JP2015014515A - ユーザーから現地時刻を取得した場合におけるタイムゾーンの設定方法 - Google Patents

ユーザーから現地時刻を取得した場合におけるタイムゾーンの設定方法 Download PDF

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和紀 中島
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Abstract

【課題】 従来の技術を用いる場合、GPS受信機が無ければ実現できないという課題があった。しかし、低コストを目的とした情報端末においては、そのような高級な装置を搭載する事が難しく、時計すら搭載されていない場合がある。このようにGPS受信機や時計といった装置を搭載しない、かつ情報の表示スペースが少ない情報端末において、ユーザーが容易にタイムゾーンを設定できる手法を提供する。
【解決手段】
ユーザーに、現在の時刻を入力させる入力手段 と入力された時刻と、現在の時刻の時差を出す時差計算手段とタイムゾーン一覧の中から、時差が近い物を探し、それを候補とするタイムゾーン候補決定手段とを備える構成とした。
【選択図】 図11

Description

本発明は、ユーザーがタイムゾーンを設定する方法に関する。
様々なWebサービスを提供するサーバクライアントシステムにおいて、サーバの設置場所が異なる国々のユーザーにサービスを提供する場合に、サーバとクライアント間の時差が問題になる場合がある。例えば、サーバが停止する予定の時刻をユーザーに伝える際には、サーバが設置されている国の時刻をユーザーに伝えても、ユーザーは具体的に自分の国では何時にサーバが停止するのか頭を悩ませることになる。
通常は、サーバ上で時刻を扱う際には、グリニッジ天文台を基準とした世界標準時刻で扱い、クライアント上で時刻を表示する際には、世界標準時刻に時差を加減算してユーザーの現地時刻に変換して表示することが一般的である。
また、この技術においては、クライアントとサーバ間の時差(世界標準時とユーザーの現地時刻の時差)をどのように求めるのかに課題があった。例えば、クライアント毎の時差を数字で記憶して利用しようとすると、問題が発生する。具体的には、世界各国には、サマータイム・DaylightSavingTimeといったような、季節によって、世界標準時との時差を変化させている国々が存在する。また、サマータイム・DaylightSavingTimeは実施を取りやめる国や、実施する期間やずれの幅を変化させたりする国もある。時差を単純に数字で記憶した場合、このような変化に対応できず、サーバが停止する時間のような、正確な情報が求められる場面にて、問題が発生する場合があった。
このような問題に対応するため、タイムゾーンと呼ばれる概念がある。これは、国や地域毎の基本的な時差に加え、上記のようなサマータイム・DaylightSavingTimeの実施時期、ずれの幅をセットにした情報である。このタイムゾーンを使う事で、それぞれの国や地域の事情を加味して、より正確な時刻情報を扱う事ができる。
具体的には、クライアント毎の情報としては、このタイムゾーンのIDを記憶し、具体的な時差情報が欲しい場合には、タイムゾーンIDを元に、時差情報を取得する手法である。もし、その国や地域のサマータイム事情が変化したとしても、それはタイムゾーンIDに紐づいた具体的な時差情報を更新するだけでよく、クライアント毎の情報は変わらず、更新する手間は必要無い。
一般的なタイムゾーンの設定方法は、タイムゾーンを特定する国や主要都市名などをタイムゾーンごとにリスト表示し、このリストから選択されたタイムゾーンを設定するというものである。しかし、地域情報を知らないユーザーが、情報端末装置のタイムゾーン設定を行う場合、とくに大画面を持たない端末で、大量のタイムゾーンの一覧がリスト表示されても、ユーザー自身の現在地のタイムゾーンを選択するのは困難だった。よって、ユーザーがタイムゾーンを選びやすくするための様々な技術が存在する。
近年では、GPS(Global Positioning System)を使用して、タイムゾーンを特定する方法が実践されている。特許文献1では、GPS時計装置において、世界の任意の国や地域の代表的な都市の名称に対応する時差情報に加え、それらの都市の位置を示す位置情報(緯度、経度等)も対応させて予め記憶しておき、GPS信号に基づいた測位動作によって現在位置を取得し、その現在位置に最も近い都市に代表される地域を使用地域として特定する方法が提案されている。
特開2010-32407号公報
