JP2021034818A - 電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体デバイスのプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法を実現する。【解決手段】電力増幅回路1は、増幅用トランジスタで構成される増幅部3が半導体デバイス2のダイ上に設けられる。半導体デバイス2のダイ上に設けられた検出用トランジスタ4と、増幅部3のゲインを補償する可変アッテネータ34と、少なくとも検出用トランジスタ4の検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部6と、バイアスレベル設定値に基づき、可変アッテネータ34のバイアス値を生成するバイアス生成部7と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法に関する。
電力増幅器を構成するトランジスタの温度特性を補償する技術が開示されている(例えば、特許文献1)。
近年、電力増幅回路を構成する半導体デバイスの半導体材料として、ガリウムヒ素(GaAs)などの化合物半導体やシリコンゲルマニウム(SiGe)などのSiを用いた半導体デバイスの開発が進められている。このような半導体デバイスを用いて電力増幅回路を設計した場合、トランジスタのプロセスバラツキが大きいとゲイン特性等の要求性能を満たせなくなる場合がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、半導体デバイスのプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法を実現することを目的とする。
本発明の一側面の電力増幅回路は、増幅用トランジスタで構成される増幅部が半導体デバイスのダイ上に設けられる電力増幅回路であって、前記半導体デバイスのダイ上に設けられた検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を備える。
この構成では、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
増幅用トランジスタで構成される増幅部と、検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を含み、少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記電流増幅率検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている。
この構成では、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
本発明の一側面の半導体デバイスの製造方法は、増幅用トランジスタで構成される増幅部と、検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を含み、少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている半導体デバイスの製造方法であって、前記検出用トランジスタの増幅率を算出するステップと、前記増幅率に基づき、前記バイアスレベル設定値を生成するステップと、前記バイアスレベル設定値を前記バイアスレベル設定保持部に書き込むステップと、を有する。
これにより、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
本発明によれば、半導体デバイスのプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法を実現することができる。
以下に、実施形態に係る電力増幅回路を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせが可能であることは言うまでもない。実施形態2以降では、実施形態1と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る電力増幅回路の概略構成を示す図である。実施形態1に係る電力増幅回路1は、半導体デバイス2のダイ上に、増幅部3、検出用トランジスタ4、バイアスレベル設定保持部6、及びバイアス生成部7が設けられている。本実施形態では、検出用トランジスタをバイポーラトランジスタで記載しているが、この場合には、増幅部3を構成する増幅用トランジスタについてもバイポーラトランジスタである。なお、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタは、電界効果トランジスタであっても良い。
