JP2019045976A - 予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラム - Google Patents

予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な手順により利用者端末を呼び出し、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラムを提供すること。【解決手段】予約管理装置2は、利用者端末3の電話番号を受信する電話番号受信部241と、電話番号を格納する電話番号格納部251と、利用者の待ち組数を施設端末4から受信する待ち組数受信部242と、待ち組数を格納する待ち組数格納部253と、待ち組数に基づいて利用者の待ち時間を算出する待ち時間算出部254と、利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する信号作成部255と、呼出信号に基づいて利用者端末3に対して電話呼出を行い、利用者端末3に自動音声データを送信する電話応答装置257と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラムに関する。
特許文献1には、ユーザによって利用されるユーザ端末及び各種施設に設けられた施設端末と通信可能に接続される予約管理装置が開示されている。また、特許文献1には、その予約管理装置が実行する予約管理方法と、その予約管理装置のコンピュータによって実行されるプログラムと、が開示されている。特許文献1に記載された予約管理装置は、目的とする施設における待ち時間及び当該施設までの所要時間を考慮した予約を行うことが可能とされている。
このような予約管理装置において、利用者が施設端末により受付を行うと、受付番号が記載された番号札が発券されることがある。このとき、利用者は、施設の外で施設の案内を待つ場合には、番号札に記載されたQRコード(登録商標)を用いた呼出機能(QRコードを利用してメールアドレスの登録を簡易化し、メールによる呼出しを行う機能)を利用することができる。これによれば、利用者が施設の外で施設の案内を待つ場合において、待ち時間が案内時間に近づくと、予約管理装置は、利用者端末をメールにより呼び出し、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせる。
特許第5883892号公報
しかし、例えば高齢者等の利用者にとっては、QRコードを利用したメール呼出の機能を利用することが困難である場合がある。すなわち、利用者は、QRコードを利用したメール呼出の機能を利用する場合には、利用者端末でQRコード(登録商標)を読み取り、指定されたドメインを利用者端末で受信し、利用者端末から空メールを送信し、空メールを送信することにより配信されたメールを受信してメール呼出の機能の登録を行う必要がある。このように、QRコードを利用したメール呼出の機能を利用するためには、時間および手間がかかる。つまり、QRコードを利用したメール呼出の機能を利用するための手順が煩雑である。この点において、利用者端末に対する呼出機能については改善の余地がある。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、簡単な手順により利用者端末を呼び出し、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラムを提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する電話番号受信部と、前記電話番号受信部により受信された前記電話番号を格納する電話番号格納部と、前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する待ち組数受信部と、前記待ち組数受信部により受信された前記待ち組数を格納する待ち組数格納部と、前記待ち組数格納部に格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する待ち時間算出部と、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する信号作成部と、前記信号作成部により作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する電話応答装置と、を備えたことを特徴する予約管理装置により解決される。
前記構成によれば、電話番号受信部は、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、電話番号受信部により受信された電話番号は、電話番号格納部に格納される。信号作成部は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、電話応答装置は、信号作成部により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理装置は、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
好ましくは、前記信号作成部は、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記呼出信号を自動的に作成することを特徴とする。
前記構成によれば、信号作成部は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、呼出信号を自動的に作成する。そのため、例えば施設のスタッフなどは、施設の混雑時や繁忙期などにおいて施設の順番待ちをしている利用者に対して呼び出しを行う手間を省くことができる。
好ましくは、前記施設端末は、前記利用者の操作に応じて前記電話番号の入力を受け付ける受付端末と、前記施設において前記順番待ちの管理を行うとともに前記呼出信号の作成の許可を受け付けると許可信号を作成する管理端末と、を有し、前記管理端末において受け付けられた前記許可信号を前記管理端末から受信する許可信号受信部をさらに備え、前記信号作成部は、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になり、前記許可信号受信部が前記管理端末から前記許可信号を受信すると、前記呼出信号を作成することを特徴とする。
前記構成によれば、信号作成部は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になり、許可信号受信部が管理端末から許可信号を受信すると、呼出信号を作成する。つまり、信号作成部は、許可信号受信部が管理端末からの許可信号を受信することを待ってから呼出信号を作成する。これにより、例えば施設のスタッフなどは、任意のタイミングで利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
好ましくは、前記電話応答装置が前記利用者端末に対して電話呼出を行い前記利用者端末に自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する来店ステータス情報受信部をさらに備え、
前記管理端末は、前記来店ステータス情報受信部により受信された前記来店ステータス情報を受信し表示する来店ステータス表示処理部を有することを特徴とする。
前記構成によれば、前記利用者端末に対する電話呼出が行われ、前記利用者端末に対して自動音声データが送信された後、来店ステータス情報受信部は、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する。そして、管理端末は、来店ステータス表示処理部により、来店ステータス情報受信部により受信された来店ステータス情報を受信し表示する。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを確認することができる。
好ましくは、前記来店ステータス情報受信部は、前記利用者端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された所要時間であって前記利用者の現在位置から前記施設の所在位置までの所要時間を前記利用者端末からさらに受信することを特徴とする。
前記構成によれば、管理端末は、来店ステータス表示処理部により、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を受信し表示する。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者の来店までの時間を管理端末で確認することができる。
好ましくは、前記電話番号を入力した前記利用者の現在位置を示す現在位置情報を前記利用者端末から受信する現在位置受信部と、前記施設の所在位置を示す施設位置情報を格納した施設位置情報格納部と、前記現在位置受信部により受信された前記現在位置情報および前記施設位置情報格納部に格納された前記施設位置情報に基づいて前記利用者の現在位置から前記施設の所在位置までの所要時間を算出する所要時間算出部と、をさらに備え、前記管理端末は、前記所要時間算出部により算出された前記所要時間を受信し表示する時間表示処理部を有することを特徴とする。
前記構成によれば、現在位置受信部は、電話番号を入力した利用者の現在位置を示す現在位置情報を利用者端末から受信する。施設位置取得部は、施設の所在位置を示す施設位置情報を格納した施設位置情報格納部から施設位置情報を取得する。所要時間算出部は、現在位置受信部により受信された現在位置情報および施設位置取得部により取得された施設位置情報に基づいて利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を算出する。そして、管理端末は、時間表示処理部により、所要時間算出部により算出された所要時間を受信し表示する。これにより、予約管理装置が利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間の入力を利用者に対して要求しなくとも、例えば施設のスタッフなどは、利用者の来店までの時間を管理端末で確認することができる。
