JP2021031292A - 補助シーブ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示す上部旋回体13(起伏部材を起伏可能に支持する部材)に対する、ブーム20の起伏の回転軸が延びる方向を、横方向Yとする。横方向Yにおいて、ブーム中心軸20aに近づく側(向き)を横方向内側Y1(図3参照)とし、ブーム中心軸20aから遠ざかる側を横方向外側Y2(図3参照)とする。ブーム中心軸20aが延びる方向(ブーム20の長手方向)をブーム軸方向Xとする。ブーム軸方向Xにおいて、ブーム20の基端部(上部旋回体13に取り付けられる側の端部)からブーム先端部20tに向かう側を先端側X1とし、その逆側を基端側X2とする。横方向Yおよびブーム軸方向Xのそれぞれに直交する方向を、ブーム高さ方向Zとする。ブーム高さ方向Zにおいて、腹面20vから背側Z1に向かう側を背側Z1とし、その逆側を腹側Z2とする。
クレーン1が、吊荷を吊り上げる作業(クレーン作業)を行うとき、ブーム20や吊荷などの質量による荷重により、ブームガイライン45に張力が生じる。また、補フック65で吊荷を吊る作業が行われているとき、吊荷の荷重が、補巻ロープ63を介して、補助シーブ61に下向きに作用する。すると、図2に示す補助シーブフレーム51に、補助シーブフレーム51の長手方向(さらに詳しくは柱状部材51aの長手方向)の圧縮力が生じる。また、補助シーブガイライン55に、張力が生じる。このとき、図5に示すガイライン取付ブラケット23に作用するブームガイライン45の張力T45の向きと、ガイライン取付ブラケット23に作用する補助シーブガイライン55の張力T55の向きとは、逆向きまたは略逆向きである。よって、張力T45と張力T55とが、打ち消し合う(相殺される)。例えば、張力T45と張力T55とが、ガイライン取付ピン57で打ち消し合う。よって、ブーム先端部20tにかかる荷重を抑制できる。よって、ブーム先端部20tの補強の必要性を抑制でき、ブーム先端部20tの構造を容易にできる。なお、張力T45と張力T55とが、完全に打ち消し合う(合力がゼロになる)必要はない。
図6に示すブーム20やブーム起伏装置40の、組立および分解の際には、ブーム20が倒伏姿勢となり、ブーム先端部20tが地面に預けられる。ここで、補助シーブフレーム51は、ブーム先端部20tに対して回転可能である。よって、ブーム先端部20t(具体的にはブーム支持脚27)がブーム20の荷重を支持できる。このとき、補助シーブフレーム51がブーム20の荷重を支える必要はない。なお、ブーム先端部20tを地面に預けることができるように、バックストップ53(図2参照)が構成される。具体的には、ブーム先端部20tが地面に着いたときに、バックストップ53(図2参照)による作用(補助シーブフレーム51の背側Z1への回転の制限)が生じないように、バックストップ53が構成される。また、ブーム先端部20tを地面に着ける際に、バックストップ53が、ブーム先端部20tおよび補助シーブフレーム51の少なくともいずれかから切り離されてもよい。
図1に示す補助シーブ装置50による効果は次の通りである。
補助シーブ装置50は、クレーン1に設けられる。クレーン1は、ブーム20(起伏部材)と、ブームガイライン45(起伏部材ガイライン)と、を備える。ブームガイライン45は、ブーム先端部20t(ブーム20の先端部)の背面部20tbにつながれ、ブーム20を起伏させる。図2に示すように、補助シーブ装置50は、補助シーブフレーム51と、補助シーブガイライン55と、補助シーブ61と、を備える。
[構成2]補助シーブ装置50は、背面部20tbに設けられるガイライン取付ブラケット23を備える。ガイライン取付ブラケット23には、ブームガイライン45および補助シーブガイライン55がつながれる。
[構成3]補助シーブ装置50は、ガイライン取付ピン57を備える。ガイライン取付ピン57は、ブームガイライン45と背面部20tbとをつなぐとともに補助シーブガイライン55と背面部20tbとをつなぐ。
[構成4]補助シーブガイライン55は、湾曲自在または折れ曲がり自在である。
[構成5]図3に示すように、補助シーブフレーム51は、2つの柱状部材51a・51aと、先端部連結部材51btと、を備える。2つの柱状部材51a・51aは、ブーム先端部20t(図2参照)に取り付けられ、横方向Yに間隔をあけて配置される。先端部連結部材51btは、2本の柱状部材51aの先端部どうしを連結し、補助シーブ61(シーブ)が回転可能に取り付けられる。
[構成7]図2に示すように、補助シーブ装置50は、バックストップ53を備える。バックストップ53は、ブーム20の腹面20vから背面20bに向かう向き(背側Z1)に補助シーブフレーム51がブーム20に対して所定角度を超えて回転することを制限するように、ブーム先端部20tと補助シーブフレーム51との間に配置される。
