JP2021046884A - ベルト伝動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】蛇行制御プーリの大型化を招くことなく、伝動ベルトの蛇行制御プーリからの脱落を防止する。【解決手段】ベルト伝動装置に、伝動ベルト7と略等しい幅を有し、かつ回転軸方向中央部がその回転軸方向両外側よりも外周側に位置するベルト走行面27cと、当該ベルト走行面27cの回転軸方向両外側に外周側に向かって張り出すように形成された張出部27bとを有し、かつ回転軸方向に移動可能な面圧調整プーリ27を設け、伝動ベルト7に、面圧調整プーリ27のベルト走行面27cを押し当てる。【選択図】図9
Description
本発明は、伝動ベルトの蛇行制御機能を有する蛇行制御プーリを備えたベルト伝動装置に関する。
特許文献1には、駆動プーリ及び従動プーリと、上記駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、上記伝動ベルトに押し当てられたプーリ本体、及び上記プーリ本体を、回転軸周りに回転自在に、かつ、枢軸周りに揺動自在に支持するプーリ軸を有し、上記枢軸は、軸荷重の方向に対してベルト走行方向の手前側に所定の傾斜角で傾斜している蛇行制御プーリとを備えたベルト伝動装置が開示されている。
ところで、特許文献1のようなベルト伝動装置では、駆動プーリ又は従動プーリのプーリ軸が傾くミスアライメントが生じた場合、蛇行制御プーリのプーリ本体に作用する伝動ベルトの圧力が、伝動ベルトの幅方向一端側に偏る。そして、伝動ベルトにおける上記圧力が偏った幅方向一端がプーリ本体の枢軸上に移動するようにプーリ本体が回転変位する。蛇行制御プーリの回転軸方向両端部にフランジを設けていない場合、伝動ベルトの幅方向一端がプーリ本体の枢軸上に移動すると、伝動ベルトが蛇行制御プーリから脱落する虞がある。一方、蛇行制御プーリの回転軸方向両端部にフランジを設けた場合には、伝動ベルトの幅方向一端がプーリ本体の枢軸上に移動すると、伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとが接触してしまう虞がある。
また、伝動ベルトの蛇行制御プーリの脱落や伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとの接触を防止するために、蛇行制御プーリのベルト走行面の幅を広く設定すると、蛇行制御プーリの大型化を招く。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蛇行制御プーリの大型化を招くことなく、伝動ベルトの蛇行制御プーリからの脱落や伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとの接触を防止することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、伝動ベルトの幅方向中央に作用する圧力を高める面圧調整プーリを設けたことを特徴とする。
具体的には、本発明は、駆動プーリ及び従動プーリと、上記駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、上記伝動ベルトに押し当てられたプーリ本体、及び上記プーリ本体を、回転軸周りに回転自在に、かつ、枢軸周りに揺動自在に支持するプーリ軸を有し、上記枢軸は、軸荷重の方向に対してベルト走行方向の手前側に所定の傾斜角で傾斜している蛇行制御プーリとを備えたベルト伝動装置を対象とし、次のような解決手段を講じた。
すなわち、第1の発明は、上記伝動ベルトと略等しい幅を有し、かつ回転軸方向中央部がその回転軸方向両外側よりも外周側に位置するベルト走行面と、当該ベルト走行面の回転軸方向両外側で外周側に向かって張り出すように形成された張出部とを有し、かつ回転軸方向に移動可能な面圧調整プーリをさらに備え、上記伝動ベルトには、上記面圧調整プーリのベルト走行面が押し当てられていることを特徴とする。