好ましくは、前記電話応答装置は、前記電話番号を入力した前記利用者から順番確認のための電話番号を有する電話を受電すると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間を含む前記自動音声データを前記利用者端末に送信することを特徴とする。
前記構成によれば、電話応答装置は、電話番号を入力した利用者から順番確認のための電話番号を有する電話を受電すると、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間を含む自動音声データを利用者端末に送信する。これにより、利用者は、利用者端末に対する電話呼出を待たなくとも、利用者の任意のタイミングで施設案内までの待ち組数および待ち時間を確認することができる。あるいは、利用者は、電話応答装置により行われた利用者端末に対する電話呼出に対応できなかった場合であっても、その電話呼出の後に順番確認のための電話番号を有する電話をかけることより、施設案内までの待ち組数および待ち時間を確認することができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置が実行する予約管理方法であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、を備えたことを特徴する予約管理方法により解決される。
前記構成によれば、第1ステップにおいて、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、第2ステップにおいて、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する。第5ステップにおいて、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、第6ステップにおいて、信号作成部により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理方法では、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置のコンピュータによって実行される予約管理プログラムであって、前記コンピュータに、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、を実行させることを特徴する予約管理プログラムにより解決される。
前記構成によれば、予約管理装置のコンピュータに、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する第1ステップを実行させる。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、予約管理装置のコンピュータに、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップを実行させる。予約管理装置のコンピュータに、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第5ステップを実行させる。そして、予約管理装置のコンピュータに、信号作成部により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する第6ステップを実行させる。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理プログラムの実行により、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
本発明によれば、簡単な手順により利用者端末を呼び出し、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる予約管理装置、予約管理方法および予約管理プログラムを提供することができる。
本実施形態に係る予約管理装置を含むネットワークシステム(予約管理システム)のハードウェアの要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の予約管理システムの機能構成を表すブロック図である。 本実施形態に係る予約管理装置の第1処理手順を表すシーケンスチャートである。 利用者が電話呼出機能を利用するか否かを選択する画面の一例を例示する図である。 利用者が電話番号を入力する画面の一例を例示する図である。 本実施形態の電話番号登録処理の手順を表すフローチャートである。 本実施形態の第1呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。 本実施形態の第2呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。 本実施形態の第3呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。 本実施形態の第4呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。 本実施形態に係る予約管理装置の第2処理手順を表すシーケンスチャートである。 本実施形態の管理端末の表示部に表示される管理画面の一例を例示する図である。 管理画面の一部に表示された来店ステータス情報の一例を拡大して例示する図である。 本実施形態に係る予約管理装置の第3処理手順を表すシーケンスチャートである。 本実施形態に係る予約管理装置の第4処理手順を表すシーケンスチャートである。
以下に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して詳しく説明する。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。また、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本実施形態に係る予約管理装置を含むネットワークシステム(予約管理システム)のハードウェアの要部構成を表すブロック図である。
図1に表したネットワークシステムは、主として、予約管理装置2と、複数の利用者端末3と、複数の施設端末4と、を備える。なお、図1においては、1つの利用者端末3および1つの施設端末4が表されている。
予約管理装置2は、コンピュータ(サーバコンピュータ)21と、コンピュータ21に接続された外部記憶装置22と、を有する。外部記憶装置22としては、例えばハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)などが挙げられる。外部記憶装置22は、コンピュータ21によって実行されるプログラム23(予約管理プログラム)を格納する。本実施形態のプログラム23は、本発明の「予約管理プログラム」に相当する。
利用者端末3は、利用者によって使用される例えば携帯電話やスマートフォンなどの携帯型の端末装置であって電話機能を有する端末装置である。利用者端末3は、例えば利用者の指の接触等を検出可能なタッチパネルを含むディスプレイを有していてもよい。また、利用者端末3は、利用者の現在位置(利用者端末3の存在位置)を検知する機能を有していてもよい。なお、利用者の現在位置は、例えばGPS(Global Positioning System)によって検知可能とされている。利用者端末3は、コンピュータ31と、コンピュータ31に接続された記憶装置32と、を有する。記憶装置32は、コンピュータ31によって実行されるプログラム33を格納する。
施設端末4は、例えば飲食店等の各種施設に設置される端末装置である。施設端末4は、施設において案内の順番待ちをしている施設利用者を登録したり管理したりする機能を有する。施設端末4は、コンピュータ41と、コンピュータ41に接続された記憶装置42と、を有する。記憶装置42は、コンピュータ41によって実行されるプログラム43を格納する。
図1に表したように、予約管理装置2、利用者端末3および施設端末4は、例えばインターネットなどのネットワーク5を介して互いに通信可能に接続されている。
予約管理装置2のプログラム23は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納され頒布されてもよく、あるいはネットワーク5を介して予約管理装置2にダウンロードされてもよい。利用者端末3のプログラム33は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納され頒布されてもよく、あるいはネットワーク5を介して利用者端末3にダウンロードされてもよい。施設端末4のプログラム43は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に予め格納され頒布されてもよく、あるいはネットワーク5を介して施設端末4にダウンロードされてもよい。なお、利用者端末3のプログラム33および施設端末4のプログラム43は、本発明の「予約管理プログラム」とは異なる。すなわち、本発明の「予約管理プログラム」は、利用者端末3の記憶装置32および施設端末4の記憶装置42には格納されていない。
図2は、本実施形態の予約管理システムの機能構成を表すブロック図である。
図2に表したように、予約管理装置2は、送受信部24と、電話番号格納部251と、施設位置情報格納部252と、待ち組数格納部253と、待ち時間算出部254と、信号作成部255と、所要時間算出部256と、電話応答装置257と、を有する。送受信部24は、電話番号受信部241と、待ち組数受信部242と、許可信号受信部243と、来店ステータス情報受信部244と、現在位置受信部245と、を有する。
