JP6037325B2 - 行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラム - Google Patents

行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラム Download PDF

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本発明は、行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムに関する。特に、本発明は、ユーザーの目標の実現に向けてユーザーに行動を促す行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムに関する。
従来、生活支援ロボットシステムと対話ロボットとを備えた対話システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の対話システムによれば、対話ロボットが、生活支援ロボットシステムの分散環境行動データベースに蓄積されたユーザーの行動等の情報からユーザーの状況を分析し、対話戦略データベースに蓄積された概念の連想関係を示す連想情報をもとに音声認識されたユーザーの会話の文脈を分析し、状況及び会話の文脈から実行するサービスを選択すると共に会話文脈から「連想しりとり」した表現の発話データを発話してユーザーの会話に参加することができる。
国際公開第2005/086051号
しかし、人間の行動はデータベースで完全には規定することができないところ、特許文献1に記載されている対話システムにおいては、データベースの情報をもとに人間の行動状況を解析することで発話情報の基礎にしているので、データベースに規定されていない行動を人間が実行した場合、多くのエラーが発生する。
したがって、本発明の目的は、人間の行動を完全には定型化できない点に鑑み、ユーザーのリアルタイムの動作を把握し、当該ユーザーに伝達する情報を規定することができ、より的確な行動を促すことができる行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ユーザーに行動を促す行動促進システムであって、ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定部と、ユーザーの動作を検出する動作検出部と、ユーザーの位置を推定する位置推定部と、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応させて、ユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を行動事例情報として予め格納している行動事例テーブルと、動作検出部が検出した動作及び位置推定部が推定した位置と行動事例テーブルが格納している複数の行動事例情報との比較に基づいて、ユーザーの行動を推定する行動推定部と、目標設定部が設定した目標情報と行動推定部の推定結果との差に基づいて、ユーザーの目標の達成度を段階的に評価する達成度評価部と、ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される達成度が複数あり、当該複数の達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報を目標情報及び達成度に対応づけて格納する認識情報格納部と、目標設定部が設定した目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、認識情報格納部が格納しており、達成度評価部の評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した関連情報に置き換えてユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成部と、出力情報生成部が生成した出力情報を出力する出力部とを備える行動促進システムが提供される。
また、上記行動促進システムにおいて、出力情報生成部が、関連情報として、目標と同一又は類似の目標を有している他のユーザーの状況を示す情報、又は目標の実行において考慮すべき外部の情報の少なくともいずれかを取得することもできる。
また、上記行動促進システムにおいて、動作検出部が検出した動作を示す情報を無線通信を介して取得する動作情報取得部を更に備え、位置推定部が、無線通信に用いられる複数の中継部における動作検出部からの電波強度に基づいて位置を推定することもできる。
また、上記行動促進システムにおいて、出力情報生成部が、認識情報格納部から一の認識情報を用いたことを示す使用情報を一の認識情報に対応づけて認識情報格納部に格納し、達成度評価部の評価結果に対応する認識情報として使用情報が対応づけられている認識情報を用いる場合、当該認識情報の一部を異なる情報に変化させることもできる。
また、本発明は、上記目的を達成するため、ユーザーに行動を促す行動促進方法であって、ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定段階と、ユーザーの動作を検出する動作検出段階と、ユーザーの位置を推定する位置推定段階と、動作検出段階において検出された動作及び位置推定段階において推定された位置と、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応するユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を含む行動事例情報それぞれとを比較して、ユーザーの行動を推定する行動推定段階と、目標設定段階において設定された目標情報と行動推定段階において得られた推定結果との差に基づいて、ユーザーの目標の達成度を段階的に評価する達成度評価段階と、目標設定段階において設定された目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、当該関連情報と、ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される達成度が複数あり、当該複数の達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報のうち、達成度評価段階における評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した関連情報に置き換えた認識情報とを用いて、ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成段階と、出力情報生成段階において生成された出力情報を出力する出力段階とを備える行動促進方法が提供される。
