JP2021021266A - コンクリート構造物の構築方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】施工完了後に型枠を撤去する必要がなく、廃材も出ず、硬化剤硬化前に型枠形構造物の倒壊の危険性もないコンクリート構造物の構築方法を提供する。【解決手段】設置面1上に自立設置可能なコンクリート製の支持ブロック2を設置面1上の複数箇所に間隔を置いて設置すると共に、設置面1上の複数箇所で支持ブロック2を上下に積み上げて成るブロック積層支柱4を形成し、複数箇所のブロック積層支柱4間に壁パネル3を配設して連結固定することにより、複数の壁パネル3で囲繞された硬化剤注入空間5を有する型枠形構造物6を形成し、硬化剤注入空間5に硬化剤7を注入して硬化させることで、複数の壁パネル3が外壁として機能するコンクリート構造物8を形成する。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、道路脇に設備される擁壁などを構築可能なコンクリート構造物の構築方法に関するものである。
従来のコンクリート構造物の構築方法として、多数のコンクリート製の型枠パネルを枠組みし、この枠組みされた多数の型枠パネル内にコンクリートなどの硬化剤を打設して硬化させ、硬化剤硬化後に型枠パネルが外表面に残存する(型枠パネルが外壁として機能する)コンクリート製構造物を構築する工法が知られており(例えば、特許文献1の図8参照)、この従来工法によれば、施工完了後に型枠を撤去する必要がなく、型枠資材等の廃材も発生しないというメリットがある。
特許第3749424号公報
上記した従来のコンクリート構造物の構築方法は、多数の型枠パネルがそれ単体では自立できないので、現場で型枠パネルに鉄筋杭を溶接し、この鉄筋杭を型枠パネル背面側の設置面に杭打ちすることで立ち姿勢を維持して枠組みを形成しているが、多数の型枠パネルを細い鉄筋による支えのみで立たせているので枠組みの保持強度に不安があり、この枠組み内に硬化剤を打設して硬化剤が硬化するまでは倒壊の危険性を孕んでいた。
本発明は、このような従来工法の問題点に注目し、これを解消しようとするもので、従来工法同様に施工完了後に型枠を撤去する必要も廃材も発生せず、壁パネルが安定的に支えられた型枠形構造物を形成できて硬化剤注入・硬化前に倒壊の危険性がない施工性・安全性に優れたコンクリート構造物の構築方法を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
設置面1上に自立設置可能且つ上下多段に積み上げ可能なコンクリート製の支持ブロック2と、間隔を置いて設置されたこの支持ブロック2間に連結固定するコンクリート製の壁パネル3とを用いて行うコンクリート構造物の構築方法であって、前記支持ブロック2を設置面1上の複数箇所に間隔を置いて設置すると共に、設置面1上の複数箇所で支持ブロック2を上下に積み上げてブロック積層支柱4を形成し、この複数箇所のブロック積層支柱4間に前記壁パネル3を配設して連結固定することにより、複数の壁パネル3で囲繞された硬化剤注入空間5を有する型枠形構造物6を形成し、この型枠形構造物6内の前記硬化剤注入空間5に硬化剤7を注入して硬化させることで、複数の壁パネル3が外壁として機能するコンクリート構造物8を形成することを特徴とするコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
また、複数の前記壁パネル3で全周囲が囲繞された前記硬化剤注入空間5を有する前記型枠形構造物6を形成し、この型枠形構造物6内の前記硬化剤注入空間5に硬化剤7を注入して硬化させることで、複数の壁パネル3が全周囲で外壁として機能するコンクリート構造物8を形成することを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
また、前記支持ブロック2の上部に係止凸部9が一体成形され、この係止凸部9が係止可能な係合凹部10が前記支持ブロック2の底部に一体成形されていて、係止凸部9を係合凹部10に係止することにより支持ブロック2が積み上げ可能に構成されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
