JP6710918B2 - アナログ表示装置 - Google Patents
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Description
また、特許文献2では、日の出時刻や日の入時刻までの残り時間を所定時間前からカウントダウン表示することの出来るアナログ電子時計について開示されている。
回動可能な指針と、
前記指針の指示位置を規定する文字板と、
前記文字板及び前記指針を部分的に露出する開口部が設けられた遮蔽板と、
定められた計測対象に係る計測値を取得する計測手段と、
前記計測手段は、現在日時を計数する計時手段を備え、
前記文字板上に規定された所定の第1位置と第2位置との間で前記計測値に応じて定まる指針位置へ前記指針を移動させる駆動制御手段と、
前記第1位置に対応する第1設定値及び前記第2位置に対応する第2設定値を可変に設定する設定手段と、
を備え、
前記指針は、前記文字板上で少なくとも所定の回転方向に周回動作可能であり、
前記駆動制御手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値が示されない状態で、前記第1設定値及び前記第2設定値に対する前記計測値の相対値に応じた相対指針位置へ前記指針を移動させ、
前記第1設定値は所定の開始時刻であり、前記第2設定値は所定の終了時刻であり、前記計測対象は前記開始時刻からの経過時間であり、
前記駆動制御手段は、前記指針を所定角度ずつ移動させる第1駆動間隔を算出し、前記開始時刻から前記第1駆動間隔で、前記指針を前記第1位置から前記所定角度ずつ移動させ、
前記駆動制御手段は、前記終了時刻から次の前記開始時刻までの間に前記指針を前記第2位置から前記第1位置まで前記所定の回転方向に前記所定角度ずつ移動させる第2駆動間隔を算出し、前記終了時刻から前記第2駆動間隔で前記指針を前記所定角度ずつ移動させ、
前記開口部からは、前記所定の回転方向に前記指針の前記第1位置から前記第2位置までの移動動作が露出され、
前記文字板及び前記指針は、前記遮蔽板より低く配置され、前記開口部は、12時側半分の半円状であり、
前記指針は、12時側の180度の範囲で前記開口部から露出し、6時側の180度の範囲で前記遮蔽板の裏側に隠れる
ことを特徴とするアナログ表示装置である。
図1は、本発明の実施形態のアナログ表示装置を含む表示システムの全体構成を示す図である。
この表示システムは、アナログ表示装置としてのアナログ電子時計40と、外部機器としてのスマートフォン10と、外部サーバ90を含んで構成されている。
以降では、秒針61、分針62、時針63、日車64、24時間指針65及び小針66のうち一部又は全部をまとめて指針61〜66のようにも記す。これらのうち、指針61〜65が日時を表示させるための時刻指針である。
小窓402の文字板(指示位置を規定する文字板)及び小針66は、文字板400(遮蔽板)に対して一段低く形成されており、小針66の動作が指針61〜63による日時表示に係る12時(基準配置方向)側の180度の範囲でのみ文字板400の開口部分から露出され、6時側180度の範囲では文字板400の裏側に隠蔽される。小針66は、図2(a)に示すように、一端に太陽を示す形状の標章が設けられており、また、図2(b)に示すように、他端に月を示す形状の標章が設けられている。これら太陽を示す形状の標章と、月を示す形状の標章とは、小針66の回転軸に対して180度反対側(両端)に設けられ、小窓402からは何れか一方が選択的に半周ずつ露出される。これにより、太陽を示す形状の標章が小窓402で何れかの位置を指し示すことにより昼間であることが示され、また、月を示す形状の標章が小窓402で何れかの位置を指し示すことにより夜間であることが示される。なお、小針66の両端は、昼間と夜間とを区別することが可能であれば、標章の形状に加えて又は代えて、サイズ(太さ)、配色、模様若しくは回転軸からの長さ又はこれらの組み合わせなどを異ならせることとしても良い。或いは、針状の指針の代わりに回転可能な円板(ディスク)に指示位置を表す標識などが印されたものが用いられても良い。