また、本発明は、上記目的を達成するため、ユーザーに所定の行動を促す行動促進システム用のプログラムであって、行動促進システムに、外部からの入力に応じ、ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定機能と、ユーザーの動作を検出する動作検出機能と、ユーザーの位置を推定する位置推定機能と、動作検出機能が検出した動作及び位置推定機能が推定した位置と、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応するユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を含む行動事例情報それぞれとを比較して、ユーザーの行動を推定する行動推定機能と、目標設定機能が設定した目標情報と行動推定機能が推定した推定結果との差に基づいて、ユーザーの目標の達成度を段階的に評価する達成度評価機能と、目標設定機能が設定した目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、当該関連情報と、ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される達成度が複数あり、当該複数の達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報のうち、達成度評価機能が評価した評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した関連情報に置き換えた認識情報とを用いて、ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成機能と、出力情報生成機能が生成した出力情報を出力する出力機能とを実現させる行動促進システム用のプログラムが提供される。
本発明に係る行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムによれば、ユーザーのリアルタイムの動作を把握し、当該ユーザーに伝達する情報を規定することができ、より的確な行動を促すことができる行動促進システム、行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムを提供できる。
実施の形態に係る行動促進システムの概要図である。 実施の形態に係る行動促進システムの機能構成ブロック図である。 実施の形態に係る目標格納部のデータ構成を示す図である。 実施の形態に係る行動事例テーブルのデータ構成を示す図である。 実施の形態に係る行動促進システムの処理のフローチャートである。 ユーザーが目標として「1日30分体操をする」ことと「1日30分庭いじりする」こととを設定した場合における行動促進システムからの出力情報の出力を示す図である。 実施の形態の変形例に係る行動促進システムの機能構成ブロック図である。 実施の形態及び実施の形態の変形例に係る行動促進システムのハードウェア構成図である。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る行動促進システムの概要を示す。
(行動促進システム1の概要)
本実施の形態に係る行動促進システム1は、ユーザー300の予め設定された行動目標の達成に向けて、ユーザー300のモチベーションを維持乃至向上させる情報をユーザー300に提供する。まず、サーバ100は、ユーザー300が有する携帯情報端末400からの情報を受け付けて、ユーザー300の生活における行動の目標を設定する。例えば、ユーザー300が、ユーザー300の家族、運動のインストラクター及び/又は医師等とユーザー300の年齢や体調等を考慮して相談した結果に基づいて目標を決定する。携帯情報端末400は、携帯情報端末400が有する液晶表示部等の出力部72に複数の目標メニューを表示する。ユーザー300は、決定した目標に合致する目標メニューを選択する。携帯情報端末400は、選択された目標メニューをサーバ100に送信する。サーバ100は、携帯情報端末400から受信した目標メニューに基づいて、ユーザー300の行動の目標を設定する。
次に、ユーザー300の身体に装着された3次元加速度センサ等の動作検出部20がユーザー300の動作を検出する。例えば、動作検出部20は、その位置情報よりユーザー300の立位、座位、若しくは臥位の姿勢を検出すると共に加速度センサの働きにより検出した姿勢からの位置変化を検出して、その結果、ユーザー300が歩行、走行、若しくは転倒等の動作を行っていることを検出する。動作検出部20は、無線通信を介してサーバ100に検出結果を供給する。また、サーバ100と動作検出部20との間には複数の中継部30としての複数の無線通信のアクセスポイントが設置されている。サーバ100は、複数のアクセスポイントへの動作検出部20からの電波強度の強弱に基づいてユーザー300の位置を推定する。そして、サーバ100は、動作検出部20から受け取った動作と推定したユーザー300の位置とからユーザー300の行動を推定し、推定結果と予め設定された目標とを比較する。サーバ100は、ユーザー300に伝達すべき情報を当該比較の結果に応じて生成する。
サーバ100は、伝達すべき情報を生成する場合に、集合住宅内や老人ホーム内のネットワークや予め設定された領域内(例えば、町会内等)におけるネットワーク等であるローカルネットワーク92を介し、ユーザー300がサーバ100に設定した目標と同一若しくは類似の目標を設定している他のユーザー310や他のユーザー320の状況を取得する。サーバ100は、他のユーザー310の状況を、例えば、動作検出部20aを有する他のユーザー310の携帯端末から取得する。また、サーバ100は、他のユーザー320の状況を、動作検出部20bを有する携帯情報端末から取得する。
更に、サーバ100は、インターネット94を介し、ユーザー300が予め設定した目標に関連する情報を取得する。そして、サーバ100は、取得した他のユーザー310や他のユーザー320の状況及び/又はインターネット94を介して取得した情報を用い、ユーザー300に伝達すべき情報を生成する。
サーバ100は、ユーザー300が有する携帯情報端末400に、生成した伝達すべき情報を出力させる。例えば、サーバ100は、携帯情報端末400の液晶表示パネル等の出力部72にキャラクター720を表示させる。そして、サーバ100は、出力部72に表示させたキャラクター720に伝達すべき情報を音声として出力させる。これにより、予め設定した行動目標の達成に対するユーザー300のモチベーションの維持乃至向上を図ることができる。
なお、サーバ100は、ユーザー300が有する携帯情報端末400に、生成した伝達すべき情報をテキストデータ及び/又は画像データとして出力させることもできる。
図2は、本発明の実施の形態に係る行動促進システムの機能構成の一例を示す。
本実施の形態に係る行動促進システム1は、外部からの入力を受け付ける入力部70からの情報に応じ、ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定部10と、目標設定部10が設定した目標情報を格納する目標格納部12と、ユーザーの動作を当該動作が実行された時刻に対応づけて検出する動作検出部20と、動作検出部20が検出した動作を示す情報を動作検出部20から無線通信を介して取得し、ユーザーが実行している動作を認識して動作情報として取得する動作情報取得部24と、動作情報取得部24が取得した動作情報を格納する動作情報格納部26と、ユーザーの位置をユーザーが当該位置に存在した時刻に対応づけて推定する位置推定部28と、動作検出部20と位置推定部28との間に設置され、動作検出部20からの情報を位置推定部28に受け渡す複数の中継部30乃至中継部30aとを備える。