上記実施形態の変形例について説明する。なお、上記実施形態との共通点については、説明を省略する。後述する各変形例の説明についても、上記実施形態や他の変形例との共通点の説明を省略する。図3に示す例では、2本の柱状部材51a・51aは、互いに平行に配置された。一方、図7に示すように、2本の柱状部材151a・151aは、互いに平行に配置されなくてもよい。例えば、2本の柱状部材151a・151aの横方向Yの間隔が、先端側X1ほど狭くなるように配置されてもよい。
図3に示す例では、柱状部材51aは箱形であり、柱状部材51aの長手方向から見た柱状部材51aの断面形状は、四角形であった。一方、図8に示すように、柱状部材251aはパイプ状(円筒状)でもよい。柱状部材251aの長手方向から見た柱状部材251aの断面形状は、円形状でもよい。また、先端部連結部材51bt以外の連結部材51bは、図3に示す例では1本のみ設けられたが、図8に示す例のように複数(図8では3本)設けられてもよい。
図3に示す例では、先端側補助シーブガイライン接続部55cは、柱状部材51aよりも横方向外側Y2で補助シーブフレーム51に接続された。一方、図9に示すように、先端側補助シーブガイライン接続部55cは、柱状部材351aよりも横方向内側Y1で補助シーブフレーム51に接続されてもよい。例えば、先端側補助シーブガイライン接続部55cは、柱状部材351aよりも横方向内側Y1の位置で、先端部連結部材51btに接続されてもよい。また、図3に示す例では、柱状部材51aの長手方向から見た断面は、中空の四角形であった。一方、図9に示すように、柱状部材351aの長手方向から見た断面は、I字状またはH字状でもよい。
図3に示す例では、柱状部材51aの長手方向から見た断面は、中空の四角形であった。一方、図10に示すように、柱状部材451aの長手方向から見た断面は、中実の四角形でもよい。柱状部材451aは、板状でもよく、例えばブーム軸方向Xおよびブーム高さ方向Zに延びるように設けられる板状でもよい。
図2に示す柱状部材51aよりも長い、図11に示す柱状部材551aが設けられてもよい。具体的には例えば、図2に示す例では、柱状部材51aの長手方向長さを、補助シーブ61の直径の約4倍の長さで示している。図11では、柱状部材551aの長手方向長さを、補助シーブ61の直径の約6倍の長さで示している。なお、上記「4倍」「6倍」という数値は一例にすぎず、柱状部材551aの長さは様々に設定可能である。
図12に示すように、補助シーブ装置650は、ストラット659を備えてもよい。ストラット659は、補助シーブ装置650による吊り能力を向上させるための部材である。ストラット659は、補助シーブガイライン55に作用する張力を抑制し、補助シーブフレーム51に作用する圧縮力を抑制する。ストラット659が設けられることで、ストラット659が設けられない場合に比べ、角度θを大きくできる。角度θは、横方向Yから見たときの、補助シーブフレーム51の長手方向に延びる補助シーブフレーム51の中心軸と、補助シーブガイライン55(さらに詳しくは先端側補助シーブガイライン655t)の中心軸と、が成す角度である。
[構成6]図12に示す補助シーブ装置650は、ストラット659を備える。ストラット659は、背面部20tbへの補助シーブガイライン55の取付部(ガイライン取付ブラケット23)よりも先端側X1(ブーム20の先端側X1)に配置される。ストラット659は、ブーム先端部20tに対して、ブーム20の腹面20vから背面20bに向かう向き(背側Z1)に突出する。補助シーブガイライン55は、基端側補助シーブガイライン655sと、先端側補助シーブガイライン655tと、を備える。基端側補助シーブガイライン655sは、背面部20tbとストラット659とにつながれる。先端側補助シーブガイライン655tは、ストラット659と補助シーブフレーム51の先端部とにつながれる。
図13に示すように、クレーン701は、ガントリ41(図1参照)に代えてマスト741を備えてもよい。また、クレーン701は、ジブ770(起伏部材)と、ジブ起伏装置780と、を備えてもよい。
図2に示すガイライン取付ブラケット23、ブームガイライン45、補助シーブガイライン55、およびガイライン取付ピン57などの具体的構成は、様々に変形可能である。図4に示す例では、ガイライン取付ブラケット23の外側に、二股状のブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bが接続された。一方、図14に示すように、2枚の板状のガイライン取付ブラケット823・823の内側に、ブームガイライン接続部845bおよび基端側補助シーブガイライン接続部855bの少なくとも一方(例えば両方)が接続されてもよい。ブームガイライン接続部845bは、1枚の板状または1つのリング状(以下、単に「1枚の板状」という)でもよい。基端側補助シーブガイライン接続部855bは、1枚の板状でもよい。なお、ブームガイライン接続部845bと基端側補助シーブガイライン接続部855bとの間に、さらにガイライン取付ブラケット823が配置されてもよい(図示なし)。