本実施形態において、電話番号格納部251、施設位置情報格納部252および待ち組数格納部253は、例えば外部記憶装置22に格納されている。また、送受信部24、待ち時間算出部254、信号作成部255、所要時間算出部256および電話応答装置257は、外部記憶装置22に格納されているプログラム23をコンピュータ21が実行することにより実現される。なお、送受信部24、待ち時間算出部254、信号作成部255、所要時間算出部256および電話応答装置257は、ハードウェアによって実現されてもよく、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせによって実現されてもよい。
送受信部24は、各種情報を利用者端末3から受信したり利用者端末3に送信したりする。また、送受信部24は、各種情報を施設端末4から受信したり施設端末4に送信したりする。
具体的には、電話番号受信部241は、利用者端末3または施設端末4に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末3の電話番号を受信する。つまり、電話号受信部241は、利用者端末3または施設端末4が受け付けた利用者端末3の電話番号を受信する。電話番号受信部241により受信された利用者端末3の電話番号は、電話番号格納部251に送信され格納される。
待ち組数受信部242は、施設端末4が設置された施設において順番待ちをしている利用者の待ち組数を施設端末4から定期的に受信する。待ち組数受信部242により定期的に受信された待ち組数は、待ち組数格納部253に送信され格納(上書き)される。
許可信号受信部243は、施設端末4の管理端末45において受け付けられた許可信号を管理端末45から受信する。許可信号は、予約管理装置2が利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号の作成の許可を与える信号であって、管理端末45の許可信号作成部455により作成される信号である。
来店ステータス情報受信部244は、利用者端末3または施設端末4に対して電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末3から受信する。来店ステータス情報は、利用者端末3に対して電話番号を入力した利用者の来店に関する情報であり、例えば、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりした情報や、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していない情報や、利用者が電話呼出に対応していない情報などである。但し、来店ステータス情報は、これだけには限定されない。来店ステータス情報の詳細については、後述する。
現在位置受信部245は、電話番号を入力した利用者の現在位置を示す現在位置情報を利用者端末3から受信する。後述するように、利用者端末3は、利用者の現在位置(利用者端末3の存在位置)を例えばGPS等により検知する現在位置検知部343を有する。例えば、現在位置受信部245は、現在位置検知部343により検知された結果を利用者の現在位置を示す現在位置情報として利用者端末3から受信する。
電話番号格納部251は、電話番号受信部241により受信された電話番号を登録(格納)する。施設位置情報格納部252は、施設端末4が設置されている各施設の所在位置を示す施設位置情報を格納する。待ち組数格納部253は、待ち組数受信部242により定期的に受信された待ち組数を格納する。
待ち時間算出部254は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数に基づいて利用者を施設に案内できるまでの待ち時間を算出する。例えば、予約管理装置2においては、施設毎に、各曜日、各時間帯(例えば1時間単位)における利用者の1組(1人)あたりの待ち時間が予め設定(保持)されている。例えば、1組あたりの待ち時間は、施設の規模や利用者の回転率等に応じて設定されている。この場合には、待ち時間算出部254は、1組あたりの待ち時間および待ち組数を乗算することによって待ち時間を算出することができる。
なお、待ち時間の算出方法は、これだけには限定されない。待ち時間算出部254は、他の方法によって待ち時間を算出してもよい。また、前述した1組あたりの待ち時間としては、過去(例えば1年前や2年前の同日または同曜日)の実際の待ち時間等が利用されてもよい。この場合には、過去の実際の待ち時間等が予約管理装置2において蓄積されていればよい。
信号作成部255は、電話番号格納部251を参照し、電話番号格納部251に格納された電話番号に基づいて、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。
所要時間算出部256は、現在位置受信部245により受信された現在位置情報と、施設位置情報格納部252に格納された施設位置情報と、に基づいて利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を算出する。例えば、所要時間算出部256は、利用者の現在位置から対象施設の位置までの経路を算出し、経路の距離および経路における自動車の制限速度等を用いて算出することができる。あるいは、所要時間算出部256は、利用者の現在位置から対象施設の位置までの経路を算出し、経路の距離および利用者の徒歩速度等を用いて算出することができる。所要時間の算出に必要な利用者の現在位置から対象施設の位置までの経路は、例えば地図情報等が予約管理装置2内に格納されている場合には、予約管理装置2内で算出されてもよい。あるいは、所要時間算出部256は、例えば利用者端末3において算出された経路を利用してもよい。また、予約管理装置2は、所要時間算出部256により算出された所要時間ではなく、利用者端末3の所要時間算出部により算出された所要時間を利用してもよい。
電話応答装置257は、信号作成部255により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出(架電)を行い、利用者端末3に自動音声データを送信する。また、電話応答装置257は、電話番号を入力した利用者から順番確認のための電話番号(受電専用電話番号)を有する電話を受電すると、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間を含む自動音声データを利用者端末3に送信する。電話応答装置257としては、例えば構内交換機(PBX:Private Branch eXchange)などが挙げられる。
利用者端末3は、送受信部341と、表示部342と、現在位置検知部343と、を有する。送受信部341は、各種情報を予約管理装置2から受信したり予約管理装置2に送信したりする。表示部342は、例えば利用者の指の接触等を検出可能なタッチパネルを含むディスプレイである。利用者は、利用者端末3の表示部342を操作することにより電話番号を入力することができる。なお、利用者端末3は、必ずしも表示部342を有していなくともよい。この場合には、利用者は、利用者端末3のダイヤルキーを操作することにより電話番号を入力することができる。現在位置検知部343は、利用者の現在位置(利用者端末3の存在位置)を例えばGPS等により検知する。
施設端末4は、受付端末44と、管理端末45と、を有する。受付端末44は、利用者の操作に応じて電話番号の入力を受け付ける。管理端末45は、主として施設のスタッフが操作する端末装置であり、施設において順番待ちの管理を行う。
受付端末44は、送受信部441と、表示部442と、を有する。送受信部441は、各種情報を予約管理装置2から受信したり予約管理装置2に送信したりする。表示部442は、例えば利用者の指の接触等を検出可能なタッチパネルを含むディスプレイである。利用者は、受付端末44の表示部442を操作することにより電話番号を入力することができる。
管理端末45は、送受信部451と、表示部452と、来店ステータス表示処理部453と、時間表示処理部454と、許可信号作成部455と、を有する。送受信部451は、各種情報を予約管理装置2から受信したり予約管理装置2に送信したりする。表示部452は、例えば利用者の指の接触等を検出可能なタッチパネルを含むディスプレイである。
来店ステータス表示処理部453は、来店ステータス情報受信部244により受信された来店ステータス情報を受信し、表示部452に来店ステータス情報を表示する処理を実行する。時間表示処理部454は、所要時間算出部256により算出された所要時間を受信し、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を表示部452に表示する処理を実行する。許可信号作成部455は、呼出信号の作成の許可を受け付けると、予約管理装置2が利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号の作成の許可を与える信号(許可信号)を作成する。
次に、本実施形態に係る予約管理装置の処理手順を、図面を参照して説明する。
図3は、本実施形態に係る予約管理装置の第1処理手順を表すシーケンスチャートである。
図4は、利用者が電話呼出機能を利用するか否かを選択する画面の一例を例示する図である。
図5は、利用者が電話番号を入力する画面の一例を例示する図である。
まず、利用者は、利用者端末3または施設端末4に対して操作を行い、電話呼出機能を利用する選択を行う。利用者が電話呼出機能を利用する選択は、例えば図4に例示した画面であって利用者端末3の表示部342または施設端末4(具体的には受付端末44)の表示部442に表示された画面の領域A1を指などで触れることにより行われる。これにより、利用者は、電話呼出機能を利用することができる。