しかしながら、従来の技術にも課題がある。上記で説明した手法を用いる場合、GPS受信機が無ければ実現できないという課題があった。しかし、低コストを目的とした情報端末においては、そのような高級な装置を搭載する事が難しく、時計すら搭載されていない場合がある。
例えば、簡易的な表示パネルを有するプリンターにおいては、GPS受信機や時計といった装置は、プリンター本来の機能として必要が無いもののため、搭載されていない場合が多い。また、表示パネルもスペースが狭く、一度に多くの情報を表示できない場合が多い。しかし、このようなプリンターにおいても、タイムゾーンの情報が必要な場合がある。前述のサーバ停止時刻をユーザーに連絡する場合や、印刷物に現在の時刻を印字するような場合である。
本発明の目的は、このようなGPS受信機や時計といった装置を搭載しない、かつ情報の表示スペースが少ない情報端末において、ユーザーが容易にタイムゾーンを設定できる手法を提供することにある。
様々なサービスを提供するWebサーバと、Webサーバと通信を行い、サービスを利用可能な情報端末において、前記情報端末は、現在の時刻をユーザーが入力可能な現在時刻入力手段と、入力された現在時刻を前記Webサーバへ送信する現在時刻送信手段を持ち、
前記Webサーバは、現在時刻を受け取る現在時刻受信手段と、現在の世界標準時刻を調べる世界標準時刻取得手段と、前記現在時刻と前記世界標準時刻を比較し、その時差を特定する時差特定手段と、国や地域と時差を結びつけたタイムゾーン一覧を保持するタイムゾーン一覧保持手段と、前記タイムゾーン一覧から、前記時差が合致するタイムゾーンの候補を特定するタイムゾーン候補特定手段と、前記情報端末に、前記タイムゾーン一覧を、前記候補情報付きで情報端末へ返却する、候補付きタイムゾーン一覧返却手段を持ち、
前記情報端末は、前記Webサーバより返却された前記候補付きタイムゾーン一覧を画面に表示するタイムゾーン一覧表示手段と、かつ候補とされるタイムゾーンを予め選択状態にするタイムゾーン候補選択手段と、前記タイムゾーン一覧内のタイムゾーンをユーザーが決定可能なタイムゾーン決定手段とを持つことを特徴とする。
これにより、GPSなどの特殊な機械や大画面表示装置を持たない情報端末機でも、ユーザーが容易にタイムゾーンを設定することができる。
本発明の実施形態に係るプリンターの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るWebアプリ用サーバの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るデータベース用サーバの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るWebサーバシステムの全体全体構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るデータベース用サーバに存在するタイムゾーン管理DBの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る日時の変換を行う日時変換用サーブレットプログラムのフロー図である。 本発明の実施形態に係るタイムゾーンがWebサービス上で使われる例を示す図である。 本発明の実施形態に係るお知らせDB内のお知らせの一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るお知らせ内容が実際に表示される一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリンターが設置されている地域のタイムゾーンの設定方法の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係るタイムゾーンの推測を行う処理のフローチャートである。 本発明の実施形態に係るタイムゾーンとタイムゾーン一覧がプリンター側に反映される一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る内容が反映されるまでの一例を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<実施形態1>
本実施例では、情報端末の例をプリンターとする。図1は、プリンター101の構成を示すブロック図である。プリンター101は、CPU102と、RAM103と、ROM104と、表示装置105と、テンキーと上下キーで構成された入力装置106と、通信インターフェース107と、システムバス108を有する。CPU102は、RAM103、ROM104に格納されているプログラムに従って、データや命令を演算、判断及び制御を行なう。RAM103は、CPU102が各種処理を行なう際における一時記憶領域として使用される。
