JP2021050893A - 浴室監視システム - Google Patents

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勲 近藤
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Abstract

【課題】浴室において異常が発生した際に、浴室外の関係者に対してその異常の状況を的確に察知させることが可能であり、しかも通信負荷を小さくすることもできる浴室監視システムを提供する。【解決手段】浴室監視システムMYは、浴室1において異常が発生したと制御手段31により判断されたときには、撮像手段Cにより撮像された入浴者9の撮像画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が浴室1外の通信装置5に送信されるように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、浴室において入浴者に異常が発生した際に、その旨を早期かつ的確に発見するための浴室監視システムに関する。
浴室監視システムの具体例として、特許文献1〜3に記載のものがある。
特許文献1,2に記載の浴室監視システムは、浴室における異常を検知するための手段を具備しており、この手段を利用して異常検知がなされた場合には、その旨のデータが浴室外の通信装置に送信されるように構成されている。
このような構成によれば、入浴者に異常が発生した場合に、前記通信装置を有する家族などの関係者がその旨を早期に察知して浴室に駆けつけることができる。したがって、的確な対応措置をとることが可能となる。
一方、特許文献3に記載の浴室監視システムは、入浴者を撮像カメラによって撮像し、この撮像画像に不鮮明化処理を施した画像を、給湯装置の台所リモコンなどに表示させるようにしている。
このような構成によれば、入浴者のプライバシーを守りつつ、入浴者を監視することができ、この監視により入浴者に異常が発生しているか否かを判断することができる。
しかしながら、前記従来技術においては、次に述べるように、未だ改善すべき余地がある。
すなわち、特許文献1,2に記載の浴室監視システムにおいては、入浴者に異常が発生した際に、その旨を浴室外の関係者に対して報知されるに過ぎないため、入浴者が実際にはどのような状況にあるのかを判断し難い。
一方、特許文献3に記載の浴室監視システムにおいては、撮像画像に基づいて入浴者を監視できるものの、撮像画像を常時見て、入浴者を監視しておくことは困難であり、関係者の負担が大きい。
前記した不具合を解消する手段としては、特許文献1〜3に記載された手段を組み合わせ、入浴者に異常が発生し、その旨が異常検知手段を利用して検知された場合に、入浴者の撮像画像を浴室外の通信装置に送信し、表示させることが考えられる。
ところが、このような手段を採用しただけでは、異常発生後の入浴者の様子をリアルタイムで観察することができるに過ぎない。入浴者がどのような状況にあるのかを正確に判断するには、入浴者の撮像画像を長時間にわたって眺めるといった必要があるが、これでは緊急性に劣ることとなる。また、前記撮像画像を長時間にわたって眺めたとしても、異常の原因や、入浴者の具体的な症状が判らない場合が多いと考えられる他、異常発生時の状況を的確に把握することも困難である。さらに、通信装置に送信される撮像画像のデータ量は多いため、通信負荷が増大する不利も招く。
特開2018−81443号公報 特許第6221934号公報 特許第3798271号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、浴室において異常が発生した際に、浴室外の関係者に対してその異常の状況を的確に察知させることが可能であり、しかも通信負荷を小さくすることもできる浴室監視システムを提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される浴室監視システムは、浴室における異常を検知するための検知手段と、前記浴室外において利用される通信装置と、前記検知手段を利用して得られるデータに基づいて前記浴室において異常が発生したか否かを判断し、かつ異常が発生したと判断した際には、その旨を示すデータを前記通信装置に送信する処理を実行可能な制御手段と、前記浴室内に存在する入浴者を撮像するための撮像手段と、を備えている、浴室監視システムであって、前記制御手段により前記浴室において異常が発生したと判断されたときには、前記撮像手段により撮像された前記入浴者の撮像画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、浴室において異常があると制御手段により判断された場合、入浴者の撮像画像のコマ送り動画が、浴室外の通信装置に送信されるため、この通信装置を所有する関係者が前記コマ送り動画を見ることにより、入浴者がどのような状況であるのかを確認することができる。ここで、コマ送り動画は、通常の撮像画像(非コマ送り動画)と比較すると、撮像対象の動きのスムーズさはなくなるものの、その分だけ、撮像対象の動きは判り易く、また動きの有無も判り易くなる。このため、入浴者に異常が発生することにより、たとえばこの入浴者の動きが少なくなり、または動きがなくなった状態のコマ送り動画を見た関係者は、入浴者の状況を的確に判断することが可能となり、対応措置を採る上で好ましいものとなる。
