JP2010177934A - 集合住宅インターホンシステム及びインターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】 居住者を呼び出すために住戸玄関に設置されている玄関子機を利用して、玄関先において健康の異変等で倒れている人を検知して報知する。
【解決手段】 玄関子機に玄関に人物が近づいたらカメラの撮像を開始させる人感センサを設け、居室親機3に人感センサ動作により撮像を開始したカメラ撮像映像から人物を判別すると共に、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部25と、そのような状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する親機CPU34とを設けた。緊急発生信号を受けて警報音を発報する警報発報部29を居室親機3に設けた。
【選択図】 図3
【解決手段】 玄関子機に玄関に人物が近づいたらカメラの撮像を開始させる人感センサを設け、居室親機3に人感センサ動作により撮像を開始したカメラ撮像映像から人物を判別すると共に、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部25と、そのような状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する親機CPU34とを設けた。緊急発生信号を受けて警報音を発報する警報発報部29を居室親機3に設けた。
【選択図】 図3
Description
本発明は、集合住宅に設置される集合住宅インターホンシステム、及び戸建住宅に設置されるインターホンシステムに関し、特に高齢者が居住する住宅での使用を念頭に置いた集合住宅インターホンシステム及びインターホンシステムに関する。
急速に進んでいる高齢化社会に対応するために、高齢者の生活し易さに配慮した住宅の供給が進んでいる。このような高齢者向け住宅では、更に居住者の安全や健康状態に配慮した設備、例えば水道センサ等の生活異変センサが取り付けられて、居住者の異変を検知したら外部の管理者等に通報するインターホンシステムの設置が進んでいる(例えば、特許文献1参照)。
また、生活異変センサのように間接的に異変を検知するセンサを用いず、直接居住者の異変を検知するセンサを使用して居住者に異変を感知する構成もあり、例えば特許文献2では、トイレに入った居住者に異変があった場合にそれを検知するよう構成されている。この場合、生活異変センサによる検知に比べて、速やかに異常発生を検知することが可能であった。
また、生活異変センサのように間接的に異変を検知するセンサを用いず、直接居住者の異変を検知するセンサを使用して居住者に異変を感知する構成もあり、例えば特許文献2では、トイレに入った居住者に異変があった場合にそれを検知するよう構成されている。この場合、生活異変センサによる検知に比べて、速やかに異常発生を検知することが可能であった。
しかしながら、上記従来のインターホンシステムにおいては、住戸内における異常の発生に関する配慮は為されていたが、住戸から出た居住者に対しての配慮がなされていなかった。特に高齢者の居住を念頭に置いて運用される集合住宅インターホンシステムにおいては、共用部分における健康異変の発生についても対応できることが望ましい形態である。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者を呼び出すために住戸玄関に設置されている玄関子機を利用して、玄関先において健康の異変等で倒れている人を検知して報知することができる集合住宅インターホンシステム及びインターホンシステムを提供することを目的としている。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、居住者を呼び出すために住戸玄関に設置されている玄関子機を利用して、玄関先において健康の異変等で倒れている人を検知して報知することができる集合住宅インターホンシステム及びインターホンシステムを提供することを目的としている。
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、集合玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能を備えた集合玄関機と、個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能、及び玄関付近を撮像するカメラを備えた玄関子機と、個々に住戸内に設置されて集合玄関機及び玄関子機からの呼び出しに応答する機能、及びカメラが撮像した映像を表示する表示部を備えた居室親機と、集合玄関機と居室親機間の通信を制御する制御機とを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、玄関子機は、玄関に人物が近づいたらカメラの撮像を開始させる人感センサを有すると共に、居室親機、制御機の何れか一方に、カメラが撮像している映像から人物を判別し、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部と、倒れた状態或いはうずくまった状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する緊急状態判断手段とを設け、更に居室親機に緊急発生信号を受けて警報音を発報する報音手段を設け、緊急状態判断手段は、少なくともカメラが起動した玄関子機が接続されている居室親機に対して、緊急発生信号を送信することを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先の廊下等の共用部において、居住者等の人物が事故或いは急病などにより倒れたら、それを検知して居室親機から警報音が報音される。よって、その玄関先に人通りが無くても、居室親機が発する警報によりその住戸内の居住者に通知できるので、早期の対処が可能となる。
