JP5256222B2 - 行動状況を判定するための方法、装置及びプログラム - Google Patents
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Description
第1の態様は、記憶された滞在位置データをそのデータ数が曜日間で均一になるように間引き、この間引き処理後の滞在位置データを特徴量ベクトルの算出処理に供するものである。
このようにすると、ユーザの滞在位置データが曜日間で偏らないようにすることができ、これにより特徴量ベクトルの算出処理、ひいては平日又は休日を判定するための識別関数の学習処理をより的確に行うことができる。
このようにすると、識別関数の学習処理をガウシアンカーネルを用いたone-class SVMを用いて、関数演算により学習することができる。
このようにすると、識別関数fi(x)が0以上であるか0未満であるかを判定するだけで、きわめて簡単な判定処理により平日か又は休日かを判定することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係わる状況判定方法を実現するためのシステムの概略構成図である。このシステムは、状況判定対象者となるユーザが所持する携帯端末MSと、データベースサーバDSVと、平日/休日判定処理装置PSと、平日/休日判定結果の通知先となるユーザ端末UT及び複数のアプリケーションサーバAP1〜APnとを備え、これらは通信ネットワークを介して相互に通信可能となっている。なお、通信ネットワークは、例えばインターネットに代表されるIPネットワークと、このIPネットワークにアクセスするためのアクセスネットワークとから構成される。
携帯端末MSは、基本機能としてマン/マシンインタフェースとしての入出力機能と、音声通信機能と、ブラウザ機能を備えたもので、さらにこの発明を実施するために必要な機能としてセンサデータ計測部11及び休日割合入力部12を有している。これらの機能はいずれもプログラムを携帯端末MS内のCPU(Central Processing Unit)に実行させることにより実現される。
(1)識別関数の学習フェーズ
識別関数の学習処理は次のように行われる。図3はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、ここでは識別関数の学習処理に必要な期間におけるユーザの位置データが、データベースサーバDSV内のセンサデータ記憶部21に既に記憶されているものとして説明を行う。
携帯端末MSでは、先ずステップS1においてユーザの休日割合を示す情報の入力処理が行われる。この休日割合を示す情報の入力処理は携帯端末MSとユーザとの間で対話形式により行われる。図5はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
v=mweek/7 (5)
により算出する。
v=mmonth/30 (6)
により算出する。
上記休日割合を表す情報の入力処理が終了すると、平日/休日判定処理装置PSはステップS2により特徴量ベクトル算出処理部31を起動し、先ず位置データの間引き処理を以下のように行う。図6はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
v=mkoyomi/M (7)
平日/休日判定処理装置PSは、次にステップS3において、上記間引き処理により選択された位置データから特徴量ベクトルx=(x1,x2,…,xL)(ただし、Lは特徴量空間を構成する次元数である。)を算出する。図7はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
平日/休日判定処理装置PSは、次にステップS4において平日/休日識別関数学習処理部32を起動し、one-class SVMを使用して、上記時間区間ごとの特徴量ベクトルx=(x1,x2,…,xL)に対し識別関数の学習処理を行う。
次に、平日/休日判定フェーズの処理は次のように行われる。図4はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。なお、携帯端末MSでは平日/休日の判定対象となる期間において位置データの計測が周期的に行われ、この計測された位置データはデータベースサーバDSVに送信されてセンサデータ記憶部21に記憶される。
すなわち、ステップS81〜S84により、上記平日/休日の判定対象として読み込んだすべての位置データについて当該位置データがどの時間区間Tiに該当するかを調査する。続いて、該当する時間区間Tiの識別関数を検索することにより識別関数を選択する。
すなわち、平日/休日判定処理部33は、ステップS91において識別関数fi(x)がfi(x)≧0であるか否かを判定し、fi(x)≧0であればステップS92により判定対象となる日を平日と識別する。これに対し、fi(x)<0であれば、ステップS93により判定対象となる日を休日と識別する。そしてステップS10において、上記識別結果を表す情報をユーザ端末UT又はアプリケーションサーバAP1〜APnへ送信する。
Claims (9)
- 予め設定した学習期間におけるユーザの滞在位置データを収集し記憶する過程と、
前記学習期間における前記ユーザの平日又は休日の割合を示す情報の入力を受け付ける過程と、
1日を複数の時間区間に分割し、この分割された時間区間ごとに前記記憶されたユーザの滞在位置データからその特徴量ベクトルを算出する過程と、
前記分割された時間区間ごとに、前記算出された特徴量ベクトルと、前記入力された平日又は休日の割合を示す情報と、カーネル関数を用いて、平日又は休日を判定するための識別関数を学習する過程と、
平日又は休日の判定対象となる日に収集された前記ユーザの滞在位置データからその特徴量ベクトルを算出する過程と、
前記算出された特徴量ベクトルに対し識別処理を行う上で適当な識別関数を、前記学習により得られた識別関数の中から選択する過程と、
前記選択された識別関数をもとに、前記判定対象となる日が平日か又は休日かを判定する過程と
を具備することを特徴とする状況判定方法。 - 前記記憶された滞在位置データを、そのデータ数が曜日間で均一になるように間引き、この間引き処理後の滞在位置データを前記特徴量ベクトルの算出処理に供する過程を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の状況判定方法。
- 前記平日か又は休日かを判定する過程は、前記選択された識別関数fi(x)がfi(x)≧0であるか否かを判定し、fi(x)≧0であれば前記判定対象となる日を平日と識別し、fi(x)<0であれば前記判定対象となる日を休日と識別することを特徴とする請求項3記載の状況判定方法。
- 予め設定した学習期間におけるユーザの滞在位置データを収集し記憶する手段と、
前記学習期間における前記ユーザの平日又は休日の割合を示す情報の入力を受け付ける手段と、
1日を複数の時間区間に分割してこの分割された時間区間ごとに、前記記憶されたユーザの滞在位置データからその特徴量ベクトルを算出し、この算出された特徴量ベクトルと、前記入力された平日又は休日の割合を示す情報と、カーネル関数を用いて、平日又は休日を判定するための識別関数を学習する学習手段と、
平日又は休日の判定対象となる日に収集された前記ユーザの滞在位置データからその特徴量ベクトルを算出して、この算出された特徴量ベクトルに対し識別処理を行う上で適当な識別関数を前記学習により得られた識別関数の中から選択し、この選択された識別関数をもとに前記判定対象となる日が平日か又は休日かを判定する判定手段と
を具備することを特徴とする状況判定装置。 - 前記記憶された滞在位置データを、そのデータ数が曜日間で均一になるように間引き、この間引き処理後の滞在位置データを前記学習手段による特徴量ベクトルの算出処理に供する間引き手段を、さらに具備することを特徴とする請求項5記載の状況判定装置。
- 前記判定手段は、前記選択された識別関数fi(x)がfi(x)≧0であるか否かを判定し、fi(x)≧0であれば前記判定対象となる日を平日と識別し、fi(x)<0であれば前記判定対象となる日を休日と識別することを特徴とする請求項7記載の状況判定装置。
- 請求項5乃至8のいずれかに記載の状況判定装置が備える手段に相当する処理を、前記状況判定装置が備えるコンピュータに実行させる状況判定プログラム。
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