第2に、コマ送り動画は、撮像画像と比較してフレームレートが低く、データ量が少ない。したがって、通信負荷を小さくする利点も得られる。
本発明において、好ましくは、前記コマ送り動画は、このコマ送り動画の元になる撮像画像の撮像時間よりも時間短縮が図られた動画である。
このような構成によれば、比較的長いスパンで撮像された入浴者の撮像画像のコマ送り動画を、関係者は短時間で見ることが可能となる。したがって、前記関係者は、入浴者がどのような状況にあるのかを迅速に察知することが可能となる。
本発明において、好ましくは、前記コマ送り動画として、前記浴室において異常が発生したと判断された時点以前の第1の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されている。
このような構成によれば、通信装置を所有する関係者は、前記第1の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画を見ることにより、入浴者に異常が未だ発生していない状態から異常発生に到るまでの一連の状況を察知することができる。したがって、異常の原因や、異常の軽重などを正確に判断する上で好ましい。
本発明において、好ましくは、前記コマ送り動画として、前記浴室において異常が発生
したと判断された時点よりも後の第2の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されている。
このような構成によれば、通信装置を所有する関係者は、前記第2の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画を見ることにより、入浴者に異常が発生した以降の状況を察知することができる。したがって、入浴者の状況を的確に判断する上で、より好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記入浴者についての非コマ送りのリアルタイム撮像動画と、前記コマ送り動画とのいずれか一方を、前記通信装置において選択的に受信することが可能な構成とされている。
このような構成によれば、通信装置を所有する関係者は、入浴者についての非コマ送りのリアルタイム撮像動画、およびコマ送り動画のうち、入浴者の異常の状況を確認する上で、より好ましいと考えられる方を状況に応じて任意に選択して見ることが可能となる。したがって、入浴者の異常の状況を的確に察知する上で一層好ましい。
本発明において、好ましくは、前記制御手段は、前記撮像手段による撮像画像の不鮮明化処理機能、および前記入浴者の顔認識機能を有しており、前記通信装置に送信される画像は、前記入浴者の顔の画像は不鮮明化処理されていない一方、前記入浴者のそれ以外の部位の画像は不鮮明化処理されている。
このような構成によれば、入浴者の顔以外の画像が鮮明な状態で関係者に見られることは防止されるため、入浴者のプライバシー保護を図ることができる。その一方、入浴者の顔の画像については鮮明な状態で関係者に見られるため、入浴者が誰であるか、あるいは入浴者がどのような表情であるかなどが判り、状況確認を正確に行なう上でより好ましいものとなる。
本発明において、好ましくは、前記入浴者の名前を判断する手段を備えており、前記制御手段により前記浴室において異常が発生したと判断されたときには、前記入浴者の名前に関するデータも前記通信装置に送信されるように構成されている。
このような構成によれば、入浴者に異常が発生した場合に、この入浴者が誰であるかを即座に察知することができる。入浴者が複数存在するような場合には、とくに好ましい。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る浴室監視システムの概略構成の一例を模式的に示す説明図である。 図1に示す浴室監視システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。 (a),(b)は、図1に示す浴室監視システムで実行される処理の一例を示すタイムチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す浴室監視システムMYは、給湯装置WHと、携帯型の通信端末5とを用いて構成されている。
給湯装置WHは、たとえば瞬間式のガス給湯装置またはオイル給湯装置などであって、その基本的なハード構成自体は、従来既知のものと同様であり、たとえば家屋の外壁などに設置される給湯装置本体部3、これに付属して台所に設置される台所用のリモコン2A、および浴室1に設置される浴室用のリモコン2Bを組み合わせて構成されている。
