JP2021042892A - 微粉燃料焚きボイラ - Google Patents

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Abstract

【課題】粉砕機から排出された搬送空気及び微粉燃料がサイクロンを介して燃焼バーナへ供給される微粉燃料焚きボイラにおいて、搬送空気の流量が低下してもサイクロンの固気分離能力を維持する。【解決手段】微粉燃料焚きボイラは、燃焼バーナを有する火炉と、粉砕された微粉燃料を搬送空気に乗せて排出する粉砕機と、粉砕機から排出された含粉搬送空気を固体と気体とに分離するマルチサイクロンと、マルチサイクロンへ流入する含粉搬送空気の流量を検出する流量計と、マルチサイクロンで分離された搬送空気を火炉へ送る第1ラインと、マルチサイクロンで分離された搬送空気を燃焼バーナへ送る第2ラインとを備える。マルチサイクロンは、稼働と停止とを切り替え可能な複数のサイクロンを有し、流量計で検出された流量に基づいて、サイクロンの稼働数が変化する。【選択図】図1

Description

本発明は、粉砕機で粉砕された粉砕物を燃料として用いる微粉燃料焚きボイラに関する。
従来、褐炭や亜瀝青炭などの水分の比較的多い低品位灰を含む石炭、バイオマス、石油残渣などを粉砕及び乾燥してなる微粉燃料を燃料とする微粉燃料焚きボイラが知られている。特許文献1では、この種のボイラが開示されている。
特許文献1のボイラは、石炭を粉砕した微粉炭とバイオマスを粉砕した微粉バイオマスとを含む微粉燃料を燃焼バーナにより燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収するものである。このボイラは、鉛直方向に延びる火炉と、火炉の上部に接続された煙道と、煙道に設けられた過熱器、再熱器、節炭器などの熱交換器とを備える。炉壁には、複数の燃焼バーナが周方向に沿って配設されると共に、上下方向に複数段にわたって配置されている。これらの燃焼バーナは、微粉炭と加熱空気との混合気を火炉内へ吹き込む燃焼バーナと、微粉バイオマスと加熱空気との混合気を火炉内へ吹き込む燃焼バーナとを含む。燃焼バーナより上方には、追加空気を火炉内へ吹き込む追加空気ノズルが設けられている。火炉内でバーナ燃焼空気により着火した微粉燃料は、追加空気により完全燃焼する。燃焼により生じた排ガスと熱交換器の水との間で熱交換が行われ、蒸気が生成される。
特許文献1の第1実施形態に示されたボイラでは、バイオマスを粉砕及び乾燥するための粉砕乾燥機が設けられている。粉砕乾燥機に供給されたバイオマスは、加熱空気により乾燥されながらミルにより粉砕されて微粉バイオマスとなり、加熱空気に同伴してサイクロンへ気流搬送される。サイクロンでは、微粉バイオマスと加熱空気とが、サイクロンで微粉バイオマスと追加空気とに分離される。サイクロンの下部から出た微粉バイオマスは、バイオマス供給ラインを通じて火炉の燃焼バーナへバーナ燃焼空気として送られる。サイクロンの上部から出た追加空気は、追加空気供給ラインを通じて追加空気ノズルへ送られる。
特開2016−95113号公報
火炉の燃焼バーナに供給されるバーナ燃焼空気と微粉燃料との空燃比(Air/Fuel Ratio)は、火炉の燃焼性能を制御するために用いられる。特許文献1では、サイクロンで固気分離を行うことにより、火炉の燃焼バーナに供給されるバーナ燃焼空気(搬送空気)と微粉燃料との空燃比を適切な値まで下げる。
上記特許文献1のサイクロンでは、流入する空気を利用して固気分離が行われることから、低負荷運転時に流入する空気の流量が低下すると固気分離能力が低下するおそれがある。逆に、低負荷運転時に固気分離能を維持するためにサイクロンに流入する空気の流量を増加させると、火炉においてサイクロンからの排気が流入する部分の空燃比が大きくなってしまう。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、粉砕機から排出された搬送空気及び微粉燃料がサイクロンを介して燃焼バーナへ供給される微粉燃料焚きボイラにおいて、搬送空気の流量が低下してもサイクロンの固気分離能力を維持可能とすることにある。
