JPS6315827Y2 - - Google Patents

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JPS6315827Y2
JPS6315827Y2 JP1982062346U JP6234682U JPS6315827Y2 JP S6315827 Y2 JPS6315827 Y2 JP S6315827Y2 JP 1982062346 U JP1982062346 U JP 1982062346U JP 6234682 U JP6234682 U JP 6234682U JP S6315827 Y2 JPS6315827 Y2 JP S6315827Y2
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JP
Japan
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time
globe
displayed
noon
plate
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JP1982062346U
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JPS58163882U (ja
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Priority to JP6234682U priority Critical patent/JPS58163882U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 本案の技術分野 本案は、時刻を表示する部位と筐体とを、共に
壁掛けに適するよう薄型に形成し、各国の時刻を
とくに判読し易くした世界時計の構造に関する。
ロ 本案の先行技術 既に公知となつている世界時計として、国名や
国旗の記載されたものがあるが、その国の時刻を
直読するには判読が容易とは言い難いことから、
これらを改善したものが、既に本願考案者によつ
て実願昭56−122629号(実開昭58−32381号)と
して提案されている。
ハ 先行技術の問題点 即ち、公知型式のものでは、円形の世界地図上
に書かれた国旗を探し、その国旗を通る経線を辿
り、その周縁に記載の時刻でその国の時刻を読み
取るが、地図と多数の国旗が一体に印刷されてい
るため、夏期に夏時間を採用する欧米などでは時
刻変更が出来ず、しかも時刻判読が難しく、且
つ、その表示に正確さが乏しいことから、本願考
案者が、これを地球儀を用いてその改善を計つた
が、球状であるため重量が増し、薄型とならず、
壁掛け用には適さない難点がある。
ニ 本案の目的 本案は、敍上の欠点を可及的に解消せんとする
もので、その目的とするところは、時刻の判読を
容易とすることは勿論、外形を一層薄型として軽
量化し、広告宣伝えの利用をも可能な世界時計を
得んとすることにある。
ホ 本案の要点 本案は、薄型に形成した筐体の全面に丸穴を穿
孔し、該丸穴内に、間〓を介してその両端面に国
旗を装填する複数個の小溝の形成された円形の地
球板を回動する構成とし、該各小溝に国旗を着脱
自在とした点に特徴を有する。
ヘ 本案の実施例 図面は本案の実施例をしめすもので、第1図は
正面図、第2図は筐体の構造を示すための第1図
A−A線における断面図で、各図中、Bは、後記
する駆動装置を内蔵させるだけの薄型とした略矩
形状を呈し、その前面に丸穴Hの穿孔された筐体
で、その内部中央には、24時間に左回転で1回
転、図示しない反転歯車を取り除くと右回転で1
回転、その回転方向を変えられる駆動装置Dが配
設されており、更に、前記丸穴Hの周縁には、頂
点を正午に、直下点を真夜に、左側、右側、を
夫々12等分して計24等分し、左回転方向に、夫々
各時刻数が大きくなるように時刻表示されてい
る。
Gは、筐体Bの前面に穿孔された丸穴Hに所定
の間〓gを保つ直径とした円形を呈する透明体か
らなる地球板で、その裏面には世界地図Mが当て
られ、前記駆動装置Dの駆動軸Sに固定された円
形の受板Pと、該板Pに形成された雌ネジに螺着
されるナツトQにより、地球板G、世界地図Mが
第2図々示のように一緒に挟着固定されていて、
該駆動軸によつて1日1回転の速度で第1図矢印
で示すように左回転せしめられる。
Mは、北極点とグリニツジ天文台の位置を共軛
する線を基準として24等分線の引かれた円形の世
界地図、m1.m2.m3……moは、その上方に尖頭状
の針nを、その下方に後記する小溝に嵌着される
二枚の脚1を、夫々備える国旗、h1.h2.h3……ho
は、地球板Gに世界地図Gが固定された際、前記
24等分線の各位置に一致するよう前記国旗を立て
るのに用いる該地球板の両端面に形成した複数個
の小溝で、当接された地球板の各国地図をみて、
例えば、日本の時刻なら、首都東京近傍直下の等
分線の通過する位置の小溝に日本の国旗を立てる
もので、各国共、このように各国の時刻位置を定
めてあり、その国旗の針nが、前記丸穴Hの周縁
に表示された数字を指示するもので、その時刻の
判読を容易にしている。
Nは、駆動装置Dの一部に突出する把手で、こ
れを回すことにより地球板Gの任意の国に時刻設
定できる。DLは地球板に記載した日付変更線、
bは筐体Bの前面板を取り外し、該前面板を反転
して用いるときの固定用のビス、Tは、自国の時
刻を表示する時計で、便宜上、取り付けたもの。
ト 本案の効果 本案は以上の構成よりなり、次いで、使用の態
様と共に作用効果について述べると、例えば、日
本にいて米国(米国は4つの時差域がある)の例
えばロスアンゼルス市の時刻を知りたい場合、そ
の時刻が日本時間で午後9時であるとすると、第
1図々示のように、地球板Gの日本の真下に日本
の国旗m1を立て、21時の時刻に把手Nを回して
固定し、次に、米国内の当該地域を通過する経線
近傍の小溝に米国の国旗m2を立てるとよく、そ