また、前記支持ブロック2は、前記壁パネル3を支持して連結固定可能な傾斜壁11と垂直壁12を備え、この支持ブロック2を上下多段に積み上げて前記ブロック積層支柱4を形成する際に、複数の前記傾斜壁11が面一状態で上下に連続して前記壁パネル3を傾斜状態に支持可能な傾斜支持壁13を有する前記ブロック積層支柱4と、複数の前記垂直壁12が面一状態で上下に連続して前記壁パネル3を垂直状態に支持可能な垂直支持壁14を有するブロック積層支柱4とを選択して形成可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
また、前記支持ブロック2は、前記壁パネル3を支持して連結固定可能な前壁部11と後壁部12を備え、この前壁部11と後壁部12のいずれか一方が傾斜壁11に形成されていると共に、いずれか他方が垂直壁12に形成されており、この支持ブロック2は、前壁部11と後壁部12の向きを揃えた状態で上下に積み上げ可能であって、且つ前壁部11と後壁部12の向きを前後反転させた状態でも上下に積み上げ可能に構成されていて、支持ブロック2を上下に積み上げて前記ブロック積層支柱4を形成する際に、複数の前記傾斜壁11が面一状態で上下に並べられた前記壁パネル3を傾斜状態に支持可能な傾斜支持壁13を有する前記ブロック積層支柱4と、複数の前記垂直壁12が面一状態で上下に並べられた前記壁パネル3を垂直状態に支持可能な垂直支持壁14を有するブロック積層支柱4と、前記傾斜壁11と前記垂直壁12とが上下に並べられた前記壁パネル3を傾斜状態から垂直状態へ切替えて支持可能若しくは壁パネル3を垂直状態から傾斜状態へ切替えて支持可能な勾配切替え支持壁15を有するブロック積層支柱4とを選択して形成可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
また、前記支持ブロック2は、前記壁パネル3を支持して連結固定可能な傾斜壁11と垂直壁12を備え、前記係合凹部10は、複数の前記傾斜壁11を面一状態で上下に並べて支持ブロック2を積み上げ可能な傾斜積み用係合凹部10Aと、複数の前記垂直壁12を面一状態で上下に並べて支持ブロック2を積み上げ可能な垂直積み用係合凹部10Bと、前記傾斜壁11と前記垂直壁12とを上下に並べて支持ブロック2を積み上げ可能な勾配切替え積み用係合凹部10Cとが設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、上記従来工法と同様に施工完了後に型枠を撤去する必要がなく廃材も発生せず、しかも、支持ブロックが自立設置可能であるため、この支持ブロックを上下に積み上げて形成されたブロック積層支柱も設置面上で安定的に自立することなり、安定的に自立するこの複数のブロック積層支柱間に、壁パネルを安全に連結固定することができると共に、形成された型枠形構造物は倒壊の心配がなく、この安定的な型枠形構造物内の硬化剤注入空間に硬化剤を注入し硬化させて複数の壁パネルが外壁として機能するコンクリート構造物を安全に構築することができる極めて実用性に優れたコンクリート構造物の構築方法となる。
また、請求項2記載の発明においては、全周囲が壁パネル(外壁)で構成されるコンクリート構造物を容易に構築できる極めて実用性に優れたコンクリート構造物の構築方法となる。
また、請求項3記載の発明においては、上下多段に積み上げ可能な支持ブロックの構成を簡易構成にして容易に設計実現可能となる一層実用性に優れたコンクリート構造物の構築方法となる。
また、請求項4記載の発明においては、外壁(壁パネル)が傾斜壁となるコンクリート構造物と、外壁が垂直壁となるコンクリート構造物とを、現場状況等に応じて選択して構築可能となる一層実用性に優れたコンクリート構造物の構築方法となる。
また、請求項5,6記載の発明においては、外壁(壁パネル)が傾斜壁となるコンクリート構造物と、外壁が垂直壁となるコンクリート構造物と、外壁が傾斜壁と垂直壁の混在壁となるコンクリート構造物とを、現場状況等に応じて選択して構築可能となる一層実用性に優れたコンクリート構造物の構築方法となり、特に請求項6記載の発明のように構成することで、上記外壁パターンを選択可能な支持ブロックの積み上げ構造を簡易構造にして容易に設計実現可能となる。
