JP2021043015A - 電子回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】スイッチング素子の入力抵抗を高い精度で計測することが可能な電子回路を提供する。【解決手段】本発明の実施形態としての電子回路は、チャープ信号を生成する発振器と、前記チャープ信号が供給される半導体素子と、前記半導体素子の入力電圧に基づき、包絡線検波信号を生成する第1検波回路と、前記包絡線検波信号の反転信号を生成する反転回路と、前記反転信号のピーク電圧を測定する第2検波回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、電子回路に関する。
例えば、電力回路のスイッチング素子では、入力抵抗の計測が行われる。温度上昇に伴い、スイッチング素子の入力抵抗が大きくなるため、入力抵抗に基づいてジャンクション温度を推定することが可能である。ジャンクション温度は、スイッチング素子の寿命予測に使われる。電力回路以外の応用例でも、スイッチング素子の正確な入力抵抗が必要とされることが多い。
しかし、一般に、スイッチング素子の入力抵抗の計測は、複雑な処理、各種の制約など、困難を伴うものである。
An IGBT Driver Concept with Integrated Real-Time Junction Temperature Measurement, PCIM 2014 On-line Virtual Junction Temperature Measurement via DC Gate Current Injection, CIPS2018
本発明の実施形態は、スイッチング素子の入力抵抗を高い精度で計測することが可能な電子回路を提供する。
本発明の実施形態としての電子回路は、チャープ信号を生成する発振器と、前記チャープ信号が供給される半導体素子と、前記半導体素子の入力電圧に基づき、包絡線検波信号を生成する第1検波回路と、前記包絡線検波信号の反転信号を生成する反転回路と、前記反転信号のピーク電圧を測定する第2検波回路とを備える。
一実施形態による電子回路の例を示す回路図。 電子回路における電圧波形の例を示す図。 電子回路の第1の変形例を示す回路図。 電子回路の第2の変形例を示す回路図。 電子回路の第3の変形例を示す回路図。 電子回路の第4の変形例を示す回路図。 電子回路の第5の変形例を示す回路図。 温度センサの配置の例を示す平面図。 温度センサの配置の例を示す平面図。 電子回路の第6の変形例を示す回路図。 電子回路の第7の変形例を示す回路図。 チャープ信号が生成されるタイミングの例を示した図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。また、図面において同一の構成要素は、同じ番号を付し、説明は、適宜省略する。
正弦波電流をスイッチング素子(例えば、電界効果トランジスタなどの半導体素子)のゲート端子に入力してゲート電圧を計測し、ゲート抵抗を求める方法が提案されている。例えば、ゲート端子に接続された抵抗器の両端に発生する電圧の計測値に基づき、ゲート抵抗を求めることができる。この方法では、スイッチング素子のゲート端子における寄生インダクタンスと、寄生容量によって定まる共振周波数の正弦波電流を使い、寄生成分の影響を除去する。したがって、あらかじめスイッチング素子のゲート端子における寄生インダクタンスと、寄生容量を計測する必要がある。
また、スイッチング素子のゲート端子に矩形波を含む電流を入力したときにおけるゲート電圧を計測し、ゲート抵抗を求める方法も提案されている。ゲート電圧は、電流とゲート抵抗の線形関数となる。したがって、ゲート電圧を少なくとも2回計測することによって、ゲート抵抗と電流値を求めることができる。ただし、ゲート端子の寄生インダクタンスが大きい場合、リンギングが発生し、ゲート電圧を正しく計測することができなくなる可能性があった。また、リンギングによってゲート電圧がしきい値を超えてしまい、スイッチング素子がON(導通状態)になってしまう可能性もある。
上述のように、スイッチング素子の入力抵抗の計測は、複雑な処理、各種の制約などの困難を伴うものであった。以下では、寄生成分のあるスイッチング素子においても、スイッチング素子の入力抵抗を高い精度で計測することが可能な電子回路について説明する。
図1は、一実施形態による電子回路の例を示す回路図である。図1の電子回路100は、駆動回路DRと、発振器OSCと、スイッチング素子Mと、包絡線検波回路20と、反転回路Aと、ピーク検波回路21とを備えている。スイッチング素子Mは、半導体素子の一例である。以下では、半導体素子の入力抵抗が、スイッチング素子Mのゲート抵抗である場合を想定し、説明を行う。
なお、電子回路100のように、スイッチング素子Mのゲート端子と、包絡線検波回路20との間にスイッチSWが接続されていてもよい。スイッチSWは、例えば、ゲート端子のピーク電圧が検波されるタイミングでON(導通状態)になる。例えば、スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧未満であるタイミングに、ゲート端子のピーク電圧を検波することができる。スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧以上であるタイミングでは、スイッチSWをOFF(非導通状態)にしてもよい。これにより、スイッチング素子Mのゲート端子に印加される高電圧の信号から包絡線検波回路20、反転回路A、ピーク検波回路21を保護することができる。なお、電子回路100のスイッチSWを省略した構成を用いることを妨げるものではない。
スイッチング素子Mは、例えば、nチャネルの電界効果トランジスタ(FET)である。ただし、nチャネルのFETの代わりに、pチャネルのFET、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)など、その他の種類のスイッチング素子が使われていてもよい。電子回路100に示されているように、スイッチング素子Mのゲート端子は、寄生インダクタンスLと、抵抗成分(ゲート抵抗)Rと、寄生容量Cとを有する。寄生容量Cは、例えば、スイッチング素子Mのゲート端子と、ソース端子との間の容量成分である。スイッチング素子Mのゲート端子における、共振周波数をfresは、寄生インダクタンスLと、寄生容量Cによって定まるものとする。