本発明の一態様に係る微粉燃料焚きボイラは、
炉壁に設けられた少なくとも1つの燃焼バーナを有する火炉と、
燃料を粉砕して微粉燃料とし、当該微粉燃料を搬送空気に乗せて排出する粉砕機と、
前記粉砕機から排出された前記微粉燃料を伴った前記搬送空気を固体と気体とに分離するマルチサイクロンと、
前記マルチサイクロンへ流入する前記微粉燃料を伴った前記搬送空気の流量を検出する流量計と、
前記マルチサイクロンで分離された前記搬送空気を前記火炉へ送る第1ラインと、前記マルチサイクロンで分離された前記微粉燃料を前記燃焼バーナへ送る第2ラインとを備える。
前記マルチサイクロンは、複数のサイクロンと、前記サイクロンの各々について前記搬送空気の流入の許容と阻止とを切り替えることにより前記サイクロンの稼働と停止とを切り替える切替器と、前記流量計で検出された流量の増加に従って前記サイクロンの稼働数が増加し、前記流量の減少に従って前記サイクロンの稼働数が減少するように、前記切替器を制御するコントローラとを有する。
上記微粉燃料焚きボイラによれば、マルチサイクロンへ供給される搬送空気の流量が増えるとサイクロンの稼働数が増え、マルチサイクロンへ供給される搬送空気の流量が減るとサイクロンの稼働数が減少するので、稼働中のサイクロンには固気分離必要な流量の搬送空気が供給され、稼働中のサイクロンの固気分離能力を維持させることができる。また、マルチサイクロンへ供給される搬送空気の流量が減ったときに、搬送空気を強制的に追加しないので、マルチサイクロンから排出されて火炉に供給される空気は増加せず、当該火炉の空気が吹き込まれる部分の空燃比の上昇を抑えることができる。
本発明によれば、粉砕機から排出された搬送空気及び微粉燃料がサイクロンを介して燃焼バーナへ供給される微粉燃料焚きボイラにおいて、搬送空気の流量が低下してもサイクロンの固気分離能力を維持することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係る微粉燃料焚きボイラの全体的な構成を示す図である。 図2は、微粉燃料焚きボイラの制御系統の構成を示す図である。 図3は、図1に示すマルチサイクロンの概略構成図である。 図4は、変形例1に係るマルチサイクロンの概略構成図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係る微粉燃料焚きボイラ1の全体的な構成を示す図であり、図2は、ボイラ1の制御系統の構成を示す図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る微粉燃料焚きボイラ1は、ボイラ本体10と、ボイラ本体10へ燃料を供給する燃料供給系統30と、ボイラ本体10からの排ガスを処理する排ガス処理系統60と、コントローラ9とを備える。
〔ボイラ本体10の構成〕
ボイラ本体10は、微粉燃料を含む燃料を燃焼バーナ21により燃焼させ、この燃焼により発生した熱を回収するものである。微粉燃料は、湿潤燃料を乾燥及び粉砕してなる。湿潤燃料とは、水分を含む燃料であり、例えば、バイオマス、亜瀝青炭及び褐炭などの低品位炭、並びに、オイルコークス当の石油精製時に発生する固体残渣などがある。また、バイオマスとは、再生可能な生物由来の有機性資源であって、化石資源を除いたものと定義する。バイオマスには、例えば、間伐材、廃材木、流木、草類、廃棄物、汚泥、タイヤ及びこれらを原料とするリサイクル燃料(ペレットやチップ)などが含まれる。
ボイラ本体10は、多段燃焼方式の火炉11と、燃焼装置12と、火炉11に接続された煙道41と、煙道41に設けられた熱交換器15とを備える。
