JP2021040297A - 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び管理装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び管理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】より簡便に通信接続を実現する情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び管理装置を提供する。【解決手段】撮影システムSは、識別子を周期的に変更して提示する表示装置2と、識別子を表示装置2と共有する管理サーバ1と、ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に表示装置2に提示されていた識別子を取得し、取得した識別子と取得した識別子により特定されるカメラ3を操作する操作指示とを管理サーバ1に対して送信するユーザ端末4と、を備える。管理サーバ1は、ユーザ端末4により送信された操作指示に基づいてカメラ3が取得した画像データと、ユーザの識別子の取得操作を検出した時に表示装置2に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する情報制御部を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び管理装置に関する。
近年、画面に表示される二次元バーコード等の識別子が広く利用されている。一例として、二次元バーコードを読み取ることにより、通信先を特定するような技術が存在する。
例えば、引用文献1には、第1の装置及び第2の装置がそれぞれ表示する二次元バーコードを第3の装置が読み取ることにより、各装置間で通信先を特定することが開示されている。これにより、ユーザによる通信先の手入力等を要することなく、各装置間での通信接続を実現することが可能となる。また、このようにして各装置間での通信接続を実現することにより、例えば、何れかの装置を用いて、他の装置を遠隔操作するようなことも可能となる。
特開2019−110602号公報
しかしながら、上述した特許文献1に開示されるような一般的な技術では、例えば、遠隔操作等を目的として、複数の装置間での通信接続を実現するために、ユーザが複数の二次元バーコードのそれぞれを読み取る必要があった。即ち、読み取り作業を何度も行う必要があり、ユーザにとってみれば煩雑であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より簡便に通信接続を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理システムは、 識別子を周期的に変更して提示する提示手段と、前記識別子を前記提示手段と共有する管理手段と、ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子を取得し、前記取得した識別子と取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを前記管理手段に対して送信する通信手段と、を備え、前記管理手段は、前記通信手段により送信された前記操作指示に基づいて前記情報取得手段が取得した情報と、前記ユーザの識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする備えることを特徴とする。
本発明によれば、より簡便に通信接続を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る撮影システムSの構成を示すシステム構成図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSの動作の概略等を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSに含まれる管理サーバ1のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSに含まれる表示装置2のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSに含まれるカメラ3のハードウェアの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る撮影システムSに含まれるユーザ端末4のハードウェアの構成を示すブロック図である。 管理サーバ1の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 管理サーバ1の管理情報記憶部182に格納されるデータ構造としてのテーブル1821の一例を示すテーブル図である。 表示装置2の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 カメラ3の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 ユーザ端末4の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。 管理サーバ1における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 管理サーバ1における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 管理サーバ1における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 表示装置2における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。 カメラ3における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。 ユーザ端末4における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 ユーザ端末4における、撮影管理処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 管理サーバ1における、ライブビュー表示処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 ユーザ端末4に表示されるページの表示例を示す模式図である。 管理サーバ1における、待機人数を管理する処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 管理サーバ1における、ステータスリスト、及び、待機状態リストの例を示す模式図である。 管理サーバ1における、表示装置2の識別子の表示停止処理及びカメラの調整処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 管理サーバ1による表示装置2の識別子表示再開処理の流れを説明するフローチャートの一部である。 ユーザ端末4に表示されるページの例を示す模式図である。 ユーザ端末4に表示される表示例を示す模式図である。 ユーザ端末4に表示される撮影完了画像の例を示す模式図である。 ユーザ端末4に表示される撮影した写真の一覧画像の例を示す模式図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
[システム全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る撮影システムSの構成を示すシステム構成図である。
図1に示すように、撮影システムSは、管理サーバ1と、表示装置2と、カメラ3と、ユーザ端末4と、外部装置5と、を含んで構成される。これら、管理サーバ1、表示装置2、カメラ3、及びユーザ端末4は、相互に通信可能である。この通信は、任意の規格に準拠した通信であってよい。例えば、インターネット、LAN(Local Area Network)、及び携帯電話網の何れか又はこれらを組み合わせたネットワークにより実現される。
管理サーバ1は、演算処理機能や、通信機能を有する装置である。管理サーバ1は、例えば、サーバ装置や、パーソナルコンピュータ等の電子機器により実現される。そして、管理サーバ1は、例えば、本発明の「管理手段」として動作する。
表示装置2は、画像の表示機能や、通信機能を有する装置である。表示装置2は、例えば、タブレット型の端末や、デジタルサイネージや、表示内容を電気的に書き換えられるE−Inkディスプレイにより実現される。そして、表示装置2は、例えば、本発明の「提示手段」として動作する。また、表示装置2は、二次元バーコード等の識別子を表示する。例えば、図中に二次元バーコードCとして示すように、二次元バーコード(登録商標)等の識別子を表示する。
カメラ3は、撮影機能や、通信機能を有する撮影装置である。カメラ3は、例えば、デジタルカメラ等の電子機器により実現される。そして、カメラ3は、例えば、本発明の「情報取得手段」として動作する。ここで、表示装置2及びカメラ3は、ユーザU1とユーザU2とがビル群や木等を含む風景Lを背景にした構図で撮影・記録が可能な、撮影スポットのような記念撮影に適した場所に対応付けて設置される。
ユーザ端末4は、演算処理機能や、通信機能や、識別子を読み取る機能を有する装置である。ユーザ端末4は、例えば、ユーザにより携帯可能な、スマートフォンや、スマートウォッチ等のウェラブルデバイスや、デジタルカメラにより実現される。そして、ユーザ端末4は、例えば、本発明の「通信手段」として動作する。図中では、一例として、ユーザU1及びユーザU2のうち、ユーザU1が、ユーザ端末4を携帯して利用している状態を示す。
外部装置5は、演算処理機能や、通信機能や、識別子を読み取る機能を有する装置である。外部装置5は、例えば、タブレットやデスクトップコンピュータ等により実現される。外部装置5は、例えば、本発明の「外部装置」として動作する。図中では、一例として撮影システムSから離れた場所にあるタブレット型の外部装置5が示されている。本実施形態における外部装置5の構成は、ユーザ端末4と同様の構成である。
なお、図中では、表示装置2及びカメラ3の組と、ユーザ端末4とをそれぞれ1つずつ図示しているが、実際には、これらはそれぞれ複数存在するものと想定する。
このような構成を有する撮影システムSは、「撮影管理処理」を行う。ここで、撮影管理処理は、ユーザによるカメラ3を用いた撮影及び記録を管理するために行われる一連の処理である。
この撮影管理処理の概略と、撮影管理処理において送受信される情報について、図2を参照して説明する。ここで、図2は、撮影管理処理の概略等について示すシーケンス図である。
まず、管理サーバ1と表示装置2とは相互に通信を行うことにより識別子を共有している(ステップA11a、ステップA11b)。また表示装置2は、共有した識別子を、例えば図1に示した二次元バーコードCのようにして表示する(ステップA12)。この表示装置2により表示される識別子は、ユーザに対して提示される識別子であり、例えば、「提示識別子」として機能する。
ここで、撮影管理処理では、識別子を周期的に変更しながら、このように共有及び表示を行う。ただし、図2では、撮影管理処理全体の概略を簡潔に説明するために、このような識別子の周期的な変更については図示を省略する。なお、識別子の周期的な変更は、同じ識別子が周期的に提示される意味に限定されるわけではない。ここでいう周期的な変更とは、時間の経過と共に識別子が別の識別子に変更されることを示す。即ち、第1時間で提示される識別子と、第1時間よりも後の第2時間で提示される識別子と、が異なっていることを示す。
この周期的に変更される識別子には、識別子ごとに生成されたユニークな接続用の情報が含まれている。以下では、一例として、この接続用の情報は、識別子ごとに生成されたユニークなURL(Uniform Resource Locator)であると想定する。また、このURLには、識別子を表示した表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)が設置されている設置場所を特定する情報が付加されている。
ユーザ端末4は、表示装置2が表示する識別子を読み取ることにより、識別子に含まれている情報を取得する(ステップA13)。このユーザ端末4により読み取られた識別子は、ユーザ端末4が取得した識別子であり、例えば、「取得識別子」として機能する。
ユーザ端末4は、読み取った識別子に含まれるURLに基づいて、管理サーバ1に設けられたサイトとの通信接続を行って記録指示データを送信する(ステップA14)。
