JP2021031243A - エレベータの利用者検知システム - Google Patents

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Abstract

【課題】照明条件が変化しても、ドア付近に存在する利用者を正しく検知する。【解決手段】一実施形態に係るエレベータの利用者検知システムは、撮像手段と、検知エリア設定手段と、境界検知手段と、動き検知手段と、判定手段とを備える。上記撮像手段は、乗りかごから乗場に向けてドアを含む所定の範囲内を撮影する。上記検知エリア設定手段は、撮影画像上で上記ドアの移動経路に設けられたシルに検知エリアを設定する。上記境界検知手段は、上記検知エリア内の画像上で上記シルとエレベータ構造物との境界を検知する。上記動き検知手段は、上記検知エリア内の上記シル上における利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する。上記判定手段は、上記境界検知手段の検知結果と上記動き検知手段の検知結果とに基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する。【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータの利用者検知システムに関する。
通常、エレベータの乗りかごが乗場に到着して戸開すると、所定時間経過後に戸閉して出発する。その際、エレベータの利用者は乗りかごがいつ戸閉するのか分からないため、乗場から乗りかごに乗車するときに戸閉途中のドアに挟まれることがある。これは、利用者が乗りかごから降車するときも同様である。このようなドアの事故を防ぐため、乗りかごのドア付近をカメラで撮影し、その撮影画像から利用者を検知してドアの開閉制御に反映させるシステムがある。
特許第6092433号公報 特開2019−108182号公報
しかしながら、上述したシステムでは、例えばドア付近の構造体(シルや床面など)が所定の色に映る環境にあることを前提としており、実環境における照明条件の変化に対応できないことがあった。
本発明が解決しようとする課題は、照明条件が変化しても、ドア付近に存在する利用者または物を正しく検知することのできるエレベータの利用者検知システムを提供することである。
一実施形態に係るエレベータの利用者検知システムは、撮像手段と、検知エリア設定手段と、境界検知手段と、動き検知手段と、判定手段とを備える。
上記撮像手段は、乗りかごから乗場に向けてドアを含む所定の範囲内を撮影する。上記検知エリア設定手段は、上記撮影手段によって撮影された画像上で上記ドアの移動経路に設けられたシルに検知エリアを設定する。上記境界検知手段は、上記検知エリア設定手段によって設定された上記検知エリア内の画像上で上記シルとエレベータ構造物との境界を検知する。上記動き検知手段は、上記検知エリア内の上記シル上における利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する。上記判定手段は、上記境界検知手段の検知結果と上記動き検知手段の検知結果とに基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する。
図1は一実施形態に係るエレベータの利用者検知システムの構成を示す図である。 図2は同実施形態における乗りかご内の出入口周辺部分の構成を示す図である。 図3は同実施形態におけるカメラの撮影画像の一例を示す図である。 図4は同実施形態における利用者検知システムの全体の処理の流れを示すフローチャートである。 図5は上記図4のステップS15で実行される利用者検知処理を示すフローチャートである。 図6は同実施形態における実空間での座標系を説明するための図である。 図7は同実施形態におけるエリア設定方法を説明するための図である。 図8は同実施形態における他のエリア設定方法を説明するための図である。 図9は同実施形態における2値化画像の一例を示す図である。 図10は同実施形態における撮影画像をブロック単位で区切った状態を示す図である。 図11は同実施形態における境界検知と動き検知を説明するための具体例を示す図である。 図12は同実施形態における検知エリア内のシルの画像が部分的に隠れた状態を示す図である。 図13は同実施形態における検知エリアをマトリックス状に区切ったときの境界検知と動き検知を説明するための図である。 図14は他の同実施形態として検知エリアを短冊状に区切ったときの境界検知と動き検知を説明するための図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図1は一実施形態に係るエレベータの利用者検知システムの構成を示す図である。なお、ここでは、1台の乗りかごを例にして説明するが、複数台の乗りかごでも同様の構成である。