また、行動促進システム1は、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応させて、ユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を行動事例情報として予め格納している行動事例テーブル42と、動作検出部20が検出した動作及び位置推定部28が推定した位置と行動事例テーブル42が格納している複数の行動事例情報との比較に基づいて、ユーザーの行動を推定する行動推定部40と、行動推定部40の推定結果を格納する推定結果格納部44と、目標設定部10が設定した目標情報と行動推定部40の推定結果との差に基づいて、ユーザーの目標の達成度を評価する達成度評価部50とを備える。
また、行動促進システム1は、ユーザーに認識させる情報である複数の認識情報を目標情報及び達成度に対応づけて予め格納する認識情報格納部62と、目標設定部10が設定した目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークとしてのローカルネットワーク92及び/又はインターネット94を介して取得し、当該関連情報と、認識情報格納部62が格納しており達成度評価部50の評価結果に対応する認識情報とを用いて、ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成部60と、出力情報生成部60が生成した出力情報及び/又は目標設定部10からの情報をユーザーに認識可能に出力する出力部72と、出力情報生成部60が生成した出力情報及び/又は目標設定部10からの情報を出力部72に働きかけて出力部72から出力させる出力制御部74と、出力部72から出力された出力情報について、入力部70を介してユーザーからの支持を受け付けるランキング取得部80とを備える。なお、上記各構成部材のうち、動作検出部20、複数の中継部30乃至中継部30a、入力部70、及び出力部72を除いた複数の構成部材によってサーバ100が構成される。
(目標設定部10)
目標設定部10は、入力部70を介してユーザーが入力した情報に基づいて、当該ユーザーが達成すべき目標を設定する。ここで、ユーザーが達成すべき目標とは、当該ユーザーが望む結果に到達するための目標である。ユーザーが望む結果とは、例えば、読書、庭いじり、音楽鑑賞等の趣味の遂行、料理、洗濯、掃除等の家事の遂行、他のユーザーとのコミュニケーションの確立、及び休息、睡眠等の人間に必須の行動の適切な遂行等である。
そして、ユーザーが達成すべき一の目標は複数の項目を含んで規定される。すなわち、当該一の目標は、ユーザーがなすべき行動が実行される「時間帯」、当該行動が継続して実行される時間である「継続時間」、当該行動が実行される「場所」、当該行動の「実行回数」、及び当該行動をユーザーが実行する場合におけるユーザーの「姿勢」等を示す情報に対応づけて規定される。例えば、ユーザーが達成すべき目標として「料理を上手にしたい」という目標を決定した場合、目標設定部10は、「時間帯」として「8時〜19時」、「継続時間」として「10分以上」、「場所」として「キッチン」、「実行回数」として「3回」、「姿勢」として「立位」を示す情報により当該目標を規定する。
ここで、目標設定部10は、入力部70に入力された情報に基づいて、ユーザーが達成すべき目標が含む複数の項目の内容を決定及び/又は変更する。また、目標設定部10は、入力部70に入力された情報に基づいて、ユーザーが達成すべき複数の目標を設定することもできる。ユーザーが達成すべき目標は、入力部70からの入力に応じて目標設定部10が目標情報として設定する。例えば、目標設定部10は、標準の目標情報を予め有しており、ユーザーが入力部70に入力した内容に応じて標準の目標情報を構成している複数の項目の一部又は全部を変更する。目標設定部10は、設定した目標情報を目標格納部12に格納する。
なお、目標設定部10は、出力制御部74に働きかけて、予め定められた複数の標準の目標情報を目標メニューとして出力部72に出力させることができる。例えば、目標設定部10は、目標格納部12に予め格納されている標準の目標情報を取得し、取得した目標情報を出力部72に目標メニューとして出力させる。そして、目標設定部10は、出力部72に出力された複数の目標メニューからユーザーが一の目標メニューを選択した場合、選択された一の目標メニューをユーザーが達成すべき目標として設定する。一例として、目標設定部10は、一の目標メニューとして、ユーザーが行動する内容(例えば、料理、庭いじり、読書、又は体操等)と複数の継続時間(例えば、30分以上、45分以上、1時間以上等)とを表示する。そして、目標設定部10は、例えばユーザーが、行動する内容として「庭いじり」を選択し、継続時間として「30分以上」を選択した場合、目標情報として、「継続時間」が「30分以上」、「場所」が「庭」、「実行回数」が「1回」、「姿勢」が「立位」を示す情報を規定する。
(目標格納部12)
図3は、本発明の実施の形態に係る目標格納部のデータ構成の一例を示す。
目標格納部12は、ユーザーが達成すべき目標に対応づけて、当該目標の達成条件を規定する複数の項目を格納する。具体的に目標格納部12は、複数の目標のそれぞれに、各目標が実行されるべき「場所」、実行されるべき「実行回数」、実行されるべき「継続時間」、及び実行時におけるユーザーの「姿勢」を示す情報を対応づけて格納する。例えば、目標格納部12は、「1日3回料理する」という目標に対し、「場所」として「キッチン」の位置を示す情報、「回数」として「3回」を示す情報、「継続時間」として「10分以上」を示す情報、「姿勢」として「立位」を示す情報を対応づけて格納する。目標格納部12は、達成度評価部50からの働きかけに応じ、格納している情報を達成度評価部50に供給する。
(動作検出部20)
動作検出部20は、ユーザーに携帯され、ユーザーの体動から認識されるユーザーの動作や状態を取得する。具体的に、動作検出部20は、ユーザーの動作を検出する動作検出センサ200と、動作検出センサ200が検出した動作を示す情報を動作情報取得部24及び/又は複数の中継部30乃至中継部30aに供給する通信部210と、動作検出センサ200及び通信部210に作動用電力を供給する乾電池やボタン電池等の電源220とを有する。
動作検出センサ200は、例えば、直交する3軸それぞれの方向の加速度を検出する3軸加速度センサである。また、動作検出センサ200として、画像センサ及び/又は音声センサを併用することもできる。動作検出センサ200は、取得したユーザーの動作を示す情報を通信部210に供給する。通信部210は、例えば、家電向けの短距離無線通信規格であるZigBee(登録商標)を用い、動作情報取得部24及び/又は複数の中継部30乃至中継部30aと通信する。通信部210は、情報を、当該情報を取得した時刻に対応づけて動作情報取得部24及び/又は複数の中継部30乃至中継部30aに供給する。
本実施の形態に係る動作検出部20は、ユーザーの身体に装着可能であり、ユーザーにとって邪魔にならない小型サイズである。すなわち、動作検出部20は、ユーザーが一日を通して身に付けていたとしても、ユーザーが違和感を感じない大きさで構成される。例えば、動作検出部20は、ペンダントに内蔵させることやユーザーの手首や腰等に装着できる大きさである。なお、動作検出部20を、スマートフォンや携帯電話等の携帯情報端末に内蔵させることもできる。
(動作情報取得部24、動作情報格納部26)