このURLには、上述したように、表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)が設置されている設置場所を特定する情報が付加されている。そして、管理サーバ1は、ユーザ端末4が用いたURLに付加された情報に基づいて、この記録指示の対象となるカメラ3を特定することができる。
また、この通信接続に伴い、管理サーバ1は、このURLを用いて通信接続したユーザ端末4のユーザ名(図1のユーザU1のユーザ名)を特定するためのユーザIDをユーザ端末4に対して記憶させる。例えば、管理サーバ1は、ユーザIDをクッキーの形式で、ユーザ端末4のブラウザソフトウェアの接続管理領域に記憶させる。管理サーバ1は、以後、このクッキーをユーザ端末4と送受信することにより、ユーザ端末4を特定することができる。
管理サーバ1は、受信した記録指示データを、特定したカメラ3に対して送信する(ステップA15)。
カメラ3は、受信した記録指示データに基づいて、撮影されている画像の記録を実行する(ステップA16)。
カメラ3は、受信した記録指示データに基づいて得られた記録画像データを、管理サーバ1に対して送信する(ステップA17)。すると、管理サーバ1は、カメラ3から受信した記録画像データを、記録指示データを送信したユーザ端末4のユーザIDと共に対応付けて記憶管理する。
これ以降、管理サーバ1は、ユーザIDと対応付けられている記録画像データを、このユーザIDに対応するユーザが所持するユーザ端末4にて閲覧可能な状態で管理する。この閲覧可能な状態とは、例えば、ブラウザを介して記録画像データに基づく記録画像をユーザ端末4に表示させた状態や、記録画像データをユーザ端末4にダウンロードさせて、この記録画像データに基づく記録画像を表示させた状態が含まれる。なお、この場合のユーザ端末4は記録指示データを送信したユーザ端末に限定されることなく、ユーザIDで特定されるユーザ端末であれば、記録指示データを送信したユーザ端末と異なっても良い。
管理サーバ1は、ユーザ端末4で記録画像データに基づく記録画像を表示させるために、ユーザ端末4に対して記録画像データを送信する(ステップA18)。
ユーザ端末4は、管理サーバ1から受信した記録画像データに基づく記録画像を表示する(ステップA19)。この記録画像の送信及び表示は、上述したような、記録画像をブラウザにより表示することや、記録画像データをユーザ端末4にダウンロードして表示することの何れとして実現されてもよい。
以上説明した撮影管理処理によれば、識別子により通信接続される際に用いられクッキーとして利用されるユーザIDを、カメラ3及びユーザ端末4の双方を特定するための情報として利用することができる。
従って、ユーザは、ユーザ端末4に識別子を一度読み込ませて管理サーバ1と通信接続すれば、この識別子に対応するカメラ3を簡便に遠隔操作することができる。
[ハードウェア構成]
次に、撮影システムSに含まれる各装置のハードウェア構成について、図3、図4、図5、及び図6を参照して説明をする。
図3は、本発明の撮影システムの一実施形態に係る管理サーバ1のハードウェアの構成を示すブロック図である。
管理サーバ1は、図3に示すように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、を備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行するプロセッサである。これらプログラムは、例えば、管理サーバ1の各部を動作させるためのオペレーティングシステムやファームウェア、或いは、後述の機能ブロックを実現するためのアプリケーションソフトウェアといったプログラムである。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20と、が接続されている。
入力部16は、各種釦等で構成され、ユーザの指示操作を受け付け、受け付けた指示操作に応じて各種情報を入力する。
出力部17は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。なお、例えば、タッチパネルにより、入力部16と出力部17とを一体にして実現してもよい。
記憶部18は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部19は、他の装置との間で行う通信を制御する。例えば、図1を参照して上述した、撮影システムSに含まれる各装置の間で行う通信を制御する。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア101が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア101から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア101は、記憶部18に記憶されている画像のデータ等の各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
図4は、本発明の撮影システムの一実施形態に係る表示装置2のハードウェアの構成を示すブロック図である。
表示装置2は、図4に示すように、CPU21と、ROM22と、RAM23と、バス24と、入出力インターフェース25と、入力部26と、出力部27と、記憶部28と、通信部29と、を備えている。
ここで、これら各部のハードウェアとしての機能は、上述の管理サーバ1が備える、符号のみが異なる同名の各部のハードウェアとしての機能と同等である。従って、重複する説明を省略する。
図5は、本発明の撮影システムの一実施形態に係るカメラ3のハードウェアの構成を示すブロック図である。
カメラ3は、図5に示すように、CPU31と、ROM32と、RAM33と、バス34と、入出力インターフェース35と、記憶部36と、通信部37と、撮像部38と、を備えている。
撮像部38は、図示はしないが、光学レンズ部と、イメージセンサと、を備えている。
光学レンズ部は、被写体を撮影するために、光を集光するレンズ、例えばフォーカスレンズやズームレンズ等で構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
イメージセンサは、光電変換素子や、AFE(Analog Front End)等から構成される。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮影)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部38の出力信号として出力される。
また、撮像部38以外の、他の各部のハードウェアとしての機能は、上述の管理サーバ1や表示装置2が備える、符号のみが異なる同名の各部のハードウェアとしての機能と同等である。従って、重複する説明を省略する。
図6は、本発明の撮影システムの一実施形態に係るユーザ端末4のハードウェアの構成を示すブロック図である。
ユーザ端末4は、図6に示すように、CPU41と、ROM42と、RAM43と、バス44と、入出力インターフェース45と、入力部46と、出力部47と、記憶部48と、通信部49と、撮像部50と、ドライブ51と、を備えている。
ここで、これら各部やリムーバブルメディア102のハードウェアとしての機能は、上述の管理サーバ1や、表示装置2や、カメラ3が備える、符号のみが異なる同名の各部のハードウェアとしての機能と同等である。従って、重複する説明を省略する。
[機能ブロック]
次に、撮影システムSに含まれる各装置の機能ブロックについて、図7、図8、図9、図10、及び図11を参照して説明をする。
図7は、図3の管理サーバ1の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
ここで、撮影管理処理とは、上述したように、ユーザによるカメラ3を用いた撮影を管理するために行われる一連の処理をいう。
撮影管理処理を実行する場合、図7に示すように、CPU11において、識別子共有部111と、管理部112と、が機能する。
また、撮影管理処理を実行する場合、記憶部18の一領域には、識別子記憶部181と、管理情報記憶部182と、が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、撮影管理処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
識別子記憶部181には、表示装置2と共有する識別子(例えば、二次元バーコード等)が記憶される。上述したように、識別子は、周期的に変更される。また、これも上述したように、識別子には、URLが含まれると共に、識別子を表示した表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)に対応する設置場所の情報が付加されている。
識別子には、ユニークなIDであるコードIDも付加されている。コードIDは、後述の管理部112が、識別子の表示順番を特定するために用いられる。コードIDとしては、例えば、識別子が変更されるたびに単調増加する番号、或いは或いはタイムスタンプといった、表示順番を特定することが可能な情報を利用する。また他にも、コードIDとしては、例えば、UUID(Universally Unique Identifier)等の乱数を用い、管理部112が、この乱数と、識別子の表示順番とを記憶しておくことにより、表示順番を特定するようにしてもよい。
識別子記憶部181が記憶する識別子は、識別子共有部111により適宜更新される。
管理情報記憶部182には、管理部112が撮影管理処理における管理を行うための情報である、「管理情報」が記憶される。管理情報の具体的な内容については、管理部112の説明の際に後述する。
管理情報記憶部182が記憶する識別子は、管理部112により適宜更新される。
識別子共有部111は、通信部19を介した通信により、表示装置2と、周期的に変更される識別子を共有する。周期的に変更される識別子に含まれるURL等の情報は、管理部112が周期ごとに新たに生成する。識別子共有部111は、管理部112が生成した新たなURL等の情報を、識別子に変換する。そして、識別子共有部111は、この識別子を表示装置2に対して送信することにより、識別子の共有を行うことができる。なお、この変更を行う周期の長さは任意に定めることが可能であり、例えば、周期の長さを数十秒単位(例えば、30秒単位)とすることができる。識別子共有部111は、識別子が更新される都度、識別子記憶部181が記憶する識別子も更新する。
管理部112は、管理情報記憶部182に記憶されている管理情報を更新すると共に、この管理情報に基づいて、撮影管理処理における管理を行う。以下、管理部112を複数の機能ブロックに分けて説明する。本実施形態の管理部112は、特定部113と、情報制御部114と、管理制御部115と、受付制御部116と、提示制御部117と、を備える。
特定部113は、識別子に基づいてカメラ3を特定する。例えば、上述の通り、表示装置2及びカメラ3は、組として対応付けられているので、識別子共有部111は、識別子を取得することにより、識別子を共有している表示装置2を特定する。そして、識別子共有部111は、特定した表示装置2に対応付けられているカメラ3を、記録指示の対象であるカメラ3として特定する。
情報制御部114は、カメラ3が設置されている設置場所、識別子に含まれるコードID、管理サーバ1と通信接続し記録指示データを送信したユーザ端末4のユーザID、及び、カメラ3が取得した記録画像データを対応付けるように制御する。例えば、管理部112は、上述の情報を対応付けて管理情報記憶部182のテーブル1821に記憶する。
また、情報制御部114は、識別子に含まれるURLや、URLに付加する情報の生成を行う。情報制御部114によって生成されたURLに基づいて特定部113は通信接続したユーザ端末4を特定する処理や、記録指示データを送信するカメラ3を特定する処理を行う。
管理制御部115は、記録指示により得られた記録画像データを管理する処理を行う。例えば、管理制御部115は、カメラ3で撮影した記録画像データをユーザ端末4やユーザ端末4と同じユーザ名が設定された外部装置5に送信する処理を行う。つまりユーザはユーザIDを共有する表示装置2に記録画像データをダウンロードさせることができる。また、事前に記録画像データのダウンロード先として外部装置5を指定するようにしてもよい。
受付制御部116は、所定の条件に基づいてカメラ3による記録指示を受け付けるか否かを判定する。例えば、受付制御部116は、ユーザからの撮影を行うための記録指示を受け付けている時には、他のユーザ端末4からの記録指示は受け付けないように制御する。
提示制御部117は、表示装置2に表示する情報の処理を行う。例えば、表示装置2に表示する識別子を送信するための処理や、提示制御部117に撮影に関する情報を表示するための処理等を行う。