これにより、面圧調整プーリが、伝動ベルトの幅方向中央にその幅方向両外側よりも高い圧力を作用させることにより、蛇行制御プーリのプーリ本体に作用する伝動ベルトの圧力が、伝動ベルトの幅方向一端側に偏るのを抑制する。したがって、蛇行制御プーリの回転軸方向両端部にフランジを設けていない場合には、伝動ベルトの蛇行制御プーリからの脱落を防止できる。一方、蛇行制御プーリの回転軸方向両端部にフランジを設けた場合には、伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとの接触を防止できる。
また、伝動ベルトの蛇行制御プーリからの脱落や、伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとの接触を防止するために、蛇行制御プーリのベルト走行面の幅を広くしなくてもよいので、蛇行制御プーリを小型化できる。
第2の発明は、第1の発明のベルト伝動装置において、上記面圧調整プーリと蛇行制御プーリとの間には、回転軸方向に固定されたプーリが介在していないことを特徴とする。
これにより、面圧調整プーリと蛇行制御プーリとの間に、回転軸方向に固定されたプーリを介在させた場合に比べ、蛇行制御プーリのプーリ本体に作用する伝動ベルトの圧力が、伝動ベルトの幅方向一端側に偏るのをより確実に抑制できる。
本発明によれば、蛇行制御プーリの大型化を招くことなく、伝動ベルトの蛇行制御プーリからの脱落や伝動ベルトと蛇行制御プーリのフランジとの接触を防止できる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の実施形態に係るベルト伝動装置1を示す。このベルト伝動装置1は、駆動プーリ3及び従動プーリ5を備えている。駆動プーリ3及び従動プーリ5は、それぞれ回転軸方向に固定されている。これら駆動プーリ3及び従動プーリ5には、平ベルトである伝動ベルト7が巻き掛けられ、駆動プーリ3の動力が従動プーリ5に伝達されるようになっている。図1中、ベルト走行方向を矢印Aで示す。この伝動ベルト7の緩み側スパンの背面(外周側の面)には、蛇行制御プーリ9が押し当てられて伝動ベルト7に張力を付与している。
蛇行制御プーリ9は、図3〜5に示すように、伝動ベルト7が巻き掛けられる円筒状のプーリ本体11と、このプーリ本体11を回転軸C1周りに回転自在に支持するプーリ軸13とを備えている。
プーリ軸13は、プーリ本体11を第1ベアリング15によって回転自在に支持する筒状の第1軸部材17と、プーリ本体11及び第1軸部材17を揺動自在に支持する支持手段19とを備えている。支持手段19は、支持ロッド21とピン23とで構成されている。
第1軸部材17は、平面視長孔状で回転軸方向に貫通する挿入孔17aを有し、該挿入孔17aの内周面には、平坦かつ互いに平行な1対の摺動面17bと、これら摺動面17bを両側で接続する1対の円弧面17cとが形成されている。また、各摺動面17bの略中央部には、支持孔17dが形成されている。
支持ロッド21は、当該ベルト伝動装置1が設けられるハウジング等の支持体に取り付けられる取付部21aと、上記取付部21aに連続し、かつ上記第1軸部材17の筒孔に挿入された支持部21bとからなる。支持部21bの外周面には、互いに平行な1対の摺動面21cが形成され、これら摺動面21cに第1軸部材17の摺動面17bが摺動自在に接触するようになっている。また、支持部21bの摺動面21cの両側には、1対の円弧面21dが形成されている。また、支持部21bには、両摺動面21cの略中央部で開口する貫通孔21eが形成されている。
支持手段19のピン23は、支持ロッド21の支持部21bに形成された貫通孔21eに嵌められ、ピン23の両端は、第1軸部材17の支持孔17dに嵌められている。したがって、ピン23は、プーリ本体11の幅方向中央付近に位置し、支持ロッド21の摺動面21cに直交している。
第1軸部材17の円弧面17cと、支持ロッド21の円弧面21dとの間には、ピン23を軸として第1軸部材17がプーリ本体11と共に揺動することを許容する隙間25が形成されている。したがって、プーリ本体11は、回転軸C1周りに回転自在にかつ、その回転軸C1に直交する枢軸C2周りに揺動自在にプーリ軸13によって支持されている。
