JP2021033169A - 光源装置及び投写型画像表示装置 - Google Patents

光源装置及び投写型画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】従来技術に比べて小型化を実現することができる光源装置を提供する。【解決手段】光源装置100は、第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置101と、第2の波長帯域のレーザ光を第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置102と、第3の波長帯域のレーザ光を第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置103と、第4の波長帯域のレーザ光を第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置104と、第1の面111aと第2の面111bとを有し、第1の面で第1の波長帯域のレーザ光を反射し、第2の面で第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射素子111と、第1の合成素子112と、第2の合成素子113と、第3の合成素子114とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、光源装置及び投写型画像表示装置に関する。
プロジェクタに用いられる光源には、固体光源技術の進歩により、従来の放電管ランプに代わり、長寿命である、水銀を含まない、爆発しないなどの長所を有するLED、半導体レーザ等が用いられるようになった。プロジェクタの光源に半導体レーザを用いる場合、複数の半導体レーザから出射された光線束を圧縮する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−49461号公報
しかしながら、特許文献1の照明装置は、複数の半導体レーザから出射された光線束を圧縮するために、複数の第1の光線束圧縮手段と、複数の光学素子を含む第2の光線束圧縮手段と、を有する。したがって、部品点数が多く照明装置が大型化するという問題がある。
本開示の目的は、従来技術に比べて小型化を実現することができる光源装置を提供することにある。
本開示の一態様に係る光源装置は、
第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
第1の面と第2の面とを有し、前記第1の面で前記第1の波長帯域のレーザ光を反射し、前記第2の面で前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射素子と、
第1の合成素子と、
第2の合成素子と、
第3の合成素子とを備える光源装置であって、
前記第1の合成素子は、前記反射素子の第1の面で反射された前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
前記第2の合成素子は、前記反射素子の裏面で反射された前記第3の波長帯域のレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
前記第3の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する。
本開示の他の態様に係る光源装置は、
第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
第1の合成素子と、
第2の合成素子と、
第3の合成素子とを備える光源装置であって、
前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第2の合成素子に対して出射し、
前記第2の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
前記第3の合成素子は、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する。
本開示のさらに他の態様に係る光源装置は、
第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
第1の合成素子と、
第2の合成素子と、
第3の合成素子とを備える光源装置であって、
前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第2の合成素子に対して出射し、
前記第2の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
前記第3の合成素子は、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する。
本開示の一態様に係る投写型画像表示装置は、
光源装置からの出射光を被照明領域に導く導光部と、
前記被照明領域に配置され、前記出射光を変調する光変調素子と、
前記光変調素子で変調された光を投写する投写装置とを備える。
本開示に係る光源装置によれば、従来技術に比べて小型化を実現することができる。