ここでは、小針66は、実際の日出時刻及び日の入時刻によらず、太陽を示す標章が9時方向から小窓402内に半分出現したタイミングが日出時刻(第1設定値、開始時刻)であり、3時方向から小窓402の外側(文字板400の下)に半分消えたタイミングが日の入時刻(第2設定値、終了時刻)となるように動作制御されることで、昼間の時間と夜間の時間の比率によらずに常に昼間又は夜間における時間経過(開始時刻からの経過時間)の相対的な度合が示される。即ち、半円形の小窓402の直線部分が日出時刻に対応する位置(第1位置)及びこの位置と180度反対側の日の入時刻に対応する位置(第2位置)を規定する。
外部サーバ90は、データベース記憶部を備え、アナログ電子時計40で設定可能な世界各地の都市(エリア)における最新のタイムゾーン情報、夏時間の実施情報(実施有無、実施期間及び実施時のシフト時間)が全て記憶されている。また、このデータベース記憶部には、これらの各都市と関連付けられて、当該各都市のそれぞれにおける直近の日数の日出予定時刻及び日の入予定時刻が記憶されており、インターネットを介してスマートフォン10から取得可能となっている。
アナログ電子時計40は、複数の指針を電気的に回転動作させて日時及び所定の機能に係る表示を行うことが可能な電子時計である。アナログ電子時計40は、CPU41(Central Processing Unit)(駆動制御手段、設定手段)と、ROM42(Read Only Memory)と、RAM43(Random Access Memory)と、発振回路44と、分周回路45と、計時部46(計時手段)と、操作受付部47と、Bluetoothモジュール48(通信手段)及びそのアンテナAN4と、UART49(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)と、駆動回路51と、照明部52及びそのドライバ53と、ブザー部54及びそのドライバ55と、秒針61と、分針62と、輪列機構71を介して秒針61及び分針62を回転動作させるステッピングモータ81と、時針63と、日車64と、輪列機構72を介して時針63及び日車64を回転動作させるステッピングモータ82と、24時間指針65と、輪列機構73を介して24時間指針65を回転動作させるステッピングモータ83と、小針66と、輪列機構74を介して小針66を回転動作させるステッピングモータ84と、バス56などを備えている。
日出入情報431は、現在位置における少なくとも直近の日出時刻及び日の入時刻を含む。日出入情報431として記憶される情報は、複数日分のものであっても良く、メモリ容量などに応じて適宜定められる。また、現在位置、即ち、エリア設定情報432で設定されている都市やエリアが変更になった場合には、日出入情報431は、全て初期化され、新たに取得される。
なお、タイムゾーンが広い場合には、同一タイムゾーン内で日出時刻及び日の入時刻が大きく異なる場合もあるので、一のタイムゾーン及び一の夏時間実施ルールの適用エリアに対して都市やエリア及びその日出時刻や日の入時刻が一意に定められる必要はなく、更に細かい都市やエリア及び当該都市やエリアに応じた日出時刻や日の入時刻が設定されても良い。
計時部46は、分周回路45から入力された信号の入力を計数して当該入力回数を初期日時データに加算することにより現在日時を計数、保持するカウンタである。計時部46は、ハードウェア構成としてのカウンタに限られず、CPU41の制御によりソフトウェア的に計数された現在日時がRAM記憶される構成であっても良い。このRAMは、RAM43と同一であっても良いし、別個に設けられていても良い。
スマートフォン10は、CPU11と、ROM12と、RAM13と、記憶部14と、内蔵時計15と、表示部16及びそのドライバ17と、操作受付部18と、スピーカ19と、マイク20と、コーデック21と、RF送受信回路22と、RF通信電波の送受信用のアンテナAN11と、通信回路23と、Bluetoothモジュール24と、UART25と、ブルートゥースによる通信電波の送受信用のアンテナAN12と、衛星電波受信処理部26と、測位衛星の電波受信用のアンテナAN13と、UART27と、報知部28及びそのドライバ29と、バス30などを備えている。
RAM13は、CPU11に作業用のメモリ空間を提供し、作業用の一時データを記憶する揮発性メモリである。RAM13には、ブルートゥース通信による接続先となるアナログ電子時計40の情報を接続先情報131として記憶保持させておくことで、アナログ電子時計40に対して適切なデータを速やかに送信することが出来る。
