JP2021054218A - 車両用空調装置 - Google Patents

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智 藤岡
Satoshi Fujioka
智 藤岡
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Abstract

【課題】スライドダンパの摺動抵抗を低減する。【解決手段】内部に空気流路が形成されるケースと、前記空気流路を開閉するスライドダンパを備える車両用空調装置にお前記ケースは前記スライドダンパと当接して封止する閉塞部を備え、前記閉塞部5cは、前記スライドダンパに当接すると共に柔軟性を有するシャット部材5c2と、前記シャット部材5c2を支持すると共に回転可能とされる軸部5c1とを有し、前記スライドダンパは、移動方向両端に設けられ前記シャット部材5c2の当接面と接触する封止部と、前記封止部よりも前記移動方向中央側に設けられると共に前記シャット部材5c2の頂部に接触する段部5eとを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関するものである。
例えば、特許文献1には、エバポレータとヒータコアとを有する車両用空調装置が開示されている。この特許文献1においては、ヒータコアがエバポレータに対して角度を形成するように配置されている。さらに、ヒータコアとエバポレータとの間には、冷却流路と加熱流路とを切り替えるエアミックスダンパ(エアミックスドア機構)が配置されている。
特開2014−205476号公報
このようなスライドダンパは、一般的に、密閉性を保持するため、スライドダンパの封止材に向けて突出したシャットリブに当接した状態でスライドして開閉される。したがって、スライドダンパは、シャットリブとの摺動抵抗が常に高い状態とされている。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、スライドダンパの摺動抵抗を低減することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、第1の手段として、内部に空気流路が形成されるケースと、前記空気流路を開閉するスライドダンパを備える車両用空調装置にお前記ケースは前記スライドダンパと当接して封止する閉塞部を備え、前記閉塞部は、前記スライドダンパに当接すると共に柔軟性を有するシャット部材と、前記シャット部材を支持すると共に回転可能とされる軸部とを有し、前記スライドダンパは、移動方向両端に設けられ前記シャット部材の当接面と接触する封止部と、前記封止部よりも前記移動方向中央側に設けられると共に前記シャット部材の頂部に接触する段部とを有する、という構成を採用する。
本発明によれば、エアミックスドア機構において、シャット部材を回転可能としており、閉塞部と封止部とにより、スライドダンパを封止している。このような閉塞部は、スライドダンパに設けた段部によりシャット部材が回転するため、中間開度においてはスライドダンパと接触することがなく、スライドダンパの摺動抵抗を低減することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車両用空調装置の概略構成を模式的に示す断面図である。 (a)が本発明の一実施形態におけるエアミックスドア機構の一部の模式断面図であり、(b)がスライドダンパの斜視図であり、(c)が中間シャットの斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る車両用空調装置の一実施形態について説明する。
本実施形態の車両用空調装置1は、図1に示すように、ケース2と、エバポレータ3と、ヒータコア4と、エアミックスドア機構5とを備えている。
ケース2は、本実施形態の車両用空調装置1の外形を形作り、エバポレータ3及びヒータコア4等を内部に収容している。このケース2の内部には、空気流路として、エバポレータ3が設置される冷却流路と、ヒータコア4が設置される加熱流路とが形成されている。また、ケース2は、車両の窓ガラス等に向けて供給する調和空気を吐出するデフロスタ開口Kaと、乗員の顔付近に向けて供給する調和空気を吐出するフェイス開口Kbと、乗員の足元に向けて供給する調和空気を吐出するフット開口Kcとが設けられている。なお、デフロスタ開口Ka、フェイス開口Kb及びフット開口Kcには、それぞれの開口の開閉を行う不図示のモードダンパが設けられている。また、ケース2には、図2(a)に示すように、後述する中間シャット5cの端部を保持する保持穴2aが形成されている。なお、保持穴2aは、径方向外側に向けて円弧状の溝が形成されており、後述するシャット部5c2の周方向における可動域を設定している。
