JP2021040397A - 電池パックおよび電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器に装着されたことを、専用の端子を用いずに検出可能な電池パックを提供すること。
【解決手段】電池パックは、電池セルと、装着された電子機器に給電する給電端子と、装着された電子機器と通信するための通信端子とを有する。電池パックは、電子機器に装着されたと判定された場合に電池セルと給電端子とを接続し、電子機器に装着されたと判定されない場合に電池セルと給電端子との接続を切断する。電池パックは、通信端子のレベルに基づいて、電池パックが電子機器に装着されたか否かを判定する。
【選択図】図3

Description

本発明は電池パックおよび、電池パックを用いる電子機器に関する。
電池パックは、1つ以上の素電池(セル)や周辺回路などを収容するパッケージであり、組電池とも呼ばれる。電池パックは、給電端子(正極端子および負極端子)に接続された電子機器に電力を供給する。
従来、給電端子の短絡を防止するため、電子機器に装着されたことが検出されたことを条件に、給電端子に電力を供給するように構成された電池パックが提案されている(特許文献1)。
特表2014―518058号広報
特許文献1では、電池パックのインタフェースが有する複数のピンのうち1つを電子機器検出のための専用端子として用いて、電池パックが電子機器に装着されたことを検出することを可能にしている。このような専用端子の利用は、電池パックのコスト増加や、電池パックを用いる電子機器の設計上の制約などの原因となる。
本発明はこのような従来技術の課題を軽減するためになされたものである。本発明は、電子機器に装着されたことを専用の端子を用いずに検出可能な電池パックを提供することを目的の1つとする。
上述の目的は、電池セルと、給電端子と、通信端子とを有し、着脱可能に装着された電子機器に電池セルから給電端子を通じて給電するとともに、通信端子を通じて電子機器と通信する電池パックであって、通信端子のレベルに基づいて、電池パックが電子機器に装着されたか否かを判定する判定手段と、判定手段により電池パックが電子機器に装着されたと判定された場合に電池セルと給電端子とを接続し、判定手段により電池パックが電子機器に装着されたと判定されない場合に電池セルと給電端子との接続を切断する制御手段と、を有することを特徴とする電池パックによって達成される。
本発明によれば、電子機器に装着されたことを専用の端子を用いずに検出可能な電池パックを提供することができる。
実施形態に係る電池パックと電子機器の構成例を示す図 実施形態に係る電池パックと電子機器の構成例を示す図 実施形態に係る電池パックの動作に関するタイミングチャート 実施形態に係る電池パックの動作に関するフローチャート 実施形態に係る電池パックの動作に関するフローチャート
以下、添付図面を参照して本発明をその例示的な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定しない。また、実施形態には複数の特徴が記載されているが、その全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1Aおよび図1Bは本発明の実施形態に係る電池パック101と、着脱可能な電池パック101から給電により動作可能な電子機器201の構成例を示した図である。なお、電子機器201については、電池パック101との接続に関する構成のみを示している。電子機器201は電池による給電により動作可能な任意の機器であってよい。
電池パック101には、電力を供給するための給電端子112、114と、電池パック101が装着された電子機器201と通信を行うための通信端子113が設けられている。電池パック101を用いる電子機器201には電源端子202、204、通信端子203が設けられている。電源端子202、204、通信端子203は、装着された電池パック101の給電端子112、114、通信端子113と接するように構成されている。ここでは給電端子112および電源端子202がプラス(+)端子、給電端子114および電源端子204がマイナス(−)端子である。
一般的に、電池パック101は電子機器201が有する電池収容部に着脱可能に装着され、電源端子202、204、通信端子203は電池収容部に設けられる。また、電源端子202、204、通信端子203は、電池パック101が有する給電端子112、114、通信端子113との安定した電気的な接続を実現するため、例えばバネなどの弾性部材により付勢されてよい。電池収容部の蓋の開閉は電子機器201の機器制御部209が検知可能である。蓋の開閉は例えば開閉によって移動する部材を用いたり、開閉によって接触状態が変化する接点などを用いたりすることで検知可能である。
電子機器201において電源端子204は接地されている。また、通信線接地用のトランジスタ205は、エミッタが通信端子203に、ベースが機器制御部209に、コレクタが電源端子204に接続されたPNP型トランジスタである。電源回路207は、電源端子202と機器制御部209に接続されている。電源回路207は電子機器201の各部に対し、予め定められた電力を供給する。通信端子203と電源回路207との間にはプルアップ抵抗208が設けられている。また、トランジスタ205のベースと電源端子204との間にはプルダウン抵抗206が設けられている。
機器制御部209は、電子機器201の制御部であり、例えばメモリとプロセッサとを有し、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより、電子機器201の各種機能を実現する。機器制御部209は、電源回路207から供給される電力によって動作する。トランジスタ205のオン・オフは機器制御部209が制御する。通信端子203を通じた電池パック101との通信も、機器制御部209が実行する。