乗りかご11の出入口上部にカメラ12が設置されている。具体的には、カメラ12は、乗りかご11の出入口上部を覆う幕板11aの中にレンズ部分を直下方向、もしくは、乗場15側あるいは乗りかご11内部側に所定の角度だけ傾けて設置される。
カメラ12は、例えば車載カメラ等の小型の監視用カメラであり、広角レンズもしくは魚眼レンズを有し、1秒間に数コマ(例えば30コマ/秒)の画像を連続的に撮影可能である。カメラ12は、乗りかご11が各階の乗場15に到着したときに起動され、かごドア13付近を含む所定の範囲Lを撮影する。
各階の乗場15において、乗りかご11の到着口には乗場ドア14が開閉自在に設置されている。乗場ドア14は、乗りかご11の到着時にかごドア13に係合して開閉動作する。なお、動力源(ドアモータ)は乗りかご11側にあり、乗場ドア14はかごドア13に追従して開閉するだけである。以下の説明においては、かごドア13を戸開している時には乗場ドア14も戸開しており、かごドア13が戸閉している時には乗場ドア14も戸閉しているものとする。
カメラ12によって連続的に撮影された各画像(映像)は、画像処理装置20によってリアルタイムに解析処理される。なお、図1では、便宜的に画像処理装置20を乗りかご11から取り出して示しているが、実際には、画像処理装置20はカメラ12と共に幕板11aの中に収納されている。
画像処理装置20には、記憶部21と検知部22とが備えられている。記憶部21は、カメラ12によって撮影された画像を逐次保存すると共に、検知部22の処理に必要なデータを一時的に保存しておくためのバッファエリアを有する。なお、記憶部21には、撮影画像に対する前処理として、歪み補正や拡大縮小、一部切り取り等の処理が施された画像が保存されるとしても良い。
検知部22は、カメラ12の撮影画像を用いて乗りかご11のドア付近にいる利用者または物を検知する。ここで言う「物」とは、例えば利用者の衣服や荷物、さらに車椅子等の移動体を含む。この検知部22を機能的に分けると、検知エリア設定部23と検知処理部24とで構成される。
検知エリア設定部23は、カメラ12の撮影画像上で乗りかご11の出入口に設けられたかごシル47と乗場シル18に対して検知エリアE1を設定する(図3参照)。かごシル47は、かごドア13の開閉動作をガイドするための部材であり、かごドア13の移動経路上に設けられている。乗場シル18は、乗場ドア14の開閉動作をガイドするための部材であり、乗場ドア14の移動経路上に設けられている。
検知処理部24は、検知エリア設定部23によって設定された検知エリアE1内の画像に基づいて利用者または物の有無を検知する。ここで言う「物」とは、例えば利用者の衣服や荷物、さらに車椅子等の移動体を含む。
検知処理部24は、境界検知部24a、動き検知部24b、判定部24cを有する。なお、以下の説明で、「シル」と言ったときに、かごシル47と乗場シル18の両方を含むものとする。また、「ドア」と言ったときに、かごドア13と乗場ドア14の両方を含むものとする。
境界検知部24aは、検知エリアE1内の画像上でシルとエレベータ構造物との境界を検知する。エレベータ構造物とは、乗りかご11の床面19、乗場15の床面16(図3参照)、さらに、かごシル47と乗場シル18との間の隙間48(図12参照)を含む。
動き検知部24bは、検知エリアE1内のシル上における利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する。判定部24cは、境界検知部24aの検知結果と動き検知部24bの検知結果とに基づいて、ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する。なお、画像処理装置20の一部あるいは全部の機能をかご制御装置30に持たせることでも良い。
かご制御装置30は、乗りかご11に設置される各種機器類(行先階ボタンや照明等)の動作を制御する。かご制御装置30は、戸開閉制御部31と通知部32とを備える。