図2は、電子回路における電圧波形の例を示している。図2は、発振器OSCによってスイッチング素子Mのゲート端子に供給される電流信号Iの波形と、スイッチング素子Mのゲート電圧Vの波形と、包絡線検波回路20の出力電圧Venの波形と、反転回路Aの出力電圧VCSOの波形と、ピーク検波回路21の出力電圧Vの波形とを示している。図2の横軸は、時刻に対応している。以下では、図1と図2を参照しながら、電子回路100について述べる。
駆動回路DRは、スイッチング素子Mのゲート端子に接続されている。駆動回路DRは、電圧信号を生成し、スイッチング素子Mのゲート端子の電圧を制御する。これにより、スイッチング素子Mは、スイッチング動作を行う。
発振器OSCは、スイッチング素子Mのゲート端子と、グラウンドとの間に接続されている。グラウンドとして、例えば、電力回路の基準電位、電子回路の基準電位、接地電位を使うことができる。ただし、グラウンドとして使う電位については、問わない。発振器OSCは、チャープ信号を生成するように構成されている。図2の例では、時間の経過とともに、チャープ信号が周波数fhから周波数flに減少している。また、発振器OSCは、チャープ信号として、時間の経過とともに、チャープ信号が周波数flから周波数fhに上昇する信号を生成するように構成されていてもよい。ここで、fh>flであるものとする。共振周波数fresが周波数flと周波数fhとの間にある周波数帯域に含まれるよう、周波数fhと周波数flを決めることができる。スイッチング素子Mのゲート端子の入力信号の周波数が共振周波数fresに等しいとき、ゲート端子におけるインピーダンスは最小値をとり、ゲートの抵抗成分Rのみを含む。すなわち、発振器OSCが生成するチャープ信号の周波数は、半導体素子の寄生容量および寄生インダクタンスによって定まる共振周波数を含んでいてもよい。
発振器OSCがチャープ信号を生成しているとき、スイッチング素子Mのゲート端子には、I=V/Zの電流が供給される。ここで、Vは、ゲート電圧であり、Zは、ゲート端子のインピーダンスである。供給される電流の周波数が共振周波数fresに等しいとき、ゲートのインピーダンスZは、抵抗成分Rのみとなる。したがって、電流の周波数が共振周波数fresに等しいときにおけるゲート電圧Vを電流値で除算すれば、スイッチング素子Mのゲート抵抗Rを計算できる。
図2には、チャープ信号が生成されているときにおけるゲート電圧Vの波形が示されている。電圧波形Vを参照すると、チャープ信号は、スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧vthより低く、スイッチング素子MがOFF(ゲート・ソース間が非導通状態)であるタイミングで入力されていることがわかる。また、チャープ信号が入力されていても、スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧vthより低いため、スイッチング素子MがON(ゲート・ソース間が導通状態)にならないことがわかる。チャープ信号の電圧は、スイッチング素子Mのゲート端子におけるバイアス電圧vbを中心に振動している。電圧波形Vは、チャープ信号が周波数fhと周波数flの中間の周波数であるときに振幅が最小となっている。したがって、周波数fhと周波数flの間の周波数帯域に共振周波数fresがあることがわかる。
半導体素子は、パワーデバイスであってもよい。発振器は、パワーデバイスが非導通状態である間に、チャープ信号を生成してもよい。
包絡線検波回路20は、スイッチング素子Mのゲート端子と、反転回路Aとの間に接続されている。包絡線検波回路20は、ダイオードDOと、コンデンサCと、抵抗器Rとを含む。ダイオードDOは、スイッチング素子Mのゲート端子と、反転回路Aとの間に接続されている。コンデンサCは、ダイオードDOのカソードと、グラグラウンドとの間に接続されている。すなわち、第1検波回路(包絡線検波回路)は、第1ダイオード(ダイオードDO)と、第1コンデンサと、第1抵抗器とを含んでいてもよい。第1ダイオードのアノード端子は、半導体素子に接続され、第1コンデンサおよび第1抵抗器は、第1ダイオードのカソード端子とグラウンドとの間に接続されていてもよい。
包絡線検波回路20は、スイッチング素子Mのゲート電圧Vの包絡線検波を行う。図2には、包絡線検波回路20が生成した包絡線検波信号Venの波形(実線wh)が示されている。実線whで示された包絡線検波信号は、負の電圧の方向に凸な波形となっている。包絡線検波信号は、次段の反転回路Aに供給される。
反転回路Aは、包絡線検波回路20と、ピーク検波回路21との間に接続されている。反転回路Aは、例えば、オペアンプを含む反転増幅回路であってもよい。ただし、反転回路Aは、信号の反転が可能であればよく、実装については、特に問わない。また、反転回路Aにおける信号の増幅は必須ではない。反転回路Aが生成した包絡線検波信号の反転信号は、次段のピーク検波回路21に供給される。
図2には、反転回路Aの出力電圧VCSOの波形が示されている。反転回路Aが生成する反転信号(VCSO)の波形(実線wf2)は、包絡線検波回路20が生成する包絡線検波信号(Ven)の波形(実線wh)と、バイアス電圧vbについて、線対称な形状となっている。また、反転回路Aが生成する反転信号(VCSO)の波形(実線wf2)は、正の電圧の方向に凸な波形となっている。なお、破線wf1に示したように、反転回路Aで信号の昇圧を行ってもよい。また、反転回路Aで信号の増幅を行ってもよい。信号の昇圧および/または増幅が行われる場合、反転信号(VCSO)の波形は、包絡線検波信号(Ven)の波形(実線wh)と、バイアス電圧vbについて、厳密に線対称な形状となっていなくてもよい。
ピーク検波回路21は、反転回路Aの後段側に接続されている。ピーク検波回路21では、反転回路Aと、グラウンドとの間に、ダイオードDOと、コンデンサCが直列に接続されている。ダイオードDOと、コンデンサCとの間には、端子poutが設けられている。端子poutより、反転信号(VCSO)のピーク電圧が出力される。すなわち、第2検波回路(ピーク検波回路)は、第2ダイオード(例えば、ダイオードDO)と、第2コンデンサ(例えば、コンデンサC)とを含んでいてもよい。ここで、第2ダイオードのアノード端子は、反転回路に接続されている。第2コンデンサは、第2ダイオードのカソード端子とグラウンドとの間に接続されている。
