JP2021055806A5 - 制振構造体、制振構造体の製造方法、ロボット、ハンド - Google Patents

Description

本発明の第１の態様は、立体格子構造と、前記立体格子構造と連結された壁に囲まれた空間と、を有し、前記空間の内部に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種の制振材が配置されている、ことを特徴とする制振構造体である。

また、本発明の第２の態様は、内部に空間を有する部材で構成された立体格子構造を有し、前記空間が互いに連結し、前記空間の内部に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種の制振材が配置されている、ことを特徴とする制振構造体である。

また、本発明の第３の態様は、制振構造体の製造方法であって、原料粉末からなる粉末層を形成する工程と、前記粉末層にレーザを照射する工程と、を有し、立体格子構造と、前記立体格子構造と連結しており穴を有する壁で囲まれた空間と、を一体として製造する工程と、前記穴から制振材を注入する工程と、を有する、ことを特徴とする制振構造体の製造方法である。

また、本発明の第４の態様は、制振構造体の製造方法であって、原料粉末からなる粉末層を形成する工程と、前記粉末層にレーザを照射する工程と、を有し、内部に空間を有し、前記空間が互いに連結する部材で構成された立体格子構造を一体として製造する工程と、前記空間に制振材を注入する工程と、を有する、ことを特徴とする制振構造体の製造方法である。

Claims (10)

1. 立体格子構造と、
   前記立体格子構造と連結された壁に囲まれた空間と、を有し、
   前記空間の内部に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種の制振材が配置されている、
   ことを特徴とする制振構造体。
2. 前記空間が、前記立体格子構造の一部を囲む、
   ことを特徴とする請求項１に記載の制振構造体。
3. 前記空間が、前記立体格子構造を構成する部材の間に設けられている、
   ことを特徴とする請求項１に記載の制振構造体。
4. 内部に空間を有する部材で構成された立体格子構造を有し、
   前記空間が互いに連結し、
   前記空間の内部に、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種の制振材が配置されている、
   ことを特徴とする制振構造体。
5. 関節部と前記関節部と接続するリンク部とを備えるロボットであって、
   前記リンク部が、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の制振構造体を含む、
   ことを特徴とするロボット。
6. 指と指駆動機構とを備え、ロボットに設置されるハンドあって、
   前記指駆動機構が、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の制振構造体を含む、
   ことを特徴とするハンド。
7. 制振構造体の製造方法であって、
   原料粉末からなる粉末層を形成する工程と、
   前記粉末層にレーザを照射する工程と、
   を有し、
   立体格子構造と、前記立体格子構造と連結しており穴を有する壁で囲まれた空間と、を一体として製造する工程と、
   前記穴から制振材を注入する工程と、を有する、
   ことを特徴とする制振構造体の製造方法。
8. 前記制振材が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種である、
   ことを特徴とする請求項７に記載の制振構造体の製造方法。
9. 制振構造体の製造方法であって、
   原料粉末からなる粉末層を形成する工程と、
   前記粉末層にレーザを照射する工程と、
   を有し、
   内部に空間を有し、前記空間が互いに連結する部材で構成された立体格子構造を一体として製造する工程と、
   前記空間に制振材を注入する工程と、を有する、
   ことを特徴とする制振構造体の製造方法。
10. 前記制振材が、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ゴム、エラストマーおよびアスファルトからなる群より選択されるいずれか１種であることを特徴とする請求項９に記載の制振構造体の製造方法。