JP2021039130A - 電子時計 - Google Patents
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Description
複数の指針と、
ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
現在の日時を計数する計時部と、
回動する回転円板上に形成される地図画像と、
前記複数の指針の何れかであり前記地図画像における何れかのタイムゾーンを示す地図指示部と、
前記複数の指針の動作制御、及び世界各地の現地時刻である地方時の取得対象位置における当該地方時と所定の基準時との時差に係る地方時設定を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記複数の指針の少なくとも一部に地方時を表示させ、表示させた地方時と前記計時部の計数する日時との差に基づいて前記地方時設定を行い、
前記回転円板の所定の回転角度方向を前記地図指示部により示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記所定の回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる、
ことを特徴とする電子時計である。
図1は、本実施形態の電子時計1の正面図である。
以降では、秒針61、分針62、時針63、小分針64、小時針65、日車66、モード指針67及び地図指針68のうち一部又は全部をまとめて指針61〜68のようにも記す。
りゅうずC1及び押しボタンスイッチB1〜B4は、ケーシング2の側面を貫通して設けられ、外部からの操作がケーシング2の内部に伝達される。
図2は、小窓6内をより詳しく説明する図である。
電子時計1は、指針61〜68に加えて、輪列機構71〜75と、ステッピングモータ81〜85と、駆動回路51と、CPU41(Central Processing Unit)(地方時設定部、駆動制御部)と、ROM42(Read Only Memory)と、RAM43(Random Access Memory)と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46(計時部)と、操作受付部47と、Bluetoothモジュール48と、UART49(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)と、アンテナATと、電力供給部52などを備える。CPU41は、地方時設定部及び駆動制御部を含む。これらの地方時設定部及び駆動制御部は、単一のCPUであっても良いし、各々別個にCPUが設けられて各動作が行われても良い。
CPU41、ROM42及びRAM43により制御部が構成される。
分周回路45は、発振回路44が生成したパルス信号を分周して周波数を低下させ、CPU41及び計時回路46が利用する周波数のクロック信号に変換して出力する。
Bluetoothモジュール48により接続される外部機器は、特に制限されないが、現在日時や現在位置の情報を取得する場合には、現在日時が十分な精度で維持され、また、現在位置の情報が可能な限りリアルタイムに近いタイミングで更新される(現在位置の変更が反映されるまでの時間が例えば、数秒〜数分以内など)電子機器である必要があり、スマートフォンや携帯電話などが好ましく選択される。これらのスマートフォンや携帯電話では、測位衛星からの電波を受信して測位を行ったり、携帯電話通信の基地局から現在位置情報を取得したりし(これらを以降まとめて測位動作と記す)、また、携帯電話通信の基地局との同期情報などに基づいて随時現在日時が更新される。
電子時計1では、定期的に(例えば、一日に一回)及びユーザの接続操作に応じてブルートゥースによりスマートフォンなどの外部機器に通信接続されて現在位置(都市)に係る情報と当該現在位置における現在時刻(地方時)とが取得される。外部機器が測位動作を行うことが可能な状況では、電子時計1は、当該外部機器との通信タイミングにおける正確な現在位置及び現在時刻が得られる。このとき、電子時計1は、併せて最新のタイムゾーンの情報や夏時間実施ルールなどが外部機器で保持されているデータに応じて取得されても良い。
この地方時設定処理(自動)は、一日一回所定の時刻に呼び出されて起動される。
これにより、更新された地方時設定43aと修正された計時回路46の計数日時とに応じて指針61〜63、66、67により表示される現在日時と指針64、65により表示される世界時計とが修正される。
この地方時設定処理(手動)は、ユーザにより地方時設定状態に移行するための所定の動作、ここでは、例えば、りゅうずC1を2段階引き出す動作が行われることで起動される。
このとき、CPU41は、分針62が45分の位置にある状態で押しボタンスイッチB4の押下が検出された場合には、時針63を次の時間に進めずに分針62を0分の位置に戻し、また、地図指針68を当該0分の位置に対応するタイムゾーンを示す標識位置に戻す動作を行わせる。時針63は、分針62の45分内における周期的な移動に併せて動作されてもされなくても良い。
なお、ここでは、夏時間設定がオート(「AT」)に設定されていた場合に地方時設定処理(手動)が呼び出されると、夏時間設定は自動的に手動オフ(「STD」)に切り替えられるが、単純に現在の実施状況を維持しても良いし、別途日付情報と、別途得られる南北半球(緯度)の判別情報とにより夏時間実施があり得る期間か否かを判別して自動で切り替えても良い。同一タイムゾーンについて複数の都市が個別に選択可能な場合には、CPU41は、都市ごとに夏時間の実施有無を判別することが出来る。この場合には、CPU41は、地図指針68に連動してモード指針67を夏時間実施有無に応じた位置に移動させることが出来る。