つまり、CPU102が、ROM104に格納されたプログラムをRAM103に読出し、RAM103をワークメモリとしてプログラムを実行することで各種の制御が行われる。通信インターフェース107は、たとえばUSB、や無線などパーソナルコンピューターとのデータ通信を行なうためのインターフェースや、インターネットを介して外部のWWWサーバとの間でデータ通信を行なうネットワークインターフェースである。表示装置105は、CRTや液晶ディスプレイとグラフィックコントローラとからなり、グラフィックユーザーインターフェース(GUI)における表示を行なう。システムバス108は、CPU102やRAM103、ROM104などとの間のデータのやり取りを行なう。
図2はWebアプリ用サーバの構成を示すブロック図である。Webアプリ用サーバ201は、CPU202と、RAM203と、ROM204と、ハードディスク205と、時計206と、通信インターフェース207と、システムバス208を有する。CPU202は、RAM203、ROM204またはハードディスク205に格納されているプログラムに従って、データや命令を演算、判断及び制御を行なう。RAM203は、CPU202が各種処理を行なう際における一時記憶領域として使用される。ハードディスク205は、オペレーティングシステム(OS)、ブラウザやその他のアプリケーションソフト等を記録する。
つまり、CPU202が、ROM204或いはハードディスク205に格納されたプログラムをRAM203に読出し、RAM203をワークメモリとしてプログラムを実行することで各種の制御が行われる。時計装置206は現在の日時が、世界標準時刻に合わせて保存されている。通信インターフェース207は、インターネットを介して外部のWWWサーバとの間でデータ通信を行ったり、クライアントからの要求を受け付け、データの返却を行なうためのネットワークインターフェースである。システムバス208は、CPU202やRAM203、ROM204、ハードディスク205などとの間のデータのやり取りを行なう。
図3はデータベース用サーバの構成を示すブロック図である。データベース用サーバ301は、CPU302と、RAM303と、ROM304と、通信インターフェース305と、ハードディスク306とシステムバス307を有する。CPU302は、RAM303、ROM304またはハードディスク306に格納されているプログラムに従って、データや命令を演算、判断及び制御を行なう。RAM303は、CPU302が各種処理を行なう際における一時記憶領域として使用される。ハードディスク306は、オペレーティングシステム(OS)等を記録する。
つまり、CPU302が、ROM304或いはハードディスク306に格納されたプログラムをRAM303に読出し、RAM303をワークメモリとしてプログラムを実行することで各種の制御が行われる。通信インターフェース305は、インターネットを介して外部のWWWサーバとの間でデータ通信を行なうネットワークインターフェースである。システムバス307は、CPU302やRAM303、ROM304、ハードディスク306などとの間のデータのやり取りを行なう。
図4は本実施例を実現するWebサーバシステムの構成図である。図4において、Webアプリ用サーバ201は、複数のプリンターに対してWebサービスを提供するためのWebアプリサーバであり、またプリンターの情報を管理し、個々のプリンターに合わせたWebサービスを提供する事を目的とする。
より具体的には、Webアプリ用サーバ201上では、Webサービスを提供するためのサーブレットサーバプログラム401が起動されており、クライアントからの要求を元に、プリンターID毎の情報参照機能や、情報更新機能、お知らせ情報配信機能など、様々な機能を提供する、複数のサーブレットプログラム403が公開されている。
また、ハードディスク205内にあるタイムゾーン管理DBは、世界中の地域をタイムゾーンIDと呼ばれるIDで管理し、世界標準時からの基本時差と、サマータイム情報などが管理されており、サーブレットサーバプログラム401が時差情報を必要とした時に参照される。
時計装置206は、現在の日時を管理するための装置であり、現在の日時が、世界標準時刻に合わせて保存されている。
データベース(以下DBと略す)用サーバ301は、様々な情報を保存する複数のDBを持つサーバであり、そのうちの1つであるプリンター管理DB402では、プリンター毎の情報をプリンター固有の情報であるプリンターIDに紐づけて保存しており、サーブレットプログラム403からの要求を受けて、情報の更新、および提供を行う事ができる。