図1は、実施形態1に係る電力増幅回路の概略構成を示す図である。実施形態1に係る電力増幅回路1は、半導体デバイス2のダイ上に、増幅部3、検出用トランジスタ4、バイアスレベル設定保持部6、及びバイアス生成部7が設けられている。本実施形態では、検出用トランジスタをバイポーラトランジスタで記載しているが、この場合には、増幅部3を構成する増幅用トランジスタについてもバイポーラトランジスタである。なお、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタは、電界効果トランジスタであっても良い。
本実施形態では、半導体デバイス2の半導体材料として、シリコンゲルマニウム(SiGe)を用いた構成が例示される。半導体デバイス2のダイ上に増幅部3を構成した場合、増幅部3を構成するトランジスタの増幅率(電界効果トランジスタである場合は、相互コンダクタンス)のプロセスバラツキが大きいと、増幅部3のゲインがバラつくことになり、電力増幅回路としての要求性能を満たせない場合がある。
増幅部3は、高周波入力信号RFinを増幅して、高周波出力信号RFoutを出力する。増幅部3は、増幅部3におけるゲインを補償するための可変アッテネータ34を含む。図2Aは、増幅部の第1構成例を示す図である。図2Bは、増幅部の第2構成例を示す図である。図2Cは、増幅部の第3構成例を示す図である。図2Dは、増幅部の第4構成例を示す図である。
図2A、図2B、図2C、図2Dに示す一例において、増幅部3,3a,3b,3cは、第1電力増幅器31、第2電力増幅器32、及び第3電力増幅器33を有する3段構成のRFパワーアンプである。なお、本実施形態では、電力増幅器を3段構成とした例を示したが、例えば2段構成であっても良いし、4段以上の電力増幅器で構成されていても良い。
第1電力増幅器31、第2電力増幅器32、及び第3電力増幅器33を構成する増幅用トランジスタは、複数の単位トランジスタを電気的に並列接続して構成される。単位トランジスタとは、増幅用トランジスタが構成される最小限の構成を言う。第1電力増幅器31、第2電力増幅器32、及び第3電力増幅器33を構成する増幅用トランジスタを複数の単位トランジスタで構成することにより、増幅部3の駆動に必要な電力を確保することができる。
第1電力増幅器31を構成する増幅用トランジスタは、例えば、2個の単位トランジスタで構成される。また、第2電力増幅器32を構成する増幅用トランジスタは、例えば、8個の単位トランジスタで構成される。また、第3電力増幅器33を構成する増幅用トランジスタは、例えば、22個の単位トランジスタで構成される。なお、上述した第1電力増幅器31、第2電力増幅器32、及び第3電力増幅器33を構成する増幅用トランジスタの単位トランジスタ数は一例であって、これに限定されない。
可変アッテネータ34は、図2Aに示すように、第1電力増幅器31の前段、すなわち、増幅部3の入力段に設けることが好ましいが、図2Bに示すように、第1電力増幅器31と第2電力増幅器32との間に設けても良いし、図2Cに示すように、第2電力増幅器32と第3電力増幅器33との間に設けても良い。また、可変アッテネータ34は、図2Dに示すように、第3電力増幅器33の後段、すなわち、増幅部3の出力段に設ける構成であっても良い。
なお、図示はしないが、第1電力増幅器31の前段、すなわち、増幅部3の入力段には、入力整合回路が設けられる。図2Aに示すように、可変アッテネータ34を第1電力増幅器31の前段に設ける場合には、入力整合回路が可変アッテネータ34を含む構成であっても良い。
また、図示はしないが、第1電力増幅器31と第2電力増幅器32との間、及び、第2電力増幅器32と第3電力増幅器33との間には、それぞれ段間整合回路が設けられる。図2Bに示すように、可変アッテネータ34を第1電力増幅器31と第2電力増幅器32との間に設ける場合、あるいは、図2Cに示すように、可変アッテネータ34を第2電力増幅器32と第3電力増幅器33との間に設ける場合には、段間整合回路が可変アッテネータ34を含む構成であっても良い。
また、図示はしないが、第3電力増幅器33の後段、すなわち、増幅部3の出力段には、出力整合回路が設けられる。図2Dに示すように、可変アッテネータ34を第3電力増幅器33の後段に設ける場合には、出力整合回路が可変アッテネータ34を含む構成であっても良い。
図3は、可変アッテネータの一態様を示すブロック図である。なお、可変アッテネータ34の構成はこれに限るものではなく、任意のπ型やT型の構成を適用可能である。
図3において、BIASin[0],BIASin[1]は、バイアス生成部7から出力されたバイアス値の入力値を示している。なお、バイアス値の数は、半導体デバイス2のプロセスバラツキの程度によって適切な数とすれば良い。