火炉11は、鉛直方向に延びる胴体を有し、炉内下部に一段目燃焼領域Aが形成され、一段目燃焼領域Aの上方に二段目燃焼領域Bが形成されている。燃焼装置12は、火炉11の炉壁に設けられ、一段目燃焼領域Aへバーナ燃焼一次空気及び微粉燃料の混合体を吹き込む少なくとも1つの燃焼バーナ21、及び、二段目燃焼領域Bへ二段燃焼空気を吹き込む少なくとも1つの二段燃焼空気ノズル26とを含む。本実施形態では、周方向に並べられた複数の燃焼バーナ21を一段として、鉛直方向に沿って複数段の燃焼バーナ21のセットが設けられている。また、複数段の燃焼バーナ21より上方に、周方向に並べられた複数の二段燃焼空気ノズル26が設けられている。
火炉11の上部には煙道41が接続されており、熱交換器15はこの煙道41を通過する排ガスから熱を回収する。煙道41内には、内部を水又は蒸気が流れる伝熱管15aが設けられている。熱交換器15は、過熱器(スーパーヒータ)、再熱器(リヒータ)、節炭器(エコノマイザ)等で構成される。
〔燃料供給系統30の構成〕
燃料供給系統30は、粉砕機31と、粉砕機31からの排気を固気分離するマルチサイクロン33とを有する。本実施形態では、燃料として湿潤燃料を用いているため、粉砕機31として、湿潤燃料を粉砕するとともに乾燥する粉砕乾燥機が採用されている。但し、粉砕機31は、粉砕乾燥機に限定されず、粉砕物である微粉燃料が搬送空気で気流搬送される粉砕機であればよい。また、燃料も湿潤燃料に限定されず、最終的に微粉燃料の状態で燃焼バーナ21へ供給される燃料であればよい。
粉砕機31へは、燃料供給装置32から湿潤燃料が供給される。燃料供給装置32は、例えば、ベルトコンベヤなどの定量供給装置と計量装置とを含み(いずれも図示略)、粉砕機31への湿潤燃料の供給量を調整することができる。燃料供給装置32はコントローラ9へ湿潤燃料の供給量を伝達する。コントローラ9は、湿潤燃料の供給量から火炉11へ供給される微粉燃料の供給量を推定することができる。
また、粉砕機31には、粉砕機31へ搬送空気を供給する粉砕機空気供給ライン35が接続されている。粉砕機空気供給ライン35には、空気加熱ライン34から温度の調整された搬送空気が供給される。空気加熱ライン34は、押込送風機62と、ガスエアヒータ61とを有する。送風機62からの送風量は風量計46で検出される。押込送風機62から空気加熱ライン34へ送り出された空気は、ガスエアヒータ61を通じて加熱されて高温の搬送空気となり、粉砕機空気供給ライン35を通じて粉砕機31へ供給される。空気加熱ライン34には、送風機62から送り出された空気がガスエアヒータ61をバイパスして粉砕機31へ流れるバイパス路39が設けられている。バイパス路39には、第4調整装置40が設けられている。また、空気加熱ライン34であってバイパス路39によってバイパスされている部分には、第3調整装置37が設けられている。更に、粉砕機空気供給ライン35には温度計43が設けられており、後述する粉砕燃料排出ライン70には粉砕機31から排出されたガスの温度を検出する温度計79が設けられている。粉砕機空気供給ライン35を通じて粉砕機31へ供給される搬送空気の温度は、温度計43で検出された温度に基づいて温度計79で検出された温度が所定温度となるように、調整装置37,40により調整される。
粉砕機空気供給ライン35には、昇圧ファン47と調整装置48とが設けられている。調整装置48は、例えば、流量調整弁やダンパなどの搬送空気の流量を調整する手段であってよい。粉砕機空気供給ライン35を通じて粉砕機31へ供給される搬送空気の流量は、燃料供給装置32から粉砕機31へ供給される燃料の量に応じて、調整装置48により調整される。