実施の形態1に係るプロジェクタの全体構成例を示す全体構成図である。 図1の光源装置の構成例を示す図である。 図2に示したレーザアレイ装置を、図2のIII−III方向に見た側面図である。 図2のスリットミラーの構造を例示する正面図である。 実施の形態2に係る光源装置の構成例を示す図である。 実施の形態3に係る光源装置の構成例を示す図である。 図6の反射素子の構造を例示する正面図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(実施の形態1)
1.構成
1−1.プロジェクタ
図1は、実施の形態1に係るプロジェクタ6の全体構成例を示す全体構成図である。プロジェクタ6は、本開示の「投写型画像表示装置」の一例である。
図1において、プロジェクタ6は、光源装置100と、光源装置4と、レンズ10と、レンズ11と、拡散板12と、ダイクロイックミラー15と、コンデンサレンズ14と、蛍光体基板20と、光源装置100と、レンズ35と、拡散板37と、レンズ38と、反射ミラー36と、集光レンズ45と、ロッド46と、リレーレンズ80と、反射ミラー81とを備える。蛍光体基板20は、反射膜と蛍光体層21を形成したアルミニウム基板22と、モーター23とから構成される。
プロジェクタ6は、さらに、フィールドレンズ82と、全反射プリズム83と、カラープリズム84と、デジタルミラーデバイス(DMD)87,88,89と、投写レンズ75とを含む。DMD87,88,89は、光変調素子の一例である。光源装置4からの光は、レンズ10からカラープリズム84までの光路を通って、被照明領域(DMD87,88,89の光入射面)に到達する。DMD87,88,89は、被照明領域に配置される。
光源装置4は、例えば青色光を出射する。光源装置4から出射された光束は、レンズ10によって集光され、レンズ11によって、略平行な光束に戻された後、拡散板12を透過する。拡散板12は、ガラス製で、表面の微細な凹凸形状により光を拡散する。
ダイクロイックミラー15は光源装置4からの青色光を透過し、赤色光と緑色光を反射する特性を有する。
光源装置4から出射され、拡散板12を透過した光束は、ダイクロイックミラー15を透過し、コンデンサレンズ14によって蛍光体層21上に集光され、蛍光体層21を励起する。拡散板12は、蛍光体層上に集光されるスポット光の径が、所望の径となるよう光を拡散させる。
蛍光体基板20は、蛍光体層21と、アルミニウム基板22と、モーター23から構成されている。蛍光体層21は、アルミニウム基板22と、モーター23とを備えた、回転制御可能な円形基板上に円環状に形成されている。蛍光体層21は、Ce付活YAG系黄色蛍光体から形成されている。この蛍光体の結晶母体の代表的な化学組織はYAl12である。このように構成された蛍光体層21は、青色光により励起され、緑、赤成分を含んだ黄色光を発光する。
蛍光体基板20を回転させることにより、励起光による蛍光体層21の温度上昇が抑制される。これにより、蛍光変換効率を安定的に維持させることができる。
蛍光体層21で生じた緑と赤の蛍光は、コンデンサレンズ14に入射し、反射膜側に発光する光は反射膜で反射された後にコンデンサレンズ14に入射する。発生した蛍光はコンデンサレンズ14によって略平行な光に変換され、ダイクロイックミラー15で反射される。
光源装置100は、例えば青色光を放射する半導体レーザ素子アレイで構成される。光源装置100の詳細な構成については後述する。光源装置100から出射された光束は、レンズ35によって集光され、拡散板37を透過し、レンズ38によって略平行な光に変換された後、反射ミラー36で反射される。拡散板37は、ガラス製で、表面の微細な凹凸形状により光を拡散する。拡散板37は入射光を拡散させることで、光強度分布を良好に均一化するとともに、レーザ光のスペックルノイズを解消させる。
反射ミラー36によって反射された青色光は、ダイクロイックミラー15を透過し、蛍光体層21から生じた赤と緑の光と合成され、白色光となる。
ダイクロイックミラー15によって合成された白色光は、集光レンズ45に入射し、ロッド46へ集光される。ロッド46への入射光は、ロッド内部で複数回反射することにより、光強度分布が均一化され、ロッド46から出射される。ロッド46からの出射光は、リレーレンズ80により集光され、反射ミラー81で反射された後、フィールドレンズ82を透過し、全反射プリズム83に入射する。全反射プリズム83は、2つのプリズムから構成され、互いのプリズムの近接面には薄い空気層90が形成されている。空気層90は、臨界角以上の角度で入射する光を全反射する。フィールドレンズ82からの光は、全反射プリズム83の全反射面で反射されて、カラープリズム84に入射する。