プリンター101はプリンター毎に固有のIDを有し、通信インターフェース107を通してID付きでサーブレットサーバプログラム401にアクセスする。アクセスされたサーブレットサーバプログラム401は、適切なサーブレットプログラム403に処理を振り分け、サーブレットプログラム403は必要であればプリンターIDを元にプリンター管理DB402にアクセスし、プリンター毎の情報を保存・参照し、また必要であれば時計装置206も参照し、要求された結果をプリンター101へ返却する。プリンター101では、返却された内容を元に、画像表示装置105に描画を行い、ユーザーに情報を表示する。
図5はWebアプリ用サーバ201に存在するタイムゾーン管理DBの詳細である。タイムゾーン管理DB205では、世界各国地域を示すタイムゾーンIDに紐づいて、世界標準時からの基本時差、およびその地域が保存されており、またその地域でのサマータイムの有無とサマータイムが実施される期間、例えば3月最終日曜日午前1時から10月最終日曜日午前1時まで、などの情報が管理されている。
図6は、複数存在するサーブレットプログラム403のうち、日時の変換を行う日時変換用サーブレットプログラム601のフローチャートである。日時変換用サーブレットプログラム601は、世界標準時の時刻と、タイムゾーンIDを入力されると、入力された日時を、タイムゾーンIDで指定された地域の日時へ変換する事を目的とする。
まず、S601ではタイムゾーン管理DB205からタイムゾーンID付きで基本時差Xを取得する。S602ではタイムゾーンIDを元に、サマータイムが実施されている地域かどうかを判定する。実施されていなければS603へ移り、最終時差をXとする。S602でサマータイムが実施されている場合はS605へ移り、入力された日時が、サマータイム中にあたるかどうかを判定する。S605でサマータイム中でなければS603へ移り、基本時差が最終時差Xとなる。
S605で現在サマータイム中と判定した場合、S606へ移りサマータイム時の追加時差Yを取得してS607へ移る。S607で、S601で取得した基本時差XとS606で取得した追加時差Yが加算され、最終的な時差が算出される。S604では、入力された時刻に、S603及びS607で算出された最終時差が加算され、ユーザーの現在地の日時に変換される。
図7はタイムゾーンがWebサービス上で使われる例を示している。
データベース用サーバ301には、おしらせ用DB701があり、ユーザーにお知らせすべき情報が管理されている。お知らせすべき情報とは、何月何日の何時からサーバが停止するなど、日付に関する情報を含み、日付に関する情報は全て世界標準時で保存されている。サーブレットサーバプログラム401上では、ユーザーにお知らせ情報を知らせるためのお知らせ情報通知用サーブレットプログラム702と、図6で説明した時刻変換プログラム601が動いている。情報通知用サーブレットプログラム702は、プリンター側からプリンターID付きでお知らせ情報の要求を受信する機能を持つ。
お知らせ情報通知用サーブレットプログラム702は、プリンターID703を受け取ると、プリンター管理DB402からそのプリンターIDに紐づいたタイムゾーンIDを読み込む。また、お知らせ用DB701からお知らせすべき情報を読み込む。そして、お知らせ情報に含まれる日時情報と、タイムゾーンIDを前述の日時変換用サーブレットプログラム601に渡し、タイムゾーンに合わせて日時の変換を行い、プリンターの地域に合わせた日時にお知らせ情報を変換した上でプリンター101へ返却され、ユーザーにその現地の時間でお知らせが提供される。
図8は、お知らせ用DB701内のお知らせの例である。各種お知らせ内容は、メンテナンスの予定や、アプリ公開予定の開始時刻と終了時刻を保持している。
図9は、お知らせ内容を表示した際の一例を示す図である。ここで表示される内容は、図8に例が示されたお知らせの内容のうち、開始時刻と終了時刻が、タイムゾーンに合わせて変換された状態で表示される。このように、プリンターが置かれている地域のタイムゾーンを元に、お知らせの時間を変化させることにより、ユーザーはいつからその出来事が起こるのかを即座に知る事ができる。
図10は、プリンターが設置101されている地域のタイムゾーンの設定方法の一例を示す図である。タイムゾーン設定用サーブレット1001は、プリンター101よりタイムゾーンの設定要求を受け取ると、プリンターに対し、現在時刻の入力を求めるUIの返却を行い、プリンター101はそのUIを表示装置105へ反映する。ユーザーは、画面の指示どおりに入力装置106を通してユーザーの現地時刻を入力する。