空気加熱ライン34のガスエアヒータ61よりも下流側から、バーナ燃焼空気ライン36が分岐している。空気加熱ライン34で加熱された空気の一部は、バーナ燃焼空気ライン36を通じて粉砕機31を経ずに直接にバーナへ送られる。バーナ燃焼空気ライン36は、分岐部44で二段燃焼空気ライン36aとバーナ燃焼二次空気ライン36bとに分岐する。バーナ燃焼空気ライン36を通じて送られた空気の一部は、バーナ燃焼二次空気ライン36bを経てバーナ燃焼二次空気として燃焼バーナ21へ送られる。また、バーナ燃焼空気ライン36を通じて送られた空気の残部は、二段燃焼空気ライン36aを通じて二段燃焼空気として二段燃焼空気ノズル26へ送られる。
二段燃焼空気ライン36aには、合流部64において、後述する二段燃焼空気追加ライン72が接続されている。二段燃焼空気ライン36aの合流部64よりも下流側には第2調整装置76が設けられている。第2調整装置76は、例えば、流量調整弁、ダンパなどであってよい。二段燃焼空気ライン36aの合流部64よりも下流側には、第2圧力計68、及び第2二段燃焼空気流量計69が設けられている。
粉砕機31は、ハウジング内に鉛直方向に沿った回転軸心を有し回転駆動される粉砕テーブルと、粉砕テーブルの上方に対向配置された複数の粉砕ローラとを備える(いずれも図示略)。粉砕機31に供給された湿潤燃料は、粉砕ローラと粉砕テーブルとの間で所定の大きさまで粉砕され、搬送空気により分級されると共に加熱乾燥され、微粉燃料となる。本実施形態に係る粉砕機31は竪型ローラミルであるが、粉砕機31はこれに限定されず、例えば、ボールミルやロッドミルなどの公知の粉砕機であってよい。
微粉燃料は、粉砕機31から搬送空気に同伴して排出され、排出ライン70を通じてマルチサイクロン33に流入する。排出ライン70には、マルチサイクロン33へ流入する微粉燃料を伴った搬送空気(含粉搬送空気)の流量を検出する搬送空気流量計63が設けられている。マルチサイクロン33では、含粉搬送空気とが、固体(微粉燃料)と気体(追加二段燃焼空気)とに固気分離される。
マルチサイクロン33の気体排出口33aは、二段燃焼空気追加ライン72(請求の範囲の「第1ライン」に相当)の始端が接続されている。二段燃焼空気追加ライン72の終端は二段燃焼空気ライン36aと接続されて、二段燃焼空気ノズル26へ到る。二段燃焼空気追加ライン72には第1調整装置75が設けられている。二段燃焼空気追加ライン72において、第1調整装置75より空気の流れの上流側又は下流側の部分には追加二段燃焼空気流量計66及び追加二段燃焼空気圧力計67が設けられている。追加二段燃焼空気流量計66は、マルチサイクロン33から排出された追加二段燃焼空気の流量を検出する。追加二段燃焼空気圧力計67は、マルチサイクロン33から排出された追加二段燃焼空気の圧力を検出する。
サイクロン33の下部固体排出口33bは、微粉燃料供給管38を介してバーナ燃焼一次空気ライン71(請求の範囲の「第2ライン」に相当)が接続されている。微粉燃料供給管38とバーナ燃焼一次空気ライン71との接続部分には、バーナ燃焼一次空気と微粉燃料とを混合する混合部78が設けられている。バーナ燃焼一次空気ライン71の終端は燃焼バーナ21と接続されており、バーナ燃焼一次空気ライン71を通じて燃焼バーナ21へバーナ燃焼一次空気が送られる。バーナ燃焼一次空気ライン71には、昇圧ファン77、及び、バーナ燃焼一次空気流量計65が設けられている。昇圧ファン77は、バーナ燃焼一次空気の流速及び圧力を調整する。バーナ燃焼一次空気流量計65は、バーナ燃焼一次空気の流量を検出する。
〔排ガス処理系統60の構成〕
煙道41の下流側には、熱交換器15で熱交換を行った排ガスが排出される排ガスライン49が接続されている。排ガスライン49には、選択還元型触媒50、ガスエアヒータ61、集塵機51、誘引送風機52、及び脱硫装置53が設けられ、下流端部に煙突54が設けられている。ガスエアヒータ61は、空気加熱ライン34を流れる空気を、排ガスと熱交換することにより加熱するものである。
