JP2021041840A - 車両パネル構造およびその製造方法 - Google Patents

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【課題】車両パネルの然るべき空間に液状の充填材を充填することができる車両パネル構造およびその製造方法を提供する。【解決手段】本発明の車両パネル構造10は、車両外側から、第1パネル18と、第2パネル19と、を有するパネル部21と、第1パネル18と第2パネル19との間に形成された空間22と、空間22に充填された充填材23と、第2パネル19を開口することで形成された第1開口部241と、第2パネル19を開口することで形成され、第1開口部241よりも上方に配置された第2開口部242と、第2パネル19の車両内側に取り付けられた充填材貯留部26と、を具備する。更に車両パネル構造10では、充填材貯留部26を、第2開口部242の少なくとも横方向の一部を覆うように配置する。【選択図】図3

Description

本発明は、車両パネル構造およびその製造方法に関し、特に、パネル同士の間に充填材が充填される車両パネル構造およびその製造方法に関する。
従来の発泡材を用いた車体の構造として、図6に示す構造が知られている。図6(A)は、従来における発泡材の充填前の車両構成部材を説明する断面図である。図6(B)は、従来における発泡材の充填後の車両構成部材を説明する断面図である。
図6(A)に示す如く、車両構成部材100は、アウタパネル101と、補強部材の一例としてのリンフォース102と、インナパネル103と、を有している。そして、アウタパネル101は、開口側が車内方向側に向いた断面ハット形状の板金製の部材である。リンフォース102は、アウタパネル101の車内方向側に配置され、開口側が車内方向側に向いた断面ハット形状の板金製の部材である。インナパネル103は、リンフォース102の車内方向側に配置された板金製の平板状の部材である。
また、アウタパネル101とリンフォース102との間には、断面が、大凡U字形状の閉空間104が形成され、リンフォース102とインナパネル103との間には、大凡台形形状の閉空間105が形成されている。そして、リンフォース102には、注入口106及び排出口107が形成され、インナパネル103には、挿入口108が形成されている。
図6(B)に示す如く、二液を混合して反応を開始させた発泡材109を吐出する吐出器110をインナパネル103の挿入口108から閉空間105内へと挿入する。その後、吐出器110の先端をアウタパネル101の注入口106へと配置し、閉空間104内へと発泡材109を充填する。そして、閉空間104が、発泡材109にて充填されると共に、車両構成部材100のフランジ部111も発泡材109により強固に接合される(特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
特許第6365152号公報 特開2018−2053号公報 特開平4−339046号公報
図6(B)に示すように、閉空間104が発泡材109に充填されることで、車両構成部材100の強度が向上される。しかしながら、吐出器110を用いて発泡材109を閉空間104に充填する充填方法では、注入口106と吐出器110との間に間隙が存在することから、その間隙から発泡材109が漏出してしまう。よって、リンフォース102とインナパネル103との間の空間に不用意に発泡材109が充填されてしまい、更に、閉空間104の内部に十分に発泡材109を充填することが簡単ではない課題があった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、車両パネルの然るべき空間に液状の充填材を充填することができる車両パネル構造およびその製造方法を提供することにある。
本発明の請求項1に記載された発明は、車両外側から、第1パネルと、第2パネルと、を有するパネル部と、前記第1パネルと前記第2パネルとの間に形成された空間と、前記空間に充填された充填材と、前記第2パネルを開口することで形成された第1開口部と、前記第2パネルを開口することで形成され、前記第1開口部とは異なる位置に配置された第2開口部と、前記第2パネルの車両内側に取り付けられた充填材貯留部と、を具備し、前記充填材貯留部を、前記第2開口部の少なくとも横方向の一部を覆うように配置することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載された発明では、前記充填材貯留部の上端を、前記第2開口部の下端よりも上方に配置することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載された発明では、前記パネル部は、前記第2パネルの車両内側に、第3パネルを有し、前記充填材貯留部は、前記第2パネルと前記第3パネルとの間に配置されることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載された発明では、前記第2開口部よりも上方の前記空間に、堰止部材を配置することを特徴とする。
