JP2020140600A - 仲介端末、通信システム、入力システム、仲介制御方法、及びプログラム - Google Patents

仲介端末、通信システム、入力システム、仲介制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来、撮影装置等のメモリ残量が少ない状態になったタイミングで画像データをアップロードするといった固定の処理が開示されているが、様々なニーズに応えることができない。また、このようなニーズに応えるために、様々なアプリケーションを撮影装置にインストールすることも考えられるが、撮影装置はPCのように容易にインストールすることできない。更に、撮影装置が一般ユーザによってインストールできない装置の場合には、様々なニーズに応えることが困難である。【解決手段】撮影装置1(データ生成装置)とサーバ5との通信を仲介する仲介端末3が、撮影装置1の事前に登録されたサービス内容に応じて、サーバ5からサービスを受けるための各種アプリケーションをダウンロードして、各種アプリケーションを起動させることで、アップロード、スライドショー表示、録画等の各種サービスを受けることができる。【選択図】図10

Description

本開示内容は、仲介端末、通信システム、入力システム、仲介制御方法、及びプログラムに関する。
デジタルカメラ等の撮影装置は、撮影することで生成した画像データを自装置内のメモリに記憶している。そして、メモリ残量が少ない状態になったタイミングで、撮影装置がインターネット等の通信ネットワークを介してサーバに画像データをアップロードすることで、メモリの空き容量を確保することができるようになった(特許文献1参照)。また、近年、撮影装置のユーザによっては、画像データをサーバへ送信するタイミングを変更したり、画像データを別の装置へ表示したりしたい等、様々なニーズがある。
しかしながら、先行技術では、メモリ残量が少ない状態になったタイミングで画像データをアップロードするといった固定の処理を実行しているため、撮影装置のユーザへ提供するサービスの拡張性が低い。また、このようなサービスの内容に応じた処理を実行させるために、そのサービス特有のアプリケーションを撮影装置にインストールさせることも考えられるが、インストールさせる手間を撮影装置のユーザに負担させることになる。更に、撮影装置が一般ユーザによってインストールできない装置の場合には、同様にサービスの拡張性が低いという課題が生じる。このような課題は、撮影装置だけでなく画像データ等の入力データを生成するデータ生成装置を利用するサービスをユーザへ提供する場合に共通に存在する。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、撮影装置等のデータ生成装置で生成された画像データ等の入力データを扱うサービスに関して、容易にサービスの内容を拡張させることを目的とする。
請求項1に係る発明は、入力データを生成する入力装置と、当該入力装置を用いたサービス内容を管理するサービス管理サーバとの通信を仲介する仲介端末であって、前記入力装置から当該入力装置を識別するための装置識別情報を取得する取得手段と、通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに、前記取得された装置識別情報を送信する送信手段と、前記サービス管理サーバが前記装置識別情報の受信に基づいて送信した、前記装置識別情報に関連付けられているサービス内容を示すサービス内容情報を受信する受信手段と、前記サービス内容情報で示されるサービス内容に応じて、前記入力装置から取得された前記入力データに対する処理を実行する処理実行手段と、を有することを特徴とする仲介端末である。
本発明によれば、データ生成装置で生成された入力データを扱うサービスに関して、容易にサービスの内容を拡張させることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る通信システムの全体構成図である。 撮影装置のハードウェア構成図である。 仲介端末のハードウェア構成図である。 サービス管理サーバ及び管理者端末のハードウェア構成図である。 通信システムの各機能ブロック図である。 (a)は撮影装置情報管理テーブルの概念図、(b)はサービス管理テーブルの概念図である。 (a)は仲介端末状態管理テーブルの概念図、(b)は録画管理テーブルの概念図である。 (a)はアプリケーション管理テーブルの概念図、(b)ファイル管理テーブルの概念図である。 (a)は撮影装置登録画面を示した図、(b)はサービス内容設定画面を示した図である。 (a)静止画のアップロードの通信経路を示した概略図、(b)静止画のアップロード及び静止画のスライドショーの通信経路を示した概略図、(c)録画及びアップロードの通信経路を示した概略図、(d)動画のアップロード及び動画のスライドショー通信経路を示した概略図である。 各サービス内容の処理を開始する前提の処理を示したシーケンスである。 各サービス内容の処理を開始する前提の処理を示したシーケンスである。 仲介端末が撮影装置から撮影装置情報を取得してサービス管理サーバに提供する処理を示したシーケンス図である。 静止画ファイルのアップロード及びスライドショーのサービスを実行する処理を示したシーケンス図である。 録画のサービスを実行する処理を示したシーケンス図である。
以下に図面を用いて、本実施形態に係る通信システムを詳細に説明する。
〔システムの概略〕
まず、通信システムの概略について説明する。図1は、本実施形態に係る通信システムの全体構成図である。なお、ここでは、ある学校に本実施形態の通信システムを適用した場合について説明する。
図1に示されているように、本実施形態の通信システムは、全天球撮影用の撮影装置1、仲介端末3、サービス管理サーバ5、管理者端末7、及びディスプレイ9によって構築されている。撮影装置1、仲介端末3、管理者端末7、及びディスプレイ9は、サービス管理サーバ5から見て、学校等のクライアントC側の装置又は端末である。
全天球撮影用の撮影装置1は、一度に2枚の立体射影方式の魚眼レンズを同時に使用して、1直線上で正反対の方向の画像を撮影、2枚の魚眼画像を座標変換及び合成し、正距円筒図法の全天球画像のデータを生成することができる特殊なデジタルカメラである。例えばこの撮影装置1が教壇に設置されることで、教師Tの講義及び学生Sの反応を同時に撮影することができる。
仲介端末3は、インターネット等の通信ネットワーク100に直接通信できる通信端末の一例である。仲介端末3は、通信ネットワーク100に直接通信できない撮影装置1と近距離無線通信を行うことで、撮影装置1とサービス管理サーバ5との通信を仲介する役割を果たす。近距離無線通信は、例えば、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等の技術を利用して行われる通信である。図1では、仲介端末3はディスプレイ9に接続されるドングルレシーバーのように使用されているが、このような接続形態に限られない。例えば仲介端末3とディスプレイ9がネットワークを介して接続されていてもよい。また、撮影装置1と仲介端末3が有線LAN等のケーブルを介して接続されていてもよい。
サービス管理サーバ5は、通信ネットワーク100を介して仲介端末3に各種アプリケーションを提供する等のサービスを提供するためのサーバである。
管理者端末7は、クライアントC側の管理者が利用するPC(Personal Computer)であり、通信ネットワーク100を介してサービス管理サーバ5に対し、提供を受けるサービス内容を設定することができる。
ディスプレイ9は、撮影装置1で撮影されることで得られた画像を仲介端末3から取得して表示するための表示手段の一例である。
なお、撮影装置1は入力装置の一例であり、ディスプレイ9は出力装置の一例である。また、撮影装置1と仲介端末3によって、入力システムが構築される。サービス管理サーバ5及び管理者端末は、単一又は複数のコンピュータによって構築されている。
〔ハードウェア構成〕
続いて、図2乃至図4を用いて、通信システムを構築する撮影装置1、仲介端末3、サービス管理サーバ5、及び管理者端末7のハードウェア構成を説明する。
<撮影装置のハードウェア構成>
図2は、撮影装置のハードウェア構成図である。以下では、撮影装置1は、2つの撮像素子を使用した全天球(全方位)撮影可能なデジタルカメラとするが、撮像素子は2つ以上いくつでもよい。また、必ずしも全方位撮影専用の装置である必要はなく、通常のデジタルカメラやスマートフォン等に後付けの全方位の撮像ユニットを取り付けることで、実質的に撮影装置1と同じ機能を有するようにしてもよい。
図2に示されているように、撮影装置1は、撮像ユニット101、画像処理ユニット104、撮像制御ユニット105、マイク108、音処理ユニット109、CPU(Central Processing Unit)111、ROM(Read Only Memory)112、SRAM(Static Random Access Memory)113、DRAM(Dynamic Random Access Memory)114、操作部115、ネットワークI/F116、通信部117、アンテナ117a、電子コンパス118、ジャイロセンサ119、加速度センサ120及び端子121によって構成されている。
このうち、撮像ユニット101は、各々半球画像を結像するための180°以上の画角を有する広角レンズ(いわゆる魚眼レンズ)102a,102bと、各広角レンズに対応させて設けられている2つの撮像素子103a,103bを備えている。 撮像素子103a,103bは、魚眼レンズ102a,102bによる光学像を電気信号の画像データに変換して出力するCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサやCCD(Charge Coupled Device)センサなどの画像センサ、この画像センサの水平又は垂直同期信号や画素クロックなどを生成するタイミング生成回路、この撮像素子の動作に必要な種々のコマンドやパラメータなどが設定されるレジスタ群などを有している。
撮像ユニット101の撮像素子103a,103bは、各々、画像処理ユニット104とパラレルI/Fバスで接続されている。一方、撮像ユニット101の撮像素子103a,103bは、撮像制御ユニット105とは、シリアルI/Fバス(I2Cバス等)で接続されている。 画像処理ユニット104、撮像制御ユニット105及び音処理ユニット109は、バス110を介してCPU111と接続される。さらに、バス110には、ROM112、SRAM113、DRAM114、操作部115、ネットワークI/F116、通信部117、及び電子コンパス118なども接続される。