図4は、実施形態1に係る電力増幅回路を構成する半導体デバイスのダイ上における各ブロックの配置例を示す概念図である。
図4に示すように、検出用トランジスタ4は、半導体デバイス2のダイ上に構成される。また、検出用トランジスタ4は、第1電力増幅器31、第2電力増幅器32、及び第3電力増幅器33を構成する増幅用トランジスタ31a,32a,33aと同一プロセスを用いたトランジスタを有している。このため、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタ31a,32a,33aがバイポーラトランジスタである場合、増幅用トランジスタ31a,32a,33aの増幅率は、検出用トランジスタ4の増幅率と等価と見做せる。従って、検出用トランジスタ4の増幅率を検出できれば、可変アッテネータ34の減衰量を、検出用トランジスタ4の増幅率に応じた値とすることで、半導体デバイス2のプロセスバラツキによる増幅部3のゲインバラツキを補償することができる。
また、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタ31a,32a,33aが電界効果トランジスタである場合、増幅用トランジスタ31a,32a,33aの相互コンダクタンスは、検出用トランジスタ4の相互コンダクタンスと等価と見做せる。従って、検出用トランジスタ4の相互コンダクタンスを検出できれば、可変アッテネータ34の減衰量を、検出用トランジスタ4の相互コンダクタンスに応じた値とすることで、半導体デバイス2のプロセスバラツキによる増幅部3のゲインバラツキを補償することができる。
本実施形態では、図1に示すように、電力増幅回路1を構成する半導体デバイス2の製造工程において、バイアスレベル設定部5が接続される。バイアスレベル設定部5は、例えば、製造工程の所定工程において半導体デバイス2に接続されるPC等の設定治具により実現することができる。バイアスレベル設定部5は、演算部51、及びデータ生成部52を含む。
検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタ31a,32a,33aがバイポーラトランジスタである場合、演算部51は、検出用トランジスタ4に流れるコレクタ電流Ic及びベース電流Ibを検出する。検出用トランジスタ4の増幅率βは、下記の(1)式を用いて算出できる。
β=Ic/Ib・・・(1)
演算部51は、上記(1)式を用いて、検出用トランジスタ4の増幅率βを算出する。
あるいは、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタ31a,32a,33aが電界効果トランジスタである場合、検出用トランジスタ4のゲート電圧Vbを少なくとも2点振り、ドレイン電流Idを少なくとも2点検出する。検出用トランジスタ4の相互コンダクタンスgmは、下記の(2)式を用いて算出できる。
gm=ΔId/ΔVg=(Id2-Id1)/(Vg2−Vg1)・・・(2)
演算部51は、上記(2)式を用いて、検出用トランジスタ4の相互コンダクタンスgmを算出する。
データ生成部52は、演算部51により算出された増幅率β(または相互コンダクタンスgm)に応じた3bitデータを出力する。データ生成部52としては、例えば、A/D変換回路が例示される。図5は、実施形態1に係るバイアスレベル設定部のデータ生成部により生成される3bitデータの一例を示す図である。図5では、検出用トランジスタ4及び増幅用トランジスタ31a,32a,33aがバイポーラトランジスタである場合の増幅率βを3bitデータ化した例を示している。
具体的に、データ生成部52は、増幅率βの値がA以上B未満であるとき(A≦β<B)、データ値「000」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がB以上C未満であるとき(B≦β<C)、データ値「001」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がC以上D未満であるとき(C≦β<D)、データ値「010」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がD以上E未満であるとき(D≦β<E)、データ値「011」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がE以上F未満であるとき(E≦β<F)、データ値「100」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がF以上G未満であるとき(F≦β<G)、データ値「101」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がG以上H未満であるとき(G≦β<H)、データ値「101」を出力する。
