JP5308380B2 - コンタクトマップ表示装置およびプログラム - Google Patents

コンタクトマップ表示装置およびプログラム Download PDF

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本発明は、スケジュール管理と位置情報管理の連携によるコンタクト情報管理に関し、特に、利用者が対面で人に会ったことを表すコンタクトマップを表示する装置およびプログラムに関する。
近年、利用者が携帯するGPS(Global Positioning System)等により取得した位置情報を活用してサービスを提供するシステムの研究および開発が進められている。このようなシステムの例としては、取得した現在地からその周辺の建物情報を表示するもの、あるいは目的地を入力してナビゲーションを行うもの等が一般的である。一方、オンライン、オフラインに関わらず電子的なスケジューラを使用する利用者も増加している。
しかし、GPS等のセンサにより取得した利用者の実世界での位置情報と、その利用者のサイバースペース上の情報であるスケジュール情報とを統合することによって、利用者のコンタクト情報管理をサポートするような技術については、いまだ提供されていない状況にある。
位置情報取得に関する従来の技術として、精度および計測時刻が異なる複数の位置情報に基づいて位置推定を行うものが公知である(例えば下記特許文献1参照。)。しかし特許文献1には、移動体の存在場所をスケジューラが管理するとの記載があるものの、この特許文献1の技術は、利用者が最近いつ頃、スケジュール上の相手先を訪問して面会(例:顧客先に出張して打合せ)したかといったコンタクト情報を得るものではない。
特開2002−257564公報
本発明は、GPS等のセンサにより取得した利用者の実世界での位置情報と、利用者のサイバースペース上の情報であるスケジュール情報とに基づいてコンタクトマップを表示するコンタクトマップ表示装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るコンタクトマップ表示装置は、利用者が訪問を予定している訪問先の識別情報、予定開始時刻、および訪問先の位置情報を含むスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段と、前記スケジュール情報を蓄積するスケジュール情報蓄積手段と、前記利用者の現在地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記利用者の現在地の位置情報を蓄積する位置情報蓄積手段と、前記予定開始時刻に相当する時刻に前記スケジュール情報蓄積手段からスケジュール情報を読み出し、前記訪問先の位置情報と前記予定開始時刻に相当する時刻における前記利用者の現在地の位置情報とを比較する情報比較手段と、前記訪問先の位置情報と前記利用者の現在地の位置情報とが同一である場合に、前記予定開始時刻に相当する日時および前記訪問先の識別情報を含むコンタクト情報を生成するコンタクト情報生成手段と、前記コンタクト情報を蓄積するコンタクト情報蓄積手段と、前記コンタクト情報蓄積手段に蓄積されたコンタクト情報に基づくコンタクトマップを表示する表示手段と、を具備する。
本発明によれば、GPS等のセンサにより取得した利用者の実世界での位置情報と、サイバースペース上の情報であるスケジュール情報とに基づいてコンタクトマップを表示するコンタクトマップ表示装置およびプログラムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るコンタクトマップ表示システムを示すブロック図 上記実施形態に係るコンタクトマップ表示システムにおいてコンタクト情報を生成する処理のフローを示す図 上記実施形態に係るコンタクトマップ表示システムによる表示画面例を示す図 上記実施形態に係るコンタクトマップ表示システムによるコンタクトマップ表示の一例を示す図 上記実施形態に係るコンタクトマップ表示システムによるコンタクトマップ表示の別の例を示す図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るコンタクトマップ表示システムを示すブロック図である。同図に示すように、本システムは、コンタクトマップ表示システム100、スケジューラシステム200、GPS搭載携帯電話機300から構成される。なお、コンタクトマップ表示システム100は、スケジューラシステム200およびGPS搭載携帯電話機300とは区別して示されているが、スケジューラシステム200がコンタクトマップ表示システム100を含む構成、GPS搭載携帯電話機300がコンタクトマップ表示システム100を含む構成、もしくはコンタクトマップ表示システム100をスケジューラシステム200およびGPS搭載携帯電話機300の両者が含む構成も可能である。
