ぞれの第1陰圧部15A側の側面から流出した気体が吸引される。これによっても、予熱
部13及び第1加熱部14Aへの外気の流入が抑えられ、内部の気流のかく乱が抑えられ
る。また、第2陰圧部15Bのみ設けられる場合、第1加熱部14A及び第2加熱部14
Bそれぞれの第2陰圧部15B側の側面から流出した気体が吸引される。これによっても
、第1加熱部14A及び第2加熱部14Bへの外気の流入が抑えられ、内部の気流のかく
乱が抑えられる。
水蒸気を利用して熱加工する第1加熱部14Aには、高温の水蒸気を送出するための構
成として、一例として、図1に示されたように、送風装置40A及びウォータージャケッ
ト60が取り付けられている。
詳しくは、図8を参照して、送風装置40Aは、貯水用のタンク41と、ボイラー42
と、水蒸気を冷却して水を取り出す冷却器43と、を含む。なお、送風装置40Aは、タ
ンク41とボイラー42と冷却器43とのすべてを含まなくてもよく、少なくとも1つが
外部の設備に接続して利用するものであってもよい。
タンク41には、外部から水が供給されるとともに(ステップS1)、冷却器43での
冷却によって得られた水も戻される(ステップS9)。タンク41の水はウォータージャ
ケット60に供給され(ステップS2)、ウォータージャケット60内で循環する(ステ
ップS3)。
詳しくは、ウォータージャケット60は、図9及び図10に示されるように、第1加熱
部14Aのカバー31の前面の内側に接して設けられ、配管61を設置する前面ジャケッ
ト60F、及び、カバー31の背面の内側に接して設けられ、配管62を設置する背面ジ
ャケット60Bを有する。配管61と配管62とは上部に渡された配管63によって接続
されている。なお、ウォータージャケット60の設置は、第1加熱部14Aのカバー31
の前面の内側面のみに限定されない。第1加熱部14Aに替えて、又は、加えて、第2加
熱部14Bのカバー31に設置されてもよい。また、必ずしもカバー31の内面に接して
いなくてもよく、内面から離隔してカバー31の内側に配置されてもよい。
ステップS3の循環は、タンク41から背面ジャケット60Bの配管62に供給され(
ステップS31)、配管62内を移動し(ステップS32)、配管63を経て前面ジャケ
ット60Fの配管61に移動する(ステップS33)。そして、配管61内を移動し(ス
テップS34)、ボイラー42に供給される(ステップS4)。
第1加熱部14Aは熱加工を行うため、カバー31内側面の温度が上昇している。ステ
ップS3でカバー31内側面に接したウォータージャケット60に設けられた配管61,
62,63を移動することで、内部の水は加熱され、水温が上昇した状態でボイラー42
に戻される(ステップS4)。これにより、ウォータージャケット60を経ない場合より
もボイラー42に供給される水の温度が高温となり、ボイラー42での加熱温度が抑えら
れる。その結果、加熱時間を短くできるとともに省エネルギーも実現される。また逆に、
第1加熱部14Aのカバー31内側面の温度がウォータージャケット60の配管61,6
2,63を移動する水によって下げられる。その結果、第1加熱部14Aの温度上昇が緩
和される。
ボイラー42で加熱されることによって水が水蒸気となり(ステップS5)、第1加熱
部14Aに供給される(ステップS6)。第1加熱部14Aは、ボイラー42から供給さ
れた水蒸気を用いて熱加工する。
第1加熱部14Aで熱加工に用いられた水蒸気、つまり、ノズル34から商品9に吹き
付けられた水蒸気は図示しない吸引装置によって回収され、冷却器43に供給される(ス
テップS8)。これにより、水蒸気の外部排気が抑えられ、加工装置1の設置環境を向上
させることができる。なお、吸引装置は、第1加熱部14A内に設置される。また、吸引
装置は、さらに陰圧部15に設置されていてもよい。これにより、水蒸気の回収効率を高
めることができる。
回収された水蒸気は、冷却器43で冷却されることによって水となり(ステップS8)
、タンク41に供給される(ステップS9)。その後、ステップS2からの流れが繰り返
される。これにより、水が再利用される。
<3.付記>
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。例えば
、他の局面として、本実施の形態に含まれる加工装置は次のような熱加工装置であっても
よい。すなわち、本実施の形態に含まれる熱加工装置は、水蒸気を含む気体によって加工
対象商品に熱加工を施す熱加工装置であって、ボイラーに供給する水の通過する配管を熱
加工装置から放出される熱に接する位置に配置するためのウォータージャケットを有し、
配管を通過した水がボイラーによって加熱されることで得られた水蒸気が熱加工装置に供
給される。
好ましくは、熱加工に用いられ、熱加工装置内で回収された水蒸気を含む気体を冷却す
る冷却器をさらに備え、冷却器で冷却することによって得られた水が配管に供給される。
1 :加工装置
8 :基準軸
9 :商品
12 :コンベヤ
13 :予熱部
14 :加熱部
14A :第1加熱部
14B :第2加熱部
15 :陰圧部
15A :第1陰圧部
15B :第2陰圧部
21 :カバー
22 :送風部
31 :カバー
33 :配管
34 :ノズル
40 :送風装置
40A :送風装置
40B :送風装置
41 :タンク
42 :ボイラー
43 :冷却器
51 :カバー
60 :ウォータージャケット
60B :背面ジャケット
60F :前面ジャケット
61 :配管
62 :配管
63 :配管
91 :シュリンクフィルム
121 :ローラ
122 :ローラ
123 :ベルト
131 :開口
131a :開口
131b :開口
133 :開口
134 :供給管
141a :開口
141b :開口
141c :開口
141d :開口
143 :開口
151 :開口
151a :開口
151b :開口
151c :開口
151d :開口
153 :開口
221 :開口板
F1 :気流
F2 :気流
F3 :気流
F4 :気流
P3 :内圧
P4 :内圧
P4a :内圧
P4b :内圧
P5 :内圧
P5a :内圧
P5b :内圧
T :加熱位置
θ :角度