画像処理ユニット104は、撮像素子103a,103bから出力される画像データをパラレルI/Fバスを通して取り込み、それぞれの画像データに対して所定の処理を施した後、これらの画像データを合成処理して、正距円筒射影画像のデータを作成する。
撮像制御ユニット105は、一般に撮像制御ユニット105をマスタデバイス、撮像素子103a,103bをスレーブデバイスとして、I2Cバスを利用して、撮像素子103a,103bのレジスタ群にコマンド等を設定する。必要なコマンド等は、CPU111から受け取る。また、撮像制御ユニット105は、同じくI2Cバスを利用して、撮像素子103a,103bのレジスタ群のステータスデータ等を取り込み、CPU111に送る。
また、撮像制御ユニット105は、操作部115のシャッターボタンが押下されたタイミングで、撮像素子103a,103bに画像データの出力を指示する。撮影装置1によっては、ディスプレイ(例えば、スマートフォン5のディスプレイ517)によるプレビュー表示機能や動画表示に対応する機能を持つ場合もある。この場合は、撮像素子103a,103bからの画像データの出力は、所定のフレームレート(フレーム/分)によって連続して行われる。
また、撮像制御ユニット105は、後述するように、CPU111と協働して撮像素子103a,103bの画像データの出力タイミングの同期をとる同期制御手段としても機能する。なお、本実施形態では、撮影装置1にはディスプレイが設けられていないが、表示部を設けてもよい。
マイク108は、音を音(信号)データに変換する。音処理ユニット109は、マイク108から出力される音データをI/Fバスを通して取り込み、音データに対して所定の処理を施す。
CPU111は、撮影装置1の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ROM112は、CPU111のための種々のプログラムを記憶している。SRAM113及びDRAM114はワークメモリであり、CPU111で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。特にDRAM114は、画像処理ユニット104での処理途中の画像データや処理済みの正距円筒射影画像のデータを記憶する。
操作部115は、シャッターボタン115aなどの操作ボタンの総称である。ユーザは操作部115を操作することで、種々の撮影モードや撮影条件などを入力する。
ネットワークI/F116は、SDカード等の外付けのメディアやパーソナルコンピュータなどとのインターフェース回路(USBI/F等)の総称である。また、ネットワークI/F116としては、無線、有線を問わない。DRAM114に記憶された正距円筒射影画像のデータは、このネットワークI/F116を介して外付けのメディアに記録されたり、必要に応じてネットワークI/F116を介してスマートフォン5等の外部端末(装置)に送信されたりする。
通信部117は、撮影装置1に設けられたアンテナ117aを介して、近距離無線通信によって、スマートフォン5等の外部端末(装置)と通信を行う。この通信部117によっても、正距円筒射影画像のデータをスマートフォン等の外部端末(装置)に送信することができる。
電子コンパス118は、地球の磁気から撮影装置1の方位を算出し、方位情報を出力する。 この方位情報はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮影画像の画像補正等の画像処理に利用される。なお、関連情報には、画像の撮影日時、及び画像データのデータ容量の各データも含まれている。
ジャイロセンサ119は、撮影装置1の移動に伴う角度の変化(Roll角、Pitch角、Yaw角)を検出するセンサである。 角度の変化はExifに沿った関連情報(メタデータ)の一例であり、撮像画像の画像補正等の画像処理に利用される。
加速度センサ120は、3軸方向の加速度を検出するセンサである。撮影装置1は、加速度センサ120が検出した加速度に基づいて、自装置(撮影装置1)の姿勢(重力方向に対する角度)を算出する。撮影装置1に、ジャイロセンサ119と加速度センサ120の両方が設けられることによって、画像補正の精度が向上する。
端子121は、Micro USB用の凹状の端子である。
<仲介端末のハードウェア構成>
図3は、仲介端末のハードウェア構成図である。図3に示されているように、仲介端末3は、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)304、GPU(Graphics Processing Unit)305、インターフェースI/F306、近距離通信部307、アンテナ307a、遠距離通信部308、アンテナ308a、及びバスライン310を備えている。
これらのうち、CPU301は、仲介端末3の全体の動作を制御すると共に必要な処理を実行する。ROM302は、CPU301のための種々のプログラムを記憶している。RAM303は、ワークメモリであり、CPU301で実行するプログラムや処理途中のデータ等を記憶する。EEPROM304は、CPU31の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。GPU305は、ディスプレイ9の画面に表示する画像(静止画又は動画)を描画するための処理を行う。インターフェースI/F306は、ディスプレイ9側のインターフェースに接続するための入出力部分である。なお、インターフェースI/F306には撮影装置1やサービス管理サーバ5と遠距離無線通信以外の通信方法で通信する場合に利用する通信インターフェースが含まれていてもよい。
近距離通信部307は、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、NFC等の技術を利用して行われる通信であり、撮影装置1と近距離無線通信を行う。アンテナ307aは、近距離通信部307のアンテナである。一方、遠距離通信部308は、LTE(Long Term Evolution)の技術を利用して行われる通信であり、通信ネットワーク100を介してサービス管理サーバ5と遠距離無線通信を行う。アンテナ308aは、遠距離通信部308のアンテナである。
バスライン310は、図3に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
<サービス管理サーバのハードウェア構成>
図4は、サービス管理サーバ5のハードウェア構成図である。図4に示されているように、サービス管理サーバ5は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、メディアI/F507、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、マウス512、及びDVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514を備えている。
これらのうち、CPU501は、サービス管理サーバ5全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。メディアI/F507は、フラッシュメモリ等の記録メディア506に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン510は、図4に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。マウス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−RやBlu-ray Disc(ブルーレイディスク)等であってもよい。
<管理者端末のハードウェア構成>
管理者端末7は、コンピュータによって構築されており、図4に示されているように、CPU701、ROM702、RAM703、HD704、HDDコントローラ705、ディスプレイ706、メディアI/F707、ネットワークI/F709、データバス710、キーボード711、マウス712、及びDVD−RWドライブ714を備えている。
これらは、それぞれ、サービス管理サーバ5における、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDDコントローラ505、ディスプレイ506、メディアI/F507、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、マウス512、及びDVD−RWドライブ514と同様の構成であるため、これらの説明を省略する。
〔通信システムの各機能構成〕
続いて、図5乃至図8を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、通信システムの各機能ブロック図である。
<撮影装置の機能構成>
まずは、撮影装置1の機能構成について説明する。図5に示されているように、撮影装置1は、受付部12、本体管理部13、撮影部16、提供・取得部18、及び記憶・読出処理部19を有している。これら各部は、図2に示されている各構成要素のいずれかが、DRAM114からSRAM113上に展開された撮影装置用プログラムに従ったCPU111からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
また、撮影装置1は、SRAM113及びDRAM114によって構築される記憶部1000を有している。
(撮影装置の各機能構成)
次に、撮影装置1の各機能構成について詳細に説明する。
受付部12は、管理者等の操作を受け付けて、操作内容に応じて本体管理部13等の他の機能部に指示を行う。本体管理部13は、撮影装置1全体の管理を行う。撮影部16は、被写体等を撮影することで、画像データを生成する。提供・取得部18は、他の装置(又は端末)と近距離無線通信等の通信を行うことで、他の装置(又は端末)にデータを提供したり、他の装置(又は端末)からデータを取得したりする。記憶・読出処理部19は、記憶部1000に対してデータを記憶したり、記憶部1000からデータを読み出したりする。
<仲介端末の機能構成>
次に、仲介端末3の機能構成について説明する。図5に示されているように、仲介端末3は、送受信部31、受付部32、本体管理部33、撮影装置管理部34、ブラウザ管理部35、提供・取得部38、記憶・読出処理部39、ブラウザ部41、アップロード実行部42、録画実行部43を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、EEPROM304からRAM303上に展開された仲介端末用プログラムに従ったCPU301からの命令によって動作することで実現される機能又は手段である。