戸開閉制御部31は、乗りかご11が乗場15に到着したときのかごドア13の戸開閉を制御する。詳しくは、戸開閉制御部31は、乗りかご11が乗場15に到着したときにかごドア13を戸開し、所定時間経過後に戸閉する。ここで、かごドア13の戸開中に利用者または物が検知された場合には、戸開閉制御部31は、かごドア13の戸開状態を維持する。また、かごドア13の戸閉動作中に利用者または物が検知された場合には、戸開閉制御部31は、かごドア13の戸閉動作を中断してリオープンするか、あるいは、かごドア13の戸閉速度を通常よりも遅くする。通知部32は、検知処理部24の検知結果に基づいて利用者に注意を喚起する。
図2は乗りかご11内の出入口周辺部分の構成を示す図である。
乗りかご11の出入口にかごドア13が開閉自在に設けられている。図2の例では2枚戸両開きタイプのかごドア13が示されており、かごドア13を構成する2枚のドアパネル13a,13bが間口方向(水平方向)に沿って互いに逆方向に開閉動作する。なお、「間口」とは、乗りかご11の出入口と同じである。
乗りかご11の出入口の両側に正面柱41a,41bが設けられており、幕板11aと共に乗りかご11の出入口を囲っている。かごドア13が戸開したときに、一方のドアパネル13aは正面柱41aの裏側に設けられた戸袋42aに収納され、他方のドアパネル13bは正面柱41bの裏側に設けられた戸袋42bに収納される。
正面柱41a,41bの一方あるいは両方に表示器43や、行先階ボタン44などが配設された操作盤45、スピーカ46が設置されている。図2の例では、正面柱41aにスピーカ46、正面柱41bに表示器43、操作盤45が設置されている。
ここで、乗りかご11の出入口上部の幕板11aの中央部にカメラ12が設置されている。カメラ12は、かごドア13が乗場ドア14と共に戸開したときに、乗りかご11の出入口付近を含めて撮影できるように(図3参照)、幕板11aの下部から下方向に向けて設置される。
図3はカメラ12の撮影画像の一例を示す図である。かごドア13(ドアパネル13a,13b)と乗場ドア14(ドアパネル14a,14b)が全開した状態で、乗りかご11の出入口上部から下方向に撮影した場合を示している。図3において、上側は乗場15、下側は乗りかご11内を示している。
乗場15において、乗りかご11の到着口の両側に三方枠17a,17bが設けられており、その三方枠17a,17bの間の床面16に所定の幅を有する帯状の乗場シル18が乗場ドア14の開閉方向に沿って配設されている。また、乗りかご11の床面19の出入口側に所定の幅を有する帯状のかごシル47がかごドア13の開閉方向に沿って配設されている。
ここで、撮影画像上において、かごシル47と乗場シル18の両方を囲むように矩形状の検知エリアE1が設定されている。検知エリアE1は、乗りかご11のドア付近に存在する利用者または物を検知するためのエリアとして用いられる。
次に、本システムの動作について詳しく説明する。
図4は本システムにおける全体の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、初期設定として、画像処理装置20に備えられた検知部22の検知エリア設定部23によって検知エリア設定処理が実行される(ステップS11)。この検知エリア設定処理は、例えばカメラ12を設置したとき、あるいは、カメラ12の設置位置を調整したときに、以下のようにして実行される。
すなわち、検知エリア設定部23は、カメラ12によって撮像された画像上で、かごシル47と乗場シル18が映る領域に検知エリアE1を設定する。撮影画像上でかごシル47と乗場シル18が映る領域は、乗りかご11の各構成部の設計値や、カメラ12固有の値に基づいて算出される。
・乗りかご11の間口(出入口)の横幅(X方向の幅)
・かごシル47と乗場シル18の縦幅(Y方向の幅)
・かごドア13と乗場ドア14の高さ
・かごシル47と乗場シル18に対するカメラ12の相対位置
・カメラ12の3軸の角度
・カメラ12の画角及び焦点距離
検知エリア設定部23は、これらの値に基づいて撮影画像上でかごシル47と乗場シル18が映る領域を算出する。つまり、検知エリア設定部23は、乗りかご11の床面19の出入口側に所定の幅を有する帯状のかごシル47がかごドア13の開閉方向に沿って配設されていると仮定し、カメラ12の相対位置・角度・画角等に基づいてかごシル47の3次元座標を算出する。
3次元座標とは、図6に示すように、かごドア13と水平の方向をX軸とし、かごドア13の中心から乗場15の方向(かごドア13に対して垂直の方向)をY軸とし、乗りかご11の高さ方向をZ軸とした場合の座標である。
