JP2021055398A - 継手材及び杭の継手構造 - Google Patents

継手材及び杭の継手構造 Download PDF

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豊 久保
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【課題】中空の上杭と下杭とを容易に接続させることができるうえに、杭軸方向の荷重伝達性能に優れた継手材を提供する。【解決手段】中空の上杭と下杭とを接続させるための継手材1である。そして、上杭の内空に挿入される上半部2と、下杭の内空に挿入される下半部3と、上半部と下半部との間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部4とを備えている。また、上半部及び下半部は四角筒状に形成されるとともに、フランジ部は四角筒状の各側面から各辺部43,・・・が張り出された構成となる。さらに、上半部及び下半部の側面には、杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴21,22,31,32が形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、中空の上杭と下杭とを接続させるための継手材及びそれを用いた杭の継手構造に関するものである。
鋼管杭などの既製杭を地盤に打設することで杭基礎を構築する場合、特許文献1に開示されているように、単位長さに形成された鋼管などを必要な杭長になるまで順次、連結しながら打ち込んでいくことになる。
特許文献1には、下杭の上端に設けられた受け部に対して、上杭の下端に設けられた挿し込み部を挿入して、ボルトを杭軸直交方向に通すことで連結を行う杭継手構造が開示されている。
さらに、特許文献1の杭継手構造では、受け部の内径面が六角形断面となる雌形伝達部が形成されるとともに、挿し込み部にも六角形断面の外径面となる雄形伝達部が形成されている。要するに、雌形伝達部に雄形伝達部を係合させることで、杭打設時の回転トルクの伝達が効率的に行われるようにしている。
特開2011−32783号公報
しかしながら、このような雌形伝達部を備えた受け部や雄形伝達部を備えた挿し込み部は、金属の切削加工によって形成しなければならないため、製作に手間がかかる。また、回転トルクの伝達が効率的に行われるようにするためには、精度の高い切削加工が必要になり、コストが増加する原因になる。また、杭の打設現場において、下杭の受け部への上杭の挿し込み部の挿入がスムーズにいかないこともあり、施工が長引く原因にもなる。
そこで、本発明は、中空の上杭と下杭とを容易に接続させることができるうえに、杭軸方向の荷重伝達性能に優れた継手材及び杭の継手構造を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の継手材は、中空の上杭と下杭とを接続させるための継手材であって、前記上杭の内空に挿入される上半部と、前記下杭の内空に挿入される下半部と、前記上半部と前記下半部との間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部とを備えていることを特徴とする。
ここで、前記上半部及び下半部は四角筒状に形成されるとともに、前記フランジ部は前記四角筒状の各側面から張り出される構成とすることができる。また、前記上半部及び下半部は円筒形状に形成される構成であってもよい。
さらに、前記上半部及び下半部の側面には、前記杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴が形成されている構成とすることができる。そして、前記上半部、フランジ部及び下半部は連続した一枚の鋼板によって形成することができる。
また、杭の継手構造の発明は、上記いずれかに記載の継手材を用いた杭の継手構造であって、前記上杭の下部に前記上半部が挿入されるとともに前記下杭の上部に前記下半部が挿入され、前記上杭の下端面が前記フランジ部の上面に接触しているとともに前記下杭の上端面が前記フランジ部の下面に接触していることを特徴とする。
このように構成された本発明の継手材及び杭の継手構造は、上杭の内空に挿入される上半部と、下杭の内空に挿入される下半部と、それらの間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部とを備えている。
このため、中空の上杭と下杭とにそれぞれ上半部と下半部とを挿入するだけで、両者を容易に接続させることができる。また、上杭の下端面はフランジ部の上面に接触し、下杭の上端面はフランジ部の下面に接触することになるので、フランジ部を介して上杭と下杭との間で確実に杭軸方向の荷重を伝達させることができる。
また、上半部及び下半部が四角筒状に形成されてフランジ部が各側面から張り出される構成であれば、連結材が無くても回転力に抵抗させることができる。一方、円筒形の鋼管杭用に円筒形状の継手材にすることもできる。
さらに、上半部及び下半部の側面に杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴が穿孔されていれば、連結材をそれぞれに挿入することで、上杭と下杭とが離隔する方向の力や回転力に対しても抵抗させることができるようになる。