なお、以下の説明において、特定部113、情報制御部114、管理制御部115、受付制御部116及び提示制御部117が行う処理を、管理部112の処理として説明する場合がある。
管理情報記憶部182に記憶される管理情報の詳細について図8を参照して説明する。図8は、管理情報記憶部182に格納される管理情報のデータ構造の一例を示すテーブル1821である。図8に示すように、テーブル1821は、管理情報として、「設置場所」、「コードID」、「ユーザID」及び「記録画像データ」を含む。
設置場所及びコードIDは、ユーザ端末4からの記録指示を新たに受け付けた場合に、新たなレコードとして、テーブル1821に記憶される。また、ユーザIDについてはユーザ端末4との通信によりクッキーを送受信した際に、このクッキーに対応するユーザIDを対応するレコードに追加して記憶される。また、記録画像データについてはカメラ3による撮影が行われた際に、対応するレコードに追加して記憶される。
なお、テーブル1821の更新(例えば、設置場所の登録)等については、入力部16により受け付けられた管理サーバ1の操作者の操作に基づいて行われてもよい。
設置場所は、識別子を表示する表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)が設置されている設置場所を示す情報であり、例えば、図示するように、設置されているスポット名を利用することができる。なお、本実施形態では、この設置場所という情報に基づいて、表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)を特定しているが、これに限らない。例えば、同一の設置場所に、複数のカメラ3(例えば、撮影用のアングルをそれぞれ異ならせた複数のカメラ3)が存在しているような場合もある。この場合には、この設置場所という情報に加えて、アングルの情報等を更に用いることにより、各カメラ3を特定するようにしてもよい。
或いは、この設置場所という情報に代えて、各表示装置2に付与されたユニークなIDや、カメラ3に付与されたユニークなIDを用いるようにしてもよい。そして、表示装置2及びカメラ3それぞれに対応するIDを設置場所ごとに紐付けておくことにより、表示装置2(及び、この表示装置2と組となっているカメラ3)を特定するようにしてもよい。
コードIDは、各識別子に付与されたユニークなIDである。コードIDの詳細については、識別子共有部111の説明の際に上述した通りであり、例えば、図示するように、識別子が変更されるたびに単調増加する番号を利用することができる。なお、上述したように、設置場所及びコードIDは、URLに付加される情報である。
ユーザIDは、ユーザ端末4それぞれを特定するためのユニークなIDであり、例えば、図示するように、アルファベットや数字の組み合わせ等を利用することができる。ユーザ端末4が識別子に対応するURLに基づいて通信接続した場合に、ユーザ端末4のブラウザはユーザIDをクッキーとして記憶する。そして、ユーザ端末4が何れかのユーザIDをクッキーとして一度記憶した場合、他のURLに基づいて通信接続する際も、このユーザ端末4は引き続きこのユーザIDを用いる。即ち、一度クッキーとして記憶されたユーザIDは書き換えられない。そのため、ユーザIDは、ユーザ端末4それぞれを特定するためのユニークなIDとして機能する。
記録画像データは、カメラ3による撮影と記録により得られた画像データであり、例えば、図示するように、記録画像データのファイル名等とファイルとなった画像データそのものとを利用することができる。記録画像データのデータ形式は特に限定されず、撮影システムSを実装する環境等に応じて、任意のデータ形式を利用することができる。
管理部112は、これら、管理情報記憶部182に記憶されている管理情報を更新すると共に、この管理情報に基づいて、撮影管理処理における管理を行う。具体的に、管理部112は、ユーザ端末4が通信接続に用いたURLに付加された情報に基づいて、記録指示(操作指示)の対象となるカメラ3を特定する。また、管理部112は、通信接続後に、ユーザ端末4とクッキーとして送受信されるユーザIDに基づいて、記録指示データ(操作指示データ)を送信したユーザ端末4を特定する。
更に、管理部112は、通信接続に使われたURLに付加されるコードIDに基づいて、このURLで接続したユーザ端末4より送信された記録指示データを受け付けるか否か判定する。
管理部112は、カメラ3が、複数のユーザ端末4のうちの何れかからの記録指示データを受け付けた場合、この記録指示データに基づいた処理が終了するまでは、他のユーザ端末4からの記録指示を受け付けないようにする。そして、記録画像データを得た後に、改めて、他のユーザ端末4からの記録指示データを受け付ける。
なお、ユーザ端末4からの記録指示データは、所定の条件が満たされるまでは複数回受け付けるようにしてもよい。また、所定の条件が満たされた後は他のユーザ端末4からの記録指示データを受け付けるようにしてもよい。この所定の条件は、例えば、記録指示データを所定の回数受け付けること、予め設定された時間を経過することとする。これにより、ユーザ端末4のユーザは、記録指示データを送信した後であっても、所定の条件が満たされるまでは、何回でも記録指示データを送信することができる。
また、管理部112は、ユーザ端末4からの記録指示データを新たに受け付ける場合に、先に識別子を読み取って通信接続したユーザ端末4の記録指示データを優先して受け付けるようにする。コードIDは識別子の表示順番を特定するために用いることができるため、管理部112は、コードIDを参照することで、第1の識別子、第2の識別子、第3の識別子、という順番で識別子が表示装置2に巡回的に表示されたことを把握する。
管理部112は、第1の識別子を読み取ったユーザ端末4からの記録指示データを優先して受け付ける。例えば、第1の識別子を読み取ったユーザ端末4からの記録指示データを受け付けていない場合には、有効期限内に記録指示データを受け付けるまで、第2の識別子を読み取ったユーザ端末4からの記録指示データは受け付けないようにする。
このようにすることにより、識別子をより早く読み取ったユーザ端末4が優先してカメラ3に対し記録指示データを送信できるようにする。
管理部112は、受け付けた記録指示データをカメラ3へ送信し記録を実行させる。また、管理部112は、記録指示データにより得られた記録画像データに基づく記録画像が記録指示データを送信したユーザ端末4で閲覧できるように管理する。
ここで、管理サーバ1におけるユーザ端末4とカメラ3の対応付けにクッキーを用いる例について説明する。管理サーバ1の情報制御部114は、URLを発行し、URL及びURLに付加する情報に対応する二次元バーコードを識別子として生成する。この二次元バーコードが表示装置2で表示される。ユーザ端末4のCPU41は、撮像部50を使用してこの二次元バーコードを撮影し、バーコード部分をURLに変換する。そして、通信部49に対し、この変換されたURLで管理サーバ1へ接続要求する。
特定部113は、ユーザ端末4からの接続要求を検知すると、ユーザ端末4から送信されるユーザIDを確認して無効なアクセスでないか否かを判定する。無効なアクセス出ない場合、特定部113はクッキーを発行する。また、特定部113は、クッキーに対応するユーザIDが設定されたユーザ端末4と、複数のカメラ3の設置場所のうち、記録指示データを送信するカメラ3に対応する設置場所とを対応付けて管理情報記憶部182に記憶させる。なお、このクッキーを用いた例では、「セッションID」をクッキーに埋め込み、管理サーバ1側はそのセッションIDに紐づけて管理情報記憶部182上に様々な情報を記憶する「セッション管理」方法を採用するものとする。
図9は、図4の表示装置2の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影管理処理を実行する場合、図9に示すように、CPU21において、識別子共有部211と、表示制御部212と、が機能する。
また、撮影管理処理を実行する場合、記憶部18の一領域には、識別子記憶部281が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、撮影管理処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
識別子記憶部281には、管理サーバ1と共有する識別子が記憶される。識別子記憶部281が記憶する識別子は、識別子共有部211により適宜更新される。
識別子共有部211は、通信部29を介した通信により、管理サーバ1と、周期的に変更される識別子を共有する。これら識別子の詳細及び識別子の共有については、管理サーバ1の説明の際に上述したので、ここでは、再度の説明を省略する。
表示制御部212は、識別子記憶部281が記憶する識別子を出力部27に表示させる制御を行う。識別子は、上述したように、例えば数十秒単位の周期で更新される。そのため、表示制御部212は、管理サーバ1と共有する最新の識別子をこの周期で更新表示する。
図10は、図5のカメラ3の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影管理処理を実行する場合、図10に示すように、CPU31において、記録指示応答部311と、撮影制御部312と、が機能する。
また、撮影管理処理を実行する場合、記憶部36の一領域には、記録画像記憶部361が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、撮影管理処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
記録画像記憶部361には、撮影制御部312の制御に基づいて、撮像部38が撮影することにより得られた画像データである記録画像データが記憶される。
記録指示応答部311は、管理サーバ1からの記録指示データを受け付ける。この記録指示データは、カメラ3と組にされた表示装置2が表示する識別子に対応するものであり、ユーザ端末4から送信されたものである。記録指示応答部311は、記録指示データを受け付けると、撮影制御部312に対して、撮影・記録を指示する。また、記録指示応答部311は、撮影制御部312が撮影・記録の実行により得た記録画像データを管理サーバ1に対して送信する。
撮影制御部312は、記録指示応答部311からの指示に基づいて、撮像部38を駆動制御して撮影及び記録を実行する。これによりユーザ端末4のユーザが所望する画像データ(例えば、希望するランドマークを背景とし、ユーザ端末4のユーザが被写体像として含まれる画像)が記録画像データとして得られる。撮影制御部312は、この記録画像データを、記録指示応答部311に対して出力すると共に、記録画像記憶部361に記憶させる。
図11は、図6のユーザ端末4の機能的構成のうち、撮影管理処理を実行するための機能的構成を示す機能ブロック図である。
撮影管理処理を実行する場合、図11に示すように、CPU41において、識別子取得部411と、記録指示部412と、画像生成部413と、が機能する。
また、撮影管理処理を実行する場合、記憶部48の一領域には、識別子記憶部481が設定される。
以下で特に言及しない場合も含め、これら機能ブロック間では、撮影管理処理を実現するために必要なデータを、適切なタイミングで適宜送受信する。
識別子記憶部481には、識別子取得部411による読み取りにより得られた、識別子に含まれる情報が記憶される。識別子記憶部481が記憶する識別子に含まれる情報は、識別子取得部411により適宜更新される。
記録画像記憶部482には、記録指示部412の記録指示に基づいて、カメラ3により撮影された記録画像が記憶される。
識別子取得部411は、入力部46により受け付けられたユーザ端末4のユーザの操作に基づいて、表示装置2に表示された二次元バーコード等の識別子を読み取る。この読み取りは、撮像部50により撮影された画像に含まれる二次元バーコードを、既知のアルゴリズム(例えば、二次元バーコードの規格に準拠したアルゴリズム)によりデコードすることにより実現される。識別子取得部411は、二次元バーコードに含まれる情報を識別子記憶部481に記憶させる。
記録指示部412は、入力部46により受け付けられたユーザ端末4のユーザの操作に基づいて、カメラ3に対する記録指示データを、管理サーバ1に対して送信する。
画像生成部413は、記録指示部412が送信した記録指示データに基づいて撮影された記録画像データを管理サーバ1から受信する。そして、画像生成部413は、受信した記録画像データに基づく記録画像を生成し、出力部47に表示する。