カラープリズム84は、3つのプリズムからなり、それぞれのプリズムの近接面には青色の光を反射する青反射のダイクロイックミラー85と、赤色の光を反射する赤反射のダイクロイックミラー86とが形成されている。カラープリズム84に入射した光は、青反射のダイクロイックミラー85と赤反射のダイクロイックミラー86とにより、青、赤、緑の色光に分離され、それぞれの色光はDMD87,88,89に入射する。DMD87,88,89は、映像信号に応じてマイクロミラーを偏向させ、入射光を、投写レンズ75に入射する方向と、投写レンズ75の有効外へ進む方向とに反射させる。DMD87,88,89によって反射された光は、再度、カラープリズム84を透過する。カラープリズム84を透過する過程で、分離された青、赤、緑の各色光は合成され、全反射プリズム83に入射する。全反射プリズム83に入射した光は、空気層90に臨界角以下で入射するため、空気層90を透過して、投写レンズ75に入射する。このようにして、DMD87,88,89により形成された画像光が図示しないスクリーン上に拡大投写される。
1−2.光源装置
図2は、図1の光源装置100の構成例を示す図である。図2には、互いに実質的に直交するx軸、y軸、及びz軸を示している。図2は、光源装置100を+z方向から見た図である。図2において、光源装置100は、レーザアレイ装置101〜104を備える。レーザアレイ装置101は、x方向及びz方向にピッチ間隔(並置間隔)pで2つずつ並置された4つのレーザ光源装置101aを備える。ここで、ピッチ間隔pは、並置されたレーザ光源装置101aの中心位置の間隔である(図3参照)。レーザアレイ装置102は、x方向及びz方向にピッチ間隔pで2つずつ並置された4つのレーザ光源装置102aを備える。レーザアレイ装置103は、y方向及びz方向にピッチ間隔pで2つずつ並置された4つのレーザ光源装置103aを備える。レーザアレイ装置104は、y方向及びz方向にピッチ間隔pで2つずつ並置された4つのレーザ光源装置104aを備える。このように、本実施の形態に係る例示的なレーザアレイ装置101〜104は、2×2の2次元レーザアレイ装置である。
図2において、レーザ光源装置101a,102a,103a,104aはそれぞれ、半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子から出射された光線を平行化するコリメートレンズとを備える。レーザ光源装置101a,102aは、青色のレーザ光を出射し、レーザ光源装置103a,104aは、赤色のレーザ光を出射する。ここで、青色のレーザ光は、400nm〜495nmの範囲に含まれる波長を含むレーザ光であり、例えば、440〜470nmの波長帯域のレーザ光である。また、赤色のレーザ光は、620nm〜750nmの範囲に含まれる波長を含むレーザ光であり、例えば、630〜650nmの波長帯域のレーザ光である。
図3は、図2に示したレーザアレイ装置101及びレーザアレイ装置102を、図2のIII−III方向に見た側面図である。図3において、x方向に並置されたレーザアレイ装置101とレーザアレイ装置102とは、半ピッチに相当する距離p/2だけz方向にずれて配置されている。図3において、隣接した、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aと、レーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aと、のx方向の並置間隔は、ピッチ間隔pに設定されている。しかしながら、本開示はこれに限定されず、隣接した、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aと、レーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aと、のx方向の並置間隔は、ピッチ間隔pに等しくなくてもよい。
図2に戻り、y方向に並置されたレーザアレイ装置103とレーザアレイ装置104とは、図3に示したレーザアレイ装置101とレーザアレイ装置102と間の位置関係と同様に、半ピッチに相当する距離p/2だけz方向にずれて配置されている。
図2において、光源装置100は、ミラー111と、スリットミラー112と、スリットミラー113と、ダイクロイックミラー114とをさらに備える。ミラー111は、表面111aと裏面111bとを有する板状の形状を有し、その表面111aに垂直な平面がzx平面と45°をなすように配置されている。ミラー111の表面111aには、青色の光を反射するように反射コーティングが施されている。ミラー111の裏面111bには、赤色の光を反射するように反射コーティングが施されている。
ミラー111は、レーザアレイ装置101より−y方向に、かつレーザアレイ装置103より+x方向に配置されている。レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから−y方向に出射された青色のレーザ光は、ミラー111の表面111aによって反射されて+x方向に進み、スリットミラー112に向かう。
図4は、スリットミラー112の構造を例示する正面図である。スリットミラー112は、ミラー111の表面111aで反射された青色のレーザ光と、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから出射された赤色のレーザ光とを合成する。ここで、2つの光を合成するとは、2つの光の進行方向を同じ方向にすることをいう。
