JP2021026042A - 画像形成装置 - Google Patents

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Ken Kinoshita
健 木下
村川 淳二
Junji Murakawa
淳二 村川
池田 英明
Hideaki Ikeda
英明 池田
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Abstract

【課題】マグネットローラのベンディングが大きくなる場合に、軸受に生じる摺動抵抗による回転ムラを抑え、画像への悪影響を防止することができる、画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置は、磁極を有するロール部12とロール部12の少なくとも一方の端から突出した軸部7とを含むマグネットローラ5と、マグネットローラ5を内部に収納する円筒状のスリーブ9と、スリーブ9の両端にそれぞれ接続されたフランジ部10aと、フランジ部10aをマグネットローラ5に対して相対的に回動可能に支持する軸受64aとを備える。ロール部12を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状である。軸受64aは、軸部7に固定された内輪部と、フランジ部10aに固定された外輪部とを備える。ロール部12の端面は、軸方向に突出する凸部14を有し、凸部14の外径は前記外輪部の内径より小さい。【選択図】図10

Description

本発明は、画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置が知られている。この画像形成装置は、マグネット装置を備える。マグネット装置は、磁極を有するロール部を備える。ロール部の周辺の構造の一例が、特開平11−176631号公報(特許文献1)に記載されている。
ロール部の両端に軸部が突出した形のマグネットロールが円筒状のスリーブの内部に配置されている。ロール部と軸部とは一体成型されている。スリーブの両端を支持するようにフランジ部が設けられている。スリーブおよびその両端に設けられたフランジ部がロール部に対して回転可能となるように、フランジ部の内側には軸受が配置されている。ロール部から突出する一方の軸部はフランジ部の内部で終わっているが、他方の軸部はフランジ部を貫通してフランジ部の外にまで延在している。
特開平11−176631号公報
ロール部から突出する軸部が金属製であった場合には、この軸部を支持する軸受として、焼結軸受などの滑り軸受が用いられていた。一方、ロール部と軸部とを含めて樹脂で一体成型されたマグネットローラも知られている。このようなマグネットローラの両端の軸部は樹脂であるので、この場合には軸部と滑り軸受との摺動抵抗が大きく、回転ムラが生じるおそれがあった。
ロール部の断面形状が異形状であるようなマグネットローラは剛性がさらに低くなる。スリーブの周辺には規制ブレードおよび現像剤が配置されるが、規制ブレードおよび現像剤は磁性材料であるので、マグネットローラのベンディングを大きくする方向に作用する。また、温度上昇によってもマグネットローラのベンディングは大きくなる。ベンディングが大きくなれば、さらに軸受における摺動抵抗が増す。また、マグネットローラの軸受に対向する側面と軸受との間での局所的な擦れが生じる。これらの理由により、回転ムラが生じ、生成される画像上に周期的な濃度ムラが発生していた。
これらの問題への対策として、軸受にグリスを塗布すること、摺動性の良い軸受を用いることが考えられるが、ベンディングが大きくなると、回転周期でロックされたり、側面での擦れが生じたりしてしまい、その結果、周期的な画像ムラが解消できないという問題があった。
そこで、本発明は、マグネットローラのベンディングが大きくなる場合に、軸受に生じる摺動抵抗による回転ムラを抑え、画像への悪影響を防止することができる、画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく画像形成装置は、現像装置を備え、前記現像装置は、磁極を有するロール部と前記ロール部の少なくとも一方の端から突出した軸部とを含むマグネットローラと、前記マグネットローラを内部に収納する円筒状のスリーブと、前記スリーブの両端にそれぞれ接続されたフランジ部と、前記フランジ部を前記マグネットローラに対して相対的に回動可能に支持する軸受とを備え、前記ロール部を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状であり、前記軸受は、前記軸部に固定された内輪部と、前記フランジ部に固定された外輪部とを備え、前記ロール部の端面は、軸方向に突出する凸部を有し、前記凸部の外径は前記外輪部の内径より小さい。
本発明によれば、マグネットローラのベンディングが大きくなる場合に、軸受に生じる摺動抵抗による回転ムラを抑え、画像への悪影響を防止することができる。