コンタクトマップ表示システム100は、スケジュール情報取得部101、スケジュール情報蓄積部102、位置情報取得部103、位置情報蓄積部104、情報比較部105、方角算出部106、コンタクト情報生成部107、コンタクト情報蓄積部108、および表示部110から構成される。
本実施形態に係るコンタクトマップ表示システム100は、GPS等のセンサにより取得した利用者の実世界での位置情報301と、その利用者のサイバースペース上の情報であるスケジュール情報201とを統合することにより、利用者のコンタクト情報管理をサポートするものであって、これらの情報からコンタクト情報を生成し、コンタクトマップ表示要求109に応じてコンタクトマップを表示するものである。
スケジュール情報取得部101は、スケジューラシステム200と有線または無線を介して通信可能に構成され、利用者がGPS搭載携帯電話機300または他のコンピュータ等によってスケジューラシステム200に登録したスケジュール情報201を取得し、スケジュール情報蓄積部102に格納する。
スケジュール情報201は、利用者が人を訪問する予定を含む情報である。例えば本実施形態において、訪問先は顧客会社の担当者であり、予定の内容は顧客担当者との打合せである。このためスケジュール情報201は、顧客担当者名、顧客会社名、その最寄り駅名、打合せ開始予定時刻、打合せ終了予定時刻等を含む。顧客担当者名および顧客会社名は、訪問先の識別情報に相当し、顧客会社の最寄り駅名は、訪問先の位置情報に相当する。
さらに、本実施形態に係るコンタクトマップの種々の表示形態に応じて、例えば業種別のコンタクトマップ表示とする場合、訪問先の属性、例えば顧客会社の業種についての情報が必要である。このような属性情報(「分類項目」と呼んでもよい)については、スケジュール情報201がこれを含んでいてもよいし、別途、本システムがアクセス可能なデータベース等に格納されていてもよい。
なお、上記の「予定」とは、人のもとを訪れる予定だけでなく、例えば店舗や工場等に出向く予定であってもよい。また、予定の内容としては、打合せだけでなく、人に直接会う「面会」、「面接」、用務のため臨時にふだんの勤め先以外の所に出向く「出張」等を含む。
スケジューラシステム200は、上記のような利用者のスケジュール情報201を定期的に監視しており、スケジュールの新規作成、修正、削除等の変更が生じたら、該スケジュール情報201を表すファイルを生成して出力する(エクスポート)。本実施形態では、スケジュール情報201を表すための汎用フォーマットの一つである例えばiCalender形式のファイルを用いる(以下「iCalenderファイル」という)。
本実施形態に係るコンタクト情報管理を行うためには、スケジュール情報201に登録された予定が実行される時点での、利用者の位置情報301を取得できることが必要である。このため本実施形態において、利用者は、移動を伴う予定を登録した場合、GPS搭載携帯電話機300を携帯しながら移動する。
位置情報取得部103は、利用者が携帯するGPS搭載携帯電話機300と有線または無線を介して通信可能に構成される。GPS搭載携帯電話機300は、本実施形態に係るコンタクトマップ表示システム100に加え、図示しないGPS衛星等とも通信可能に構成される。なお、図1には、一人の利用者について一台のGPS搭載携帯電話機300が本システムに接続している状態が示されているが、複数の利用者について複数台のGPS搭載携帯電話機300が本システムと通信を行うことができる。
位置情報取得部103は、GPS搭載携帯電話機300から利用者の位置情報301を定期的に取得し、位置情報蓄積部104に格納する。この位置情報301は、GPSにより得られた緯度および経度の座標値である。なお、GPSに加え、地下鉄駅構内や屋内における移動体通信デバイスの位置を取得する手段を補助的に用いてもよい。
また位置情報取得部103は、GPS搭載携帯電話機300から取得した利用者の現時点での位置情報301によって図示しないデータベース等を検索することにより、交通機関を利用する場合の現在地の最寄り駅名(以下、「最寄り駅名A」という)を求める。このデータベースは、GPSにより得られた緯度および経度の座標値を検索キーとして、駅名のようなランドマーク名の文字列を検索することができる。
利用者の現在地の最寄り駅名Aは、日付情報および上記座標値とともに利用者の現在地の位置情報として位置情報蓄積部104に格納される。なお、利用者の現在地の最寄り駅名Aは複数であってもよい。
情報比較部105は、現在時刻から前後n分を開始予定時刻とする利用者のスケジュール情報をスケジュール情報蓄積部102から抽出する。上記nの値は適宜に設定される。これにより抽出されたスケジュール情報は、ある顧客会社の担当者との打合せの予定であり、この予定が実行される場所(利用者が出向く目的地)に係る位置情報として最寄り駅名(以下、「最寄り駅名B」という)を含んでいる。なお、予定が実行される場所に係る位置情報は、複数の最寄り駅名Bを含んでもよい。