これら、記録指示部412及び画像生成部413は、記録指示データの送信や、記録画像データの受信のために、識別子取得部411が読み取った識別子に含まれるURLを用いて、管理サーバ1と通信接続する。なお、識別子取得部411が識別子からURLを読み取ったことを契機としてブラウザを自動的に起動させてもよい。
[動作]
以上、ユーザ端末4について説明したが、外部装置5も同様の構成である。次に、撮影システムSに含まれる各装置の動作について、図12〜図25を参照して説明をする。
図12、図13及び図14は、撮影システムSにおいて、図7の機能的構成を有する管理サーバ1が実行する撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、識別子共有部111は、表示装置2と二次元バーコード等の識別子を共有状態にするための処理を実行する(ステップS11)。例えば、管理サーバ1から表示装置2に共有する識別子を送信することにより、表示装置2と識別子を共有する状態とする。
次にタイムアップとなったか否かを判定する(ステップS12)。具体的には撮影管理処理開始から所定時間(例えば30秒)が経過している場合に、識別子共有部111がタイムアップと判定する。タイムアップになることは、識別子を変更する周期が到来したことを意味する。識別子共有部111は、識別子を変更する周期が到来したと判定した場合は(ステップS12→Yes)、処理はステップS13に進む。一方で、識別子を変更する周期が到来していないと判定した場合は(ステップS12→No)、処理はステップS17に進む。
識別子共有部111は、識別子を変更する周期が到来したと判定した場合、新たな識別子を生成し(ステップS13)、生成した識別子を識別子記憶部181に書き込み、その内容を更新する(ステップS14)。
その後、識別子共有部111は、表示装置2へ新たに生成した識別子を送信し(ステップS15)、タイマーをリスタートする(ステップS16)。この後、ステップS11へリターンすることで、表示装置2と新たに生成した識別子が共有される。
一方、識別子を変更する周期が到来していないと判定した場合、管理部112の情報制御部114は、ユーザ端末4から識別子に対応するURLを用いた接続要求を検出したか否かを判定する(ステップS17)。接続要求を検出したと判定した場合(ステップS17→Yes)、処理はステップS18に進む。一方で、接続要求を検出していないと判定した場合(ステップS17→No)、処理はステップS11に戻る。
情報制御部114が接続要求を検出したと判定した場合、記録指示データを管理サーバ1を介してカメラ3へ送信し、この記録指示データの受信をトリガーとしてカメラ3に対し撮影画像の記録を行わせる機能を紐付けた記録指示アイコンをレイアウトしたページを、接続要求したユーザ端末4へ転送する(ステップS18)。本実施形態では、ここで転送されるページには、記録指示データの受付可能な回数が2回であることを示すテキストが含まれる(図20参照)。
情報制御部114は、ユーザIDをユーザ端末と共有し、管理情報記憶部182に登録する(ステップS19)。ユーザIDは上記記録指示アイコンをレイアウトしたページを発行・送信した時の送信先のユーザ名が含まれたクッキー形式のデータである。そして、管理部112は、60秒タイマーをスタートする(ステップS20)。
情報制御部114は、タイムアップしたか否かを判定する(ステップS21)。本実施形態では、所定時間として例えば60秒が経過するとタイムアップと判定される。タイムアップしたと判定した場合は(ステップS21→Yes)、処理はステップS36に進む。一方で、タイムアップしていないと判定した場合は(ステップS21→No)、処理はステップS22に進む。
ステップS21においてタイムアップしていないと判定された場合、情報制御部114は、ユーザが記録指示アイコンをタッチしたことによりユーザ端末4から記録指示データを受信したか否かを判定する(ステップS22)。記録指示データを受信したと判定した場合は(ステップS22→Yes)、処理はステップS23に進む。一方で、記録指示データを受信していないと判定した場合は(ステップS22→No)処理はステップS21に戻る。
記録指示データを受信したと判定した場合、情報制御部114はカウントダウンを継続する処理を実行する(ステップS23)。そして、ユーザ端末4が通信接続に用いたURLに付加された情報に基づいて、管理部112の特定部113が今回の記録指示の対象となるカメラ3を特定する(ステップS24)。この時、特定部113は、クッキーとして送受信されるユーザIDに基づいて、記録指示データの送信元のユーザ端末4も特定する。
管理部112の受付制御部116は、ユーザ端末4が通信接続に用いたURLに付加されたコードIDに基づいて、カメラ3側がユーザ端末4から受信した記録指示データの受付が可能か不可能かを判定する(ステップS25)。受付可能でないと判定した場合は(ステップS25→No)、処理はステップS26に進む。
記録指示データの受付が不可能と判定した場合は、受付制御部116は受付不可を示すページを特定されたユーザ端末4へ転送し(ステップS26)、ステップS21へリターンする。一方、記録指示データの受付が可能と判定した場合は、処理はステップS27に進む。
情報制御部114は、受け付けた記録指示データを、記録指示の対象となるカメラ3に対して送信する(ステップS27)。その後、情報制御部114は、記録指示に応じてカメラ3が撮影・記録した記録画像データを受信する(ステップS28)。
情報制御部114は、識別子に対応付けて受信した記録画像データと回数とを管理情報記憶部182に登録する(ステップS29)。この識別子は、記録指示を行うためにユーザ端末4で取得したものである。ステップS21の処理後に初めて記録画像データを受信した場合は、管理情報記憶部182に回数情報として「1」を記憶する。同様に、2回目に記録画像データを受信した場合は、管理情報記憶部182に回数情報として「2」を記憶する。
情報制御部114は、受信した回数が予め設定されている回数を超えているか否かを判定する(ステップS30)。受信した回数が予め設定されている回数を超えてないと判定した場合は(ステップS30→No)、記録指示アイコンを含むページを表示するための情報をユーザ端末4に送信する(ステップS31)。ここで転送されるページには記録指示データの受付可能な回数が1回であることを示すテキストに差し替えられている。
管理制御部115は、受信した回数が予め設定されている回数を超えていると判定した場合は(ステップS30→Yes)、確認画像ページを表示するための情報を生成する(ステップS32)。確認画像とは、記録画像データから生成されたものであり表示サイズや解像度等の画像情報を減縮させた画像データに基づいたものである。また、確認画像ページは表示されている確認画像はユーザ端末4内に記録保存できないようなページ構造であることが望ましい。管理制御部115は、記録指示データを送信したユーザ端末4へ確認画像表示ページを転送する(ステップS33)。
管理制御部115は、ユーザ端末4より記録画像データの送信要求を受信したか否かを判定する(ステップS34)。例えば、送信要求は、ユーザが選択した記録画像のダウンロード要求である。送信要求が受信された場合は(ステップS34→Yes)、対応する記録画像データをユーザ端末4に転送し(ステップS35)。処理はステップS11にリターンする。一方、記録画像データの送信要求を受信していない場合は(ステップS34→No)、ステップS11にリターンする。
次に、ステップS21でタイムアップと判定された場合について説明する。図13に示すように、タイムアップしたと判定した場合(ステップS21→Yes)は、ステップS36の処理に移行する。
管理制御部115はタイムアップしたと判定した場合、記録画像データが管理情報記憶部182に登録されているか否か判定する(ステップS36)。記録画像データが管理情報記憶部182に登録されていると判定した場合は(ステップS36→Yes)、処理はステップS32に進む。一方、記録画像データが管理情報記憶部182に登録されていないと判定した場合は(ステップS36→No)、処理はステップS37に進む。
管理制御部115は、記録画像データが管理情報記憶部182に登録されていないと判定した場合は、タイムアップした旨を告知する告知ページをユーザ端末4へ転送し(ステップS37)、管理情報記憶部182に記憶されている今回の処理対象だったユーザIDの情報を消去する(ステップS38)。その後ステップS11にリターンする。
以上、管理サーバ1が実行する撮影管理処理の一例について説明した。次に、表示装置2が実行する処理について図15を参照して説明する。図15は、撮影システムSにおいて、図9の機能的構成を有する表示装置2が実行する撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。
まず、識別子共有部211は、管理サーバ1と識別子を共有している状態にあるとする(ステップS221)。具体的には、管理サーバ1から送信された識別子を共有対象として動作している。
表示制御部212が管理サーバ1と共有する二次元バーコードからなる識別子を出力部27に表示する処理を実行する(ステップS222)。出力部27がE−Inkディスプレイを採用している場合、出力時のみ電圧を印加すればその後は電力供給無しに半永久的に識別子の表示を継続させることができる。
識別子共有部211は、新たな識別子を管理サーバ1から受信したか否かを判定する(ステップS223)。新たな識別子を受信したと判定した場合は(ステップS223→Yes)、処理はステップS221にリターンする。新たな識別子を受信しなかったと判定した場合は(ステップS223→No)、ステップS222へリターンし、識別子の表示を継続する。
次に、カメラ3が実行する処理について図16を参照して説明する。図16は、撮影システムSにおいて、図10の機能的構成を有するカメラ3が実行する撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。
記録指示応答部311は、記録指示データを受信した否かを判定する(ステップS331)。記録指示データを受信したと判定した場合は(ステップS331→Yes)、ステップS332に進む。一方で、記録指示データを受信していない場合は(ステップS331→No)記録指示データの受付待ち状態に戻る。
記録指示応答部311は、記録指示データを受付可能か不可能かを判定する(ステップS332)。受付可能であると判定した場合は(ステップS332→Yes)、ステップS333の処理に移行する。受付不可能と判定した場合は(ステップS332→No)、ステップS335の処理に移行する。
記録指示応答部311が記録指示データの受付が可能と判定した場合、撮影制御部312は、記録処理を実行する(ステップS333)。本実施形態では、管理サーバ1から記録指示データを受信してから所定時間のカウントダウンを行い、カウントダウン後に撮影・記録を行う。
記録指示応答部311は、記録指示データの応答として、撮影・記録により得られた記録画像データを、管理サーバ1に対して送信する(ステップS334)。その後、ステップS331にリターンする。
記録指示応答部311が記録指示データの受付が不可能と判定した場合は(ステップS332→No)、受付不可能を示す情報を管理サーバ1に送信する(ステップS335)。その後、ステップS331にリターンする。
次に、ユーザ端末4が実行する処理について図17及び図18を参照して説明する。図17及び図18は、撮影システムSにおいて、図11の機能的構成を有するユーザ端末4が実行する撮影管理処理の流れを説明するフローチャートである。
識別子取得部411は、ユーザによる識別子の読み取り操作があったか否かを判定する(ステップS411)。ユーザによる識別子の読み取り操作があったと判定した場合は(ステップS411→Yes)、ステップS413に進む。一方で、ユーザによる識別子の読み取り操作が無いと判定した場合は(ステップS411→No)、ステップS412に進む。
識別子取得部411は、ユーザからの識別子の読み取り操作が無いと判定した場合、過去の処理において、識別子を読み取り済みであるか否かを判定する(ステップS412)。識別子を読み取り済みであると判定した場合は(ステップS412→Yes)、ステップS414に進む。一方で、識別子を読み取り済みでないと判定した場合は(ステップS412→No)、処理はステップS411に戻る。
識別子取得部411は、ユーザによる識別子の読み取り操作があったと判定した場合、この読み取り操作に基づいて、表示装置2が表示する識別子を読み取る(ステップS413)。