図2には、ピーク検波回路21の端子poutにおける電圧Vの波形が示されている。端子poutにおける電圧Vは、時間の経過とともに高くなり、電圧Lmaxに漸近する。ここで、電圧レベルLmaxは、反転回路Aから供給された反転信号(VCSO)のピーク電圧に相当する。反転信号(VCSO)のピーク電圧Lmaxを、スイッチング素子Mのゲート端子における電流値に基づいた値で除算することにより、スイッチング素子Mのゲート抵抗Rを求めることが可能である。反転信号(VCSO)のピーク電圧Lmaxを使うことにより、スイッチング素子Mのゲート端子における寄生成分(寄生インダクタンスLおよび寄生容量C)の影響を排除することができる。なお、ピーク電圧はチャープ信号が入力される場合における反転信号(VCSO)の最大の電圧レベルに限られず、準最大の電圧レベル(準ピーク電圧)を含むものとする。例えば、準ピーク電圧として、ピーク電圧と比較して0〜10%程度下がった電圧であってもよい。
電子回路100を使うことにより、寄生成分の存在に関わらず、スイッチング素子(半導体素子)の入力抵抗を高い精度で計測し、ジャンクション温度を推定することが可能になる。これにより、スイッチング素子の寿命予測を行うこともできるようになり、スイッチング素子を含む回路(例えば、電力回路)のメンテナンスが容易となる。
電子回路100の利用時には、寄生容量Cの値および寄生インダクタンスLの値を大まかに見積もり、発振器OSCで生成するチャープ信号の周波数帯域[fl,fh]を決めることができる。ただし、寄生容量Cの値および寄生インダクタンスLの値を計測する必要はない。例えば、経験的な値または、カタログ値から導かれた10のべき乗程度の推定値を使って、周波数帯域[fl,fh]を決めればよい。チャープ信号の周波数帯域[fl,fh]内で寄生インダクタンスの値は変動することがあるが、ゲート抵抗Rの計測には、影響しない。また、寄生成分の値の大まかなオーダーをあれば十分であるため、スイッチング素子のゲート配線長および実装による特性の違いは、考慮しなくてもよい。
このように、電子回路は、発振器と、半導体素子(例えば、スイッチング素子M)と、第1検波回路(包絡線検波回路)と、反転回路と、第2検波回路(ピーク検波回路)とを備えていてもよい。発振器は、チャープ信号を生成する。チャープ信号は、半導体素子に供給される。第1検波回路は、半導体素子の入力電圧に基づき、包絡線検波信号を生成する。反転回路は、包絡線検波信号の反転信号を生成する。第2検波回路は、反転信号のピーク電圧を測定する。反転信号のピーク電圧におけるチャープ信号の周波数は、共振周波数であってもよい。
(電子回路の第1の変形例)
図1の電子回路100は、スイッチング素子の入力抵抗の計測を行うことが可能な回路の一例にしかすぎない。したがって、これとは異なる構成の回路を使ってスイッチング素子の入力抵抗の計測を行ってもよい。以下では、回路の一部の電位が、電源電圧に固定されてしまうことを防止する電子回路について説明する。
図3は、電子回路の第1の変形例を示す回路図である。図3の電子回路101は、電子回路100の構成要素に加え、制御回路CTRを備えている。制御回路CTRは、増幅回路30と、ピーク検波回路31と、インバータINVと、トランジスタMと、トランジスタMとを含む。トランジスタMと、トランジスタMは、いずれもnチャネルのFETである。増幅回路30は、スイッチング素子Mのゲート端子に接続されている。また、増幅回路30の後段側には、ピーク検波回路31が接続されている。そして、ピーク検波回路31の後段側には、インバータINVが接続されている。インバータINVとして、例えば、CMOSインバータを使うことができる。ただし、インバータINVの構成については、特に問わない。
反転回路Aと、ピーク検波回路21との間のノードには、トランジスタMのドレイン端子が接続されている。トランジスタMおよびMのソース端子は、グラウンドに接続されている。トランジスタのMおよびMのゲート端子は、インバータINVに接続されている。また、トランジスタMのドレイン端子は、ピーク検波回路21の端子poutに接続されている。
増幅回路30は、例えば、コンデンサC、インバータINVと、抵抗器Rとを備えている。抵抗器Rは、インバータINVと直列に接続されている。インバータINVとして、例えば、CMOSインバータを使うことができる。ただし、インバータINVの構成については、特に問わない。増幅回路30には、発振器OSCからチャープ信号が供給される。そして、増幅回路30は、チャープ信号を増幅する。図3の増幅回路30は、増幅回路の構成の一例にしかすぎない。したがって、これとは異なる構成の増幅回路または増幅器を使ってもよい。
ピーク検波回路31は、例えば、ダイオードDOと、コンデンサCとを備えている。ダイオードDOのアノード端子は、増幅回路30に接続されている。また、コンデンサCは、ダイオードDOのカソード端子と、グラウンドとの間に接続されている。ピーク検波回路31は、増幅回路30から供給された電圧信号の最大値を検波する。そして、インバータINV2は、信号の電圧レベルを反転させる。
スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧未満であり、発振器OSCがチャープ信号を生成していないとき、増幅回路30とピーク検波回路31と間のノードの電圧はLOWとなる。このとき、インバータINV2の出力電圧は、HIGHとなる。インバータINV2の出力電圧がHIGHであるとき、トランジスタM、Mのゲート電圧は、しきい値電圧を超える。トランジスタM、Mのゲート・ソース間はON(導通状態)となり、反転回路Aとピーク検波回路21との間のノードの電位(VCSO)と、端子poutの電位は、いずれもグラウンドに等しくなる。これにより、電子回路101のノードの電位が電源電位に固定されることを防ぐことができる。
発振器OSCがチャープ信号の生成を開始すると、増幅回路30とピーク検波回路31との間のノードの電圧は、HIGHとなる。このとき、インバータINV2の出力電圧は、LOWとなる。インバータINV2の出力電圧がLOWであるとき、トランジスタM、Mのゲート電圧は、しきい値電圧より低くなる。したがって、トランジスタM、Mのゲート・ソース間はOFF(非導通状態)となる。このとき、電子回路101は、上述のピーク電圧Lmaxを検波する動作を行うことが可能である。トランジスタM、Mは、電子回路101において、電圧レベルをリセットするスイッチして動作する。