また、仲介端末3は、RAM303及びEEPROM304によって構築される記憶部3000を有している。
(仲介端末の各機能構成)
次に、仲介端末3の各機能構成について詳細に説明する。
送受信部31は、管理者等の操作を受け付けて、操作内容に応じて本体管理部33等の他の機能部に指示を行う。
受付部32は、管理者等の操作を受け付けて、操作内容に応じて本体管理部33等の他の機能部に指示を行う。
本体管理部33は、仲介端末3全体の管理を行い、例えば、撮影装置管理部34及びブラウザ管理部35等に所定の指示や要求を送る。
撮影装置管理部34は、撮影装置1を用いたサービスを受けるために、例えば、アップロード実行部42や録画実行部43を生成する。
ブラウザ管理部35は、管理対象であるブラウザ部41を識別するためのブラウザIDを管理している。
提供・取得部38は、他の装置(又は端末)と近距離無線通信等の通信を行うことで、他の装置(又は端末)にデータを提供したり、他の装置(又は端末)からデータを取得したりする。
記憶・読出処理部39は、記憶部3000に対してデータを記憶したり、記憶部3000からデータを読み出したりする。
ブラウザ部41は、閲覧ソフトウェアであるブラウザにより実現される。
アップロード実行部42は、処理実行部の一例であり、仲介端末3が、主に撮影装置1で生成された静止画又は動画の画像データをアップロードする処理に寄与する。
録画実行部43は、処理実行部の一例であり、仲介端末3が、主に撮影装置1に録画を指示したり撮影装置1で録画により得られた静止画又は動画の画像データをアップロードしたりする処理に寄与する。
<サービス管理サーバの機能構成>
次に、サービス管理サーバ5の機能構成について説明する。図5に示されているように、サービス管理サーバ5は、送受信部51、判断部55、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、HD504からRAM503上に展開されたサービス管理サーバ用プログラムに従ったCPU501からの命令によって、動作することで実現される機能又は機能する手段である。
また、サービス管理サーバ5は、図4に示されているRAM503及びHD504によって構築される記憶部5000を有している。なお、下記各テーブルで同じ名称の項目(カラム)は同じ意味を示すため、2つ目以降の説明を省略する。
(撮影装置情報管理テーブル)
図6(a)は、撮影装置情報管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図6(a)に示されているような撮影装置情報管理テーブルによって構成されている撮影装置情報管理DB5001が構築されている。この撮影装置情報管理テーブルでは、契約ID毎に、撮影装置ID、MAC(Media Access Control address)アドレス、ユーザID、IPアドレス、装置パスワード、仲介端末ID、サービスID、及び撮影装置と仲介端末との接続状態が関連付けられて管理されている。
これらのうち、契約IDは、管理者(及びユーザ)がサービスを受ける際の契約番号等を示した契約内容を識別するための契約識別情報の一例である。
撮影装置IDは、撮影装置を識別するための撮影装置識別情報の一例である。なお、略して、装置識別情報と示す場合もある。また、MACアドレスが撮影装置IDであってもよい。
ユーザIDは、撮影装置1や仲介端末3を利用するユーザを識別するためのユーザ(利用者)識別情報の一例である。ユーザIDにはユーザ名やメールアドレス等も含まれる。なお、ユーザには、管理者、ゲスト等も含まれる。なお、ユーザIDは必ずしも関連付けられていなくてもよい。
装置パスワードは、撮影装置1を用いたサービスを受ける際に必要な撮影装置1に固有のパスワードである。
仲介端末IDは、撮影装置1と対応付けられた仲介端末を識別するための仲介端末識別情報の一例である。なお、略して、端末識別情報と示す場合もある。
IPアドレスは、撮影装置1のネットワーク上のアドレスを示す情報の一例である。
サービスIDは、撮影装置1を用いたサービス内容を識別するためのサービス識別情報の一例である。
撮影装置と仲介端末との接続状態は、撮影装置1と仲介端末3との接続状態を示す情報である。
(サービス管理テーブル)
図6(b)は、サービス管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図6(b)に示されているようなサービス管理テーブルによって構成されているサービス管理DB5002が構築されている。このサービス管理テーブルでは、サービスID、入力系アプリケーションID、出力系アプリケーションID、及びブラウザIDが関連付けられて管理されている。なお、図6(b)で示されているように必ずしも出力系アプリケーションIDやブラウザIDをサービスIDに関連付けなくともよい。また、サービスIDには出力系アプリケーションIDのみ、又は出力系アプリケーションID及びブラウザIDのみがそれぞれ関連付けられていてもよい。また、図6(b)で図示しているサービスIDはあくまで一例であって、図示したサービスID以外のサービスIDが関連付けて管理されていてもよい。また、サービスIDはサービス名であってもよいし、サービスIDとは別にサービス名を関連付けて図6(b)のサービス管理テーブルにおいて管理してもよい。
これらのうち、入力系アプリケーションIDは、サービス管理サーバ5にとってデータが入力される処理を実行するための入力系アプリケーションを識別するための入力系アプリケーション識別情報の一例である。
出力系アプリケーションIDは、サービス管理サーバ5によってデータが出力される処理を実行するための出力系アプリケーションを識別するための出力系アプリケーション識別情報の一例である。
ブラウザIDは、閲覧ソフトウェアであるブラウザを識別するためのブラウザ識別情報の一例である。
(仲介端末状態管理テーブル)
図7(a)は、仲介端末状態管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7(a)に示されているような仲介端末状態管理テーブルによって構成されている仲介端末状態管理DB5003が構築されている。この仲介端末状態管理テーブルでは、契約ID毎に、仲介端末ID、端末ローカルIPアドレス、端末状態、ブラウザID、ブラウザ状態、及び出力系アプリケーションIDが関連付けられて管理されている。
これらのうち、端末ローカルIPアドレスは、仲介端末3のローカルIPアドレスの一例である。端末状態は、サービス管理サーバ5と仲介端末3との接続状態を示す情報である。ブラウザ状態は、ブラウザ状態は、ブラウザ部41が起動中か未起動かの起動状態を示す情報である。
(録画管理テーブル)
図7(b)は、録画管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図7(b)に示されているような録画管理テーブルによって構成されている録画管理DB5004が構築されている。この録画管理テーブルでは、撮影装置ID毎に、録画時刻(録画の開始時刻と終了時刻)、及びアップロード開始時刻が関連付けられて管理されている。
録画の開始時刻は、撮影装置1に録画を開始させる時刻である。
録画の終了時刻は、撮影装置1に録画を終了させる時刻である。
アップロード時刻は、仲介端末3が撮影装置1で録画された画像データを取得して、サービス管理サーバ5にアップロードする時刻である。
(アプリケーション管理テーブル)
図8(a)は、アプリケーション管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8(a)に示されているようなアプリケーション管理テーブルによって構成されているアプリケーション管理DB5005が構築されている。このアプリケーション管理テーブルでは、アプリケーションID、アプリケーション種別、アプリケーションURL、及び対応ブラウザ又は対応機器の情報が関連付けられて管理されている。なお、図8(a)で図示しているアプリケーションIDはあくまで一例であって、図示したアプリケーションID以外のアプリケーションIDが関連付けて管理されていてもよい。
これらのうち、アプリケーションIDはアプリケーションを識別するための識別情報の一例である。アプリケーションIDはアプリケーション名であってもよいし、アプリケーションIDとアプリケーション名を関連付けてサービス管理サーバ5上で管理されていてもよい。
アプリケーション種別は、入力系(In)又は出力系(Out)等のアプリケーションの種別を示す種別情報の一例である。図8(a)で示されるIn 及びOutは種別情報の一例であって、これらの種別以外の種別情報を管理していてもよい。例えば入力処理や出力処理ではなく画像処理や統計処理等の演算処理を実行するアプリケーションや撮影装置1を制御するための制御処理を実行するアプリケーション等はIn やOutといった種別情報とは異なる種別情報を関連付けて管理してもよい。また、上述したようにこのようなアプリケーションをアプリケーション管理テーブルで管理してもよい。
アプリケーションURLは、アプリケーション等が保存された保存場所を示す保存場所情報の一例である。
対応ブラウザ又は対応機器は、アプリIDで示されるアプリケーションが、ブラウザに対応したものか、又は仲介端末等の機器に対応したものであるかを示す情報である。なお、対応するブラウザの種類(例えばモバイル機器向けのブラウザ)や対応する機器の種類を示す情報であってもよい。
(ファイル管理テーブル)
図8(b)は、ファイル管理テーブルを示す概念図である。記憶部5000には、図8(b)に示されているようなファイル管理テーブルによって構成されているファイル管理DB5006が構築されている。ファイル管理DB5006は、サービス管理サーバ5が撮影装置1の入力データのファイルをサーバ上で管理するために用いられる。このファイル管理テーブルでは、契約ID毎に、ユーザID、及びファイル(ファイル名)が関連付けられて管理されている。ファイル名は、アップロードされた入力データのファイル名を示す。
(サービス管理サーバの各機能)
次に、サービス管理サーバ5の各機能構成について詳細に説明する。
送受信部51は、図4に示されているCPU501からの命令によって実行され、ネットワークI/F509に対する処理によって実現される。例えば、送受信部51は、通信ネットワーク100を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