本発明の請求項5に記載された発明は、車両外側から第1パネルと第2パネルとを有し、前記第1パネルと前記第2パネルとの間に空間が形成され、前記第2パネルに第1開口部および第2開口部が形成され、前記第2開口部の少なくとも横方向の一部を覆うように充填材貯留部が取り付けられたパネル部を準備する工程と、前記第1開口部を経由して、前記パネル部の前記空間に充填材を注入する工程と、を具備し、前記充填材を注入する工程では、前記第1開口部から前記充填材を注入し、前記第2開口部から漏出した前記充填材を前記充填材貯留部で受け止めることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載された発明では、前記パネル部は、前記第2開口部よりも上方の前記空間に、堰止部材を有し、前記充填材を注入する工程では、前記堰止部材により、前記空間の内部に於ける前記充填材の流動を規制することを特徴とする。
本発明の請求項1に記載された発明によれば、充填材貯留部を、第2開口部の少なくとも横方向の一部を覆うように配置することで、車両製造時の充填材を充填する工程に於いて、第2開口部から外部に漏出する剰余の液状充填材を、充填材貯留部により確実に受け止めることができる。
本発明の請求項2に記載された発明によれば、充填材貯留部の上端を、開口部の下端よりも上方に配置することで、製造工程に於いて剰余の充填材が不用意に漏出してしまうことを確実に防止することができる。
本発明の請求項3に記載された発明によれば、第2パネルと第3パネルとの間に、剰余の充填材が不用意に入り込むことを防止できる。
本発明の請求項4に記載された発明によれば、車両製造の充填材を充填する工程に於いて、堰止部材が、空間内に於ける充填材の上昇を規定の場所で堰き止めるので、所定の領域に充填材を充填することができる。
本発明の請求項5に記載された発明によれば、充填材を充填する工程に於いて、第2開口部から漏出した充填材を充填材貯留部に留めることができる。
本発明の請求項6に記載された発明によれば、車両製造の充填材を充填する工程に於いて、堰止部材が充填材の上昇を所定の位置で規制するので、所定の領域に充填材を充填することができる。
本発明の実施形態に係る車両パネル構造が採用された車両を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両パネル構造を示す側面図である。 本発明の実施形態に係る車両パネル構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る車両パネル構造を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る車両パネル構造の製造方法を示す断面図である。 従来の車両構成部材を説明する(A)断面図、(B)断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車体の車両パネル構造10を図面に基づき詳細に説明する。尚、本実施形態の説明の際には、同一の部材には原則として同一の符番を用い、繰り返しの説明は省略する。以下の説明では上下前後左右の各方向を用いるが、左右とは車両11を正面から見た場合の左右を示している。更に以下の説明では、車両パネル構造10として、センターピラー15を例示するが、車両パネル構造10としては、フロントピラー16、リアピラー17または車両11の他部位を採用することもできる。
図1は、本実施形態の車両パネル構造10が採用された車両11を説明する斜視図である。車両11の車体フレームは、所定形状にプレス加工された複数の鋼板を溶接等することで組み付けられている。車両11の車幅方向の左右両端部には、その上端側にルーフサイドレール13が配設され、その下端側にサイドシル14が配設されている。そして、本実施形態の車両パネル構造10の一例として、センターピラー15があり、センターピラー15の上端は、ルーフサイドレール13に固定され、センターピラー15の下端は、サイドシル14に固定されている。また、センターピラー15の前方にはフロントピラー16が形成され、センターピラー15の後方にはリアピラー17が形成されている。
図2では、センターピラー15を車両外側から見た状態を示している。センターピラー15では、上方部分に第2開口部242が形成されている。第2開口部242は、後述するように、製造時に注入された充填材23の一部を排出させるための開口である。また、センターピラー15には、充填材貯留部26が車両内側から取り付けられている。充填材貯留部26は、上部が開口する略箱形状の部材であり、製造工程時に於いて第2開口部242から吹き出る充填材を受け止める機能を有する。充填材貯留部26に関しては後述する。
図3および図4を参照して、パネル部21の断面構成を発明する。図3は図2の切断面線A−Aに於ける断面図であり、図4は図2の切断面線B−Bに於ける断面図である。図3では、左方側が車両内側であり、右方側が車両外側である。
図3を参照して、車両パネル構造10には、車両外側から、第1パネル18、第2パネル19および第3パネル20から成るパネル部21が形成されている。第1パネル18は、車両11の意匠面を構成する塗装が施された金属板または樹脂板であり、アウタパネルとも称されている。第2パネル19および第3パネル20は、車両の内側に配置される金属板または樹脂板であり、インナパネルと称される。
第1パネル18と第2パネル19とは互いに接近して配置されており、両者の間に空間22が形成されている。空間22には充填材23が充填されている。充填材23としては、例えば、ウレタン樹脂等から成る発泡樹脂が採用される。空間22に充填材23を充填することで、遮音効果および補強効果が得られる。即ち、空間22に充填された充填材23が、車外から車室に侵入しようとする音を減衰することで、車室内における静粛性を向上することができる。また、空間22に充填された充填材23が所定の機械的強度を備えていることにより、車両パネル構造10に側方から他車が衝突する衝突事故が発生した際に、充填材23が変形することで衝突エネルギーを吸収し、車両パネル構造10の車両内側への衝突変形を抑制し、衝突から乗員を保護することができる。