記憶部14には、衛星電波受信処理部26から取得された現在位置の緯度経度が記憶され、また、この現在位置に応じたタイムゾーンの時差情報、夏時間の実施有無に係るシフト時間情報、夏時間の適用有無設定情報、及び当該タイムゾーンの代表都市情報が設定され、エリア設定情報143として記憶される。これらの設定に基づいた現在の地方時が内蔵時計15の日時から換算されて算出される。
本実施形態のアナログ電子時計40では、スマートフォン10から取得された日出時刻及び日の入時刻の情報に応じて現在時刻の昼間又は夜間の何れかにおける相対的な経過度合(日出時刻及び日の入時刻に対する現在時刻の相対値)を算出し、固定された小窓402の範囲内で小針66に当該相対値に応じた指針位置(相対指針位置)を指し示させる。
先ず、アナログ電子時計40からスマートフォン10に対して通信接続要求を行い、スマートフォン10との間でブルートゥースによる通信接続を確立する。それから、スマートフォン10がアナログ電子時計40に対して日出入情報142及びエリア設定情報143(即ち、タイムゾーン情報及び夏時間の実施情報)を現在日時データと共に送信し、アナログ電子時計40は、これらのデータを受信すると、スマートフォン10との通信接続を解除する。
この設定更新処理は、アナログ電子時計40において予め設定された時刻に一日一回(所定の設定間隔)自動的に起動されて実行される。
この設定送信処理は、Bluetoothモジュール24がブロードキャストを送信している状態でアナログ電子時計40からの通信接続要求の受信が検出された場合に起動される。
この設定取得処理は、一日一回予め設定された時刻や、衛星電波受信処理部26や携帯電話基地局などから取得された現在位置が所定の基準距離以上変化した場合などに起動される。
従って、季節によって変化する具体的な日出時刻や日の入時刻によらず、小窓402内において9時位置から3時位置の間で小針66が指し示す方向によって、ユーザは、より感覚的且つ容易に計測結果の傾向を知得することが可能となる。
従って日の出日の入のように毎日繰り返される事象については、翌日の計数表示開始までに無理なく日出時の位置に移動させておくことが出来る。また、小窓403内で小針66の不要な動作を目立たせない。
これにより、必要な日の出から日の入までの期間のみで表示を行わせることが出来るので、相対範囲を容易且つ明確に理解してその中での相対的な時間経過を容易に知得することが出来る。
また、表示に不要な部分に小窓402を割り当てないことで、文字板4上のスペースを節約し、その分をデザインの拡張に用いることが出来る。
このように、より操作が容易で処理能力の高い外部機器から設定情報を取得することで、アナログ電子時計40自体で設定を行う手間を軽減することが出来る。また、スマートフォン10が更に外部サーバ90などから必要な情報を随時取得することで、ユーザの手を煩わさずにより表現の幅を広げることが出来る。
これにより、ユーザが一切設定動作に関知せずとも容易かつ確実に日付に応じた最新の日出時刻及び日の入時刻を取得して、昼間や夜間の相対的な経過状況を適切に表示させ、ユーザに知得させることが出来る。
図11は、変形例1のアナログ電子時計40aの機能構成を示すブロック図である。
アナログ電子時計40aは、サブ小針67、及び輪列機構75を介してこのサブ小針67を回転動作させるステッピングモータ85を更に備える点を除いて上述の実施形態のアナログ電子時計40と同一の構成であり、同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
小針66とサブ小針67は、現在位置及び世界時計に係る位置に応じて各々独立に動作制御される。従って、現在位置及び世界時計に係る設定位置の位置関係や日時(季節)などによっては、小窓402内での小針66及びサブ小針67に係る太陽側端部又は月側端部の駆動間隔が大きく異なり、一方の指針が他方の指針を追い抜く場合があり得る。
次に、変形例2のアナログ電子時計40bについて説明する。
図13は、変形例2のアナログ電子時計40bの機能構成を示すブロック図である。
ここでは、小針66は、先細形状の指針であり、小窓402の左端(9時方向)を指示することで計測値が設定された下限値であることを示し、小窓402の右端(3時方向)を指示することで計測値が上限値であることを示す。この場合も、上限値と下限値の絶対値そのものは示されず、小針66により上限値と下限値との間での相対位置が示されることで、計測値の程度状態をユーザに感覚的に知得させることが出来る。