判断部55は、CPU501からの命令によって実現され、各種判断を行う。
記憶・読出処理部59は、CPU501からの命令によって実現され、記憶部5000に各種データを記憶したり、記憶部5000に記憶された各種データを読み出したりする処理を行う。
〔実施形態の処理及び動作〕
続いて、図9乃至図15を用いて、本実施形態の処理及び動作について説明する
<事前登録>
まずは、図9を用いて、学校等のクライアントC内の管理者が、管理者端末7からサービス管理サーバ5にアクセスして、サービス内容の事前登録をする際の画面例を説明する。図9(a)は撮影装置登録画面を示した図、図9(b)はサービス内容設定画面を示した図である。これらの画面を作成するための画面情報がサービス管理サーバ5から管理者端末7へ送信されることで管理者端末7の表示画面上で表示させることができる。
管理者が管理者端末7からサービス管理サーバ5に図6(a)で示されるユーザIDでログインすることで、管理者端末7のディスプレイ708上に、図9(a)に示されているような撮影装置登録画面を表示させる。なお、ユーザIDではなく契約IDでログインしてもよい。このような場合には契約IDがユーザIDとして扱われる。この撮影装置登録画面には、ログイン中のユーザのユーザID(「ando@・・・」)の他に、撮影装置毎に、撮影装置ID、撮影装置のパスワード、撮影装置のIPアドレス、仲介端末IDの入力欄が表示されている。また、撮影装置毎に詳細なサービス内容を設定するためのサービス内容設定画面に移行させる際に押下される「アプリ」ボタンが表示されている。その他に、サービス管理サーバとの接続を確認するための「接続確認」ボタン、及び登録内容を確定してサービス管理サーバに送信するための「確定」ボタンが表示されている。なお、サービス内容を設定する上でユーザのログインや事前契約を不要とする場合には、ユーザがログインしなくとも管理者端末7がサービス管理サーバ5へアクセスするだけで、撮影装置毎にサービスを設定させてもよい。このような場合には、図9(a)の撮影装置登録画面ではユーザIDは表示されない。
利用者が「アプリ」ボタンを押下すると、図9(b)に示されているように、サービス内容設定画面が表示される。このサービス内容設定画面には、撮影装置毎に、アップロード、スライドショー、録画、又はライブ配信の各サービスを受ける場合にチェックするチェックボックスが表示されている。録画のサービスを受ける場合には、撮影装置1の録画開始時刻及び録画終了時刻、並びに撮影装置1が録画して生成した画像データのアップロードを開始する時刻を入力する必要がある。なお、チェックボックスによるチェックはあくまで一例であって、利用したいサービスが識別できればよい。例えば、ON/OFFで有効にするサービスを切り替えてもよいし、利用したいサービス名を候補となるサービス名からユーザに選択させてもよい。
なお、スライドショーはアップロードのサービスを受けること前提のサービスである。また、静止画のスライドショー表示と動画のスライドショー表示(ライブ配信)とは排他的な関係にあり、一方を選択すると他方が選択できない。
なお、図9(b)に示されている設定されるサービスの候補は、図6(b)で示されているサービスIDと対応する。例えば、図9(b)に示されているアップロードサービス(スライドショーサービスをチェックしていない場合)、録画サービス、ライブ配信サービスといったサービスはそれぞれ、図6(b)で示されている「Tag_CmUpload」、「Tag_CmRecord」、「Tag_CmLive」とそれぞれ対応する。また、アップロードサービスをチェックし、かつ、スライドショーサービスもチェックした場合には、例えば図6(b)で示されている「Tag_CmSlide1」といったサービスIDが対応する。このような図9(b)の画面と図6(b)で示されているサービスIDとの対応付けはあくまで一例であって、他の方法で対応付けられていてもよい。また、図6(b)の説明で述べたように、図9(b)で図示しているサービスの候補はあくまで一例であって、図示したサービス以外のサービスが設定できてもよい。例えば、撮影装置1の撮影指示をユーザの端末から送信するサービスが設定できてもよい。また、図9(b)ではサービスの候補は例えば「アップロードサービス」等のサービス名で示されているが、サービスIDで設定する対象のサービスの候補が示されていてもよい。
図9(b)に示されるサービス内容設定画面においてサービス内容を設定した上で、「戻る」ボタンを押下すると、設定内容を引き継いだ状態で図9(a)の撮影装置登録画面を管理者端末7の表示画面に再度表示させる。さらに、図9(a)の撮影装置登録画面において入力欄にそれぞれ情報を入力した上で、「確定」ボタンを押下することで、登録内容がサービス管理サーバ5へ送信され、ログインしているユーザのユーザIDに対して、図9(a)において入力した撮影装置ID、撮影装置のパスワード、撮影装置のIPアドレス、仲介端末ID、図9(b)で設定したサービスに対応するサービスIDをサービス管理サーバ5上でそれぞれ関連付けて管理されるよう、登録内容を更新させる。具体的には、図6(a)で示されるテーブル図において、対応する情報がそれぞれ更新される。契約IDはユーザIDと別途関連付けてサービス管理サーバ5上で管理されているため、ユーザIDが特定できていれば契約IDも特定することができる。
なお、サービスを設定する上でログインを不要とする場合には、ユーザIDは空欄とし、設定した登録内容がそれぞれ図6(a)で関連付けて登録される。また、事前契約を不要とする場合には契約IDは登録内容とは関連付けられずに図6(a)で関連付けて登録される
<各サービスの通信概要>
続いて、図10を用いて、図9(b)に示されるサービス内容設定画面で設定されるサービスの一例である各サービスの通信概要を説明する。なお、図中のステップS番号は、後述のステップS番号に対応する。
(サービス内容1)
図10(a)は静止画のアップロードの通信経路を示した概略図である。図10(a)に示されているように、仲介端末3は、撮影装置1から近距離無線通信等の通信により静止画データを取得し、通信ネットワーク100を介してサービス管理サーバ5に静止画データをアップロードする(S208参照)。図9(b)に示されるサービス内容設定画面における「アップロードサービス」と対応する。
(サービス内容2)
図10(b)は静止画のアップロード及び静止画のスライドショーの通信経路を示した概略図である。図10(b)に示されているように、仲介端末3は、サービス内容1に加え、撮影装置1から近距離無線通信等の通信により取得した静止画データを、ディスプレイ9にスライドショー表示する(S217参照)。図9(b)に示されるサービス内容設定画面における「スライドショーサービス」と対応する。
(サービス内容3)
図10(c)は録画及びアップロードの通信経路を示した概略図である。図10(c)に示されているように、仲介端末3は、撮影装置1に録画を実行させ(S310参照)、撮影装置1から近距離無線通信等の通信により動画データ(録画データ)を取得し、通信ネットワーク100を介してサービス管理サーバ5に動画データをアップロードする(S323参照)。なお、録画データは静止画データであってもよい。図9(b)に示されるサービス内容設定画面における「録画サービス」と対応する。
(サービス内容4)
図10(d)は動画のアップロード及び動画のストリーミング通信経路を示した概略図である。図10(d)に示されているように、仲介端末3は、静止画データのアップロード(S208参照)と同様に、動画データをアップロードする。更に、仲介端末3は、静止画データのスライドショー表示(S217参照)と同様の経路で、動画データのストリーミング配信及び表示を行う。なお、仲介端末3が、撮影装置1から動画データを取得して、ディスプレイ9にストリーミング配信及び表示する一連の処理がライブ配信のサービス内容である。図9(b)に示されるサービス内容設定画面における「ライブ配信サービス」と対応する。
<各サービス処理を開始する前提の処理>
続いて、図11及び12を用いて各サービス内容の処理を開始する前提の処理について説明する。図11及び図12は、各サービス内容の処理を開始する前提の処理を示したシーケンスである。
まず、受付部32は、クライアントCの管理者等によって仲介端末3の電源をONにしたことを受け付けると、受付部32が本体管理部33を起動させる(S1)。これにより、送受信部31は、本体管理部33の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51からの要求を受信するための通信路を、送受信部31と送受信部51との間で確立する(S2)。この際、仲介端末3から、この仲介端末3を識別するための仲介端末IDも送信されることで、送受信部51が記憶・読出処理部59に仲介端末IDを送る。これにより、記憶・読出処理部59は、仲介端末IDに基づいて、仲介端末状態管理DB5003の端末状態を「非接続」から「接続中」に更新する(S3)。
次に、本体管理部33は、撮影装置管理部34に、サービス開始の要求を伝える(S4)。そして、送受信部31は、撮影装置管理部34の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51に、図9等に示される事前登録の処理によって仲介端末3に関連付けられたサービス内容を示すサービスリストの要求を送信する(S5)。サービス内容には仲介端末3に関連付けられたサービスを識別するためのサービスID、サービスを実現するために実行するアプリケーションを識別するためのアプリケーションID(以下、「アプリID」という)、アプリIDに対応するプログラム等が含まれる。なお、プログラムは予め仲介端末3が有していてもよい。この際、要求元である仲介端末3を識別するための仲介端末IDも送信されることで、送受信部51が記憶・読出処理部59に仲介端末IDを送る。これにより、記憶・読出処理部59は、仲介端末IDを検索キーとして、撮影装置情報管理DB5001、サービス管理DB5002、及びアプリケーション管理DB5005を順次検索することで、対応するアプリケーションURLを読み出す(S6)。例えば、仲介端末IDが「Eg001-01」の場合、最初に、記憶・読出処理部59は、仲介端末ID「Eg001-01」を検索キーとして撮影装置情報管理DB5001(図6(a)参照)を検索することにより、対応するサービスID「Tag_CmSlide1」を読み出す。次に、記憶・読出処理部59は、サービスID「Tag_CmSlide1」を検索キーとしてサービス管理DB5002(図6(b)参照)を検索することにより、対応する入力系アプリケーションのアプリID「AP_EgCmUpload」を読み出す。最後に、記憶・読出処理部59は、入力系アプリケーションのアプリID「AP_EgCmUpload」を検索キーとしてアプリケーション管理DB5005(図8(a)参照)を検索することにより、対応するアプリケーションURL「https://daas.com/cm_upload.jnlp」を読み出し、アプリIDに対応するプログラムを特定する。