第2パネル19を部分的に略円形に開口することで第1開口部241が形成されている。また、第1開口部241が形成される部分の第2パネル19は、車両内側に向かって凸形状とされている。
ノズル部25は、第2パネル19と第3パネル20との間に配置されており、車両内側から第1開口部241に取り付けられている。また、第3パネル20の左方側には、車両の内装部材や、シートベルトの巻き取り機構等が備えられている。
また、第2パネル19の他の部分を略円形に開口することで第2開口部242が形成されている。第2開口部242は第1開口部241よりも上方に形成されている。第2開口部242は、車両製造工程に於いて、剰余の充填材23を空間22から外部に排出させるための開口である。
第2開口部242の更に上方には堰止部材27が配置されている。堰止部材27は、空間22の内部に於いて、第1パネル18と第2パネル19との間に挟み込まれている。堰止部材27は、例えば、変形性を有する合成樹脂や発泡樹脂等から成る。堰止部材27を空間22の上端近傍に配置することで、車両製造の空間22に充填材23を充填する工程に於いて、堰止部材27が充填材23を堰き止め、充填材23が充填される範囲を適正に規定することができる。このようにすることで、例えば、衝突事故が発生した際に、堰止部材27の近傍でパネル部21が折れ曲がるように設定することで、衝突事故が発生した際の安全性を向上することができる。
第3パネル20を開口することで、開口部28が形成されている。開口部28には、後述するノズル部25の内側開口252が接近している。車両を製造する際に充填材23を充填する工程に於いて、第3パネル20の開口部28およびノズル部25を経由して、充填材23が空間22に充填される。
ノズル部25は、第2パネル19と第3パネル20との間に配置された筒状の部材であり、外側開口251と内側開口252とを有する。ノズル部25は、車両製造の充填工程に於いて、充填材23を空間22に充填するための経路として用いられる。ノズル部25の外側開口251は、第1開口部241から空間22に面している。一方、ノズル部25の内側開口252は、開口部28から車両内側に面している。
本実施形態では、第2パネル19の車両内側面に充填材貯留部26を配設している。充填材貯留部26は、金属板や樹脂板等を曲折加工した板状部材であり、第2開口部242を車両内側から覆うように、第2パネル19に取り付けられている。充填材貯留部26は、接着または溶接等の固定構造により、第2パネル19に取り付けられている。充填材貯留部26は、上部が開口しており、下部側面が第2パネル19に固定されている。更に、図2に示すように、充填材貯留部26の前方側面および後方側面も、第2パネル19に固定されている。
更に、充填材貯留部26は、製造時に於いて第2開口部242から吹き出る充填材23を十分に受け止めることができる構成となっている。具体的には、充填材貯留部26は、第2パネル19に形成される第2開口部242を、少なくとも部分的に側方から覆うことができる形状を呈している。即ち、第2開口部242の下端29よりも、充填材貯留部26の上端30の方が、上方に配置されている。係る構成により、車両製造時に於いて、空間22に注入された充填材23の一部が、第2開口部242から外部に吹き出しても、その充填材23を充填材貯留部26で確実に受け止めることができる。
更にまた、充填材貯留部26の上端30は、第2開口部242の上端よりも上方に配置されている。係る構成により、第2開口部242の全域を、充填材貯留部26で側方から覆うことができ、車両製造時に於いて剰余の充填材23を充填材貯留部26に留める効果を顕著にすることができる。
図4を参照して、パネル部21は、車両外側から、第1パネル18、第2パネル19および第3パネル20を有しており、第1パネル18と第2パネル19との間に形成される空間22に充填材23が充填されている。また、充填材貯留部26の前後方向両端部は、第2開口部242を挟む位置で、第2パネル19に車両内側から当接している。このように構成することで、車両製造時に第2開口部242から充填材23が吹き出した場合でも、吹き出した充填材23を充填材貯留部26で受け止め、第2パネル19と第3パネル20との間の領域に不用意に充填材23が充填されることを防止できる。
図5を参照して、上記した車両パネル構造10を有する車両11の製造方法を説明する。図5は、車両の製造方法に於いて、第1パネル18と第2パネル19との間に形成される空間22に充填材23を注入する工程を示す断面図である。
先ず、プレス工程、溶接工程、組立工程等を経ることで、第1パネル18、第2パネル19および第3パネル20から成るパネル部21が形成されている。第1パネル18と第2パネル19との間に、後に充填材23が充填される空間22が形成されている。また、第2パネル19の第1開口部241には、車両内側からノズル部25が取り付けられており、ノズル部25の外側開口251は空間22に配置されており、ノズル部25の内側開口252は第3パネル20の側に配置されている。また、第2パネル19の上方部分には、第2開口部242が形成されており、第2開口部242を車両内側から覆うように、充填材貯留部26が車両内側から第2パネル19に取り付けられている。また、第2開口部242の上方の空間22に、堰止部材27が配置されている。