この運針処理は、図8に示した運針処理におけるステップS427〜S430の処理がステップS427b、S428bの処理に置き換えられた点を除いて同一であり、同一の処理内容には同一の符号を付して詳しい説明を省略する。
即ち、相対的な時間経過だけではなく、空間物理量などの計測値についても、同様に相対的な表示を行わせることが出来る。従って、移動距離などの相対的な消化度合を容易に知得するのに用いることが出来る。また、全体に対する度合だけではなく、中央値や基準値、例えば、速度や温度などの設定値に対してずれの方向や度合を示す場合にも、上述の構成を用いてユーザに容易に状況を知得させることが出来る。
例えば、上記実施の形態では、半円形の小窓402内で小針66の表示を行わせたが、小窓402の形状はこれに限られず、適宜な角度範囲で表示させることが出来る。また、小針66の動作範囲は、小窓402の内部に限られず、指針61〜63と同様に又は指針61〜63の少なくとも何れかにより文字板400の略中心を回転軸として回転動作が行われるものであっても良い。また、動作範囲が180度(半円形)の場合であっても、9時から3時の範囲に限られず、例えば、12時から6時の範囲など任意に定め得る。
その他、上記実施の形態で示した具体的な構成、動作の内容や手順などは、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
回動可能な指針と、
前記指針の指示位置を規定する文字板と、
定められた計測対象に係る計測値を取得する計測手段と、
前記文字板上に規定された所定の第1位置と第2位置との間で前記計測値に応じて定まる指針位置へ前記指針を移動させる駆動制御手段と、
前記第1位置に対応する第1設定値及び前記第2位置に対応する第2設定値を可変に設定する設定手段と、
を備え、
前記駆動制御手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値が示されない状態で、前記第1設定値及び前記第2設定値に対する前記計測値の相対値に応じた相対指針位置へ前記指針を移動させる
ことを特徴とするアナログ表示装置。
<請求項2>
前記計測手段は、現在日時を計数する計時手段を備え、
前記第1設定値は所定の開始時刻であり、前記第2設定値は所定の終了時刻であり、前記計測対象は前記開始時刻からの経過時間であり、
前記駆動制御手段は、前記指針を所定角度ずつ移動させる第1駆動間隔を算出し、前記開始時刻から前記第1駆動間隔で、前記指針を前記第1位置から前記所定角度ずつ移動させる
ことを特徴とする請求項1記載のアナログ表示装置。
<請求項3>
前記指針は、前記文字板上で少なくとも所定の回転方向に周回動作可能であり、
前記駆動制御手段は、前記終了時刻から次の前記開始時刻までの間に前記指針を前記第2位置から前記第1位置まで前記所定の回転方向に前記所定角度ずつ移動させる第2駆動間隔を算出し、前記終了時刻から前記第2駆動間隔で前記指針を前記所定角度ずつ移動させる
ことを特徴とする請求項2記載のアナログ表示装置。
<請求項4>
前記文字板及び前記指針を部分的に露出する開口部が設けられた遮蔽板を備え、
前記開口部からは、前記所定の回転方向に前記指針の前記第1位置から前記第2位置までの移動動作が露出される
ことを特徴とする請求項3記載のアナログ表示装置。
<請求項5>
前記開始時刻は所定の位置における日出時刻であり、前記終了時刻は当該所定の位置における日の入時刻であることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載のアナログ表示装置。
<請求項6>
前記第1位置と前記第2位置とは180度反対側に定められていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のアナログ表示装置。
<請求項7>
前記第1位置は前記文字板の所定の基準配置方向に対して9時方向であり、前記第2位置は当該基準配置方向に対して3時方向であることを特徴とする請求項6記載のアナログ表示装置。
<請求項8>
前記指針は、その両端が当該指針の回転軸に対して180度反対向きの2点を指示し、当該両端の形状、サイズ、配色、模様及び回転軸からの距離のうち少なくとも何れかが異なることを特徴とする請求項6又は7記載のアナログ表示装置。
<請求項9>
前記計測手段は、所定の物理量を計測し、