また、データ生成部52は、増幅率βの値がH以上I未満であるとき(H≦β<I)、データ値「111」を出力する。
なお、データ生成部52が出力するデータ値のビット数は3bitに限らず、2bitであっても良いし、4bit以上であっても良い。データ生成部52が出力するデータ値のビット数は、半導体デバイス2のプロセスバラツキの程度によって適切なビット数とすれば良い。
図6は、実施形態1に係るバイアスレベル設定保持部を構成する不揮発性メモリの一態様を示すブロック図である。本実施形態では、バイアスレベル設定保持部6として、不揮発性メモリ61を備えている。
図6において、LEVELout[n]は、データ生成部52から出力されるデータ値で決まるバイアスレベル設定値の出力値を示している。なお、バイアスレベル設定値の数nは、半導体デバイス2のプロセスバラツキの程度によって適切な数とすれば良い。
本実施形態では、不揮発性メモリ61の構成として、半導体デバイス2のダイ上に複数のヒューズFが設けられている。これら複数のヒューズFの導通・非導通により、可変アッテネータ34のバイアスレベル設定を保持する構成を例示している。
本実施形態において、不揮発性メモリ61は、書き込み制御回路611、及びバッファ回路612を含む。
書き込み制御回路611は、データ生成部52から出力されるデータ値に応じて、データ値に対応したヒューズFに電流を流す。このとき、電流容量を超えた電流が流れたヒューズFの抵抗値が変化する。
バッファ回路612は、複数のヒューズFの導通・非導通に応じたバイアスレベル設定値を出力する。
このような構成とすることで、バイアスレベル設定保持部6の回路規模を小さくすることができる。
なお、不揮発性メモリ61の態様としては、上述した構成に限るものではなく、電力増幅回路1を構成する半導体デバイス2の製造工程において一回のみ書き込みが可能なOTP(One Time Programmable read only memory)メモリであれば良い。
図7は、実施形態1に係る半導体デバイスの製造方法の一例を示すフローチャートである。本実施形態では、電力増幅回路1を構成する半導体デバイス2の製造工程において、図7に示すバイアスレベル設定処理を実施する。
電力増幅回路1を構成する半導体デバイス2の製造工程において、まず、演算部51は、検出用トランジスタ4に流れるコレクタ電流Ic及びベース電流Ibを検出し、上記(1)式を用いて、検出用トランジスタ4の増幅率βを算出する(ステップS101)。
続いて、データ生成部52は、演算部51により算出された増幅率βに応じた3bitデータを生成して出力する(ステップS102)。
バイアスレベル設定保持部6は、データ生成部52から出力される3bitデータのデータ値に応じた値を、バイアスレベル設定値として不揮発性メモリ61に書きこむ(ステップS103)。
上述した実施形態1に係るバイアスレベル設定処理により、検出用トランジスタ4の増幅率βに応じたバイアスレベルが設定される。
図8は、バイアス生成部の一態様を示すブロック図である。図8に示すように、バイアス生成部7は、例えば、複数のMOSFETで構成される回路である。
バイアス生成部7には、電力増幅回路1の実稼働時において、バイアスレベル設定保持部6から出力されたバイアスレベル設定値が入力される。図8において、LEVELin[0],LEVELin[1],LEVELin[2]は、データ生成部52から出力されたバイアスレベル設定値の入力値を示している。なお、バイアスレベル設定値の数は、上述したように半導体デバイス2のプロセスバラツキの程度によって適切な数とすれば良い。
また、バイアス生成部7の態様としては、図8に示す構成に限るものではなく、適宜変更可能である。
バイアス生成部7は、バイアスレベル設定値の入力値LEVELin[0],LEVELin[1],LEVELin[2]に応じたバイアス値を出力する。図8において、BIASout[0],BIASout[1]は、データ生成部52から出力されたバイアス値の出力値を示している。なお、バイアス値の数は、上述したように半導体デバイス2のプロセスバラツキの程度によって適切な数とすれば良い。
実施形態1に係る電力増幅回路1は、上述した構成とすることで、電力増幅回路1を構成する半導体デバイス2のプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる。
(実施形態2)
図9は、実施形態2に係る電力増幅回路の概略構成を示す図である。なお、実施形態1と同じ構成要素には、同じ参照符号を付して、説明を省略する。
図9は、実施形態2に係る電力増幅回路の概略構成を示す図である。なお、実施形態1と同じ構成要素には、同じ参照符号を付して、説明を省略する。