同様にして、記憶・読出処理部59は、仲介端末ID「Eg001-01」に対応するサービスID「Tag_CmRecord」を検索キーとして、最終的にアプリケーションURL「https://daas.com/cm_record.jnlp」を読み出し、アプリIDに対応するプログラムを特定する。そして、送受信部51が、仲介端末3の送受信部31にサービスリストを送信することで、送受信部31が撮影装置管理部34にサービスリストを送る(S7)。この際、サービスリストが示すサービス内容には、仲介端末側でサービスを受けるためのアプリケーションのプログラムの一例であるJNLP(Java Network Launching Protocol)ファイル、サービスID及びアプリIDが含まれる。
次に、撮影装置管理部34は、受信されたJNLPファイル(https://….com/cm_upload.jnlp)を実行して、アップロード実行部42を生成する(S8)。同様に、撮影装置管理部34は、受信されたJNLPファイル(https://….com/cm_record.jnlp)を実行して、録画実行部43を生成する(S9)。なお、サービス内容ではアプリIDがサービスIDと対応付けられているため、アプリIDに対応するプログラムがどのサービスに対応付けられたプログラムなのか判別することができる。このように撮影装置1が仲介端末3と未接続の場合であっても、予め撮影装置1を用いたサービスを実現するためのプログラムをサービス管理サーバ5から仲介端末3が受信及び実行して準備しておくことができる。
次に、本体管理部33は、ブラウザIDを取得するために、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)等を利用してブラウザ管理部35を探査し(S10)、発見したブラウザ管理部35から、ブラウザ管理部35の管理対象であるブラウザ部41を識別するためのブラウザIDを取得する。なお、本実施形態では、仲介端末3内に本体管理部33とブラウザ管理部35とを備えている例が示されているが、仲介端末3が有す本体管理部33が他の仲介端末のブラウザ部と同一のネットワークを介して通信することによって、複数のブラウザ管理部及びブラウザ部をも利用可能にするために、SNMP等を利用してブラウザ管理部35の探査が行われている。そのため、ブラウザ管理部35の探査は必ずしも必須ではなく、本体管理部33がブラウザIDを取得する取得先(ブラウザ管理部35)が予め設定されていてもよい。
次に、送受信部31は本体管理部33の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51に対して、取得したブラウザIDに対応するブラウザ部(本実施形態では仲介端末3のブラウザ部41)が利用可能な状態になった旨を示すブラウザ利用可能通知を送信することで、送受信部51が記憶・読出処理部59にブラウザ利用可能通知を送る(S12)。この際、本体管理部33が取得したブラウザIDも送信される。これにより、記憶・読出処理部59は、取得したブラウザIDに基づいて、仲介端末状態管理DB5003のブラウザ状態を「未起動」から「起動中」に更新する(S12)。
続いて、図12に示されているように、本体管理部33は、取得したブラウザID、及び初期アクセスURLを指定して、このブラウザIDで特定されるブラウザ部41の起動をブラウザ管理部35へ要求する(S21)。なお、初期アクセスURLは、ブラウザ部41が最初にアクセスすべきURLを示し、予めブラウザ管理部35に設定されている。
次に、ブラウザ管理部35は、本体管理部33からの要求に応じ、ブラウザIDで特定されるブラウザ部41をKIOSK(キオスク)モードで起動する(S22)。この際、ブラウザ管理部35は、初期アクセスURLをブラウザ部41に入力する。ブラウザ部41は、キオスクモードでの起動によって、送受信部51にHTTPリクエストを送信することで、送受信部51が初期アクセスURLで示される判断部55に対してHTTPリクエストを送る(S23)。この際、送信元であるブラウザ部41を識別するためのブラウザIDも送信される。
次に、サービス管理サーバ5の送受信部51は、判断部55の指示に従い、仲介端末3のブラウザ部41に対してリダイレクト要求を含む応答(HTTPレスポンス)を送信する(S24)。このリダイレクト要求には、リダイレクト先として当該ブラウザIDに対応付けられているアプリケーションのURL(ここでは、スライドアプリケーションURL)が含まれている。また、このリダイレクト要求には、リダイレクト先への通知情報として、端末URL及びHTTPリクエストに含まれていたブラウザIDも含まれている。端末URLとは、ここでは、本体管理部33のURLである。なお、判断部55は、ステップS24の処理の前に、サービス管理DB5002及びアプリケーション管理DB5005を参照して、ステップS23で受信されたブラウザIDに対応付けられているアプリケーションのURLを特定する。
次に、ブラウザ部41は、ステップS24のリダイレクト要求に従い、送受信部51及び記憶・読出処理部59を介して、リダイレクト先である出力系アプリURLにHTTPリクエストを送信(リダイレクト)する(S25)。このHTTPリクエストには、リダイレクト要求に含まれていた端末URL及びブラウザIDが含まれる。これにより、記憶・読出処理部59は、ブラウザIDを検索キーとして、仲介端末状態管理DB5003及びアプリケーション管理DB5005を順次検索することで、対応するスクリプト及び表示データを読み出す(S26)。例えば、仲介端末3の仲介端末IDが「Eg001-01」で、ブラウザIDが「KIOSK1」の場合、最初に、記憶・読出処理部59は、仲介端末IDが「Eg001-01」に関連付けられたブラウザIDが「KIOSK1」を検索キーとして仲介端末状態管理DB5003(図7(a)参照)を検索することにより、対応する出力系アプリケーションID「AP_Slide」を読み出す。次に、記憶・読出処理部59は、出力系アプリケーションID「AP_Slide」を検索キーとしてアプリケーション管理DB(図8(a)参照)を検索することにより、対応するアプリケーションURL欄で管理されているプログラムの一例であるスクリプト「http://….com/phtoshow.jp」及び表示データ「http://….com/photoshow.html」を読み出す。なお、スクリプトファイル(http://….com/phtoshow.jp)は、HTTPリクエストに含まれている通信URLへの接続をブラウザ部41に実行させるための簡易的なプログラムの一例である。表示データ(http://….com/photoshow.html)は、文書画像データの出力(例えば、スライドショー等)のための枠等のユーザインタフェースをブラウザ部41に描画させるためのデータである。
次に、HTTPリクエストに対する応答として、送受信部51はブラウザ41に対して、記憶・読出処理部59から取得したスクリプトファイル及び表示データを送信する(S27)。なお、このスクリプトファイル及び表示データは、仲介端末3への処理の実行要求を示すデータの一例である。例えば、スクリプトは他の形式のプログラムであってもよいし、表示データは他の形式のデータであってもよい。
次に、ブラウザ部41は、この応答を受信すると、この応答に含まれているスクリプトファイルを実行して、端末URLによって特定される本体管理部33との間での通信路を確立する(S28)。この通信路は、本体管理部33がサービス管理サーバ5から受信する通知をブラウザ部41へ伝達してもらうための通信路である。なお、この通信路には、Websocketが用いられてもよい。
続いて、ブラウザ部41は、この応答に含まれている表示データに基づく画面(以下、「表示画面」と示す)をRAM303の所定の領域(例えば、ビデオメモリ)に描画する(S29)。例えば、表示画面は、サービス管理サーバ5から送信される文書画像データが当てはめられる「枠」として機能する画面である。なお、ブラウザ部41による描画内容(表示画面)は、HDMI(登録商標)等のインターフェースを介してディスプレイ9へ出力され、ディスプレイ9によって出力(表示)される。
以上により、各サービス処理の準備が終了する。
<撮影装置情報の取得>
続いて、図13を用いて、撮影装置情報の取得の処理について説明する。図13は、仲介端末が撮影装置から撮影装置情報を取得してサービス管理サーバに提供する処理を示したシーケンス図である。
まず、受付部12は、クライアントCの管理者等によって撮影装置1の電源をONにしたことを受け付けると、受付部12が本体管理部13を起動させる(S1)。これにより、仲介端末3は撮影装置1から撮影装置情報が取得できるまで、所定時間間隔(例えば、15秒間)で後述の処理(S102〜S107)を繰り返す。仲介端末3は、撮影装置情報管理DB5001に従って、仲介端末3が探索すべき撮影装置のIPアドレスが、設定済みの固定IPアドレスか又は動的IPアドレス(DHCP)かを判断し、固定又動的の設定に応じた探索を行う。検索を簡単にする方法として、multicast DNS(以下mDNS)の機能が利用される。
例えば、撮影装置のIPアドレスが動的IPアドレス(DHCP)の場合、下記処理(S102〜S104)が実行される。即ち、仲介端末3の提供・取得部38は、撮影装置管理部34の指示に従い、同一サブネット内の撮影装置の提供・取得部18に対し、マルチキャストアドレスを使うことで、同一サブネット内の撮影装置のIPアドレスに問い合わせ行う(S102)。これに対して、撮影装置1の記憶・読出処理部19は、提供・取得部18からの問い合わせに従い、自装置(撮影装置1)のIPアドレスを読み出す(S103)。そして、提供・取得部18は、仲介端末3の提供・取得部38に対して、記憶・読出処理部19から取得したIPアドレスをユニキャストで送信することで、提供・取得部38が撮影装置管理部34に取得したIPアドレスを送る(S104)。この際、MACアドレスも送信される。
