JP2021030908A - 車両用シート - Google Patents

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【課題】衣類を容易に収容部内に収容することができる車両用シートを提供する。【解決手段】車両用シート12は、背もたれ部14の背面16に上着17を収容可能な収容部18を備える。収容部18は、背面16に形成された収容凹部19と、収容凹部19の下部にヒンジ部21を介して支持され、収容凹部19を覆う閉塞位置と収容凹部19を開放する開放位置との間で回動自在に構成されたカバー20と、上着17を掛けるハンガー23を掛止可能な掛止部24とを備える。カバー20の側部には、壁部25が側部に沿って延びるように設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、衣類を収容可能な車両用シートに関する。
従来、この種の車両用シートとして例えば特許文献1に示す衣類収納式乗物用シート装置が知られている。このようなシート装置は、シートバックの背面に開口する衣類収納用の凹みと、凹みの上部に設けられた衣類用ハンガーと、凹みの開口を開閉可能に覆うカバーとを備えた構成になっている。
実開平3−91254号公報
ところで、上述のようなシート装置では、ハンガーが凹みの上部に固定されている上に、カバーが平板状であるため、衣類の収納容積が小さくなってしまう。このため、衣類が凹みからはみ出し易くなるので、衣類を容易に凹み内に収納することができないという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされた。その目的は、衣類を容易に収容部内に収容することができる車両用シートを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する車両用シートは、背もたれ部の背面に衣類を収容可能な収容部を備えた車両用シートであって、前記収容部は、前記背面に形成された収容凹部と、前記収容凹部の下部にヒンジ部を介して支持され、前記収容凹部を覆う閉塞位置と前記収容凹部を開放する開放位置との間で回動自在に構成されたカバーと、前記衣類を掛けるハンガーを掛止可能な掛止部と、を備え、前記カバーの側部には、壁部が前記側部に沿って延びるように設けられていることを要旨とする。
この構成によれば、カバーが深さを持つ三次元形状になるので、収容部の容積を稼ぐことができる。このため、衣類を容易に収容部内に収容することができる。
上記車両用シートにおいて、前記壁部は、前記背もたれ部の一部を構成していることが好ましい。
この構成によれば、壁部を背もたれ部の一部としても機能させることができる。
上記車両用シートにおいて、前記背もたれ部の側部には、前記壁部の見切り線が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、車両用シートにおける壁部の見切り線が、当該車両用シートの後方に位置する別の車両用シートに着座した乗員から見えにくくなるので、意匠性の向上に寄与できる。
上記車両用シートにおいて、前記掛止部は、前記カバーに設けられていることが好ましい。
この構成によれば、衣類が掛けられた状態のハンガーをより見やすい位置で掛止部に掛止することができるので、収容部の使い勝手をより良くすることができる。
本発明によれば、衣類を容易に収容部内に収容することができる。
一実施形態の車両用シートが搭載された車両の内部を示す平面模式図。 カバーが閉塞位置にあるときの車両用シートを後側から見たときの斜視図。 カバーが開放位置にあるときの車両用シートを後側から見たときの斜視図。 収容部内にハンガーに掛けられた状態の上着を収容するときの状態を示す斜視図。 上着が掛けられた状態のハンガーがカバーの掛止部に掛止されたときの状態を示す斜視図。
以下、車両用シートの一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、車両11の内部には、複数の車両用シート12が設けられている。すなわち、車両11の内部には、車幅方向Yに並ぶ左右一対の車両用シート12が車両前後方向Xに3列になるように配置されている。つまり、本実施形態では、車両11の内部に6つの車両用シート12が設けられている。最前列の右側の車両用シート12は運転席であり、最前列の左側の車両用シート12は助手席である。
図1及び図2に示すように、車両用シート12は、乗員Pが着座する座部13と、座部13の後端部から上方に延びるように設けられた背もたれ部14とを備えている。背もたれ部14は、上端部にヘッドレスト15を有している。背もたれ部14の背面16には、衣類の一例としての上着17(図5参照)を収容可能な収容部18が備えられている。
図2及び図3に示すように、収容部18は、背もたれ部14の背面16に形成された略矩形状をなす収容凹部19と、収容凹部19を開閉可能に覆う略矩形板状のカバー20とを備えている。カバー20は、その下端部において収容凹部19の下端部にヒンジ部21を介して支持されている。そして、カバー20は、収容凹部19を覆う閉塞位置(図2に示す位置)と収容凹部19を開放する開放位置(図3に示す位置)との間でヒンジ部21を回動中心として回動自在に構成されている。
この場合、閉塞位置と開放位置との間でのカバー20の回動角度範囲は、例えば15°程度に設定される。カバー20における外面の上端部には、カバー20を閉塞位置から開放位置に回動させる際に乗員Pが手を掛けるための車幅方向Yに延びる長穴22が設けられている。カバー20の上端部及び収容凹部19の上端部には、互いに爪などによって係止したり磁力などによって吸着したりすることによってカバー20を閉塞位置で保持する保持機構(図示略)が設けられている。収容凹部19の下端部には、カバー20の下端部が当接することによってカバー20を開放位置で保持するストッパー(図示略)が設けられている。
図4及び図5に示すように、カバー20の内面の上端部における車幅方向Yの中央部には、上着17を掛けるハンガー23を掛止可能な掛止部24が設けられている。カバー20の両側部には、壁部25が当該両側部に沿って延びるようにそれぞれ設けられている。両壁部25は、カバー20における両側部全体を車両前方側に向かって湾曲させることによって形成される。
両壁部25は、カバー20と一体に形成され、カバー20と共に背もたれ部14の一部を構成している。カバー20は、両壁部25が形成されることで三次元形状とされ、内面側に深さを有している。なお、図3に示すように、収容凹部19の底面は、カバー20の湾曲形状に対応する湾曲形状をなしている。