このように、電子回路は、反転回路および第2検波回路(例えば、ピーク検波回路21)を接続する第1ノードおよびグラウンドを接続する第1スイッチ(例えば、トランジスタM)と、第2検波回路の出力端子およびグラウンドを接続する第2スイッチ(例えば、トランジスタM)とをさらに備えていてもよい。また、電子回路は、発振器がチャープ信号を生成しない場合、第1スイッチおよび第2スイッチを導通状態にし、発振器がチャープ信号を生成する場合、第1スイッチおよび第2スイッチを非導通状態にする制御回路をさらに備えていてもよい。なお、電子回路101のその他の構成要素は、上述の電子回路100と同様である。
(電子回路の第2の変形例)
図4は、電子回路の第2の変形例を示す回路図である。図4の電子回路102は、電子回路100の構成要素に加え、制御回路CTRを備えている。制御回路CTRは、発振器OSCと、トランジスタMおよびMのゲート端子に接続されている。
制御回路CTRは、発振器OSCを制御する。また、制御回路CTRは、トランジスタのMのゲート端子およびトランジスタMのゲート端子の電圧レベルを制御する。制御回路CTRは、発振器OSCによってチャープ信号が生成されていないときに、トランジスタのMのゲート端子およびトランジスタMのゲート端子の電圧をHIGHにする。また、制御回路CTRは、発振器OSCによってチャープ信号が生成されているときに、トランジスタのMのゲート端子およびトランジスタMのゲート端子の電圧をLOWにする。
これにより、電子回路101と同様、反転回路Aとピーク検波回路21との間のノードの電圧VCSOと、端子poutの電圧が電源電位に固定されてしまうことを防ぐことが可能となる。なお、電子回路102のその他の構成要素は、上述の電子回路100と同様である。
(電子回路の第3の変形例)
図5は、電子回路の第3の変形例を示す回路図である。図5の電子回路103は、電子回路100の構成要素に加え、アナログデジタル変換器10と、処理部11とを備えている。アナログデジタル変換器10は、ピーク検波回路21の端子poutに接続されている。そして、処理部11は、アナログデジタル変換器10の後段側に接続されている。処理部11は、ルックアップテーブルLUTを備えている。処理部11は、ハードウェア回路によって実装されていてもよいし、プロセッサとプログラムの組み合わせによって実装されていてもよい。ルックアップテーブルは、例えば、マルチプレクサによって実装されていてもよいし、SRAMなどのメモリ(記憶部)によって実装されていてもよい。ただし、ルックアップテーブルの実装方法については、特に問わない。
アナログデジタル変換器10は、ピーク検波回路21から取得したピーク電圧Lmaxをデジタル化する。処理部11は、アナログデジタル変換器10より、デジタル化されたピーク電圧を取得する。処理部11は、ルックアップテーブルを参照し、デジタル化されたピーク電圧に基づき、スイッチング素子Mのゲート抵抗または、スイッチング素子Mのジャンクション温度の少なくともいずれかを推定する。処理部11は、ゲート抵抗の値および/またはジャンクション温度の推定値をメモリ(例えば、NORフラッシュメモリ、NANDフラッシュメモリ)に保存してもよい。ここで、メモリは、処理部11が備えているメモリであってよい。また、処理部11は、外部にあるストレージに推定値を保存してもよい。また、処理部11は、推定値を外部のディスプレイ(図示せず)に表示されていてもよい。
このように、電子回路は、ピーク電圧をデジタル化するアナログデジタル変換器と、デジタル化されたピーク電圧に基づき、半導体素子の入力抵抗または半導体素子の温度の少なくともいずれかを推定する処理部とをさらに備えていてもよい。
電子回路103のその他の構成要素は、電子回路100と同様である。電子回路103を使うことにより、スイッチング素子の寿命予測を行うことが可能となる。したがって、スイッチング素子を含む回路(例えば、電力回路)のメンテナンスが容易となる。なお、ここでは、ルックアップテーブルを使ってピーク電圧および/またはジャンクション温度を推定する場合を例に説明した。ただし、処理部は、必ずルックアップテーブルを使った推定を行わなくてもよい。例えば、処理部は、所定の計算式に基づき、ピーク電圧および/またはジャンクション温度を推定してもよい。
(電子回路の第4の変形例)
図6は、電子回路の第4の変形例を示す回路図である。図6の電子回路104は、電子回路100の構成要素に加え、アナログデジタル変換器10と、処理部12と、温度センサ13とを備えている。アナログデジタル変換器10は、ピーク検波回路21の端子poutに接続されている。そして、処理部12は、アナログデジタル変換器10の後段側に接続されている。処理部12は、ハードウェア回路によって実装されていてもよいし、プロセッサとプログラムの組み合わせによって実装されていてもよい。処理部12は、ふたつのルックアップテーブル(ルックアップテーブルLUT、ルックアップテーブルLUT)を備えている。ルックアップテーブルは、例えば、マルチプレクサによって実装されていてもよいし、SRAMなどのメモリによって実装されていてもよい。ただし、ルックアップテーブルの実装方法については、特に問わない。なお、処理部は、3つ以上のルックアップテーブルを備えていてもよい。
処理部12は、温度センサ13より、計測された温度を取得することができる。温度センサ13は、オンチップの温度センサまたは、ディスクリートの温度センサのいずれであってもよい。温度センサ13として、例えば、サーミスタ、測温抵抗体、または熱電対を用いることができる。ただし、温度センサの種類については、特に問わない。温度センサ13は、例えば、電子回路104が実装されているチップ内または、電子回路104の素子が実装されているパッケージ内に実装されていてもよい。また、温度センサ13は、電子回路104の素子が実装されているチップに隣接して実装されていてもよい。電子回路104のいずれかの素子の温度変化が計測できるのであれば、温度センサ13の実装方法および配置については、限定しない。