通信端末5は、たとえばタッチパネル方式の表示部50を備えたスマートホンである。本実施形態においては、この通信端末5が、本発明でいう「浴室外において利用される通信装置」の具体例に相当する。台所用のリモコン2Aを、本発明でいう「浴室外において利用される通信装置」に含めることは可能であるが、本実施形態においては、台所用のリモコン2Aに所定の撮像画像は送信されず、本発明でいう前記通信装置には該当しない。
この浴室監視システムMYにおいては、広域通信網Nの回線終端装置60(モデム)、およびこれに接続された無線LAN親機としてのルータ61も具備されている。台所用および浴室用のリモコン2A,2Bの少なくとも一方には、ルータ61との相互間で無線通信を可能とするための通信部29(無線LAN子機)が設けられている。このことにより、給湯装置WHと通信端末5との相互間において、広域通信網Nを介して後述するようなデータ通信が可能とされている。
広域通信網N上には、給湯装置WHと通信端末5との相互間のデータ通信を適宜中継し、またそのようなデータ通信に必要なソフトプログラムを通信端末5にダウンロード可能とするサーバ8が設けられている。サーバ8は、たとえば給湯装置WHのメーカ、あるいはサービス会社などが管理している。
給湯装置本体部3は、通信部30、制御部31、および給湯動作部32を備えている。通信部30は、台所用および浴室用のリモコン2A,2Bとの相互間で配線Lを介してデータ通信を行なうための部分である。
給湯動作部32は、浴槽10と配管部39を介して接続されており、浴槽10への湯張り動作、追い焚き動作、および浴室1の混合栓(不図示)への給湯動作などが可能である。
台所用および浴室用のリモコン2A,2Bは、浴槽10への湯張り温度や、湯張り量の設定、追い焚き動作の開始・停止などを指示するためのものであり、給湯装置本体部3との相互間でデータ通信を行なうための通信部(不図示)に加え、液晶表示器などを用いて構成され、かつ画像表示が可能な表示部20、各種の複数の操作スイッチ21、および音声メッセージやアラーム音などの各種の音響を出力させるためのスピーカSPを備えている。
また、浴室用のリモコン2Bは、浴室1に入室した入浴者9の存在およびその動作を検知するための人体検知センサSa、および入浴者9を撮像するための撮像カメラCを備えている。人体検知センサSaは、たとえば焦電素子を用いたイメージセンサ(赤外線カメラ)であり、入浴者9を含め、浴室1の赤外画像を撮像可能である。撮像カメラCは、本発明でいう撮像手段の一例に相当し、たとえば可視光波長域の画像を撮像可能なCCDカメラである。これら人体検知センサSaや撮像カメラCは、浴室1の略全域を撮像できない場合には、複数箇所に設けられた構成とすることが可能であり、また浴室用のリモコン2Bの外部に設けた構成とすることもできる。
制御部31は、本発明でいう制御手段の一例に相当し、マイクロコンピュータなどを用いて構成されており、各種のデータを記憶可能な記憶部31dを備えている。この制御部31は、給湯動作部32の各部の動作制御やデータ処理を実行するが、人体検知センサS
aを用いて得られるデータに基づき、入浴者9に異常が発生したか否かを判断可能である。所定時間以上にわたって入浴者9の動きが停止し、または動きがかなり少ないと判断される場合には、制御部31は異常が発生したと判断する。なお、人体検知センサSaを用いて得られるデータに加え、または代えて、撮像カメラCで撮像された入浴者9の画像に基づいて異常の有無を判断することも可能である。人体検知センサSaおよび撮像カメラCの双方によって撮像された画像に基づいて、異常の有無を判断すれば、判断の精度を高めることが可能であり、そのような構成とすることもできる。
制御部31は、画像処理部31Aを有し、この画像処理部31Aには、コマ送り動画作成部31a、不鮮明化処理部31b、および顔認識部31cが含まれている。顔認識部31cは、撮像カメラCによって撮像された入浴者9の撮像画像のうち、顔の画像領域を判別可能である。不鮮明化処理部31bは、入浴者9の撮像画像にぼかし、またはモザイクを入れることにより、その撮像画像を不鮮明化する処理が可能である。ただし、本実施形態においては、入浴者9の全身の画像を不鮮明化するのではなく、顔以外の部分の画像を不鮮明化し、顔を明確に認識し得るように処理する。コマ送り動画作成部31aは、入浴者9の撮像画像に基づき、この撮像画像よりもフレームレートが低いコマ送り動画(たとえば、1秒間隔毎のフレームをつなぎ合わせた動画)を作成可能であり、このコマ送り動画としては、基礎となる撮像画像よりも時間短縮が図られたコマ送り動画も作成可能である。
また、制御部31は、入浴者9の名前を判別することも可能とされている。名前の判別は、たとえば入浴者9の撮像画像中の顔の撮像画像に基づく顔認証により行なうことが可能である。ただし、これに限定されず、たとえば入浴者9が浴室1に入る際に、自己の名前を特定するためのスイッチ操作を行ない、このスイッチ操作に基づいて、制御部31が入浴者9の名前を判別するように構成することもできる。
次に、前記した浴室監視システムMYにおける動作処理手順の一例について、図2に示したフローチャート、および図3のタイムチャートを参照して説明し、併せて作用を説明する。