なお、ここでは、秒針61並びに世界時計機能に係る小窓4内における小分針64及び小時針65の図示を省略する。
CPU41は、駆動制御部として、操作受付部47により受け付けられた操作に応じて複数の指針61〜68の少なくとも一部である分針62及び時針63にユーザ所望の地方時を表示させ、地方時設定部として、表示させた地方時と計時回路46の計数する日時との差に基づいて地方時設定を行う。
これにより、ユーザが変更対象の地域における現在時刻(地方時)を表示するように分針62及び時針63を移動させる操作を行うだけで、対応するタイムゾーンの設定を取得することが出来るので、ユーザが具体的な時差や当該時差のタイムゾーンを代表する都市を調べるといった手間を抑えることが出来る。また、タイムゾーンの設定のみが切り替えられるので、元々計数していた計時回路46の計数する日時、設定されていた機能や世界時計の表示時刻などにずれや悪影響を与えずに適切な日時の計数、表示を保つことが出来る。
これにより、ユーザは、各都市の略称(記号)を判別したり、当該都市と自身のいるタイムゾーンとの位置関係を把握したりせずとも所望のエリアのタイムゾーンに設定されているか否かをより容易に知得することが出来る。
このように、夏時間実施状況に応じてより確実にタイムゾーンが判別、表示されるので、ユーザは地図指針68からタイムゾーンの設定をより容易に読み取ることが出来る。
次に、第2実施形態の電子時計について説明する。
図8は、第2実施形態の電子時計1aの正面図である。
この電子時計1aは、小窓6aが9時側に設けられ、小窓6aには地図指針68が設けられない一方、地図が描かれた(形成された)地図円板68a(回転円板)が回転可能に設けられている。
また、小窓5a及び小窓5a内で回動するモード指針67(設定指針)は12時側から少し小窓6a寄りに移動した位置に小窓5aに隣接して設けられている。これにより、モード指針67が小窓6aの方向を指示した場合に、その先端が小窓6aの外縁に届く又は当該外縁の指示位置を容易にユーザが認識可能な程度に近接する配置となっている。
小窓6aの外縁は、12時側半分が暗色、例えば、青色で半円環状に彩色されており、6時側半分が明色、例えば、橙色で半円環状に彩色されている。
また、本実施形態の電子時計1aは、アラーム時刻報知動作、ストップウォッチ動作、及びタイマ計測動作が可能であり、これらの機能の実行中には、モード指針67が各々を示す標識「AL」、「SW」、「TR」をそれぞれ指示する。これらの機能の切り替えや動作命令は、予め定められた押しボタンスイッチB1〜B4の操作により受け付けられる。
電子時計1aは、上述のように輪列機構75aを介して回転動作する地図円板68aが、輪列機構75を介して回転動作する地図指針68の代わりに設けられており、また、輪列機構73aが小分針64及び小時針65と連動して更に24時間針69を回転動作させる点を除き、第1実施形態の電子時計1と同一である。同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、本実施形態の電子時計1aで実行される地方時設定処理(手動)のCPU41による制御手順を示すフローチャートである。
この地方時設定処理(手動)は、図5に示した第1実施形態の地方時設定処理(手動)と比較して、ステップS211の処理が先頭に追加され、また、ステップS202、S204、S206の処理がそれぞれステップS202a、S204a、S206aに置き換えられた点を除き同一であり、同一の処理には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
なお、本実施形態の電子時計1aでは、モード指針67が夏時間の実施有無を示す表示と地図指示位置との表示を同時に行うことが出来ないので、例えば、夏時間の実施有無の切替操作時には、一時的にモード指針67に変更後の夏時間の実施有無を示す位置(DSTまたはSTD)を指示させ、所定時間後(例えば1秒後)に地図指示位置に戻すこととさせることが出来る。
タイムゾーンが東京(UTC+9)に設定されていて、地方時が水曜日の7時10分(午前)である場合、図11(a)に示すように、通常の日時表示状態では、分針62、時針63、及びモード指針67は、この時刻及び曜日の表示を行う。また、このとき、地図円板68aは、現在の地方時(夏時間を考慮しない)が水曜日0時10分であるアテネが12時を示すように表示を行う。
このように、地図を回転させて所定の地図指示位置に合わせることでも、同様にタイムゾーンを適切に表示することが出来る。また、地図上に指針を重ねないことで、地図をより見やすくすることが出来る。また、地図自体が回転可能となることで、表現がよりダイナミックになる。また、地図を回転させる一方で、地図を指し示す専用の指針ではなく、モード指針67で地図指示位置の指示を兼用させるので、ステッピングモータの数と動作の効率を向上させることが出来る。
図13は、第3実施形態の電子時計1bの正面図である。
この第3実施形態の電子時計1bは、固定表示盤3の12時側に設けられた小窓5aと9時側に設けられた小窓6aとが接しておらず、代わりに、固定表示盤3上には、地図指示位置に該当する位置に2つの固定標識「STD」、「DST」が設けられ、また、これらの地図表示位置近傍から各々伸びる2本の線が描かれている。2本の線は、小窓5aの外縁における異なる位置とそれぞれ別個に結ばれることで対応付けられている。固定標識「STD」と結ばれた線は、夏時間実施時(DST)に対応し、固定標識「DST」と結ばれた線が夏時間不実施時(STD)に対応する。ここでは、固定標識「STD」が固定標識「DST」の位置よりも小窓6aにおいて1時間進んだ位置に設けられている。
