JP2021058145A - フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タピオカパールが相互に粘着しにくく、大量生産することが可能なフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法を提供すること。【解決手段】粒状の生のタピオカを食用に適するまで加熱して煮るステップ31と、煮るステップ31で煮たタピオカを流水で洗い流し、表面の粘液を取り除く洗うステップ32と、洗うステップ32で洗い流したタピオカを水液の中に浸す静置するステップ33と、静置するステップ33で水液に浸したタピオカを冷却処理する冷却するステップ34と、冷却するステップ34で冷却処理したタピオカに急速冷凍装置4を用いて急速冷凍処理を施す急速冷凍するステップ35と、急速冷凍するステップ35で急速冷凍したタピオカを叩き、タピオカを分離させて、互いに粘着しないようにする叩くステップ36を含む。【選択図】図1
Description
本発明は、フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法に関する。
タピオカは単独で食べられるほか、各種の甘いデザート、冷たいデザート、飲物などに組み合わせられ、なくてはならない食材の一つとなっている。
タピオカは、通常、タピオカ粉と水を混ぜ合わせ、こねて、篩い分けし乾かして粒状の生のタピオカを作る。
食べるときは、水煮して、蒸して、表面の粘液を洗い流し、水切りをし、冷却する等のプロセスを経て、最後に果糖や蜂蜜等で味を整え、かき混ぜてから食べる。その口あたりは滑らかで、噛み応えがあり、お腹がいっぱいになり、全体的に風味を添えることができるため、多くの消費者からの好評を得ている。また、タピオカの形、サイズ、色は必要に応じて変化を加えられ、様々な楽しみ方をもたらすものである。
タピオカは、通常、タピオカ粉と水を混ぜ合わせ、こねて、篩い分けし乾かして粒状の生のタピオカを作る。
食べるときは、水煮して、蒸して、表面の粘液を洗い流し、水切りをし、冷却する等のプロセスを経て、最後に果糖や蜂蜜等で味を整え、かき混ぜてから食べる。その口あたりは滑らかで、噛み応えがあり、お腹がいっぱいになり、全体的に風味を添えることができるため、多くの消費者からの好評を得ている。また、タピオカの形、サイズ、色は必要に応じて変化を加えられ、様々な楽しみ方をもたらすものである。
調理ずみのタピオカの口あたりと品質は、放置時間が長くなればなるほど落ちてくる。冷蔵庫に入れて保存期間を延期させようとすれば、劣化して固くなり、元々の口当たりを壊すことにもなる。それ故に、一般的には、食べる前にタピオカをもう一度煮るのがよく、こうすることで最良の口当たりと品質を保たせている。
しかしながら、タピオカの製作とその過程は繁雑で手間がかかり、煮る時間、温度、個人のやり方等が異なると、完成したタピオカの品質が不安定となる問題が発生しやすく、一般の人たちが自分でタピオカを作ろうという気持ちを大きく左右する結果を招いている。また、もしメーカー製造のタピオカを長期的に購入するならば、費用がかかるほか、お店の営業時間及び地点に影響されるため、いつでもどこでも食べることは難しい。
したがって、従来、業者は冷凍を通して、調理し終わったタピオカを乾燥させ、水分を取り除く等の加工処理を行い、製造したタピオカが長時間冷蔵しても固くならず、食用時に熱湯をかけて解凍するだけで使えるようにしている。
したがって、従来、業者は冷凍を通して、調理し終わったタピオカを乾燥させ、水分を取り除く等の加工処理を行い、製造したタピオカが長時間冷蔵しても固くならず、食用時に熱湯をかけて解凍するだけで使えるようにしている。
しかしながら、上記従来の冷凍乾燥させたタピオカを実際に使用してみて分かったことは、タピオカは主にデンプンによって作られており、一定の粘性を有しているため、互いに粘着してしまう問題が起きやすい。しかも、冷凍乾燥の過程においては、表面に水分があり、冷凍過程中に相互が粘着してしまうため、後続ステップでの加熱解凍の困難性を高め、食用時に不便がある。したがって、冷凍によってタピオカの保存期間を延長するのと同時に口あたりを持続させ、加工製造過程において相互に粘着しないようにすることが実際には業者の努力目標となっている。
本発明が解決しようとする課題は、タピオカパールが相互に粘着しにくく、大量生産することが可能なフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法を提供することにある。
本発明が解決しようとする課題は、タピオカパールが相互に粘着しにくく、大量生産することが可能なフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法を提供することにある。