前記駆動制御手段は、前記計測手段から前記物理量の計測値を取得するごとに前記相対指針位置を算出して、当該相対指針位置へ前記指針を移動させる
ことを特徴とする請求項1記載のアナログ表示装置。
<請求項10>
外部機器と通信を行う通信手段を備え、
前記設定手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値の情報を前記通信手段により前記外部機器から取得する
ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のアナログ表示装置。
<請求項11>
前記第1設定値及び前記第2設定値は、時間経過に応じて変化する値であり、
前記設定手段は、所定の設定間隔で前記通信手段により外部機器から前記第1設定値及び前記第2設定値を取得する
ことを特徴とする請求項10記載のアナログ表示装置。
<請求項12>
前記計測手段は、現在日時を計数する計時手段を備え、
当該アナログ表示装置は、前記現在日時を表示する時刻指針を備える電子時計である
ことを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載のアナログ表示装置。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 記憶部
15 内蔵時計
16 表示部
17 ドライバ
18 操作受付部
19 スピーカ
20 マイク
21 コーデック
22 RF送受信回路
23 通信回路
24 Bluetoothモジュール
25 UART
26 衛星電波受信処理部
27 UART
28 報知部
29 ドライバ
30 バス
40 アナログ電子時計
40a アナログ電子時計
40b アナログ電子時計
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 発振回路
45 分周回路
46 計時部
47 操作受付部
48 Bluetoothモジュール
49 UART
51 駆動回路
52 照明部
53 ドライバ
54 ブザー部
55 ドライバ
56 バス
57 計測部
58 ドライバ
61 秒針
62 分針
63 時針
64 日車
65 24時間指針
66 小針
67 サブ小針
71 輪列機構
72 輪列機構
73 輪列機構
74 輪列機構
75 輪列機構
81 ステッピングモータ
82 ステッピングモータ
83 ステッピングモータ
84 ステッピングモータ
85 ステッピングモータ
90 外部サーバ
131 接続先情報
141 設定取得管理アプリ
142 日出入情報
143 エリア設定情報
144 都市設定情報
400 文字板
401 小窓
402 小窓
403 開口部
421 通信制御プログラム
431 日出入情報
431b 計測表示範囲情報
432 エリア設定情報
AN11 アンテナ
AN12 アンテナ
AN13 アンテナ
AN4 アンテナ
Claims (11)
- 回動可能な指針と、
前記指針の指示位置を規定する文字板と、
前記文字板及び前記指針を部分的に露出する開口部が設けられた遮蔽板と、
定められた計測対象に係る計測値を取得する計測手段と、
前記計測手段は、現在日時を計数する計時手段を備え、
前記文字板上に規定された所定の第1位置と第2位置との間で前記計測値に応じて定まる指針位置へ前記指針を移動させる駆動制御手段と、
前記第1位置に対応する第1設定値及び前記第2位置に対応する第2設定値を可変に設定する設定手段と、
を備え、
前記指針は、前記文字板上で少なくとも所定の回転方向に周回動作可能であり、
前記駆動制御手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値が示されない状態で、前記第1設定値及び前記第2設定値に対する前記計測値の相対値に応じた相対指針位置へ前記指針を移動させ、
前記第1設定値は所定の開始時刻であり、前記第2設定値は所定の終了時刻であり、前記計測対象は前記開始時刻からの経過時間であり、
前記駆動制御手段は、前記指針を所定角度ずつ移動させる第1駆動間隔を算出し、前記開始時刻から前記第1駆動間隔で、前記指針を前記第1位置から前記所定角度ずつ移動させ、
前記駆動制御手段は、前記終了時刻から次の前記開始時刻までの間に前記指針を前記第2位置から前記第1位置まで前記所定の回転方向に前記所定角度ずつ移動させる第2駆動間隔を算出し、前記終了時刻から前記第2駆動間隔で前記指針を前記所定角度ずつ移動させ、