本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置の概念図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わる現像装置の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わる現像ローラの正面図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わる現像装置と感光体との位置関係の説明図である。 参考例としての現像ローラの断面図である。 参考例としての現像ローラの長手方向の断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わる現像ローラの断面図である。 マグネットローラに生じるベンディングの説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わる現像ローラの長手方向の断面図である。 図9におけるZ1部の拡大図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わるマグネットローラの端部の斜視図である。 図10における要部の拡大図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わるマグネットローラの第1の変形例の端部の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置に備わるマグネットローラの第2の変形例の端部の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態2における画像形成装置に備わる現像ローラの部分断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における画像形成装置に備わるマグネットローラとスペーサとの組立図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図12を参照して、本発明に基づく実施の形態1における画像形成装置について説明する。
本実施の形態における画像形成装置801の概念図を図1に示す。画像形成装置801は、筐体1と、筐体1の下部に配置されたカセット40とを備える。筐体1の内部には、感光体44、帯電器46、転写ベルト47、画像露光装置48、現像装置101、1次転写ローラ42、2次転写ローラ43、定着装置50などが配置されている。現像装置101は、現像ローラ45を備える。カセット40内には1以上の記録媒体2が格納されている。記録媒体2は、たとえば紙であってよいが、紙以外のものであってもよい。転写ベルト47は無端状であって、循環して走行するように配置されている。
画像形成装置801においては、感光体44の表面が、帯電器46によって一様に所定電位となるように帯電させられる。この帯電域に対して画像露光装置48から原稿画像に応じた画像露光が施される。これによって、感光体44の表面に静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像バイアスを印加された現像ローラ45で現像されて可視トナー像とされる。1次転写ローラ42にはトナーを引き寄せるバイアスが印加されており、感光体44の表面の可視トナー像は転写ベルト47に転写される。
一方、給紙ローラ41によってカセット40から記録媒体2が1枚ずつ取り出され、2次転写ローラ43に搬送される。2次転写ローラ43にも1次転写ローラ42と同様に電圧が印加されている。転写ベルト47は、2次転写ローラ43と押圧ローラ49とによって挟まれており、この部分は2次転写ニップ部38となっている。記録媒体2が2次転写ニップ部38を通過する際には、記録媒体2および転写ベルト47が2次転写ローラ43と押圧ローラ49とによって挟み込まれて押圧される。転写ベルト47によって搬送された可視トナー像は2次転写ニップ部38において記録媒体2に転写される。可視トナー像を担持した状態の記録媒体2は、定着装置50へと送り込まれる。定着装置50では、加熱および加圧が行なわれ、トナーは記録媒体2に定着する。このようにして画像形成が完了した記録媒体2は、出口39から排出される。
現像装置101だけを取り出したところを図2に示す。現像装置101においては、現像ローラ45の外周面が部分的に露出している。現像ローラ45だけを取り出したところを図3に示す。スリーブ9の両端に軸部63a,63bが延在している。軸部63aは軸受64aによって保持されている。軸部63bは軸受64bによって保持されている。軸受64a,64bの働きにより、現像ローラ45は現像装置101内で回転することができる。
現像装置101と感光体44との組合せを図4に示す。
