JP2021054341A - 車両用空調装置 - Google Patents

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陽児 香月
Yoji Kozuki
陽児 香月
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Abstract

【課題】車両用空調装置において、スライドダンパがケースと接触することによる雑音を防止する。【解決手段】内部に空気の流路が形成されたケース2と、前記ケース2の内部にてスライドされることにより前記ケース2の内部に設けられた開口を開閉するエアミックスドア機構とを備える車両用空調装置であって、前記エアミックスドア機構は、径方向外側に向けて全周で突出したリブを有するシャフト軸と、前記リブの縁部が挿入可能なように、前記シャフト軸による駆動によって移動する方向に延在すると共に前記シャフト軸が配置される面に前記シャフト軸に沿う方向への移動を規制するリブ溝が形成されたダンパ5aとを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、エバポレータとヒータコアとを有する車両用空調装置が開示されている。この特許文献1においては、ヒータコアがエバポレータに対して角度を形成するように配置されている。さらに、ヒータコアとエバポレータとの間には、冷却流路と加熱流路とを切り替えるエアミックスダンパ(エアミックスドア機構)が配置されている。
特開2014−162305号公報
このようなエアミックスドア機構は、一般的に、駆動ギアが設けられたシャフト軸を回転させ、ギアと噛合するスライドダンパをスライドさせることで開閉する機構である。このようなスライドダンパは、ケースに保持されており、駆動ギアにより移動される際に、シャフト軸に沿う方向においてがたつくことにより、ケースと接触し、雑音が生じることがある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、スライドダンパがケースと接触することによる雑音を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、内部に空気の流路が形成されたケースと、前記ケースの内部にてスライドされることにより前記ケースの内部に設けられた開口を開閉するエアミックスドア機構とを備える車両用空調装置であって、前記エアミックスドア機構は、径方向外側に向けて全周で突出したリブを有するシャフト軸と、前記リブの縁部が挿入可能なように、前記シャフト軸による駆動によって移動する方向に延在すると共に前記シャフト軸が配置される面に前記シャフト軸に沿う方向への移動を規制するリブ溝が形成されたダンパとを備える、という構成を採用する。
本発明によれば、エアミックスドア機構において、シャフト軸に形成されたリブとダンパに形成されたリブ溝とを組み合わせることにより、ダンパの軸方向における移動を規制することができる。したがって、ダンパの軸方向におけるガタツキを抑制し、ダンパの移動時に、ケースと接触することによる雑音を防止できる。
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の概略構成を模式的に示す断面図である。 (a)が本発明の一実施形態におけるエアミックスドア機構の模式図であり、(b)がエアミックスドア機構を含む断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空調装置の一実施形態について説明する。
本実施形態の車両用空調装置1は、図1に示すように、ケース2と、エバポレータ3と、ヒータコア4と、エアミックスドア機構5とを備えている。
ケース2は、本実施形態の車両用空調装置1の外形を形作り、エバポレータ3及びヒータコア4等を内部に収容している。このケース2の内部には、空気流路として、エバポレータ3が設置される冷却流路と、ヒータコア4が設置される加熱流路とが形成されている。また、ケース2は、車両の窓ガラス等に向けて供給する調和空気を吐出するデフロスタ開口Kaと、乗員の顔付近に向けて供給する調和空気を吐出するフェイス開口Kbと、乗員の足元に向けて供給する調和空気を吐出するフット開口Kcとが設けられている。なお、デフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcには、それぞれの開口の開閉を行う不図示のバタフライダンパが設けられている。また、ケース2には、図2(b)に示すように、後述するシャフト軸5cが挿入されると共に、後述するスライドダンパ5aを移動可能に保持する保持溝2aが形成されている。