アナログデジタル変換器10は、ピーク検波回路21から取得したピーク電圧Lmaxをデジタル化する。処理部12は、アナログデジタル変換器10より、デジタル化されたピーク電圧を取得する。処理部12は、温度センサ13の計測値に基づき、参照するルックアップテーブルを選択する。そして、処理部12は、いずれかのルックアップテーブルを参照し、デジタル化されたピーク電圧に基づき、スイッチング素子Mのゲート抵抗または、スイッチング素子Mのジャンクション温度の少なくともいずれかを推定する。例えば、処理部12は、比較的低温の環境では、ルックアップテーブルLUTを参照し、比較的高温の環境では、ルックアップテーブルLUTを参照するように構成されていてもよい。
処理部12は、スイッチング素子Mのゲート抵抗の値および/またはスイッチング素子Mのジャンクション温度の推定値をメモリ(例えば、NORフラッシュメモリ、NANDフラッシュメモリに保存してもよい。ここで、メモリは、処理部12が備えているメモリであってよい。また、処理部12は、外部にあるストレージに推定値を保存してもよい。また、処理部12は、外部のディスプレイ(図示せず)に推定値を表示してもよい。なお、処理部12として、ハードウェアの制御装置と演算装置を含む電子回路(プロセッサ)を用いることふぁできる。プロセッサの例としては、汎用目的プロセッサ、中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびこれらの組み合わせが挙げられる。
このように、電子回路は、温度センサをさらに備えていてもよい。ここで、処理部は、半導体素子の入力抵抗または半導体素子の温度の少なくともいずれかの推定に用いる複数のルックアップテーブルを備え、温度センサの計測値に基づき、複数のルックアップテーブルのうち、少なくとも1つを選択することができる。
電子回路104のその他の構成要素は、上述の電子回路100と同様である。電子回路104を使うことにより、スイッチング素子の寿命予測を行うことが可能となる。したがって、スイッチング素子を含む回路(例えば、電力回路)のメンテナンスが容易となる。特に、電子回路104では、複数の温度範囲に合わせた、複数のルックアップテーブルが用意されているため、ゲート抵抗の値と、ジャンクション温度をより高い精度で推定することができるようになる。
(電子回路の第5の変形例)
図7は、電子回路の第5の変形例を示す回路図である。図7の電子回路105では、包絡線検波回路20Aの構成が、電子回路104の包絡線検波回路20と異なっている。同様に、電子回路105では、ピーク検波回路21Aの構成が、電子回路105のピーク検波回路21と異なっている。また、電子回路105には、トランジスタMと、トランジスタMが追加されている。
包絡線検波回路20Aは、オペアンプAと、トランジスタMと、コンデンサCと、抵抗器Rとを備えている。トランジスタMは、nチャネルのFETである。オペアンプAの正端子(非反転端子)は、スイッチング素子Mのゲート端子に接続されている。オペアンプは、増幅器の一例である。オペアンプAの後段側の端子には、トランジスタMのドレイン端子が接続されている。オペアンプAの後段側の端子からは、増幅された信号が供給される。また、トランジスタMのゲート端子とドレイン端子は短絡されている。このため、トランジスタMは、ダイオード接続のトランジスタである。また、トランジスタMのソース端子は、反転回路Aの前段側のノードと、オペアンプAの負端子(反転端子)に接続されている。トランジスタMのソース端子(反転回路Aの前段側のノード)とグラウンドとの間には、コンデンサCと抵抗器Rが並列に接続されている。
このように、電子回路の第1検波回路(包絡線検波回路)は、第1増幅器(例えば、オペアンプA)と、nチャネルの第1トランジスタ(例えば、トランジスタM)と、第1コンデンサ(例えば、コンデンサC)と、第1抵抗器(例えば、抵抗器R)とを含んでいてもよい。ここで、第1増幅器の正端子は、半導体素子に接続されている。第1トランジスタのソース端子は、第1増幅器の負端子に接続されている。第1トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて第1増幅器の後段側の端子に接続されている。第1コンデンサおよび第1抵抗器は、第1トランジスタのソース端子とグラウンドとの間に接続されている。
一方、トランジスタMは、反転回路Aの後段側のノードと、グラウンドとの間に接続されている。トランジスタMは、電子回路101および電子回路102の説明で述べたように、回路内のノードが電源電位に固定されてしまうことを防ぐスイッチとして動作する。トランジスタMは、電子回路101および電子回路102のいずれの方法によって制御されてもよい。
ピーク検波回路21Aは、オペアンプAと、トランジスタMと、コンデンサCとを備えている。トランジスタMは、nチャネルのFETである。オペアンプAの正端子(非反転端子)は、反転回路Aの後段側のノードに接続されている。オペアンプAの後段側には、トランジスタMのドレイン端子が接続されている。トランジスタMのゲート端子とドレイン端子は短絡されている。このため、トランジスタMも、ダイオード接続のトランジスタである。また、トランジスタMのソース端子は、端子poutと、アナログデジタル変換器10の前段側のノードと、オペアンプAの負端子(反転端子)に接続されている。トランジスタMのソース端子(アナログデジタル変換器10の前段側のノード)とグラウンドとの間には、コンデンサCが接続されている。
このように、電子回路の第2検波回路(ピーク検波回路)は、第2増幅器(例えば、オペアンプA)と、nチャネルの第2トランジスタ(例えば、トランジスタM)と、第2コンデンサ(例えば、コンデンサC)とを含んでいてもよい。ここで、第2増幅器の正端子は、反転回路に接続されている。第2トランジスタのソース端子は、第2増幅器の負端子に接続されている。第2トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて第2増幅器の後段側に接続されている。第2コンデンサは、第2トランジスタのソース端子とグラウンドとの間に接続されている。
一方、トランジスタMは、端子poutとグラウンドとの間に接続されている。トランジスタMは、電子回路101および電子回路102の説明で述べたように、回路内のノードが電源電位に固定されてしまうことを防ぐスイッチとして動作する。トランジスタMは、電子回路101および電子回路102のいずれの方法によって制御されてもよい。