検知エリア設定部23は、かごシル47の3次元座標を撮影画像上の2次元座標に射影して、かごシル47の位置を特定するためのx,y座標値を求める。この場合、図7に示すように、矩形状のかごシル47を構成する4点PA1〜PA4のうち、少なくとも乗りかご11の床面19に接している点PA1,PA2のx,y座標値を求めることでも良い。
乗場シル18についても同様である。すなわち、検知エリア設定部23は、乗場15の床面16の出入口側に所定の幅を有する帯状の乗場シル18が乗場ドア14の開閉方向に沿って配設されていると仮定し、カメラ12の相対位置・角度・画角等に基づいて乗場シル18の3次元座標を算出する。検知エリア設定部23は、乗場シル18の3次元座標を撮影画像上の2次元座標に射影して、乗場シル18の位置を特定するためのx,y座標値を求める。この場合、図7に示すように、矩形状の乗場シル18を構成する4点PB1〜PB4のうち、少なくとも乗場15の床面16に接している点PB3,PB4のx,y座標値を求めることでも良い。
このようにして、かごシル47と乗場シル18を構成する各点のx,y座標値が得られると、検知エリア設定部23は、これらの点のx,y座標値に基づいてかごシル47と乗場シル18を囲む検知エリアE1を設定する。詳しくは、検知エリア設定部23は、かごシル47の床面19側の点PA1,PAのx,y座標値と、乗場シル18の床面16側の点PB3,PB4のx,y座標値とに基づいて、点PA1,PA2,PB3,PB4を頂点とした矩形状の検知エリアE1を設定する。
なお、カメラ角度のずれなどによって生じる座標値の誤差を考慮して、検知エリアE1のX方向の幅およびY方向の幅のうち、少なくともY方向の幅を若干広めに設定しておくことが好ましい。
また、ここではかごシル47と乗場シル18を囲む1つの検知エリアE1を設定するものとしたが、図8に示すように、かごシル47を囲む検知エリアE2と乗場シル18を囲む検知エリアE3とに分けて設定することでも良い。
検知エリアE1の設定処理は、かごドア13を戸開した状態で実行される。かごシル47と乗場シル18に対して検知エリアE1を設定しておくことで、戸開時や戸閉途中で利用者がドア付近に存在する場合にドアに挟まれる前に検知することが可能となる。
以下に乗りかご11の運転時の動作について説明する。
図4に示すように、乗りかご11が任意の階の乗場15に到着すると(ステップS12のYes)、かご制御装置30は、かごドア13を戸開する(ステップS13)。
このとき、乗りかご11の出入口上部に設置されたカメラ12によってかごドア13の周辺が所定のフレームレート(例えば30コマ/秒)で撮影される。画像処理装置20は、カメラ12で撮影された画像を時系列で取得し、これらの画像を記憶部21に逐次保存しながら(ステップS14)、以下のような利用者検知処理をリアルタイムで実行する(ステップS15)。なお、撮影画像に対する前処理として、歪み補正や、拡大縮小、画像の一部の切り取りなどを行っても良い。
利用者検知処理は、画像処理装置20に備えられた検知部22の検知処理部24によって実行される。検知処理部24は、カメラ12によって時系列で得られる複数の撮影画像から検知エリアE1内の画像を抽出することにより、これらの画像に基づいて利用者または物の有無を検知する。
ここで、本実施形態における利用者検知処理は、(a)境界検知と、(b)動き検知の2つの検知処理を行い、これらの検知処理の結果からドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定することを特徴としている。
(a)境界検知
図5に上記ステップS15で実行される利用者検知処理の詳細を示す。
検知処理部24は、境界検知部24aを通じて境界検知を行う。境界検知部24aは、図3に示した検知エリアE1内の画像上でかごシル47と乗りかご11の床面19との境界、乗場シル18と乗場15の床面16との境界を検知する(ステップS21)。
詳しくは、境界検知部24aは、検知エリアE1内の画像を「0(エッジ無)」と「1(エッジ有))で2値化処理することで、その2値化画像からかごシル47のエッジと乗場シル18のエッジを抽出する。図9に2値化画像の一例を示す。図中の白色部分がエッジに相当する。なお、図9の例では撮影画像全体を2値化しているが、少なくとも検知エリアE1内の画像を2値化すれば良い。