蛇行制御プーリ9は、図4及び図6に示すように、回転軸方向に沿って見て、軸荷重(伝動ベルトの張力によって第1軸部材にかかる荷重)Lの方向に対して、ピン23をベルト走行方向A(伝動ベルト7がプーリ本体11に接触して走行する方向)の手前側に、角度α(傾斜角)だけ傾倒させて使用される。
図5において実線で示すようにプーリ本体11の幅方向中央付近に掛かっていた伝動ベルト7が、鎖線で示す如くプーリ本体11の中央からその片側へ寄ると、軸荷重はピン23の位置からプーリ本体11の片側にずれて第1軸部材17に作用するようになる。これにより、第1軸部材17にピン23を中心とする(枢軸C周りの)回転モーメントが働き、第1軸部材17がプーリ本体11と共にピン23の周りを回転変位する。
すなわち、図6に示すように、軸荷重の方向がピン23と平行であるとき(L0のとき)には、ピン23周りの回転モーメントは発生しない。これに対して、軸荷重の方向がピン23の方向に対して角度αだけ傾いたLになると、その分力L1によって、ピン23周りの回転モーメントが発生し、第1軸部材17は回転変位することになる。
軸荷重Lによって、プーリ本体11が傾倒したピン23周りに回転変位することにより、プーリ本体11は、図7において鎖線で示すように、伝動ベルト7が片寄ってきた側がベルト走行方向Aの先端となるようにこの伝動ベルト7に対して斜交い状態になり、また、図8(図4のVIII矢視図)の鎖線に示すように、伝動ベルト7が片寄ってきた側が低く、反対側が高くなるように軸荷重Lの方向において傾斜する。図4、図7及び図8ではプーリ本体11が回転変位した状態を鎖線で示している。
従って、伝動ベルト7には、プーリ本体11が斜交い状態になることによる戻し力(片寄りを戻す力)と、プーリ本体11が傾斜することによる戻し力とが働き、これによって、伝動ベルト7の片寄りが防止される。すなわち、伝動ベルト7は、プーリ本体11が斜交いになり且つ傾斜することによる戻し力と、ベルト伝動装置1の特性によって伝動ベルト7に作用する片寄り力とがつり合う位置で走行することになる。仮に伝動ベルト7が大きく片寄ることがあっても、この伝動ベルト7は上記戻し力と片寄り力とがつり合う位置に戻される。
伝動ベルト7における蛇行制御プーリ9と駆動プーリ3との間に位置する部分の長手方向中途部、すなわち蛇行制御プーリ9のベルト走行方向後側には、図9にも示す面圧調整プーリ27のベルト走行面27c(後述)が背面(外周)側から押し当てられている。
面圧調整プーリ27は、略円筒状の本体部27aと、当該本体部27aの回転軸方向両端部に全周に亘って外周側に張り出すように一体に形成された円環状の板状の張出部27bとを有している。本体部27aの外周面における張出部27b非形成領域全体が、回転軸方向中央部に向かって外周側に湾曲するベルト走行面27cを構成している。したがって、張出部27bは、ベルト走行面27cの回転軸方向両外側で外周側に向かって張り出している。当該ベルト走行面27cは、伝動ベルト7と略等しい幅を有している。詳しくは、ベルト走行面27cの幅W1は、伝動ベルト7の幅W2よりも若干広く設定されている。ベルト走行面27cの幅W1は、伝動ベルト7の幅W2の1〜1.1倍に設定される。また、本体部27aの内周面の回転軸方向両端部には、全周に亘って内周側に凹む凹部27dが形成されている。
面圧調整プーリ27は、1対の第2ベアリング29及び1対のブッシュ31を介して第2軸部材33に回転自在に、かつ回転軸方向に移動可能に取り付けられている。各第2ベアリング29の外周部は、面圧調整プーリ27の本体部27aの凹部27dに嵌合している。ブッシュ31は、円筒状の筒状部31aと、当該筒状部31aの一端部から外周側に張り出す円環状の環状部31bとを有している。ブッシュ31の筒状部31aの内側には、第2軸部材33が挿通し、筒状部31aの環状部31b非形成部分の外側には、第2ベアリング29が外周側から嵌合している。ブッシュ31は、回転軸方向に移動可能で、かつ第2軸部材33に対して回転自在になっている。第2ベアリング29は、面圧調整プーリ27の本体部27aの凹部27dと、ブッシュ31の筒状部31aの環状部31b非形成部分との間に圧入される。また、ブッシュ31の環状部31bは、第2ベアリング29に回転軸方向内側から当接している。