動作情報取得部24は、動作検出部20が検出した動作を示す情報を動作検出部20から直接的又は間接的に取得する。動作情報取得部24は、動作検出部20から受け取った情報を解析する。具体的に、動作情報取得部24は、動作検出部20が検出した動作が、立位、座位、若しくは臥位の姿勢のいずれであるか、及び/又は静止、歩行、走行、若しくは転倒のいずれであるかを認識し、認識結果を動作情報として取得する。また、動作情報取得部24が情報を動作検出部20から直接的に取得する場合、動作情報取得部24は動作検出部20の通信部210との間で無線通信を確立し、情報を取得する。一方、動作情報取得部24が情報を動作検出部20から間接的に取得する場合、動作情報取得部24は、複数の中継部30乃至中継部30aのいずれかを介して無線通信若しくは有線通信により情報を取得する。動作情報取得部24は、取得した動作情報を動作情報格納部26に供給する。
動作情報格納部26は、動作情報取得部24が取得した動作情報を、動作検出部20が動作を検出した時刻に対応づけて格納する。動作情報格納部26は、行動推定部40の働きかけに応じ、格納している動作情報を行動推定部40に供給する。
(位置推定部28、中継部30乃至中継部30a)
位置推定部28は、複数の中継部30乃至中継部30aにおける動作検出部20からの電波強度に基づいてユーザーの位置を推定する。ここで、複数の中継部30乃至中継部30aは、動作検出部20から送信される情報の受信距離を延長する機能を有する。例えば、複数の中継部30乃至中継部30aは、ユーザーが存在する環境に設置されている無線通信の複数のアクセスポイントである。そして、位置推定部28は、行動促進システム1を利用するユーザーが存在する環境に設置されている複数のスポットに関する情報を予め格納するスポット情報格納部を有することができる。
スポット情報格納部は、ユーザーが存在し得る環境下のいずれの位置に複数の中継部30乃至中継部30aが設置されているかを示すスポット位置情報を、複数の中継部のそれぞれを一意に識別する中継部識別子に対応づけて格納する。そして、位置推定部28は、一の中継部と他の中継部とが受信した電波の強度を比較して、受信した電波強度がより強い中継部の中継部識別子に対応づけられているスポット位置情報が示す位置にユーザーが存在すると推定する。位置推定部28は、ユーザーの位置を推定する場合に、当該位置にユーザーが存在していた時刻に対応づけて推定する。スポット位置情報は、例えば、庭、リビング、台所、浴室、トイレ、寝室、廊下等を示す情報である。位置推定部28は、推定結果を示す情報を行動推定部40に供給する。
(行動推定部40、行動事例テーブル42、推定結果格納部44)
図4は、本発明の実施の形態に係る行動事例テーブルのデータ構成の一例を示す。
まず、行動事例テーブル42は、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応づけて、ユーザーの動作情報とユーザーの位置情報とを格納する。すなわち、行動事例テーブル42は、ユーザーが実行すべき複数の行動それぞれの達成を規定する複数の項目を示す項目情報を、複数の行動それぞれに対応づけて予め格納している。行動事例テーブル42が格納している一の行動の達成を規定する複数の項目情報とは、当該一の行動が実行される「時間帯」、当該一の行動が実行される「場所」、当該一の行動を実行する場合におけるユーザーの「姿勢」、及び当該一の行動の実行が継続される「継続時間」を示す情報等である。ここで、行動事例情報とは、複数の項目情報と、当該複数の項目情報が対応づけられた一の行動を示す情報(つまり、行動事例)とをひとまとまりにした情報である(図4を参照すると、行動事例テーブル42の一行分の情報が一の行動事例情報に該当する)。
例えば、行動事例テーブル42は、ユーザーの行動としての行動事例である「庭いじり」に対応づけて、「時間帯」として「昼」を、「場所」として「庭」を、「姿勢」として「座位」を、そして「継続時間」として「30分以上」を示す情報をそれぞれ項目情報として予め格納している。また、行動事例テーブル42は、ユーザーの行動事例である「洗濯物干し」に対応づけて、「時間帯」として「午前中」を、「場所」として「庭」を、「姿勢」として「立位」を、そして「継続時間」として「3分以上」を示す情報をそれぞれ項目情報として予め格納している。同様にして行動事例テーブル42は、各行動事例に複数の項目情報を対応づけて格納している。
行動推定部40は、動作情報格納部26が格納している動作情報及び位置推定部28が推定した推定結果と、行動事例テーブル42が格納している複数の行動事例情報とを比較する。具体的に、行動推定部40は、複数の行動事例情報に含まれる「場所」の項目情報、「姿勢」の項目情報、及び「継続時間」の項目情報と、推定結果が示す「場所」の情報、動作情報が示す「姿勢」の情報、及び動作情報から算出される「継続時間」の情報とを比較する。そして、行動推定部40は、比較の結果、一致する項目情報が最も多い行動事例情報が示す行動事例をユーザーが実行した行動であると推定する。行動推定部40は、推定結果を推定結果格納部44に供給する。
なお、行動推定部40は、動作検出部20がユーザーの動作を検出した時刻に基づいて「継続時間」を算出する。すなわち、動作検出部20がユーザーの動作を検出する場合、当該動作を当該動作が実行された時刻に対応づけて検出する。そして、動作情報格納部26は、当該動作を示す動作情報を当該動作が検出された時刻に対応づけて格納する。行動推定部40は、同一の動作情報(例えば、「姿勢」を示す情報)が連続している時間である継続時間を、動作情報格納部26が格納している動作情報に対応づけられている時刻の差から算出する。この場合において、行動推定部40は、動作情報格納部26が格納している複数の動作情報に複数の同一の動作情報が含まれている場合、複数の同一の動作情報のそれぞれに対応づけられている時刻をそれぞれ比較する。そして、行動推定部40は、各時刻が時系列に沿って実質的に連続している場合、ユーザーが当該同一の動作情報に対応する動作を1回実行したと判断する。
推定結果格納部44は、ユーザーが実行した行動を示す情報(以下、「行動結果情報」と表す場合がある)を、当該行動が実行された日時、及び継続時間に対応づけて格納する。なお、行動結果情報には、少なくともユーザーが実行した行動を規定する「場所」を示す情報と「姿勢」を示す情報とが含まれる。推定結果格納部44は、達成度評価部50からの働きかけに応じ、格納している情報を達成度評価部50に供給する。
(達成度評価部50)
達成度評価部50は、目標格納部12に格納されている目標情報と推定結果格納部44に格納されている行動結果情報との差から、目標の達成度を段階的に評価する。具体的に、達成度評価部50は、目標格納部12が格納している目標の達成条件を規定する複数の項目と、行動結果情報、当該行動結果情報に対応づけられている日時、及び継続時間とを比較して目標の達成度を評価する。例えば、達成度評価部50は、目標の達成度を、目標を完全に達成した場合の評価である「完全に達成」、目標を不完全に達成した場合の評価である「ほどほどに達成」、及び目標を全く達成できなかった場合の評価である「目標未達」というように段階的に評価する。