エッジを抽出する方法としては、例えば、所定の画素の輝度値と当該画素に隣接する画素の輝度値とを比較し、両者の差分が予め設定された閾値以上であった場合に当該画素の部分をエッジとして抽出する方法ある。あるいは、所定の画素の輝度値と当該画素から所定画素分だけ離れた画素の輝度値とを比較することでも良い。また、複数の画素からなる画素群の平均輝度値と、当該画素群と隣接する画素群の平均輝度値とを比較し、これらの差分が予め設定された閾値以上であった場合に当該画素群の部分をエッジとして抽出することでも良い。
また、ラプラシアンフィルタやCanny法などの周知の画像処理技術を用いてエッジを抽出することでも良い。
図3に示すように、かごシル47のエッジには、長手方向の両側辺と短手方向の短側辺がある。そのうちの長手方向の両側辺のうちの一方がかごシル47と乗りかご11の床面19との境界として検知される。同様に、乗場シル18のエッジには、長手方向の両側辺と短手方向の短側辺がある。そのうちの長手方向の両側辺のうちの一方が乗場シル18と乗場15の床面16との境界として検知される。
ここではかごシル47と乗場シル18を検知エリアE1内における1つのシルとして考えているが、図8に示したように、検知エリアE1を検知エリアE2,E3に分けた場合には、検知エリアE2内のかごシル47、検知エリアE3内の乗場シル18のそれぞれについて境界を検知することでも良い。
(b)動き検知
検知処理部24は、動き検知部24bを通じて上記(b)の動き検知を行う。動き検知部24bは、図10に示すように、検知エリアE1内の画像を所定のブロック単位でマトリックス状に分割し、これらのブロックの中で動きのあるブロックを検出する。
詳しくは、動き検知部24bは、記憶部21に保持された各画像を時系列順に1枚ずつ読み出し、これらの画像の平均輝度値をブロック毎に算出する。その際、初期値として最初の画像が入力されたときに算出されたブロック毎の平均輝度値を記憶部21内の図示せぬ第1のバッファエリアに保持しておくものとする。
2枚目以降の画像が得られると、動き検知部24bは、現在の画像のブロック毎の平均輝度値と上記第1のバッファエリアに保持された1つ前の画像のブロック毎の平均輝度値とを比較する。その結果、現在の画像の中で予め設定された値以上の輝度差を有するブロックが存在した場合には、動き検知部24bは、当該ブロックを動きありのブロックとして判定する。現在の画像に対する動きの有無を判定すると、動き検知部24bは、当該画像のブロック毎の平均輝度値を次の画像との比較用として上記第1のバッファエリアに保持する。以後同様にして、動き検知部24bは、各画像の輝度値を時系列順にブロック単位で比較しながら動きの有無を判定することを繰り返す。
なお、図5に示したフローチャートでは、境界検知の後に、動き検知を行うようにしたが(ステップS21→S22)、先に動き検知を行い、その次に境界検知を行うことでも良い(ステップS22→S21)。また、境界検知と動き検知の両方の処理を並列して行うようにしても良い。
上述した境界検知と動き検知について、具体例を用いて詳しく説明する。
いま、図11に示すように、例えば戸開中に利用者がシル上を通って乗りかご11内に乗車する場合を想定する。利用者の通過に伴って、図12に示すように、検知エリアE1内のシル(かごシル47と乗場シル18)の画像が部分的に隠れる。
かごシル47と乗りかご11の床面19との境界を表す直線をD1、乗場シル18と乗場15の床面16との境界を表す直線をD2としたとき、直線D1,D2の少なくとも一方が部分的に欠けるので、シル上に利用者が存在すると判定できる。なお、かごシル47と乗場シル18との間には隙間48があり、この隙間48側の境界を表す直線D3,D4を含めて判定することでも良い。この場合、直線D3,D4の少なくとも一方が部分的に欠けていれば、シル上に利用者が存在していると判定できる。
ただし、境界検知は、照明による影響を受けやすい。照明の関係で、シルが明るく撮影されている場合や、暗く撮影されている場合には、シルの境界(エッジ)を表す直線が鮮明に抽出されないことがある。特に、シルと床面が同色系であった場合には、シルの境界を表す直線が画像上で途切れてしまい、その途切れた部分で利用者と誤検知することがある。
動き検知に関しては、図13に示すように、検知エリアE1内の画像を水平方向および垂直方向にマトリックス状に区切ったブロック単位で行われる。図中のBaがマトリックス状に区切った1つのブロックを示している。各画像の輝度値を時系列順にブロック単位で比較しながら動きの有無を判定することを繰り返す。この場合、利用者がシル上を通過したときに、当該利用者の足先に対応するブロックが動きありとして検出される。これにより、利用者がシル上つまりドア近くに存在しているものと判定できる。