続いて、利用者は、例えば図5に例示した画面であって利用者端末3の表示部342または施設端末4(具体的には受付端末44)の表示部442に表示された画面の数字を操作することにより、利用者端末3の電話番号を入力する。あるいは、利用者は、利用者端末3のダイヤルキーを操作することにより電話番号を入力してもよい。これにより、利用者端末3は、利用者端末3の電話番号を受け付ける(ステップS11)。あるいは、利用者が施設端末4の表示部442に表示された画面の数字を操作することにより利用者端末3の電話番号を入力した場合には、施設端末4は、利用者端末3の電話番号を受け付ける(ステップS12)。このように、利用者端末3の電話番号を受け付ける端末装置は、利用者により利用される利用者端末3であってもよく、施設に設置される施設端末4であってもよい。
利用者端末3は、利用者端末3の電話番号を受け付けると、利用者端末3の電話番号を予約管理装置2に送信する(ステップS13)。あるいは、施設端末4は、利用者端末3の電話番号を受け付けると、利用者端末3の電話番号を予約管理装置2に送信する(ステップS14)。続いて、予約管理装置2は、利用者端末3の電話番号の登録(格納)処理を実行する(ステップS15)。
ここで、予約管理装置2が実行する電話番号登録処理の手順を、図面を参照して詳細に説明する。
図6は、本実施形態の電話番号登録処理の手順を表すフローチャートである。
まず、利用者端末3または施設端末4が利用者端末3の電話番号を予約管理装置2に送信すると、電話番号受信部241は、利用者端末3または施設端末4に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末3の電話番号を受信する(ステップS151)。続いて、予約管理装置2は、電話番号が入力されたか否かを判断する(ステップS152)。すなわち、予約管理装置2は、例えば図5に例示した画面や利用者端末3のダイヤルキーを用いて、利用者が利用者端末3の電話番号を入力したか否かを判断する。
電話番号が入力された場合には(ステップS152:YES)、電話番号格納部251は、電話番号受信部241により受信された利用者端末3の電話番号を格納(登録)する(ステップS153)。一方で、電話番号が入力されていない場合には(ステップS152:NO)、電話番号格納部251が利用者端末3の電話番号を格納(登録)することなく、予約管理装置2は、図示しない発券機等に対して番号札を発券する信号を送信し、番号札を発券する(ステップS154)。また、ステップS153に続くステップS154においても、予約管理装置2は、図示しない発券機等に対して番号札を発券する信号を送信し、番号札を発券する。
続いて、図3に戻って説明を続けると、待ち時間算出部254は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数に基づいて、利用者を施設に案内できるまでの待ち時間を算出する(ステップS16)。図2に関して前述したように、例えば、待ち時間算出部254は、予め設定された1組あたりの待ち時間および待ち組数を乗算することによって待ち時間を算出することができる。続いて、予約管理装置2は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号の生成処理を実行する(ステップS17)。
ここで、予約管理装置2が実行する呼出信号生成処理の手順を、図面を参照して詳細に説明する。
図7は、本実施形態の第1呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。
図8は、本実施形態の第2呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。
まず、予約管理装置2は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数(電話番号を入力した利用者の待ち組数)が予め設定された値(設定値)以下であるか否かを判断する(ステップS171)。待ち組数格納部253に格納された待ち組数が設定値以下である場合には(ステップS171:YES)、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する(ステップS172)。すなわち、電話番号を入力した利用者の待ち組数が予め設定された値になると、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。一方で、待ち組数格納部253に格納された待ち組数が設定値以下ではない場合には(ステップS171:NO)、予約管理装置2は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数が設定値以下であるか否かを再び判断する(ステップS171)。
あるいは、予約管理装置2は、待ち組数ではなく待ち時間を利用して呼出信号生成処理を実行してもよい。すなわち、図8に表したように、予約管理装置2は、待ち時間算出部254により算出された待ち時間が予め設定された値(設定値)以下であるか否かを判断する(ステップS171A)。待ち時間が設定値以下である場合には(ステップS171A:YES)、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する(ステップS172A)。すなわち、電話番号を入力した利用者の待ち時間が予め設定された値になると、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。一方で、待ち時間算出部254により算出された待ち時間が設定値以下ではない場合には(ステップS171A:NO)、予約管理装置2は、待ち時間算出部254により算出された待ち時間が設定値以下であるか否かを再び判断する(ステップS171A)。
続いて、図3に戻って説明を続けると、電話応答装置257は、信号作成部255により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う(ステップS18)。また、電話応答装置257は、利用者端末3に自動音声データを送信する(ステップS19)。これにより、利用者端末3は、電話応答装置257により呼び出された電話を受電し自動音声データを受信する(ステップS21)。このとき、自動音声から流れる呼出文言としては、例えば「まもなくお時間となります。お時間に余裕を持ってお越しください。」や、「お呼出の時間が近づきました。店舗までお戻りください。」などが挙げられる。
本実施形態によれば、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、本実施形態に係る予約管理装置2は、利用者が利用者端末3の電話番号を利用者端末3または施設端末4を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末3に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
また、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、呼出信号を自動的に作成する(ステップS172、ステップS172A)。そのため、例えば施設のスタッフなどは、施設の混雑時や繁忙期などにおいて施設の順番待ちをしている利用者に対して呼び出しを行う手間を省くことができる。
次に、予約管理装置2が実行する他の呼出信号生成処理の手順を、図面を参照して詳細に説明する。
図9は、本実施形態の第3呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。
図10は、本実施形態の第4呼出信号生成処理の手順を表すフローチャートである。
図7および図8に関して前述した呼出信号生成処理では、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、呼出信号を自動的に作成する。これに対して、図9および図10を参照して説明する呼出信号生成処理では、信号作成部255は、許可信号受信部243が管理端末45からの許可信号を受信することを待ってから呼出信号を作成する。この点において、図9および図10を参照して説明する呼出信号生成処理は、図7および図8に関して前述した呼出信号生成処理とは相違する。
すなわち、図9に表したように、まず、予約管理装置2は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数(電話番号を入力した利用者の待ち組数)が予め設定された値(設定値)以下であるか否かを判断する(ステップS171B)。ステップS171Bの処理は、図7に関して前述したステップS171の処理と同じである。
ステップS171Bに続くステップS172Bにおいて、予約管理装置2は、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信したか否かを判断する。すなわち、管理端末45の許可信号作成部455は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号の作成の許可を受け付けると許可信号を作成する。呼出信号の作成許可は、例えば施設のスタッフなどが管理端末45の表示部452を操作することにより管理端末45において受け付けられる。この場合には、管理端末45は、許可信号作成部455により作成された許可信号を予約管理装置2に送信する。そして、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信すると(ステップS172B:YES)、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する(ステップS173B)。すなわち、電話番号を入力した利用者の待ち組数が予め設定された値になり、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信すると、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。