〔ボイラ1の制御系統の構成〕
コントローラ9は、サイクロン制御部96を含む。コントローラ9は、いわゆるコンピュータであって、例えば、マイクロコントローラ、CPU、MPU、PLC、DSP、ASIC又はFPGA等のプロセッサ91と、ROM、RAM等のメモリ92とを有する。メモリ92には、サイクロン制御プログラム93を含むプロセッサ91が実行するプログラムが記憶されている。また、メモリ92には、プロセッサ91が行う処理に使用される、微粉燃料供給量、空燃比などのデータが格納されている。コントローラ9では、メモリ92に記憶されたプログラムをプロセッサ91が読み出して実行することにより、サイクロン制御部96として機能するための処理が行われる。
コントローラ9には、風量計46、温度計43、搬送空気流量計63、バーナ燃焼一次空気流量計65、追加二段燃焼空気流量計66、追加二段燃焼空気圧力計67、二段燃焼空気圧力計68、及び、二段燃焼空気流量計69を含む各種計器が電気的に接続されている。コントローラ9は、これらの計器からの検出信号を取得する。
また、コントローラ9には、燃料供給装置32、第1調整装置75、第2調整装置76、第3調整装置37、第4調整装置40、送風機62、昇圧ファン77、第1ロータリバルブ81、及び、第2ロータリバルブ83を含む各種機器が電気的に接続されている。コントローラ9は、これらの機器の動作を監視し、また、これらの機器に対し制御信号を出力することにより、これらの機器の動作を制御する。
〔ボイラ1の動作例〕
ここで、上記構成のボイラ1の動作について説明する。粉砕機31では、供給された湿潤燃料が所定の粒径に粉砕されると共に、搬送空気により乾燥される。湿潤燃料が粉砕及び乾燥されてなる微粉燃料は、搬送空気に同伴してマルチサイクロン33へ気流搬送される。マルチサイクロン33では、含粉搬送空気が微粉燃料と空気とに固気分離される。
マルチサイクロン33の気体排出口33aから排出された空気は、追加二段燃焼空気として二段燃焼空気追加ライン72へ流れ出る。この追加二段燃焼空気は、二段燃焼空気ライン36aを通じて供給されてきた二段燃焼空気とともに、二段燃焼空気ノズル26へ送られ、二段燃焼空気ノズル26から火炉11内へ噴出する。
マルチサイクロン33の粉体排出口33bから排出された微粉燃料は、微粉燃料供給管38を通じてバーナ燃焼一次空気ライン71へ流入する。バーナ燃焼一次空気ライン71に流入した微粉燃料は、バーナ燃焼一次空気ライン71を通じて気流搬送されて、燃焼バーナ21へ至る。ここで、バーナ燃焼一次空気ライン71を流れるバーナ燃焼一次空気の流速及び圧力の少なくとも一方は昇圧ファン77によって調整される。
微粉燃料とバーナ燃焼一次空気との混合体は、燃焼バーナ21から火炉11内へ吹き込まれ、それが着火することで一段目燃焼領域Aに火炎が生じる。一段目燃焼領域Aの燃焼ガスは、上昇して二段目燃焼領域Bに至る。二段目燃焼領域Bでは、二段燃焼空気ノズル26から吹き出した二段燃焼空気によって、燃焼ガスと二段燃焼空気が反応することで微粉燃料の酸化燃焼が完結され、微粉燃料の燃焼によるNOxの発生量が低減される。
そして、燃焼により生じた排ガスは、熱交換器15の伝熱管15aを流れる水及び/又は蒸気と熱交換し、その熱が回収される。伝熱管15aで生じた蒸気は、例えば、図示しない発電プラント(例えば、タービン等)に供給される。煙道41から排ガスライン49へ流出した排ガスは、排ガスライン49を通じるうちに、選択還元型触媒50によりNOxなどの有害物質が除去され、集塵機51で粒子状物質が除去され、脱硫装置53により硫黄分が除去された後、煙突54から大気中に排出される。
