JP2021047361A - 廃トナー回収装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】廃トナー回収装置内の廃棄粉体を回収容器の上面まで積み上げることで容器内に効率良く廃トナーを堆積できる廃トナー回収装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成手段から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃棄粉体を受け入れる搬入口を有し廃棄粉体を収容する回収容器と、回収容器の内部に首振り自在に片持ち支持され搬入口から搬入されてくる廃棄粉体を回収容器内で第1の搬送力で搬送する第1搬送部と第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で搬送する第2搬送部を有する搬送手段と、を備えた。【選択図】図8

Description

本発明は、廃トナー回収装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置に装着されて、かかる画像形成装置から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃トナーを回収して貯蔵する廃トナー回収ボックスであって、廃トナーの回収口が複数形成されると共に各回収口から落とし込まれた廃トナーを内部空間に貯蔵するボックス本体と、このボックス本体における廃トナーの収容上限に沿って、且つ、各回収口に沿って互いに平行に設けられると共に回転駆動され、回転することで各回収口から落とし込まれた廃トナーをボックス本体内で搬送する一対の搬送部材とから構成され、これら一対の搬送部材はボックス本体内における廃トナーの搬送方向を互いに異ならせている廃トナー回収ボックスが知られている(特許文献1)。
特開2008−112193号公報
本発明は、廃トナー回収装置内の廃棄粉体を回収容器の上面まで積み上げることで容器内に効率良く廃トナーを堆積できる廃トナー回収装置及び画像形成装置を提供する。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の廃トナー回収装置は、
画像形成手段から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃棄粉体を受け入れる搬入口を有し前記廃棄粉体を収容する回収容器と、
前記回収容器の内部に首振り自在に片持ち支持され前記搬入口から搬入されてくる前記廃棄粉体を前記回収容器内で第1の搬送力で搬送する第1搬送部と前記第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で搬送する第2搬送部を有する搬送手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項2に記載の廃トナー回収装置は、
画像形成手段から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃棄粉体を受け入れる搬入口を有し前記廃棄粉体を収容する回収容器と、
前記回収容器の内部に首振り自在に片持ち支持され、前記回収容器の内部で受け入れた前記廃棄粉体を第1の搬送力で搬送して第1の堆積プロファイルで積み上げる第1搬送部と前記第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で前記廃棄粉体を搬送して前記第1の堆積プロファイルよりも高い第2の堆積プロファイルで積み上げる第2搬送部を有する搬送手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の廃トナー回収装置において、
前記搬送手段は、螺旋羽根を有し回転駆動されることで前記廃棄粉体を搬送する、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
前記第1搬送部は前記第2搬送部に比べて前記螺旋羽根のピッチが広い、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
前記第1搬送部は前記第2搬送部に比べて前記螺旋羽根のピッチが2倍以上広い、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
前記第1搬送部は、前記搬送手段の片持ち支持された基端から前記搬入口の下方の位置を含む範囲に形成されている、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
前記搬送手段は、軸体を有し、前記螺旋羽根は前記軸体との間に間隙を保持して一体に形成されている、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
前記搬送手段は、合成樹脂を用いて形成されている、
ことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項2に記載の廃トナー回収装置において、
前記回収容器内で前記第2の堆積プロファイルで積み上げられた前記前記廃棄粉体が予め定められた高さに達したか否かを検知する検知手段をさらに備える、
ことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9に記載の廃トナー回収装置において、
前記検知手段は、前記回収容器内で前記廃棄粉体が略満杯となったときに当該廃棄粉体が到達する高さであって、前記第1の堆積プロファイルで積み上げられた前記廃棄粉体が前記搬入口に略到達するときに当該廃棄粉体が到達する高さに配設される、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項11に記載の画像形成装置は、
トナー像を形成する画像形成手段から回収される廃棄粉体を搬送する第1の搬送手段と、
前記廃棄粉体を請求項1ないし10のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置へ向けて落下させるように搬送する第2の搬送手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、11に記載の発明によれば、廃トナー回収装置内の廃棄粉体を回収容器の上面まで積み上げることができる。
請求項2に記載の発明によれば、廃トナー回収装置内の廃棄粉体を廃棄粉体の搬入口を除いて回収容器の上面まで積み上げることができる。
請求項3に記載の発明によれば、廃棄粉体を効率的に搬送することができる。
請求項4に記載の発明によれば、回収容器内における廃棄粉体の堆積プロファイルを平坦化することができる。
請求項5に記載の発明によれば、回収容器内における廃棄粉体の堆積プロファイルを平坦化することができる。
請求項6に記載の発明によれば、搬入口の近辺における廃棄粉体の積み上げを促進することができる。
請求項7に記載の発明によれば、搬送手段を軽量化することができる。
請求項8に記載の発明によれば、搬送手段を軽量化することができる。
請求項9に記載の発明によれば、第2の堆積プロファイルで積み上げられた廃棄粉体の高さを検知することができる。
請求項10に記載の発明によれば、第1の堆積プロファイルで積み上げられた廃棄粉体が搬入口を塞いでしまうことを防止することができる。
画像形成装置の概略構成の一例を示す断面模式図である。 感光体ユニット及び現像装置の構成を説明する図である。 清掃装置の構成を示す断面模式図である。 廃トナー回収装置の全体構成を示す側面図である。 画像形成装置の裏面側における廃トナー回収経路を示す図である。 廃トナー回収装置の搬送オーガを示す図である。 搬送オーガの廃トナー搬送作用を説明する図である。 搬送オーガと回収容器に収容される廃棄粉体の堆積プロファイルとの関係を説明するための図である。 回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 比較例1に係る搬送オーガを有する回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。 比較例2に係る搬送オーガを有する回収容器に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガの位置との関係を説明するための図である。である。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
(1.1)画像形成装置の全体構成
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成の一例を示す断面模式図である。
画像形成装置1は、画像形成部10と、画像形成部10の下方に装着された給紙装置20と、画像形成部10の一端に設けられ、印刷された用紙が排紙される排紙部30と、を備えて構成されている。
画像形成部10は、システム制御装置(不図示)、露光装置12、画像形成手段としての感光体ユニット13及び現像装置14、転写装置15、用紙搬送装置16a、16b、16c、定着装置17、を備えて構成され、給紙装置20から送り込まれた記録媒体上にトナー画像を形成する。
給紙装置20は、画像形成部10に対する記録媒体の供給を行う。すなわち、種類(例えば、材質や厚さ、用紙サイズ、紙目)の異なる記録媒体を収容する複数の用紙積載部21、22を備えており、これら複数の用紙積載部21、22のいずれか一つから繰り出した記録媒体を画像形成部10に対して供給するように構成されている。
排紙部30は、画像形成部10にて画像出力が行われた記録媒体の排出を行う。そのために、排紙部30は、画像出力後の記録媒体が排出される排紙収容部を備えている。なお、排紙部30は、画像形成部10から出力される用紙束に対して、裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を行う機能を有したものであってもよい。