この構成によれば、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先の廊下等の共用部において、居住者等の人物が事故或いは急病などにより倒れたら、それを検知して居室親機から警報音が報音される。よって、その玄関先に人通りが無くても、居室親機が発する警報によりその住戸内の居住者に通知できるので、早期の対処が可能となる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、居室親機に映像解析部及び緊急状態判断手段を設け、制御機に、各居室親機と住戸位置の関係を記憶する住戸位置記憶部と、緊急発生信号を受けて当該緊急発生信号を発した居室親機の近隣の住戸の居室親機を住戸位置記憶部から読み出し、近隣の居室親機に緊急発生信号を通知する近隣警報制御部と、を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、近隣の住戸に対してもそれを通知するので、近隣住民も異常発生を認識でき、速やかな対処が可能となる。
この構成によれば、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、近隣の住戸に対してもそれを通知するので、近隣住民も異常発生を認識でき、速やかな対処が可能となる。
請求項3の発明は、請求項1に記載の構成において、制御機に、映像解析部及び緊急状態判断手段を設け、更に各居室親機と住戸位置の関係を記憶する住戸位置記憶部と、緊急状態判断手段が緊急発生信号を発したら、映像信号送信元の居室親機の近隣の住戸の居室親機を住戸位置記憶部から読み出し、読み出した近隣の居室親機に緊急発生信号を通知する近隣警報制御部と、を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、制御機が映像解析部を備えることで、居室親機の数に関わらず映像解析部は1つで済み、最小限の数に抑える事ができる。そして、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、近隣の住戸に対してもそれを通知するので、近隣住民も異常発生を認識でき、速やかな対応が可能となる。
この構成によれば、制御機が映像解析部を備えることで、居室親機の数に関わらず映像解析部は1つで済み、最小限の数に抑える事ができる。そして、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、近隣の住戸に対してもそれを通知するので、近隣住民も異常発生を認識でき、速やかな対応が可能となる。
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、管理人が前記居室親機を介して居住者と通話するための管理室親機を有し、制御機は、管理室親機と居室親機との間の通信を制御すると共に、緊急状態判断手段が緊急発生信号を発したら、管理室親機に対して緊急発生信号を通知する通知制御手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、管理人にも倒れて緊急状態にある人物が居ることを通知するため、速やかな対応が可能となる。
この構成によれば、管理人にも倒れて緊急状態にある人物が居ることを通知するため、速やかな対応が可能となる。
請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れかに記載の構成において、映像解析部を備えた居室親機或いは制御機は、居住者個々の氏名等の居住者情報と顔画像情報とを関連付けて記憶する顔画像情報記憶部と、カメラが撮像した映像から人物の顔を認識して顔画像情報記憶部の情報と比較して特定する顔検知処理部とを有し、更に居室親機は、顔検知処理部が特定した人物の居住者情報を表示する人物情報表示部を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、カメラの撮像映像から顔を認識し、更に認識した顔情報から倒れて緊急状態にある人物が、顔画像情報記憶部に登録された人物の何れかに一致する場合は、その居住者情報が居室親機に表示されるので、警報音により異常に気づいた住人は、居室親機の表示で速やかに倒れ込んでいる人物が誰が把握でき、連絡等速やかな対処が可能となる。
この構成によれば、カメラの撮像映像から顔を認識し、更に認識した顔情報から倒れて緊急状態にある人物が、顔画像情報記憶部に登録された人物の何れかに一致する場合は、その居住者情報が居室親機に表示されるので、警報音により異常に気づいた住人は、居室親機の表示で速やかに倒れ込んでいる人物が誰が把握でき、連絡等速やかな対処が可能となる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の構成において、制御機は、居住者情報と住戸の関係を記憶する居住者情報記憶部と、顔検知処理部が特定した人物の居住者情報を基に、居住者情報記憶部から住戸を選択して関連する住戸の居室親機に対し緊急発生信号を送信する特定住戸警報制御部を有することを特徴とする。
この構成によれば、倒れて緊急状態にある人物が集合住宅の居住者であることが判明した場合は、その人物の自宅等関係する住戸にも異常発生を通知する。そのため、家族等に速やかに通知でき、家族等がいち早く対処することが可能となる。