続いて、撮影装置のIPアドレスが固定IPアドレスの場合、又は動的IPアドレス(DHCP)のであって上記処理(S102〜S104)後、提供・取得部38は撮影装置管理部34の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して撮影装置情報の要求を送信することで、提供・取得部18が記憶・読出処理部19に要求を伝える(S105)。これにより、記憶・読出処理部19は、記憶部1000から自装置(撮影装置)の撮影装置情報を読み出す(S106)。そして、ステップS105の要求の応答として、提供・取得部18は、仲介端末3の提供・取得部38に対して、記憶・読出処理部19によって読み出された撮影装置情報を送信することで、提供・取得部38が撮影装置管理部34に応答を伝える(S107)。この撮影装置情報には、ユーザID、メーカー名、型番、シリアルナンバー、Wi-FiのMACアドレス、ファームバージョンなど様々な情報が含まれている。
次に、仲介端末3の送受信部31は、撮影装置管理部34の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51に対して撮影装置情報を送信することで、送受信部51が記憶・読出処理部59に撮影装置情報を伝える(S108)。この際、送受信部31から送受信部51へ、撮影装置1の撮影装置ID及びIPアドレスも送信される。
次に、サービス管理サーバ5では、記憶・読出処理部59が、取得した撮影装置情報に基づき、撮影装置情報管理DB5001における撮影装置1の撮影装置IDのレコード部分に、IPアドレスを登録すると共に撮影装置と仲介端末との接続状態を「非接続」から「接続中」に更新する(S109)。
次に、サービス管理サーバ5の送受信部51は、記憶・読出処理部59の指示に従い、仲介端末の送受信部31に対してS108で送信された撮影装置IDに関連付けて登録されたサービス内容を示すサービス内容情報を図6、図7及び図8によって示されるDBをそれぞれ参照することで特定し、送信することで、送受信部31が撮影装置管理部34に図9等に示される事前登録の処理によって撮影装置1に設定されたサービス内容情報を伝える(S110)。撮影装置IDに関連付けて登録されたサービスIDは図6(a)によって示される撮影装置情報管理DB5001を検索することで特定できる。また、特定したサービスIDに関連付けられたアプリケーションIDは図6(b)によって示される撮影装置情報管理DB5001を検索することで特定できる。また、特定したアプリケーションIDに対応するアプリの保存場所(URL)、アプリ種別、対応ブラウザ/対応機器の情報は図8(a)によって示されるアプリケーション管理DB5005を検索ことで特定できる。サービス内容情報にはこのように特定した撮影装置1に関連付けられたサービスを識別するためのサービスID、サービスを実現するために実行するアプリケーションを識別するためのアプリID、アプリ種別、対応ブラウザ/対応機器等の情報が含まれる。なお、サービス管理サーバ5で管理される図8(a)のアプリケーション管理テーブルにおいてアプリIDに関連付けられたアプリURLによって特定するプログラム等をこのタイミングで仲介端末3へ送信してもよい。この場合には、仲介端末3がプログラムをサービス管理サーバ5から受信すると受信したプログラムを実行することでサービスIDに関連付けられたアプリケーションを実行可能な状態になる。なお、図11及び図12で説明したようにJNLPファイルやスクリプトファイル等のアプリケーションIDに対応するプログラムは予め仲介端末3が有していてもよい。この際、送受信部51から送受信部31へ、サービス内容情報に含まれるサービスID、アプリID、及びユーザIDも送信される。これらサービスID、アプリID、及びユーザIDは、ステップS109の処理でIPアドレスが登録されたレコードで管理されているデータである。また、サービス内容が録画及びアップロードの場合(サービスIDが「Tag_CmRecord」の場合)には、図9(b)及び図7(b)で示されている録画の開始時刻及び終了時刻並びに及び録画して得たファイルデータのアップロード開始時刻の設定内容が含まれており、図7(b)によって示される録画管理DB5004をS108で送信された撮影装置IDをキーとして検索することで特定できる。
<静止画ファイルのアップロード(スライドショー含む)>
続いて、図14を用いて、静止画ファイルのアップロード及び静止画ファイルのスライドショーのサービス(図9(b)の「スライドショーサービス」と対応)を実行する処理を説明する。図14は、静止画ファイルのアップロード及スライドショーのサービスを実行する処理を示したシーケンス図である。
まず、撮影装置管理部34が上記ステップS110でサービス内容情報を取得した場合には、撮影装置管理部34はアップロード実行部42に対してサービスの開始要求を伝える(S201)。具体的には、取得したサービス内容情報に含まれるサービスIDに関連付けられたアプリケーションにサービスの開始要求を伝える。サービスIDに関連付けられたアプリケーションは取得したサービス内容情報に含まれるアプリIDによって特定することができる。ここでのサービスID「Tag_CmSlide1」によって識別されるサービス内容は、静止画のアップロード及び静止画のスライドショーを示している(図10(b)参照)ため、まずサービスID「Tag_CmSlide1」に関連付けられた入力系アプリのアプリID「AP_EgCmUpload」によって特定されるアップロード実行部42に対してサービス開始要求を伝える。この際、ステップS107で取得された撮影装置IDも伝えられる。
次に、仲介端末3のアップロード実行部42は撮影装置1に対して画像データのファイルリストを要求して、撮影装置1から応答がある間は後述の処理(S202〜S215)を繰り返す。具体的には、提供・取得部38はアップロード実行部42の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して画像データのファイルリストの要求を送信することで、提供・取得部18が記憶・読出処理部19に要求を伝える(S202)。これにより、記憶・読出処理部19は、ファイルリストを読み出す(S203)。そして、ステップS202の要求の応答として、提供・取得部18は、仲介端末3の提供・取得部38に対して、記憶・読出処理部19によって読み出されたファイルリストを送信することで、提供・取得部38がアップロード実行部42に応答を伝える(S204)。このファイルリストには、撮影装置1内の各ファイルデータのURLが含まれている。
次に、仲介端末3はサービス管理サーバ5(及び撮影装置1)に対して、ファイルリストで示されているファイルの数だけアップロード(スライドショー)の処理(S205〜S215)を繰り返す。具体的には、提供・取得部38はアップロード実行部42の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して画像データとしてのファイルデータの要求を送信することで、提供・取得部18が記憶・読出処理部19に要求を伝える(S205)。この際、撮影装置内のファイルデータのURLも送信される。これにより、記憶・読出処理部19は、ファイルデータのURLからファイルデータを読み出す(S206)。そして、ステップS205の要求の応答として、提供・取得部18は、仲介端末3の提供・取得部38に対して、記憶・読出処理部19によって読み出されたファイルデータを送信することで、提供・取得部38がアップロード実行部42に応答を伝える(S207)。
次に、仲介端末3の送受信部31は、アップロード実行部42の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51に対して、ファイルデータを送信することで、送受信部51が記憶・読出処理部59にファイルデータを送る(S208)。この際、送受信部31から送受信部51へ、撮影装置1のユーザを識別するためのユーザIDも送信される。このユーザIDは、上述のステップS107で送信された撮影装置情報に含まれている。
次に、サービス管理サーバ5では、記憶・読出処理部59が、取得したファイルデータとユーザIDを関連付けて、ファイル管理DB5006で契約ID毎に記憶(S209)。
また、アップロード実行部42は、記憶・読出処理部39に対してスライドショー表示を行うためにステップS207で受信されたファイルデータの記憶処理及びURLを指示する(S210)。これにより、記憶・読出処理部39は記憶部3000内の指定されたURLにファイルデータを記憶しておく(S211)。
更に、アップロード実行部42は、S110で取得したサービス内容情報にはサービスID「Tag_CmSlide1」に関連付けられた出力系アプリID「AP_Slide」も含まれているため、出力系アプリID「AP_Slide」に対応するプログラムを実行するブラウザ部41にサービスの開始要求を伝えるために本体管理部33に対して、サービス(スライドショー)の開始要求を伝える(S212)。出力系アプリID「AP_Slide」がブラウザによって実行されるか否かはサービス内容情報に含まれる対応ブラウザ/対応機器の情報に基づいて判定することができる。この際、サービスID、ブラウザID、及び上記ステップS210で指定された仲介端末3内のファイルデータのURLも伝えられる。
次に、本体管理部33は、ステップS212で取得したブラウザIDで示されるブラウザ部41に対して、スライドショーの開始要求を伝える(S213)。この際、仲介端末3内のファイルデータのURLも伝えられる。そして、ブラウザ部41は、記憶・読出処理部39に対してスライドショーの対象であるファイルデータの要求を伝える(S214)。この際、ステップS213で取得された仲介端末3内のファイルデータのURLも伝えられる。これにより、記憶・読出処理部39は記憶部3000内の指定されたURLからファイルデータを読み出す(S215)。そして、ステップS214の要求の応答として、記憶・読出処理部39は、ブラウザ部41に対して、読み出したファイルデータを送る(S216)。よって、ブラウザ部41は、ステップS216で取得したファイルデータを再生することで、ディスプレイ9に対してスライドショー表示を実行する(S217)。
以上により、静止画ファイルのアップロード及び静止画ファイルのスライドショーの処理が終了する。なお、サービス内容が、静止画ファイルのスライドショーを行わずに静止画ファイルのアップロードのサービスを実行することを示す場合(図9(b)の「アップロードサービス」がチェックされており、「スライドショーサービス」がチェックされていない場合)には(図10(a)参照)、上記ステップS210〜S217の処理は実行されない。