一方で、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信しない場合には(ステップS172B:NO)、予約管理装置2は、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信したか否かを再び判断する(ステップS172B)。
あるいは、予約管理装置2は、待ち組数ではなく待ち時間を利用して呼出信号生成処理を実行してもよい。すなわち、図10に表したように、予約管理装置2は、待ち時間算出部254により算出された待ち時間が予め設定された値(設定値)以下であるか否かを判断する(ステップS171C)。ステップS171Cの処理は、図8に関して前述したステップS171Aの処理と同じである。
ステップS171Cに続くステップS172Cにおいて、予約管理装置2は、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信したか否かを判断する。ステップS172Cの処理は、図9に関して前述したステップS172Bの処理と同じである。ステップS172Cに続くステップS173Cにおいて、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する(ステップS173C)。すなわち、電話番号を入力した利用者の待ち時間が予め設定された値になり、許可信号受信部243が管理端末45から許可信号を受信すると、信号作成部255は、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。
図9を参照して説明した第3呼出信号生成処理、および図10を参照して説明した第4呼出信号生成処理によれば、信号作成部255は、許可信号受信部243が管理端末45からの許可信号を受信することを待ってから呼出信号を作成する。これにより、例えば施設のスタッフなどは、任意のタイミングで利用者端末3に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
図11は、本実施形態に係る予約管理装置の第2処理手順を表すシーケンスチャートである。
図12は、本実施形態の管理端末の表示部に表示される管理画面の一例を例示する図である。
図13は、管理画面の一部に表示された来店ステータス情報の一例を拡大して例示する図である。
なお、図13は、図12に表した領域A2に表示される来店ステータス情報の一例である。
図11に表した予約管理装置2の第2処理手順では、電話応答装置257が利用者端末3に対して電話呼出を行い利用者端末3に自動音声データを送信した後、来店ステータス情報受信部244は、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末3から受信する。そして、管理端末45の来店ステータス表示処理部453は、来店ステータス情報受信部244により受信された来店ステータス情報を受信し表示する。これらの処理手順が、図3に関して前述した第1処理手順に対してさらに実行される。この点において、図11に表した第2処理手順は、図3に関して前述した第1処理手順とは相違する。
すなわち、図11に表したステップS11〜ステップS21の処理は、図3に関して前述したステップS11〜ステップS21の処理と同じである。ステップS21に続くステップS22において、利用者が利用者端末3に対して操作を行い、来店ステータス情報を入力する。来店ステータス情報の入力は、利用者端末3の表示部342に表示された画面を利用者が指などで触れることにより行われる。あるいは、来店ステータス情報の入力は、利用者が利用者端末3のダイヤルキーを操作することにより行われてもよい。これにより、利用者端末3は、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を受け付ける(ステップS22)。
図2に関して前述したように、来店ステータス情報は、利用者端末3に対して電話番号を入力した利用者の来店に関する情報である。例えば、利用者が利用者端末3のダイヤルキー「3」を操作(押下)した場合には、「ご来店確認を承りました。お気をつけてお越しください。」などの自動音声が流れる。これにより、利用者端末3は、電話番号を入力した利用者の来店確認を受け付ける。一方で、例えば、利用者が利用者端末3のダイヤルキー「7」を操作(押下)した場合には、「キャンセルを承りました。またのご利用を待ちしております。」などの自動音声が流れる。これにより、利用者端末3は、電話番号を入力した利用者のキャンセルを受け付ける。なお、利用者が操作する利用者端末3のダイヤルキーは、「3」や「7」には限定されない。
利用者端末3は、利用者の来店ステータス情報を受け付けると、利用者の来店ステータス情報を予約管理装置2に送信する(ステップS23)。続いて、来店ステータス情報受信部244は、利用者端末3により受け付けられた利用者の来店ステータス情報を受信する(ステップS24)。続いて、予約管理装置2は、来店ステータス情報受信部244により受信された利用者の来店ステータス情報を管理端末45に送信する(ステップS25)。続いて、来店ステータス表示処理部453は、来店ステータス情報受信部244により受信され管理端末45に送信された来店ステータス情報を受信し、管理端末45の表示部452に表示する処理を実行する(ステップS26)。
これによれば、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを、管理端末45の表示部452により確認することができる。
具体的には、例えば図12に表した管理画面が、管理端末45の表示部452に表示される。図12に例示した管理画面の領域A2のように、利用者の来店ステータス情報が管理画面の一部に表示される。図13に表したように、利用者の来店ステータス情報は、例えば、アルファベットと、数字と、色彩と、の組み合わせにより表示される。例えば、青色の来店ステータス情報は、利用者が利用者端末3に対する電話呼出に対応し、利用者端末3のダイヤルキー「3」を操作して来店確認を入力した場合に表示される。また例えば、白色の来店ステータス情報は、利用者が利用者端末3に対する電話呼出に対応したにもかかわらず、利用者端末3のダイヤルキーを操作せずに、来店確認およびキャンセルを入力していない場合に表示される。また例えば、赤色の来店ステータス情報は、利用者が利用者端末3に対する電話呼出に対応していない場合に表示される。
また、来店ステータス情報のうちの数字は、例えば、電話番号を入力した利用者の利用者端末3に対して電話応答装置257が電話呼出を行った回数を表す。なお、利用者の来店ステータス情報は、アルファベットと、数字と、色彩と、の組み合わせには限定されず、適宜変更可能である。また、来店ステータス情報のうちの色や数字の意味は、前述した例には限定されず、適宜変更可能である。
これによれば、例えば施設のスタッフなどは、管理端末45の表示部452に表示された管理画面を確認することにより利用者の来店ステータス情報を容易に確認することができる。
また、利用者端末3により受け付けられた利用者の来店ステータス情報は、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を含んでいてもよい。例えば、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間は、利用者端末3に対する利用者の操作に応じて利用者により入力される。この場合には、来店ステータス情報受信部244は、利用者端末3に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された所要時間であって、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を受信する。
これによれば、来店ステータス表示処理部453は、来店ステータス情報受信部244により受信され管理端末45に送信された所要時間を含む来店ステータス情報を受信し、管理端末45の表示部452に所要時間を表示する処理を実行する(ステップS26)。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者の来店までの時間を管理端末45の表示部452により確認することができる。
図14は、本実施形態に係る予約管理装置の第3処理手順を表すシーケンスチャートである。
図14に表したステップS11〜ステップS21の処理は、図3に関して前述したステップS11〜ステップS21の処理と同じである。ステップS21に続くステップS27において、利用者端末3の現在位置検知部343は、利用者の現在位置(利用者端末3の存在位置)を例えばGPS等により検知する(ステップS27)。利用者端末3は、現在位置検知部343により検知された利用者の現在位置を示す現在位置情報を予約管理装置2に送信する(ステップS28)。
続いて、現在位置受信部245は、利用者端末3から送信された現在位置情報を利用者端末3から受信する(ステップS29)。続いて、所要時間算出部256は、施設位置情報格納部252を参照し、施設位置情報格納部252に格納された施設位置情報を取得する(ステップS31)。そして、所要時間算出部256は、現在位置受信部245により受信された現在位置情報と、施設位置情報格納部252に格納された施設位置情報と、に基づいて利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を算出する(ステップS32)。
続いて、予約管理装置2は、所要時間算出部256により算出された所要時間を管理端末45に送信する(ステップS33)。続いて、時間表示処理部454は、所要時間算出部256により算出された所要時間を受信し、利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を管理端末45の表示部452に表示する処理を実行する(ステップS34)。