現像装置101内の現像剤が現像ローラ45の表面に吸着される。現像ローラ45の回転とともに現像剤が現像ローラ45の外周面に沿って搬送される。現像装置101には規制ブレード65が取り付けられている。規制ブレード65の先端は現像ローラ45の外周面に近接している。現像ローラ45の回転によって搬送された現像剤は、規制ブレード65に擦過されることより均一化される。感光体44は現像ローラ45から所定の距離だけ離隔して対向するように配置されている。現像ローラ45と感光体44とが互いに対向することによって、現像ニップ部66が構成されている。規制ブレード65によって搬送量を均一化された現像剤は、現像ニップ部66に搬送され、所定の電荷を印加される。これによって、現像動作が行なわれる。現像ニップ部66を通過した現像剤は現像装置101内に搬送されて、現像ローラ45の表面から剥離されて現像装置101内に回収される。
(参考例)
現像ローラ45の詳細について説明する前に、参考例としての現像ローラ80の断面を図5に示す。現像ローラ25においては、円形の外形を有するマグネットローラ81がスリーブ9の内部に収められている。図5においては、マグネットローラ81の磁束密度が曲線82で示されている。曲線82は、目に見える部材の形状ではないので、点線で仮想的に示されている。マグネットローラ81は、曲線82で示される磁束密度を有するように着磁されたものである。曲線82は、一見不規則な曲線のように見えるが、現像動作を考慮して意図的に決定されたものである。マグネットローラ81は、軸部材83と筒状部材84とを組み合わせたものである。筒状部材84は軸部材83を取り囲んでいる。
参考例としての現像ローラ80の長手方向の断面図を図6に示す。マグネットローラ81の中心部分には軸部材83があり、これを取り囲むように筒状部材84が配置されている。筒状部材84は、マグネットである。筒状部材84は、単独で成型された後に軸部材83と組み合わされてもよい。あるいは、筒状部材84は、軸部材83の外周面に貼り付けるように形成されたものであってもよい。現像ローラ80は、フランジ部85a,85bを備える。軸部材83の一端には軸受88aが取り付けられている。軸部材83の一端は、フランジ部85aの内側で終わっている。フランジ部85aは、軸部材83とは反対側に向かって延在する軸部86と一体的に形成されている。軸部86と軸部材83は同軸状である。フランジ85bは筒部87と一体的に形成されている。軸部材83の一部はフランジ部85bおよび筒部87を貫通して延在している。フランジ部85bの内側には軸受88bが配置されている。コストダウンのために、軸部材83と筒状部材84とを一体成型したものも提案されている。
(本実施の形態における画像形成装置に含まれる現像ローラ)
本実施の形態における画像形成装置801に話を戻す。画像形成装置801に備わる現像装置101に含まれる現像ローラ45の断面図を図7に示す。現像ローラ45は、スリーブ9と、スリーブ9の内部に配置されたマグネットローラ5とを含む。マグネットローラ5は、軸部67と、マグネット部68とを含む。軸部67を取り囲むようにマグネット部68が配置されている。マグネット部68は、断面形状が異形状となっている。マグネット部68の外側を円筒形のスリーブ9が取り囲んでいる。磁束密度は曲線31で示される。マグネット部68は、磁束密度が曲線31のようになるように、設計されたものである。曲線31に一致する磁束密度を実現するために、図7に示されるように、マグネット部68の外形は異形状となっている。
マグネットローラ5に生じるベンディングについて、図8を参照して説明する。マグネットローラ5は、規制ブレード65によって生じる吸引力、現像ローラ45の外表面に吸着されている現像剤によって生じる吸引力によって、図8における矢印91に示すように変形しうる。この変形がベンディングである。マグネットローラ5のベンディングはスリーブ9の内部で生じる。
参考例として説明した現像ローラ80であれば、軸部材83もマグネットローラ81も外形は円形となっていたので、剛性が高く、ベンディングはあまり大きな問題にはならなかった。マグネットローラ81を軸受88a,88bで保持して回転させても大きな摺動抵抗を生じるものではなかった。
しかし、マグネット部68の外形が異形状となっているマグネットローラ5では剛性が低く、ベンディング量が大きくなる。何も対策をしなければ、ベンディングによって生じるこじれが問題となる。また、マグネットローラ5の側面が傾斜して軸受に擦れることによる摺動抵抗の変化が大きくなる。そこで、これらの問題を回避するために、本実施の形態では、対策がとられている。
本実施の形態における現像ローラ45の長手方向の断面図を図9に示す。図9に示すように、現像ローラ45は、マグネットローラ5を備える。マグネットローラ5は、既に説明したように、軸部67と、マグネット部68とが組み合わせられて形成されたものであってもよいが、一体物として形成されたものであってもよい。以下では、一体物として成型された例を前提に説明を続ける。