図15に示すように、ブームガイライン接続部845bが1枚の板状の場合に、基端側補助シーブガイライン接続部55bが二股状でもよい(以下の変形例も同様)。この場合、例えば、ブームガイライン接続部845bが、2枚の板状のガイライン取付ブラケット823・823の間(内側)に配置されてもよい。二股状の基端側補助シーブガイライン接続部55bが、ガイライン取付ブラケット823・823の外側に配置されてもよい。また、ブームガイライン45に関する説明と補助シーブガイライン55に関する説明とを互いに読み替えてもよい(以下の変形例も同様)。具体的には例えば、基端側補助シーブガイライン接続部55bが1枚の板状の場合に、ブームガイライン接続部845bが二股状でもよい(図示なし)。
図4および図5に示す例では、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bは、共通のガイライン取付ピン57により、共通のガイライン取付ブラケット23につながれた。一方、図16および図17に示すように、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bは、互いに異なるピンにより、共通のガイライン取付ブラケット23につながれてもよい。具体的には、図16に示すように、ブームガイライン取付ピン1057aと、補助シーブガイライン取付ピン1057bと、が別々に設けられてもよい。ブームガイライン取付ピン1057aは、ブームガイライン接続部45bとガイライン取付ブラケット23とを接続する。補助シーブガイライン取付ピン1057bは、基端側補助シーブガイライン接続部55bとガイライン取付ブラケット23とを接続する。この場合、ガイライン取付ブラケット23は、ブームガイライン取付ピン1057a用および補助シーブガイライン取付ピン1057b用のそれぞれのガイライン取付ピン孔23p・23pを備える。この場合、図17に示すように、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとの間には、ガイライン取付ブラケット23(具体的には板など)が存在する。よって、ブームガイライン45からガイライン取付ブラケット23に作用する張力T45と、補助シーブガイライン55からガイライン取付ブラケット23に作用する張力T55と、をガイライン取付ブラケット23で打ち消し合うことができる。
図16および図17には、ブームガイライン45および補助シーブガイライン55のそれぞれがガイケーブルである場合を図示した。一方、図18および図19には、ブームガイライン1145および補助シーブガイライン1155のそれぞれが、ガイリンクである場合を示す。なお、ブームガイライン45(図16参照)がガイケーブルの場合に、補助シーブガイライン1155がガイリンクでもよい(以下の変形例も同様)。補助シーブガイライン55(図16参照)がガイケーブルの場合に、ブームガイライン1145がガイリンクでもよい(以下の変形例も同様)。
図16には、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとが別々に設けられる場合の例を示した。また、図16に示す例では、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bのそれぞれは二股状であり、ガイライン取付ブラケット23は1枚の板状であった。一方、図20に示すように、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとが別々に設けられる場合に、ガイライン取付ブラケット823は2枚の板状でもよい。また、この場合に、ブームガイライン接続部845bおよび基端側補助シーブガイライン接続部855bのそれぞれが1枚の板状でもよい。