本工程では、充填材23を注入する発泡剤注入機の発泡剤注入部31を、第3パネル20の開口部28を経由して、車両内側からノズル部25に挿入し、その状態で液状の充填材23を、空間22に注入している。充填材23は二液状のものであり、空間22の内部で樹脂材料と発泡剤とが混合されることで、空間22の内部に発泡樹脂が発泡充填される。
空間22に注入された充填材23は、空間22の内部を下方から上方に向かって流動する。その際、剰余の充填材23は、第2開口部242を経由して空間22から吹き出し、充填材貯留部26に貯留する。上記したように、第2開口部242の横方向の少なくとも一部は、充填材貯留部26で覆われているので、第2開口部242から吹き出した充填材23は確実に充填材貯留部26に補足され、第3パネル20と第2パネル19との間の領域に不用意に充填材23が充填されることはない。
また、空間22の上端部近傍には、堰止部材27が配設されているので、堰止部材27の直下まで充填材23は充填され、堰止部材27よりも上方部分の空間22に充填材23が充填されることはない。更にまた、本工程では、空間22の内部に存在する空気を、第2開口部242を経由して外部に放出させながら、空間22に充填材23を発泡充填する。よって、実質的に空間22の全域に充填材23を充填することができ、充填材23が充填されないボイドが形成されることを防止できる。尚、本工程では、ノズル部25の内部にも充填材23を充填しており、このようにすることで、空間22の隅々に至るまで充填材23を行き渡らせることができる。
上記工程が終了すると、発泡剤注入部31はノズル部25から引き抜かれる。その後、所定時間が経過すれば、空間22の内部で充填材23は硬化し、所定の遮音機能、断熱機能および補強機能を発揮する。
上記した充填工程が終了した後は、塗装工程、組立工程、検査工程等を経て、乗用車等である車両が製造される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。また、上記した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
10 車両パネル構造
11 車両
13 ルーフサイドレール
14 サイドシル
15 センターピラー
16 フロントピラー
17 リアピラー
18 第1パネル
19 第2パネル
20 第3パネル
21 パネル部
22 空間
23 充填材
241 第1開口部
242 第2開口部
25 ノズル部
251 外側開口
252 内側開口
26 充填材貯留部
27 堰止部材
28 開口部
29 下端
30 上端
31 発泡剤注入部
100 車両構成部材
101 アウタパネル
102 リンフォース
103 インナパネル
104 閉空間
105 閉空間
106 注入口
107 排出口
108 挿入口
109 発泡材
110 吐出器
111 フランジ部



Claims (6)

  1. 車両外側から、第1パネルと、第2パネルと、を有するパネル部と、
    前記第1パネルと前記第2パネルとの間に形成された空間と、
    前記空間に充填された充填材と、
    前記第2パネルを開口することで形成された第1開口部と、
    前記第2パネルを開口することで形成され、前記第1開口部とは異なる位置に配置された第2開口部と、
    前記第2パネルの車両内側に取り付けられた充填材貯留部と、を具備し、
    前記充填材貯留部を、前記第2開口部の少なくとも横方向の一部を覆うように配置することを特徴とする車両パネル構造。
  2. 前記充填材貯留部の上端を、前記第2開口部の下端よりも上方に配置することを特徴とする請求項1に記載の車両パネル構造。
  3. 前記パネル部は、前記第2パネルの車両内側に、第3パネルを有し、
    前記充填材貯留部は、前記第2パネルと前記第3パネルとの間に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両パネル構造。
  4. 前記第2開口部よりも上方の前記空間に、堰止部材を配置することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の車両パネル構造。
  5. 車両外側から第1パネルと第2パネルとを有し、前記第1パネルと前記第2パネルとの間に空間が形成され、前記第2パネルに第1開口部および第2開口部が形成され、前記第2開口部の少なくとも横方向の一部を覆うように充填材貯留部が取り付けられたパネル部を準備する工程と、
    前記第1開口部を経由して、前記パネル部の前記空間に充填材を注入する工程と、を具備し、
    前記充填材を注入する工程では、前記第1開口部から前記充填材を注入し、前記第2開口部から漏出した前記充填材を前記充填材貯留部で受け止めることを特徴とする車両パネル構造の製造方法。
  6. 前記パネル部は、前記第2開口部よりも上方の前記空間に、堰止部材を有し、
    前記充填材を注入する工程では、前記堰止部材により、前記空間の内部に於ける前記充填材の流動を規制することを特徴とする請求項5に記載の車両パネル構造の製造方法。

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