図9に示すように、マグネットローラ5はロール部12と、ロール部12の一方の端から突出する軸部7と、軸部材8とを備える。軸部7は、断面形状が円形であり、先端に向かって径が小さくなるようなテーパ形状を有している。軸部7とロール部12とは一体的に形成されている。ロール部12の他方の端には凹部6が設けられている。スリーブ9の両端には、軸部63a,63bが接続されている。軸部63aは収容部29を有する。収容部29は凹部である。マグネットローラ5の軸部7は、収容部29に挿入されている。ロール部12の凹部6には、軸部材8の先端が挿入されている。軸部63bは中空状である。軸部材8は軸部63bの内部を貫通している。軸部63bには軸受64bが取り付けられている。軸受64bの働きにより、軸部材8は、軸部63bに対して相対的に回転可能となっている。
図9におけるZ1部を拡大したところを図10に示す。マグネットローラ5は軸受64aを介して軸部63aによって支持されている。マグネットローラ5を単独で取り出して端部を見た斜視図を図11に示す。ロール部12の端面から円形の凸部14が軸方向に突出している。さらに図10の中の要部を拡大したところを図12に示す。凸部14がロール部12の端面から立ち上がる高さはHである。軸受64aは、内輪部64a1と転動体64a2と外輪部64a3とを含む。凸部14の外径D1は、外輪部64a3の内径D2より小さい。凸部14は、内輪部64a1に対向している。
ここで、本実施の形態における画像形成装置について整理すると、以下のように表現することができる。
本実施の形態における画像形成装置801は、現像装置101を備える。現像装置101は、磁極を有するロール部12とロール部12の少なくとも一方の端から突出した軸部7とを含むマグネットローラ5と、マグネットローラ5を内部に収納する円筒状のスリーブ9と、スリーブ9の両端にそれぞれ接続されたフランジ部10a,10bと、フランジ部10a,10bをマグネットローラ5に対して相対的に回動可能に支持する軸受64aとを備える。ロール部12を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状である。軸受64aは、軸部7に固定された内輪部64a1と、フランジ部に固定された外輪部64a3とを備える。ロール部12の端面は、軸方向に突出する凸部14を有する。凸部14の外径D1は外輪部64a3の内径D2より小さい。
(作用・効果)
本実施の形態では、ロール部12の端面に凸部14が設けられ、D2>D1となっているので、軸受64aの外輪部64a3とロール部12の端面とが摺動することが避けられる。したがって、外部から作用する磁気吸引力によってマグネットローラ5のベンディングが大きくなる状況であったとしても、摺動抵抗が変化して回転ムラとなることを防止することができる。すなわち、マグネットローラ5のベンディングが大きくなる場合に、軸受64aに生じる摺動抵抗による回転ムラを抑え、画像への悪影響を防止することができる。
なお、凸部14の高さは0.1mm以上1mm以下であることが好ましい。凸部14の高さが0.1mmより小さい場合には、ロール部12の傾斜ぶりによっては外輪部64a3とロール部12の端面とが擦れてしまうおそれがある。凸部14の高さが1mmより大きい場合には、長手方向の寸法が過度に大きくなり、スペースが無駄となる。したがって、凸部14の高さは0.1mm以上1mm以下であることが好ましい。
(変形例)
前記凸部は、軸方向から見たときに分割された形状または部位によって半径が異なる形状を有することが好ましい。たとえば、第1の変形例として、図13にマグネットローラ5jを示す。マグネットローラ5jは、凸部16を有する。凸部16は、軸方向から見たときに、部位によって半径が異なる形状を有する。このような凸部16を有するマグネットローラ5jを備える画像形成装置であってもよい。
第2の変形例として、図14にマグネットローラ5kを示す。マグネットローラ5kは、凸部17を有する。凸部17は、軸方向から見たときに、分割された形状を有する。このような凸部17を有するマグネットローラ5kを備える画像形成装置であってもよい。
(実施の形態2)
(構成)
図15〜図16を参照して、本発明に基づく実施の形態2における画像形成装置について説明する。この画像形成装置の基本的な構成としては、実施の形態1で説明したものと同様である。本実施の形態における画像形成装置に備わる現像ローラの部分拡大断面図を図15に示す。この現像ローラは、マグネットローラ5iを備える。マグネットローラ5iのロール部12の端面に当接するように、スペーサ15が配置されている。スペーサ15は、摺動性材料から形成されている。摺動性材料とは、たとえばフッ素樹脂である。
マグネットローラ5iを単独で取り出して端部を見た斜視図を図16に示す。スペーサ15は、リング状である。マグネットローラ5iは、ロール部12と軸部7とを備える。
本実施の形態における画像形成装置は、現像装置を備える。前記現像装置は、磁極を有するロール部12とロール部12の少なくとも一方の端に突出した軸部7とを含むマグネットローラ5iと、マグネットローラ5iを内部に収納する円筒状のスリーブ9と、スリーブ9の両端にそれぞれ接続されたフランジ部10a,10bと、フランジ部10a,10bをマグネットローラ5iに対して相対的に回動可能に支持する軸受64a,64bとを備える。ロール部12を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状である。軸部7のまわりにおいてロール部12と軸受64aとの間に、リング状のスペーサ15が配置されている。