これによれば、予約管理装置2が利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間の入力を利用者に対して要求しなくとも、例えば施設のスタッフなどは、利用者の来店までの時間を管理端末45の表示部452により確認することができる。
図15は、本実施形態に係る予約管理装置の第4処理手順を表すシーケンスチャートである。
図15に表したステップS11〜ステップS21の処理は、図3に関して前述したステップS11〜ステップS21の処理と同じである。ステップS21に続くステップS35において、利用者端末3は、電話応答装置257に対して順番確認のための電話番号(受電専用電話番号)を有する電話の呼出を受け付ける。順番確認のための電話呼出の受付は、例えば利用者が利用者端末3のダイヤルキーを操作し、受電専用電話番号を入力することにより行われる。続いて、利用者端末3は、順番確認のための呼出信号を電話応答装置257に送信する(ステップS36)。
続いて、電話応答装置257は、電話番号を入力した利用者から順番確認のための電話番号を有する電話を受電する(ステップS37)。続いて、待ち時間算出部254は、待ち組数格納部253を参照し、待ち組数格納部253に格納された待ち組数に基づいて、利用者を施設に案内できるまでの待ち時間を算出する(ステップS38)。続いて、電話応答装置257は、順番確認のための電話呼出を行った利用者端末3に対して利用者の待ち組数および待ち時間を含む自動音声データを送信する(ステップS39)。続いて、利用者端末3は、利用者の待ち組数および待ち時間を含む自動音声データを受信する(ステップS41)
これによれば、利用者は、電話応答装置257により行われた利用者端末3に対する電話呼出に対応できなかった場合であっても、その電話呼出の後に順番確認のための電話番号を有する電話をかけることより、施設案内までの待ち組数および待ち時間を確認することができる。また、利用者は、利用者端末3に対する電話呼出を待たなくとも、利用者の任意のタイミングで施設案内までの待ち組数および待ち時間を確認することができる。すなわち、電話応答装置257が順番確認のための電話番号を有する電話を受電するタイミング(ステップS37のタイミング)は、利用者端末3が電話応答装置257により呼び出された電話を受電し自動音声データを受信するタイミング(ステップS21のタイミング)の後には限定されない。
以上説明した本実施形態においては、予約管理装置2が1つの装置として実現される場合を例に挙げて説明した。但し、これだけには限定されず、予約管理装置2は複数の装置によって構成されてもよい。
また、本実施形態に記載した手法は、コンピュータに実行させることのできるプログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)光磁気ディスク(MO)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納され頒布されてもよい。
また、記憶媒体は、プログラムを記憶でき、かつコンピュータが読み取り可能な記憶媒体であればよい。記憶媒体の記憶形式は、特には限定されない。
また、記憶媒体からコンピュータにインストールされたプログラムの指示に基づきコンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)や、データベース管理ソフト、ネットワークソフト等のMW(ミドルウェア)等が本実施形態を実現するための各処理の一部を実行してもよい。
さらに、本発明における記憶媒体は、コンピュータと独立した媒体には限定されず、LANやインターネット等により伝送されたプログラムをダウンロードして記憶または一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、本発明におけるコンピュータは、記憶媒体に記憶されたプログラムに基づいて本実施形態における各処理を実行すればよく、1つのパソコン等からなる装置であってもよいし、複数の装置がネットワーク接続されたシステム等であってもよい。
また、本発明におけるコンピュータとは、パソコンには限定されず、情報処理機器に含まれる演算処理装置、マイコン等も含み、プログラムによって本発明の機能を実現することが可能な機器、装置を総称している。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。上記実施形態の構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせたりすることができる。
2・・・予約管理装置、 3・・・利用者端末、 4・・・施設端末、 5・・・ネットワーク、 21・・・コンピュータ、 22・・・外部記憶装置、 23・・・プログラム、 24・・・送受信部、 31・・・コンピュータ、 32・・・記憶装置、 33・・・プログラム、 41・・・コンピュータ、 42・・・記憶装置、 43・・・プログラム、 44・・・受付端末、 45・・・管理端末、 241・・・電話番号受信部、 242・・・待ち組数受信部、 243・・・許可信号受信部、 244・・・来店ステータス情報受信部、 245・・・現在位置受信部、 251・・・電話番号格納部、 252・・・施設位置情報格納部、 253・・・待ち組数格納部、 254・・・待ち時間算出部、 255・・・信号作成部、 256・・・所要時間算出部、 257・・・電話応答装置、 341・・・送受信部、 342・・・表示部、 343・・・現在位置検知部、 441・・・送受信部、 442・・・表示部、 451・・・送受信部、 452・・・表示部、 453・・・来店ステータス表示処理部、 454・・・時間表示処理部、 455・・・許可信号作成部

前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する電話番号受信部と、前記電話番号受信部により受信された前記電話番号を格納する電話番号格納部と、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する待ち組数受信部と、前記待ち組数受信部により受信された前記待ち組数を格納する待ち組数格納部と、前記待ち組数格納部に格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する待ち時間算出部と、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する信号作成部と、前記信号作成部により作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する電話応答装置と、前記電話応答装置が前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する来店ステータス情報受信部と、を備え、前記来店ステータス情報受信部により受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し表示させることを特徴する予約管理装置により解決される。
前記構成によれば、電話番号受信部は、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、電話番号受信部により受信された電話番号は、電話番号格納部に格納される。信号作成部は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、電話応答装置は、信号作成部により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理装置は、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
利用者端末に対する電話呼出が行われ、利用者端末に対して自動音声データが送信された後、来店ステータス情報受信部は、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する。そして、予約管理装置は、来店ステータス情報受信部により受信された来店ステータス情報を施設の管理端末に送信し表示させる。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。
好ましくは、前記管理端末は、前記呼出信号の作成の許可を受け付けると許可信号を作成し、前記管理端末において受け付けられた前記許可信号を前記管理端末から受信する許可信号受信部をさらに備え、前記信号作成部は、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になり、前記許可信号受信部が前記管理端末から前記許可信号を受信すると、前記呼出信号を作成することを特徴とする。
好ましくは、前記電話番号を入力した前記利用者の現在位置を示す現在位置情報を前記利用者端末から受信する現在位置受信部と、前記施設の所在位置を示す施設位置情報を格納した施設位置情報格納部と、前記現在位置受信部により受信された前記現在位置情報および前記施設位置情報格納部に格納された前記施設位置情報に基づいて前記利用者の現在位置から前記施設の所在位置までの所要時間を算出する所要時間算出部と、をさらに備え、前記所要時間算出部により算出された前記所要時間を前記管理端末に送信し表示させることを特徴とする。