電子回路105のその他の構成は、上述の電子回路104と同様である。電子回路105を使うことにより、ゲート抵抗の値と、ジャンクション温度をより高い精度で推定することが可能である。
(温度センサの配置の例)
図8および図9は、半導体チップまたは半導体パッケージ内における温度センサ13の配置の例を示した平面図である。図8に示したように、温度センサ13をトランジスタMに隣接して配置してもよい。また、図9に示したように、温度センサ13をトランジスタMに隣接して配置してもよい。隣接した配置とは、例えば、温度センサ13を含むブロックから、トランジスタMまたはMを含むブロックまでの熱抵抗の値が、温度センサ13から外部空気までの熱抵抗の値よりも一桁小さい範囲である配置のことをいう。また、同一チップ基板内に温度センサ13と、トランジスタMまたはMが配置されている場合も、温度センサ13がトランジスタMまたはMと隣接しているといえる。
すなわち、電子回路では、温度センサは、半導体チップ内または、半導体パッケージ内において、第1トランジスタ(トランジスタM)に隣接して配置されていてもよい。また、電子回路では、温度センサは、半導体チップ内または、半導体パッケージ内において、第2トランジスタ(トランジスタM)に隣接して配置されていてもよい。
トランジスタは、ゲート端子のしきい値電圧、ゲート・ソース間電圧、ソース・ドレイン間電圧などに温度特性を有する。図8および図9の構成のように、トランジスタに隣接して温度センサ13を配置することによって、正しいルックアップテーブルを選択し、ゲート抵抗の値と、ジャンクション温度をより高い精度で推定することができるようになる。
(電子回路の第6の変形例)
図10は、電子回路の第6の変形例を示す回路図である。図10の電子回路106は、上述の電子回路100とスイッチング素子Mの入力側にある回路の構成が異なっている。電子回路106では、スイッチング素子Mの入力側に、発振器OSCと、駆動回路DRが接続されている。駆動回路DRは、3個のpチャネルのFET(トランジスタMと、トランジスタMと、トランジスタM)と、2個のnチャネルのFET(トランジスタMと、トランジスタM)と、抵抗器RM5とを備えている。
発振器OSCは、トランジスタMのドレイン端子と、グラウンドとの間に接続されている。したがって、発振器OSCが生成したチャープ信号は、駆動回路DRに供給されている。トランジスタM、MおよびMのソース端子は、いずれも電源電位vddに接続されている。また、トランジスタMおよびMのソース端子は、いずれもグラウンドに接続されている。トランジスタMでは、ドレイン端子とゲート端子が短絡されている。このため、トランジスタMは、ダイオード接続のトランジスタとなっている。トランジスタMのゲート端子は、トランジスタMのゲート端子に接続されている。トランジスタMのドレイン端子は、トランジスタMのドレイン端子に接続されている。また、トランジスタMのゲート端子と、トランジスタMのドレイン端子は、抵抗器RM5を介して接続されている。このため、トランジスタMも、ダイオード接続のトランジスタである。
トランジスタMのドレイン端子は、トランジスタMのドレイン端子に接続されている。トランジスタMのゲート端子と、トランジスタMのゲート端子を連結するノードは、トランジスタMのドレイン端子と、トランジスタMのドレイン端子を連結するノードに接続されている。また、トランジスタMのドレイン端子と、トランジスタMのドレイン端子を連結するノードは、スイッチング素子Mのゲート端子と、包絡線検波回路20に接続されている。
トランジスタMと、トランジスタMは、スイッチング素子Mのゲート端子のバイアス電圧vbを決める。トランジスタMと、トランジスタMは、スイッチング素子MのON/OFF状態を制御する。また、スイッチング素子Mのゲート端子には、駆動回路DRを介して増幅されたチャープ信号が供給される。
電子回路106に示した駆動回路の構成は一例にしかすぎない。したがって、これとは異なる構成の駆動回路を使ってもよい。また、駆動回路と発振器OSCとの接続関係については、特に限定しない。なお、電子回路106のその他の構成要素の機能は、上述のそれぞれの電子回路と同様であるものとする。
(電子回路の第7の変形例)
図11は、電子回路の第6の変形例を示す回路図である。図10の電子回路107は、上述の電子回路106からトランジスタMと、トランジスタMを削除し、スイッチS〜Sを追加した構成となっている。
電子回路107では、スイッチング素子Mの入力側に、発振器OSCと、駆動回路DRが接続されている。駆動回路DRは、2個のpチャネルのFET(トランジスタMと、トランジスタM)と、1個のnチャネルのFET(トランジスタM)と、4個のスイッチ(スイッチSと、スイッチSと、スイッチSと、スイッチS)と、抵抗器RM5とを備えている。駆動回路DRには、端子VSPと、端子VSNが接続されている。端子VSPおよびVSNを介して、スイッチング素子Mの制御信号を供給することができる。端子VSPおよびVSNに制御信号が供給されているとき、スイッチング素子Mは、ON(導通状態)になる。
発振器OSCは、トランジスタMのドレイン端子と、グラウンドとの間に接続されている。したがって、発振器OSCが生成したチャープ信号は、駆動回路DRに供給されている。トランジスタMおよびMのソース端子は、いずれも電源電位vddに接続されている。また、トランジスタMのソース端子は、グラウンドに接続されている。トランジスタMでは、ドレイン端子とゲート端子が短絡されている。このため、トランジスタMは、ダイオード接続のトランジスタである。トランジスタMのゲート端子と、トランジスタMのゲート端子との間のノードには、スイッチSが設けられている。また、トランジスタMのゲート端子と、トランジスタMのゲート端子との間のノードは、スイッチSを介して端子VSPに接続されている。
トランジスタMのドレイン端子は、トランジスタMのドレイン端子に接続されている。トランジスタMのドレイン端子と、トランジスタMのドレイン端子との間のノードは、スイッチング素子Mのゲート端子と、包絡線検波回路20に接続されている。トランジスタMのゲート端子は、スイッチSを介して端子VSPに接続されている。また、トランジスタMのゲート端子とドレイン端子は、スイッチSおよび抵抗器RM5を介して接続されている。スイッチSと、抵抗器RM5は、直列に接続されている。