電池パック101において、電池制御部105は、電池パック101の制御部であり、例えばメモリとプロセッサとを有し、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより、電池パック101の各種機能を実現する。通信端子113を通じた電子機器201との通信も、電池制御部105が実行する。また、放電スイッチ107、プルアップスイッチ108、プルダウンスイッチ111のオン・オフも電池制御部105が制御する。電池制御部105は、電源回路104から供給される電力によって動作する。電源回路104は電池セル102に接続され、電池制御部105などに電力を供給する。電源回路104はまた、プルアップスイッチ108がオンのとき、通信端子113に”Hi”レベルを与える。
電子機器201と同様に、電池パック101にも通信端子113と電源回路104との間にプルアップ抵抗109が設けられている。また、通信端子113と給電端子114(接地線)との間にプルダウン抵抗110が設けられている。なお、プルダウン抵抗110の抵抗値は、電子機器201のプルアップ抵抗208よりも十分大きく(例えば10倍に)設定されている。また、プルアップ抵抗109と電源回路104との間にはプルアップスイッチ108が、プルダウン抵抗110と接地線との間にはプルダウンスイッチ111が、それぞれ設けられている。
電池セル102のマイナス端子と給電端子114との間には電流検出抵抗106が設けられている。電池制御部105は、電流検出抵抗106の電圧降下を検出することにより、電池パック101から電子機器201への電力供給状況を検出することができる。
図1A(a)は電池パック101が電子機器201に装着されておらず、電池パック101の端子と電子機器201の端子が接触していない状態を示す。図1A(b)は図1A(a)が示す状態の後の、電池パック101が電子機器201に装着され、端子が接触した直後の状態を示す。図1B(a)は、図1A(b)が示す状態の後の、電池パック101から電子機器201に電力が供給されている状態を示す。また、図1B(b)は、図1B(a)が示す状態において電池パック101が電子機器201から取り外された直後の状態を示す。なお、以下の説明において、”Hi”レベルおよび”Lo”レベルはそれぞれ、予め定められた第1論理レベルおよび第2論理レベルである。
図1A(a)に示す状態では、電子機器201に電池パック101から電力が供給されない。そのため、電子機器201において通信端子203と電源回路207との間に設けられたプルアップ抵抗208には電源回路207から電力が供給されない。また、トランジスタ205のベースは、プルダウン抵抗206によって電源端子204と同じ電位になる。したがって、電子機器201の電源端子に給電されておらず、機器制御部209が動作していない状態において通信端子203に電力が供給されるとトランジスタ205はオン状態で動作する。その結果、通信端子203の電位は、電源端子204の電位を基準とした”Lo”レベルになる。このように、トランジスタ205は、電子機器201の電源端子202、204に給電されていない状態で通信端子203に電力が供給されると、通信端子203を”Lo”レベルに接続する接続手段として機能する。
一方、電池パック101の電池制御部105は、電子機器201が検出されていない状態では、放電スイッチ107をオフ、プルアップスイッチ108をオン、プルダウンスイッチ111をオフに制御する。放電スイッチ107がオフのため、給電端子112、114には電力が供給されない。プルアップスイッチ108がオンのため、プルアップ抵抗109には電源回路104から電力が供給される。しかし、プルダウンスイッチ111がオフであるため、プルアップ抵抗109には電流が流れない。したがって、通信端子113と通信線115で接続された電池制御部105の受信端子RXDの電位は”Hi”状態に維持される。
電子機器201に電池パック101が装着されると、図1A(b)に示すように、電池パック101の給電端子112、114および通信端子113と、電子機器201の電源端子202、204および通信端子203とがそれぞれ接触し、電気的に接続される。しかし、放電スイッチ107がオフであるため、電子機器201の電源端子202、204には電力が供給されない。
しかし、通信端子113および203が接続されるため、電池パック101の電源回路104側のプルアップ電源が電池側プルアップ抵抗109、通信端子113および203を介してトランジスタ205のエミッタに供給される。トランジスタ205はオンであるため、エミッタからコレクタに電流が流れ、通信端子203および113の電位は接地電位+トランジスタ205のベースーエミッタ電圧になる。これにより、通信端子113の電位が”Hi”レベルから”Lo”レベルに変化する。電池制御部105は、この電位変化を通信端子113に接続された受信端子RXDの電位変化として検出する。
電池制御部105は受信端子RXDの電位が”Hi”レベルから”Lo”レベルに変化したことが検出されると、電池パック101が電子機器201が接続されたと判定する。そして、図1B(a)に示すように、電池制御部105は、放電スイッチ107をオンにする。これにより、給電端子112、114を通じて電池セル102からの電力が電子機器201の電源端子202、204に供給され始める。
電源端子202、204に電力が供給されると、電子機器201の電源回路207から電子機器201の各部への電力供給が開始される。機器制御部209は、電力の供給を受けると動作を開始する。機器制御部209は動作を開始すると、トランジスタ205のベース電位を”Hi”電位とすることによりトランジスタ205をオフにする。