そして、このようなフランジ部は、一枚の鋼板の中央をプレスによって変形させることで容易に製作することができる。
本実施の形態の継手材の構成を説明する斜視図である。 本実施の形態の杭の継手構造を説明する断面図である。 継手材を上から見た平面図である。 実施例1の杭の継手構造を説明する斜視図である。 実施例1の別の形態の杭の継手構造を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、本実施の形態の継手材1及び杭の継手構造10を説明するための斜視図と断面図である。
本実施の形態の杭の継手構造10が設けられる杭は、四角筒状の角形鋼管によって形成される鋼管杭である。円筒形の鋼管杭に適用する場合については、実施例1において後述する。
図2に示した上杭P1と下杭P2とは、構成が同じ角形鋼管によって形成される。角形鋼管は断面が略正方形で、1辺(幅)が50mm−150mm程度のものが使用される。また、鋼管の肉厚は、2mm−12mm程度のものが使用される。また、角形鋼管の上部や下部には、必要に応じて後述するような連結材を挿入するための貫通穴が穿孔される。
本実施の形態の継手材1は、このような中空の角形鋼管同士を接続させるために用いられる。地盤に埋設される基礎杭として下側に配置される角形鋼管が下杭P2となり、上側に配置される角形鋼管が上杭P1となる。因みに上杭P1は、次に接続される角形鋼管の下杭になる。
継手材1は、図1に示すように、上杭P1の内空に挿入される上半部2と、下杭P2の内空に挿入される下半部3と、上半部2と下半部3との間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部4とを備えている。
上半部2及び下半部3は、接続させる角形鋼管の内形より一回り小さい外形の四角筒状に形成される。角形鋼管とその内空に挿入される上半部2又は下半部3との隙間が狭い方が、連結強度を高めることができる。
一方、この隙間が広くなると、上半部2又は下半部3を角形鋼管に対して挿入しやすくなる。このように隙間が広くなっても、角形鋼管の端面がフランジ部4の上面41又は下面42に接触していれば、杭軸方向の荷重伝達性能を確保することができる。また、装着された角形鋼管のガタツキも抑えることができるようになる。
四角筒状に形成される上半部2及び下半部3は、4つの略長方形の側面を備えている。杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴を設ける場合は、対向する側面の同じ高さに、杭軸直交方向に投影可能な形状で穿孔される。貫通穴はまったく設けなくてもよいが、一対又は二対を設けることもできる。
例えば上半部2の上端に近い高さに、対向する側面のそれぞれに一対の貫通穴21,21を穿孔する。また、二対目の貫通穴を設ける場合は、それぞれに挿入されるボルトなどの連結材が干渉しないように、高さ位置を変えて穿孔される。
例えば上半部2の上端に近い高さに一対の貫通穴21,21を形成した場合は、二対目の貫通穴22,22は、貫通穴21,21を通すように挿入された棒状の連結材と干渉しないフランジ部4に近い高さに形成される。
さらに、貫通穴21,21を設ける対向する側面と貫通穴22,22を設ける対向する側面とは直交している(図3参照)。要するに、貫通穴21,21に挿入された連結材と貫通穴22,22に挿入された連結材とは、平面視で十字状に交差することになる。
同様に、下半部3の下端に近い高さに、対向する側面のそれぞれに一対の貫通穴31,31を穿孔する。また、二対目の貫通穴32,32は、貫通穴31,31を通すように挿入された棒状の連結材と干渉しないフランジ部4に近い高さに形成される。
さらに、貫通穴31,31を設ける対向する側面と貫通穴32,32を設ける対向する側面とは直交している。要するに、貫通穴31,31に挿入された連結材と貫通穴32,32に挿入された連結材とは、平面視で十字状に交差することになる。
フランジ部4は、継手材1の高さ方向の略中央に設けられる。詳細にはフランジ部4は、四角筒の各側面からそれぞれ張り出される4つの各辺部43,・・・によって構成される。この各辺部43の張出量は、上杭P1及び下杭P2の肉厚以上に設定される。
図3は、継手材1を上から見た平面図である。この図に示すように、各辺部43は、平面視略正方形の上半部2の各側面からそれぞれ張り出される。また、隅角部においては、隣接する各辺部43,43間は連続しておらず、切欠部44が形成される。
そして、図2に示すように、フランジ部4の上面41と下面42には、それぞれ上杭P1と下杭P2の端面(P12,P22)を接触させる。詳細には、上杭P1の下部P11に継手材1の上半部2を挿入するとともに、上杭P1の下端面P12をフランジ部4の上面41に接触させる。さらに、下杭P2の上部P21に継手材1の下半部3を挿入するとともに、下杭P2の上端面P22をフランジ部4の下面42に接触させる。
このようにして継手材1を装着することで上杭P1と下杭P2とを接続させる際には、継手材1の貫通穴21,22の位置に上杭P1の貫通穴P13の位置が重なるような向きにするとともに、継手材1の貫通穴31,32の位置に下杭P2の貫通穴P23の位置が重なるような向きにする。