ただし、動き検知は、影による影響を受けやすい。乗りかご11のドア近くは、照明機器や日差しなどの影響で、人やドアの影が発生しやすい。特に、シルの色は銀色であることが多く、人やドアの影が濃く出やすい。したがって、影がシル上に入り込んでいると、その影が動いたときに利用者と誤検知することがある。
このように、境界検知についても動き検知についても、実環境における照明条件を考慮しなければならない。そこで、本実施形態では、境界検知と動き検知が所定の条件を満たす場合にそのときの検知結果を有効として扱うようにしている。具体的には、境界検知によってシルの境界を示す直線の途切れが検知されて、動き検知によってその途切れた部分の付近で動きが検知されていることを条件とする。なお、「動きが検知」とは、詳しくは、利用者または物の動きに伴う輝度変化が検知されることである。
図5に示すように、上記条件を満たす場合に(ステップS23のYes)、判定部24cは、ドア近くに利用者または物が存在するものと判定する(ステップS24)。詳しくは、図13において、検知エリアE1をマトリックス状に区切ったブロック単位で見たときに、シルの境界を表す直線D1,D2の少なくとも一方が部分的に欠けたブロックがあり、当該ブロックで動きが検知されていれば、利用者または物と判定する。図13の例では、Ba1,Ba2,Ba3で示されるブロックで、シルの境界を表す直線D1,D2の途切れ(シルの境界隠れ)と動き(輝度変化)が検知される。
なお、シルの境界を示す直線の途切れが検知されない場合、または、シル上で動きが検知されない場合には(ステップS23のNo)、判定部24cは、ドア近くに利用者または物が存在しないと判定する。
このように、境界検知ではシルの境界を表す直線が途切れていること、動き検知ではその途切れた部分の付近で動きが検知されていることを条件とすることで、ドア近くの利用者または物を正しく検知することができる。したがって、例えばシルと床面とが同色系であって、照明の関係でシルの境界を表す直線が鮮明に抽出されずに画像的に途切れている場合であっても、動きが検知されていなければ、利用者または物が存在しないと判定されるため、誤検知することなく、ドア近くの利用者または物を正しく検知できる。
一方、動き検知についても、照明の関係でシルに影が映り込んでいても、その影の部分とシルの境界を表す直線の途切れ部分が一致しない場合には利用者または物と判定されない。したがって、照明条件が変化して影がシル上の各箇所に発生しても、誤検知することなく、利用者または物を正しく検知できる。
なお、上記ステップ21において、例えば照明の関係でシルからの反射光が強く、撮影画像上でシルの境界をまったく検知できないこともある。このような場合には、動き検知の結果だけで利用者または物の有無を判定するようにしても良い。すなわち、上記ステップ23において、境界を示す直線が検知されていない場合に、判定部24cは、動き検知の結果に基づいて利用者または物と判定する。この場合、動き検知によってシル上の動きが検知されていれば、判定部24cは、ドア近くに利用者または物が存在するものと判定する。
図4に戻って、上述した利用者検知処理によって検知エリアE1内(つまりシル上)に利用者または物の存在が検知されると(ステップS16のYes)、画像処理装置20からかご制御装置30に対して利用者検知信号が出力される。かご制御装置30の戸開閉制御部31は、この利用者検知信号を受信すると、かごドア13の戸開時間を通常よりも延長して、戸開状態を維持する(ステップS17)。
また、かご制御装置30の通知部32は、乗りかご11内のスピーカ46を通じて音声アナウンスを行い、利用者にドアから離れるように注意を喚起するようにしても良い(ステップS18)。なお、通知の方法は音声アナウンスに限らず、例えば「ドアに挟まれないように注意して下さい。」といったようなメッセージを表示することでも良いし、音声アナウンスとメッセージ表示を併用することでも良い。さらに、警告音を鳴らすことでも良い。
検知エリアE1内で利用者または物の存在が検知されている間、上記処理が繰り返される。これにより、戸開時に利用者がドア近くにいる場合に、ドアに挟まれることを未然に防ぐことができる。検知エリアE1内で利用者または物の存在が検知されなかった場合には(ステップS16のNo)、かご制御装置30は所定時間後にかごドア13の戸閉を開始し、戸閉後に乗りかご11を目的階に向けて出発させる(ステップS19)。