まず、浴室1への入浴者9の入室(図3(a)時刻t0の入室)があると、その旨が人体検知センサSaを利用して検知され、制御部31は撮像カメラCによる入浴者9の撮像を開始させる(S1:YES,S2)。この場合、直近の一定時間に撮像された撮像画像データについて、順次録画(記憶部31dに記憶)させる。その後、入浴者9に異常が発生せず、退室することが人体検知センサSaを利用して検知されると、撮像を終了する(S3:NO,S13:YES,S14)。
これに対し、前記とは異なり、所定時間にわたって入浴者9に動きがなく、または動きが少ない状態が生じた場合には、制御部31が入浴者9に異常が発生したと判断する(S3:YES)。この場合には、制御部31は、異常が発生した旨をリモコン2A,2Bを利用して報知させるとともに、異常が発生した旨のデータを通信端末5に送信させる(S4)。その際、通信端末5には、入浴者9の名前のデータも送信させる。リモコン2A,2Bを利用した前記の報知は、たとえば異常が発生した旨を表示部20に表示させることや、スピーカSPから音声メッセージを出力させるなどして行なわれる。制御部31の前記した動作処理により、通信端末5をもつ関係者は、入浴者9に異常が発生した旨を宅外においても適切に察知することができる。
制御部31は、異常が発生した旨の前記した報知動作に前後して、先に録画されていた撮像カメラCによる撮像画像(録画画像)のデータに基づき、異常発生の直前(時刻t1)の第1の所定時間T1にわたる撮像画像の第1のコマ送り動画を作成し、これを通信端
末5に送信させる(S5)。また、先の録画画像のデータに基づき、異常発生の直後の第2の所定時間T2にわたる撮像画像の第2のコマ送り動画も作成し、これを第1のコマ送り動画に続けて通信端末5に送信させる(S6)。これら第1および第2のコマ送り動画は、いずれも元の撮像画像の撮像時間よりも時間の短縮が図られた画像である。また、第1および第2のコマ送り動画は、入浴者9の身体のうち、顔以外は不鮮明化処理が施された画像である(この点は、通信端末5に送信される他の画像も同様である)。
前記した第1および第2のコマ送り動画を送信した後においても、宅内にいる家族が浴室1に駆けつけるようなことがなく、入浴者9の浴室1からの退室がない場合には、制御部31は、撮像カメラCを用いてリアルタイムで撮像されている画像を、第3のコマ送り動画に変換しながら通信端末5に送信させる(S7:NO,S9)。この第3のコマ送り動画は、リアルタイムの状況を示すものであるため、時間の短縮化が図られた画像でなくてもよい。
図3において、時刻t2に異常が発生したと判断された場合に、その前後の第1および第2の所定時間T1,T2の撮像画像が、それよりも時間短縮が図られた第1および第2のコマ送り動画として通信端末に送信される。前記した第3のコマ送り動画は、第1および第2のコマ送り動画の送信が完了した時刻t3以降(時間T3の範囲)の動画に相当する。
前記したような画像送信時において、制御部31は、通信端末5から第3のコマ送り動画ではなく、通常の非コマ送り動画を送信することを要求するコマンドを受けた場合には、そのような要求に応えるべく、撮像カメラCによる撮像画像をコマ送り動画にすることなく通信端末5に送信させる(S10:YES,S11)。この場合の画像データの送信は、撮像画像のデータをそのまま通信端末5に送信させてもよいが、好ましくは、データ量圧縮の処理を施してから通信端末5に送信させる。
その後、入浴者9の浴室1外への退出があれば、撮像カメラCによる撮像、および通信端末5への画像データ送信は終了する(S12:YES,S8)。なお、入浴者9の浴室1外への退出に加えて、リモコン2A,2Bにおいて特定のスイッチ操作がなされた場合や、通信端末5において、撮像画像のデータ送信を終了するための操作がなされたような場合においても、撮像カメラCによる撮像を終了させる構成とすることができる(この点は、ステップS7,S13においても同様)。
前記した一連の動作処理手順によれば、入浴者9に異常がある判断された場合、この入浴者9の異常発生前後にわたる撮像画像の第1および第2のコマ送り動画が、通信端末5に送信されるが、これら第1および第2のコマ送り動画は、通常の動画(非コマ送り動画)と比較すると、入浴者9の動きや、および静止状態の継続などが判り易い。したがって、通信端末5をもつ関係者は、前記した第1および第2のコマ送り動画を見ることにより、入浴者9の異常発生前後の状況を的確に察知することが可能となる。また、第1および第2のコマ送り動画は、実際の撮像時間よりも時間の短縮化が図られた画像であるため、関係者は短時間で入浴者9の状況を把握することが可能となり、関係者が迅速に対応する上でも有利となる。
通信端末5には、基本的には、第1ないし第3のコマ送り動画のいずれかが送信されるが、これらのコマ送り動画は、元々の撮像画像と比較すると、フレームレートが低く、データ量の減少が図られている。したがって、通信負荷を小さくし得る利点もある。また、本実施形態においては、第3のコマ送り動画と通常の非コマ送り動画とのいずれか一方を、通信端末5をもつ関係者の要求に応じて任意に切替え選択できるために、入浴者9の状況を関係者が正確に判断する上で、より好ましいものとなる。