この構成によれば、倒れて緊急状態にある人物が集合住宅の居住者であることが判明した場合は、その人物の自宅等関係する住戸にも異常発生を通知する。そのため、家族等に速やかに通知でき、家族等がいち早く対処することが可能となる。
請求項7の発明は、住戸玄関に設置されて、居住者を呼び出して通話する機能、及び玄関付近を撮像するカメラを備えた玄関子機と、住戸内に設置されてカメラが撮像した映像を出画する表示部、及び玄関子機からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機とを有するインターホンシステムにおいて、玄関子機は、玄関に人物が近づいたらカメラの撮像を開始させる人感センサを有すると共に、玄関子機、居室親機の何れか一方に、カメラが撮像した映像から人物を判別すると共に、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部と、倒れた状態或いはうずくまった状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する緊急状態判断手段とを設け、居室親機は、緊急発生信号を受けて警報音を発報する報音手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故或いは急病などにより倒れた場合に、それを検知して居室親機にて警報音が発せられる。よって、戸建住宅に設置されたインターホンシステムであっても、居住者に玄関先の異常を速やかに認識させることができ、遅滞のない対処が可能となる。
この構成によれば、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故或いは急病などにより倒れた場合に、それを検知して居室親機にて警報音が発せられる。よって、戸建住宅に設置されたインターホンシステムであっても、居住者に玄関先の異常を速やかに認識させることができ、遅滞のない対処が可能となる。
本発明によれば、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故或いは急病などにより倒れたら、それを検知して居室親機から警報を報音させることができる。よって、その玄関先に人通りが無くても、その警報を認識した住戸内の人による早期の対応が可能となる。
また、集合住宅インターホンシステムにおいては、居住者個々の顔情報を記憶し、顔判別機能を設けることで、緊急状態にある人物の自宅等関係する住戸にも異常発生を通知することができ、家族等に速やかに通知できる。その結果、家族等関係が対処することが可能であり、最適な対処が可能となる。
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る集合住宅インターホンシステムの構成図を示し、1は集合玄関において居住者を呼び出して通話する機能を備えた集合玄関機、2は個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能を備えた玄関子機、3は集合玄関機1及び玄関子機2からの呼び出しに応答する機能を備えて個々に住戸内に設置された居室親機、4は管理人が居住者と通話するために管理室に設置された管理室親機、5は各機器間の通信を制御する制御機である。
集合玄関機1及び管理室親機4は夫々伝送線L1,L2を介して制御機5に接続され、玄関子機2は伝送線L3を介して居室親機3に接続されている。居室親機3は親機幹線L4を介して制御機5に接続されている。尚、M1は住戸玄関前の共用部となっている廊下、M2は住戸玄関を示し、Nは後述する子機カメラの撮像範囲を模式的に示している。
集合玄関機1及び管理室親機4は夫々伝送線L1,L2を介して制御機5に接続され、玄関子機2は伝送線L3を介して居室親機3に接続されている。居室親機3は親機幹線L4を介して制御機5に接続されている。尚、M1は住戸玄関前の共用部となっている廊下、M2は住戸玄関を示し、Nは後述する子機カメラの撮像範囲を模式的に示している。
玄関子機2は、居住者を呼び出す呼出ボタン11、来訪者を撮像する子機カメラ12、通話するためのマイク及びスピーカ、人物の存在を感知する人感センサ13を備え、更に図2の回路ブロック図に示すような映像送信機能を備えている。図2に示すように、子機カメラ12が撮像した玄関映像を居室親機3に送信する玄関映像送信部14、警報を発報する警報発報部15、居室親機3と通信するための子機IF16、玄関子機全体を制御する子機CPU17等を備えている。子機カメラ12は人感センサ13が人物の接近を感知したら、子機CPU17の制御により撮像を開始し、玄関映像送信部14により撮像した映像信号が居室親機3に送信される。
居室親機3は、呼び出しに対して応答操作するための通話ボタン20、ハンズフリー通話するためのマイク及びスピーカ、通話するためのハンドセット21、集合玄関機1或いは玄関子機2から送信された映像を表示するCRTから成る表示部22、各種操作を行う操作部23を備え、図3の回路ブロック図に示すような映像処理機能を備えている。図3に示すように、集合玄関機1或いは玄関子機2から送られてきた映像信号を受け取る親機映像受信部24、撮像映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析する映像解析部25、居住者個々の顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶部26、映像から顔画像を解析して記憶している顔画像と比較する顔検知処理部27、制御機5等へ映像信号を送信する親機映像送信部28、警報を発報する警報発報部29、警報信号を外部へ送信するための警報連絡部30、玄関子機2と通信するための親機第1IF32、制御機5と通信するための親機第2IF33、居室居室親機3全体を制御する親機CPU34を備えている。尚、表示部22は映像を表示するとしているが、勿論静止画(画像)であっても良い。
