JP2021036095A - 建築物 - Google Patents

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Abstract

【課題】玄関から洗面室および居室への動線が簡素化される建築物を提供する。【解決手段】建築物は玄関30と、玄関30に隣接する洗面室41Aと、玄関30と繋がる居室45とを備え、玄関30は洗面室41Aと繋がる第1玄関部31、および、居室45と繋がる第2玄関部32を備える。【選択図】図1

Description

本発明は洗面室を備える建築物に関する。
洗面室を備える建築物が知られている。例えば、特許文献1は玄関(22)、玄関(22)に隣接される洗面室(20)、および、玄関(22)と繋がるリビング(11)を備える住宅を開示している。
特開2017−25614号公報
上記住宅では、例えば、帰宅した居住者および訪問客は玄関(22)から一階部分(110)に上がり洗面室(20)を利用したあと、リビング(11)に移動する。別の例では、帰宅した居住者および訪問客は玄関(22)から一階部分(110)に上がり、洗面室(20)を利用せずにリビング(11)に移動する。上記住宅では、玄関(22)から一階部分(110)に上がったあと、洗面室(20)およびリビング(11)への動線が分岐するため、これらの動線が複雑である。
(1)本発明に関する建築物は玄関と、前記玄関に隣接する洗面室と、前記玄関と繋がる居室とを備え、前記玄関は前記洗面室と繋がる第1玄関部、および、前記居室と繋がる第2玄関部を備える。
上記建築物によれば、帰宅した居住者、および、訪問客は洗面室を利用する場合、第1玄関部から洗面室に移動できる。一方、帰宅した居住者、および、訪問客は洗面室を利用しない場合、第2玄関部から居室に移動できる。このため、玄関から洗面室および居室への動線が簡素化される。
(2)好ましい例では(1)に記載の建築物において、前記洗面室は前記第2玄関部から視認できないように構成される。
上記建築物によれば、洗面室の利用者のプライバシーが確保される。
(3)好ましい例では(1)または(2)に記載の建築物において、前記第2玄関部と前記居室とを繋ぐ通路を含み、前記洗面室は前記通路から視認されないように構成される。
上記建築物によれば、洗面室の利用者のプライバシーが確保される。
(4)好ましい例では(1)〜(3)のいずれか一項に記載の建築物において、前記洗面室は通り抜け可能に構成され、前記洗面室と前記居室とが繋がる。
上記建築物によれば、洗面室を利用したあとに居室に容易に移動できる。
(5)好ましい例では(1)〜(4)のいずれか一項に記載の建築物において、前記第1玄関部および前記洗面室の少なくとも一方と繋がる物干しスペースを備える。
上記建築物が第1玄関部と物干しスペースとが繋がる構成を含む場合、第1玄関部から洗面室に移動する前に物干しスペースに移動し、衣服に付着している汚れ等を掃ったあと、再び第1玄関部に戻り、洗面室に移動できる。上記建築物が洗面室と物干しスペースと
が繋がる構成を含む場合、洗面室に配置される洗濯機によって洗濯された衣類を物干しスペースに容易に運ぶことができる。このため、洗濯に関する家事の効率が高められる。
本発明に関する建築物によれば、玄関から洗面室および居室への動線が簡素化される。
実施形態の建築物の1階の平面図。 図1の洗面室の斜視図。 図1の洗濯スペースの正面図。
(実施形態)
図1を参照して、建築物10の一例について説明する。建築物10の一例は個別住宅または集合住宅である。図1等に示される例では、建築物10は複数の階を含む個別住宅である。図1は個別住宅の1階の室内構造20を示す平面図である。建築物10の外壁11により囲まれる領域10Aは複数の壁12により区画される。領域10Aのうち複数の壁12により区画された箇所には、室内構造20を構成する主な要素である玄関30、室40、通路50、および、階段60が設けられる。
室40、通路50、および、階段60の数、ならびに、配置は任意に選択可能である。一例では、室40はサニタリー41、キッチン42、パントリー43、ダイニング44、および、居室45を含む。サニタリー41は洗面室41Aおよび浴室41Bを含む。洗面室41Aと浴室41Bとは、開口49を介して繋がる。開口49には建具が設けられる。
洗面室41Aはキッチン42およびダイニング44を介して居室45に通り抜け可能に構成される。換言すれば、洗面室41Aはキッチン42およびダイニング44を介して居室45と繋がる。このため、洗面室41Aを利用したあとに居室45に容易に移動できる。居室45は例えばリビング、ダイニング、リビングダイニング、および、応接室である。図1等に示される例では、居室45はリビングである。
洗面室41Aは洗面スペース46、および、洗面スペース46の隣りに設けられる洗濯スペース47を備える。図2に示されるように、洗面スペース46には、例えば、鏡46Aおよび洗面台46Bが配置される。図3に示されるように、洗濯スペース47には、例えば、収納棚47A、作業台47B、および、ポール47Cが設けられる。収納棚47Aには、タオル等の物品91、および、洗濯機92が収納される。作業台47Bは例えば、洗濯が完了した衣類のアイロン掛けのために利用される。ポール47Cはハンガーに掛けられた衣類を吊るすために利用される。
通路50は第1通路51および第2通路52を含む。第1通路51は玄関30、サニタリー41、キッチン42、および、ダイニング44に面する。第2通路52は玄関30、階段60、サニタリー41、ダイニング44、および、居室45に面する。第2通路52はサニタリー41と繋がる。このため、サニタリー41から第2通路52を介して居室45に移動できる。
階段60は居住者および訪問客(以下では、「居住者等」という)が建築物10の1階と2階(図示略)とを移動するために設けられる。階段60の具体的な構成は任意に選択可能である。一例では、階段60は吹き抜け階段である。
建築物10は玄関30から洗面室41Aを経由して居室45に移動する動線(以下では