スリットミラー112は、板状の形状を有し、z軸に垂直な方向に延びた複数のスリット112aを備える。スリット112aは、z方向に所定のスリット間隔pごとに設けられている。スリット間隔pは、レーザアレイ装置101〜104のピッチ間隔pに等しい。スリット112aのz方向のスリット高さH1は、レーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aから出射されるレーザ光のビーム径より大きい。また、スリット112aの幅Wは、p×√2より大きく、例えば1.5×pである。スリットミラー112は、スリット112aのz方向の中心位置がレーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aと同じz位置となるように配置される。これにより、レーザ光源装置102aから出射される青色のレーザ光は、スリットミラー112のスリット112aの中を通り抜けることができる。スリット112aは、本開示の「透過領域」の一例である。
図4において、スリットミラー112は、青色のレーザ光を反射する反射領域112bをさらに備える。反射領域112bは、隣接するスリット112aの間の領域である。反射領域112bのz方向の高さH2は、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから出射されるレーザ光のビーム径より大きい。レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aとスリットミラー112の反射領域112bとは同じz位置にある。したがって、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから出射され、ミラー111の表面111aによって反射された青色のレーザ光は、スリットミラー112の反射領域112bに入射する。
図2に戻り、スリットミラー112は、ミラー111に平行に、ミラー111より+x方向に配置される。スリットミラー112に入射した青色のレーザ光は、反射領域112bによって反射されて−y方向に進み、ダイクロイックミラー114に向かう。
ダイクロイックミラー114は、青色のレーザ光を透過し、赤色のレーザ光を反射する。ダイクロイックミラー114は、板状の形状を有する。ダイクロイックミラー114は、スリットミラー112より−y方向かつレーザアレイ装置104より+x方向に配置されている。スリットミラー112の反射領域112bによって反射された青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー114を透過して−y方向に進み、光源装置100から出射される。
スリットミラー113は、スリットミラー112と同様の形状を有する。スリットミラー113の反射領域は、青色のレーザ光を反射するスリットミラー112と異なり、赤色のレーザ光を反射する。レーザアレイ装置103のレーザ光源装置103aとスリットミラー113の反射領域とは同じz位置にある。スリットミラー113は、ミラー111、スリットミラー112、及びダイクロイックミラー114に平行に、ミラー111より−y方向に配置される。
2.動作
図2を参照して、レーザアレイ装置101,102から出射された青色のレーザ光の伝播経路と、レーザアレイ装置103,104から出射された赤色のレーザ光の伝播経路とについて以下説明する。
レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから−y方向に出射された青色のレーザ光は、
ミラー111の表面111aによって反射されて+x方向に進み、
スリットミラー112の反射領域112bによって反射されて−y方向に進み、
ダイクロイックミラー114を透過してさらに−y方向に進み、光源装置100から出射される。
レーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aから−y方向に出射された青色のレーザ光は、
スリットミラー112のスリット112aを透過してさらに−y方向に進み、
ダイクロイックミラー114を透過してさらに−y方向に進み、光源装置100から出射される。
レーザアレイ装置103のレーザ光源装置103aから+x方向に出射された赤色のレーザ光は、
ミラー111の裏面111bによって反射されて−y方向に進み、
スリットミラー113の反射領域によって反射されて+x方向に進み、
ダイクロイックミラー114によって反射されて−y方向に進み、光源装置100から出射される。
レーザアレイ装置104のレーザ光源装置104aから+x方向に出射された赤色のレーザ光は、
スリットミラー113のスリットを透過してさらに+x方向に進み、
ダイクロイックミラー114によって反射されて−y方向に進み、光源装置100から出射される。
以上のように、レーザアレイ装置101及びレーザアレイ装置102から出射された青色のレーザ光の配置密度は、ミラー111とスリットミラー112とによって高められる。また、レーザアレイ装置103及びレーザアレイ装置104から出射された赤色のレーザ光の配置密度は、ミラー111とスリットミラー113とによって高められる。このように配置密度が増加した青色のレーザ光及び赤色のレーザ光は、ダイクロイックミラー114によって空間的に合成され、ダイクロイックミラー114から−y方向に進む。