前記構成によれば、現在位置受信部は、電話番号を入力した利用者の現在位置を示す現在位置情報を利用者端末から受信する。施設位置取得部は、施設の所在位置を示す施設位置情報を格納した施設位置情報格納部から施設位置情報を取得する。所要時間算出部は、現在位置受信部により受信された現在位置情報および施設位置取得部により取得された施設位置情報に基づいて利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間を算出する。そして、予約管理装置は、所要時間算出部により算出された所要時間を管理端末に送信し表示させる。これにより、予約管理装置が利用者の現在位置から施設の所在位置までの所要時間の入力を利用者に対して要求しなくとも、例えば施設のスタッフなどは、利用者の来店までの時間を管理端末で確認することができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置が実行する予約管理方法であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する第8ステップと、前記第8ステップにおいて受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し表示させる第9ステップと、を備えたことを特徴する予約管理方法により解決される。
前記構成によれば、第1ステップにおいて、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、第2ステップにおいて、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する。第ステップにおいて、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、第ステップにおいて、第6ステップにおいて作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理方法では、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
また、第8ステップにおいて、第7ステップにおいて利用者端末に対して電話呼出を行い利用者端末に自動音声データを送信した後、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する。そして、第9ステップにおいて、第8ステップにおいて受信された来店ステータス情報を管理端末に送信し表示させる。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置のコンピュータによって実行される予約管理プログラムであって、前記コンピュータに、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する第8ステップと、前記第8ステップにおいて受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し表示させる第9ステップと、を実行させることを特徴する予約管理プログラムにより解決される。
前記構成によれば、予約管理装置のコンピュータに、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する第1ステップを実行させる。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、予約管理装置のコンピュータに、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップを実行させる。予約管理装置のコンピュータに、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第ステップを実行させる。そして、予約管理装置のコンピュータに、第6ステップにおいて作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する第ステップを実行させる。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理プログラムの実行により、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
また、予約管理装置のコンピュータに、第7ステップにおいて利用者端末に対して電話呼出を行い利用者端末に自動音声データを送信した後、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する第8ステップを実行させる。そして、予約管理装置のコンピュータに、第8ステップにおいて受信された来店ステータス情報を管理端末に送信し表示させる第9ステップを実行させる。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。

前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する電話番号受信部と、前記電話番号受信部により受信された前記電話番号を格納する電話番号格納部と、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する待ち組数受信部と、前記待ち組数受信部により受信された前記待ち組数を格納する待ち組数格納部と、前記待ち組数格納部に格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する待ち時間算出部と、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する信号作成部と、前記信号作成部により作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する電話応答装置と、前記電話応答装置が前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する来店ステータス情報受信部と、を備え、前記来店ステータス情報受信部により受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し、前記電話応答装置が前記利用者端末に対して前記電話呼出を行った回数を表す数字と、前記利用者による前記利用者端末に対する前記電話呼出の対応の種別を表す色彩と、の組み合わせにより前記来店ステータス情報を前記管理端末に表示させることを特徴する予約管理装置により解決される。
前記構成によれば、電話番号受信部は、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、電話番号受信部により受信された電話番号は、電話番号格納部に格納される。信号作成部は、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、電話応答装置は、信号作成部により作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理装置は、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
利用者端末に対する電話呼出が行われ、利用者端末に対して自動音声データが送信された後、来店ステータス情報受信部は、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する。そして、予約管理装置は、来店ステータス情報受信部により受信された来店ステータス情報を施設の管理端末に送信し、数字と色彩との組み合わせにより来店ステータス情報を前記管理端末に表示させる。数字は、電話応答装置が利用者端末に対して電話呼出を行った回数を表す。色彩は、利用者による利用者端末に対する電話呼出の対応の種別を表す。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置が実行する予約管理方法であって、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する第8ステップと、前記第8ステップにおいて受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行った回数を表す数字と、前記利用者による前記利用者端末に対する前記電話呼出の対応の種別を表す色彩と、の組み合わせにより前記来店ステータス情報を前記管理端末に表示させる第9ステップと、を備えたことを特徴する予約管理方法により解決される。
前記構成によれば、第1ステップにおいて、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、第2ステップにおいて、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する。第6ステップにおいて、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する。そして、第7ステップにおいて、第6ステップにおいて作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理方法では、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
また、第8ステップにおいて、第7ステップにおいて利用者端末に対して電話呼出を行い利用者端末に自動音声データを送信した後、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する。そして、第9ステップにおいて、第8ステップにおいて受信された来店ステータス情報を管理端末に送信し、数字と色彩との組み合わせにより来店ステータス情報を前記管理端末に表示させる。数字は、電話応答装置が利用者端末に対して電話呼出を行った回数を表す。色彩は、利用者による利用者端末に対する電話呼出の対応の種別を表す。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。