特に親機CPU34は、撮像映像からうずくまっていたり倒れ込んで横になった急病人と思われる人物を映像解析部25が検出したら、緊急発生信号を生成して制御機5等に通知制御するし、顔検知処理部27が急病人が居住者であると判定したら、その特定された居住者情報を制御機5に通知制御する。
尚、撮像映像の情報から、撮像している映像から人物の状態を判別する技術は公知の技術が適用でき、例えば特許文献3に開示された技術を用いることができる。
尚、撮像映像の情報から、撮像している映像から人物の状態を判別する技術は公知の技術が適用でき、例えば特許文献3に開示された技術を用いることができる。
制御機5は、図4の回路ブロック図に示すような通信制御機能を備えている。図4に示すように、居室親機3から映像信号を受信する制御機映像受信部37、管理室親機4へ映像信号を送信する制御機映像送信部38、居室親機3から警報信号を受け取る警報連絡受信部39、個々の住戸位置を記憶する住戸位置記憶部40、受信した警報信号から警報通知先を選択する近隣警報制御部41、入居者個々の住戸番号と居室親機IDを関連付けた情報を記憶する居住者情報記憶部42、居室親機3から送信された居住者情報から関連する住戸の居室親機3を選択して警報信号を送信する特定住戸警報制御部43、管理室親機4に警報信号を送信する管理室親機警報制御部44、居室親機3や集合玄関機1と通信する制御機第1IF45、管理室親機4と通信する制御機第2IF46、制御機全体を制御する制御機CPU47を備えている。
管理室親機4は、通話するためのハンドセット50、映像を表示すると共に各種操作をするタッチパネルを備えた表示部51等から構成されている。
このように構成した集合住宅インターホンシステムについて、住戸玄関M2に面した共用廊下部M1において急病人が発生した場合の動作を次に説明する。尚、インターホン本来の機能である、集合玄関機1、或いは玄関子機2からの呼び出し、この呼び出しに対して居室親機3からの応答操作は従来と同様であるため説明を省略する。
玄関子機2の人感センサ13は常時感知動作を行い、玄関子機2の正面方向に対する人間の接近を検知し、子機CPU17に通知する。子機CPU17は、子機カメラ12を起動して撮像を開始させ、玄関映像送信部14に居室親機3への映像情報の送信を指示する。また、子機IF16を介して居室親機3に撮像の開始を通知する。
居室親機3は、親機第1IF32を介して子機カメラ12の撮像開始の通知を親機CPU34が受信すると、親機CPU34は、送信された映像情報を受信するよう親機映像受信部24に指示を出すと共に、映像解析部25に映像の解析を指示する。映像解析部25は、撮像されている映像から、映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析し、そのような状態にあると判断したら異常検出信号を親機CPU34に送出する。異常検出信号を受けた親機CPU34は、この信号を例えば60秒等所定時間に亘り受信し続けたら、急病人が発生したと判断して緊急発生信号を出力する。この緊急発生信号を受けて、警報発報部29は警報音を報音すると同時に、表示部22は子機カメラ12の撮像映像を表示させる。また、顔検知処理部27に対して撮像されている人物の照会を指示する。更に、子機CPU17は、緊急発生信号を受けて警報発報部15を発報動作させる。
顔検知処理部27は、指示を受けて撮像映像から顔を識別する。顔を識別できた場合は、識別した顔情報と顔画像情報記憶部26に記憶されている入居者の顔情報とを比較し、一致する人物を検索する。こうして、検出した急病人が集合住宅に入居する誰かであると判明したら、その居住者情報を親機CPU34に通知する。親機CPU34は、受け取った居住者情報を表示部22に表示制御する。この結果、表示部22には氏名等が表示され、警報発報による通知と共に、急病人の情報が表示される。
尚、うつ伏せの状態であったり、後ろ向きの状態で撮影され、映像情報から顔を判別できる状況に無ければ顔判別は行われず、警報発報のみ行われる。
尚、うつ伏せの状態であったり、後ろ向きの状態で撮影され、映像情報から顔を判別できる状況に無ければ顔判別は行われず、警報発報のみ行われる。
更に親機CPU34は、警報連絡部30に対して外部への連絡指示を出し、親機映像送信部28から制御機5へ映像信号を送信させる。指示を受けた警報連絡部30は、制御機5に対し、緊急発生信号に親機ID情報、及び撮像している人物(急病人)の居住者情報が判別されている場合はその居住者情報を付加して送信する。緊急発生信号及び映像信号は、親機第2IF33を介して制御機5へ送信される。尚、映像解析部25及び顔検知処理部27は一体であってもよく、警報連絡部30は親機CPU34と一体であってもよい。
居室親機3から制御機5に送信された緊急発生信号は、制御機第1IF45を介して警報連絡受信部39にて受信される。また、同時に送信された映像信号は、制御機第1IF45を介して制御機映像受信部37で受信される。警報連絡受信部39は、受信した緊急発生信号を整理し、送信元の居室親機IDを制御機CPU47に通知する。制御機CPU47は、入手した居室親機3のID情報を近隣警報制御部41に送信する。
近隣警報制御部41は、居室親機ID情報を受け取ると、その居室親機3の近隣住戸の居室親機を住戸位置記憶部40から検索し、該当する近隣住戸の居室親機3に対して制御機第1IF45を介して緊急発生信号を送信し、近隣の戸外における急病の発生を通知する。この時、急病人を検知した居室親機3から急病人の居住者情報が付加された緊急発生信号が送信されたら、この居住者情報も合わせて近隣の住戸に送信する。