このような継手材1は、高さが80mm−235mm程度となるように製作される。また、継手材1は、1枚の鋼板を加工することによって簡単に製作することができる。すなわち図1に示すように、フランジ部4(各辺部43)は、上半部2の側面と下半部3の側面との間を襞状に折り曲げることによって形成することができる(図2の折目12参照)。
例えば、上半部2の側面と下半部3の側面とが互いに押し合うように圧縮プレスをかけることで、簡単に側面から張り出される各辺部43を形成することができる。また、1枚の鋼板を周方向に折り曲げて四角筒状に形成できるように、各辺部43,43間には切欠部44を設ける。1枚の鋼板を折り曲げ加工することによって製作された継手材1には、一つの隅角部に杭軸方向に延びる継目11が形成される(図1,3参照)。
次に、本実施の形態の継手材1及び杭の継手構造10の作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の継手材1は、上杭P1の内空に挿入される上半部2と、下杭P2の内空に挿入される下半部3と、それらの間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部4とを備えている。
このため、中空の上杭P1と下杭P2とにそれぞれ上半部2と下半部3とを挿入するだけで、両者を容易に接続させることができる。すなわち、上杭P1や下杭P2の直方体状の内空に直方体状の上半部2や下半部3を挿し込むだけなので、装着が簡単にできる。
また、後述する理由により、上杭P1や下杭P2の内形と上半部2や下半部3の外形との間に隙間ができてもよいので、継手材1の製作精度は高精度にしなくてもよく、短時間で簡単に製作することができる。
すなわち、上杭P1の下端面P12をフランジ部4の上面41に接触させ、下杭P2の上端面P22をフランジ部4の下面42に接触させるので、上記した隙間が発生する状態でも、フランジ部4を介して上杭P1と下杭P2との間で確実に杭軸方向の荷重を伝達させることができる。
さらに、上下の杭の端面同士を直接接触させる場合は、部分的な接触による応力集中が起きやすくなるが、広い面積のフランジ部4の上面41や下面42に上杭P1の下端面P12や下杭P2の上端面P22を接触させる構成であれば、下端面P12や上端面P22に応力集中を起こすことなく、確実に上杭P1と下杭P2との間で荷重を伝達させることができるようになる。
また、上杭P1の下端面P12はフランジ部4の上面41に載せられ、下杭P2の上端面P22はフランジ部4の下面42に押さえ付けられた状態になるので、上記した隙間が発生する状態でも、上杭P1や下杭P2は傾かず、ガタツキの発生も抑えることができる。
また、上半部2及び下半部3の側面に杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴21,22,31,32が穿孔されていれば、連結材をそれぞれに挿入することで、上杭P1と下杭P2とが離隔する方向の力や回転力に対しても抵抗させることができるようになる。
例えば、杭に鉛直下向きの力しか作用しない場合は、連結材を取り付ける必要はないが、仮設の杭などで後で引き抜く必要がある場合や、地震荷重などによって上向きの力が作用する杭の場合は、上杭P1と下杭P2とを継手材1及び連結材によって連結しておくことで、このような上向きの力が作用した場合でも上杭P1と下杭P2とを一体化しておくことができる。さらに回転力を上杭P1と下杭P2との間で伝達させたい場合にも、連結材による連結は、効果を発揮することになる。
一方、上半部2及び下半部3が四角筒状に形成されてフランジ部4が各側面から張り出された本実施の形態の継手材1は、連結材が無くても隅角部の接触により回転力に抵抗させることができる。
さらに、四角筒状の継手材1は、一枚の鋼板の中央をプレスによって変形させてフランジ部4を形成し、必要に応じて貫通穴21,22,31,32を穿孔し、隅角部となる位置に切欠部44を設けて折り曲げ加工することで、容易に製作することができる。
以下、前記した実施の形態の継手材1及び杭の継手構造10とは別の形態の継手材1A及び杭の継手構造10Aについて、図4を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一符号を付して説明する。
この実施例1で説明する継手材1A及び杭の継手構造10Aは、円筒形の鋼管を使用する場合に適用される。図4に示した上杭P3と下杭P4とは、構成が同じ円筒形の鋼管によって形成される。また、上杭P3や下杭P4となる鋼管の上部や下部には、必要に応じて連結材を挿入するための貫通穴P33,P43が穿孔される。
本実施例1の継手材1Aは、このような中空の円筒形の鋼管同士を接続させるために用いられる。継手材1Aは、上杭P3の内空に挿入される上半部2Aと、下杭P4の内空に挿入される下半部3Aと、上半部2Aと下半部3Aとの間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部4Aとを備えている。