この地方時設定処理(手動)は、第2実施形態の電子時計1aで実行される地方時設定処理(手動)に対して、ステップS211a、S206aの処理がそれぞれステップS211b、S206bの処理に置き換えられた点を除いて同一であり、同一の処理内容には同一の符号を付して説明を省略する。
それから、CPU41の処理は、ステップS201に移行する。
それから、CPU41の処理は、ステップS207に移行する。
図15は、第3実施形態の電子時計の変形例1、2を示す図である。
図15(a)に示す変形例1の電子時計では、秒針61aが19秒位置に設けられた標識「SET」を指示した場合に当該秒針61aの秒を指し示す側とは反対側(根元側端部)が小窓6aの地図指示位置を指示するようになっており、地方時設定動作時には、秒針61aに標識「SET」を指し示させる。ここでは、東京(UTC+9)に対応する地図円板68aの位置が秒針61aの根元側端部が指し示す地図指示位置と一致するように地図円板68aが回転動作される。また、モード指針67は、小窓5a内で夏時間の実施有無に係る設定に応じて標識「DST」、「STD」の何れかを指示する。ここでは、東京における夏時間実施無しの設定に応じて夏時間不実施に対応する標識「STD」が指し示されている。
このように、モード指針67が直接小窓6aの所定角度方向の位置を指示出来ないような小窓6a、5aの相対配置であっても、線などで対応付けることで容易にモード指針67により地図円板68aが設定中の日時に係るタイムゾーンを表示する状態であり、また、地図円板68aがどのタイムゾーンに設定されている状態であるかを容易にユーザに知得させることが出来る。
従って、世界時計機能を有する電子時計における地方時設定を通常のホーム都市における地方時設定と同様に容易に行うことが出来、また、何れの設定を行っている状況であるかを容易にユーザに知得させることが出来る。
例えば、上記実施の形態では、電子時計1は、通常では、ブルートゥースにより外部機器から現地時刻と共にタイムゾーンや夏時間実施ルールなどの情報を取得することとしたが、必ずしも外部機器からこれらの情報が取得可能である必要はない。現地時刻のみが取得されて地方時設定をCPU41が判定しても良いし、外部機器からこれらの情報を取得する機能を有さなくても良い。この場合、電子時計1は、例えば、測位衛星からの電波を受信して正確な日時情報が取得可能な構成を有していても良い。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、動作の内容や手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
複数の指針と、
ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
現在の日時を計数する計時部と、
前記複数の指針の動作制御、及び世界各地の現地時刻である地方時の取得対象位置における当該地方時と所定の基準時との時差に係る地方時設定を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記複数の指針の少なくとも一部に地方時を表示させ、表示させた地方時と前記計時部の計数する日時との差に基づいて前記地方時設定を行う
ことを特徴とする電子時計。
<請求項2>
前記制御部は、前記地方時設定において、夏時間の実施有無に係る設定に応じてタイムゾーンの判別を行うことを特徴とする請求項1記載の電子時計。
<請求項3>
前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記夏時間の実施有無に係る設定を切り替えることを特徴とする請求項2記載の電子時計。
<請求項4>
地図画像と、
前記地図画像における何れかのタイムゾーンを示す地図指示部と、
を備え、
前記制御部は、前記地図画像と前記地図指示部とを相対移動させて、取得した前記地方時設定に対応するタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記地図指示部により示させる
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の電子時計。
<請求項5>
前記制御部は、前記地方時設定において、夏時間の実施有無に係る設定に応じてタイムゾーンの判別を行い、前記判別したタイムゾーンに応じた前記地図画像上の位置を前記地図指示部により示させる
ことを特徴とする請求項4記載の電子時計。
<請求項6>
前記地図画像は、回動可能な回転円板上に形成され、
前記地図指示部は、前記複数の指針のうち何れかであり、
前記制御部は、前記回転円板の所定の回転角度方向を前記地図指示部により示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記所定の回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる
ことを特徴とする請求項4又は5記載の電子時計。
<請求項7>
前記地図画像は、回動可能な回転円板上に形成され、
前記地図指示部は、前記回転円板の所定の回転角度方向を示す固定標識であり、
前記複数の指針のうち1つは、前記地図指示部に対応付けられた位置を指示可能に設けられた設定指針であり、