この緊急発生信号を受け取った近隣の居室親機3は、親機CPU34が警報発報部29から警報音発報させ、近隣の居住者に報知する。また、居住者情報が付加されていたら、氏名等の居住者情報を表示部22に表示させる。
近隣警報制御部41は、居室親機ID情報を受け取ると、その居室親機3の近隣住戸の居室親機を住戸位置記憶部40から検索し、該当する近隣住戸の居室親機3に対して制御機第1IF45を介して緊急発生信号を送信し、近隣の戸外における急病の発生を通知する。この時、急病人を検知した居室親機3から急病人の居住者情報が付加された緊急発生信号が送信されたら、この居住者情報も合わせて近隣の住戸に送信する。
この緊急発生信号を受け取った近隣の居室親機3は、親機CPU34が警報発報部29から警報音発報させ、近隣の居住者に報知する。また、居住者情報が付加されていたら、氏名等の居住者情報を表示部22に表示させる。
また制御機CPU47は、緊急発生信号に付加された居住者情報を特定住戸警報制御部43に送信する。特定住戸警報制御部43は、受け取った居住者情報を基に居住者情報記憶部42から関連する居室親機3を検索し、急病人の自宅等急病人に関連する住戸の居室親機3に対して制御機第1IF45を介して緊急発生信号を送信し、戸外における急病人の発生を通知する。この信号を受けた居室親機3は、警報発報部29が発報動作し、急病人の発生を通知し、急病人の居住者情報が付加されている場合は居住者情報も合わせて表示する。
更に、制御機CPU47は、管理室親機4に緊急発生信号、及び映像信号を送信する。緊急発生信号は、制御機第2IF46を介して管理室親機4に送信され、映像信号は制御機映像受信部37から制御機映像送信部38、制御機第2IF46を介して管理室親機4に送信される。この信号を受信した管理室親機4は、居室親機3と同様に戸外における急病の発生を発報報知し、居住者情報を合わせて受信した場合は表示部51に急病人の情報を表示する。
このように、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故や急病などにより倒れた場合に、玄関子機カメラの撮像映像からそれを検知し、居室親機にて警報音が発せられるので、居住者により早期の対応が可能となる。
また、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、隣接する住戸等近隣の住戸、更に管理人にも通知するので、近隣住民や管理人も異常発生を認識でき、速やかな対応が可能となる。
更に、カメラの撮像映像から顔を認識し、認識した顔情報から倒れて緊急状態にある人物が、顔画像情報記憶部に登録された人物の顔情報と比較が成され、何れかに一致する場合は、その居住者情報が居室親機に表示されるので、警報音により異常に気づいた住人は、居室親機の表示で速やかに倒れ込んでいる人物が誰が把握でき、連絡等速やかな対処が可能となる。
また、倒れて緊急状態にある人物が集合住宅の居住者であることが判明した場合は、その人物の自宅等関係する住戸にも異常発生を通知するので、家族等に速やかに通知でき、家族等がいち早く対処することが可能となる。
また、玄関先で人物が倒れている住戸に加えて、隣接する住戸等近隣の住戸、更に管理人にも通知するので、近隣住民や管理人も異常発生を認識でき、速やかな対応が可能となる。
更に、カメラの撮像映像から顔を認識し、認識した顔情報から倒れて緊急状態にある人物が、顔画像情報記憶部に登録された人物の顔情報と比較が成され、何れかに一致する場合は、その居住者情報が居室親機に表示されるので、警報音により異常に気づいた住人は、居室親機の表示で速やかに倒れ込んでいる人物が誰が把握でき、連絡等速やかな対処が可能となる。
また、倒れて緊急状態にある人物が集合住宅の居住者であることが判明した場合は、その人物の自宅等関係する住戸にも異常発生を通知するので、家族等に速やかに通知でき、家族等がいち早く対処することが可能となる。
図5、図6は本発明に係る集合住宅インターホンシステムの他の例を示し、図5は上記図3に対応する居室親機3aの要部回路ブロック図、図6は上記図4に対応する制御機5aの要部回路ブロック図を示している。尚、システム全体の構成、及び玄関子機2の構成は上記図1と同様であるため説明を省略する。また、上記実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付与して説明を省略する。
居室親機3aは、図5に示すように、玄関子機2から送られてきた映像信号を受け取る親機映像受信部24、警報を発報する警報発報部29、制御機5等へ映像信号を送信する親機映像送信部28、玄関子機2と通信するための親機第1IF32、制御機5aと通信するための親機第2IF33、居室親機全体を制御する親機CPU34aを備えている。
制御機5aは、図6に示すように、居室親機3aから映像信号を受信する制御機映像受信部37、管理室親機4へ映像信号を送信する制御機映像送信部38、映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析する映像解析部25、居住者個々の顔画像情報を記憶する顔画像情報記憶部26、映像から顔画像を解析して記憶している顔画像と比較する顔検知処理部27、警報信号を送信するための警報連絡部55、個々の住戸位置を記憶する住戸位置記憶部40、警報信号通知先を選択する近隣警報制御部41、入居者個々の住戸番号と居室親機IDを関連付けた情報を記憶する居住者情報記憶部42、顔検知処理部27が検知した居住者情報から関連する住戸の居室親機3aを選択して警報信号を送信する特定住戸警報制御部43、管理室親機4に警報信号を送信する管理室親機警報制御部44、居室親機3a、及び集合玄関機1と通信するための制御機第1IF45、管理室親機4と通信するための制御機第2IF46、制御機全体を制御する制御機CPU47aを備えている。尚、顔画像情報記憶部26は上記図3の顔画像情報記憶部26と同様の構成要素である。