また、排ガスライン49に高温の排ガスが流れることで、ガスエアヒータ61が作動する。即ち、送風機62が駆動し、外部からの空気の一部が空気加熱ライン34に送り込まれ、この空気がガスエアヒータ61により排ガスと熱交換することで加熱される。そして、加熱により高温となった空気の一部は、粉砕機空気供給ライン35を通じて粉砕機31に供給される。
また、ガスエアヒータ61で高温となった空気の残部は、バーナ燃焼二次空気及び二段燃焼空気として、バーナ燃焼空気ライン36を通じて燃焼バーナ21及び二段燃焼空気ノズル26へ送られる。ここで、二段燃焼空気追加ライン72を二段燃焼空気が逆流しないように、第2調整装置76を流れる二段燃焼空気の流量及び圧力の少なくとも一方が調整される。更に、二段燃焼空気ノズル26から炉内へ吹き込まれる二段燃焼空気が、風量計46で検出された送風機62の送風量の所定割合となるように、第1調整装置75、及び第2調整装置76が調整される。上記の所定割合は、燃料の種類や炉形状によって異なるが、例えば、微粉燃料が微粉バイオマスの場合は3割程度である。
〔マルチサイクロン33の構成〕
ここで、マルチサイクロン33の構成について詳細に説明する。図3は、マルチサイクロン33の概略構成図である。
図3に示すマルチサイクロン33は、ケーシング20と、ケーシング20内に設けられた複数のサイクロン22とを備える。ケーシング20は、胴部20cと、胴部20cの上部に接続された入口部20aと、胴部20cの下部に接続された粉体出口部20bとを有する。入口部20aは粉砕機31からの排出ライン70と接続されている。粉体出口部20bは、バーナ燃焼一次空気ライン71への微粉燃料供給管38と接続されている。
複数のサイクロン22は、ケーシング20の胴部20cに収容されている。各サイクロン22は実質的に同じ構造を有する。即ち、各サイクロン22は、外筒23と、外筒23に内挿された内筒25とを有する。内筒25の周囲には外筒23内に旋回流を形成させるガイドベーン24が設けられている。内筒25の下端は外筒23内に位置し、内筒25の上端は、ケーシング20の胴部20cを貫く気体出口管20dと接続されている。気体出口管20dは二段燃焼空気追加ライン72と接続されている。外筒23の上部開口から進入した含粉搬送空気は、ガイドベーン24を通過するときに加速され、外筒23内で強力な下降旋回流を生じさせる。微粉燃料は強い遠心力を受けて外筒23に達し、旋回流と共に降下し、外筒23の下部開口よりケーシング20の粉体出口部20bへ排出される。外筒23下部で反転した旋回流は、外筒23内の中心部を旋回上昇して内筒25の下部開口へ進入する。内筒25の上部開口から出た搬送空気は、気体出口管20dを通って二段燃焼空気追加ライン72へ流出する。
内筒25内には、その流路の閉止と開放とを切り替える切替器27が設けられている。切替器27は、例えば、バルブ、シャッター、ダンパ、スライドゲートなどの、流路の閉止と開放とが可能な手段であればその態様は問わない。各切替器27の動作はコントローラ9のサイクロン制御部96によって制御される。
切替器27で内筒25内の流路が閉止されることによって、サイクロン22への含粉搬送空気の流入が阻止される。また、切替器27で内筒25内の流路が開放されることによって、サイクロン22への含粉搬送空気の流入が許容される。このように、各サイクロン22に設けられた切替器27は、当該サイクロン22への含粉搬送空気の流入の許容と阻止とを切り替えることにより、当該サイクロン22の稼働と停止とを切り替える。なお、含粉搬送空気の流入が阻止されているサイクロン22を「停止しているサイクロン22」とし、含粉搬送空気の流入が許容されているサイクロン22を「稼働しているサイクロン22」とする。