また、図2に示すように、カバー20が閉塞位置にあるときには、両壁部25が背もたれ部14の両側部に配置される。つまり、背もたれ部14の両側部には、両壁部25の見切り線26が設けられている。なお、カバー20は、例えば硬質の合成樹脂によって構成される。
次に、車両用シート12の収容部18に上着17を収容する際の作用について説明する。
図2に示すように、カバー20が閉塞位置にある状態の車両用シート12の収容部18に乗員Pの上着17を収容する場合には、まず、カバー20の長穴22に乗員Pが手を掛けてカバー20を後方に引く。すると、図3に示すように、カバー20が閉塞位置から開放位置に回動される。続いて、乗員Pは、収容部18内から取り出したハンガー23に上着17を掛けた後、上着17が掛けられた状態のハンガー23をカバー20の上端側から下端側に向かってカバー20の内面に沿うように収容部18内に挿入する。
このとき、カバー20の両側部に形成された壁部25によって上着17がガイドされるので、上着17の袖などが広がってカバー20からはみ出すことが抑制される。続いて、上着17が掛けられた状態のハンガー23のフック27をカバー20の内面の掛止部24に掛止させると、図4及び図5に示すように、上着17がハンガー23に掛けられた状態でカバー20内に保持される。
続いて、カバー20を開放位置から閉塞位置に回動させると、収容凹部19とカバー20とで形成される収容部18内の空間に上着17が収容される。この場合、カバー20が両壁部25の形成により深さを有しているので、収容部18内における上着17の収容スペースが十分に確保される。このため、上着17を容易に収容部18内に収容することができる上に、収容部18内に上着17が余裕を持って収容されるので、収容部18内での収容中に上着17にしわができ難くなる。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)車両用シート12において、収容部18は、背もたれ部14の背面16に形成された収容凹部19と、収容凹部19を覆う閉塞位置と収容凹部19を開放する開放位置との間で回動自在に構成されたカバー20と、上着17を掛けるハンガー23を掛止可能な掛止部24とを備え、カバー20の側部には壁部25が側部に沿って延びるように設けられている。この構成によれば、カバー20が内面側に深さを持つ三次元形状になるので、収容部18の容積を稼ぐことができる。このため、収容部18内における上着17の収容スペースを十分に確保できるので、上着17を容易に収容部18内に収容することができる。加えて、ハンガー23に掛けられた状態の上着17を開放位置にあるカバー20に沿って収容部18内に収容する場合には、上着17の車幅方向Yへの移動が壁部25によって阻害される、すなわち壁部25によって上着17がガイドされる。したがって、ハンガー23に掛けられた状態の上着17をより一層容易に収容部18内に収容することができる。
(2)車両用シート12において、壁部25は、背もたれ部14の一部を構成している。この構成によれば、壁部25を背もたれ部14の一部としても機能させることができる。
(3)車両用シート12において、背もたれ部14の側部には、壁部25の見切り線26が設けられている。この構成によれば、車両用シート12における壁部25の見切り線26が、当該車両用シート12の後方に位置する別の車両用シート12に着座した乗員Pから見えにくくなるので、意匠性の向上に寄与できる。
(4)車両用シート12において、掛止部24は、カバー20に設けられている。この構成によれば、上着17が掛けられた状態のハンガー23をより見やすい位置で掛止部24に掛止することができるので、収容部18の使い勝手をより良くすることができる。
(5)車両用シート12において、上着17が収容部18に収容された状態では、収容部18がほぼ密閉状態になるため、外部から上着が見えなくなる。したがって、外的な要因によって上着17が傷付いたり汚れたりすることを抑制できるとともに、すっきりとした車内空間を確保できる。
(変更例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記各実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・収容部18における掛止部24は、カバー20ではなく収容凹部19に設けるようにしてもよい。
・背もたれ部14の側部には、必ずしも壁部25の見切り線26が設けられている必要はない。
・壁部25は、必ずしも背もたれ部14の一部を構成している必要はない。
・壁部25は、必ずしもカバー20と一体に形成する必要はない。すなわち、壁部25は、カバー20と別体であってもよい。
・壁部25は、カバー20の両側部を例えば直角に屈曲して形成してもよい。
・カバー20における外面の上端部には、長穴22の代わりに取っ手を設けるようにしてもよい。
・閉塞位置と開放位置との間でのカバー20の回動角度範囲は、適宜変更してもよい。
・壁部25の曲率は、適宜変更してもよい。
・衣類は、上着17に限らず、ズボンやスカートなどであってもよい。
11…車両、12…車両用シート、14…背もたれ部、16…背面、17…衣類の一例としての上着、18…収容部、19…収容凹部、20…カバー、21…ヒンジ部、23…ハンガー、24…掛止部、25…壁部、26…見切り線。

Claims (4)

  1. 背もたれ部の背面に衣類を収容可能な収容部を備えた車両用シートであって、
    前記収容部は、
    前記背面に形成された収容凹部と、
    前記収容凹部の下部にヒンジ部を介して支持され、前記収容凹部を覆う閉塞位置と前記収容凹部を開放する開放位置との間で回動自在に構成されたカバーと、
    前記衣類を掛けるハンガーを掛止可能な掛止部と、
    を備え、
    前記カバーの側部には、壁部が前記側部に沿って延びるように設けられていることを特徴とする車両用シート。
  2. 前記壁部は、前記背もたれ部の一部を構成していることを特徴とする請求項1に記載の車両用シート。
  3. 前記背もたれ部の側部には、前記壁部の見切り線が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用シート。
  4. 前記掛止部は、前記カバーに設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の車両用シート。
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