このように構成した集合住宅インターホンシステムについて、住戸玄関に面した共用廊下部M1において急病人等が発生した場合の動作を上記図1、図2、そして図5、図6を基に説明する。玄関子機2の人感センサ13は常時感知動作を行い、玄関子機2の正面方向に対する人間の接近を検知し、子機CPU17に通知する。子機CPU17は、子機カメラ12を起動して撮像を開始させ、玄関映像送信部14に居室親機3aへの映像情報の送信を指示する。また、子機IF16を介して居室親機3aに撮像の開始を通知する。
居室親機3aは、親機第1IF32を介して子機カメラ12の撮像開始の通知を親機CPU34aが受信すると、親機CPU34aは玄関子機2から送信された映像情報を受信するよう親機映像受信部24に指示を出し、同時に映像信号を制御機5に送信するように親機映像送信部28に指示を出し、制御機5に映像送信の通知を行う。
制御機第1IF45を介して映像信号送信の通知を受けた制御機CPU47aは、送信された映像情報を受信するよう制御機映像受信部37に指示を出すと共に、映像解析部25に映像の解析を指示する。映像解析部25は、撮像されている映像から、映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析し、そのような状態にあると判断したら異常検出信号を制御機CPU47aに送出する。異常検出信号を受けた制御機CPU47aは、この信号を例えば60秒等所定時間に亘り受信し続けたら、急病人が発生したと判断して緊急発生信号を出力し、映像の送信を受けた居室親機3a、近隣警報制御部41に送信する。尚、制御機CPU47aは、映像の受信に先立って居室親機3aから受信した映像送信の通知から映像信号送信送信元の居室親機3aのIDを認識している。
制御機5aから緊急発生信号を受信した居室親機3aは、親機CPU34aが警報発報部から警報音を報音させ、子機カメラ12が撮像している映像を表示部22に表示させる。更に、親機CPU34aは接続されている玄関子機2にも緊急発生信号を送信し、子機CPU17は、緊急発生信号を受けて警報発報部15を発報動作させる。
一方、近隣警報制御部41は、映像信号の通知情報に含まれる親機ID情報を基に、玄関先で急病人が発生した住戸の近隣住戸を住戸位置記憶部40から検索し、該当する住戸の居室親機3aに対して戸外における急病の発生を通知する緊急発生信号を送信する。
この緊急発生信号を受けた居室親機3aは、警報発報部29から警報音を報音させる。
一方、近隣警報制御部41は、映像信号の通知情報に含まれる親機ID情報を基に、玄関先で急病人が発生した住戸の近隣住戸を住戸位置記憶部40から検索し、該当する住戸の居室親機3aに対して戸外における急病の発生を通知する緊急発生信号を送信する。
この緊急発生信号を受けた居室親機3aは、警報発報部29から警報音を報音させる。
また制御機CPU47aは、上記制御に加えて顔検知処理部27に対して撮像されている人物の照会を指示する。指示を受けた顔検知処理部27は、撮像映像から顔を識別する。顔を識別できた場合は、識別した顔情報と顔画像情報記憶部26に記憶されている入居者の顔情報とを比較し、一致する人物を検索する。こうして、検出した急病人が集合住宅に入居する誰かであると判明したら、その居住者情報を制御機CPU47aに通知する。
尚、うつ伏せの状態であったり、後ろ向きの状態で撮影されて顔を判別できる状況に無ければ、顔判別は行われず、警報発報のみ行われる。
尚、うつ伏せの状態であったり、後ろ向きの状態で撮影されて顔を判別できる状況に無ければ、顔判別は行われず、警報発報のみ行われる。
制御機CPU47aは、受け取った居住者情報を特定住戸警報制御部43に送信する。特定住戸警報制御部43は、受け取った居住者情報を基に居住者情報記憶部42から対応する居室親機3aを検索し、撮像人物の自宅である住戸の居室親機3aに対して制御機第1IF45を介して緊急発生信号を送信し、戸外における急病の発生を通知する。この信号を受けた居室親機3aは、警報発報部29が発報動作し、表示部22に急病人の情報が表示される。
更に、制御機CPU47aは、管理室親機4に緊急発生信号、及び映像信号を送信する。緊急発生信号は、制御機第2IF46を介して管理室親機4に送信され、映像信号は制御機映像受信部37から制御機映像送信部38、制御機第2IF46を介して管理室親機4に送信される。この信号を受信した管理室親機4は、居室親機3aと同様に戸外における急病の発生を発報報知し、表示部51に子機カメラ12の撮像映像を表示させる。また、居住者情報が付加されている場合は表示部51に急病人の情報が表示される。
このように、映像解析部、顔検知処理部、顔情報を記憶する記憶部を制御機に設ければこれらの回路を最小限の数に抑える事ができる。また、居室親機の構成を従来の居室親機から大きく変更せずに構成できる。
そして、上記実施形態と同様の制御を実施でき、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故や急病などにより倒れた場合に、カメラの撮像映像からそれを検知し、近隣等の居室親機にて警報音が発せられるので、住人により早期の対処が可能となる。
そして、上記実施形態と同様の制御を実施でき、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が事故や急病などにより倒れた場合に、カメラの撮像映像からそれを検知し、近隣等の居室親機にて警報音が発せられるので、住人により早期の対処が可能となる。