(1.2)画像形成部の構成及び動作
このような構成の画像形成装置1では、画像形成のタイミングに合わせて用紙積載部21、22のうち、印刷ジョブで印刷の1枚毎に指定された用紙積載部21、22から繰り出された記録媒体が画像形成部10へ送り込まれる。
感光体ユニット13(Y、M、C、K:以下、区別して記載する必要がない場合は、単に感光体ユニット13と記す)は、露光装置12の下方に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電器32、露光装置12、現像装置14、一次転写ローラ52、クリーニング装置33が配置されている。
現像装置14は、内部に現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像ローラ42が配設されている。現像ローラ42には、層厚を規制された現像剤が供給されて感光体ドラム31上にトナー像が形成される。
それぞれの現像装置14(Y、M、C、K:以下、区別して記載する必要がない場合は、単に現像装置14と記す)は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて略同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
現像装置14の上方には、現像剤(キャリアを含むトナー)を収容する交換可能なトナーカートリッジTが装着されている。それぞれのトナーカートリッジT(Y、M、C、K、)から現像装置14に現像剤を供給するトナーカートリッジガイド(不図示)が配置されている。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電器32により帯電され、露光装置12から出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置15は、各感光体ユニット13の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される像保持体としての中間転写ベルト51、各感光体ユニット13にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を記録媒体に一括転写(二次転写)する二次転写ローラ53とから構成されている。
各感光体ユニット13の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、システム制御装置により制御される電源装置等(不図示)から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って、バックアップローラ65に中間転写ベルト51を介して二次転写ローラ53が圧接配置された二次転写部TRに搬送される。
重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙が二次転写部TRに供給される。そして、中間転写ベルト51を介して二次転写ローラ53と対向するバックアップローラ65には、システム制御装置により制御される電源装置から予め定められた二次転写電圧が印加され、用紙に中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
多重トナー像が転写された後の中間転写ベルト51上の残留トナーは清掃装置70により除去され、廃トナー回収装置100に回収される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニング装置33により除去され、廃トナー回収装置100に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電器32により再帯電される。
定着装置17は一方向へ回転する無端状の定着ベルト17aと、定着ベルト17aの周面に接し、一方向へ回転する加圧ローラ17bとを有し、定着ベルト17aと加圧ローラ17bの圧接によって定着領域が形成される。
転写装置15においてトナー像が転写された記録媒体は、トナー像が未定着の状態で用紙搬送装置16aを経由して定着装置17の定着領域に搬送される。定着装置17に搬送された記録媒体は、一対の定着ベルト17aと加圧ローラ17bにより、加熱と圧着の作用でトナー像が定着される。
定着の終了した記録媒体は、用紙搬送装置16bを経由して排紙部30に送り込まれる。
尚、記録媒体の両面に画像出力を行う場合には、用紙搬送装置16cにより当該記録媒体の表裏が反転され、再び画像形成部10における二次転写部TRへ送り込まれる。そして、トナー像の転写および転写像の定着が行われた後に、排紙部30に送り込まれることになる。排紙部30へ送り込まれた記録媒体は、必要に応じて裁断やステープル(針綴じ)等の後処理を経た後に、排紙収容部へ排出される。