入力が完了すると、プリンターはタイムゾーン設定用サーブレット1001に対し、ユーザーが入力した時刻を送信する。ユーザーが入力した時刻を受け取ったタイムゾーン設定用サーブレット1001は、UTC日時を保持する時計装置206と、タイムゾーン管理DBの情報を元に、ユーザーが入力した時刻のタイムゾーンが、どの地域であるかの推測を行う。そして、タイムゾーン一覧1002と、推測されたタイムゾーンの情報をセットでプリンター101へ返却する。
図11は、ユーザーが入力した時刻を元に、タイムゾーンの推測を行う処理のフローチャートである。
まず、S1101でタイムゾーン設定用サーブレットプログラムが、時計装置206からUTC時刻を取得する。S1102で、時計装置206から取得したUTC時刻と、ユーザーが入力した現在地の時刻から時差Xを算出する。S1103でタイムゾーンDBからタイムゾーン一覧を取得してS1104に移る。S1104で時差Xと基本時差が一致するタイムゾーンが存在するかどうかを判定する。一致するタイムゾーンがあれば、S1105へ移る。
一方、一致するタイムゾーンが無ければS1108へ移り、タイムゾーン一覧の中で、時差Xと基本時差が最も近いタイムゾーンを検索してS1105へ移る。S1105では一致するタイムゾーンが複数あるかどうかを判定する。一致するタイムゾーンが単一であれば、S1106へ移り、そのタイムゾーンを推定結果とする。S1105で一致するタイムゾーンが複数あった場合S1109へ移り、同じ基本時差のタイムゾーンの中で、タイムゾーン一覧上もっとも上に存在するものに推測を決定したあとS1106へ移り、推定結果とする。S1107で、推定されたタイムゾーンと、タイムゾーン一覧をプリンターへ送信する。
図12は、ユーザーの現在地が東京で、推測されたタイムゾーンと、タイムゾーン一覧がプリンターの表示装置105に表示された図である。本画面では、入力キー操作により、タイムゾーンを確定する事ができる。例えば、前述のユーザーが入力した時刻を元に、タイムゾーンの推測を行う処理により求まった時差が+9時間だったとき、基本時差が一致するタイムゾーンが複数あるため、タイムゾーン一覧上、一番上に存在するソウルにフォーカスが当たっている。
ユーザーは、それが正しければOKを押してそのまま確定する事もできる。また、正しく無いと思った場合には、入力キーの上下で違うタイムゾーンを選ぶ事ができる。例えば、下に二回移動し、東京にフォーカスを当てて、OKボタンを押すことで、東京を選ぶことができる。最終的にユーザーが決定したタイムゾーンが、Webアプリ用サーバ201に送信される。
図13は、決定された内容が反映されるまでの図である。入力時刻に対し、UTCから+9:00の時差がある場合の例を示している。サーブレットサーバプログラム401の 日時変換用サーブレットプログラム601で推測された結果をプリンター101に返却し、表示装置105に反映する。その後、入力装置106の上下キーで0〜2回で現在地を選択すると、入力結果はWebアプリサーバ201に送られてユーザー登録サーブレットプログラム1301がプリンター管理DB402にアクセスし、プリンターIDと紐付けした状態で、タイムゾーンIDを保存する。
以上に述べた実施例によれば、時計などの装置を持たない印刷装置においても、ユーザーが入力した時刻情報に基づき、ユーザーの地域に近いタイムゾーンを推測し、ユーザーにタイムゾーンを選ばせるためのタイムゾーン一覧を提示する際に、推測したタイムゾーンを予め選択しておく事ができる。その結果、ユーザーは推測された地域が正しければそのままその地域を選択する事ができ、また違う場合も、近くの地域を探す事で、自分にあったタイムゾーンを設定する事ができる。
なお、上記説明では、ユーザーに現在の時刻を入力させ、その情報を元に推測を行ったが、時刻情報だけだと、-12時間と+12時間の差がつきづらい。ユーザーには、日時を入力させ、日時を元に推測を行ってもよい事は言うまでもない。
また、上記説明では、返却されるタイムゾーン一覧が固定であるため、万がいち+12時間と推測されたが、実は―12時間だった時のスクロール量が多くなってしまう。そこで、推測されたタイムゾーンを中心に、タイムゾーン一覧を組み換え、スクロール量が少なくなるようにしても良い事は言うまでも無い。
また、上記説明では、推測情報と、タイムゾーン一覧をセットで情報端末に渡しているが、タイムゾーン一覧は情報端末側に予め持っておき、サーバ側から渡すのは推測情報だけでも良い事は言うまでも無い。
また、上記説明では、タイムゾーン推測処理が、サーバ端末側に存在していたが、情報端末側にて判断しても良い事は言うまでも無い。
また、上記説明では、最終的にユーザーが決定したタイムゾーンが、サーバ上に保存されるが、ローカルに保存しても良い事は言うまでも無い。
<実施形態2>