実施例1の支持ブロックを示す斜視図である。 実施例1の壁パネルを示す斜視図である。 実施例1の基礎ブロックを示す斜視図である。 実施例1の構築手順1を示す説明図である。 実施例1の構築手順2を示す説明図である。 実施例1の構築手順3を示す説明図である。 実施例1の型枠形構造物を示す平面図である。 実施例1の支持ブロック(の傾斜壁)と壁パネルとの連結固定構造を示す説明拡大斜視図である。 実施例1の支持ブロック(の垂直壁)と壁パネルとの連結固定構造を示す説明拡大斜視図である。 実施例1の支持ブロックを用いて勾配切替え支持壁を有するブロック積層支柱を形成し、このブロック積層支柱に壁パネルを連結固定して形成した型枠形構造物を示す説明側面図である。 実施例1の支持ブロックを用いて、図10とは異なる勾配切替え支持壁を有するブロック積層支柱を形成した場合を示す説明側面図である。 実施例2の型枠構造物を示す平面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明のコンクリート構造物の構築方法は、設置面1上に自立設置可能且つ上下多段に積み上げ可能なコンクリート製の支持ブロック2と、間隔を置いて設置されたこの支持ブロック2間に連結固定するコンクリート製の壁パネル3とを用いる。
先ず、支持ブロック2を設置面1上の複数箇所に間隔を置いて設置すると共に、設置面1上の複数箇所で支持ブロック2を上下に積み上げてブロック積層支柱4を形成する。
この際、支持ブロック2は、設置面1上に自立設置可能であることにより、この支持ブロック2を上下に積み上げて形成された前記ブロック積層支柱4も、設置面1上で安定的に自立する。
次いで、複数箇所のブロック積層支柱4間に前記壁パネル3を連結固定することにより、複数の壁パネル3で囲繞された硬化剤注入空間5を有する型枠形構造物6を形成する。
この際、安定的に自立する複数のブロック積層支柱4間に、壁パネル3を安全に連結固定することができ、これによって形成された型枠形構造物6も、壁パネル3が自立するブロック積層支柱4間にしっかりと連結固定されて安定的な構造となっているので、倒壊の心配はない。
尚、請求項1中の「複数の壁パネルで囲繞された硬化剤注入空間を有する型枠形構造物を形成し」なる記載は、複数の壁パネル3で全周囲が囲繞された硬化剤注入空間5を有する型枠形構造物6を形成する場合だけでなく、例えば一部が土壁面や土壁面を覆う擁壁ブロック26の擁壁面27などで囲繞されている(複数の壁パネル3が全周囲に存在するのではなく、一部が別の壁によって囲繞された硬化剤注入空間5を有する)ような型枠形構造物6を形成する場合をも含む意味合いで用いているものである。
次いで、この型枠形構造物6内の前記硬化剤注入空間5に硬化剤7を注入し、硬化剤7を硬化させることで、複数の壁パネル3が外壁として機能するコンクリート構造物8を形成する。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図11に基づいて説明する。
本実施例は、設置面1上に敷設載置するコンクリート製の基礎ブロック17と、この基礎ブロック17上に載置されることによりこの基礎ブロック17を介して設置面1上に自立設置可能で且つ上下多段に積み上げ可能なコンクリート製の支持ブロック2と、間隔を置いて設置されたこの支持ブロック2間に架設状態で連結固定するコンクリート製の壁パネル3とを用いて行うコンクリート構造物の構築方法である。
本実施例の基礎ブロック17は、図3に示すように、左右幅が2000mm程度,前後幅が1100mm程度の横長な平面視長方形板状体であって、上面の前後位置に後述する支持ブロック2底部の係合凹部10に係止する凸条18を有する形状に一体成形されている(図4〜図6参照)。
また、この基礎ブロック17の前後の凸条18には、夫々の上面に、前記支持ブロック2間に連結固定される前記壁パネル3の下端部を載置状態に支持する支持部19が設けられている。
具体的には、前側の凸条18は、その上面の途中部に傾斜上面を有してこの傾斜上面が、支持ブロック2に傾斜状態で連結固定される前記壁パネル3の下端部を載置支持する傾斜支持部19Aとして構成され、後側の凸条18は、水平上面を有してこの水平上面が、支持ブロック2に垂直状態で連結固定される壁パネル3の下端部を載置支持する水平支持部19Bとして構成されている(図4〜図6参照)。
本実施例の支持ブロック2は、図1に示すように、前壁部11と、後壁部12と、この前壁部11と後壁部12の下端間に架設される底壁部16とから成る側面視で転コ字形の板状体であって、左右幅が500mm程度、前後幅が800mm程度、高さが450mm程度のブロック体に一体成形されている。尚、本実施例では、説明の都合上、前壁部11と後壁部12という文言を用いているが、厳密な意味での前壁,後壁を定めているものはない(後述するように、後壁部12が前壁として機能する(外側に配される)場合もある。)。