電子回路107の動作に応じて、上述のスイッチS〜Sの導通状態を制御することができる。例えば、スイッチング素子Mのゲート端子の入力抵抗および/または、ジャンクション温度を推定する場合には、スイッチSと、スイッチSをON(導通状態)にし、スイッチSと、スイッチSをOFF(非導通状態)にすることができる。スイッチS〜Sの制御は、図11には図示されていない制御回路が行うことができる。この制御回路は、図4に示される制御回路CTRであってもよいし、異なる制御回路であってもよい。このとき、トランジスタMがダイオード接続となり、スイッチング素子Mのゲート電圧がしきい値電圧より低くなる。これにより、スイッチング素子MがOFFであるときに、ゲート端子にチャープ信号を入力することが可能となる。
一方、スイッチング素子MをONにさせる場合には、スイッチSと、スイッチSをOFF(非導通状態)にし、スイッチSと、スイッチSをON(導通状態)にすることができる。このとき、端子VSPの制御信号は、トランジスタMのゲート端子に供給される。また、端子VSNの制御信号は、トランジスタMのゲート端子に供給される。これにより、トランジスタMと、トランジスタMは、スイッチング素子Mのゲート端子のバイアス電圧を決定し、スイッチング素子Mを駆動させることができる。なお、このとき、スイッチング素子Mのゲート端子には、チャープ信号が供給されない。
例えば、電子回路は、pチャネルの第3トランジスタ(トランジスタM)と、nチャネルの第4トランジスタ(トランジスタM)と、第2抵抗器とをさらに備えていてもよい。ここで、第3トランジスタのソース端子は、電源電位に接続されている。第3トランジスタのドレイン端子および第4トランジスタのドレイン端子を接続する第2ノードは、半導体素子に接続されている。第4トランジスタのソース端子は、グラウンドに接続されている。第4トランジスタのゲート端子およびドレイン端子は、第2抵抗器を介して接続されている。
また、電子回路は、pチャネルの第5トランジスタ(トランジスタM)と、第3スイッチ(スイッチS)と、第4スイッチ(スイッチS)と、第5スイッチ(スイッチS)と、第6スイッチ(スイッチS)とをさらに備えていてもよい。ここで、第5トランジスタのソース端子は、電源電位に接続されている。第5トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて発振器に接続されている。第5トランジスタのゲート端子と第3トランジスタのゲート端子は、第6スイッチを介して接続されている。第3トランジスタのゲート端子は、第5スイッチを介して第1端子に接続されている。第4トランジスタのゲート端子は、第3スイッチを介して第2端子に接続されている。第4トランジスタのゲート端子とドレイン端子との間には、第2抵抗器と直列に第4スイッチが接続されている。
電子回路の動作に応じて、上述の第3スイッチ〜第6スイッチの導通状態を制御することができる。例えば、発振器がチャープ信号を生成する間、第4スイッチおよび第6スイッチはON(導通状態)であり、第3スイッチおよび第5スイッチはOFF(非導通状態)であってもよい。また、電子回路では、第1端子(端子VSP)および第2端子(端子VSN)に半導体素子の導通に関する制御信号が供給されている間、第3スイッチおよび第5スイッチはON(導通状態)であり、第4スイッチおよび第6スイッチが非導通状態(OFF)であってもよい。第3スイッチから第6スイッチの制御は、図示されていない制御回路が行うことができる。この制御回路は、図4に示される制御回路CTRであってもよいし、異なる制御回路であってもよい。
電子回路107に示した駆動回路の構成は一例にしかすぎない。したがって、これとは異なる構成の駆動回路を使ってもよい。また、駆動回路と発振器OSCとの接続関係については、特に限定しない。なお、電子回路107のその他の構成要素の機能は、上述の各電子回路と同様である。
図12は、チャープ信号が生成されるタイミングの例を示している。力率改善回路、電源回路、インバータ駆動回路などでは、スイッチング素子Mのゲート端子に図12のVに示したような電圧信号が入力される。電圧信号Vの波形は、周期的なパルスとなっている。パルスがHIGHレベルにある(立ち上がっている)ときに、スイッチング素子Mは、ON(導通状態)となる。そして、パルスがLOWレベルにある(立ち下がっている)ときに、スイッチング素子Mは、OFF(非導通状態)となる。例えば、パルスがLOWレベルにあるときに、スイッチング素子Mのゲート端子にチャープ信号を入力することにより、ゲート電圧をしきい値電圧未満に抑制しつつ、ゲート端子の入力抵抗および/または、ジャンクション温度の推定を行うことができる。
上述のそれぞれの電子回路を使うことにより、寄生成分の存在に関わらず、スイッチング素子の入力抵抗を高い精度で計測することが可能となる。スイッチング素子の入力抵抗に基づいて、スイッチング素子のジャンクション温度を求めることも容易である。これにより、スイッチング素子の寿命をより正確に予測することが可能となり、スイッチング素子を含む回路(例えば、電力回路)のメンテナンスが著しく容易となる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10 アナログデジタル変換器
11、12 処理部
13 温度センサ
20、20A 包絡線検波回路
21、21A ピーク検波回路
100、101、102、103、104、105、106、107 電子回路
反転回路
DR、DR、DR 駆動回路
スイッチング素子

Claims (18)

  1. チャープ信号を生成する発振器と、
    前記チャープ信号が供給される半導体素子と、
    前記半導体素子の入力電圧に基づき、包絡線検波信号を生成する第1検波回路と、
    前記包絡線検波信号の反転信号を生成する反転回路と、
    前記反転信号のピーク電圧を測定する第2検波回路とを備える、
    電子回路。
  2. 前記発振器が生成するチャープ信号の周波数は、前記半導体素子の寄生容量および寄生インダクタンスによって定まる共振周波数を含む、
    請求項1に記載の電子回路。
  3. 前記反転信号のピーク電圧における前記チャープ信号の周波数は、前記共振周波数である、