(作用・効果)
本実施の形態では、ロール部12の端面にリング状のスペーサ15が配置されているので、軸受64aとスペーサとが摺動しやすくなっている。したがって、外部から作用する磁気吸引力によってマグネットローラ5のベンディングが大きくなる状況であったとしても、摺動抵抗が変化して回転ムラとなることを防止することができる。すなわち、マグネットローラ5のベンディングが大きくなる場合に、軸受64aに生じる摺動抵抗による回転ムラを抑え、画像への悪影響を防止することができる。
なお、スペーサ15の厚みは0.1mm以上1mm以下であることが好ましい。
スペーサ15の材料は、フッ素系、ポリアセタール系およびポリエチレン系の中から選択されるいずれかの材料であることが好ましい。これらの材料であれば、摺動抵抗を小さくすることができるからである。
これまでに説明したいずれの実施の形態にもあてはまることだが、画像形成装置において現像装置は着脱可能であることが好ましい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 筐体、2 記録媒体、3 現像剤、5 マグネットローラ、7 軸部、8 軸部材、9 スリーブ、10a,10b フランジ部、12 ロール部、13a,13b 転がり軸受、14 凸部、15 スペーサ、16 (異形状の)凸部、17 (分割された形状の)凸部、29 収容部、30 部材、31 (磁束密度を示す)曲線、38 2次転写ニップ部、39 出口、40 カセット、41 給紙ローラ、42 1次転写ローラ、43 2次転写ローラ、44 感光体、45 現像ローラ、46 帯電器、47 転写ベルト、48 画像露光装置、49 押圧ローラ、50 定着装置、62 フランジ部、63a,63b 軸部、64a,64b 軸受、64a1 内輪部、64a2 転動体、64a3 外輪部、65 規制ブレード、66 現像ニップ部、67 軸部、68 マグネット部、80 (参考例として)現像ローラ、81 マグネットローラ、83 軸部材、84 筒状部材、85a,85b フランジ部、86 軸部、87 筒部、88a,88b 軸受、91,92 矢印、101 現像装置、801 画像形成装置。

Claims (7)

  1. 現像装置を備え、
    前記現像装置は、
    磁極を有するロール部と前記ロール部の少なくとも一方の端から突出した軸部とを含むマグネットローラと、
    前記マグネットローラを内部に収納する円筒状のスリーブと、
    前記スリーブの両端にそれぞれ接続されたフランジ部と、
    前記フランジ部を前記マグネットローラに対して相対的に回動可能に支持する軸受とを備え、
    前記ロール部を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状であり、
    前記軸受は、前記軸部に固定された内輪部と、前記フランジ部に固定された外輪部とを備え、
    前記ロール部の端面は、軸方向に突出する凸部を有し、前記凸部の外径は前記外輪部の内径より小さい、画像形成装置。
  2. 前記凸部の高さは0.1mm以上1mm以下である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記凸部は軸方向から見たときに分割された形状または部位によって半径が異なる形状を有する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 現像装置を備え、
    前記現像装置は、
    磁極を有するロール部と前記ロール部の少なくとも一方の端に突出した軸部とを含むマグネットローラと、
    前記マグネットローラを内部に収納する円筒状のスリーブと、
    前記スリーブの両端にそれぞれ接続されたフランジ部と、
    前記フランジ部を前記マグネットローラに対して相対的に回動可能に支持する軸受とを備え、
    前記ロール部を軸方向に垂直な面で切ったときの断面形状は異形状であり、
    前記軸部のまわりにおいて前記ロール部と前記軸受との間に、リング状のスペーサが配置されている、画像形成装置。
  5. 前記スペーサの厚みは0.1mm以上1mm以下である、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記スペーサの材料は、フッ素系、ポリアセタール系およびポリエチレン系の中から選択されるいずれかの材料である、請求項4または5に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像装置は着脱可能である、請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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