エバポレータ3は、車両に搭載される冷凍サイクルの一部であり、ケース2の冷却流路の内部に配置されている。このエバポレータ3は、不図示の送風機により冷却流路内に供給された空気を冷却して冷風を生成する。ヒータコア4は、ケース2の加熱流路の内部に配置されており、エバポレータ3で生成された冷風の一部あるいは全部を加熱することによって暖風を生成するものである。
エアミックスドア機構5は、エバポレータ3とヒータコア4との間に設けられている。このようなエアミックスドア機構5は、図1及び図2(a)に示すように、スライドダンパ5aと、駆動ギア5bと、中間シャット5c(閉塞部)とを有している。スライドダンパ5aは、断面において略円弧状とされる曲面状の板部材であり、移動方向両端部に封止部材5d(封止部)を有している。このスライドダンパ5aは、駆動ギア5bによりスライド可能とされている。また、スライドダンパ5aには、図2(a)(b)に示すように、駆動ギア5bが配置される面と反対の面において、移動方向と直交する辺の縁部の厚みが厚く形状設定されている。すなわち、スライドダンパ5aは、移動方向の封止部材5dよりも中央側に段部5eが形成されている。
駆動ギア5bは、スライドダンパ5aに噛合されている。中間シャット5cは、図2(a)(c)に示すように、軸部5c1とシャット部材5c2とを有している。軸部5c1は、保持穴2aに挿入されて回転可能に保持される長尺状の部材であり、シャット部材5c2を支持している。シャット部材5c2は、例えば、エラストマーのような柔軟性を有する素材により構成された面状部材である。このシャット部5c2は、軸部5c1の周面から径方向外側に向けて突出するように設けられている。なお、シャット部材5c2の頂部は、スライドダンパ5aに形成された段部5eと当接するように配置される。
封止部材5dは、図2(b)に示すように、駆動ギア5bが配置される面と反対の面において、スライドダンパ5aの4辺の縁部を覆うように設けられる枠状の部材である。この封止部材5dは、内側の面において、シャット部材5c2が当接する。すなわち、封止部材5dは、中間シャット5c側へと突出している。
このようなエアミックスドア機構5は、外部から伝達される動力によって、スライドダンパ5aの姿勢を調整することで、冷却流路と加熱流路との開口割合を調整する。
このような車両用空調装置1の動作を説明する。
ベントモード(全開状態)においては、図2(a)における下方へとスライドダンパ5aが移動される。これに伴って、封止部材5dの上側の縁部にシャット部5c2が当接して図2(a)における下側を向くように回転された後に停止する。シャット部材5c2と封止部材5dとにより、スライドダンパ5aの内側と外側とが完全に封止された状態となる。
また、ヒートモード(全閉状態)においては、図2(a)における上方へとスライドダンパ5aが移動される。これに伴って、段部5eにシャット部材5c2の頂部が当接して図2(a)における上側を向くように回転された後に停止する。シャット部材5c2と封止部材5dとにより、スライドダンパ5aの内側と外側とが完全に封止された状態となる。
また、中間開度においては、スライドダンパ5aの中央部近傍が中間シャット5cと近接した状態となる。この状態では、シャット部5c2がスライドダンパ5aに当接せず、僅かに間隙が形成された姿勢となる。
このような本実施形態に係る車両用空調装置1によれば、中間シャット5cと封止部材5dとにより、スライドダンパ5aを封止している。中間シャット5cは、中間開度においては、スライドダンパ5aと接触することがない。したがって、スライドダンパ5aの摺動抵抗を低減することが可能である。
1 車両用空調装置
2 ケース
5 エアミックスドア機構
5a スライドダンパ
5c 中間シャット
5c1 軸部
5c2 シャット部材
5d 封止部材
5e 段部

Claims (1)

  1. 内部に空気流路が形成されるケースと、前記空気流路を開閉するスライドダンパを備える車両用空調装置において
    前記ケースは前記スライドダンパと当接して封止する閉塞部を備え、
    前記閉塞部は、
    前記スライドダンパに当接すると共に柔軟性を有するシャット部材と、
    前記シャット部材を支持すると共に回転可能とされる軸部とを有し、
    前記スライドダンパは、移動方向両端に設けられ前記シャット部材の当接面と接触する封止部と、
    前記封止部よりも前記移動方向中央側に設けられると共に前記シャット部材の頂部に接触する段部とを有する
    ことを特徴とする車両用空調装置。
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