なお、図14で示されるサービスの例では、特にユーザが撮影装置1を操作しなくとも仲介端末1が撮影装置を制御できる例を示したが、ユーザが端末を介して撮影装置1を制御する撮影装置制御サービスを撮影装置1に関連付けてサービス管理サーバ5に登録させてもよい。
このような場合には、例えばユーザの端末が対応するサービスIDを取得し、サービス管理サーバ5へ送信することによって、サービス管理サーバ5が受信したサービスIDに関連付けられた仲介端末ID及び制御対象の撮影装置IDを図6(a)で示される撮影装置情報管理DB5001を検索することで特定することができる。さらに、サービスIDに関連付けられた制御対象の撮影装置1が対応する仲介端末3と接続状態にあるかを同様に図6(a)で示される撮影装置情報管理DB5001を検索することで判定することができる。もし接続状態にあると判定された場合には、サービス管理サーバ5は接続状態にある旨をユーザの端末へ送信し、さらに取得したサービスIDに関連付けられた撮影装置1を撮影開始等の指示を送信するためのプログラムをユーザの端末へ送信することによって、ユーザの端末はサービス管理サーバ5及び仲介端末3を介して、取得したサービスIDに関連付けられた撮影装置1を制御するための指示を送信することができる状態になる。ユーザの端末は、サービス管理サーバ5から受信したプログラムを実行することで、撮影開始等の指示を送信するためのUI画面を表示画面に表示する。ユーザはUI画面に対して操作を入力することで撮影開始等の指示をサービス管理サーバ5へ送信することできる。撮影開始等の指示を受信したサービス管理サーバ5は、特定した仲介端末IDに対応する仲介端末に対して撮影開始等の指示とともに特定した撮影装置IDを送信する。
さらに、撮影開始等の指示及び撮影装置IDを受信した仲介端末3は接続状態にある撮影装置1のうち、撮影装置IDに対応する撮影装置1に対して受信した撮影開始等の指示を送信する。さらに、撮影開始等の指示を受信した撮影装置1は、受信した撮影開始等の指示に基づいて撮影等の制御を実行する。
なお、サービス管理サーバ5で管理される図6(a)で示される撮影装置情報管理DB5001では、同じサービスIDに対して複数の撮影装置IDが関連付けられる可能性もある。このような場合には、一旦ユーザの端末に対して制御対象の候補として、特定された複数の撮影装置IDを送信し、ユーザの端末において選択させることで、選択結果を受信したサービス管理サーバ5が制御対象の撮影装置IDを特定してもよい。また、ユーザの端末において取得又は入力された撮影装置IDをサービスIDとともにサービス管理サーバ5へ送信することで、サービス管理サーバ5が制御対象の撮影装置IDを特定してもよい。
また、図14のS201ではアップロード実行部にアップロード・スライドショー開始要求を送信していたが、撮影装置制御サービスの場合には、撮影装置管理部が、サービス管理サーバ5から受信した撮影開始等の指示に応じて、撮影開始等の指示を実行するアプリケーションに図14のS201と同様に開始要求を送信し、アプリケーションから対応する撮影装置1に対して撮影開始等の指示を送信することで撮影装置1を制御することができる。なお、このような処理によって撮影装置1に撮影させたファイルは図14のS205〜S217と同様の処理によってアップロード及びスライドショー表示させてもよい。このような処理をサービスの中で実行するか否かは図6(b)に示されるサービス管理テーブルで登録されているサービスIDとアプリIDとの組み合わせの設定内容によって変更させることができる。
また、ユーザの端末がサービスIDを取得する方法としては、例えばQRコード等の画像をカメラ等を用いて撮影することによって、取得した画像情報に埋め込まれたサービスIDを取得してもよいし、RFIDタグやビーコンとの通信によって受信した情報に含まれるサービスIDを取得してもよい。また、画像情報や受信した情報には、サービスIDだけでなく制御対象の撮影装置1の撮影装置IDが含まれていてもよい。
<動画ファイルのアップロード>
サービス内容が、動画ファイルのアップロード及び動画ファイルのストリーミング配信のサービス(図9(b)の「ライブ配信サービス」と対応)を実行することを示す場合には(図10(d)参照)、上記ステップS201〜S209と同様の処理で動画ファイルのアップロード処理が行われるため、これらの説明を省略する。なお、ライブ配信は、リアルタイムで動画ファイルのストリーミング配信を行う処理であり、上記ステップS210〜S217における通信経路と同様の通信経路でスライドショー表示の処理がストリーミング配信の処理に置き換わった処理を実行するため、この説明も省略する。
<録画及びアップロード>
続いて、図15を用いて、録画及びアップロードのサービスを実行する処理を説明する。図15は、録画及びアップロードのサービス(図9(b)の「録画サービス」と対応)を実行する処理を示したシーケンス図である。
まず、撮影装置管理部34が上記ステップS110で録画及びアップロードのサービスを示すサービスID「Tag_CmRecord」を含むサービス内容情報を取得した場合には、撮影装置管理部34は取得したサービス内容情報に含まれるサービスID「Tag_CmRecord」に関連付けられた入力系アプリID「AP_EgCmRecord」によって特定されるアプリケーションである録画実行部43に対して、サービスの開始要求を伝える(S301)。ここでのサービス内容は、録画及びアップロードを示している(図10(c)参照)。この際、ステップS107で取得された録画の設定内容(録画開始/終了時刻やアップロード開始時刻等)及び撮影装置IDも伝えられる。
次に、録画実行部43は、ステップS301で取得した設定内容に基づき、記憶・読出処理部39に対して、録画の開示時刻の設定を指示する(S302)。これにより、記憶・読出処理部39は記憶部3000内に録画開始時刻を設定する(S303)。ここでは、「9:00」と設定されている。
同様に、録画実行部43は、ステップS301で取得した設定内容に基づき、記憶・読出処理部39に対して、録画の終了時刻の設定を指示する(S304)。これにより、記憶・読出処理部39は記憶部3000内に録画終了時刻を設定する(S305)。ここでは、「12:00」と設定されている。
同様に、録画実行部43は、ステップS301で取得した設定内容に基づき、記憶・読出処理部39に対して、録画して得たファイルデータのアップロード開始時刻の設定を指示する(S306)。これにより、記憶・読出処理部39は記憶部3000内にアップロード開始時刻を設定する(S307)。ここでは、「21:00」と設定されている。
続いて、記憶・読出処理部39は、記憶部3000から録画開始時刻を読み出す(S308)。そして、記憶・読出処理部39は、録画実行部43に対して、録画開始時刻を通知する(S309)。これにより、仲介端末3の提供・取得部38は、録画実行部43の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して、録画開始の要求を送信することで、撮影部16が撮影を開始する(S310)。
次に、記憶・読出処理部39は、記憶部3000から録画終了時刻を読み出す(S311)。そして、記憶・読出処理部39は、録画実行部43に対して、録画終了時刻を通知する(S312)。これにより、仲介端末3の提供・取得部38は、録画実行部43の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して、録画終了の要求を送信することで、撮影部16が撮影を終了する(S313)。
次に、記憶・読出処理部39は、記憶部3000からアップロード開始時刻を読み出す(S314)。そして、記憶・読出処理部39は、録画実行部43に対して、アップロード開始時刻を通知する(S315)。これにより、仲介端末3の提供・取得部38は、録画実行部43の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して、アップロード開始の要求を送信することで、撮影装置1の提供・取得部18が記憶・読出処理部19に要求を伝える(S316)。これにより、記憶・読出処理部19は、記憶部1000からアップロード対象のファイルリストを読み出す(S317)。そして、ステップS316の要求の応答として、提供・取得部18は、記憶・読出処理部19から読み出されたファイルリストを、仲介端末3の提供・取得部38に送信することで、提供・取得部38が録画実行部43に応答を伝える(S318)。このファイルリストには、撮影装置1内の各ファイルデータのURLが含まれている。
次に、提供・取得部38は録画実行部43の指示に従い、撮影装置1の提供・取得部18に対して画像データとしてのファイルデータの要求を送信することで、提供・取得部18が記憶・読出処理部19に要求を伝える(S319)。この際、撮影装置内のファイルデータのURLも送信される。これにより、記憶・読出処理部19は、ファイルデータのURLからファイルデータを読み出す(S320)。そして、ステップS319の要求の応答として、提供・取得部18は、仲介端末3の提供・取得部38に対して、記憶・読出処理部19によって読み出されたファイルデータを送信することで、提供・取得部38が録画実行部43に応答を伝える(S321)。
次に、仲介端末3の送受信部31は録画実行部43の指示に従い、サービス管理サーバ5の送受信部51に対して撮影装置1から取得したファイルデータを送信することで、送受信部51が記憶・読出処理部59にファイルデータを送る(S322)。この際、送受信部31から送受信部51へ、撮影装置1を用いた契約を示す契約ID及び撮影装置1のユーザを識別するためのユーザIDも送信される。これにより、記憶・読出処理部59は、ファイル管理DB5006に、契約ID、ユーザID、及びファイルデータ(ファイル名)を関連付けて記憶する(S323)。
以上により、録画及びアップロードの処理が終了する。なお、図10(d)に示されているように、この場合に仲介端末3はファイルデータのストリーミング配信を行うことができるが、上記ステップS210〜S217と同様の通信経路においてスライドショー表示の処理がストリーミング配信の処理に置き換わった処理を行うため、その説明を省略する。
〔実施形態の主な効果〕