トランジスタ205がオフになると、通信端子203の電位が接地電位+トランジスタ205のベースーエミッタ電圧から、プルアップ抵抗208を介した電源回路207の電位に変化する。これにより、通信端子113に接続された電池制御部105の受信端子RXDの電位が”Hi”レベルに変化する。電池制御部105は、この電位変化により、電子機器201(機器制御部209)が起動したと判定する。そして、電池制御部105は、プルアップスイッチ108をオフに、プルダウンスイッチ111をオンにする。
この結果、図1B(a)に点線で示すように、電池パック101の給電端子112、電子機器201の電源端子202、電源回路207、通信端子203、電池パック101の通信端子113、プルダウン抵抗110、接地線という経路で電流が流れる。このような経路で電流が流れても電池制御部105の受信端子RXDの電圧レベルが”Hi”レベルを維持するように、プルダウン抵抗110の抵抗値をプルアップ抵抗208より十分に大きくしている。例えば、プルダウン抵抗110をプルアップ抵抗208の概ね10倍程度の抵抗値とすることで、プルダウン抵抗110での電圧降下は電源回路207の電圧の1/11程度になるため、受信端子RXDは”Hi”レベルに維持できる。
以降、機器制御部209と電池制御部105は、通信端子203および113を通じて、電子機器201側でのプルアップを用いたオープンドレイン接続による半二重通信により情報をやり取りすることができる。
図1B(a)の状態で電子機器201から電池パック101が取り外され、図1B(b)の状態になると、図1B(a)に点線で示した、電源回路207と電池パック101の通信端子113との接続が切断される。これにより、通信線115の電荷がプルダウン抵抗110およびプルダウンスイッチ111を介して接地線に流れ、電池制御部105の受信端子RXDの電位は”Lo”レベルとなる。
電池制御部105は、受信端子RXDが所定時間以上継続しての”Lo”レベルであることを検出すると、電池パック101が電子機器201から取り外されたと判定する。そして、電池制御部105は、放電スイッチ107をオフ、プルアップスイッチ108をオン、プルダウンスイッチ111をオフとし、図1A(a)で示した接続前の状態に戻る。電池制御部105は、電池パック101が電子機器201から取り外されたと判定すると放電スイッチ107をオフするので、電子機器201に装着されていない状態での給電端子112、114の短絡を防止することができる。
図2は、図1Aおよび図1Bを用いて説明した動作のタイミングチャートであり、各スイッチ、端子、トランジスタなどの状態やレベルの経時変化を示している。
期間T0は、図1A(a)に示した、電池パック101と電子機器201の接続前の状態を示している。期間T0で電池パック101の放電スイッチ107はオフ、プルアップスイッチ108はオン、プルダウンスイッチ111はオフであり、通信線115は”Hi”レベルである。また、電子機器201の電源端子202には電力が供給されておらず、電源回路207による電力供給も行われない。また、通信線210は”Lo”レベルである。トランジスタ205のベースは”Lo”レベルであるが、電力が供給されていないため非動作状態である。
期間T1およびT2は、図1A(b)に示した、電池パック101が電子機器201に装着された直後の状態を示している。通信端子113、203を通じて電池パック101の電源回路104とトランジスタ205のエミッタが接続され、ベースが”Lo”レベルのトランジスタがオンする。これにより、通信線115が”Hi”レベルから”Lo”レベルに変化する。これにより、電池制御部105は、電池パック101が電子機器201に装着されたと判定する。
期間T3〜T5は電池パック101から電子機器201への給電を開始するための動作を実行する期間である。まず、期間T3に電池制御部105は放電スイッチ107をオフからオンにする。これにより、電池セル102から給電端子112、114を通じて電子機器201の電源端子202、204への給電が開始される。また、電源回路207からの電力供給が開始される(期間T4)。
機器制御部209は電源回路207からの電力により動作を開始すると、期間T5にトランジスタ205をオフにするため、ベースを”Hi”レベルにする。トランジスタ205がオフすることで、通信線115および210はプルアップ抵抗208を通じて電源回路207に接続され、”Hi”レベルになる(期間T6)。これにより、電池パック101と電子機器201との接続が確立される。
電池制御部105は電子機器201の起動を検出すると、プルダウンスイッチ111をオンにする(期間T7)。プルダウンスイッチ111をオンにしても通信線115が”Hi”レベルを維持していれば、電池制御部105はプルアップスイッチ108をオフにする(期間T8)。これにより、電池制御部105と機器制御部209とが通信可能な状態になる。
電池制御部105と機器制御部209とが通信可能な状態において、電子機器201から電池パック101が取り外されると、期間T9に移る。期間T9から期間T10において通信線115および210が”Hi”レベルから”Lo”レベルに遷移する。また、電源端子202、204や通信端子203に接続される各部の状態も変化する。
期間T11で電池制御部105は電池パック101が電子機器201から取り外されたと判定すると、放電スイッチ107をオフに、プルアップスイッチ108をオンにする。電池制御部105は、期間T12に通信線115が”Hi”レベルに変化したことを検出すると、期間T13でプルダウンスイッチ111をオフにする。これにより、電池パック101および電子機器201は期間T14で切断状態となる。