このように、光源装置100によれば、ミラー111、スリットミラー112、スリットミラー113、及びダイクロイックミラー114の4つの光学素子のみによって、レーザアレイ装置101及びレーザアレイ装置102から出射された青色のレーザ光とレーザアレイ装置103及びレーザアレイ装置104から出射された赤色のレーザ光とを、これらの光線の空間的に圧縮して配置密度を上げつつ、色合成することができる。したがって、小型な光源装置100により、十分なレーザ光の光度を得ることができる。光源装置100が小型であることにより、光源装置100を含むプロジェクタ6も小型化を実現することができる。
(実施の形態2)
図5は、実施の形態2に係る光源装置200の構成例を示す図である。図5の光源装置200は、図2の光源装置100に比較して以下の点が異なる。
(1)ミラー111に代えて、ダイクロイックミラー211を備える。
(2)スリットミラー112に代えて、スリットミラー212を備える。
(3)ダイクロイックミラー114に代えて、スリットミラー214を備える。
(4)スリットミラー113を備えない。
以下、相違点について説明する。
ダイクロイックミラー211は、赤色のレーザ光を透過し、青色のレーザ光を反射する。したがって、レーザアレイ装置101から出射された青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー211によって反射されて+x方向に進み、レーザアレイ装置103から照射された赤色のレーザ光は、ダイクロイックミラー211を透過して+x方向に進む。
スリットミラー212は、図4のスリットミラー112と同様の形状を有し、青色のレーザ光及び赤色のレーザ光を反射する反射領域と、青色のレーザ光を透過させるスリットとを有する。ダイクロイックミラー211から到来した青色のレーザ光及び赤色のレーザ光は、スリットミラー212の反射領域で反射され、−y方向に進む。レーザアレイ装置102から出射された青色のレーザ光は、スリットミラー212のスリットを透過してさらに−y方向に進む。
スリットミラー214は、図4のスリットミラー112と同様の形状を有し、ダイクロイック領域とスリットとを有する。スリットミラー214のダイクロイック領域には、赤色のレーザ光を反射し、青色のレーザ光を透過するようにダイクロイックコーティングが施されている。スリットミラー212のダイクロイック領域によって反射された青色のレーザ光及び赤色のレーザ光は、スリットミラー214のスリットを透過してさらに−y方向に進み、光源装置100から出射される。レーザアレイ装置104から出射された赤色のレーザ光は、スリットミラー214のダイクロイック領域によって反射されて−y方向に進み、光源装置100から出射される。
レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aと、レーザアレイ装置103のレーザ光源装置103aと、スリットミラー212の反射領域と、スリットミラー214の透過領域と、は同じz位置(以下、「第1のz位置」という。)にある。レーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aと、レーザアレイ装置104のレーザ光源装置104aと、スリットミラー212の透過領域と、スリットミラー214のダイクロイック領域と、は同じz位置(以下、「第2のz位置」という。)にある。第1のz位置と第2のz位置とは、半ピッチに相当する距離p/2だけずれるように設定される。
以上のように、光源装置200は、図2の光源装置100に比較してスリットミラー113を備えないため、更なる小型化を実現することができる。
(実施の形態3)
図6は、実施の形態3に係る光源装置300の構成例を示す図である。図5の光源装置200は、図2の光源装置100に比較して以下の点が異なる。
(1)ミラー111に代えて、ダイクロイックミラー311を備える。
(2)スリットミラー113に代えて、スリットミラー313を備える。
(3)ダイクロイックミラー114に代えて、反射素子314を備える。
(4)スリットミラー112を備えない。
以下、相違点について説明する。
ダイクロイックミラー311は、青色のレーザ光を透過し、赤色のレーザ光を反射する。したがって、レーザアレイ装置101から出射された青色のレーザ光は、ダイクロイックミラー311を透過して−y方向に進み、レーザアレイ装置103から照射された赤色のレーザ光は、ダイクロイックミラー311によって反射されて−y方向に進む。
スリットミラー313は、図4のスリットミラー112と同様の形状を有し、青色のレーザ光及び赤色のレーザ光を反射する反射領域と、赤色のレーザ光を透過させるスリットとを有する。ダイクロイックミラー311から到来した青色のレーザ光及び赤色のレーザ光は、スリットミラー313の反射領域で反射され、+x方向に進む。レーザアレイ装置104から出射された赤色のレーザ光は、スリットミラー313のスリットを透過してさらに+x方向に進む。