(2)廃トナー回収経路
図2は感光体ユニット13及び現像装置14の構成を説明する図、図3は清掃装置の構成を示す断面模式図、図4は廃トナー回収装置100の全体構成を示す側面図、図5は画像形成装置1の裏面側における廃トナー回収経路を示す図、図6は廃トナー回収装置100の搬送オーガ110を示す図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1における廃トナー回収経路と廃トナー回収装置の構成について説明する。
(2.1)廃トナー及び廃棄現像剤の排出
図2に示す感光体ユニット13のクリーニング装置33は、中間転写ベルト51にトナー像が一次転写された後の感光体ドラム31上の廃棄粉体としての回収物を清掃する。回収物には、残存現像剤(トナーと外添剤)、記録媒体から感光体ドラム31に付着した紙粉などの異物などが含まれる。
クリーニングブラシ33Aは、感光体ドラム31の表面に接した状態で、図2に矢印Bで示すように反時計回りに回転(感光体ドラム31は図2に矢印Aで示すように時計回りに回転する)し、感光体ドラム31上の回収物を除去しやすいように浮き上がらせる。
クリーニングブレード33Bは、クリーニングブラシ33Aで浮き上がらせた感光体ドラム31上の回収物を掻き落とすことにより除去する。
そして、トナー回収オーガ33Cは、クリーニング装置33の下方に設けられ、回転することによりクリーニングブレード33Bで除去されたトナーやフリッカーバー33Aaでクリーニングブラシ33Aから除去されクリーニング装置33内に収容されたトナーを回転軸に沿ってクリーニング装置33の外部(廃トナー搬送部80 図4参照)に向けて搬送する。
現像装置14では、現像ハウジング41内に供給された現像剤(キャリアを含むトナー)が、撹拌オーガ43によって現像ハウジング41内で撹拌されて、供給オーガ44によって現像ローラ42に搬送される。そして、現像剤の一部分が廃棄粉体(以下、単に現像剤と記す)として、最終的に現像装置14の外部(廃トナー搬送部80 図3参照)に排出される。
このように、現像ハウジング41内に新しい現像剤を供給すると共に、余剰となった現像剤を排出することで、劣化したキャリアを含む現像剤を用い続けることなく、新たに供給された現像剤を用いて現像が行われるようになっている。
(2.2)転写装置15からの廃トナーの回収
転写装置15の中間転写ベルト51には、二次転写部TRの中間転写ベルト51の移動方向における下流側に清掃装置70が設けられている。
清掃装置70は、図3に示すように、ハウジング71、クリーニングブラシ72、クリーニングブレード73、廃トナー搬送オーガ74、フィルム75、から構成され、二次転写後に中間転写ベルト51上に残留する未転写トナーを中間転写ベルト51から回収する。
クリーニングブラシ72は、中間転写ベルト51の表面に接した状態で、図3に矢印Bで示すように時計回りに回転(中間転写ベルト51は図3に矢印Aで示すように移動)し、中間転写ベルト51上の回収物(残留トナー及び紙粉等)を除去しやすいように浮き上がらせる。
クリーニングブレード73は、クリーニングブラシ72で浮き上がらせた中間転写ベルト51上の回収物を掻き落とすことにより除去する。
ハウジング71には、搬送路71aが形成されている。搬送路71aは、中間転写ベルト51の移動方向と交差する装置本体の前面側から裏面側に向かって(Y方向)延びるように形成され、内部に廃トナー搬送オーガ74が配置されている。
廃トナー搬送オーガ74は、クリーニングブラシ72及びクリーニングブレード73で中間転写ベルト51から除去された回収物を後述する廃トナー落下路220に向けて搬送する。
(2.3)廃トナー搬送部
画像形成装置1の裏面側には、感光体ユニット13及び現像装置14から回収される回収物である廃トナー及び廃棄現像剤(以下、廃棄粉体と記す)を搬送する廃トナー搬送部80が設けられている。
廃トナー搬送部80は、中間転写ベルト51に沿って配置された各感光体ユニット13(Y、M、C、K)及び各現像装置14(Y、M、C、K)に沿って水平(X方向)に延びるように配置されている。
廃トナー搬送部80は、全体が中空で内部に廃棄粉体を収容する搬送管81と、廃棄粉体を搬送する廃トナー搬送オーガ82と、から構成されている。
搬送管81には、各感光体ユニット13(Y、M、C、K)のトナー回収オーガ33C(Y、M、C、K)からそれぞれ排出される廃トナーを受け入れる受け入れ口81a、及び各現像装置14(Y、M、C、K)の現像剤を受け入れる受け入れ口81bが形成されている。
廃トナー搬送オーガ82は、回転軸の周りに螺旋羽根が形成され、駆動源(不図示)から回転力を受けて搬送管81内の内壁に沿って回転することで、受け入れ口81a及び81bから受け入れた廃棄粉体を搬送管81内で搬送する(図5中 X方向:矢印R1参照)。