また、この支持ブロック2は、前壁部11と後壁部12とに前記壁パネル3を支持して連結固定可能に構成され、更に前壁部11は、後壁部12側に向かって傾斜する傾斜壁11に形成(一体成形)されていると共に、後壁部12は垂直壁12に形成(一体成形)されている。
また、この前壁部11は、壁パネル3を面接支持する前(外側)面部が垂直に対し26〜28°程後方に傾斜する傾斜壁11に一体成形されていると共に、前記後壁部12は、壁パネル3を面接支持する後(外側)面部が略垂直な垂直壁12に一体成形されている。
即ち、前壁部11は、その外側面部に壁パネル3を傾斜状態に支持して連結固定可能に構成され、後壁部12は、その外側面部に壁パネル3を垂直状態に支持して連結固定可能に構成されている。
また、この支持ブロック2の底部の下面には、この支持ブロック2の左右方向に長さを有する凹溝状の係合凹部10が前後方向に間隔を置いた四箇所に設けられ(一体成形され)ており、このうち最も前側と最も後側に存する係合凹部10には、この支持ブロック2を前記基礎ブロック17に設置した際に基礎ブロック17の前後の前記凸条18が係止するように構成されており、これにより基礎ブロック17に対し支持ブロック2が前後方向へズレ止め状態で設置されるように構成されている。
尚、設置面1に敷設載置された基礎ブロック17上には、支持ブロック2を、その前壁部11側を前記傾斜支持部19A側に、後壁部12側を前記水平支持部19B側に配して載置設置する。
また、この支持ブロック2の前後の上端部は、前記係合凹部10に係止可能な係止凸部9として構成されており、一方、支持ブロック2底部の四箇所の係合凹部10は、前壁部11(傾斜壁11)側から数えて一番目と三番目の係合凹部10間の距離が、前後の係止凸部9間の距離と合致し、且つ前壁部11側から数えて二番目と四番目の係合凹部10間の距離も、前後の係止凸部9間の距離と合致するように構成されている。
即ち、四箇所の係合凹部10は、前壁部11側から数えて一番目と三番目とが対をなしてこの一番目と三番目の係合凹部10に支持ブロック2の前後の係止凸部9を係止でき、且つ前壁部11側から数えて二番目と四番目も対をなしてこの二番目と四番目の係合凹部10に前後の係止凸部9を係止できるように構成されており、係止凸部9を係合凹部10に係止することで支持ブロック2を上下に積み上げ設置できて、複数の支持ブロック2で成るブロック積層支柱4を形成できるように構成されている。
また、前壁部11側から数えて一番目と三番目の係合凹部10は、傾斜積み用係合凹部10Aとして構成されていて、この傾斜積み用係合凹部10Aを利用し且つ前壁部11と後壁部12の向きを揃えた状態で支持ブロック2を上下に積み上げると、各支持ブロック2の前記傾斜壁11(前壁部11)が面一状態で上下に並べられた前記壁パネル3を傾斜状態に支持可能な傾斜支持壁13を有する前記ブロック積層支柱4が形成され、一方、前壁部11側から数えて二番目と四番目の係合凹部10は、垂直積み用係合凹部10Bとして構成されていて、この垂直積み用係合凹部10Bを利用し且つ前壁部11と後壁部12の向きを揃えた状態で支持ブロック2を上下に積み上げると、各支持ブロック2の前記垂直壁12(後壁部12)が面一状態で上下に並べられた前記壁パネル3を垂直状態に支持可能な垂直支持壁14を有する前記ブロック積層支柱4が形成されるように構成されている(図4〜図6参照)。
即ち、傾斜外壁(傾斜壁パネル3)を有するコンクリート構造物8(型枠形構造物6)を構築したい場合には、傾斜支持壁13を有するブロック積層支柱4を、その傾斜支持壁13が外向きとなるように形成したものを使用し、垂直外壁(垂直壁パネル3)を有するコンクリート構造物8(型枠形構造物6)を構築したい場合には、垂直支持壁14を有するブロック積層支柱4を、その垂直支持壁14が外向きとなるように形成したものを使用する。
本実施例の壁パネル3は、傾斜設置若しくは垂直設置されるもので、図2に示すように、左右幅が2000mm程度の横長な正面視長方形板状体に一体成形されている。
また、この壁パネル3は、傾斜設置タイプ3Aと垂直設置タイプ3Bとが用意されている。