図9に示すように、実施形態2に係る電力増幅回路1aは、半導体デバイス2aのダイ上に、バイアスレベル設定部5aが設けられている。このため、以下に説明する実施形態2の構成では、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの製造工程にPC等の設定治具を設けることなく、可変アッテネータ34のバイアスレベルを設定することができる。
図9に示すように、バイアスレベル設定部5aは、パルス生成回路53、A/D変換回路54、及び遅延回路55を含む。
パルス生成回路53は、例えば半導体デバイス2aへの電源投入に伴い、所定期間「H」レベルとなるパルス信号Pulse1を発生させる回路である。
検出用トランジスタ4には、パルス生成回路53から出力されたパルス信号Pulse1の「H」期間において、コレクタ電流Icが流れる。
A/D変換回路54は、検出用トランジスタ4にコレクタ電流Icが流れることによって生じたコレクタ電圧Vcを、デジタル信号に変換し、パラレルデータとしてバイアスレベル設定保持部6aに出力する。パラレルデータの出力数は、半導体デバイス2aのプロセスバラツキの程度によって適切な数とすれば良い。
遅延回路55は、パルス生成回路53から出力されたパルス信号Pulse1を遅延させたパルス信号Pulse2を出力する。
また、本実施形態では、バイアスレベル設定保持部6aとして、実施形態1の不揮発性メモリ61に代えて、ラッチ回路62を備えている。
図10は、実施形態2に係るバイアスレベル設定保持部の動作タイミング及びバイアスレベル設定保持部を構成するラッチ回路の書き込みタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
図10に示すパルス信号Pulse1の「H」期間において、検出用トランジスタ4にコレクタ電流Icが流れる。
遅延回路55は、パルス生成回路53から出力されたパルス信号Pulse1の立ち上がりから、パルス信号Pulse1の「H」期間よりも短い所定の遅延期間DPだけ遅れて「H」レベルとなるパルス信号Pulse2を出力する。これにより、パルス信号Pulse1とパルス信号Pulse2とが共に「H」レベルとなるラッチ期間LPが生じる。ラッチ回路62は、このラッチ期間LPにおいて、A/D変換回路54から出力されるパラレルデータを、バイアスレベル設定値として保持する。
図11は、実施形態2に係る半導体デバイスの製造方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの製造工程において、図11に示すバイアスレベル設定処理を実施する例について説明する。
電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの製造工程において、まず、パルス生成回路53は、パルス信号Pulse1を出力する(ステップS201)。これにより、検出用トランジスタ4にコレクタ電流Icが流れる。
続いて、A/D変換回路54は、検出用トランジスタ4にコレクタ電流Icが流れることによって生じたコレクタ電圧VcをA/D変換し(ステップS202)、パラレルデータとしてバイアスレベル設定保持部6aに出力する。
バイアスレベル設定保持部6aは、ラッチ期間LPにおいて、A/D変換回路54から出力されたパラレルデータを、バイアスレベル設定値としてラッチ回路62に書きこむ(ステップS203)。
上述した実施形態2に係るバイアスレベル設定処理により、検出用トランジスタ4の増幅率βに応じたバイアスレベルが設定される。
バイアス生成部7には、電力増幅回路1aの実稼働時において、バイアスレベル設定保持部6aから出力されたバイアスレベル設定値が入力される。以降の動作は、実施形態1と同様である。
実施形態2に係る電力増幅回路1aは、上述した構成とすることで、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aのプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる。