なお、ここでは戸開時を想定して説明したが、戸閉時でも同様であり、図5に示した利用者検知処理が実行される。これにより、例えば戸閉途中に検知エリアE1内(つまりシル上)で利用者または物の存在が検知された場合には、戸開閉制御部31によって戸閉動作を中断し、かごドア13をリオープンするか、あるいは、かごドア13の戸閉速度を通常よりも遅くして、利用者がドアに挟まれることを未然に防ぐことができる。また、両開きタイプのかごドアを例にして説明したが、片開きタイプであっても同様である。
このように本実施形態によれば、撮影画像上でシルの境界検知と動き検知を行い、これらの検知結果が所定の条件を満たすときに利用者または物と判定することで、照明条件が変化しても、ドア付近に存在する利用者または物を正しく検知して戸開閉制御に反映させることができる。これにより、戸開時または戸閉途中に利用者または物がドアに挟まれることを未然に防ぐことができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、検知エリアE1をマトリックス状に区切ったブロック単位で境界検知および動き検知を行う構成としたが、検知エリアE1を別の単位で区切ることでも良い。
図14に検知エリアE1をドアの開閉方向(X方向)と直交する方向(Y方向)に短冊状に区切った例を示す。図中のBbが短冊状に区切った1つのブロックを示している。ブロックBbのY方向のサイズは、検知エリアE1のY方向のサイズと略同じである。ブロックBbのX方向のサイズは、例えば図13に示したブロックBaと同じサイズでも良いし、違うサイズでも良い。ブロックBaをY方向に長い短冊状としているのは、利用者が乗りかご11に乗車する場合でも降車する場合でも、シルに対してY方向に進むからである。
このような構成において、検知エリアE1をY方向にブロック単位で見て、シルの境界を表す直線D1,D2の少なくとも一方が部分的に欠けたブロックがあり、そのブロックで動きが検知されていれば、利用者または物と判定する。図14の例では、Bb1,Bb2,Bb3で示される短冊状のブロックで、シルの境界を表す直線D1,D2の途切れ(シルの境界隠れ)と動きが検知される。
ここで、ドア近くを撮影した場合に、その撮影画像に部分的な抜け(ノイズ)が生じることがある。図中のP1,P2,P3が画像の抜け部分を示す。このような画像の抜けがあると、図13に示したマトリックス状に区切った細かいブロック単位では、画像の抜け部分で境界検知と動き検知を正しく行えないことがある。これに対し、図14のように、検知エリアE1を短冊状に区切ったブロック単位であれば、1つのブロックBbの範囲がY方向に広がるので、画像の抜けた部分があっても他の部分で境界検知および動き検知を行うことができる。つまり、例えばP1で示す部分に画像の抜けがあっても、当該抜け部分を含む短冊状のブロックBb1内の他の部分で境界検知および動き検知を行うことができる。
このように、検知エリアE1を短冊状に区切って境界検知および動き検知を行うことで、撮影時の画像抜けを起因とした境界と動きの検知漏れを防いで、シル上の利用者または物を正しく検知できる。
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、照明条件が変化しても、ドア付近に存在する利用者または物を正しく検知することのできるエレベータの利用者検知システムを提供することができる。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11…乗りかご、11a…幕板、12…カメラ、13…かごドア、14…乗場ドア、15…乗場、16…乗場の床面、17a,17b…三方枠、18…乗場シル、19…乗りかごの床面、20…画像処理装置、21…記憶部、22…検知部、23…検知エリア設定部、24a…境界検知部、24b…動き検知部、24c…判定部、30…かご制御装置、31…戸開閉制御部、32…通知部、41a,41b…正面柱、42a,42b…戸袋、43…表示器、44…行先階ボタン、45…操作盤、46…スピーカ、47…かごシル、E1,E2,E3…検知エリア。