傾斜設置タイプ3Aと垂直設置タイプ3Bとは、互いに上下幅が異なる仕様で、夫々が連結固定される前記支持ブロック2の傾斜壁11と垂直壁12の上下幅に対応する上下幅を有するように構成されている。
即ち、前記支持ブロック2は、傾斜壁11と垂直壁12の上端部(係止凸部9)が同一高さに配される形状に形成されていて、傾斜壁11の前(外側)面部の上下幅が垂直壁12の後(外側)面部の上下幅よりも幅広に設定されているため、これに応じて、傾斜設置タイプ3Aの上下幅は1000mm程度、垂直設置タイプ3Bの上下幅は900mm程度に設定構成されている。
更に詳しくは、この壁パネル3は、傾斜設置タイプ3Aが前記支持ブロック2の傾斜壁11の前面部の上下幅の約二倍の上下幅を有し、垂直設置タイプ3Bが支持ブロック2の垂直壁12の後面部の上下幅の約二倍の上下幅を有している。
即ち、一枚の壁パネル3は、傾斜設置タイプ3Aが、上下二段に積み上げた支持ブロック2で成るブロック積層支柱4の傾斜支持壁13に対して納まり良く支持され、垂直設置タイプ3Bが、上下二段に積み上げた支持ブロック2で成るブロック積層支柱4の垂直支持壁14に対して納まり良く支持されて連結固定し得るように構成されている。
また、この壁パネル3は、その上下端部に、複数の壁パネル3を上下に積み上げた際に、上下の壁パネル3同志の前後方向への位置ズレを防止するズレ止め段差20が設けられ(一体成形され)ている。
本実施例の、前記支持ブロック2への前記壁パネル3の連結固定構造を説明する。
図8,図9に示すように、支持ブロック2の傾斜壁11並びに垂直壁12には、高さ方向中ほどの左右両端部に内向きに凹設する形状のボルト通し用切欠部21が設けられ(傾斜壁11並びに垂直壁12が左右両端にボルト通し用切欠部21を有する形状に一体成形され、)、一方、壁パネル3の後面部には、その左右両側の上部寄り位置と中ほどよりやや下方位置とに、壁パネル3の前面部にまでは到達しない孔長のボルト止着孔22が穿設されている。
そして、傾斜壁11の前面部若しくは垂直壁12の後面部に壁パネル3を支持した後、傾斜壁11若しくは垂直壁12の内側(裏面側)から帯状の連結プレート24を装着した連結ボルト23を挿通させてボルト先端を前記ボルト止着孔22に止着することで、傾斜壁11若しくは垂直壁12に壁パネル3を連結固定し得るように構成されている。
この際、ボルト通し用切欠部21が傾斜壁11及び垂直壁12の側部を開放する切欠形状に形成されているため、傾斜壁11及び垂直壁12の裏面側や側方からボルト止着孔22を目視で確認しつつボルト通し用切欠部21に連通させることができ、壁パネル3の連結固定作業を容易に且つスピーディーに行うことができる。
尚、ボルト止着孔22への連結ボルト23の止着構造は、詳しく図示していないが、ボルト止着孔22内に接着剤などを充填して連結ボルト23を止着する構造が採用されている。この連結ボルト23の止着構造は、例えばボルト止着孔22にインサートナットが埋め込まれてこのインサートナットに連結ボルト23を止着(螺着)する構造や、その他の止着構造が採用されていても良い。
また、図面は、傾斜壁11若しくは垂直壁12に二枚の壁パネル3の右端部と左端部を突き合せ状態に支持して連結固定し得るように、ボルト通し用切欠部21の形成位置やボルト止着孔22の形成位置が設定構成されている。
図中符号25は、傾斜壁11の前(外側)面部と裏側(内側)面部との傾斜角度の違い(図面は、傾斜壁11の裏側面部の傾斜角度が、壁パネル3を支持する傾斜壁11前面部の傾斜角度とは異なる緩傾斜面に形成されている場合を示している。)から生じる連結ボルト23(の頭部)と連結プレート24の角度差を吸収するためのスペーサーである。
次に、図4〜図7を用いて本実施例のコンクリート構造物8の構築方法を説明する。
先ず、複数の基礎ブロック17を設置面1上に枠状(例えば図7に示すような平面視長方形枠状)に敷設載置し(図4(a)参照)、この基礎ブロック17を介して支持ブロック2を設置面1上の複数箇所に間隔を置いて設置する(図7参照)と共に、設置面1上の複数箇所で支持ブロック2を上下二段に積み上げてブロック積層支柱4を形成する(図4(b)参照)。
続いて、複数箇所のブロック積層支柱4間に前記壁パネル3を架設状態に支持して連結固定することにより、複数の壁パネル3で囲繞された硬化剤注入空間5を有する型枠形構造物6を形成する(図4(c)及び図7参照)。