記録指示部412は、ユーザからの管理サーバ1への接続要求があったか否かを判定する(ステップS414)。接続要求があったと判定した場合は(ステップS414→Yes)、ステップS415に進む。一方で、接続要求がないと判定した場合は(ステップS414→No)、ステップS411に戻る。
ユーザからの管理サーバ1への接続要求があったか否かを判定すると、記録指示部412は、接続要求を管理サーバ1に送信し(ステップS415)、これに応答して管理サーバ1から転送された記録指示アイコンをレイアウトしたページを受信する(ステップS416)。この記録指示アイコンには、そのアイコンへのユーザの接触操作を検出することで記録指示データを管理サーバ1を介してカメラ3へ送信し、この記録指示データの受信をトリガーとしてカメラ3に対し撮影画像の記録を行わせる機能が紐付けされている。
記録指示部412は、出力部47に記録指示アイコンがレイアウトされたページを表示する(ステップS417)。記録指示部412は、ユーザIDを管理サーバ1と共有し、識別子記憶部481に当該ユーザIDを登録する(ステップS418)。
記録指示部412は、ユーザからのカメラ3に対する記録指示があったか否かを判定する(ステップS419)。記録指示がないと判定した場合は(ステップS419→No)ステップS420に進む。一方で、記録指示があったと判定した場合は(ステップS419→Yes)、ステップS421に進む。
記録指示がないと判定した場合、記録指示部412は、タイムアップか否かを判定する(ステップS420)。例えば、記録指示部412は、管理サーバ1からタイムアップした告知ページを受信した場合にタイムアップと判定する。タイムアップと判定した場合は(ステップS420→Yes)、タイムアップ告知ページを表示する制御を行う(ステップS426)。更に、記録指示部412は、カメラ3を使用した撮影がおこなわれていたか否かを判定する(ステップS427)。撮影が既に行われていたと判定した場合は(ステップS427→Yes)、ステップS428に進む。一方で撮影が行われていなかったと判定した場合は(ステップS427→No)、ユーザ端末4上での撮影管理処理が終了する。ステップS420において、タイムアップでないと判定された場合は(ステップS420→No)、ステップS419に戻る。
記録指示部412は、ユーザの操作に基づく記録指示データを管理サーバ1に対して送信する(ステップS421)。
記録指示部412は、管理サーバ1において記録指示データを受信し、これに基づく記録指示が受け付けられたか否かを判定する(ステップS422)。記録指示が受け付けられないと判定した場合は(ステップS422→No)記録指示部412は、記録指示を受け付けられない旨を示す受付不可ページを出力部47に表示する(ステップS423)。そして、ユーザ端末4上での撮影管理処理が終了する。
記録指示部412が管理サーバ1で記録指示が受け付けられたと判定した場合(ステップS422→Yes)はステップS424に進む。
記録指示部412は、管理サーバ1から受信した確認画像ページを表示する(ステップS424)。確認画像ページには、ユーザ端末4から管理サーバ1を介してカメラ3へ記録指示データが送信され、カメラ3がこれに応じて撮影・記録した画像の確認画像がレイアウトされている。
記録指示部412は、カメラ3の撮影回数が所定回数以上か未満かを判定する(ステップS425)。撮影回数が所定回数未満と判定した場合は(ステップS425→No)、ステップS419に戻る。
撮影回数が所定回数以上と判定した場合は(ステップS425→Yes)、ステップS428に進む。
記録指示部412は、ユーザによる画像の選択操作が行われたか否かを判定する(ステップS428)。ユーザによる画像の選択が行われたと判定した場合は(ステップS428→Yes)ステップS429に進む。ユーザによる画像の選択が行われなかったと判定した場合は(ステップS428→No)、ユーザ端末4上での撮影管理処理が終了する。
画像生成部413は、管理サーバ1に対して記録画像の送信を管理サーバ1に要求する(ステップS429)。画像生成部413は、記録指示に基づいて撮影された記録画像を、管理サーバ1から受信する(ステップS430)。
画像生成部413は、受信した記録画像を出力部47に表示し(ステップS431)、ユーザ端末4上での撮影管理処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態の撮影管理処理によれば、カメラ3及びユーザ端末4の双方を特定するための識別子を周期的に変更させ、撮影スポット近くの表示装置2に二次元バーコードのような形式で表示させ、ユーザはユーザ端末4に備えられた撮像部にて、表示された識別子を読み取らせるだけで、通信制御とカメラ3を遠隔操作することによる撮影・記録制御とを実行することができる。
また、撮影管理処理によれば、周期的に変更した識別子を利用することにより、ネットワーク上において共有状態にあるカメラ3等の情報入力装置を一時的に操作することができる。更に、撮影管理処理によれば、ユーザよりも遠い場所にあるカメラ3を利用して撮影を行うことから、友人等を含めたグループ全員で撮影することや、ユーザ端末では撮影しにくいアングルで撮影することが可能となる。なお、主にユーザ端末4に記録画像を表示する処理について説明したが外部装置5に記録画像を表示する場合も同様の処理が行われる。
[構成例]
以上のように構成される撮影システムSは、表示装置2と、管理サーバ1と、ユーザが携帯可能なユーザ端末4と、カメラ3と、を備える。
表示装置2は、識別子を周期的に変更して提示する提示手段である。
管理サーバ1は、表示装置2にて周期的に変更されて提示される識別子を表示装置2と共有する管理手段である。
ユーザ端末4は、ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に表示装置2に提示されていた識別子を取得し、取得した識別子、及び、情報を取得させる記録指示を、管理サーバ1に対して送信する通信手段である。
カメラ3は、管理サーバ1が受信した記録指示に基づいて操作されることにより、画像データを取得する情報取得手段である。
管理サーバ1は、ユーザ端末4により送信された記録指示に基づいてカメラ3が取得した画像データと、ユーザの識別子の取得操作を検出した時に表示装置2に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する情報制御部114と、を備える。
このように、識別子を周期的に変更することにより、この識別子を、カメラ3及びユーザ端末4の双方を特定するための情報として利用することができる。ネット接続の際に交換される通信プロトコル特有の接続相手の情報を、ネット接続機器のコントロール権限と紐付けしているのである。
これによって、ユーザは、識別子を一度読み込むことにより、通信接続とカメラ3の遠隔操作とを実現することができる。
管理サーバ1は、記録指示に基づいて操作されたカメラ3が取得した情報を、特定したユーザ端末4又は特定したユーザ端末4に対応する外部装置5と対応付けて管理する管理制御部(第1の管理制御手段)115を更に備える。
これにより、ユーザは、自身が利用するユーザ端末4等の装置で、カメラ3が取得した情報を参照することができる。
カメラ3は、識別子で特定される場所を撮影範囲として撮像する撮像手段を含む。カメラ3は、記録指示に基づいて、ユーザ端末4を所持するユーザを撮影範囲に含んだ記録画像データを情報として取得する。
これにより、ユーザは、カメラ3により撮影された、自身を含んだ記録画像を参照することができる。
撮影システムSにおける記録指示は、カメラ3に対し連続的に撮像させる指示を含み、管理サーバ1は、連続的に撮像させる指示により撮像された複数の記録画像を、ユーザ端末4又は特定したユーザ端末4に対応する外部装置5と対応付けて管理する管理制御部(第2の管理制御手段)115を備える。
これにより、ユーザは、カメラ3により連続撮影された、連続した静止画や動画等の記録画像を参照することができる。
撮影システムSにおける複数の記録画像とは記録指示の受信に応じて記録された複数の記録画像であり、ユーザ端末4又はユーザ端末4に対応する外部装置5は、撮像された複数の記録画像から特定の記録画像を選択し、選択された特定の記録画像の送信を管理サーバ1に指示する入力部46(選択手段、指示手段)を備える。
これにより、ユーザは、ユーザ端末4又は外部装置5を介して複数の記録画像を参照し、所望の記録画像を取得することができる。
撮影システムSは、ユーザ端末4を複数有し、
管理サーバ1は、ユーザ端末4から受信した識別子に基づいてカメラ3を特定すると、特定されたカメラ3に対し、記録指示を送信したユーザ端末4以外のユーザ端末4からの記録指示を受け付けないように制御する受付制御部116(第1の受付制御手段)を更に備える。
これにより、各ユーザによる排他的なカメラ3の利用を実現することができる。
撮影システムSは、ユーザ端末4を複数有し、
受付制御部116(第2の受付制御手段)は、複数のユーザ端末4から同じ識別子が送信された場合は、最初に識別子を送信したユーザ端末4からの記録指示を優先して受け付けるよう制御する。
これにより、カメラ3の利用順番を、読み取りをした順番に応じて公平に決定することができる。
管理サーバ1は、ユーザ端末4から受信した取得識別子の内容と、表示装置2と共有する提示識別子の内容とに基づいて、ユーザ端末4及び表示装置2を特定する。
これにより、管理サーバ1は、ユーザ端末4から受信した識別子と、表示装置2と共有する識別子を、カメラ3及びユーザ端末4の双方を特定するための情報として利用することができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、上述の実施形態を変形し、以下に例示するような変形例とすることができる。また、以下に例示するような変形例を組み合わせることもできる。
<第1の変形例>
上述した実施形態では、カメラ3にて単一の静止画を撮影することを想定した。これに限らず、例えば、カメラ3にて連続撮影を行うことにより、連続した静止画や得るようにしたり、この連続した静止画をそれぞれフレームとして構成される動画を得るようにしたりしてもよい。また、単一の静止画や、連続した静止画や動画の何れを撮影するかを、ユーザ端末4からの記録指示に基づいて選択するようにしてもよい。
これにより、ユーザは、自身の意図に応じて、静止画や、動画等を選択的に撮影することができる。
また、撮影によって得られた、連続した静止画や動画を、ユーザ端末4で閲覧可能としてもよい。これにより、ユーザは、ユーザ端末4にて参照される動画等をライブビュー画像として利用し、自身の表情やポーズ等を確認しながら、所望のタイミングで記録指示を出すことができる。
第1変形例の具体的な処理について説明する。図19は、管理サーバ1によるライブビュー表示処理の流れを説明するフローチャートの一部である。図19に示すフローチャートは、図12のフローチャートのステップS18の処理に代替する。
第1変形例では、ステップS17の識別子に対応するURLへの接続要求を検出した後、処理はステップS101に移行する。特定部113は識別子に基づいてカメラ3を特定し、管理制御部115は特定したカメラ3にライブビュー画像の転送を要求する(ステップS101)。
管理制御部115は、ライブビュー画像の転送要求に応答し、カメラ3から逐次送信されるライブビュー画像を受信し、このライブビュー画像が表示されたライブビュー表示エリアと記録指示アイコンとをレイアウトしたページを生成し、接続要求を行ったユーザ端末4に送信する(ステップS102)。図20は、管理サーバ1から転送されてユーザ端末4の出力部47(又は外部装置の表示部)に表示されるページの例を示す模式図である。ユーザ端末4又は外部装置5には、図20に示すようなページが表示される。図20に示される例では、ライブビューイメージ471の枠内にライブビュー画像が表示されている。また、ライブビューイメージ471の他、記録指示アイコン472や、撮影可能な時間を示すテキストや、撮影できる残り回数(2回)を示すテキストが表示されている。ステップS102の処理の後は、ステップS19の処理に移行する。以降は図12を参照して説明した上記実施形態と同様の処理が実行される。
以上説明したように、第1の変形例では、管理サーバ1は、連続して取得された記録画像をライブビュー画像として、特定したユーザ端末4又は特定したユーザ端末4に対応する外部装置5で参照可能な状態とする。そして、ユーザ端末4は、カメラ3によって逐次撮像されている画像を受信する通信部49と、受信手段によって受信された画像に基づくライブビュー画像を表示する出力部47と、を更に備える。
これにより、ユーザは、ライブビュー画像によって、自身の表情やポーズ等を確認しながら、所望のタイミングで記録指示を出すことができる。