図4には、ブームガイライン45および補助シーブガイライン55が、共通のガイライン取付ブラケット23に取り付けられる場合の例を示した。一方、図21に示す例では、ブームガイライン45が取り付けられるブームガイライン取付ブラケット1323aと、補助シーブガイライン55が取り付けられる補助シーブガイライン取付ブラケット1323bと、が別々に(互いに間隔をあけて)設けられる。ブームガイライン取付ブラケット1323aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1323bのそれぞれは、背面部20tb(図2参照)に設けられる。補助シーブガイライン取付ブラケット1323bと、ブームガイライン取付ブラケット1323aとは、例えば互いに横方向Yに並ぶように配置されてもよく、例えば互いに横方向Yに対向するように配置されてもよい。図21に示す例では、ブームガイライン取付ブラケット1323aのガイライン取付ピン孔23pと、補助シーブガイライン取付ブラケット1323bのガイライン取付ピン孔23pとは、同軸に配置される。ブームガイライン取付ブラケット1323aと補助シーブガイライン取付ブラケット1323bとに、共通のガイライン取付ピン57が取り付けられる。この場合、ブームガイライン45からガイライン取付ピン57に作用する張力T45と、補助シーブガイライン55からガイライン取付ピン57に作用する張力T55とが、ガイライン取付ピン57で打ち消し合う。
図21に示す例では、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bのそれぞれは、二股状であった。また、ブームガイライン取付ブラケット1323aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1323bのそれぞれは、1枚の板状であった。一方、図22に示すように、ブームガイライン取付ブラケット1423aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1423bが別々に設けられる場合に、ブームガイライン取付ブラケット1423aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1423bのそれぞれが2枚の板状でもよい。また、この場合に、ブームガイライン接続部845bおよび基端側補助シーブガイライン接続部855bのそれぞれが1枚の板状でもよい。
図21には、ブームガイライン取付ブラケット1323aと、補助シーブガイライン取付ブラケット1323bとが、互いに横方向Yに並ぶ場合の例を示した。一方、図23に示すように、ブームガイライン取付ブラケット1323aと、補助シーブガイライン取付ブラケット1323bと、が互いにブーム軸方向Xに並ぶように配置されてもよい。また、図16に示す例では、ブームガイライン取付ピン1057aと、補助シーブガイライン取付ピン1057bとが、別々に設けられた。一方、図23に示すように、ガイライン取付ピン1557が設けられてもよい。ガイライン取付ピン1557は、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bと(2軸のピン)が、互いに一体的に連結されたものである。この場合、ブームガイライン45からガイライン取付ピン1557に作用する張力T45と、補助シーブガイライン55からガイライン取付ピン1557に作用する張力T55とが、ガイライン取付ピン1557で打ち消し合う。
図23に示す例では、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bのそれぞれは二股状であった。また、ブームガイライン取付ブラケット1323aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1323bのそれぞれは1枚の板状であった。一方、図24に示すように、ガイライン取付ピン1557が設けられる場合に、ブームガイライン接続部845bおよび基端側補助シーブガイライン接続部855bのそれぞれが1枚の板状でもよい。また、この場合に、ブームガイライン取付ブラケット1423aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1423bのそれぞれが2枚の板状でもよい。
図23に示す例では、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとが一体的に連結されたガイライン取付ピン1557が設けられた。一方、図25に示すように、ブームガイライン取付ブラケット1323aと補助シーブガイライン取付ブラケット1323bとが別々に設けられる場合に、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとが別々に設けられてもよい。この場合、ブームガイライン45から背面部20tb(図2参照)に作用する張力T45と、補助シーブガイライン55から背面部20tbに作用する張力T55とが、背面部20tbで打ち消し合う。なお、ブームガイライン取付ブラケット1323aと補助シーブガイライン取付ブラケット1323bとがブーム軸方向Xに並んでいない場合(例えば図21参照)に、ブームガイライン取付ピン1057aと補助シーブガイライン取付ピン1057bとが別々に設けられてもよい。