尚、上記実施形態は、緊急発生信号の送信にあわせて、子機カメラ12が起動している居室親機3,3aと、管理室親機4に対してカメラの撮像映像を表示する構成となっているが、これは映像信号をFM変調して送信する構成を念頭に置いているためであり、少なくとも親機幹線L4が、LANにより形成されている場合は双方向伝送を容易に実施できるため、緊急発生信号を送信する全ての居室親機に対して映像信号を合わせて送信しても良い。そうすれば、映像による確認もでき対処し易い。
次に、戸建住宅に設置されるインターホンシステムにおける本発明を説明する。図7はインターホンシステムの構成図を示し、61は住戸玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能を備えた玄関子機、62は住戸内に設置されて玄関子機61からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機である。
インターホン子機61は、上記図1の構成と同様に構成され、居住者を呼び出す呼出ボタン11、来訪者を撮像する子機カメラ12、通話するためのマイク及びスピーカ、人物の存在を感知する人感センサ13を備え、更に上記図2の回路ブロック図に示すような映像送信機能を備えている(説明を省略する。)。
インターホン子機61は、上記図1の構成と同様に構成され、居住者を呼び出す呼出ボタン11、来訪者を撮像する子機カメラ12、通話するためのマイク及びスピーカ、人物の存在を感知する人感センサ13を備え、更に上記図2の回路ブロック図に示すような映像送信機能を備えている(説明を省略する。)。
居室親機62は、上記図1の構成と同様であり、呼び出しに対して応答操作するための通話ボタン20、ハンズフリー通話するためのマイク及びスピーカ、通話するためのハンドセット21、映像を表示するCRTから成る表示部22、各種操作を行う操作部23を備え、図8の回路ブロック図に示す映像処理機能を備えている。図8に示すように、玄関子機61から送られてきた映像信号を受け取る親機映像受信部24b、撮像映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析する映像解析部25、警報を発報する警報発報部29、玄関子機2と通信するための親機IF32、居室親機全体を制御する親機CPU34bを備えている。
このように構成したインターホンシステムについて、住戸玄関の前において急病等でうずくまったり倒れた人が発生した場合の動作を次に説明する。尚、インターホン本来の機能である、玄関子機61からの呼び出し、この呼び出しに対して居室親機62からの応答操作は、従来と同様であるため説明を省略する。
玄関子機61の人感センサ13は常時感知動作を行い、玄関子機61の正面方向に対する人間の接近を検知し、子機CPU17に通知する。子機CPU17は、子機カメラ12を起動して撮像を開始させ、玄関映像送信部14に居室親機62への映像情報の送信を指示する。また、子機IF16を介して居室親機62に撮像の開始を通知する。
居室親機62は、親機IF32を介して子機カメラ12の撮像開始の通知を親機CPU34bが受信すると、親機CPU34bは、送信された映像情報を受信するよう親機映像受信部24bに指示を出すと共に、映像解析部25に映像の解析を指示する。
映像解析部25は、撮像されている映像から、映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析し、そのような状態にあると判断したら異常検出信号を親機CPU34bに出力する。異常検出信号を受けた親機CPU34bは、この信号を例えば60秒等所定時間に亘り受信し続けたら、急病人が発生したと判断して緊急発生信号を出力し、警報発報部29から警報音を報音させると同時に、表示部22に玄関子機61から受信している撮像映像を表示させる。
映像解析部25は、撮像されている映像から、映像内の人物がうずくまっていたり倒れていないか解析し、そのような状態にあると判断したら異常検出信号を親機CPU34bに出力する。異常検出信号を受けた親機CPU34bは、この信号を例えば60秒等所定時間に亘り受信し続けたら、急病人が発生したと判断して緊急発生信号を出力し、警報発報部29から警報音を報音させると同時に、表示部22に玄関子機61から受信している撮像映像を表示させる。
このように、玄関子機のカメラの撮像範囲となっている玄関先において、居住者等の人物が急病などにより倒れた場合に、それを検知して居室親機にて警報音が発せられる。よって、戸建住宅に設置されたインターホンシステムであっても、居住者に玄関先の異常を速やかに認識させることができ、遅滞のない対処が可能となる。
尚、上記戸建住宅に設置されるインターホンシステムにおいては、急病人発生の判別を玄関子機61で行っても良く、居室親機62に設けた映像解析部25を玄関子機61に設ければ良い。
1・・集合玄関機、2・・玄関子機、3,3a・・居室親機、4・・管理室親機、5,5a・・制御機、12・・子機カメラ、13・・人感センサ、17・・子機CPU、22・・表示部(人物情報表示部)、25・・映像解析部、26・・顔画像情報記憶部、27・・顔検知処理部、29・・警報発報部(報音手段)、34・・親機CPU(緊急状態判断手段),34a・・親機CPU,34b・・親機CPU(緊急状態判断手段)、40・・住戸位置記憶部、41・・近隣警報制御部、42・・居住者情報記憶部、43・・特定住戸警報制御部、44・・管理室親機警報制御部、47・・制御機CPU,47a・・制御機CPU(緊急状態判断手段)、61・・玄関子機、62・・居室親機。