搬送管81内を廃トナー搬送オーガ82で搬送される廃棄粉体は、排出口81cに到達すると廃トナー落下路90に落下する。
(2.4)廃トナー落下路
画像形成装置1の裏面側には、廃トナー搬送部80及び清掃装置70から排出される廃棄粉体を受け入れて廃トナー回収装置100に向けて(−Z方向)撹拌しながら落下させる廃トナー落下路90が設けられている。
廃トナー落下路90は、管状部材91と、管状部材91の内部空間において上下方向に振動するように進退して内壁に付着する廃棄粉体を取り崩すアジテータ92と、アジテータ92を進退させるための駆動力を伝達する駆動源(不図示)とで構成され、廃トナー搬送部80の排出口81c及び清掃装置70の排出口71Bに対して略鉛直方向に配置されている。
廃トナー落下路90は、廃トナー搬送部80及び清掃装置70から受け入れた廃棄粉体を廃トナー回収装置100に向けて、アジテータ92で撹拌しながら落下させる(図6中 矢印R参照)。
(2.5)廃トナー回収装置
廃トナー回収装置100は、廃現像剤や廃トナー等の廃棄粉体を収容するためのスペースが内部に設けられた回収容器101を有している。この回収容器101の前面側(−Y方向)には、装置本体(図1参照)に対して廃トナー回収装置100を着脱する際に利用される把手102が突出形成されている。また、回収容器101の中央部上側には、廃トナー回収装置100の持ち運びを容易とするために設けられた持ち手(凹み)103が形成されている。
回収容器101の裏面側(Y方向)上部側面には、装置本体に設けられた搬送パイプ93(図4 参照)を挿入可能な挿入口104が設けられている。廃トナー落下路90の搬送パイプ93内には、回転可能な搬送オーガ94が設けられている。そして、これら搬送パイプ93及び搬送オーガ94は、廃トナー落下路90から落下する廃棄粉体を搬送し、搬送パイプ93の端部側下部には、搬送されてきた廃棄粉体を排出するための排出口95が設けられている。
回収容器101における挿入口104の内側下部には、上部に向かって開口し、搬送パイプ93の排出口95から排出されてくる廃棄粉体を受け入れる搬入口105が設けられている。さらに、挿入口104の内部には、搬送パイプ93が挿入口104に挿入された際には搬入口105を開き、搬送パイプ93が挿入口104から抜き出された際(装置本体から回収装置60を取り外した際)には搬入口105を閉じるシャッタ106(不図示)が設けられている。シャッタ106は、コイルバネ(不図示)によって裏面側(Y方向)に付勢されており、搬送パイプ93によって押し込まれることにより搬入口105を開口するようになっている。
回収容器101の裏面側(Y方向)略中央部側面には、回転自在に設けられたカップリング部材107が装着され、カップリング部材107には、回収容器101内に延びる搬送手段としての搬送オーガ110が取り付けられている。
この搬送オーガ110は、例えばPOM等の合成樹脂製で軸体111に螺旋羽根112が軸体111と間隙を保持して一体に形成され、金属製に比べて軽量化されている。このように形成される搬送オーガ110は、装置本体の駆動系(不図示)で回転駆動されるカップリング部材107の回転に伴って回転する。
また、本実施形態においては、搬送オーガ110が回収容器101内の略中央部まで延びており、カップリング部材107に取り付けられない一方の端部は自由端となっている。すなわち、搬送オーガ110は、図5中の矢印で示すように、首振り自在に片持ち支持されている。
また、搬送オーガ110は、螺旋羽根112が、第1の搬送力で搬送する第1搬送部112Aと第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で搬送する第2搬送部112Bを有している。具体的には、図6に示すように、第1搬送部112Aは第2搬送部112Bに比べて螺旋羽根112のピッチ(図6中 P1、P2参照)が広い。より具体的には、第1搬送部112AのピッチP1は第2搬送部112BのピッチP2に比べて螺旋羽根112のピッチが2倍以上広く形成されている。この第1搬送部112Aと第2搬送部112Bの作用については後述する。
回収容器101の側面に対応する装置本体には、回収容器101内に収容された廃棄粉体が予め定められた高さに達したか否かを検知する検知手段としての満杯検知センサSNR(不図示)が取り付けられている。本実施形態においては、満杯検知センサSNRは直接的に堆積量を検知することが可能な光センサであり、回収容器101には、光検知センサSNRが堆積量を検知する検知窓108が設けられている。尚。満杯検知センサSNRとしては、光センサに限らず、廃現像剤に含まれるキャリアの磁性を利用してレベル検知を行う透磁率センサが用いてもよい。
(3)廃棄粉体の回収動作