<第2の変形例>
上述した実施形態では、記録指示を受け付けている場合に、他のユーザ端末4からの接続要求が受信しても、他のユーザ端末4の記録指示は受け付けないように制御している例を説明したが、これに限られない。例えば、受付不可以外の情報をユーザ端末4に提供するようにしてもよい。
第2変形例の具体的な処理について説明する。図21は、管理サーバ1による待機人数を管理する処理の流れを説明するフローチャートの一部である。図21に示すフローチャートは、図12のフローチャートのステップS17とステップS18の間に行われる処理である。
第2変形例では、ステップS17の識別子に対応するURLへの接続要求を検出した後、特定部113は、URLで特定される設置場所のカメラ3が、現在撮影準備のためのタイマーによるカウント中か否かを判定する(ステップS111)。特定されたカメラ3がタイマーカウント中であると判定した場合は(ステップS111→Yes)と判定され、ステップS112に進む。一方、カウント中ではないと判定した場合は(ステップS113→No)、ステップS18に進む。
特定されたカメラ3がタイマーカウント中であると判定した場合は、特定部113はカメラ3のステータスリスト1822、及び、待機状態リスト1823を参照する(ステップS112)。ステータスリスト1822、及び、待機状態リスト1823は、管理情報記憶部182にて管理されている。図22は、管理サーバ1によるこれらのリストの例を示す模式図である。図22のステータスリスト1822はカメラ3ごとの使用状況(タイマーカウント中か否か)を示しており、待機状態リスト1823は、カメラ3が現在利用可能な状態か否か、現在利用不可能の状態であれば、利用待ち状態(即ち待機状態)を示すものである。
図22においてステータスリスト1822における「コードID」はカメラ3を特定する情報であり、「カウントフラグ」は現在タイマーカウントが行われている状況か否かを示す。カウントフラグの「0」に対応するコードIDは、このコードIDで特定されるカメラ3はタイマーカウント中ではないことを示し、カウントフラグの「1」に対応するコードIDは、このコードIDで特定されるカメラ3はタイマーカウント中であることを示す。待機状態リスト1823における「ユーザID」はユーザ端末4を操作するユーザを特定する。「待機可の送信時刻」はユーザ端末4が管理サーバ1に対して待機可能であることを送信した時刻を示す。「待機中フラグ」はそのカメラ3について、利用待ちのユーザが存在するか否かを示すものであり、フラグの「0」は利用待ちのユーザは存在せず、フラグの「1」は、利用待ちのユーザは、利用待ちのユーザが存在することを示す。図22の例では、コードID「00120」で特定されるカメラ3は、既にユーザID「abc1」による撮影・記録処理が完了し、誰でも利用可能な状態であることを示す。一方、コードID「00121」で特定されるカメラ3及びコードID「00122」で特定されるカメラ3は何れも利用待ちのユーザが存在することを示している。なお、コードID「00121」で特定されるカメラ3は、ユーザID「efg1」、「abc1」の二人のユーザが利用待ちの状態で、次の利用を予約しており、コードID「00122」で特定されるカメラ3は、ユーザID「abc1」の一人のユーザが利用待ちの状態で、次の利用を予約している。
管理制御部115は、他のユーザが利用中である旨と待機人数、カウントダウンの値及び待機可/不可アイコンをレイアウトしたページをユーザ端末4に転送する(ステップS113)。
管理制御部115は、待機可であることを示す情報をユーザ端末4から受信したか否かを判定する(ステップS114)。待機可をユーザ端末4から受信したと判定した場合は(ステップS114→Yes)、ステップS115に進む。待機可をユーザ端末4から受信しなかったと判定した場合は(ステップS114→No)、ステップS11にリターンする。
管理制御部115は、例えば、待機可の送信時刻が直近のものを優先して受け付けるように待機状態リスト1823を更新する(ステップS115)。具体的に図22で示すと、待機状態の対象のカメラ3、待機可を送信したユーザ端末4のユーザID、待機可をユーザが送信した時刻を入力すると共に、当該カメラ3の待機中フラグを0から1に変更する。
管理制御部115は、他のユーザが利用中である旨と待機人数、カウントダウンの値をレイアウトしたページを、待機可を送信したユーザ端末4に転送する(ステップS116)。待機人数は、コードIDごとに待機中フラグの数をカウントすることにより算出される。この転送処理の後、処理はステップS11にリターンする。
第2変形例によれば、ユーザはカメラ3の現在の利用状況を把握することができる。
<第3の変形例>
上述した実施形態では、表示装置2によって表示される識別子は周期的に変更される制御であったが、これに限られない。ユーザによるカメラ3の操作中は識別子の表示を停止する制御を加えてもよい。
第3変形例の具体的な処理について説明する。図23は、管理サーバ1における、表示装置2の識別子の表示停止処理及びカメラの調整処理の流れを説明するフローチャートの一部である。図23に示すフローチャートは、図13のフローチャートのステップS20とステップS21の間に行われる処理である。
ステップS20の60秒タイマースタートの処理の後、提示制御部117は、コードIDに対応する表示装置2に対し、識別子の表示停止指示を送信する(ステップS121)。なお、この時の表示装置2は、ユーザ端末4が取得した識別子を取得後も表示していたものとする。
提示制御部117は、60秒タイマーがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS122)。タイムアップしたと判定した場合は(ステップS122→Yes)、ステップS13の新たな識別子を生成する処理に進む。一方、タイムアップしていないと判定した場合は(ステップS122→No)、処理はステップS123に進む。
タイムアップしていないと判定した場合、提示制御部117は、ユーザ端末4からの記録指示データを受信したか否かを判定する(ステップS123)。記録指示を受信していないと判定した場合は(ステップS123→No)、図13のステップS21のタイムアップ判定処理に進む。一方、記録指示データを受信したと判定した場合は(ステップS123→Yes)、ステップS124に進む。
提示制御部117は、表示装置2に対して5秒のタイマースタートの指示を送信する(ステップS124)。
情報制御部114は、カメラ3に対して撮影条件の調整指示を送信し(ステップS125)、ステップS23に進む。
カメラ3の撮影制御部312は、ステップS124で送信された調整指示を受信すると、表示装置2が5秒タイマーをカウントする期間を利用し、この期間内にカメラ3の撮影条件の調整処理を実行する。撮影条件は、ISO感度、シャッタースピード、ホワイトバランス等が外部環境に応じて調整される。
以上、表示装置2の表示が識別子からタイマースタートに変更する処理の流れについて説明した。次に、第3変形例における別の識別子が表示されるタイミングについて説明する。図24は、管理サーバ1による表示装置2の識別子表示再開処理の流れを説明するフローチャートの一部である。図24に示すフローチャートは、図14のフローチャートのステップS32の処理の後に行われるステップ33以降の処理、つまり、管理サーバ1による確認画像ページの生成処理後で確認画像ページのユーザ端末4への転送処理前に行われる表示装置2に対する処理である。
情報制御部114は新たな識別子を生成し(ステップS131)、管理情報記憶部182の内容を更新する(ステップS132)。即ち、新たに生成された識別子が管理情報記憶部182に登録される。
提示制御部117は、新たに登録された識別子を表示装置2に送信する(ステップS133)。表示装置2の識別子共有部211が、受信した識別子を識別子記憶部281に登録し、管理サーバ1と表示装置2で識別子が共有される。表示装置2の表示制御部212は、新たに共有された識別子を表示する。つまり、ユーザ端末4が記録指示データを管理サーバ1に送信した事を契機に、表示装置2では新たな識別子が表示される。
識別子共有部111は、タイマーをスタートする(ステップS134)。その後、処理は図12のステップS17に再度進む。以降の処理は同様である。
以上、説明したように、第3変形例は、以下のように構成される。
管理サーバ1は、記録指示データを受信すると、記録指示データにより記録処理を実行するカメラ3と組の表示装置2に対し、識別子を提示しないよう制御する提示制御部117(提示制御手段)を更に備える。
これにより、記録処理実行中のカメラ3の組の表示装置2は識別子が提示されなくなる。従って、記録指示データを送信したユーザ端末4以外のユーザ端末4が同じ識別子を取得することにより同じ記録指示データを送信する事態を防ぐことができる。
提示制御部117は、識別子を送信したユーザ端末4から予め設定された回数の記録指示を受信した場合、又は、記録指示を受信してから予め設定された時間を経過した場合に、表示装置2に対し、識別子の提示を再開するように制御する。
これにより、各ユーザは、排他的なカメラ3の利用時に、複数回の撮影を行うことができる。
更に、提示制御部117は、記録指示データを受信すると、受信した記録指示データにより記録処理を実行するカメラ3と組の表示装置2に対し、識別子に代えて5秒のタイマースタートによるカウントダウンを表示させ、この期間にカメラ3での撮影条件の調整を行うよう制御する。
これにより、ユーザは表示装置2によって画像データを取得するまでの時間を把握することができる。
また、カメラ3は、撮影環境に応じて適切な調整を行うことができる。例えば、明るさの違い(日中、夕方、夜間)に応じてカメラ3の撮影時の露光調整等を行うことにより、適切な状態でユーザを含む画像データを取得できる。
<第4の変形例>
上述した実施形態では、カメラ3にて撮影した記録画像を単独で表示することを想定した。これに限らず、カメラ3にて撮影した記録画像を、様々な方法で表示するようにしてもよい。
例えば、ユーザ端末4のブラウザがクッキーとして記憶しているユーザIDに基づいて、管理サーバ1が記憶している、このユーザIDに対応する複数の記録画像を、サムネイル表示等の形式で同時に表示するようにしてもよい。
次に、第4変形例の具体的な処理について、図25〜図28を参照しながら説明する。なお、以下に説明する第4変形例における処理の流れは、ユーザ端末4の処理を説明した図17のステップS416以降と同様である。
記録指示部412は、記録指示アイコン472をレイアウトしたページを管理サーバ1から受信すると、図25に示すような画像を出力部47に表示する。図25は、図17のステップS417で表示される操作ページ画像の例である。この例では、タッチを検出することで記録指示データが送信される記録指示アイコン472や、撮影できる回数等のテキストが表示される。
記録指示部412は、ユーザが記録指示アイコン472にタッチしたことを検出すると、撮影・記録をユーザに知らせる画像を出力部47に表示する。例えば、図26に示す画像を表示する。図26は、ユーザ端末4に表示されるタイマー表示画像の例を示す模式図である。図26中の「カメラの方向を見て下さい」の表示473におけるカメラの方向とはカメラ3の撮影光軸方向を意味する。「撮影まで5秒。」の表示474は、カメラ3の撮影が行われるまでのカウント(秒数)を意味する。カメラ3が撮影・記録を行って取得した記録画像は、管理サーバ1に送信される。
記録指示部412は、確認画像表示ページを管理サーバ1から受信すると、図27に示すような画像を出力部47に表示する。図27は、ユーザ端末4に表示される撮影完了画像の例を示す模式図である。図27には記録画像に基づいて生成されたサムネイル画像475が示される。また、サムネイル画像475の他に次の操作を行うためのアイコン476、477が表示される。この例では、もう一枚撮影を指示するためのアイコン476や、記録画像の一覧の表示を指示するためのアイコン477が表示されている。
記録指示部412は、ユーザがアイコン476に対してタッチしたことで一枚撮影を行うことを指示したことを検出した場合は、図25に示す画像を再び表示する。また、記録指示部412は、ユーザがアイコン477に対してタッチしたことで記録画像の一覧を確認の指示を検出すると、管理サーバ1に一覧を示すページを送信する要求を行う。記録指示部412は、一覧を示すページを受信すると、図28に示すような画像を出力部47に表示する。図28は、ユーザ端末4の出力部47に表示される撮影した写真の一覧画像の例を示す模式図である。