前記制御部は、前記地図指示部に対応付けられた位置を前記設定指針により指し示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記地図指示部が示す回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる
ことを特徴とする請求項4又は5記載の電子時計。
<請求項8>
前記地図指示部及び前記地図指示部に対応付けられた位置は、夏時間の実施有無に応じてそれぞれ別個に定められていることを特徴とする請求項7記載の電子時計。
<請求項9>
前記制御部は、地方時の前記取得対象位置として複数箇所を設定可能であり、
前記地図指示部及び前記地図指示部に対応付けられた位置は、前記複数箇所に各々応じて別個に定められていることを特徴とする請求項7又は8記載の電子時計。
2 ケーシング
3 固定表示盤
4〜6、5a、6a、8 小窓
7 開口部
41 CPU
42 ROM
42a プログラム
42b 都市時差情報
42c 都市夏時間情報
43 RAM
43a 地方時設定
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
47 操作受付部
48 Bluetoothモジュール
49 UART
51 駆動回路
52 電力供給部
61、61a 秒針
62 分針
63 時針
64 小分針
65 小時針
66 日車
67 モード指針
68 地図指針
68a 地図円板
69 24時間針
71〜75、73a、75a 輪列機構
81〜85 ステッピングモータ
AT アンテナ
B1〜B4 押しボタンスイッチ
複数の指針と、
ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
現在の日時を計数する計時部と、
回動する回転円板上に形成される地図画像と、
前記複数の指針の何れかであり前記地図画像における何れかのタイムゾーンを示す地図指示部と、
制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記複数の指針の少なくとも一部に世界各地の現在時刻である地方時を表示させ、表示させた地方時と前記計時部の計数する日時との差に基づいて当該地方時と所定の基準時との時差に係る地方時設定を行い、
所定の回転角度方向を前記地図指示部により示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記所定の回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる、
ことを特徴とする電子時計である。
Claims (7)
- 複数の指針と、
ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
現在の日時を計数する計時部と、
回動する回転円板上に形成される地図画像と、
前記複数の指針の何れかであり前記地図画像における何れかのタイムゾーンを示す地図指示部と、
前記複数の指針の動作制御、及び世界各地の現地時刻である地方時の取得対象位置における当該地方時と所定の基準時との時差に係る地方時設定を行う制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記複数の指針の少なくとも一部に地方時を表示させ、表示させた地方時と前記計時部の計数する日時との差に基づいて前記地方時設定を行い、
前記回転円板の所定の回転角度方向を前記地図指示部により示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記所定の回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記制御部は、前記地方時設定において、夏時間の実施有無に係る設定に応じてタイムゾーンの判別を行うことを特徴とする請求項1記載の電子時計。
- 前記制御部は、前記操作受付部により受け付けられた操作に応じて前記夏時間の実施有無に係る設定を切り替えることを特徴とする請求項2記載の電子時計。
- 前記制御部は、前記地方時設定において、夏時間の実施有無に係る設定に応じてタイムゾーンの判別を行い、前記判別したタイムゾーンに応じた前記地図画像上の位置を前記地図指示部により示させる
ことを特徴とする請求項1記載の電子時計。 - 複数の指針と、
ユーザの操作を受け付ける操作受付部と、
現在の日時を計数する計時部と、
回動する回転円板上に形成される地図画像と、
前記地図画像における何れかのタイムゾーンを示す地図指示部と、
前記複数の指針の動作制御、及び世界各地の現地時刻である地方時の取得対象位置における当該地方時と所定の基準時との時差に係る地方時設定を行う制御部と、
を備え、
前記地図指示部は、前記回転円板の所定の回転角度方向を示す固定標識であり、
前記複数の指針のうち1つは、前記地図指示部に対応付けられた位置を指示可能に設けられた設定指針であり、
前記制御部は、前記地図指示部に対応付けられた位置を前記設定指針により指し示させた状態で、取得した前記地方時設定に係るタイムゾーンを示す前記地図画像上の位置を前記地図指示部が示す回転角度方向と一致させるように前記回転円板を回動させる
ことを特徴とする電子時計。 - 前記地図指示部及び前記地図指示部に対応付けられた位置は、夏時間の実施有無に応じてそれぞれ別個に定められていることを特徴とする請求項5記載の電子時計。
- 前記制御部は、地方時の前記取得対象位置として複数箇所を設定可能であり、
前記地図指示部及び前記地図指示部に対応付けられた位置は、前記複数箇所に各々応じて別個に定められていることを特徴とする請求項5又は6記載の電子時計。
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