情報比較部105は、位置情報蓄積部104から利用者の現在地の最寄り駅名Aを読み出し、予定が実行される場所に係る位置情報である最寄り駅名Bと比較する。この比較処理には、よく知られたテキストマッチングの技術を利用することができる。なお、文字列である駅名の表記のゆれを表すデータベースをあらかじめ保持し、表記のゆれに対処できるようにすることが望ましい。
最寄り駅名Aと最寄り駅名Bが同一である場合、利用者は現在、予定が実行される場所に滞在しており、当該予定の打合せのため顧客会社の担当者とのコンタクト(接触)があったものとみなす。なお、最寄り駅名Aまたは最寄り駅名Bが複数ある場合には、少なくとも両者の間でいずれかの駅名が同一である場合に、両者は同一であると判定する。
コンタクト情報生成部107は、情報比較部105における比較結果に応じてコンタクト情報を生成する。コンタクト情報は、少なくとも、日付情報と、スケジュール情報と、次に説明する「方角」とを含み、コンタクト情報蓄積部108に格納される。コンタクト情報の生成に用いるスケジュール情報の項目は、本実施形態の例では顧客担当者名、顧客会社名である。
方角算出部106は、利用者の通常の所在地(本例では利用者が勤務する会社、「自社」という)を中心とする同心円状のコンタクトマップにおいて、予定が実行される場所(訪問先である顧客会社(担当者)の所在地)の方角を算出する。方角の算出には、例えば緯度および経度の座標値を用いる。このため、利用者の通常の所在地については、その緯度および経度の座標値が本システムにあらかじめ入力され既知であるものとする。予定が実行される場所については、利用者の現在地の最寄り駅Aを求める際にGPS搭載携帯電話機300から取得した位置情報301に含まれる緯度および経度の座標値を用いることができる。なお、顧客会社(担当者)の所在地の緯度および経度についても、自社の場合と同様、本システムにあらかじめ入力しておいてもよい。
表示部110は、コンタクトマップ表示要求109に応じてコンタクト情報蓄積部108からコンタクト情報を読み出し、該コンタクト情報に基づくコンタクトマップの表示画像を生成して表示する。コンタクトマップの表示態様については、後述するように、訪問先の方角を示すものや、訪問先の業種で分類するものがある。
以上のような本実施形態に係るコンタクトマップ表示システム100は、例えばコンピュータプログラムとして実現することもできる。この場合、コンピュータを、スケジュール情報取得部101、スケジュール情報蓄積部102、位置情報取得部103、位置情報蓄積部104、情報比較部105、方角算出部106、コンタクト情報生成部107、コンタクト情報蓄積部108、および表示部110として機能させるためのプログラムが、コンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ等の記憶手段に読み出され、CPUにより実行される。
図2は、本実施形態のコンタクトマップ表示システム100においてコンタクト情報を生成する処理のフローを示す図である。
利用者によるスケジュール情報の入力をスケジューラシステム200が定期的に監視し、変更があればカレンダーフォーマットの標準形式であるiCalenderファイルにエクスポートする(ステップS1)。スケジューラシステム200がエクスポートしたiCalenderファイルをスケジュール情報取得部101がインポートする。これによりスケジュール情報201がスケジュール情報蓄積部102に蓄積される(ステップS2)。
以下、コンタクト情報を生成するステップS3〜S9の処理が、例えばコンタクトマップ表示システム100の運用を停止するまで、繰り返し実行される。上述したように、スケジュール情報における予定が実行される際に、利用者はGPS携帯電話機300を携帯して移動する(目的地に出向く)。
GPS搭載携帯電話機300から取得した位置情報301をもとに、利用者の現在地からもっとも近い最寄り駅名Aを位置情報取得部103が取得する(ステップS3)。
スケジュール情報蓄積部102を参照し、現在時刻から前後n分を開始予定時刻とするスケジュール情報を情報比較部105が抽出する(ステップS4)。
今回抽出したスケジュール情報が、前回抽出したスケジュール情報と同一であるかを情報比較部105が判定する(ステップS5)。現在時刻が、ある予定の開始予定時刻の前後n分に到達すると、ステップS4において該当するスケジュール情報が最初に抽出され、ステップS5からステップS6に進む。情報比較部105は、今回抽出したスケジュール情報から、予定が実行される場所に係る位置情報である最寄り駅名Bを取得する(ステップS6)。次に、ステップS3において取得された、利用者の現在地からもっとも近い最寄り駅名Aと、ステップS6において取得された、予定が実行される場所に係る位置情報である最寄り駅名Bとを情報比較部105が比較する(ステップS7)。ここで、最寄り駅名Aと最寄り駅名Bが同一でない場合、利用者は当初の予定とは異なる行動を取っているとみなし(予定のキャンセル)、ステップS3に戻る。最寄り駅名Aと最寄り駅名Bが同一である場合、方角算出部106が最寄り駅Bの方角を算出する(ステップS8)。そして、現在の日付、抽出したスケジュール情報、算出した方角に基づくコンタクト情報をコンタクト情報生成部107が生成する。生成されたコンタクト情報はコンタクト情報蓄積部108に蓄積される(ステップS9)。