上記のように、サイクロン22の稼働数が可変となる構成を有するマルチサイクロン33では、搬送空気流量計63で検出された含粉搬送空気の流量に応じてサイクロン22の稼働数が調整される。具体的には、コントローラ9のサイクロン制御部96は、搬送空気流量計63で検出された含粉搬送空気の流量を取得し、この流量に基づいてサイクロン22の稼働数を決定し、決定した稼働数のサイクロン22が稼働し余のサイクロン22が停止するように、各切替器27に切替信号を送り、各切替器27を動作させる。なお、サイクロン22の稼働数は、含粉搬送空気の流量を稼働しているサイクロン22に分配したときに、稼働しているサイクロン22で所定の固気分離能力を発揮できるように決定される。含粉搬送空気の流量とサイクロン22の稼働数とを関係づける情報は、実験、シミュレーション、或いは計算により求められて、予めコントローラ9に記憶されている。サイクロン制御部96は、このような情報を利用して、搬送空気流量計63で検出された含粉搬送空気の流量からサイクロン22の稼働数を決定する。
上記のようにサイクロン22の稼働数が調整される結果、搬送空気流量計63で検出された流量の増加に従ってサイクロン22の稼働数が増加し、搬送空気流量計63で検出された流量の減少に従ってサイクロン22の稼働数を減少することとなる。
以上に説明したように、本実施形態に係る微粉燃料焚きボイラ1は、炉壁に設けられた少なくとも1つの燃焼バーナ21を有する火炉11と、燃料を粉砕して微粉燃料とし、当該微粉燃料を搬送空気に乗せて排出する粉砕機31と、粉砕機31から排出された微粉燃料を伴った搬送空気を固体と気体とに分離するマルチサイクロン33と、マルチサイクロン33へ流入する微粉燃料を伴った搬送空気の流量を検出する流量計63と、マルチサイクロン33で分離された搬送空気を火炉11へ送る第1ライン(二段燃焼空気追加ライン72)と、マルチサイクロン33で分離された微粉燃料を燃焼バーナ21へ送る第2ライン(バーナ燃焼一次空気ライン71)とを備える。マルチサイクロン33は、複数のサイクロン22と、サイクロン22の各々について搬送空気の流入の許容と阻止とを切り替えることによりサイクロン22の稼働と停止とを切り替える切替器27と、流量計で検出された流量の増加に従ってサイクロン22の稼働数が増加し、流量の減少に従ってサイクロン22の稼働数が減少するように、切替器27を制御するコントローラ9とを有する。
上記微粉燃料焚きボイラ1によれば、マルチサイクロン33へ供給される搬送空気の流量が増えるとサイクロン22の稼働数が増え、マルチサイクロン33へ供給される搬送空気の流量が減るとサイクロン22の稼働数が減少するので、稼働中のサイクロン22に固気分離必要な流量の含粉搬送空気を供給することができる。これにより、稼働中のサイクロンの固気分離能力を維持させることができる。よって、ボイラ1の低負荷運転時などの搬送空気の流量が定常運転時と比較して低下した場合においても、マルチサイクロン33の固気分離能力を維持することができる。これにより、ボイラ1のターンダウン比(ボイラの定格ガス流量と制御可能な最小ガス流量の比)を低下させることができ、低負荷時においてもボイラ1は停止することなく運転できることから、パージ損失が少なくなり運転効率が高くなるので、ランニングコストの削減に寄与することができる。
また、上記のように低負荷運転時においても、マルチサイクロン33へ導入する搬送空気を強制的に追加しないので、マルチサイクロン33から排出されて火炉11に供給される搬送空気(二段燃焼空気)は増加せず、当該火炉11の二段燃焼空気が吹き込まれる部分(二段目燃焼領域B)の空燃比の上昇を抑えることができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明の思想を逸脱しない範囲で、上記実施形態の具体的な構造及び/又は機能の詳細を変更したものも本発明に含まれ得る。