図28によれば、カメラ3によって取得された複数のサムネイル画像475、478が同一のページに示されていることがわかる。また、次に進むためのアイコン479が示されている。記録指示部412は、ユーザが画像を選択したことを検出すると、画像生成部413が当該画像を記録画像記憶部482に記憶するための処理を実行する。例えば、画像生成部413はユーザが選択した画像に対応する圧縮されていない画像を管理サーバ1に要求する。画像生成部413は、管理サーバから受信した画像を記録画像記憶部482に記憶する。これにより、ユーザは、自身が撮影した画像を一度に確認することができる。ユーザがアイコン479を選択すると、アンケート結果を入力する等の別ページに移動し、撮影管理処理が終了する。
<第5の変形例>
上述した実施形態では、カメラ3の撮影した記録画像のみを表示することを想定したが、これに限らず、他の情報も表示するようにしてもよい。
例えば、遊園地や観光地のように、撮影スポットが多数存在する場合に、その撮影スポットそれぞれにカメラ3を設置する。そして、この複数のカメラ3の内の何台のカメラ3で撮影をして記録画像を得たか(或いは、この複数のカメラ3の内の何台のカメラ3で撮影をして記録画像を得ていないか)という情報も表示するようにしてもよい。
これにより、ユーザは、遊園地等における複数の撮影スポットの全てを回ることを目指すといった方法で、カメラ3による撮影をより楽しむことができる。
また、他にも、例えば、管理サーバ1が、このユーザIDに対応する複数の記録画像の少なくとも一部同士を合成し、合成後の記録画像を表示するようにしてもよい。即ち、コラージュ画像として表示するようにしてもよい。また、この場合に、予め作成された画像素材(例えば、撮影スポットに関するキャラクターの画像等)を更に合成するようにしてもよい。これにより、ユーザは、自身が撮影した画像を、1つの画像として楽しむことができる。特に、撮影スポットが多数あり、そのそれぞれにカメラ3が設置されているような場合に、様々なスポットに訪れたことを表現するようなことができる。
更に、他にも、例えば、記録画像にユーザ端末4のユーザ以外の人物が写り込んだような場合に、管理サーバ1が、この人物に対応する画像領域をぼかしたり、モザイク処理をかけたりするようにしてもよい。例えば、上述の第3の変形例のように、ライブビューを表示する場合に、ユーザによるユーザ端末4からの記録指示に基づいて、ピントを合わせた領域に存在する人物をユーザ及びその友人等と想定する。或いはカメラ3における画角の中央領域等の予め設定した所定の領域に存在する人物を、画一的に、ユーザ及びその友人等と想定する。
そして、それ以外の他の領域に存在する人物に対応する画像領域をぼかしたり、モザイク処理をかけたりするようにしてもよい。
この第5変形例は、以下のように構成される。
即ち、撮影システムSは、カメラ3を複数有し、管理サーバ1は、記録指示を受け付けたカメラ3の数又は記録指示を受け付けていないカメラ3の数の少なくとも何れかを、ユーザ端末4又はユーザ端末4と対応付けて管理する管理制御部115(第3の管理制御手段)を備える。
これにより、遊園地等における複数の撮影スポットの全てを回ることを目指すといった方法で、カメラ3による撮影をより楽しむことができる。
また、管理サーバ1は、複数のカメラ3のそれぞれが、記録指示に基づいて取得した情報の少なくとも一部同士を合成し、該合成後の情報を特定したユーザ端末4又は特定したユーザ端末4に対応する外部装置5で参照可能となるように管理する管理制御部115(第4の管理制御手段)を更に備える。
これにより、ユーザは、自身が撮影した画像を、1つの画像として楽しむことができる。
<第6の変形例>
上述した実施形態では、ユーザ端末4にてユーザからの記録指示があってから、この記録指示を受け付けるか否かを管理サーバ1が判定していた。これに限らず、他の方法で、この判定を行うようにしてもよい。
例えば、ユーザからの記録指示の有無に関わらず、ユーザ端末4と管理サーバ1とが周期的に通信を行い、記録指示を受け付けられる状態であるかを確認する。そして、記録指示を受け付けられる確認が取れてから、ユーザ端末4にて記録指示を受け付けるための画面をはじめて表示するようにしてもよい。
これにより、ユーザが、記録指示が受け付けられない状態であるにも関わらず、無意味に記録指示を行ってしまうことを防止できる。
また、記録指示を受け付けられない状態の場合に、先に表示された識別子の数に基づいて特定することができるユーザ端末4の数(即ち、記録指示の順番待ちをしているユーザ端末4の数)の台数等の情報も表示が幾つであるのか等を表示するようにしてもよい。
これにより、ユーザは、どの程度待ったら、自身がカメラ3を用いて撮影を行うことができるのかを把握することができる。
即ち、本変形例のようにすることで、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
<第7の変形例>
上述した実施形態では、記録指示の対象がカメラ3であり、カメラ3にて記録画像を得ることを想定した。これに限らず、カメラ3以外の情報を得るために情報取得装置を、記録指示の対象としてもよい。
例えば、音を取得する録音装置や、温度等を検出するセンサといった情報取得装置を、記録指示の対象としてもよい。これにより、ユーザの記録指示に基づいて、音や温度等の情報を取得して、ユーザ端末4で参照可能とすることができる。
[他の変形例]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図7、図9、図10、及び図11の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮影システムSに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図7、図9、図10、及び図11の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
本実施形態における機能的構成は、演算処理を実行するプロセッサによって実現され、本実施形態に用いることが可能なプロセッサには、シングルプロセッサ、マルチプロセッサ及びマルチコアプロセッサ等の各種処理装置単体によって構成されるものの他、これら各種処理装置と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field‐Programmable Gate Array)等の処理回路とが組み合わせられたものを含む。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図2のリムーバブルメディア101により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。リムーバブルメディア101は、例えば、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク、又は光磁気ディスク等により構成される。光ディスクは、例えば、CD−ROM(Compact Disk−Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk),Blu−ray(登録商標) Disc(ブルーレイディスク)等により構成される。光磁気ディスクは、MD(Mini−Disk)等により構成される。また、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体は、例えば、プログラムが記録されている図3、図4、図5、及び図6における、ROM12、ROM22、ROM32、及びROM42や、記憶部18、記憶部28、記憶部36、及び記憶部48に含まれるハードディスク等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、これらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。本発明はその他の様々な実施形態を取ることが可能であり、上記実施形態と変形例の各構成を組み合わせることも可能である。更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、省略や置換等種々の変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、本明細書等に記載された発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[付記1]
識別子を周期的に変更して提示する提示手段と、前記識別子を前記提示手段と共有する管理手段と、ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子を取得し、前記取得した識別子と取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを前記管理手段に対して送信する通信手段と、を備え、前記管理手段は、前記通信手段により送信された前記操作指示に基づいて前記情報取得手段が取得した情報と、前記ユーザの識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする情報処理システム。
[付記2]
前記管理手段は更に、
前記操作指示に基づいて前記情報取得手段が取得した情報を、前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置と対応付けて管理する第1の管理制御手段を備える、
ことを特徴とする付記1に記載の情報処理システム。
[付記3]
前記情報取得手段は、前記識別子で特定される場所を撮影範囲として撮像する撮像手段を含み、前記操作指示に基づいて前記通信手段を所持するユーザを撮影範囲に含んだ画像を撮像し、前記撮像された画像を前記情報として取得する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の情報処理システム。
[付記4]
前記操作指示は、前記撮像手段に対し連続的に撮像させる指示を含み、
前記管理手段は、前記連続的に撮像させる指示により撮像された複数の画像を、前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置と対応付けて管理する第2の管理制御手段を備える、
ことを特徴とする付記3に記載の情報処理システム。
[付記5]
前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置は、前記撮像された複数の画像から特定の画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された特定の画像の送信を前記管理手段に指示する指示手段と、を更に備えることを特徴とする付記4に記載の情報処理システム。
[付記6]
前記通信手段は、
前記撮像手段によって逐次撮像されている画像を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された画像に基づくライブビュー画像を表示する表示手段と、を更に備えることを特徴とする付記3乃至5の何れかに記載の情報処理システム。
[付記7]
前記通信手段を複数有し、
前記管理手段は、前記通信手段から受信した前記識別子に基づいて前記情報取得手段を特定すると、前記特定された情報取得手段に対し、操作指示を送信した通信手段以外の通信手段からの操作指示を受け付けないように制御する第1の受付制御手段を更に備えることを特徴とする付記1乃至6の何れかに記載の情報処理システム。
[付記8]
前記管理手段は、前記識別子と前記操作指示とを受信すると、受信した識別子を共有している提示手段に対し前記識別子を提示しないよう制御する提示制御手段を更に備えることを特徴とする付記1乃至7に記載の情報処理システム。
[付記9]
前記提示制御手段は更に、前記識別子を送信した通信手段から予め設定された回数の操作指示を受信した場合、又は、前記操作指示を受信してから予め設定された時間を経過した場合に、前記提示手段に対し、前記識別子の提示を再開するように制御することを特徴とする付記8に記載の情報処理システム。
[付記10]
前記提示制御手段は更に、前記識別子と前記操作指示とを受信すると、受信した識別子を共有している提示手段に対し、前記識別子に代えて前記情報取得手段による情報取得処理を実行するまでの時間を提示するよう制御する、
ことを特徴とする付記8又は9に記載の情報処理システム。
[付記11]
前記情報取得手段は更に、前記管理手段を介して操作指示を受信すると、前記提示手段が前記情報取得処理を実行するまでの間に、情報取得に係る調整を行うように制御する調整制御手段を備える、
ことを特徴とする付記10に記載の情報処理システム。
[付記12]
前記通信手段を複数有し、