具体的に、達成度評価部50は、目標格納部12が格納している「場所」を示す情報及び「姿勢」を示す情報と、推定結果格納部44から取得した行動結果情報とを比較する。そして、達成度評価部50は、「場所」を示す情報及び「姿勢」を示す情報と行動結果情報に含まれる「場所」を示す情報及び「姿勢」を示す情報とが一致する場合、目標として設定した行動をユーザーが実行したと判断する。次に、達成度評価部50は、目標格納部12が格納している「継続時間」を示す情報と行動結果情報に対応づけられている継続時間を示す情報とを比較し、ユーザーが目標として設定した継続時間を満たす行動を実行したか否か、及び実行した場合はどの程度の時間実行したかを判断する。
例えば、達成度評価部50は、ユーザーが目標として設定した継続時間以上の時間、当該行動を実行した場合、ユーザーが目標を達成したと判断する。また、達成度評価部50は、ユーザーが目標として設定した継続時間未満の時間、当該行動を実行した場合、ユーザーが目標を不完全に達成したと判断する。更に、達成度評価部50は、ユーザーが目標として設定した行動を全く実行しなかった場合、ユーザーが目標を達成しなかったと判断する。達成度評価部50は、評価結果を目標情報に対応づけて出力情報生成部60に供給する。
なお、達成度評価部50は、当該評価処理を、リアルタイムに、ユーザーが実行する複数の行動が終了するごとに、予め定められた時刻に、及び/又は入力部70からの入力に応じたタイミングに実行する。本実施形態において達成度評価部50は、少なくとも1日の終わり(例えば、ユーザーが就寝する直前)に評価処理を実行する。
(出力情報生成部60、認識情報格納部62)
まず、認識情報格納部62は、予め定められた複数のパターンの認識情報を格納する。具体的に、認識情報格納部62は、予め定められた目標に対応づけて、複数の達成度ごとに予め定められた認識情報を格納する。例えば、一の目標に対して複数の達成度が対応づけられており、各達成度に応じた認識情報を認識情報格納部62は格納する。一例として、認識情報格納部62は、一の目標として「1日に3回料理する」という目標が設定されている場合、目標を完全に達成した場合の認識情報(一例として、「よく頑張りましたね」という音声データ)、目標を不完全に達成した場合の認識情報(一例として、「明日はもう少し頑張ろうね」という音声データ)、及び目標を全く達成できなかった場合の認識情報(一例として、「明日からは頑張ろうね」という音声データ)をそれぞれ格納する。なお、認識情報格納部62は、認識情報として、音声データ、テキストデータ、及び/又は画像データを格納する。
出力情報生成部60は、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得する。具体的に、出力情報生成部60は、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応づけられている目標情報が示す目標と、当該評価結果が示す達成度とに一致する認識情報を取得する。また、出力情報生成部60は、当該目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークとしてのローカルネットワーク92及び/又はインターネット94から取得する。そして、出力情報生成部60は、認識情報格納部62から取得した認識情報と、外部のネットワークを介して他のサーバから取得した関連情報とを用い、ユーザーに提示する出力情報を生成する。なお、出力情報生成部60は、関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得できる。
ここで、出力情報生成部60がローカルネットワーク92を介して取得する関連情報は、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応づけられている目標情報が示す目標に関連する情報である。例えば、当該目標と同一又は類似の目標を有している他のユーザーが用いている行動促進システムから、出力情報生成部60はローカルネットワーク92を介し、当該他のユーザーの状況を示す情報(例えば、当該他のユーザーの目標の達成度、当該他のユーザーが実行した行動、当該他のユーザーが視聴したテレビ番組、当該他のユーザーが訪問する場所(一例として、公民館、図書館、銭湯等)等を示す情報)を取得する。そして、出力情報生成部60は、認識情報格納部62から取得した情報の一部若しくは全部を、ローカルネットワーク92を介して取得した他のユーザーの状況を示す情報に置き換えて出力情報を生成する。
また、出力情報生成部60がインターネット94を介して取得する関連情報も、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応づけられている目標情報が示す目標に関連する情報である。例えば、出力情報生成部60はインターネット94を介し、当該目標の実行において考慮すべき外部の情報(一例として、天気情報、テレビ番組表の情報等)を取得する。一例として、目標情報が示す目標が「庭いじり」の場合、出力情報生成部60は、インターネット94を介して天気予報の情報を取得する。また、目標情報が示す目標が「料理」を含む場合、出力情報生成部60は、インターネット94を介して料理のレシピ情報を取得する。そして、出力情報生成部60は、認識情報格納部62から取得した情報の一部若しくは全部を、インターネット94を介して取得した外部の情報に置き換えて出力情報を生成する。
更に、出力情報生成部60は、認識情報格納部62から認識情報を取得した場合、当該認識情報を用いたことを示す使用情報を、当該認識情報に対応づけて認識情報格納部62に格納する。そして、出力情報生成部60は、次回、達成度評価部50の評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得する場合において、当該認識情報に使用情報が対応づけられている場合には、当該認識情報の一部を異なる情報に変化させて出力情報を生成することもできる。
出力情報生成部60は、生成した出力情報を出力制御部74に供給する。出力制御部74は受け取った出力情報を出力部72からユーザーが認識可能な形態で出力させる。出力部72は、例えば、スマートフォンや携帯電話等の携帯情報端末が有するスピーカー、液晶表示画面等である。また、出力部72としては、出力制御部74から出力情報を無線通信で受信し、受信した出力情報をユーザーに認識可能な形態で出力する機能を有するロボットを用いることもできる。
(ランキング取得部80)
ランキング取得部80は、出力部72から出力された出力情報を認識したユーザーが、当該出力情報の内容について好ましいと感じた場合に、入力部70を介して投票した結果を示す投票結果情報を当該出力情報に対応づけて取得する。ランキング取得部80は、投票結果情報と当該出力情報とを出力情報生成部60に供給する。出力情報生成部60は、投票結果情報及び当該出力情報をローカルネットワーク92及び/又はインターネット94を介し、他の行動促進システムが備える出力情報生成部に供給する。
本実施の形態に係る出力情報生成部60は、他の行動促進システムから同様に投票結果情報と当該出力情報とを受け取る。そして、出力情報生成部60は、受け取った当該出力情報をユーザーに好ましい出力情報である良好出力情報として、認識情報格納部62に格納する。出力情報生成部60は、良好出力情報の一部又は全部を用いて出力情報を生成することができる。
(行動促進方法、及び行動促進システム用のプログラムの処理の概要)
図5は、本実施の形態に係る行動促進システムの処理の一部の流れの一例を示す。