図7は搬送オーガ110の廃トナー搬送作用を説明する図、図8は搬送オーガ110と回収容器101に収容される廃棄粉体の堆積プロファイルとの関係を説明するための図、図9〜図13は回収容器101に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガ110の位置との関係を説明するための図、図14は比較例1に係る搬送オーガ110Aを有する回収容器101に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガ110Aの位置との関係を説明するための図、図15は比較例2に係る搬送オーガ110Bを有する回収容器101に収容される廃棄粉体の量と搬送オーガ110Bの位置との関係を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、廃トナー回収装置100における廃棄粉体の回収について説明する。
(3.1)搬送オーガの搬送作用
図7(a)、(b)に示すように、搬送オーガ110の螺旋羽根112は、そのピッチPによって軸方向の搬送力F1と半径方向の排出力F2の大きさが変化することが知られている。例えば、図7(a)に示すように、螺旋羽根のピッチP1が広い場合は、螺旋羽根の面112Aaは軸方向に対して鋭角的(図7(b)中 θ1)に面するために、搬送力F1は小さく、螺旋羽根の相対的な移動方向と交差する方向の排出力F2は大きくなる。一方、図7(b)に示すように、螺旋羽根のピッチP2が狭い場合は、螺旋羽根の面112Baは軸方向に対して鈍角的(図7(a)中 θ2)に面するために、搬送力F1は大きく、螺旋羽根の相対的な移動方向と交差する方向の排出力F2は小さくなる。
そして、図8に示すように、搬送オーガ110は、螺旋羽根のピッチP1が広い第1搬送部112Aは、搬入口105の下方の位置を含む範囲(図8中 Wで表示)に設けられ、螺旋羽根のピッチP2が狭い第2搬送部112Bは、第1搬送部112Aに続いて搬送オーガ110の先端側に亘って設けられている。
その結果、螺旋羽根のピッチP1が広い第1搬送部112Aは、廃棄粉体をより軸方向と交差する方向に排出する作用が大きく回収容器101の裏面側(Y方向)で堆積させ、螺旋羽根のピッチP2が狭い第2搬送部112Bは、廃棄粉体をより軸方向に搬送する作用が大きく回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送し堆積させることになる。
これにより、図8に模式的に示すように、搬送オーガ110の第1搬送部112Aは、搬入口105から落下する廃棄粉体を回収容器101の裏面側(Y方向)で第1の堆積プロファイル(図8中 一点鎖線で示す)で積み上げる。また、第2搬送部112Bは、搬入口105から落下する廃棄粉体を回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送して第2の堆積プロファイル(図8中 二点鎖線で示す)で積み上げる。
このように、搬送オーガ110が、搬入口105から受け入れた廃棄粉体を第1の堆積プロファイルで積み上げる第1搬送部112Aと第2の堆積プロファイルで積み上げる第2搬送部112Bを有し、第1搬送部112Aと第2搬送部112BのそれぞれのピッチP1、P2を適宜変更することで、第1の堆積プロファイルと第2の堆積プロファイルを組み合わせて回収容器101の収容量を最大化することが可能である。
(3.2)廃棄粉体の回収動作
次に、図9〜図15を参照しながら、廃トナー回収装置100における廃棄粉体の回収動作について説明する。
図14は、比較例1に係る搬送オーガ110Aを有する回収容器101における廃棄粉体の収容状態を示している。搬送オーガ110Aは、螺旋羽根112が基端部から自由端部まで同一ピッチで形成されている。具体的には、基端部から先端部まで本実施形態に係る搬送オーが110の第1搬送部112Aと同様の広いピッチP1の螺旋羽根を有している。
このような搬送オーガ110Aを備えた回収容器101に廃棄粉体が搬入口105から搬入された場合、廃棄粉体は、まず、搬入口105直下の回収容器101の底部(裏面側底部)に堆積する。そして、回収容器101内にある程度の廃棄粉体が堆積すると、その上部側の廃棄粉体は、回転する搬送オーガ110Aによって回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送されて、回収容器101内の前面側(−Y方向)にも堆積される。
そして、搬送オーガ110Aは、回収容器101内に堆積する廃棄粉体から圧力を受けるため、カップリング部材107に対する取り付け位置を中心に持ち上げられ、図14に示す位置まで上側へと動き、廃棄粉体を回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送しながら回収容器101内で積み上げる。