なお、本実施形態では、上述したように、バイアスレベル設定保持部6aとして、実施形態1の不揮発性メモリ61に代えて、ラッチ回路62を備えている。ラッチ回路62aは、不揮発性メモリ61とは異なり、バイアスレベル設定部5aの動作によって書き換え可能である。従って、上述した例では、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの製造工程において、図11に示すバイアスレベル設定処理を実施する例について説明したが、本実施形態に係る構成では、任意のタイミングでバイアスレベル設定部5aを動作させることで、可変アッテネータ34のバイアスレベルを設定することが可能である。このため、本実施形態の構成では、上述したように、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの製造工程にPC等の設定治具を設けることなく、可変アッテネータ34のバイアスレベルを設定することができるだけでなく、電力増幅回路1aを構成する半導体デバイス2aの出荷後等に可変アッテネータ34のバイアスレベルを設定することも可能である。さらには、電力増幅回路1aの実稼働時において、例えば、電力増幅回路1aの起動時に、図11に示すバイアスレベル設定処理を実行する態様とすることで、増幅部3を構成する増幅用トランジスタの温度特性を補償することも可能である。
なお、上述した各実施形態では、増幅部3が3段構成のRFパワーアンプである例について説明したが、増幅部3を構成する電力増幅器の段数はこれに限定されない。可変アッテネータ34によって増幅部3を構成する増幅用トランジスタの増幅率(又は相互コンダクタンス)のプロセスバラツキによる増幅部3のゲインバラツキを補償することが可能な構成であれば良く、例えば、増幅部3が2段構成や4段以上の電力増幅器で構成されていても良いし、1つの電力増幅器で構成されている態様であっても良い。
また、上記した各実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
本開示は、上述したように、あるいは、上述に代えて、以下の構成をとることができる。
(1)本発明の一側面の電力増幅回路は、増幅用トランジスタで構成される増幅部が半導体デバイスのダイ上に設けられる電力増幅回路であって、前記半導体デバイスのダイ上に設けられた検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定保持部から出力されるバイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を備える。
この構成では、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
(2)上記(1)の電力増幅回路において、前記半導体デバイスに接続されたバイアスレベル設定部から前記バイアスレベル設定値を設定するためのデータが入力される。
この構成では、バイアスレベル設定部を半導体デバイスのダイ上に設けることなく、バイアスレベル設定を行うことができる。
(3)上記(2)の電力増幅回路において、前記バイアスレベル設定保持部は、不揮発性メモリであることが好ましい。
(4)上記(3)の電力増幅回路において、前記不揮発性メモリは、前記半導体デバイスのダイ上に設けられた複数のヒューズを含む。
(5)上記(4)の電力増幅回路において、前記不揮発性メモリは、前記バイアスレベル設定値に応じて、複数の前記ヒューズのうちのいくつかの抵抗値が変化している。
この構成では、バイアスレベル設定保持部の回路規模を小さくすることができる。
(6)上記(1)の電力増幅回路において、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき、前記バイアスレベル設定値を設定するバイアスレベル設定部をさらに備え、前記バイアスレベル設定部は、前記半導体デバイスのダイ上に設けられている。
この構成では、半導体デバイスの製造工程にバイアスレベル設定を行うためのPC等の設定治具を設けることなく、バイアスレベル設定を行うことができる。
(7)上記(6)の電力増幅回路において、前記バイアスレベル設定保持部は、ラッチ回路である。
この構成では、電力増幅回路の実稼働時においてバイアスレベル設定を行うことができる。
(8)上記(1)から(7)の何れかの電力増幅回路において、前記バイアス生成部は、複数のトランジスタで構成される回路であることが好ましい。
(9)上記(1)から(8)の何れかの電力増幅回路において、前記半導体デバイスは、半導体材料としてシリコンゲルマニウムが用いられている。
この構成では、シリコンゲルマニウムを用いて構成される増幅用トランジスタの電流増幅率のプロセスバラツキを抑制することができる。
(10)本発明の一側面の半導体デバイスは、増幅用トランジスタで構成される増幅部と、検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を含み、少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている。
この構成では、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
(11)上記(10)の半導体デバイスにおいて、外部に設けられたバイアスレベル設定部から前記バイアスレベル設定値を設定するためのデータが入力される。