本発明のフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法は、煮る、洗う、静置する、冷却する、急速冷凍する、叩くというステップを含み、前記煮るステップは、複数のまだ煮ていない粒状の生のタピオカを準備し、前記生のタピオカを食用に適するまで加熱して煮るステップであり、前記洗うステップは、前記煮るステップで煮終わったタピオカを流水で洗い流し、表面の粘液を取り除くステップであり、前記静置するステップは、前記洗うステップで洗い流したタピオカを水液の中に浸すステップであり、前記冷却するステップは、前記静置するステップで水液に浸して静置したタピオカを冷却処理するステップであり、前記急速冷凍するステップでは、前記冷却するステップで冷却処理したタピオカに急速冷凍装置を用いて急速冷凍処理を施すステップであり、前記叩くステップは、前記急速冷凍するステップで急速冷凍したタピオカを叩き、タピオカを分離させて、互いに粘着しないようにするステップである。
前記急速冷凍装置内には低温の窒素ガスまたは液体窒素を充填し、前記急速冷凍装置の低温の窒素ガスまたは液体窒素によって冷却処理したタピオカを急速に冷凍してもよい。
前記急速冷凍するステップでは、冷却処理したタピオカに急速の風を送るための急速風力機を用いることが望ましい。
前記急速冷凍するステップでは、冷却処理したタピオカに急速の風を送るための急速風力機を用いることが望ましい。
本発明によれば、タピオカパールを冷凍することにより、保存期間を延長するとともに口あたりの劣化を防ぎ、しかも、製造工程においてタピオカパールを分離させ、互いに粘着してしまうのを防ぎ、これにより、解凍処理を容易にし、大量生産を可能とする。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示す通り、本発明の実施形態におけるフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法3は、煮るステップ31、洗うステップ32、静置するステップ33、冷却するステップ34、急速冷凍するステップ35、叩くステップ36を含む。
図1に示す通り、本発明の実施形態におけるフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法3は、煮るステップ31、洗うステップ32、静置するステップ33、冷却するステップ34、急速冷凍するステップ35、叩くステップ36を含む。
煮るステップ31においては、複数のまだ煮ていない粒状の生のタピオカを準備する(図示せず)。生のタピオカは、デンプン、水、及び食用色素を混合して作る。生のタピオカは、沸騰した水を用いて加熱し、食用に適するまで煮る(図示せず)。
洗うステップ32においては、煮るステップ31で煮終わったタピオカを流水で洗い流し、表面の粘液を取り除く。
洗うステップ32においては、煮るステップ31で煮終わったタピオカを流水で洗い流し、表面の粘液を取り除く。
さらに、静置するステップ33においては、前の段階で洗い流したタピオカを水液の中に浸す。タピオカを浸す水液には糖分、蜂蜜、果糖等を予め加えてもよく、糖分を含んだ水液に浸していたタピオカは糖分を吸収して甘さを備えたものとなる。
続いて、冷却するステップ34においては、静置するステップ33で水液に浸して静置したタピオカをさらに冷たい水に入れる等により冷却処理する。また、タピオカをさらに冷たい水に入れるとタピオカに弾性が生じ、それと同時にそれぞれがくっついてしまう粘着度を下げることができる。
続いて、冷却するステップ34においては、静置するステップ33で水液に浸して静置したタピオカをさらに冷たい水に入れる等により冷却処理する。また、タピオカをさらに冷たい水に入れるとタピオカに弾性が生じ、それと同時にそれぞれがくっついてしまう粘着度を下げることができる。
急速冷凍ステップ35においては、急速冷凍装置4、及び急速風力機5を用いる。
冷却するステップ34で冷却したタピオカを急速冷凍装置4に入れると、その装置が低温であるため、急速冷凍が施される。また、急速冷凍装置4内に0℃より低温の窒素ガスまたは液体窒素を充填してもよく、急速冷凍装置4は低温の窒素ガスまたは液体窒素を用いてタピオカに急速冷凍処理を施し、窒素に触れたタピオカは瞬時に冷凍されるため、冷凍速度を向上させるものである。
また、急速風力機5によって風が吹きつけられたタピオカは、互いに分離する。
冷却するステップ34で冷却したタピオカを急速冷凍装置4に入れると、その装置が低温であるため、急速冷凍が施される。また、急速冷凍装置4内に0℃より低温の窒素ガスまたは液体窒素を充填してもよく、急速冷凍装置4は低温の窒素ガスまたは液体窒素を用いてタピオカに急速冷凍処理を施し、窒素に触れたタピオカは瞬時に冷凍されるため、冷凍速度を向上させるものである。
また、急速風力機5によって風が吹きつけられたタピオカは、互いに分離する。
最後に、叩くステップ36においては、急速冷凍ステップ35で急速冷凍したタピオカに叩く処理を施して、タピオカが互いに粘着するのを防ぐ。こうすることで、タピオカ自体にある粘着性や水分による粘着を効果的に防ぐことができる。
しかも、フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法3によって作られたタピオカは、冷蔵または冷凍で保存でき、保存期限をさらに効果的に延長でき、タピオカの口当たりを保たせて、大量生産を行う目的を実現するものである。