上記撮像手段は、乗りかごから乗場に向けてドアを含む所定の範囲内を撮影する。上記検知エリア設定手段は、上記撮影手段によって撮影された画像上で上記ドアの移動経路に設けられたシルに検知エリアを設定する。上記境界検知手段は、上記検知エリア設定手段によって設定された上記検知エリア内の画像上で上記シルとエレベータ構造物との境界を検知する。上記動き検知手段は、上記検知エリア内の上記シル上における利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する。上記判定手段は、上記境界検知手段の検知結果と上記動き検知手段の検知結果とに基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する。
上記構成において、上記判定手段は、上記シルの境界を表す直線の途切れが検知され、かつ、その途切れた部分の付近で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化が検知された場合に、上記ドア付近に利用者または物が存在すると判定することを特徴とする。

Claims (10)

  1. 乗りかごから乗場に向けてドアを含む所定の範囲内を撮影する撮像手段と、
    この撮影手段によって撮影された画像上で上記ドアの移動経路に設けられたシルに検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、
    この検知エリア設定手段によって設定された上記検知エリア内の画像上で上記シルとエレベータ構造物との境界を検知する境界検知手段と、
    上記検知エリア内の上記シル上における利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する動き検知手段と、
    上記境界検知手段の検知結果と上記動き検知手段の検知結果とに基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する判定手段と
    を具備したことを特徴とするエレベータの利用者検知システム。
  2. 上記判定手段は、
    上記シルの境界を表す直線の途切れが検知され、かつ、その途切れた部分の付近で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化が検知された場合に、上記ドア付近に利用者または物が存在すると判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  3. 上記判定手段は、
    上記シルの境界を表す直線が検知されなかった場合に、上記動き検知手段の検知結果に基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  4. 上記判定手段は、
    上記シル上で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化が検知されていれば、上記ドア付近に利用者または物が存在すると判定することを特徴とする請求項3記載のエレベータの利用者検知システム。
  5. 上記境界検知手段による境界検知および上記動き検知手段による動き検知は、
    上記検知エリアをマトリックス状に区切った単位で行われることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  6. 上記境界検知手段による境界検知および上記動き検知手段による動き検知は、
    上記検知エリアを上記ドアの開閉方向と直交する方向に短冊状に区切った単位で行われることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  7. 上記境界検知手段は、
    上記画像上で上記シルと上記乗りかごの床面と境界、上記シルと上記乗場の床面との境界を検知することを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  8. 上記判定手段の判定結果に基づいて上記ドアの開閉動作を制御する戸開閉制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
  9. 上記戸開閉制御手段は、
    上記ドアの戸開中に利用者または物が検知された場合に、上記ドアの戸開状態を維持することを特徴とする請求項8記載のエレベータの利用者検知システム。
  10. 上記戸開閉制御手段は、
    上記ドアの戸閉動作中に利用者または物が検知された場合に、上記ドアの戸閉動作を中断してリオープンするか、あるいは、上記ドアの戸閉速度を通常よりも遅くすることを特徴とする請求項8記載のエレベータの利用者検知システム。
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