JP7077437B2 - エレベータの利用者検知システム - Google Patents
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Description
なお、開示はあくまで一例にすぎず、以下の実施形態に記載した内容により発明が限定されるものではない。当業者が容易に想到し得る変形は、当然に開示の範囲に含まれる。説明をより明確にするため、図面において、各部分のサイズ、形状等を実際の実施態様に対して変更して模式的に表す場合もある。複数の図面において、対応する要素には同じ参照数字を付して、詳細な説明を省略する場合もある。
図4は本システムにおける全体の処理の流れを示すフローチャートである。
・かごシル47と乗場シル18の縦幅(Y方向の幅)
・かごドア13と乗場ドア14の高さ
・かごシル47と乗場シル18に対するカメラ12の相対位置
・カメラ12の3軸の角度
・カメラ12の画角及び焦点距離
検知エリア設定部23は、これらの値に基づいて撮影画像上でかごシル47と乗場シル18が映る領域を算出する。つまり、検知エリア設定部23は、乗りかご11の床面19の出入口側に所定の幅を有する帯状のかごシル47がかごドア13の開閉方向に沿って配設されていると仮定し、カメラ12の相対位置・角度・画角等に基づいてかごシル47の3次元座標を算出する。
図4に示すように、乗りかご11が任意の階の乗場15に到着すると(ステップS12のYes)、かご制御装置30は、かごドア13を戸開する(ステップS13)。
図5に上記ステップS15で実行される利用者検知処理の詳細を示す。
検知処理部24は、動き検知部24bを通じて上記(b)の動き検知を行う。動き検知部24bは、図10に示すように、検知エリアE1内の画像を所定のブロック単位でマトリックス状に分割し、これらのブロックの中で動きのあるブロックを検出する。
いま、図11に示すように、例えば戸開中に利用者がシル上を通って乗りかご11内に乗車する場合を想定する。利用者の通過に伴って、図12に示すように、検知エリアE1内のシル(かごシル47と乗場シル18)の画像が部分的に隠れる。
上記実施形態では、検知エリアE1をマトリックス状に区切ったブロック単位で境界検知および動き検知を行う構成としたが、検知エリアE1を別の単位で区切ることでも良い。
Claims (10)
- 乗りかごから乗場に向けてドアを含む所定の範囲内を撮影する撮像手段と、
この撮像手段によって撮影された画像上で上記ドア付近に設けられた第1構造物と第2構造物との境界を含んで、上記第1構造物に検知エリアを設定する検知エリア設定手段と、
この検知エリア設定手段によって設定された上記検知エリア内の画像上で上記第1構造物と上記第2構造物との境界を検知する境界検知手段と、
上記検知エリア内で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化を検知する動き検知手段と、
上記境界検知手段の検知結果と上記動き検知手段の検知結果とに基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定する判定手段とを具備し、
上記判定手段は、
上記第1構造物と上記第2構造物との境界の途切れが検知され、かつ、その途切れた位置で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化が検知された場合に、上記ドア付近に利用者または物が存在すると判定し、
上記境界の途切れと上記画像の輝度変化のどちらか一方だけが検知されている場合には、利用者または物として判定しないことを特徴とするエレベータの利用者検知システム。 - 上記第1構造物は、上記ドアの移動経路に設けられたシルを含むことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記第2構造物は、上記シルの周辺に存在する上記乗りかごの床面または上記乗場の床面を含むことを特徴とする請求項2記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記判定手段は、
上記第1構造物と上記第2構造物との境界が検知されなかった場合に、上記動き検知手段の検知結果に基づいて、上記ドア付近に利用者または物が存在するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記判定手段は、
上記検知エリア内で利用者または物の動きに伴う画像の輝度変化が検知されていれば、上記ドア付近に利用者または物が存在すると判定することを特徴とする請求項4記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記境界検知手段による境界検知および上記動き検知手段による動き検知は、
上記検知エリアをマトリックス状に区切った単位で行われることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記境界検知手段による境界検知および上記動き検知手段による動き検知は、
上記検知エリアを上記ドアの開閉方向と直交する方向に短冊状に区切った単位で行われることを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記判定手段の判定結果に基づいて上記ドアの開閉動作を制御する戸開閉制御手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載のエレベータの利用者検知システム。
- 上記戸開閉制御手段は、
上記ドアの戸開中に利用者または物が検知された場合に、上記ドアの戸開状態を維持することを特徴とする請求項8記載のエレベータの利用者検知システム。 - 上記戸開閉制御手段は、
上記ドアの戸閉動作中に利用者または物が検知された場合に、上記ドアの戸閉動作を中断してリオープンするか、あるいは、上記ドアの戸閉速度を通常よりも遅くすることを特徴とする請求項8記載のエレベータの利用者検知システム。
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JP2018162117A (ja) | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの乗車検知システム |
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