しかも、フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法3によって作られたタピオカは、冷蔵または冷凍で保存でき、保存期限をさらに効果的に延長でき、タピオカの口当たりを保たせて、大量生産を行う目的を実現するものである。
叩くステップ36を施した後のタピオカは、小分け処理を施す。すなわち、営業用または個人の使用に応じて異なる容量の袋に分けて詰める。
完成したタピオカを食べる場合、使用者は包装をはさみで切って開くだけでよく、冷凍したタピオカを直接、熱い飲み物に入れて均等になるようによくかき混ぜると、タピオカを迅速に解凍して食することができる。また、使用者は、タピオカを容器に盛ってから、加熱、解凍を施して、甘いデザートや冷たいデザートに組み合わせて食べることもでき、食べ方に多くの変化をもたらし、利便性を高めるものである。
完成したタピオカを食べる場合、使用者は包装をはさみで切って開くだけでよく、冷凍したタピオカを直接、熱い飲み物に入れて均等になるようによくかき混ぜると、タピオカを迅速に解凍して食することができる。また、使用者は、タピオカを容器に盛ってから、加熱、解凍を施して、甘いデザートや冷たいデザートに組み合わせて食べることもでき、食べ方に多くの変化をもたらし、利便性を高めるものである。
以上を総合すると、本発明のフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法には、煮る、洗う、静置する、冷却する、急速冷凍する、及び叩くというステップを設ける。生のタピオカを、食べるのに適するまで煮て、水液を用いて煮終わったタピオカ表面の粘液を洗い流し、続いてそのタピオカを水液に入れて静置し、さらに冷却した後、急速冷凍装置をつかって急速冷凍し、最後にそれを叩く。
前述した本発明の実施形態は、本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない変化や修飾はすべて、本発明の権利範囲に含まれる。
3 フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法
31 煮るステップ
32 洗うステップ
33 静置するステップ
34 冷却するステップ
35 急速冷凍するステップ
36 叩くステップ
4 急速冷凍装置
5 急速風力機
31 煮るステップ
32 洗うステップ
33 静置するステップ
34 冷却するステップ
35 急速冷凍するステップ
36 叩くステップ
4 急速冷凍装置
5 急速風力機
Claims (3)
- フローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法であって、
煮る、洗う、静置する、冷却する、急速冷凍する、叩くというステップを含み、
前記煮るステップは、複数のまだ煮ていない粒状の生のタピオカを準備し、前記生のタピオカを食用に適するまで加熱して煮るステップであり、
前記洗うステップは、前記煮るステップで煮終わったタピオカを流水で洗い流し、表面の粘液を取り除くステップであり、
前記静置するステップは、前記洗うステップで洗い流したタピオカを水液の中に浸すステップであり、
前記冷却するステップは、前記静置するステップで水液に浸して静置したタピオカを冷却処理するステップであり、
前記急速冷凍するステップでは、前記冷却するステップで冷却処理したタピオカに急速冷凍装置を用いて急速冷凍処理を施すステップであり、
前記叩くステップは、前記急速冷凍するステップで急速冷凍したタピオカを叩き、タピオカを分離させて、互いに粘着しないようにするステップであることを特徴とするフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法。 - 前記急速冷凍装置内には低温の窒素ガスまたは液体窒素を充填し、前記急速冷凍装置の低温の窒素ガスまたは液体窒素によって冷却処理したタピオカを急速に冷凍することを特徴とする請求項1に記載のフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法。
- 前記急速冷凍するステップでは、冷却処理したタピオカに急速の風を送るための急速風力機を用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフローズン・インスタント・タピオカパールの製造方法。
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JP3191065U (ja) * | 2013-11-08 | 2014-06-05 | 豐誠冷凍食品有限公司 | 冷凍タピオカパールの製造設備 |
JP2014217370A (ja) * | 2013-05-09 | 2014-11-20 | フォン チョン ロン トン シー ピン ユー シエン コン スー | 冷凍タピオカパールの製造方法 |
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