図3は、表示部110の表示画面例を示す図である。表示部110には、利用者のスケジュール111と、コンタクトマップ表示ボタン112とが表示される。利用者等がこのような表示部110の画面上でボタン112を押すことによって本システムに対しコンタクトマップ表示要求109を与えると、例えば図4に示すようなコンタクトマップ400が表示される。
図4に示されるように、コンタクトマップ400はいわゆるレーダーチャートのような同心円状であり、その中心401には自社が示され、利用者の名前および現在の日付が表示される。コンタクトマップ400の中心401からの距離は、現在の日付からの日数差(または月数差)402に相当する。中心401からもっとも近い円は、現在の日付である2010年1月28日から10日前を意味し、中心401からもっとも遠い円は、現在の日付である2010年1月28日から12ヶ月前を意味する。このため表示部110は、コンタクト情報蓄積部108に複数蓄積されているコンタクト情報それぞれが含む日付情報、すなわちコンタクト情報が生成された時点での現在の日付と、コンタクトマップ400を表示する現在の日付との差を求める。また、コンタクトマップ400は、中心401から見た東西南北の方角403に対応している。上述したように、コンタクト情報は、方角算出部106によって算出された、予定が実行される場所(訪問先である顧客会社(担当者)の所在地)の方角を情報として含んでいる。
表示部110は、このようなコンタクトマップ400上に、それぞれの日数差および方角に応じてコンタクト情報405〜407を配置し、それぞれのコンタクト情報の日付、顧客担当者名、顧客会社名を表示する。例えばコンタクト情報407は、利用者(通研太郎氏)が、2010年1月28日からほぼ12ヶ月前の2009年1月30日に、自社から北東に最寄り駅のあるB社の担当者である伊藤氏と打合せのために会ったことを表している。
コンタクトマップ400によれば、時間および位置関係の両方に関して顧客とのコンタクト状況を容易に把握可能となる。なお、同心円の時間幅(402)や、各軸に対する東西南北の割付(403)は、設定ファイル等で設定変更可能であることが好ましい。
図5は、コンタクトマップの別の表示例を示している。図5に示されるコンタクトマップ500は、自社から顧客最寄り駅への方角ではなく、顧客の業種によってコンタクト情報を分類して配置するものである。なお、顧客の業種は利用者によって設定されたものがあらかじめDB等に蓄積されており、それを用いてコンタクトマップ上に配置するものとする。また、コンタクト情報を配置する角度は、適切な業種範囲内で可能な限り重ならないように自動的に調整して配置されるものとする。中心から同心円までの距離が日数差/月数差(時間差)に相当する点は、図4に示したコンタクトマップ400と同じである。
コンタクトマップ500において、利用者は、不動産業(501)のD社山田氏と2010年1月25日にコンタクトを取っている(502)。同様に、アパレル業(504)のC社鈴木氏とは2010年1月12日に(503)、建設業(506)のA社佐藤氏とは2009年10月20日に(505)、運輸業(507)のB社伊藤氏とは2009年1月30日に(508)、それぞれコンタクトを取ったことが分かる。このように表示エリアを業種別に区切ることによって、コンタクト状況をより把握しやすくすることが可能である。
図4および図5のいずれの表示例においても、マップ上の顧客担当者名等をクリックすることにより、詳細な顧客コンタクトリストが顧客管理DB等(図示しない)から抽出され、表示されるようにすると好ましい。
以上説明したように、本実施形態によれば、GPS等のセンサで取得した位置情報等の実世界上での行動と、サイバースペース上の情報であるスケジューラ上の情報を統合することにより、利用者のコンタクト情報管理をサポートする技術を提供することができる。具体的には、本実施形態は、利用者が予定等のスケジュール管理に利用するスケジューラシステム200と、利用者が携帯しその位置情報を計測するGPS搭載携帯電話機(通信端末)から、それぞれスケジュール情報201および位置情報301を受け取り、これらの情報に基づいてコンタクトマップを表示するコンタクトマップ表示システム100を提供することができる。
コンタクトマップ表示は、現在と予定当時との日数差に応じた位置に、訪問した顧客のコンタクト情報を同心円状に表示することを特徴とし、これにより利用者が顧客コンタクト情報を容易に把握可能となるという利点がある。