の時刻は、日付変更線DLが真夜の位置を回転方
向に越えているので、我が国日本と同日の日付の
午前4時を示し、このように、他国の日付と時刻
が容易に直読できる。
本案によれば、以上述べたように、必要とする
外国国旗を数本立てておくと、極めて容易にその
国旗の針の位置で、その国の時刻が分かり、従来
型式のもののように国名を記載した文字や経線を
辿る煩わしさが全く無く、しかも、世界地図Mを
板状とした地球板Gに画いてあるので、筐体自体
を薄型に形成でき、軽快な意匠的美観が得られ
る、のみならず、薄型であるので壁掛け時計に理
想的に使用できる。
更に、地球板Gの両端面に1時間毎に形成され
た複数個の小溝h1.h2.h3……hoに、各国々旗m1.
m2.m3……moが着脱自在とされているため、夏
時間の実施国でも何等の支障もなく使用出来る。
又、筐体の四方にある前面板の裏面に、第3図々
示のように、右側に午後の時間を、左側に午前の
時間を、夫々記載しておき、且つ、駆動装置D内
の図示しない逆転歯車を取り外すと、地球板Gは
右回転し、既述の実施例と同様に各国の時刻が直
読できるが、この場合は、実際の地球自転方向と
その回転方向が逆となるので、事実に反して混同
しがちであるので、地球板Gには、世界地図に代
えて広告宣伝写真などを貼付けておくと、宣伝具
として立派な効果が得られる。
最後に、ナツトQを中空筒とし、駆動装置Dの
駆動軸S内にある秒針軸に、該ナツトを通して秒
針、または記号、符号、文字、などを嵌合してお
くと、この時計が動作状態にあることを知ること
ができ、広告に一層変化を持たせることが出来る
など、本案所期の目的を充分達成し得る優れた諸
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例を示す正面図、第2図
は第1図A−A線における断面図、第3図は第1
図と時刻表示を逆とし、地球板の回動方向も逆と
した異なる実施例を示す一部切欠正面図である。 B……筐体、b……ビス、D……駆動装置、G
……地球板、g……間〓、H……丸穴、h1,h2
h3……ho……小溝、l……脚、M……世界地図、
m1,m2,m3……mo……国旗、N……把手、n
……針、P……受板、Q……ナツト、S……駆動
軸、T……時計、DL……日付変更線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に丸穴Hが穿孔された筐体Bと、前記丸穴
    に間〓gを保つ直径とした24時間に左右夫々1回
    転駆動せしめられる駆動装置に結がる円形を呈す
    る透明体からなる地球板Gと、その上方に針n
    を、その下方に2枚の脚1を、夫々備える複数個
    の国旗m1.m2.m3……moと、前記地球板の一面に
    当接される世界地図Mと、からなり、前記世界地
    図Mには、北極点とグリニツジ天文台の位置を共
    軛する線と、この線を基準として24等分線が引か
    れ、前記丸穴の周縁には、頂点を正午に、その直
    下点を真夜に、左側を12等分して午后又は午前の
    時刻に、右側を12等分して午前又は午后の時刻
    に、夫々左又は右回転方向に各時刻が大となる如
    く、夫々時刻表示されていて、前記地球板Gの両
    端面には、前記世界地図の等分線の各位置に一致
    するよう前記国旗の脚1を挟着する複数個の小溝
    h1.h2.h3……hoが穿孔され、前記筐体は前記駆動
    装置を内蔵するだけの薄型に形成されていること
    を特徴とする壁掛け世界時計。
JP6234682U 1982-04-28 1982-04-28 壁掛け世界時計 Granted JPS58163882U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234682U JPS58163882U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 壁掛け世界時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234682U JPS58163882U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 壁掛け世界時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58163882U JPS58163882U (ja) 1983-10-31
JPS6315827Y2 true JPS6315827Y2 (ja) 1988-05-06

Family

ID=30072504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6234682U Granted JPS58163882U (ja) 1982-04-28 1982-04-28 壁掛け世界時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58163882U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021039130A (ja) * 2015-09-02 2021-03-11 カシオ計算機株式会社 電子時計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021039130A (ja) * 2015-09-02 2021-03-11 カシオ計算機株式会社 電子時計

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Publication number Publication date
JPS58163882U (ja) 1983-10-31

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