まず、ユーザーがシステムに処理を要求する。具体的には、入力部70を介し、達成度評価部50に評価処理を要求する指示が入力される(ステップ10。以下、ステップを「S」と表す)。次に、達成度評価部50は、一定時間内のユーザーの行動について、推定結果格納部44から行動結果情報を取得する(S20)。一定時間内とは、例えば、評価処理を要求する指示が入力された入力時点を含む日における、ユーザーの起床から評価処理を要求する指示の入力時点までである。達成度評価部50は、推定結果格納部44に新規の行動結果情報が格納されているか否かを判断する(S30)。推定結果格納部44に新規の行動結果情報が格納されていない場合(S30:No)、達成度評価部50は、入力部70を介して評価処理を要求する指示が入力されるまで待機する。
一方、推定結果格納部44に新規の行動結果情報が格納されている場合(S30:Yes)、達成度評価部50は、予め目標格納部12に格納されている目標情報ごとに目標の達成度を段階的に評価する。すなわち、達成度評価部50は、目標格納部12に格納されている目標情報と推定結果格納部44に格納されている推定結果としての行動結果情報との差から、目標の達成度を段階的に評価する(S40)。達成度評価部50は、目標情報に対応づけられた評価結果を出力情報生成部60に供給する。
出力情報生成部60は、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応する目標情報に関連する関連情報を、外部のネットワークとしてのローカルネットワーク92及び/又はインターネット94を介して取得する(S50)。そして、出力情報生成部60は、達成度評価部50から受け取った評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得する。出力情報生成部60は、認識情報格納部62から取得した認識情報と外部のネットワークを介して取得した関連情報とを用いて出力情報を生成する(S60)。出力情報生成部60は出力制御部74に働きかけて、出力部72から出力情報を出力させる(S70)。
(行動促進システム1の出力の一例)
図6は、ユーザーが目標として「1日30分体操をする」ことと「1日30分庭いじりする」こととを設定した場合における行動促進システムからの出力情報の出力の様子の一例を示す。
この例では、ユーザーが目標として「1日30分体操をする」ことと「1日30分庭いじりする」こととを予め設定しており、この2つの目標を示す目標情報が目標格納部12に格納されている。
まず、行動促進システム1は、所定の年月日の時刻6時30分に、ユーザーに装着されている動作検出部20から受け取った情報に基づいてユーザーが寝室で起床したと判断する。次に、行動促進システム1の達成度評価部50は、ユーザーの起床を契機にして推定結果格納部44に格納されている行動結果情報を取得する。この例において、推定結果格納部44は、年月日に対応づけて行動結果情報を格納している。そして、達成度評価部50は、行動結果情報としてユーザーが「昨日庭いじりをしなかったこと」、すなわち、昨日の庭いじりの目標が未達であることを把握する。達成度評価部50は、目標情報が対応づけられた評価結果を出力情報生成部60に供給する。
出力情報生成部60は、受け取った評価結果に対応づけられている目標情報に関連する関連情報として、インターネット94を介し、天気予報の情報を取得する。この例において、天気予報の情報は「晴れ」を示す情報である。このように出力情報生成部60は、目標情報ごとに予め対応づけられた関連情報を外部のネットワークを介して取得する。そして、出力情報生成部60は、受け取った評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得すると共に、天気予報の情報を用いて出力情報を生成する。認識情報格納部62が格納している認識情報は、例えば、庭いじりの目標未達に対応づけて格納されている「水やりが必要だね」という音声データである。
一例として、出力情報生成部60は、当該音声データに天気予報の情報を付加した「今日は晴れるから、水やりが必要だね。」という発話内容としての音声データを生成する。出力情報生成部60は、出力制御部74に働きかけて当該音声データを出力部72から出力させる。
次に、行動促進システム1は、所定の年月日の時刻10時00分に、ユーザーに装着されている動作検出部20から受け取った情報及び動作検出部20から複数の中継部30に対して発振される電波の電波強度に基づいてユーザーが庭で庭いじりを開始したと判断する。また、行動促進システム1の行動推定部40は、ユーザーが庭いじりを開始した時刻と、ユーザーが次の行動に移行した時刻との時刻の差から、ユーザーが庭いじりを継続した継続時間を算出する。達成度評価部50は、目標格納部12が格納している「庭いじり」に対応する目標情報と、行動推定部40が推定結果格納部44に格納した推定結果とを比較して、ユーザーが庭で30分以上「座位」の姿勢をとっており、庭いじりの目標を達成したと評価する。達成度評価部50は、目標情報が対応づけられた評価結果を出力情報生成部60に供給する。
出力情報生成部60は、受け取った評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得し、出力情報を生成する。認識情報格納部62が格納している認識情報は、例えば、庭いじりの目標達成に対応づけて格納されている「きれいな花が咲いていたかな?」という音声データである。出力情報生成部60は、出力制御部74に働きかけて当該音声データを出力部72から出力させる。
また、行動促進システム1は、所定の年月日の時刻16時00分に、ユーザーに装着されている動作検出部20から受け取った情報及び動作検出部20から複数の中継部30に対して発振される電波の電波強度に基づいてユーザーがリビングで体操を開始したと判断する。また、行動促進システム1の行動推定部40は、ユーザーが体操を開始した時刻と、ユーザーが次の行動に移行した時刻との時刻の差から、ユーザーが体操を継続した継続時間を算出する。達成度評価部50は、目標格納部12が格納している「体操」に対応する目標情報と、行動推定部40が推定結果格納部44に格納した推定結果とを比較して、ユーザーがリビングで15分間「立位」の姿勢をとっており、体操の目標が不完全であると評価する。達成度評価部50は、例えば図示しないメモリ等に当該評価を示す情報を一時的に格納する。
次に、行動促進システム1の達成度評価部50は、所定の年月日の時刻21時00分に、入力部70を介してユーザーからの評価結果の問い合わせを受け付ける。達成度評価部50は、問い合わせを受け付けた当日における複数の目標(この例の場合、2つの目標)の達成度に応じた評価結果を出力情報生成部60に供給する。出力情報生成部60は、受け取った評価結果に対応する認識情報を認識情報格納部62から取得し、出力情報を生成する。認識情報格納部62が格納している認識情報は、例えば、体操の目標が不完全である場合に対応づけて格納されている「今日は体操が少し短かったみたいだね。明日もう少し頑張ろう。」という音声データである。出力情報生成部60は、出力制御部74に働きかけて当該音声データを出力部72から出力させる。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る行動促進システム1は、ユーザーが達成すべき行動目標を予め設定し、当該行動目標とユーザーの実際の行動との差に基づいてユーザーに対して適切な情報、すなわち、当該ユーザーが生活上における理想の状態に到達することができるために有益な情報を伝達できるので、ユーザーの未来の目標に向けた行動に対するモチベーションの維持及び向上を図ることができる。