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
101 プリンター
102 CPU
103 RAM
104 ROM
105 表示装置
106 入力装置
107 通信インターフェース
108 システムバス
201 Webアプリ用サーバ
202 CPU
203 RAM
204 ROM
205 ハードディスク
206 時計装置
207通信インターフェース
208システムバス
301 データベース用サーバ
302 CPU
303 RAM
304 ROM
305 通信インターフェース
306 ハードディスク
307システムバス
401 サーブレットサーバプログラム
402 プリンター管理DB
403サーブレットプログラム
601日時変換用サーブレットプログラム
701お知らせ用DB
702 お知らせ情報通知用サーブレットプログラム
1001タイムゾーン設定用サーブレットプログラム
1002タイムゾーン一覧
1301ユーザー登録サーブレットプログラム

Claims (4)

  1. さまざまなサービスを提供するWebサーバと、Webサーバと通信を行い、サービスを利用可能な情報端末において、前記情報端末は、現在の時刻をユーザーが入力可能な現在時刻入力手段と、入力された現在時刻を前記Webサーバへ送信する現在時刻送信手段とを持ち、
    前記Webサーバは、現在時刻を受け取る現在時刻受信手段と、現在の世界標準時刻を調べる世界標準時刻取得手段と、前記現在時刻と前記世界標準時刻を比較し、その時差を特定する時差特定手段と、国や地域と時差を結びつけたタイムゾーン一覧を保持するタイムゾーン一覧保持手段と、前記タイムゾーン一覧から、前記時差が合致するタイムゾーンの候補を特定するタイムゾーン候補特定手段と、前記情報端末に、前記タイムゾーン一覧を、前記候補情報付きで情報端末へ返却する候補付きタイムゾーン一覧返却手段を持ち、前記情報端末は、前記Webサーバより返却された前記候補付きタイムゾーン一覧を画面に表示するタイムゾーン一覧表示手段と、かつ候補とされるタイムゾーンを予め選択状態にするタイムゾーン候補選択手段と、前記タイムゾーン一覧内のタイムゾーンをユーザーが決定可能なタイムゾーン決定手段とを持つ事を特徴とするタイムゾーン推測装置。
  2. 前記情報端末は、前記タイムゾーン決定手段によって決定されたタイムゾーンを前記サーバに送信する選択タイムゾーン送信手段を持ち、前記Webサーバは、前記選択タイムゾーンを受信する選択タイムゾーン受信手段と、受け取った前記選択タイムゾーンを元に、時刻情報付き配信情報を生成する時刻情報付き配信情報生成手段と、時刻情報付き配信情報をプリンターへ配信する時刻情報付き配信情報配信手段を持つ事を特徴とする請求項1に記載のタイムゾーン推測装置。
  3. 前記情報端末は、前記タイムゾーン決定手段によって決定されたタイムゾーンと、情報端末の固有情報を、前記サーバに送信するデータ送信手段を持ち、前記Webサーバは、前記データ送信手段によって送信された、前記タイムゾーンと、前記情報端末の固有情報を受信するデータ受信手段と、受け取った前記選択タイムゾーンを、前記情報端末の固有情報に結び付けて保存する保存手段を持つことを特徴とする請求項1に記載のタイムゾーン推測装置。
  4. さまざまなサービスを提供するWebサーバと、Webサーバと通信を行い、サービスを利用可能な情報端末において、前記情報端末は、現在の時刻をユーザーが入力可能な現在時刻入力手順と、入力された現在時刻を前記Webサーバへ送信する現在時刻送信手順とを持ち、
    前記Webサーバは、現在時刻を受け取る現在時刻受信手順と、現在の世界標準時刻を調べる世界標準時刻取得手順と、前記現在時刻と前記世界標準時刻を比較し、その時差を特定する時差特定手順と、国や地域と時差を結びつけたタイムゾーン一覧を保持するタイムゾーン一覧保持手順と、前記タイムゾーン一覧から、前記時差が合致するタイムゾーンの候補を特定するタイムゾーン候補特定手順と、前記情報端末に、前記タイムゾーン一覧を、前記候補情報付きで情報端末へ返却する候補付きタイムゾーン一覧返却手順を持ち、前記情報端末は、前記Webサーバより返却された前記候補付きタイムゾーン一覧を画面に表示するタイムゾーン一覧表示手順と、かつ候補とされるタイムゾーンを予め選択状態にするタイムゾーン候補選択手順と、前記タイムゾーン一覧内のタイムゾーンをユーザーが決定可能なタイムゾーン決定手順とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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