図25に示す例では、ブームガイライン接続部45bおよび基端側補助シーブガイライン接続部55bのそれぞれは二股状であった。また、ブームガイライン取付ブラケット1323aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1323bのそれぞれは1枚の板状であった。一方、図26に示すように、ブームガイライン接続部845bおよび基端側補助シーブガイライン接続部855bのそれぞれが1枚の板状でもよい。また、この場合に、ブームガイライン取付ブラケット1423aおよび補助シーブガイライン取付ブラケット1423bのそれぞれが2枚の板状でもよい。
上記実施形態は様々に変形されてもよい。例えば、互いに異なる実施形態や変形例の構成要素どうしが組み合わされてもよい。例えば、各構成要素の配置や形状が変更されてもよい。例えば、構成要素の数が変更されてもよく、構成要素の一部が設けられなくてもよい。例えば、構成要素どうしの固定や連結などは、直接的でも間接的でもよい。例えば、互いに異なる複数の部材や部分として説明したものが、一つの部材や部分とされてもよい。例えば、一つの部材や部分として説明したものが、互いに異なる複数の部材や部分に分けて設けられてもよい。
20 ブーム(起伏部材)
20tb 背面部
23、423、773、823 ガイライン取付ブラケット
45、1145 ブームガイライン(起伏部材ガイライン)
50、650、750 補助シーブ装置
51 補助シーブフレーム
51a、151a、251a、351a、451a、551a 柱状部材
51bt 先端部連結部材
53 バックストップ
55、1155 補助シーブガイライン
57、1557 ガイライン取付ピン
61 補助シーブ
63 補巻ロープ
655s 基端側補助シーブガイライン
655t 先端側補助シーブガイライン
659 ストラット
770 ジブ(起伏部材)
785 ジブガイライン(起伏部材ガイライン)
Claims (7)
- 起伏部材と、
前記起伏部材の先端部の背面部につながれ、前記起伏部材を起伏させる起伏部材ガイラインと、
を備えるクレーンに設けられる補助シーブ装置であって、
前記起伏部材の先端部に回転可能に取り付けられ、前記起伏部材の基端部から先端部に向かう向きに、前記起伏部材の先端部から突出する補助シーブフレームと、
前記補助シーブフレームの先端部と前記背面部とにつながれる補助シーブガイラインと、
前記補助シーブフレームの先端部に回転可能に取り付けられ、補巻ロープが掛けられる補助シーブと、
を備える、
補助シーブ装置。 - 請求項1に記載の補助シーブ装置であって、
前記背面部に設けられ、前記起伏部材ガイラインおよび前記補助シーブガイラインがつながれるガイライン取付ブラケットを備える、
補助シーブ装置。 - 請求項1または2に記載の補助シーブ装置であって、
前記起伏部材ガイラインと前記背面部とをつなぐとともに前記補助シーブガイラインと前記背面部とをつなぐガイライン取付ピンを備える、
補助シーブ装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の補助シーブ装置であって、
前記補助シーブガイラインは、湾曲自在または折れ曲がり自在である、
補助シーブ装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の補助シーブ装置であって、
前記補助シーブフレームは、
前記起伏部材の先端部に取り付けられ、横方向に間隔をあけて配置される2つの柱状部材と、
2本の前記柱状部材の先端部どうしを連結し、前記補助シーブが回転可能に取り付けられる先端部連結部材と、
を備える、
補助シーブ装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の補助シーブ装置であって、
前記背面部への前記補助シーブガイラインの取付部よりも前記起伏部材の先端側に配置され、前記起伏部材の先端部に対して、前記起伏部材の腹面から背面に向かう向きに突出するストラットを備え、
前記補助シーブガイラインは、
前記背面部と前記ストラットとにつながれる基端側補助シーブガイラインと、
前記ストラットと前記補助シーブフレームの先端部とにつながれる先端側補助シーブガイラインと、
を備える、
補助シーブ装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の補助シーブ装置であって、
前記起伏部材の腹面から背面に向かう向きに前記補助シーブフレームが前記起伏部材に対して所定角度を超えて回転することを制限するように、前記起伏部材の先端部と前記補助シーブフレームとの間に配置されるバックストップを備える、
補助シーブ装置。
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