また、行動促進システム1は、ユーザーの身体に装着できる小型の動作検出部20を用いるので、ユーザーに過度の負担をかけることなくユーザーの動作に関する情報を取得して、ユーザーに対して有益な情報を伝達することができる。このように行動促進システム1はユーザーに過度の負担をかけることがないので、例えば、高齢者の身守り分野に応用することができる。
また、行動促進システム1は、外部のネットワークを介してユーザーが設定した目標と同一又は類似する目標を有する他のユーザーの状況を取得し、取得した他のユーザーの状況に関する情報に基づいてユーザーに情報を伝達できる。他のユーザーの状況を示す情報に、例えば、当該他のユーザーが公民館や集会場等に足を運んでいる情報が含まれている場合、行動促進システム1は、公民館や集会場等の名称を用い、ユーザーにこれら公民館や集会場等に足を運ぶことを促すことができる。これにより、行動促進システム1は、同一目標を有する複数のユーザーの出会いを活性化させることができ、これら複数のユーザーによるコミュニティの形成を促進することもできる。
更に、他のユーザーの状況を示す情報に、例えば、他のユーザーの一の目標に対する達成度を含める場合、行動促進システム1は、ユーザーに他のユーザーの達成度を示す情報(例えば、当該他のユーザーが毎日必ず目標を達成していることを示す情報)を示すことで、ユーザーに対し、目標の達成に向けて発奮させる内容を含む情報を伝達できる。
(実施の形態の変形例)
図7は、本発明の実施の形態の変形例に係る行動促進システムの機能構成の一例を示す。
実施の形態の変形例に係る行動促進システム1aは、複数の中継部30乃至中継部30aを備えず、すべての構成及び機能がひとまとまりになっている点を除き、実施の形態に係る行動促進システム1と略同一の構成及び機能を備える。したがって、相違点を除き詳細な説明は省略する。
行動促進システム1aは、行動促進システム1a自体がユーザーに装着されるか、あるいはユーザーに携帯される。具体的に、行動促進システム1aは、三次元加速度センサを内蔵しているスマートフォンや携帯電話、その他の小型の情報携帯端末によって実現される。この場合、位置推定部28は、情報携帯端末の位置を取得するGPS機能を有していてよい。位置推定部28はGPS機能により情報携帯端末の位置を取得することでユーザーの位置を推定する。また、この場合、位置推定部28は、スポット位置情報を当該スポット位置情報が示すスポットの緯度経度に対応づけて記憶しておくこともできる。
行動促進システム1aによれば、複数の中継部30乃至中継部30aを要さないので、極めて簡易な構成で行動促進システム1aを実現することができる。これにより、例えば、高齢者施設等に特別な工事をせずに行動促進システム1aを導入することができる。
なお、行動促進システム1aにおいては、動作検出部20を除く他の構成及び機能の一部又はすべての処理をクラウド上で実行してもよい。この場合、例えば、スマートフォンにインストールされている行動促進システム1aのアプリケーションは、自動的にクラウドにアクセスすることで行動促進システム1と略同一の処理をクラウド上で実行する。
図8は、本発明の実施の形態及び実施の形態の変形例に係る行動促進システムのハードウェア構成の一例を示す。
本実施の形態に係る行動促進システム1及び実施の形態の変形例に係る行動促進システム1aは、CPU1500と、グラフィックコントローラ1520と、RandomAccessMemory(RAM)、Read−OnlyMemory(ROM)及び/又はフラッシュROM等のメモリ1530と、データを記憶する記憶装置1540と、記録媒体からデータを読み込み及び/又は記録媒体にデータを書き込む読込み/書込み装置1545と、データを入力する入力装置1560と、外部の通信機器とデータを送受信する通信インターフェース1550と、CPU1500とグラフィックコントローラ1520とメモリ1530と記憶装置1540と読込み/書込み装置1545と入力装置1560と通信インターフェース1550とを互いに通信可能に接続するチップセット1510とを備える。
チップセット1510は、メモリ1530と、メモリ1530にアクセスして所定の処理を実行するCPU1500と、外部の表示装置の表示を制御するグラフィックコントローラ1520とを相互に接続することにより、各構成要素間のデータの受渡しを実行する。CPU1500は、メモリ1530に格納されたプログラムに基づいて動作して、各構成要素を制御する。グラフィックコントローラ1520は、メモリ1530内に設けられたバッファ上に一時的に蓄えられた画像データに基づいて、画像を所定の表示装置に表示させる。
また、チップセット1510は、記憶装置1540と、読込み/書込み装置1545と、通信インターフェース1550とを接続する。記憶装置1540は、行動促進システム1及び行動促進システム1aのCPU1500が使用するプログラムとデータとを格納する。記憶装置1540は、例えば、フラッシュメモリである。読込み/書込み装置1545は、プログラム及び/又はデータを記憶している記憶媒体からプログラム及び/又はデータを読み取って、読み取ったプログラム及び/又はデータを記憶装置1540に格納する。読込み/書込み装置1545は、例えば、通信インターフェース1550を介し、インターネット上のサーバから所定のプログラムを取得して、取得したプログラムを記憶装置1540に格納する。
通信インターフェース1550は、通信ネットワークを介して外部の装置とデータの送受信を実行する。また、通信インターフェース1550は、通信ネットワークが不通の場合、通信ネットワークを介さずに外部の装置とデータの送受信を実行することもできる。そして、タブレット、マイク等の入力装置1560は、所定のインターフェースを介してチップセット1510と接続する。
記憶装置1540に格納される行動促進システム1及び行動促進システム1aのプログラムは、インターネット等の通信ネットワーク、又は磁気記録媒体、光学記録媒体等の記録媒体を介して記憶装置1540に提供される。そして、記憶装置1540に格納された行動促進システム1及び行動促進システム1a用のプログラムは、CPU1500により実行される。
本実施の形態に係る行動促進システム1及び行動促進システム1aにより実行される行動促進システム用のプログラムは、CPU1500に働きかけて、行動促進システム1及び行動促進システム1aを、図1から図7にかけて説明した目標設定部10、目標格納部12、動作検出部20、動作情報取得部24、動作情報格納部26、位置推定部28、行動推定部40、行動事例テーブル42、推定結果格納部44、達成度評価部50、出力情報生成部60、認識情報格納部62、入力部70、出力部72、出力制御部74、及びランキング取得部80として機能させる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せのすべてが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
1、1a 行動促進システム
10 目標設定部
12 目標格納部
20、20a、20b 動作検出部
24 動作情報取得部
26 動作情報格納部