図7は、図6の反射素子314の構造を例示する正面図である。反射素子314は、板状の形状を有し、z軸に垂直な方向に延びた複数のダイクロイック領域314aを備える。ダイクロイック領域314aは、青色のレーザ光を透過し、赤色のレーザ光を反射する。反射素子314は、本開示の「合成素子」の一例であり、ダイクロイック領域314aは、本開示の「合成領域」の一例である。反射素子314は、ダイクロイック領域314aのz方向の中心位置がレーザアレイ装置102のレーザ光源装置102aのz位置及びレーザアレイ装置104のレーザ光源装置104aのz位置と同じとなるように配置される。これにより、レーザ光源装置102aから出射される青色のレーザ光は、反射素子314のダイクロイック領域314aを透過し、レーザ光源装置104aから出射される赤色のレーザ光は、反射素子314のダイクロイック領域314aで反射される。
図7において、反射素子314は、青色のレーザ光と赤色のレーザ光とを反射する反射領域314bをさらに備える。反射領域314bは、隣接するダイクロイック領域314aの間の領域である。反射素子314の反射領域314bは、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101a及びレーザアレイ装置103のレーザ光源装置103aと同じz位置にある。したがって、レーザアレイ装置101のレーザ光源装置101aから出射されてダイクロイックミラー311を透過し、スリットミラー313の反射領域によって反射された青色のレーザ光は、反射素子314の反射領域314bに入射する。また、レーザアレイ装置103のレーザ光源装置103aから出射されてダイクロイックミラー311によって反射され、スリットミラー313の反射領域によって反射された赤色のレーザ光も、反射素子314の反射領域314bに入射する。上記のように反射素子314の反射領域314bに入射した、レーザ光源装置101aからの青色のレーザ光とレーザ光源装置103aからの赤色のレーザ光とは、反射素子314の反射領域314bによって反射される。
以上のように、光源装置300は、図2の光源装置100に比較してスリットミラー113を備えないため、実施の形態2と同様に、更なる小型化を実現することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、上記実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1〜3では、青色のレーザ光を出射するレーザアレイ装置101,102と、赤色のレーザ光を出射するレーザアレイ装置103,104について説明した。しかしながら、レーザアレイ装置101〜104が出射するレーザ光の色、すなわち波長は上記のものに限定されない。例えば、実施の形態1〜3とは逆に、レーザアレイ装置101,102は赤色のレーザ光を出射し、レーザアレイ装置103,104は青色のレーザ光を出射してもよい。
また、レーザアレイ装置101〜104のうちの少なくとも1つは、緑色のレーザ光を出射するものであってもよい。例えば、レーザアレイ装置101が緑色のレーザ光を出射し、レーザアレイ装置102が青色のレーザ光を出射し、レーザアレイ装置103,104が赤色のレーザ光を出射してもよい。緑色のレーザ光は、495nm〜570nmの範囲に含まれる波長を含むレーザ光であり、例えば、510〜540nmの波長帯域のレーザ光である。
実施の形態1〜3では、2次元レーザアレイ装置であるレーザアレイ装置101〜104を例示した。しかしながら、レーザアレイ装置101〜104の構成はこれに限定されない。例えば、レーザアレイ装置101〜104はそれぞれ、z方向に並置された複数のレーザ光源装置を有する1次元レーザアレイ装置であってもよい。
実施の形態1では、ミラー111とダイクロイックミラー114とを別体として備える光源装置100について説明した。しかしながら、本開示はこれに限定されない。例えば、ミラー111とダイクロイックミラー114とは、一体的に形成されてもよい。例えば、一枚の板部材の半分がミラーコーティングされてミラー111と同様の機能を有し、残りの半分がダイクロイックコーティングされてダイクロイックミラー114と同様の機能を有してもよい。実施の形態2のダイクロイックミラー211及びスリットミラー214も同様に、一体的に形成されてもよい。実施の形態3のダイクロイックミラー311と反射素子314も同様に、一体的に形成されてもよい。これにより、光源装置100を構成する部品の数を低減することができる。
実施の形態1では、図4に例示したように、スリット112aと反射領域112bとを備えるスリットミラー112について説明した。スリット112aは、本開示の「透過領域」の一例である。しかしながら、透過領域は、青色のレーザ光を透過させるものであればよく、スリット112aに限定されない。例えば、透過領域は、青色のレーザ光を透過させるガラスで形成されてもよい。このように、光源装置100は、スリットミラー112に代えて、青色のレーザ光を透過させるガラス製の透過領域と、青色のレーザ光を反射する反射領域とを有する光学素子を備えてもよい。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示は、投写型画像表示装置に適用可能である。
4 光源装置
6 プロジェクタ
10,11,35,38 レンズ
12 拡散板
14 コンデンサレンズ