例えば、マルチサイクロン33は単一のケーシング20に複数のサイクロン22が収容されたものに限定されない。図4は、変形例1に係るマルチサイクロン33Aが示されている。変形例1に係るマルチサイクロン33Aは、複数のサイクロン22を有し、それらが並列的に接続されたものである。各サイクロン22の外筒23は排出ライン70と接続され、各サイクロン22の外筒23へ排出ライン70から含粉搬送空気が供給される。また、各サイクロン22の内筒25は二段燃焼空気追加ライン72と接続され、各サイクロン22の内筒25から二段燃焼空気追加ライン72へ搬送空気が流れ出る。各サイクロン22の外筒23の下部は微粉燃料供給管38と接続され、各サイクロン22の外筒23から排出された微粉燃料は微粉燃料供給管38を通じてバーナ燃焼一次空気ライン71へ供給される。
上記構成のマルチサイクロン33Aにおいて、切替器27Aは排出ライン70と各サイクロン22の外筒23とを接続する枝管70aに設けられている。この切替器27Aは、枝管70aの流路の閉止と開放とを切り替える手段である。切替器27Aによって、サイクロン22の外筒23への含粉搬送空気の流入の許容と阻止とが切り替わることによって、サイクロン22の稼働と停止とを切り替えることができる。
1 :微粉燃料焚きボイラ
9 :コントローラ
10 :ボイラ本体
11 :火炉
12 :燃焼装置
15 :熱交換器
20 :ケーシング
21 :燃焼バーナ
22 :サイクロン
23 :外筒
24 :ガイドベーン
25 :内筒
26 :二段燃焼空気ノズル
27,27A :切替器
30 :燃料供給系統
31 :粉砕機
32 :燃料供給装置
33,33A :マルチサイクロン
34 :空気加熱ライン
35 :粉砕機空気供給ライン
36 :バーナ燃焼空気ライン
36a :二段燃焼空気ライン
36b :バーナ燃焼二次空気ライン
37,40,75,76:調整装置
38 :微粉燃料供給管
39 :バイパス路
41 :煙道
43 :温度計
46 :風量計
49 :排ガスライン
50 :選択還元型触媒
51 :集塵機
52 :誘引送風機
53 :脱硫装置
54 :煙突
60 :排ガス処理系統
61 :ガスエアヒータ
62 :押込送風機
63 :搬送空気流量計(流量計)
65 :バーナ燃焼一次空気流量計
66 :追加二段燃焼空気流量計
67 :追加二段燃焼空気圧力計
68 :二段燃焼空気圧力計
69 :二段燃焼空気流量計
70 :排出ライン
70a :枝管
71 :バーナ燃焼一次空気ライン(第2ライン)
72 :二段燃焼空気追加ライン(第1ライン)
77 :昇圧ファン
81 :第1ロータリバルブ
82 :中間チャンバ
83 :第2ロータリバルブ
91 :プロセッサ
92 :メモリ
93 :サイクロン制御プログラム
94 :空燃比調整プログラム
96 :サイクロン制御部

Claims (1)

  1. 炉壁に設けられた少なくとも1つの燃焼バーナを有する火炉と、
    燃料を粉砕して微粉燃料とし、当該微粉燃料を搬送空気に乗せて排出する粉砕機と、
    前記粉砕機から排出された前記微粉燃料を伴った前記搬送空気を固体と気体とに分離するマルチサイクロンと、
    前記マルチサイクロンへ流入する前記微粉燃料を伴った前記搬送空気の流量を検出する流量計と、
    前記マルチサイクロンで分離された前記搬送空気を前記火炉へ送る第1ラインと、
    前記マルチサイクロンで分離された前記微粉燃料を前記燃焼バーナへ送る第2ラインとを備え、
    前記マルチサイクロンは、複数のサイクロンと、前記サイクロンの各々について前記搬送空気の流入の許容と阻止とを切り替えることにより前記サイクロンの稼働と停止とを切り替える切替器と、前記流量計で検出された流量の増加に従って前記サイクロンの稼働数が増加し、前記流量の減少に従って前記サイクロンの稼働数が減少するように、前記切替器を制御するコントローラとを有する、
    微粉燃料焚きボイラ。
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