前記課題は、本発明によれば、利用者により利用される利用者端末および施設に設置され前記施設において順番待ちの管理を行う管理端末を有する施設端末と通信可能に接続される予約管理装置のコンピュータによって実行される予約管理プログラムであって、前記コンピュータに、前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、前記施設において前記順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行い前記利用者端末に前記自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する第8ステップと、前記第8ステップにおいて受信された前記来店ステータス情報を前記管理端末に送信し、前記第7ステップにおいて前記利用者端末に対して前記電話呼出を行った回数を表す数字と、前記利用者による前記利用者端末に対する前記電話呼出の対応の種別を表す色彩と、の組み合わせにより前記来店ステータス情報を前記管理端末に表示させる第9ステップと、を実行させることを特徴する予約管理プログラムにより解決される。
前記構成によれば、予約管理装置のコンピュータに、利用者端末または施設端末に対する利用者の操作に応じて利用者により入力された利用者端末の電話番号を受信する第1ステップを実行させる。つまり、利用者は、利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力する。そして、予約管理装置のコンピュータに、第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップを実行させる。予約管理装置のコンピュータに、電話番号を入力した利用者の待ち組数および待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップを実行させる。そして、予約管理装置のコンピュータに、第6ステップにおいて作成された呼出信号に基づいて電話番号を入力した利用者の利用者端末に対して電話呼出を行い、利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップを実行させる。これにより、利用者は、メールではなく電話により呼び出しを受け、自動音声を聞くことができる。言い換えれば、予約管理プログラムの実行により、利用者が利用者端末の電話番号を利用者端末または施設端末を用いて入力するという簡単な手順により、利用者端末に対して電話呼出を行い、待ち時間が案内時間に近づいたことを利用者に知らせることができる。
また、予約管理装置のコンピュータに、第7ステップにおいて利用者端末に対して電話呼出を行い利用者端末に自動音声データを送信した後、電話番号を入力した利用者の来店ステータス情報を利用者端末から受信する第8ステップを実行させる。そして、予約管理装置のコンピュータに、第8ステップにおいて受信された来店ステータス情報を管理端末に送信し、数字と色彩との組み合わせにより来店ステータス情報を前記管理端末に表示させる第9ステップを実行させる。数字は、電話応答装置が利用者端末に対して電話呼出を行った回数を表す。色彩は、利用者による利用者端末に対する電話呼出の対応の種別を表す。これにより、例えば施設のスタッフなどは、利用者が電話呼出に対応し来店確認をしたりキャンセルしたりしたことや、利用者が電話呼出に対応したにもかかわらず来店確認およびキャンセルなどを入力していないことや、利用者が電話呼出に対応していないことなどを管理端末により確認することができる。

Claims (9)

  1. 利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置であって、
    前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する電話番号受信部と、
    前記電話番号受信部により受信された前記電話番号を格納する電話番号格納部と、
    前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する待ち組数受信部と、
    前記待ち組数受信部により受信された前記待ち組数を格納する待ち組数格納部と、
    前記待ち組数格納部に格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する待ち時間算出部と、
    前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する信号作成部と、
    前記信号作成部により作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する電話応答装置と、
    を備えたことを特徴する予約管理装置。
  2. 前記信号作成部は、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記呼出信号を自動的に作成することを特徴とする請求項1に記載の予約管理装置。
  3. 前記施設端末は、
    前記利用者の操作に応じて前記電話番号の入力を受け付ける受付端末と、
    前記施設において前記順番待ちの管理を行うとともに前記呼出信号の作成の許可を受け付けると許可信号を作成する管理端末と、
    を有し、
    前記管理端末において受け付けられた前記許可信号を前記管理端末から受信する許可信号受信部をさらに備え、
    前記信号作成部は、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になり、前記許可信号受信部が前記管理端末から前記許可信号を受信すると、前記呼出信号を作成することを特徴とする請求項1に記載の予約管理装置。
  4. 前記電話応答装置が前記利用者端末に対して電話呼出を行い前記利用者端末に自動音声データを送信した後、前記電話番号を入力した前記利用者の来店ステータス情報を前記利用者端末から受信する来店ステータス情報受信部をさらに備え、
    前記管理端末は、前記来店ステータス情報受信部により受信された前記来店ステータス情報を受信し表示する来店ステータス表示処理部を有することを特徴とする請求項3に記載の予約管理装置。
  5. 前記来店ステータス情報受信部は、前記利用者端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された所要時間であって前記利用者の現在位置から前記施設の所在位置までの所要時間を前記利用者端末からさらに受信することを特徴とする請求項4に記載の予約管理装置。
  6. 前記電話番号を入力した前記利用者の現在位置を示す現在位置情報を前記利用者端末から受信する現在位置受信部と、
    前記施設の所在位置を示す施設位置情報を格納した施設位置情報格納部と、
    前記現在位置受信部により受信された前記現在位置情報および前記施設位置情報格納部に格納された前記施設位置情報に基づいて前記利用者の現在位置から前記施設の所在位置までの所要時間を算出する所要時間算出部と、
    をさらに備え、
    前記管理端末は、前記所要時間算出部により算出された前記所要時間を受信し表示する時間表示処理部を有することを特徴とする請求項3または4に記載の予約管理装置。
  7. 前記電話応答装置は、前記電話番号を入力した前記利用者から順番確認のための電話番号を有する電話を受電すると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間を含む前記自動音声データを前記利用者端末に送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の予約管理装置。
  8. 利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置が実行する予約管理方法であって、
    前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、
    前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、
    前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、
    前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、
    を備えたことを特徴する予約管理方法。
  9. 利用者により利用される利用者端末および施設に設置される施設端末と通信可能に接続される予約管理装置のコンピュータによって実行される予約管理プログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記利用者端末または前記施設端末に対する前記利用者の操作に応じて前記利用者により入力された前記利用者端末の電話番号を受信する第1ステップと、
    前記第1ステップにおいて受信された前記電話番号を格納する第2ステップと、
    前記施設において順番待ちをしている前記利用者の待ち組数を前記施設端末から受信する第3ステップと、
    前記第3ステップにおいて受信された前記待ち組数を格納する第4ステップと、
    前記第4ステップにおいて格納された前記待ち組数に基づいて前記利用者を前記施設に案内できるまでの待ち時間を算出する第5ステップと、
    前記電話番号を入力した前記利用者の前記待ち組数および前記待ち時間の少なくともいずれかが予め設定された値になると、前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行う呼出信号を作成する第6ステップと、
    前記第6ステップにおいて作成された前記呼出信号に基づいて前記電話番号を入力した前記利用者の前記利用者端末に対して電話呼出を行い、前記利用者端末に自動音声データを送信する第7ステップと、
    を実行させることを特徴する予約管理プログラム。
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