、「第1動線」という)、および、玄関30から洗面室41Aを経由せずに居室45に移動する動線(以下では、「第2動線」という)が簡素化されるように構成される。第1動線および第2動線の簡素化に寄与する主な要素は玄関30の構造である。
玄関30は出入口30A、土間30B、および、玄関ホール30Cを備える。出入口30Aには建具が設けられる。土間30Bは第1玄関部31および第2玄関部32に区分される。第1玄関部31は洗面室41Aと繋がる。土間30Bの第1玄関部31は洗面室41Aの床面41AX(図2参照)よりも若干低い。第1玄関部31から洗面室41Aに上がった居住者等は第1通路51を通過して、換言すれば、洗面室41A、キッチン42、および、ダイニング44を通り抜けて居室45に移動できる。
第2玄関部32は玄関ホール30Cおよび第2通路52を介して居室45と繋がる。土間30Bの第2玄関部32は玄関ホール30Cの床面30CXよりも若干低い。第2玄関部32から玄関ホール30Cに上がった居住者等は第2通路52を通過して居室45に移動できる。
建築物10は洗面室41Aの利用者のプライバシーが確保される遮蔽構造70をさらに備える。遮蔽構造70は第1遮蔽壁71、第2遮蔽壁72、および、建具73を含む。第1遮蔽壁71は玄関ホール30Cおよび第2通路52に沿って設けられる。第1遮蔽壁71は第2玄関部32、玄関ホール30C、および、第2通路52から洗面室41Aを視認できないように遮蔽する。第2遮蔽壁72は第1遮蔽壁71と繋がり、土間30Bに沿って設けられる外壁11と平行に設けられる。第2遮蔽壁72は第2玄関部32から洗面室41Aを視認できないように遮蔽する。建具73は例えば、第1遮蔽壁71と第2遮蔽壁72の交点と土間30Bに沿って設けられる外壁11との間に設けられる。建具73は第2玄関部32、玄関ホール30C、および、第2通路52から洗面室41Aを視認できないように遮蔽する。建具73の一例はドア、戸、窓、障子、および、襖である。なお、建具73は省略可能である。建具73が省略される場合であっても、第1遮蔽壁71および第2遮蔽壁72によって、洗面室41Aの利用者のプライバシーが確保される。
建築物10は第1玄関部31および洗面室41Aの少なくとも一方と繋がる物干しスペース80をさらに備える。図1等に示される例では、建築物10は第1玄関部31および洗面室41Aと繋がる物干しスペース80を備える。物干しスペース80は例えば中庭である。第1玄関部31は第1開口81を介して物干しスペース80と繋がる。洗面室41Aは第2開口82を介して物干しスペース80と繋がる。第1開口81および第2開口82には建具が設けられる。居住者等は例えば、第1玄関部31から洗面室41Aに移動する前に第1開口81を介して物干しスペース80に移動し、衣服に付着している汚れ等を掃ったあと、再び第1玄関部31に戻り、洗面室41Aに移動できる。居住者等は例えば、洗濯スペース47に配置されている洗濯機92(図3参照)による衣類の洗濯が完了した場合、第2開口82を介して物干しスペース80に移動し、衣類を干すことができる。このため、洗濯に関する家事の効率が高められる。
建築物10によれば、次のような作用および効果が得られる。
居住者等は洗面室41Aを利用する場合、第1玄関部31から洗面室41Aに移動できる。一方、居住者等は洗面室41Aを利用しない場合、第2玄関部32から居室45に移動できる。このため、玄関30から洗面室41Aおよび居室45への動線が簡素化される。さらには、第1動線を利用する居住者等と第2動線を利用する居住者等がそれぞれ複数人存在する場合であっても、玄関30において第1玄関部31と第2玄関部32とに分かれた状態で居室45に移動できる。このため、例えば、土間30Bから玄関ホール30Cに上がったあとに第1動線と第2動線とが分岐する場合よりも、居室45への移動の混雑が緩和される。
(変形例)
上記実施形態は本発明に関する建築物が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に関する建築物は実施形態に例示された形態とは異なる形態を取り得る。その一例は、実施形態の構成の一部を置換、変更、もしくは、省略した形態、または、実施形態に新たな構成を付加した形態である。以下に実施形態の変形例の一例を示す。
・洗面室41Aの構成は任意に変更可能である。変形例の建築物10は洗面室41Aが通り抜けできないように構成される。この変形例では、居住者等は洗面室41Aを利用したあと、第2玄関部32から居室45に移動する。
10 :建築物
30 :玄関
31 :第1玄関部
32 :第2玄関部
41A:洗面室
45 :居室
52 :第2通路(通路)
80 :物干しスペース

Claims (5)

  1. 玄関と、
    前記玄関に隣接する洗面室と、
    前記玄関と繋がる居室とを備え、
    前記玄関は前記洗面室と繋がる第1玄関部、および、前記居室と繋がる第2玄関部を備える
    建築物。
  2. 前記洗面室は前記第2玄関部から視認できないように構成される
    請求項1に記載の建築物。
  3. 前記第2玄関部と前記居室とを繋ぐ通路を含み、
    前記洗面室は前記通路から視認されないように構成される
    請求項1または2に記載の建築物。
  4. 前記洗面室は通り抜け可能に構成され、
    前記洗面室と前記居室とが繋がる
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の建築物。
  5. 前記第1玄関部および前記洗面室の少なくとも一方と繋がる物干しスペースを備える
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の建築物。
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JP2018154972A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 旭化成ホームズ株式会社 建物

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