15 ダイクロイックミラー
20 蛍光体基板
21 蛍光体層
22 アルミニウム基板
23 モーター
36 反射ミラー
37 拡散板
45 集光レンズ
46 ロッド
75 投写レンズ
80 リレーレンズ
81 反射ミラー
82 フィールドレンズ
83 全反射プリズム
84 カラープリズム
85,86 ダイクロイックミラー
87〜89 DMD
90 空気層
100,200,300 光源装置
101〜104 レーザアレイ装置
101a レーザ光源装置
102a レーザ光源装置
103a レーザ光源装置
104a レーザ光源装置
111 ミラー
112 スリットミラー
112a スリット
112b 反射領域
113 スリットミラー
114 ダイクロイックミラー
211 ダイクロイックミラー
212,214 スリットミラー
311 ダイクロイックミラー
313 スリットミラー
314 反射素子
314a ダイクロイック領域
314b 反射領域

Claims (20)

  1. 第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
    第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
    第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
    第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
    第1の面と第2の面とを有し、前記第1の面で前記第1の波長帯域のレーザ光を反射し、前記第2の面で前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射素子と、
    第1の合成素子と、
    第2の合成素子と、
    第3の合成素子とを備える光源装置であって、
    前記第1の合成素子は、前記反射素子の第1の面で反射された前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
    前記第2の合成素子は、前記反射素子の裏面で反射された前記第3の波長帯域のレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
    前記第3の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する光源装置。
  2. 前記第3の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光と前記第2の波長帯域のレーザ光とを透過し、前記第3の波長帯域のレーザ光と前記第4の波長帯域のレーザ光とを反射する請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記第1〜第4のレーザ光源装置はそれぞれ、前記第1の方向及び前記第2の方向と異なる第3の方向に所定のピッチ間隔で並置された複数のレーザ光源装置を備えるレーザアレイ装置である請求項1又は2に記載の光源装置。
  4. 前記第1の合成素子は、前記第2の波長帯域のレーザ光を透過する透過領域と、前記第1の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域とを有し、
    前記第2の合成素子は、前記第4の波長帯域のレーザ光を透過する透過領域と、前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域とを有する請求項3に記載の光源装置。
  5. 前記第1の合成素子の透過領域と反射領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置され、
    前記第2の合成素子の透過領域と反射領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置された請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記反射素子と前記第3の合成素子とは、同一部材上に構成される請求項1〜5のいずれかに記載の光源装置。
  7. 第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
    第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
    第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
    第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
    第1の合成素子と、
    第2の合成素子と、
    第3の合成素子とを備える光源装置であって、
    前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第2の合成素子に対して出射し、
    前記第2の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