Claims (8)

  1. 運搬される加工対象品に対して加工を施す加工室と、
    前記加工室に隣接して設けられ、前記運搬される加工対象品が通過する陰圧室と、を備
    え、
    前記加工室は、内部が陽圧に維持されて、内部の気流の制御が行われ、
    前記陰圧室は、内部が陰圧に維持されている
    加工装置。
  2. 前記加工室は、第1の加工室と第2の加工室とを含み、
    前記第1の加工室と前記第2の加工室とは、前記陰圧室を挟んで前記運搬の方向の上流
    側と下流側とに配置される
    請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記第1の加工室及び前記第2の加工室のうちの一方の加工室の内部の気体は蒸気を含
    む高温気体であり、
    他方の内部の気体は蒸気を含まない高温気体である
    請求項1又は2に記載の加工装置。
  4. 前記第1の加工室の内部の気体、及び、前記第2の加工室の内部の気体は、いずれも蒸
    気を含まない高温気体である
    請求項1又は2に記載の加工装置。
  5. 前記加工室は、内部の気体が蒸気を含む高温気体であって、
    前記陰圧室は、前記加工室を挟んで前記運搬される方向の上流側と下流側とに配置され

    請求項1に記載の加工装置。
  6. 前記内部の気流の制御は、内部の、前記加工対象品の運搬経路上の所定位置において前
    記高温気体の渦を発生させる制御を含む
    請求項3〜5のいずれか一項に記載の加工装置。
  7. 前記加工室は内部で前記加工対象品を加熱加工し、
    前記加工室の前記運搬される方向の上流側に配置された予熱室をさらに備え、
    前記陰圧室は、前記加工室と前記予熱室とに挟まれた位置に配置されている
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の加工装置。
  8. 内部の気流が制御され、運搬される加工対象品に対して加工を施す加工室の前記内部の
    気流のかく乱を抑制する方法であって、
    前記加工室の内部を陽圧に維持し、
    前記加工室に隣接して設けられ、前記運搬される加工対象品が通過する陰圧室の内部を
    陰圧に維持する
    方法。
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