また、伝動ベルト7における蛇行制御プーリ9と駆動プーリ3との間の部分における面圧調整プーリ27当接箇所に駆動プーリ3側から近接する箇所には、テンションプーリ35のベルト走行面が押し当てられている。テンションプーリ35は、回転軸方向に固定されている。また、テンションプーリ35のベルト走行面は平坦に形成されている。
また、上記面圧調整プーリ27と蛇行制御プーリ9との間には、回転軸方向に固定されたプーリが介在していない。つまり、伝動ベルト7における上記面圧調整プーリ27と蛇行制御プーリ9との間に位置する部分に当接し、かつ回転軸方向に固定されたプーリは存在しない。
図2に実線で示すように、上述のように構成されたベルト伝動装置1の駆動プーリ3、従動プーリ5及びテンションプーリ35のプーリ軸が互いに平行である場合、すなわち駆動プーリ3、従動プーリ5及びテンションプーリ35のうちいずれかのプーリ軸が傾くミスアライメントが生じていない場合には、駆動プーリ3、従動プーリ5及びテンションプーリ35のベルト走行面から伝動ベルト7に作用する圧力が、いずれも幅方向一端側に偏らない。なお、伝動ベルト7の走行開始時において、伝動ベルト7は、駆動プーリ3、従動プーリ5、蛇行制御プーリ9、面圧調整プーリ27及びテンションプーリ35の回転軸方向略中央に配置される。
一方、図2に仮想線で示すように、駆動プーリ3のプーリ軸が、従動プーリ5、蛇行制御プーリ9及びテンションプーリ35のプーリ軸に対して平行でなくなった場合、すなわち駆動プーリ3のプーリ軸が傾くミスアライメントが生じた場合に伝動ベルト7を走行させると、駆動プーリ3のベルト走行面から伝動ベルト7に作用する圧力が、幅方向一端側(図2中上側)に偏る。しかし、面圧調整プーリ27のベルト走行面27cの回転軸方向中央部が、その回転軸方向両外側よりも外周側に位置しているので、面圧調整プーリ27は、伝動ベルト7の幅方向略中央にその幅方向両外側よりも高い圧力を作用させる。図9中、伝動ベルト7から面圧調整プーリ27のベルト走行面27cに作用する圧力の向きを矢印Pで示す。したがって、蛇行制御プーリ9のプーリ本体11に作用する伝動ベルト7の圧力が伝動ベルト7の幅方向一端側に偏るのが抑制され、伝動ベルト7の蛇行制御プーリ9からの脱落が防止される。
また、伝動ベルト7がベルト走行開始時の位置から幅方向一方に移動すると、伝動ベルト7の幅方向一端が、面圧調整プーリ27の張出部27bに回転軸方向内側から接触して当該張出部27bを回転軸方向外側に押圧することにより、面圧調整プーリ27を伝動ベルト7と共に移動させる。したがって、伝動ベルト7がベルト走行開始時の位置から幅方向一方に移動しても、蛇行制御プーリ9のプーリ本体11に作用する伝動ベルト7の圧力が伝動ベルト7の幅方向一端側に偏るのを抑制できる。
したがって、本実施形態によれば、伝動ベルト7の蛇行制御プーリ9からの脱落を防止するために、蛇行制御プーリ9のベルト走行面の幅を広くしなくてもよいので、蛇行制御プーリ9を小型化できる。
また、面圧調整プーリ27と蛇行制御プーリ9との間に、回転軸方向に固定されたプーリを介在させていないので、介在させた場合に比べ、蛇行制御プーリ9のプーリ本体11に作用する伝動ベルト7の圧力が、伝動ベルト7の幅方向一端側に偏るのをより確実に抑制できる。
本実施形態では、面圧調整プーリ27のベルト走行面27cを回転軸方向中央部に向かって外周側に湾曲する湾曲面としたが、回転軸方向中央部をその回転軸方向両外側よりも外周側に配置できれば、湾曲面以外の形状としてもよい。例えば、面圧調整プーリ27のベルト走行面27cの回転軸方向中央部だけに、外周側に突出する凸部を形成してもよい。
また、本実施形態では、面圧調整プーリ27を、蛇行制御プーリ9のベルト走行方向後側に設けたが、蛇行制御プーリ9のベルト走行方向前側に設けてもよい。すなわち、面圧調整プーリ27を、蛇行制御プーリ9と従動プーリ5との間に設けてもよい。