この構成では、バイアスレベル設定部を半導体デバイスのダイ上に設けることなく、バイアスレベル設定を行うことができる。
(12)上記(11)の半導体デバイスにおいて、前記バイアスレベル設定保持部は、不揮発性メモリであることが好ましい。
(13)上記(12)の半導体デバイスにおいて、前記不揮発性メモリは、前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタと同一のダイ上に設けられた複数のヒューズを含む。
(14)上記(13)の半導体デバイスにおいて、前記不揮発性メモリは、前記バイアスレベル設定値に応じて、複数の前記ヒューズのうちのいくつかの抵抗値が変化している。
この構成では、バイアスレベル設定保持部の回路規模を小さくすることができる。
(15)上記(11)の半導体デバイスにおいて、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき、前記バイアスレベル設定値を設定するバイアスレベル設定部が前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタと同一のダイ上に設けられている。
この構成では、半導体デバイスの製造工程にバイアスレベル設定を行うためのPC等の設定治具を設けることなく、バイアスレベル設定を行うことができる。
(16)上記(15)の半導体デバイスにおいて、前記バイアスレベル設定保持部は、ラッチ回路である。
この構成では、電力増幅回路の実稼働時においてバイアスレベル設定を行うことができる。
(17)上記(10)から(16)の何れかの半導体デバイスにおいて、前記バイアス生成部は、複数のトランジスタで構成される回路であることが好ましい。
(18)上記(10)から(17)の何れかの半導体デバイスにおいて、半導体材料としてシリコンゲルマニウムが用いられている。
この構成では、シリコンゲルマニウムを用いて構成される増幅用トランジスタの電流増幅率のプロセスバラツキを抑制することができる。
(19)本発明の一側面の半導体デバイスの製造方法は、増幅用トランジスタで構成される増幅部と、検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を含み、少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている半導体デバイスの製造方法であって、前記検出用トランジスタの増幅率を算出するステップと、前記増幅率に基づき、前記バイアスレベル設定値を生成するステップと、前記バイアスレベル設定値を前記バイアスレベル設定保持部に書き込むステップと、を有する。
これにより、半導体デバイスのプロセスバラツキによる増幅部のゲインバラツキを補償することができる。
本開示により、半導体デバイスのプロセスバラツキによるゲインバラツキを補償することができる電力増幅回路、半導体デバイス、及び半導体デバイスの製造方法を実現することができる。
1,1a 電力増幅回路
2,2a 半導体デバイス
3,3a,3b,3c 増幅部
4 検出用トランジスタ
5,5a バイアスレベル設定部
6,6a バイアスレベル設定保持部
7 バイアス生成部
31 第1電力増幅器
31a 増幅用トランジスタ
32 第2電力増幅器
32a 増幅用トランジスタ
33 第3電力増幅器
33a 増幅用トランジスタ
34 可変アッテネータ
51 演算部
52 データ生成部
53 パルス生成回路
54 A/D変換回路
55 遅延回路
61 不揮発性メモリ
611 書き込み制御回路
612 バッファ回路
2,2a 半導体デバイス
3,3a,3b,3c 増幅部
4 検出用トランジスタ
5,5a バイアスレベル設定部
6,6a バイアスレベル設定保持部
7 バイアス生成部
31 第1電力増幅器
31a 増幅用トランジスタ
32 第2電力増幅器
32a 増幅用トランジスタ
33 第3電力増幅器
33a 増幅用トランジスタ
34 可変アッテネータ
51 演算部
52 データ生成部
53 パルス生成回路
54 A/D変換回路
55 遅延回路
61 不揮発性メモリ
611 書き込み制御回路
612 バッファ回路
Claims (19)
- 増幅用トランジスタで構成される増幅部が半導体デバイスのダイ上に設けられる電力増幅回路であって、
前記半導体デバイスのダイ上に設けられた検出用トランジスタと、
前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、
少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、
前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、
を備える