前記開口部からは、前記所定の回転方向に前記指針の前記第1位置から前記第2位置までの移動動作が露出され、
前記文字板及び前記指針は、前記遮蔽板より低く配置され、前記開口部は、12時側半分の半円状であり、
前記指針は、12時側の180度の範囲で前記開口部から露出し、6時側の180度の範囲で前記遮蔽板の裏側に隠れる
ことを特徴とするアナログ表示装置。 - 前記開始時刻は所定の位置における日出時刻であり、前記終了時刻は当該所定の位置における日の入時刻であることを特徴とする請求項1に記載のアナログ表示装置。
- 前記第1位置と前記第2位置とは180度反対側に定められていることを特徴とする請求項1又は2記載のアナログ表示装置。
- 前記第1位置は前記文字板の所定の基準配置方向に対して9時方向であり、前記第2位置は当該基準配置方向に対して3時方向であることを特徴とする請求項3記載のアナログ表示装置。
- 前記指針は、その両端が当該指針の回転軸に対して180度反対向きの2点を指示し、当該両端の形状、サイズ、配色、模様及び回転軸からの距離のうち少なくとも何れかが異なることを特徴とする請求項3又は4記載のアナログ表示装置。
- 回動可能な指針と、
前記指針の指示位置を規定する文字板と、
定められた計測対象に係る計測値を取得する計測手段と、
前記文字板上に規定された所定の第1位置と第2位置との間で前記計測値に応じて定まる指針位置へ前記指針を移動させる駆動制御手段と、
前記第1位置に対応する第1設定値及び前記第2位置に対応する第2設定値を可変に設定する設定手段と、
を備え、
前記駆動制御手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値が示されない状態で、前記第1設定値及び前記第2設定値に対する前記計測値の相対値に応じた相対指針位置へ前記指針を移動させ、
前記第1位置と前記第2位置とは180度反対側に定められており、
前記指針は、その両端が当該指針の回転軸に対して180度反対向きの2点を指示し、当該両端の形状、サイズ、配色、模様及び回転軸からの距離のうち少なくとも何れかが異なることを特徴とするアナログ表示装置。 - 前記第1位置は前記文字板の所定の基準配置方向に対して9時方向であり、前記第2位置は当該基準配置方向に対して3時方向であることを特徴とする請求項6記載のアナログ表示装置。
- 外部機器と通信を行う通信手段を備え、
前記設定手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値の情報を前記通信手段により前記外部機器から取得する
ことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のアナログ表示装置。 - 前記第1設定値及び前記第2設定値は、時間経過に応じて変化する値であり、
前記設定手段は、所定の設定間隔で前記通信手段により外部機器から前記第1設定値及び前記第2設定値を取得する
ことを特徴とする請求項8記載のアナログ表示装置。 - 前記計測手段は、現在日時を計数する計時手段を備え、
当該アナログ表示装置は、前記現在日時を表示する時刻指針を備える電子時計である
ことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のアナログ表示装置。 - 回動可能な指針と、
前記指針の指示位置を規定する文字板と、
前記文字板及び前記指針を部分的に露出する開口部が設けられた遮蔽板と、
定められた計測対象に係る計測値を取得する計測手段と、
前記文字板上に規定された所定の第1位置と第2位置との間で前記計測値に応じて定まる指針位置へ前記指針を移動させる駆動制御手段と、
前記第1位置に対応する第1設定値及び前記第2位置に対応する第2設定値を可変に設定する設定手段と、
を備え、
前記駆動制御手段は、前記第1設定値及び前記第2設定値が示されない状態で、前記第1設定値及び前記第2設定値に対する前記計測値の相対値に応じた相対指針位置へ前記指針を移動させ、
前記文字板及び前記指針は、前記遮蔽板より低く配置され、前記開口部は、12時側半分の半円状であり、
前記指針は、12時側の180度の範囲で前記開口部から露出し、6時側の180度の範囲で前記遮蔽板の裏側に隠れる
ことを特徴とするアナログ表示装置。
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