また、本実施形態では、面圧調整プーリ27の本体部27aと張出部27bとを一体に形成したが、別部材で形成して一体に組付けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、蛇行制御プーリ9の回転軸方向両端部にフランジを設けなかったが、設けてもよい。蛇行制御プーリ9の回転軸方向両端部にフランジを設けた場合には、伝動ベルト7と蛇行制御プーリ9のフランジとの接触を防止する効果が得られる。
なお、本実施形態では、ブッシュ31を第2軸部材33に対して回転自在としたが、第2軸部材33に対して回転できないようにする方が好ましい。ブッシュ31は、例えば、第2軸部材33にボールスプライン等を利用してスプライン結合させることにより、第2軸部材33に回転不能に取り付けることができる。
本発明は、伝動ベルトの蛇行制御機能を有する蛇行制御プーリを備えたベルト伝動装置として有用である。
1 ベルト伝動装置
3 駆動プーリ
5 従動プーリ
7 伝動ベルト
9 蛇行制御プーリ
11 プーリ本体
13 プーリ軸
27 面圧調整プーリ
27b 張出部
27c ベルト走行面
C1 回転軸
C2 枢軸
L 軸荷重
α 傾斜角
3 駆動プーリ
5 従動プーリ
7 伝動ベルト
9 蛇行制御プーリ
11 プーリ本体
13 プーリ軸
27 面圧調整プーリ
27b 張出部
27c ベルト走行面
C1 回転軸
C2 枢軸
L 軸荷重
α 傾斜角
Claims (2)
- 駆動プーリ及び従動プーリと、上記駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた伝動ベルトと、上記伝動ベルトに押し当てられたプーリ本体、及び上記プーリ本体を、回転軸周りに回転自在に、かつ、枢軸周りに揺動自在に支持するプーリ軸を有し、上記枢軸は、軸荷重の方向に対してベルト走行方向の手前側に所定の傾斜角で傾斜している蛇行制御プーリとを備えたベルト伝動装置であって、
上記伝動ベルトと略等しい幅を有し、かつ回転軸方向中央部がその回転軸方向両外側よりも外周側に位置するベルト走行面と、当該ベルト走行面の回転軸方向両外側で外周側に向かって張り出すように形成された張出部とを有し、かつ回転軸方向に移動可能な面圧調整プーリをさらに備え、
上記伝動ベルトには、上記面圧調整プーリのベルト走行面が押し当てられていることを特徴とするベルト伝動装置。 - 請求項1に記載のベルト伝動装置において、
上記面圧調整プーリと蛇行制御プーリとの間には、回転軸方向に固定されたプーリが介在していないことを特徴とするベルト伝動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019168522A JP2021046884A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | ベルト伝動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019168522A JP2021046884A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | ベルト伝動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021046884A true JP2021046884A (ja) | 2021-03-25 |
Family
ID=74878173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019168522A Pending JP2021046884A (ja) | 2019-09-17 | 2019-09-17 | ベルト伝動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021046884A (ja) |
-
2019
- 2019-09-17 JP JP2019168522A patent/JP2021046884A/ja active Pending
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