電力増幅回路。 - 請求項1に記載の電力増幅回路であって、
前記半導体デバイスに接続されたバイアスレベル設定部から前記バイアスレベル設定値を設定するためのデータが入力される
電力増幅回路。 - 請求項2に記載の電力増幅回路であって、
前記バイアスレベル設定保持部は、不揮発性メモリである
電力増幅回路。 - 請求項3に記載の電力増幅回路であって、
前記不揮発性メモリは、前記半導体デバイスのダイ上に設けられた複数のヒューズを含む
電力増幅回路。 - 請求項4に記載の電力増幅回路であって、
前記不揮発性メモリは、前記バイアスレベル設定値に応じて、複数の前記ヒューズのうちのいくつかの抵抗値が変化している
電力増幅回路。 - 請求項1に記載の電力増幅回路であって、
少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき、前記バイアスレベル設定値を設定するバイアスレベル設定部をさらに備え、
前記バイアスレベル設定部は、前記半導体デバイスのダイ上に設けられている
電力増幅回路。 - 請求項6に記載の電力増幅回路であって、
前記バイアスレベル設定保持部は、ラッチ回路である
電力増幅回路。 - 請求項1から7の何れか一項に記載の電力増幅回路であって、
前記バイアス生成部は、複数のトランジスタで構成される回路である
電力増幅回路。 - 請求項1から8の何れか一項に記載の電力増幅回路であって、
前記半導体デバイスは、半導体材料としてシリコンゲルマニウムが用いられている
電力増幅回路。 - 増幅用トランジスタで構成される増幅部と、
検出用トランジスタと、
前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、
少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、
前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、
を含み、
少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている
半導体デバイス。 - 請求項10に記載の半導体デバイスであって、
外部に設けられたバイアスレベル設定部から前記バイアスレベル設定値を設定するためのデータが入力される
半導体デバイス。 - 請求項11に記載の半導体デバイスであって、
前記バイアスレベル設定保持部は、不揮発性メモリである
半導体デバイス。 - 請求項12に記載の半導体デバイスであって、
前記不揮発性メモリは、前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタと同一のダイ上に設けられた複数のヒューズを含む
半導体デバイス。 - 請求項13に記載の半導体デバイスであって、
前記不揮発性メモリは、前記バイアスレベル設定値に応じて、複数の前記ヒューズのうちのいくつかの抵抗値が変化している
半導体デバイス。 - 請求項11に記載の半導体デバイスであって、
少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき、前記バイアスレベル設定値を設定するバイアスレベル設定部が前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタと同一のダイ上に設けられている
半導体デバイス。 - 請求項15に記載の半導体デバイスであって、
前記バイアスレベル設定保持部は、ラッチ回路である
半導体デバイス。 - 請求項10から16の何れか一項に記載の半導体デバイスであって、
前記バイアス生成部は、複数のトランジスタで構成される回路である
半導体デバイス。 - 請求項10から17の何れか一項に記載の半導体デバイスであって、
半導体材料としてシリコンゲルマニウムが用いられている
半導体デバイス。 - 増幅用トランジスタで構成される増幅部と、検出用トランジスタと、前記増幅部のゲインを補償する可変アッテネータと、少なくとも前記検出用トランジスタの検出値に基づき設定されたバイアスレベル設定値を保持するバイアスレベル設定保持部と、前記バイアスレベル設定値に基づき、前記可変アッテネータのバイアス値を生成するバイアス生成部と、を含み、少なくとも前記増幅用トランジスタ及び前記検出用トランジスタが同一のダイ上に設けられている半導体デバイスの製造方法であって、
前記検出用トランジスタの増幅率を算出するステップと、
前記増幅率に基づき、前記バイアスレベル設定値を生成するステップと、
前記バイアスレベル設定値を前記バイアスレベル設定保持部に書き込むステップと、
を有する
半導体デバイスの製造方法。
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