前記管理手段は更に、複数の前記通信手段から同じ識別子が送信された場合は、最初に識別子を送信した通信手段からの前記操作指示を優先して受け付けるよう制御する第2の受付制御手段を備えることを特徴とする付記1乃至11の何れかに記載の情報処理システム。
[付記13]
前記情報取得手段を複数有し、
前記管理手段は更に、
前記操作指示を受け付けた前記情報取得手段の数又は前記操作指示を受け付けていない前記情報取得手段の数の少なくとも何れかを、前記通信手段又は前記通信手段と対応付けて管理する第3の管理制御手段を備えることを特徴とする付記1乃至12の何れかに記載の情報処理システム。
[付記14]
提示手段と、管理手段と、通信手段と、情報取得手段とを備えるシステムが行う情報処理方法であって、
識別子を周期的に変更して前記提示手段に提示させる提示ステップと、
前記提示ステップにて提示される識別子を前記提示手段と前記管理手段とで共有させる共有ステップと、
ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子を取得し、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを前記管理手段に対して送信する送信ステップと、
前記送信ステップにて送信された前記操作指示に基づいて情報取得手段に情報を取得させる情報取得ステップと、
前記情報取得ステップにて取得された情報と、前記ユーザの識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する制御ステップと、
を含むことを特徴とする情報処理方法。
[付記15]
提示手段と、通信手段と、情報取得手段とに接続される管理手段のコンピュータを
前記提示手段が周期的に変更して提示する識別子を共有する共有機能、
前記提示手段に提示されていた識別子を取得した前記通信手段から、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを受信する第1の受信機能、
前記第1の受信機能により受信された前記操作指示に基づいて、前記情報取得手段が取得した情報を受信する第2の受信機能、
前記第1の受信機能により受信された識別子と前記第2の受信機能により受信された情報とを対応付けるよう制御する制御機能、
を実現させることを特徴とするプログラム。
[付記16]
提示装置と、通信装置と、情報取得装置とに接続され、
前記提示装置が周期的に変更して提示する識別子を共有する共有手段と、
前記提示装置に提示されていた識別子を取得した前記通信装置から、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される前記情報取得装置を操作する操作指示とを受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された前記操作指示に基づいて、前記情報取得装置が取得した情報を受信する第2の受信手段と、
前記第1の受信手段により受信された識別子と前記第2の受信手段により受信された情報とを対応付けるよう制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする管理装置。
1・・・管理サーバ,2・・・表示装置,3・・・カメラ,4・・・ユーザ端末,11,21,31,41・・・CPU,12,22,32,42・・・ROM,13,23,33,43・・・RAM,14,24,34,44・・・バス,15,25,35,45・・・入出力インターフェース,16,26,46・・・入力部,17,27,47・・・出力部,18,28,36,48・・・記憶部,19,29,37,49・・・通信部,38,50・・・撮像部,20,51・・・ドライブ,101,102・・・リムーバブルメディア,111・・・識別子共有部,112・・・管理部,181・・・識別子記憶部,182・・・管理情報記憶部,211・・・識別子共有部,212・・・表示制御部,281・・・識別子記憶部,311・・・記録指示応答部,312・・・撮影制御部,361・・・記録画像記憶部,411・・・識別子取得部,412・・・記録指示部,413・・・画像生成部,481・・・識別子記憶部,482・・・記録画像記憶部,C・・・二次元バーコード,S・・・撮影システム

Claims (16)

  1. 識別子を周期的に変更して提示する提示手段と、
    前記識別子を前記提示手段と共有する管理手段と、
    ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子を取得し、前記取得した識別子と取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを前記管理手段に対して送信する通信手段と、
    を備え、
    前記管理手段は、
    前記通信手段により送信された前記操作指示に基づいて前記情報取得手段が取得した情報と、前記ユーザの識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する制御手段を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記管理手段は更に、
    前記操作指示に基づいて前記情報取得手段が取得した情報を、前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置と対応付けて管理する第1の管理制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記情報取得手段は、前記識別子で特定される場所を撮影範囲として撮像する撮像手段を含み、前記操作指示に基づいて前記通信手段を所持するユーザを撮影範囲に含んだ画像を撮像し、前記撮像された画像を前記情報として取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記操作指示は、前記撮像手段に対し連続的に撮像させる指示を含み、
    前記管理手段は、前記連続的に撮像させる指示により撮像された複数の画像を、前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置と対応付けて管理する第2の管理制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記通信手段又は前記通信手段に対応する外部装置は、前記撮像された複数の画像から特定の画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された特定の画像の送信を前記管理手段に指示する指示手段と、を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記通信手段は、
    前記撮像手段によって逐次撮像されている画像を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された画像に基づくライブビュー画像を表示する表示手段と、を更に備えることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の情報処理システム。
  7. 前記通信手段を複数有し、
    前記管理手段は、前記通信手段から受信した前記識別子に基づいて前記情報取得手段を特定すると、前記特定された情報取得手段に対し、操作指示を送信した通信手段以外の通信手段からの操作指示を受け付けないように制御する第1の受付制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の情報処理システム。
  8. 前記管理手段は、前記識別子と前記操作指示とを受信すると、受信した識別子を共有している提示手段に対し前記識別子を提示しないよう制御する提示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の情報処理システム。
  9. 前記提示制御手段は更に、前記識別子を送信した通信手段から予め設定された回数の操作指示を受信した場合、又は、前記操作指示を受信してから予め設定された時間を経過した場合に、前記提示手段に対し、前記識別子の提示を再開するように制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記提示制御手段は更に、前記識別子と前記操作指示とを受信すると、受信した識別子を共有している提示手段に対し、前記識別子に代えて前記情報取得手段による情報取得処理を実行するまでの時間を提示するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の情報処理システム。
  11. 前記情報取得手段は更に、前記管理手段を介して操作指示を受信すると、前記提示手段が前記情報取得処理を実行するまでの間に、情報取得に係る調整を行うように制御する調整制御手段を備える、
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 前記通信手段を複数有し、
    前記管理手段は更に、複数の前記通信手段から同じ識別子が送信された場合は、最初に識別子を送信した通信手段からの前記操作指示を優先して受け付けるよう制御する第2の受付制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の情報処理システム。
  13. 前記情報取得手段を複数有し、
    前記管理手段は更に、
    前記操作指示を受け付けた前記情報取得手段の数又は前記操作指示を受け付けていない前記情報取得手段の数の少なくとも何れかを、前記通信手段又は前記通信手段と対応付けて管理する第3の管理制御手段を備えることを特徴とする請求項1乃至12の何れかに記載の情報処理システム。
  14. 提示手段と、管理手段と、通信手段と、情報取得手段とを備えるシステムが行う情報処理方法であって、
    識別子を周期的に変更して前記提示手段に提示させる提示ステップと、
    前記提示ステップにて提示される識別子を前記提示手段と前記管理手段とで共有させる共有ステップと、
    ユーザによる識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子を取得し、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを前記管理手段に対して送信する送信ステップと、
    前記送信ステップにて送信された前記操作指示に基づいて情報取得手段に情報を取得させる情報取得ステップと、
    前記情報取得ステップにて取得された情報と、前記ユーザの識別子の取得操作を検出した時に前記提示手段に提示されていた識別子と、を対応付けるよう制御する制御ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  15. 提示手段と、通信手段と、情報取得手段とに接続される管理手段のコンピュータを
    前記提示手段が周期的に変更して提示する識別子を共有する共有機能、
    前記提示手段に提示されていた識別子を取得した前記通信手段から、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される情報取得手段を操作する操作指示とを受信する第1の受信機能、
    前記第1の受信機能により受信された前記操作指示に基づいて、前記情報取得手段が取得した情報を受信する第2の受信機能、
    前記第1の受信機能により受信された識別子と前記第2の受信機能により受信された情報とを対応付けるよう制御する制御機能、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  16. 提示装置と、通信装置と、情報取得装置とに接続され、
    前記提示装置が周期的に変更して提示する識別子を共有する共有手段と、
    前記提示装置に提示されていた識別子を取得した前記通信装置から、前記取得した識別子と前記取得した識別子により特定される前記情報取得装置を操作する操作指示とを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記操作指示に基づいて、前記情報取得装置が取得した情報を受信する第2の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された識別子と前記第2の受信手段により受信された情報とを対応付けるよう制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする管理装置。
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