図3は図2の期間T0から期間T8までの電池制御部105の動作に関するフローチャートである。電池制御部105は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより、図3に示す動作を実行する。
S302で電池制御部105は、通信線115(または通信端子113)のレベル(電位)が”Lo”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、通信線115が”Lo”レベルでなければ電池パック101が電子機器201に装着されていないと判定して周期的にS302を実行する。また、電池制御部105は、通信線115が”Lo”レベルであれば電池パック101が電子機器201に装着されたと判定し、S303に進む。
S303で電池制御部105は、放電スイッチ107をオンにして、S304に進む。これにより、給電端子112、114を通じて電子機器201への給電が開始される。
S304で電池制御部105は、通信線115のレベルが”Hi”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、通信線115が”Hi”レベルでなければ電子機器201が起動していないと判定して周期的にS304を実行する。また、電池制御部105は、通信線115が”Hi”レベルであれば、電子機器201が起動した判定し、S305に進む。
S305で電池制御部105は、プルダウンスイッチ111をオンにして、S306に進む。
S306で電池制御部105は、通信線115のレベルが”Hi”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、プルダウンスイッチ111をオンした後に通信線115が”Hi”レベルでなくなった場合には、接続エラーと判定し、S309で放電スイッチ107をオフし、他のスイッチも接続前の状態に戻して処理を終了する。この場合、電子機器201の動作が異常であるか、電子機器201が適切な機器でない可能性がある。一方、電池制御部105は、プルダウンスイッチ111をオンした後も通信線115が”Hi”レベルを維持していれば、S307に進む。
S307で電池制御部105は、プルアップスイッチ108をオフにして、S308に進む。
S308で電池制御部105は、通信線115のレベルが”Hi”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、プルアップスイッチ108をオフした後に通信線115が”Hi”レベルでなくなった場合には、接続エラーと判定して処理を終了する。この場合、電子機器201の動作が異常であるか、電子機器201が適切な機器でない可能性がある。一方、電池制御部105は、プルアップスイッチ108をオフした後も通信線115が”Hi”レベルを維持していれば、電池パック101と電子機器201との接続が正常であると判定して処理を終了する。これにより、電池パック101と電子機器201とは通信可能な状態(期間T8)となる。
図4は図2の期間T8から期間T13までの電池制御部105の動作に関するフローチャートである。電池制御部105は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより、図4に示す動作を実行する。
S402で電池制御部105は、通信線115(または通信端子113)のレベル(電位)が”Lo”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、通信線115が”Lo”レベルでなければ電池パック101が電子機器201に接続されていると判定して周期的にS402を実行する。また、電池制御部105は、通信線115が”Lo”レベルであれば電池パック101が電子機器201から取り外されたと判定し、S403に進む。これは、通信端子113と、電子機器201の電源回路207との経路が切断され、通信線115がプルダウン抵抗110を通じて接地電位と接続されることによる。
S403で電池制御部105は、放電スイッチ107をオフして、S404に進む。これにより、電池セル102と給電端子112、114との電気的接続が切断される。
S404で電池制御部105は、プルアップスイッチ108をオンして、S405に進む。
S405で電池制御部105は、通信線115のレベルが”Hi”レベルか否かを判定する。電池制御部105は、通信線115が”Hi”レベルでなければ周期的にS405を実行する。また、電池制御部105は、通信線115が”Hi”レベルであればS406に進む。
S406で電池制御部105は、プルダウンスイッチ111をオフして、処理を終了する。プルダウンスイッチ111をオフすることで、電源回路104から接地線への電流が遮断され、不要な電力消費を抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、装着された電子機器との通信に用いる通信端子のレベル変化に基づいて、電池パックが電子機器に装着されたことを検出するようにした。これにより、電池パックが電子機器に装着されたことを検出するための専用の端子を設けることなく、給電端子の短絡を防止することが可能な電池パックを実現することができる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上述した実施形態の内容に制限されず、発明の精神および範囲から離脱することなく様々な変更及び変形が可能である。したがって、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