なお、上記実施形態では、情報比較部105による比較の処理において、利用者の現在地の位置情報301に基づく最寄り駅名Aと、スケジュール情報201の予定が実行される場所(利用者が出向く目的地)の最寄り駅名Bとをテキストマッチングにより比較する場合について説明したが、前者と後者の緯度および経度の座標値を用いることにより厳密な比較をするように処理を変形してもよい。
また、利用者がスケジュール情報における予定の相手と実際に会った旨をシステムに対して明示的に入力するようにし、これをコンタクト情報に含めて表示するようにすれば、コンタクトマップの表示内容の信頼性を高めることができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100…コンタクトマップ表示システム;
101…スケジュール情報取得部;
102…スケジュール情報蓄積部;
103…位置情報取得部;
104…位置情報蓄積部;
105…情報比較部;
106…方角算出部;
107…コンタクト情報生成部;
108…コンタクト情報蓄積部;
109…コンタクトマップ表示要求;
110…表示部;
200…スケジューラシステム;
201…スケジュール情報;
300…GPS搭載携帯電話機;
301…位置情報

Claims (4)

  1. 利用者が訪問を予定している訪問先の識別情報、予定開始時刻、および訪問先の位置情報を含むスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段と、
    前記スケジュール情報を蓄積するスケジュール情報蓄積手段と、
    前記利用者の現在地の位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記利用者の現在地の位置情報を蓄積する位置情報蓄積手段と、
    前記予定開始時刻に相当する時刻に前記スケジュール情報蓄積手段からスケジュール情報を読み出し、前記訪問先の位置情報と前記予定開始時刻に相当する時刻における前記利用者の現在地の位置情報とを比較する情報比較手段と、
    前記訪問先の位置情報と前記利用者の現在地の位置情報とが同一である場合に、前記予定開始時刻に相当する日時および前記訪問先の識別情報を含むコンタクト情報を生成するコンタクト情報生成手段と、
    前記コンタクト情報を蓄積するコンタクト情報蓄積手段と、
    前記コンタクト情報蓄積手段に蓄積されたコンタクト情報に基づくコンタクトマップを表示する表示手段と、を具備し、
    前記コンタクトマップを表示する日時と前記コンタクト情報の日時との差を求め、前記差の大きさが中心からの距離に相当するように、前記コンタクト情報を同心円状のコンタクトマップに配置して表示することを特徴とするコンタクトマップ表示装置。
  2. 前記利用者の通常の所在地を中心とする場合の前記訪問先の所在地の方角を算出する方角算出手段をさらに具備し、前記同心円状のコンタクトマップにおいて前記方角に応じた位置に、前記コンタクト情報を配置して表示する請求項に記載のコンタクトマップ表示装置。
  3. 前記同心円状のコンタクトマップにおいて、あらかじめ指定された訪問先の分類項目に応じた位置に、前記コンタクト情報を配置して表示する請求項に記載のコンタクトマップ表示装置。
  4. コンピュータを、
    利用者が訪問を予定している訪問先の識別情報、予定開始時刻、および訪問先の位置情報を含むスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得手段、
    前記スケジュール情報を蓄積するスケジュール情報蓄積手段、
    前記利用者の現在地の位置情報を取得する位置情報取得手段、
    前記利用者の現在地の位置情報を蓄積する位置情報蓄積手段、
    前記予定開始時刻に相当する時刻に前記スケジュール情報蓄積手段からスケジュール情報を読み出し、前記訪問先の位置情報と前記予定開始時刻に相当する時刻における前記利用者の現在地の位置情報とを比較する情報比較手段、
    前記訪問先の位置情報と前記利用者の現在地の位置情報とが同一である場合に、前記予定開始時刻に相当する日時および前記訪問先の識別情報を含むコンタクト情報を生成するコンタクト情報生成手段、
    前記コンタクト情報を蓄積するコンタクト情報蓄積手段、
    前記コンタクト情報蓄積手段に蓄積されたコンタクト情報に基づくコンタクトマップを表示する表示手段として機能させるためのプログラムであって、
    前記コンタクトマップを表示する日時と前記コンタクト情報の日時との差を求め、前記差の大きさが中心からの距離に相当するように、前記コンタクト情報を同心円状のコンタクトマップに配置して表示させるプログラム
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