Claims (7)
- 集合玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能を備えた集合玄関機と、個々の住戸玄関に設置されて居住者を呼び出して通話する機能、及び玄関付近を撮像するカメラを備えた玄関子機と、個々に住戸内に設置されて前記集合玄関機及び前記玄関子機からの呼び出しに応答する機能、及び前記カメラが撮像した映像を表示する表示部を備えた居室親機と、前記集合玄関機と前記居室親機間の通信を制御する制御機とを備えた集合住宅インターホンシステムにおいて、
前記玄関子機は、玄関に人物が近づいたら前記カメラの撮像を開始させる人感センサを有すると共に、前記居室親機、前記制御機の何れか一方に、前記カメラが撮像している映像から人物を判別し、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部と、前記倒れた状態或いはうずくまった状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する緊急状態判断手段とを設け、
更に前記居室親機に前記緊急発生信号を受けて警報音を発報する報音手段を設け、
前記緊急状態判断手段は、少なくとも前記カメラが起動した前記玄関子機が接続されている前記居室親機に対して、前記緊急発生信号を送信することを特徴とする集合住宅インターホンシステム。 - 前記居室親機に前記映像解析部及び前記緊急状態判断手段を設け、
前記制御機に、各居室親機と住戸位置の関係を記憶する住戸位置記憶部と、緊急発生信号を受けて当該緊急発生信号を発した前記居室親機の近隣の住戸の居室親機を前記住戸位置記憶部から読み出し、近隣の居室親機に前記緊急発生信号を通知する近隣警報制御部と、を設けたことを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御機に、前記映像解析部及び前記緊急状態判断手段を設け、更に各居室親機と住戸位置の関係を記憶する住戸位置記憶部と、前記緊急状態判断手段が前記緊急発生信号を発したら、映像信号送信元の前記居室親機の近隣の住戸の居室親機を前記住戸位置記憶部から読み出し、読み出した近隣の前記居室親機に前記緊急発生信号を通知する近隣警報制御部と、を設けたことを特徴とする請求項1記載の集合住宅インターホンシステム。
- 管理人が前記居室親機を介して居住者と通話するための管理室親機を有し、
前記制御機は、前記管理室親機と前記居室親機との間の通信を制御すると共に、前記緊急状態判断手段が緊急発生信号を発したら、前記管理室親機に対して緊急発生信号を通知する通知制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記映像解析部を備えた前記居室親機或いは前記制御機は、居住者個々の氏名等の居住者情報と顔画像情報とを関連付けて記憶する顔画像情報記憶部と、前記カメラが撮像した映像から人物の顔を認識して前記顔画像情報記憶部の情報と比較して特定する顔検知処理部とを有し、
更に前記居室親機は、前記顔検知処理部が特定した人物の居住者情報を表示する人物情報表示部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の集合住宅インターホンシステム。 - 前記制御機は、前記居住者情報と住戸の関係を記憶する居住者情報記憶部と、前記顔検知処理部が特定した人物の居住者情報を基に、前記居住者情報記憶部から住戸を選択して関連する住戸の前記居室親機に対し前記緊急発生信号を送信する特定住戸警報制御部を有することを特徴とする請求項5記載の集合住宅インターホンシステム。
- 住戸玄関に設置されて、居住者を呼び出して通話する機能、及び玄関付近を撮像するカメラを備えた玄関子機と、住戸内に設置されて前記カメラが撮像した映像を出画する表示部、及び前記玄関子機からの呼び出しに応答する機能を備えた居室親機とを有するインターホンシステムにおいて、
前記玄関子機は、玄関に人物が近づいたら前記カメラの撮像を開始させる人感センサを有すると共に、前記玄関子機、前記居室親機の何れか一方に、前記カメラが撮像した映像から人物を判別すると共に、判別した人物が倒れた状態或いはうずくまった状態にないか解析する映像解析部と、前記倒れた状態或いはうずくまった状態が所定時間継続したら緊急状態発生と判断して緊急発生信号を出力する緊急状態判断手段とを設け、
前記居室親機は、前記緊急発生信号を受けて警報音を発報する報音手段を有することを特徴とするインターホンシステム。
Priority Applications (1)
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JP2009017138A JP2010177934A (ja) | 2009-01-28 | 2009-01-28 | 集合住宅インターホンシステム及びインターホンシステム |
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JP2014149584A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Ramrock Co Ltd | 通知システム |
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2009
- 2009-01-28 JP JP2009017138A patent/JP2010177934A/ja active Pending
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