101…電池パック、102…電池セル、105…電池制御部、107…放電スイッチ、108…プルアップスイッチ、111…プルダウンスイッチ、112、114…給電端子、113、203…通信端子、201…電子機器、202、204…電源端子、209…制御部

Claims (12)

  1. 電池セルと、給電端子と、通信端子とを有し、着脱可能に装着された電子機器に前記電池セルから前記給電端子を通じて給電するとともに、前記通信端子を通じて前記電子機器と通信する電池パックであって、
    前記通信端子のレベルに基づいて、前記電池パックが前記電子機器に装着されたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器に装着されたと判定された場合に前記電池セルと前記給電端子とを接続し、前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器に装着されたと判定されない場合に前記電池セルと前記給電端子との接続を切断する制御手段と、
    を有することを特徴とする電池パック。
  2. 第1論理レベルを与える電源手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器に装着されたと判定されない場合に、前記電源手段を前記通信端子に接続する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
  3. 前記判定手段は、前記通信端子のレベルが前記第1論理レベルから前記第1論理レベルより低い第2論理レベルに変化したことを検出すると、前記電池パックが前記電子機器に装着されたと判定することを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
  4. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器に装着されたと判定された場合、さらに、前記通信端子と前記電源手段との接続を切断し、
    前記判定手段はさらに、前記通信端子と前記電源手段との接続が切断された後、前記通信端子のレベルが前記第2論理レベルから前記第1論理レベルに変化したことを検出すると、前記電子機器が動作を開始したと判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
  5. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電子機器が動作を開始したと判定された場合、前記通信端子にプルダウン抵抗を接続し、
    前記判定手段はさらに、
    前記通信端子にプルダウン抵抗が接続された後、前記通信端子のレベルが前記第1論理レベルを維持していれば、前記電池パックと前記電子機器との接続が正常であると判定し、
    前記通信端子にプルダウン抵抗が接続された後、前記通信端子のレベルが前記第1論理レベルから前記第2論理レベルに変化したことを検出すると、前記電池パックと前記電子機器との接続が異常であると判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電池パック。
  6. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックと前記電子機器との接続が異常であると判定された場合、前記電池セルと前記給電端子との接続を切断することを特徴とする請求項5に記載の電池パック。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックと前記電子機器との接続が正常であると判定された場合、前記通信端子を通じて前記電子機器との通信を行うことを特徴とする請求項5または6に記載の電池パック。
  8. 前記判定手段はさらに、前記電池パックと前記電子機器との接続が正常であると判定した後に、前記通信端子が所定時間以上継続して前記第2論理レベルであることを検出すると、前記電池パックが前記電子機器から取り外されたと判定することを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の電池パック。
  9. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器から取り外されたと判定された場合、前記電池セルと前記給電端子との接続を切断することを特徴とする請求項8に記載の電池パック。
  10. 前記制御手段は、前記判定手段により前記電池パックが前記電子機器から取り外されたと判定された場合、さらに、前記電源手段を前記通信端子に接続し、前記プルダウン抵抗と前記通信端子との接続を切断することを特徴とする請求項9に記載の電池パック。
  11. 電源端子と、通信端子とを有し、着脱可能な電池パックによる前記電源端子への給電で動作可能な電子機器であって、
    前記電源端子に給電されていない状態で前記通信端子に電力が供給されると、前記通信端子を第1論理レベルより低い第2論理レベルに接続する接続手段と、
    前記電源端子への給電が開始されると、前記電子機器の各部への給電を開始するとともに、前記第1論理レベルを前記通信端子に与える電源手段と、
    前記電源端子への給電が開始されると、前記接続手段をオフする制御手段と、
    を有することを特徴とする電子機器。
  12. 前記接続手段が、ベースおよびコレクタが前記第2論理レベルに接続され、エミッタが前記通信端子に接続されるPNP型トランジスタであることを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
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