ここで、搬送オーガ110Aは、螺旋羽根112が基端部から自由端部まで一様に広いピッチP1で形成されているために、軸方向への搬送力F1は軸方向と交差する方向の排出力F2よりも相対的に小さい。そして、廃棄粉体は、回収容器101の裏面側(Y方向)においては、第1の堆積プロファイルとして回収容器101の上面まで積み上がるが、回収容器101の前面側(−Y方向)においては第2の堆積プロファイルとして充分には積み上がらず回収容器101の廃棄粉体の収容量は最大化されない。
図15は、比較例2に係る搬送オーガ110Bを有する回収容器101における廃棄粉体の収容状態を示している。搬送オーガ110Bは、螺旋羽根112が基端部から自由端部まで同一ピッチで形成されている。具体的には、基端部から先端部まで本実施形態に係る搬送オーが110の第2搬送部112Bと同様の狭いピッチP2の螺旋羽根を有している。
このような搬送オーガ110Bを備えた回収容器101に廃棄粉体が搬入口105から搬入された場合、廃棄粉体は、まず、搬入口105直下の回収容器101の底部(裏面側底部)に堆積する。そして、回収容器101内にある程度の廃棄粉体が堆積すると、その上部側の廃棄粉体は、回転する搬送オーガ110Bによって回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送されて、回収容器101内の前面側(−Y方向)にも堆積される。
搬送オーガ110Bは、螺旋羽根112が基端部から自由端部まで一様に狭いピッチP2で形成されているために、軸方向への搬送力F1は軸方向と交差する方向の排出力F2よりも大きい。そして、廃棄粉体は、回収容器101の前面側(−Y方向)においては第2の堆積プロファイルとして充分に積み上がるが、回収容器101の裏面側(Y方向)においては、第1の堆積プロファイルとしては回収容器101の上面までは充分に積み上がらず、廃棄粉体の収容量は最大化されない。
図9は、初期段階すなわち回収容器101内に廃棄粉体が回収され始めた状態を示している。このとき、搬送オーガ110は、その自重により先端部(自由端側)が下部に垂れ下がり、回収容器101の底についている。搬入口105から回収容器101内に搬入された廃棄粉体は、まず、搬入口105直下の回収容器101の底部(裏面側底部)に堆積する。
そして、回収容器101内にある程度の廃棄粉体が堆積すると、その上部側の廃棄粉体は、回転する搬送オーガ110によって回収容器101の前面側(−Y方向)に向けて搬送されていく。図10はこのときの状態を示したものである。図10から、搬送オーガ110によって廃棄粉体が搬送されることにより、回収容器101内で廃棄粉体の高さが均されている。また、回収容器101内で廃棄粉体を搬送することにより、廃棄粉体のかさ密度を高くすることもできる。
そして、搬送オーガ110は、回収容器101内に堆積する廃棄粉体から圧力を受けるため、カップリング部材107に対する取り付け位置を中心に持ち上げられ、図9に示す位置から上側へと動く。具体的には、搬送オーガ110が首振りすることによって、搬送オーガ110が回収容器101内に堆積する廃棄粉体の上面と略同じとなる角度となるような位置になる。
図11は、さらに回収容器101内に廃棄粉体が搬入された状態を示している。このとき、搬送オーガ110は堆積した廃棄粉体の上面レベルまで動き、略水平な状態となり、回収容器101内には、廃棄粉体が第2の堆積プロファイルで積み上がり始める。
図12は、さらに回収容器101内に廃棄粉体が搬入され、回収容器101が略満杯となった状態を示している。このとき、搬送オーガ110は堆積した廃棄粉体の上面レベルまで動くため、自由端部側がカップリング部材107側よりも高くなり、回収容器101内には、廃棄粉体が回収容器101の裏面側(Y方向)で第1の堆積プロファイルで積み上がる。そして、廃棄粉体は搬送オーガ110の第2搬送部112Bで回収容器101の前面側(−Y方向)へ搬送されて第2の堆積プロファイルで積み上がる。
図13は、さらに回収容器101内に廃棄粉体が搬入され、搬送オーガ110の自由端部側が回収容器101の上面に接触する位置まで首振りした状態を示している。搬送オーガ110の自由端部側が回収容器101の上面に接触すると、搬送オーガ110はカップリング部材107に取り付けられた基端側との間で両持ち状態となり、第2搬送部112Bの螺旋羽根による搬送力が増大する。その結果、回収容器101の前面側(−Y方向)では廃棄粉体がさらに積み上がり、検知窓108内に充填された状態になる。これにより、廃棄粉体が裏面側(Y方向)から前面側(−Y方向)に亘って略均一に回収容器101の上面まで収容されて満杯検知される。
このように、本実施形態では、回収容器101に回転可能に取り付けられたカップリング部材107に対して搬送オーガ110を首振り可能に配設した。これにより、搬送オーガ110が、回収容器101内の廃棄粉体の堆積高さに応じて廃棄粉体の堆積高さと同じ高さあるいは少し上の高さまで追随して移動できる。