その他、本実施形態によれば、入浴者9の顔以外の画像は不鮮明化処理が図られているため、プライバシーが保護される一方、入浴者9の顔の画像は鮮明に見ることができるために、入浴者9の表情の確認や、入浴者9が誰であるかの確認も適切に行なうことができる。通信端末5には、入浴者9の名前のデータも送信されるため、入浴者9が誰であるかをより確実に確認することができる。画像の不鮮明化処理を行なう際は、顔を含めた全身に不鮮明化処理を行なってもよい。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る浴室監視システムの各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態においては、第1ないし第3のコマ送り動画などの画像データの送信先が、通信端末5とされているが、これに代えて、または加えて、台所リモコン2Aとすることも可能である。通信端末5としては、スマートホンに代えて、または加えて、携帯電話機、あるいはタブレット型の通信機器を用いることも可能である。
本発明でいう検知手段としては、赤外線撮像が可能な人体検知センサに代えて、または加えて他のセンサ類を用いることが可能である。既述したように、撮像カメラを検知手段として用いることもできる。また、たとえば湯水温度を検出するための温度センサを利用して浴室内における異常検知(浴槽の湯水が過度な高温または低温などであることの検知)を行なうようなことも可能である。
撮像手段の具体的な種類や数なども限定されない。
MY 浴室監視システム
WH 給湯装置
C 撮像カメラ(撮像手段)
Sa 人体検知センサ(検知手段)
1 浴室
3 給湯装置本体部
31 制御部(制御手段)
5 通信端末(浴室外の通信装置)
9 入浴者

Claims (7)

  1. 浴室における異常を検知するための検知手段と、
    前記浴室外において利用される通信装置と、
    前記検知手段を利用して得られるデータに基づいて前記浴室において異常が発生したか否かを判断し、かつ異常が発生したと判断した際には、その旨を示すデータを前記通信装置に送信する処理を実行可能な制御手段と、
    前記浴室内に存在する入浴者を撮像するための撮像手段と、
    を備えている、浴室監視システムであって、
    前記制御手段により前記浴室において異常が発生したと判断されたときには、前記撮像手段により撮像された前記入浴者の撮像画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されていることを特徴とする、浴室監視システム。
  2. 請求項1に記載の浴室監視システムであって、
    前記コマ送り動画は、このコマ送り動画の元になる撮像画像の撮像時間よりも時間短縮が図られた動画である、浴室監視システム。
  3. 請求項1または2に記載の浴室監視システムであって、
    前記コマ送り動画として、前記浴室において異常が発生したと判断された時点以前の第1の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されている、浴室監視システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の浴室監視システムであって、
    前記コマ送り動画として、前記浴室において異常が発生したと判断された時点よりも後の第2の所定時間にわたって撮像された画像のコマ送り動画が作成され、かつこのコマ送り動画が前記通信装置に送信されるように構成されている、浴室監視システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の浴室監視システムであって、
    前記入浴者についての非コマ送りのリアルタイム撮像動画と、前記コマ送り動画とのいずれか一方を、前記通信装置において選択的に受信することが可能な構成とされている、浴室監視システム。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の浴室監視システムであって、
    前記制御手段は、前記撮像手段による撮像画像の不鮮明化処理機能、および前記入浴者の顔認識機能を有しており、
    前記通信装置に送信される画像は、前記入浴者の顔の画像は不鮮明化処理されていない一方、前記入浴者のそれ以外の部位の画像は不鮮明化処理されている、浴室監視システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の浴室監視システムであって、
    前記入浴者の名前を判断する手段を備えており、前記制御手段により前記浴室において異常が発生したと判断されたときには、前記入浴者の名前に関するデータも前記通信装置に送信されるように構成されている、浴室監視システム。
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