28 位置推定部
30、30a 中継部
40 行動推定部
42 行動事例テーブル
44 推定結果格納部
50 達成度評価部
60 出力情報生成部
62 認識情報格納部
70 入力部
72 出力部
74 出力制御部
80 ランキング取得部
92 ローカルネットワーク
94 インターネット
100 サーバ
200 動作検出センサ
210 通信部
220 電源
300 ユーザー
310、320 他のユーザー
400 携帯情報端末
720 キャラクター
1500 CPU
1510 チップセット
1520 グラフィックコントローラ
1530 メモリ
1540 記憶装置
1545 読込み/書込み装置
1550 通信インターフェース
1560 入力装置

Claims (6)

  1. ユーザーに行動を促す行動促進システムであって、
    ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定部と、
    前記ユーザーの動作を検出する動作検出部と、
    前記ユーザーの位置を推定する位置推定部と、
    予め定められた複数の行動のそれぞれに対応させて、ユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を行動事例情報として予め格納している行動事例テーブルと、
    前記動作検出部が検出した前記動作及び前記位置推定部が推定した前記位置と前記行動事例テーブルが格納している複数の前記行動事例情報との比較に基づいて、前記ユーザーの行動を推定する行動推定部と、
    前記目標設定部が設定した前記目標情報と前記行動推定部の推定結果との差に基づいて、前記ユーザーの前記目標の達成度を段階的に評価する達成度評価部と、
    前記ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される前記達成度が複数あり、当該複数の前記達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報を前記目標情報及び前記達成度に対応づけて格納する認識情報格納部と、
    前記目標設定部が設定した前記目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、前記認識情報格納部が格納しており、前記達成度評価部の評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した前記関連情報に置き換えて前記ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成部と、
    前記出力情報生成部が生成した前記出力情報を出力する出力部と
    を備える行動促進システム。
  2. 前記出力情報生成部が、前記関連情報として、前記目標と同一又は類似の目標を有している他のユーザーの状況を示す情報、又は前記目標の実行において考慮すべき外部の情報の少なくともいずれかを取得する請求項1に記載の行動促進システム。
  3. 前記動作検出部が検出した動作を示す情報を無線通信を介して取得する動作情報取得部を更に備え、
    前記位置推定部が、前記無線通信に用いられる複数の中継部における前記動作検出部からの電波強度に基づいて前記位置を推定する請求項1又は2に記載の行動促進システム。
  4. 前記出力情報生成部が、前記認識情報格納部から一の認識情報を用いたことを示す使用情報を前記一の認識情報に対応づけて前記認識情報格納部に格納し、前記達成度評価部の前記評価結果に対応する前記認識情報として前記使用情報が対応づけられている前記認識情報を用いる場合、当該認識情報の一部を異なる情報に変化させる請求項1〜のいずれか1項に記載の行動促進システム。
  5. ユーザーに行動を促す行動促進方法であって、
    ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定段階と、
    前記ユーザーの動作を検出する動作検出段階と、
    前記ユーザーの位置を推定する位置推定段階と、
    前記動作検出段階において検出された前記動作及び前記位置推定段階において推定された前記位置と、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応するユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を含む行動事例情報それぞれとを比較して、前記ユーザーの行動を推定する行動推定段階と、
    前記目標設定段階において設定された前記目標情報と前記行動推定段階において得られた推定結果との差に基づいて、前記ユーザーの前記目標の達成度を段階的に評価する達成度評価段階と、
    前記目標設定段階において設定された前記目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、当該関連情報と、前記ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される前記達成度が複数あり、当該複数の前記達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報のうち、前記達成度評価段階における評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した前記関連情報に置き換えた認識情報とを用いて、前記ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成段階と、
    前記出力情報生成段階において生成された前記出力情報を出力する出力段階と
    を備える行動促進方法。
  6. ユーザーに所定の行動を促す行動促進システム用のプログラムであって、
    前記行動促進システムに、
    外部からの入力に応じ、ユーザーが達成すべき行動の目標である目標情報を設定する目標設定機能と、
    前記ユーザーの動作を検出する動作検出機能と、
    前記ユーザーの位置を推定する位置推定機能と、
    前記動作検出機能が検出した前記動作及び前記位置推定機能が推定した前記位置と、予め定められた複数の行動のそれぞれに対応するユーザーの動作を示す動作情報及びユーザーの位置を示す位置情報を含む行動事例情報それぞれとを比較して、前記ユーザーの行動を推定する行動推定機能と、
    前記目標設定機能が設定した前記目標情報と前記行動推定機能が推定した推定結果との差に基づいて、前記ユーザーの前記目標の達成度を段階的に評価する達成度評価機能と、
    前記目標設定機能が設定した前記目標情報に関連する情報である関連情報を外部のネットワークを介してリアルタイムで取得し、当該関連情報と、前記ユーザーに認識させる情報であり、段階的に評価される前記達成度が複数あり、当該複数の前記達成度のそれぞれに応じた複数の認識情報のうち、前記達成度評価機能が評価した評価結果に対応する認識情報の少なくとも一部を、取得した前記関連情報に置き換えた認識情報とを用いて、前記ユーザーに提示する出力情報を生成する出力情報生成機能と、
    前記出力情報生成機能が生成した前記出力情報を出力する出力機能と
    を実現させる行動促進システム用のプログラム。
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