    請求項2に記載の電子回路。
  4. 前記半導体素子は、パワーデバイスであり、
    前記発振器は、前記パワーデバイスが非導通状態である間に、前記チャープ信号を生成する、
    請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子回路。
  5. 前記反転回路および前記第2検波回路を接続する第1ノードと、
    前記第1ノードおよびグラウンドを接続する第1スイッチと、
    前記第2検波回路の出力端子と、
    前記出力端子およびグラウンドを接続する第2スイッチとをさらに備える、
    請求項1ないし4のいずれか一項に記載の電子回路。
  6. 前記発振器が前記チャープ信号を生成しない場合、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを導通状態にし、前記発振器が前記チャープ信号を生成する場合、前記第1スイッチおよび前記第2スイッチを非導通状態にする制御回路をさらに備える、
    請求項5に記載の電子回路。
  7. 前記第1検波回路は、第1ダイオードと、第1コンデンサと、第1抵抗器とを含み、
    前記第1ダイオードのアノード端子は、前記半導体素子に接続され、前記第1コンデンサおよび前記第1抵抗器は、前記第1ダイオードのカソード端子とグラウンドとの間に接続されている、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の電子回路。
  8. 前記第2検波回路は、第2ダイオードと、第2コンデンサとを含み、
    前記第2ダイオードのアノード端子は、前記反転回路に接続され、前記第2コンデンサは、前記第2ダイオードのカソード端子とグラウンドとの間に接続されている、
    請求項1ないし7のいずれか一項に記載の電子回路。
  9. 前記ピーク電圧をデジタル化するアナログデジタル変換器と、
    デジタル化された前記ピーク電圧に基づき、前記半導体素子の入力抵抗または前記半導体素子の温度の少なくともいずれかを推定する処理部とをさらに備える、
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載の電子回路。
  10. 温度センサをさらに備え、
    前記処理部は、前記半導体素子の入力抵抗または前記半導体素子の温度の少なくともいずれかの推定に用いる複数のルックアップテーブルを備え、前記温度センサの計測値に基づき、複数の前記ルックアップテーブルのうち、少なくとも1つを選択する、
    請求項9に記載の電子回路。
  11. 前記第1検波回路は、第1増幅器と、nチャネルの第1トランジスタと、第1コンデンサと、第1抵抗器とを含み、
    前記第1増幅器の正端子は、前記半導体素子に接続され、前記第1トランジスタのソース端子は、前記第1増幅器の負端子に接続され、前記第1トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて前記第1増幅器の後段側の端子に接続され、前記第1コンデンサおよび前記第1抵抗器は、前記第1トランジスタのソース端子とグラウンドとの間に接続されている、
    請求項10に記載の電子回路。
  12. 前記第2検波回路は、第2増幅器と、nチャネルの第2トランジスタと、第2コンデンサとを含み、
    前記第2増幅器の正端子は、前記反転回路に接続され、前記第2トランジスタのソース端子は、前記第2増幅器の負端子に接続され、前記第2トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて前記第2増幅器の後段側の端子に接続され、前記第2コンデンサは、前記第2トランジスタのソース端子とグラウンドとの間に接続されている、
    請求項10または11に記載の電子回路。
  13. 前記温度センサは、半導体チップ内または、半導体パッケージ内において、前記第1トランジスタに隣接して配置されている、
    請求項11に記載の電子回路。
  14. 前記温度センサは、半導体チップ内または、半導体パッケージ内において、前記第2トランジスタに隣接して配置されている、
    請求項12に記載の電子回路。
  15. pチャネルの第3トランジスタと、
    nチャネルの第4トランジスタと、
    第2抵抗器とをさらに備え、
    前記第3トランジスタのソース端子は、電源電位に接続され、前記第3トランジスタのドレイン端子および前記第4トランジスタのドレイン端子を接続する第2ノードは、前記半導体素子に接続され、前記第4トランジスタのソース端子は、グラウンドに接続され、前記第4トランジスタのゲート端子およびドレイン端子は、前記第2抵抗器を介して接続されている、
    請求項1ないし14のいずれか一項に記載の電子回路。
  16. pチャネルの第5トランジスタと、
    第3スイッチと、
    第4スイッチと、
    第5スイッチと、
    第6スイッチとをさらに備え、
    前記第5トランジスタのソース端子は、前記電源電位に接続され、前記第5トランジスタのゲート端子とドレイン端子は、短絡されて前記発振器に接続され、前記第5トランジスタのゲート端子と前記第3トランジスタのゲート端子は、前記第6スイッチを介して接続され、前記第3トランジスタのゲート端子は、前記第5スイッチを介して第1端子に接続され、前記第4トランジスタのゲート端子は、前記第3スイッチを介して第2端子に接続され、前記第4トランジスタのゲート端子とドレイン端子との間には、前記第2抵抗器と直列に前記第4スイッチが接続されている、
    請求項15に記載の電子回路。
  17. 前記発振器が前記チャープ信号を生成する間、前記第4スイッチおよび前記第6スイッチは導通状態であり、前記第3スイッチおよび前記第5スイッチは非導通状態である、
    請求項16に記載の電子回路。
  18. 前記第1端子および前記第2端子に前記半導体素子の導通に関する制御信号が供給されている間、前記第3スイッチおよび前記第5スイッチは導通状態であり、前記第4スイッチおよび前記第6スイッチが非導通状態である、
    請求項16または17に記載の電子回路。
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