フランジ部4Aには、必要に応じて、周方向に間隔を置いて切欠部44Aが形成される。すなわち、フランジ部4Aが連続していない箇所を設ける。例えば、1枚の鋼板に圧縮プレスをかけてフランジ部4Aを形成する場合は、切欠部44Aを設けることによって、継手材1Aを円筒形状に成形することができるようになる。
上半部2A及び下半部3Aは、接続させる円筒形の鋼管の内形より一回り小さい外形の円筒形に形成される。ここで、本実施例1の杭の継手構造10Aは、円筒形の上杭P3や下杭P4と円筒形の上半部2Aや下半部3Aとの組み合わせになるので、相対的な回転を抑えることはできない。
このため、上杭P3と下杭P4との間で回転力を伝達させたい場合は、継手材1Aの貫通穴21A,31Aと上杭P3や下杭P4の貫通穴P33,P43に連結材を通すことで、上杭P3と下杭P4とを一体化させる必要がある。
このように構成された本実施例1の継手材1Aは、上杭P3の内空に挿入される上半部2Aと、下杭P4の内空に挿入される下半部3Aと、それらの間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部4Aとを備えている。
このため、中空の上杭P3と下杭P4とにそれぞれ上半部2Aと下半部3Aとを挿入するだけで、両者を容易に接続させることができる。また、上杭P3や下杭P4の内形と上半部2Aや下半部3Aの外形との間に隙間ができてもよいので、継手材1Aの製作精度は高精度にしなくてもよく、短時間で簡単に製作することができる。
さらに、上向きの力が作用する杭や回転力が作用する杭の場合に、上杭P3と下杭P4とを継手材1A及び連結材によって連結しておくことで、上向きの力や回転力が作用した場合でも上杭P3と下杭P4との一体化を維持することができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態及び実施例1を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態及び実施例1に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例1では、杭として鋼管杭を例に説明したが、これに限定されるものではなく、既製のコンクリート杭やプレストレスト杭(PC杭,PHC杭(プレテンション方式遠心力高強度プレストレスコンクリート杭))の継手材1,1Aとしても適用することができる。
また、前記実施の形態及び実施例1では、圧縮プレスによってフランジ部4,4Aを設ける場合について説明したが、これに限定されるものではなく、別の加工方法によってもフランジ部を形成することができる。例えば、切削加工や鋳造であれば、図5に示すような切欠部のない周方向に連続したフランジ部4Bを有する継手材1Bを製作することもできる。
さらに、前記実施の形態及び実施例1では、二対又は一対の貫通穴21,22,31,32,21A,31Aが穿孔された継手材1,1Aを例に説明したが、これに限定されるものではなく、連結材による連結が不要の場合は継手材に貫通穴を設けなくてもよい。
10 :杭の継手構造
1 :継手材
2 :上半部
21,22:貫通穴
3 :下半部
31,32:貫通穴
4 :フランジ部
41 :上面
42 :下面
P1 :上杭
P11 :下部
P12 :下端面
P2 :下杭
P21 :上部
P22 :上端面
10A :杭の継手構造
1A :継手材
2A :上半部
21A :貫通穴
3A :下半部
31A :貫通穴
4A :フランジ部
1B :継手材
4B :フランジ部
P3 :上杭
P4 :下杭

Claims (6)

  1. 中空の上杭と下杭とを接続させるための継手材であって、
    前記上杭の内空に挿入される上半部と、
    前記下杭の内空に挿入される下半部と、
    前記上半部と前記下半部との間に設けられて杭軸直交方向に突出されるフランジ部とを備えていることを特徴とする継手材。
  2. 前記上半部及び下半部は四角筒状に形成されるとともに、前記フランジ部は前記四角筒状の各側面から張り出されることを特徴とする請求項1に記載の継手材。
  3. 前記上半部及び下半部は円筒形状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の継手材。
  4. 前記上半部及び下半部の側面には、前記杭軸直交方向に連結材を挿入するための貫通穴が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の継手材。
  5. 前記上半部、フランジ部及び下半部は連続した一枚の鋼板によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の継手材。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の継手材を用いた杭の継手構造であって、
    前記上杭の下部に前記上半部が挿入されるとともに前記下杭の上部に前記下半部が挿入され、前記上杭の下端面が前記フランジ部の上面に接触しているとともに前記下杭の上端面が前記フランジ部の下面に接触していることを特徴とする杭の継手構造。
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