    前記第3の合成素子は、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する光源装置。
  8. 前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光を反射し、前記第3の波長帯域のレーザ光を透過する請求項7に記載の光源装置。
  9. 前記第1〜第4のレーザ光源装置はそれぞれ、前記第1の方向及び前記第2の方向と異なる第3の方向に所定のピッチ間隔で並置された複数のレーザ光源装置を備えるレーザアレイ装置である請求項7又は8に記載の光源装置。
  10. 前記第2の合成素子は、前記第2の波長帯域のレーザ光を透過する透過領域と、前記第1の波長帯域のレーザ光及び前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域とを有する請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記第3の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光及び前記第3の波長帯域のレーザ光を透過する透過領域と、前記第2の波長帯域のレーザ光を透過し、前記第4の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域とを有する請求項9又は10に記載の光源装置。
  12. 前記第2の合成素子の透過領域と反射領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置され、前記第3の合成素子の透過領域と反射領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置された請求項11に記載の光源装置。
  13. 第1の波長帯域のレーザ光を第1の方向で放射する第1のレーザ光源装置と、
    第2の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向に平行な方向で放射する第2のレーザ光源装置と、
    第3の波長帯域のレーザ光を前記第1の方向と異なる第2の方向で放射する第3のレーザ光源装置と、
    第4の波長帯域のレーザ光を前記第2の方向に平行な方向で放射する第4のレーザ光源装置と、
    第1の合成素子と、
    第2の合成素子と、
    第3の合成素子とを備える光源装置であって、
    前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第2の合成素子に対して出射し、
    前記第2の合成素子は、前記第1の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第2の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を前記第3の合成素子に対して出射し、
    前記第3の合成素子は、前記第2の合成素子によって合成されたレーザ光と、前記第4の波長帯域のレーザ光とを合成して、合成されたレーザ光を出射する光源装置。
  14. 前記第1の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光を透過し、前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する請求項13に記載の光源装置。
  15. 前記第1〜第4のレーザ光源装置はそれぞれ、前記第1の方向及び前記第2の方向と異なる第3の方向に所定のピッチ間隔で並置された複数のレーザ光源装置を備えるレーザアレイ装置である請求項13又は14に記載の光源装置。
  16. 前記第2の合成素子は、前記第4の波長帯域のレーザ光を透過する透過領域と、前記第1の波長帯域のレーザ光及び前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域とを有する請求項15に記載の光源装置。
  17. 前記第3の合成素子は、前記第1の波長帯域のレーザ光及び前記第3の波長帯域のレーザ光を反射する反射領域と、前記第2の波長帯域のレーザ光を透過し、前記第4の波長帯域のレーザ光を反射する合成領域とを有する請求項15又は16に記載の光源装置。
  18. 前記第2の合成素子の透過領域と反射領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置され、前記第3の合成素子の反射領域と合成領域とは、前記第3の方向に前記ピッチ間隔の半分の距離で並置された請求項17に記載の光源装置。
  19. 前記第1の方向と前記第2の方向とは互いに実質的に直交する、請求項1〜18のいずれかに記載の光源装置。
  20. 請求項1〜19のいずれかに記載の光源装置と、
    前記光源装置からの出射光を被照明領域に導く導光部と、
    前記被照明領域に配置され、前記出射光を変調する光変調素子と、
    前記光変調素子で変調された光を投写する投写装置とを備える投写型画像表示装置。
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