以上説明したように本実施形態によれば、撮影装置1がインターネット等の通信ネットワークを介して直接サービス管理サーバ5と通信できなくても、仲介端末3が撮影装置1とサービス管理サーバ5との通信を仲介するため、撮影装置1に記憶されているファイルデータのアップロード(S208,S322等)や撮影装置1の制御等を行うことができる。
また、撮影装置1がPCのように容易にアプリケーションのインストールができない場合であっても、仲介端末3がサービス内容に応じて、サービス管理サーバ5から各種アプリケーションをダウンロードしてインストールすることで(S7〜S9)、仲介端末3が撮影装置1に替わって、撮影装置1に記憶されているファイルデータのアップロード(S208,S322等)や撮影装置1の制御等を行うことができる。
更に、撮影装置1が携帯性等を優先して操作画面を備えておらず、ユーザが操作や確認を行いづらい場合であっても、事前に、管理者が管理者端末7でサービス管理サーバ5に受けられるサービスを登録することで、その後は、仲介端末が撮影装置1に替わって、事前に登録されたサービスを受けるための処理を行うことができる。具体的には、ユーザが仲介端末3の電源をONにしさえすれば(S1参照)、仲介端末3が自動的にサービス管理サーバ5に撮影装置1の撮影装置IDを送信して、サービス管理サーバ5からアップロード等のアプリケーションをダウンロードするため(S7参照)、撮影装置1のユーザがアプリケーションのダウンロードのやり方を知らない場合等であっても、容易にサービスを実行することができる(S8,9等参照)。また、仲介端末3が撮影装置1に対して、定期的に撮影装置ID等の撮影装置情報を要求しているため(S105参照)、ユーザが撮影装置1の電源をONにしさえすれば(S101参照)、仲介端末3は撮影装置1から撮影装置情報を取得して、サービス管理サーバ5に送信することで、撮影装置1を用いたサービス内容を示すサービス内容情報を取得することができる(S110参照)。
〔補足〕
上記実施形態では、全天球撮影用の撮影装置1を用いたが、これに限るものではない。撮影装置の他の例として、通常の平面撮影用の撮影装置であってもよい。
なお、被写体等を撮影して静止画データ又は動画データを生成する撮影装置1は入力装置の一例である。入力装置には、集音して音データを生成するマイク等の集音装置が含まれる。この場合、撮影装置1が行っていた録画の替わりに、集音装置は録音を行う。なお、音データは入力データの一例であり、入力データには撮影装置1によって生成された画像データも含まれる。
また、仲介端末3は、撮影装置管理部34の替わりに、集音装置管理部を有する。また、仲介端末4は、サービス管理サーバ5から録音アプリケーションをダウンロードして、録音実行部を生成させる。録音実行部に43より、仲介端末3は集音装置から音データを取得して、サービス管理サーバ5へアップロードする。また、ディスプレイ9は出力装置の一例ある。出力装置には、音データに基づいて音を出力するスピーカも含まれる。入力装置がマイク等の集音装置の場合、出力装置としてのスピーカが用いられる。
上記実施形態では、通信システムが教育現場の学校等に導入されたものとして説明したが、これに限定されない。本実施形態の通信システムは、例えば、企業等の組織に導入されても良い。
また、上記実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
以上、各実施形態に基づき本実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 撮影装置(データ生成装置の一例)
3 仲介端末
5 サービス管理サーバ
7 管理者端末
9 ディスプレイ(出力装置の一例)
31 送受信部
32 受付部
33 本体管理部
34 撮影装置管理部
35 ブラウザ管理部
38 提供・取得部(提供手段の一例、取得手段の一例)
39 記憶・読出処理部
41 ブラウザ部
42 アップロード実行部(処理実行手段の一例)
43 録画実行部(処理実行手段の一例)
51 送受信部
55 判断部
59 記憶・読出処理部
1000 記憶部
3000 記憶部
5000 記憶部
特開2006−174060号公報

Claims (13)

  1. 入力データを生成するデータ生成装置と、当該データ生成装置を用いたサービス内容を管理するサービス管理サーバとの通信を仲介する仲介端末であって、
    前記データ生成装置から当該データ生成装置を識別するための装置識別情報を取得する取得手段と、
    通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに、前記取得された装置識別情報を送信する送信手段と、
    前記サービス管理サーバが送信した、前記装置識別情報に関連付けられているサービス内容を示すサービス内容情報を受信する受信手段と、
    前記サービス内容情報で示されるサービス内容に応じて、前記データ生成装置から取得された前記入力データに対する処理を実行する処理実行手段と、
    を有することを特徴とする仲介端末。
  2. 前記送信手段は、前記通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに前記仲介端末を識別するための端末識別情報を送信し、
    前記受信手段は、前記サービス管理サーバが前記端末識別情報の受信に基づいて送信したアプリケーションを受信し、
    前記処理実行手段は、前記受信されたアプリケーションが起動することで実現すること
    を特徴とする請求項1に記載の仲介端末。
  3. 前記取得手段は、前記データ生成装置から前記入力データを取得し、
    前記処理実行手段は、前記取得された入力データを前記サービス管理サーバにアップロードする処理を実行すること
    を特徴とする請求項2に記載の仲介端末。
  4. 前記データ生成装置が撮影装置であり、前記入力データが画像データの場合であって、
    前記処理実行手段からのスライドショーの開始要求に基づき、前記取得された画像データのスライドショーを実行するブラウザを有することを特徴とする請求項3に記載の仲介端末。
  5. 前記ブラウザは、
    前記通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに当該ブラウザを識別するためのブラウザ識別情報を送信し、
    前記サービス管理サーバが前記ブラウザ識別情報の受信に基づいて送信したスライドショー用アプリケーションを受信し、
    前記スライドショー用アプリケーションを起動することでスライドショーを実行することを特徴とする請求項4に記載の仲介端末。
  6. 前記ブラウザは前記画像データのライブ配信を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の仲介端末。
  7. 前記データ生成装置が撮影装置であり、前記入力データが画像データの場合であって、
    前記処理実行手段は、録画の開始時刻の設定を制御することを特徴とする請求項2に記載の仲介端末。
  8. 請求項7に記載の仲介端末であって、
    前記データ生成装置に対して、前記設定された録画の開始時刻に録画を開始する要求を提供する提供手段を有することを特徴とする仲介端末。
  9. 前記データ生成装置は、通信ネットワークを介して直接前記サービス管理サーバと通信できないことを特徴とする請求項1乃至8に記載の仲介端末。
  10. 入力データを生成するデータ生成装置を用いたサービス内容を管理するサービス管理サーバと、前記データ生成装置と前記サービス管理サーバとの通信を仲介する仲介端末とを有する通信システムであって、
    前記サービス管理サーバは、
    前記仲介端末から受信した前記データ生成装置を識別するための装置識別情報に関連付けられているサービス内容を示すサービス内容情報を前記仲介端末へ送信する第一の送信手段を有し、
    前記仲介端末は、
    前記データ生成装置から当該データ生成装置を識別するための装置識別情報を取得する取得手段と、
    通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに、前記取得された装置識別情報を送信する第二の送信手段と、
    前記第一の送信手段によって送信された、前記サービス内容情報を受信する受信手段と、
    前記サービス内容情報で示されるサービス内容に応じて、前記データ生成装置から取得された前記入力データに対する処理を実行する処理実行手段と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  11. 入力データを生成するデータ生成装置と、該データ生成装置を用いたサービス内容を管理するサービス管理サーバと前記データ生成装置との通信を仲介する仲介端末とを有する入力システムであって、
    前記データ生成装置は、
    前記データ生成装置を識別するための装置識別情報を前記仲介端末へ送信する第一の送信手段を有し、
    前記仲介端末は、
    前記データ生成装置から前記装置識別情報を取得する取得手段と、
    通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに、前記取得された装置識別情報を送信する第二の送信手段と、
    前記サービス管理サーバが送信した、前記装置識別情報に関連付けられているサービス内容を示すサービス内容情報を受信する受信手段と、
    前記サービス内容情報で示されるサービス内容に応じて、前記データ生成装置から取得された前記入力データに対する処理を実行する処理実行手段と、
    有することを特徴とする入力システム。
  12. 入力データを生成するデータ生成装置と、当該データ生成装置を用いたサービス内容を管理するサービス管理サーバとの通信を仲介する仲介端末が実行する仲介制御方法であって、
    前記データ生成装置から当該入力装置を識別するための装置識別情報を取得する取得ステップと、
    通信ネットワークを介して前記サービス管理サーバに、前記取得された装置識別情報を送信する送信ステップと、
    前記サービス管理サーバが送信した、前記装置識別情報に関連付けられているサービス内容を示すサービス内容情報を受信する受信ステップと、
    前記サービス内容情報で示されるサービス内容に応じて、前記データ生成装置から取得された前記入力データに対する処理を実行する処理実行ステップと、
    を実行することを特徴とする仲介制御方法。
  13. コンピュータに、請求項11に記載の方法を実行させるプログラム。
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