エバポレータ3は、車両に搭載される冷凍サイクルの一部であり、ケース2の冷却流路の内部に配置されている。このエバポレータ3は、不図示の送風機により冷却流路内に供給された空気を冷却して冷風を生成する。ヒータコア4は、ケース2の加熱流路の内部に配置されており、エバポレータ3で生成された冷風の一部あるいは全部を加熱することによって暖風を生成するものである。
エアミックスドア機構5は、エバポレータ3とヒータコア4との間に設けられている。このようなエアミックスドア機構5は、図2(a)(b)に示すように、スライドダンパ5aと、駆動ギア5bと、シャフト軸5cとを有している。スライドダンパ5aは、断面において略円弧状とされる曲面状の板部材であり、ケース2の保持溝2aにより保持されている。このスライドダンパ5aは、従動ギア5a1が内面に形成されており、駆動ギア5bによりスライド可能とされている。また、スライドダンパ5aには、従動ギア5a1に隣接して、スライドダンパ5aの移動方向に向けてリブ溝5a2が形成されている。
駆動ギア5bは、スライドダンパ5aの従動ギア5a1に噛合されている。シャフト軸5cは、駆動ギア5bが取り付けられる長尺状の部材であり、駆動ギア5bを伴って外部の動力により回転される。また、シャフト軸5cは、駆動ギア5bの取り付け位置の近傍において、径方向外側へと突出したリブ5c1を有している。このリブ溝5a2は、スライドダンパ5aのリブ溝5a2に挿入される。
このようなエアミックスドア機構5は、外部から伝達される動力によって、スライドダンパ5aの姿勢を調整することで、冷却流路と加熱流路との開口割合を調整する。
このような車両用空調装置1においては、シャフト軸5cに伴って駆動ギア5bが回転されると、従動ギア5a1が噛合されていることにより、スライドダンパ5aが移動する。このとき、リブ溝5a2にリブ5c1が挿入されていることで、スライドダンパ5aは、シャフト軸5cの軸方向における移動が規制される。したがって、スライドダンパ5aは、軸方向において移動することがなく、ケース2へと接触して雑音が生じることがない。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
リブ5c1に対して周面に切り欠きを設け、さらに、スライドダンパ5aにおいてリブ5c1の切り欠きに対応した突起を設けるものとしてもよい。この場合、エアミックスドア機構5を組み立てる際に、リブ5c1の切り欠きとスライドダンパ5aの突起とを組み合わせることにより、組付け位置を規定することが可能である。したがって、スライドダンパ5a取り付け時の位置決めが容易となる。
また、リブ5c1の周面に駆動ギア5bと異なるギアを形成し、さらに、リブ溝5a2にリブ5c1に対応したギアを形成するものとしてもよい。なお、リブ溝5a2のギアの位相は、従動ギア5a1のギアの位相と異なるように設定する。この場合、駆動ギア5bと異なる位相のリブ5c1のギアをリブ溝5a2のギアと噛合させることで、駆動ギア5bが駆動する際のガタツキを吸収し、スライドダンパ5aをより正確な位置に停止させることが可能である。
1 車両用空調装置
2 ケース
5 エアミックスドア機構
5a スライドダンパ
5a2 リブ溝
5c シャフト軸
5c1 リブ

Claims (1)

  1. 内部に空気の流路が形成されたケースと、前記ケースの内部にてスライドされることにより前記ケースの内部に設けられた開口を開閉するエアミックスドア機構とを備える車両用空調装置であって、
    前記エアミックスドア機構は、
    径方向外側に向けて全周で突出したリブを有するシャフト軸と、
    前記リブの縁部が挿入可能なように、前記シャフト軸による駆動によって移動する方向に延在すると共に前記シャフト軸が配置される面に前記シャフト軸に沿う方向への移動を規制するリブ溝が形成されたダンパと
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220166598A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 에스트라오토모티브시스템 주식회사 Hvac 모듈용 로터리 에어 밸브 및 이를 포함하는 hvac 모듈

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20220166598A (ko) * 2021-06-10 2022-12-19 에스트라오토모티브시스템 주식회사 Hvac 모듈용 로터리 에어 밸브 및 이를 포함하는 hvac 모듈
KR102578123B1 (ko) 2021-06-10 2023-09-13 에스트라오토모티브시스템 주식회사 Hvac 모듈용 로터리 에어 밸브 및 이를 포함하는 hvac 모듈

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