そして、搬送オーガ110は螺旋羽根が、第1の搬送力で搬送する第1搬送部112Aと第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で搬送する第2搬送部112Bを有している。このため、搬入口105から受け入れた廃棄粉体を第1搬送部112Aが第1の堆積プロファイルで積み上げ、第2搬送部112Bが廃棄粉体を回収容器101の前面側(−Y方向)へ搬送しながら第2の堆積プロファイルで積み上げて、回収容器101の廃棄粉体の収容量を最大化することが可能になる。
1・・・画像形成装置
10・・・画像形成部
11・・・システム制御装置
12・・・露光装置
13・・・感光体ユニット
14・・・現像装置
15・・・転写装置
17・・・定着装置
20・・・給紙装置
30・・・排紙部
70・・・清掃装置
80・・・廃トナー搬送部
90・・・廃トナー落下部
100・・・廃トナー回収装置
101・・回収容器
110、110A、110B・・・搬送オーガ
112・・・螺旋羽根
112A・・・第1搬送部
112B・・・第2搬送部

Claims (11)

  1. 画像形成手段から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃棄粉体を受け入れる搬入口を有し前記廃棄粉体を収容する回収容器と、
    前記回収容器の内部に首振り自在に片持ち支持され前記搬入口から搬入されてくる前記廃棄粉体を前記回収容器内で第1の搬送力で搬送する第1搬送部と前記第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で搬送する第2搬送部を有する搬送手段と、を備えた、
    ことを特徴とする廃トナー回収装置。
  2. 画像形成手段から排出される使用済みトナー又は現像剤の何れかを含む廃棄粉体を受け入れる搬入口を有し前記廃棄粉体を収容する回収容器と、
    前記回収容器の内部に首振り自在に片持ち支持され、前記回収容器の内部で受け入れた前記廃棄粉体を第1の搬送力で搬送して第1の堆積プロファイルで積み上げる第1搬送部と前記第1の搬送力よりも搬送力が小さい第2の搬送力で前記廃棄粉体を搬送して前記第1の堆積プロファイルよりも高い第2の堆積プロファイルで積み上げる第2搬送部を有する搬送手段と、を備えた、
    ことを特徴とする廃トナー回収装置。
  3. 前記搬送手段は、螺旋羽根を有し回転駆動されることで前記廃棄粉体を搬送する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の廃トナー回収装置。
  4. 前記第1搬送部は前記第2搬送部に比べて前記螺旋羽根のピッチが広い、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置。
  5. 前記第1搬送部は前記第2搬送部に比べて前記螺旋羽根のピッチが2倍以上広い、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置。
  6. 請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置において、
    前記第1搬送部は、前記搬送手段の片持ち支持された基端から前記搬入口の下方の位置を含む範囲に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置。
  7. 前記搬送手段は、軸体を有し、前記螺旋羽根は前記軸体との間に間隙を保持して一体に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置。
  8. 前記搬送手段は、合成樹脂を用いて形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置。
  9. 前記回収容器内で前記第2の堆積プロファイルで積み上げられた前記前記廃棄粉体が予め定められた高さに達したか否かを検知する検知手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の廃トナー回収装置。
  10. 前記検知手段は、前記回収容器内で前記廃棄粉体が略満杯となったときに当該廃棄粉体が到達する高さであって、前記第1の堆積プロファイルで積み上げられた前記廃棄粉体が前記搬入口に略到達するときに当該廃棄粉体が到達する高さに配設される、
    ことを特徴とする請求項9に記載の廃トナー回収装置。
  11. 前記課題を解決するために、請求項11に記載の画像形成装置は、
    トナー像を形成する画像形成手段から回収される廃棄粉体を搬送する第1の搬送手段と、
    前記廃棄粉体を請求項1ないし10のいずれか1項に記載の廃トナー回収装置へ向けて落下させるように搬送する第2の搬送手段と、を備えた、
    ことを特徴とする。
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