図面は、平面視長方形枠状をなすように組まれた複数の壁パネル3で全周囲が囲繞された型枠形構造物6を形成すると共に、対向する外壁(壁パネル3)の一方が傾斜壁で他方が垂直壁となる型枠形構造物6を形成した場合を示している。尚、対向する外壁(壁パネル3)が双方とも傾斜壁である型枠構造物6や双方とも垂直壁である型枠形構造物6を形成することも可能である。
続いて、この型枠形構造物6内の前記硬化剤注入空間5に、生コンクリートなどの硬化剤7を注入して硬化させる(図5(d)参照)。尚、図面は、硬化剤7を一段目の支持ブロック2の上端付近にまで注入して硬化させた場合を示しているが、この硬化剤7の注入量は適宜設計変更し得るものである。
続いて、この型枠形構造物6の複数の前記ブロック積層支柱4上に前記支持ブロック2を更に二段積み上げて複数のブロック積層支柱4の高さを延長してから、型枠形構造物6の壁パネル3上に壁パネル3を積み上げ、この積み上げた壁パネル3を複数のブロック積層支柱4の延長部4A間に配設して連結固定することにより型枠形構造物6の高さを延長し(図5(e)参照)、この型枠形構造物6の延長部6A内の硬化剤注入空間5内に硬化剤7を注入して硬化させる(図5(f)参照)。
続いて、支持ブロック2を更に二段積み上げ壁パネル3も積み増しして型枠形構造物6の高さを延長し、この型枠形構造物6の延長部6A内の硬化剤注入空間5内に硬化剤7を注入する工程を繰り返して、所望高さの前記コンクリート構造物8を形成する(図6(g),(h)参照)。
また、本実施例の支持ブロック2は、上記のように前壁部11と後壁部12の向きを揃えた状態で上下に積み上げ可能であるが、前壁部11と後壁部12の向きを前後反転させた状態でも上下に積み上げ可能に構成されている。
この場合、下段側の支持ブロック2対して向きを前後反転させた上段側の支持ブロック2は、前壁部11側から数えて一番目と三番目の係合凹部10若しくは二番目と四番目の係合凹部10が勾配切替え積み用係合凹部10Cとして機能するように構成されている。
即ち、例えば、傾斜壁11(前壁部11)が外側を向くようにして設置されている支持ブロック2の上部に向きを前後反転させた支持ブロック2を積み上げる場合には、積上げる支持ブロック2の前壁部11から数えて二番目と四番目の係合凹部10が勾配切替え積み用係合凹部10Cとなり、この勾配切替え積み用係合凹部10Cを利用して支持ブロック2を積み上げると、傾斜壁11の上方に垂直壁12(後壁部12)が連続した勾配切替え支持壁15を有する前記ブロック積層支柱4が形成され(図10参照)、垂直壁12が外側を向くようにして設置されている支持ブロック2の上部に向きを前後反転させた支持ブロック2を積み上げる場合には、積上げる支持ブロック2の前壁部11から数えて一番目と三番目の係合凹部10が勾配切替え積み用係合凹部10Cとなり、この勾配切替え積み用係合凹部10Cを利用して支持ブロック2を積み上げると、垂直壁12の上方に傾斜壁11が連続した勾配切替え支持壁15を有する前記ブロック積層支柱4が形成される(図11参照)ように構成されている。
また、この場合、前記壁パネル3は、勾配切替え接続タイプ3Cを使用する。
この勾配切替え接続タイプ3Cは、垂直設置された壁パネル3(垂直設置タイプ3B)の下段側に傾斜配設される下段接続傾斜タイプと、垂直設置された壁パネル3(垂直設置タイプ3B)の上段側に傾斜配設される上段接続傾斜タイプ(図示省略)の二タイプが用意されていて、下段接続傾斜タイプは、上端部が上段に配される垂直設置タイプ3Bの下端部を載置可能な傾斜面に形成(一体成形)されており、上段接続傾斜タイプは、下端部が下段に配される垂直設置タイプ3Bの上端部に載置可能な傾斜面に形成(一体成形)されている。
従って、本実施例では、支持ブロック2を上下に積み上げて前記ブロック積層支柱4を形成する際に、前記傾斜支持壁13を有する前記ブロック積層支柱4と、前記垂直支持壁14を有するブロック積層支柱4と、前記勾配切替え支持壁15を有するブロック積層支柱4とを現場状況等に応じて選択して形成可能に構成されている。
本発明の具体的な実施例2について図12に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1とは異なり、予め施工されている擁壁ブロック26の擁壁面27の外側に壁パネル3が平面視コ字状をなす前記型枠形構造物6を形成した場合(既存の擁壁ブロック26の擁壁面27が型枠の一部として機能するように構成した場合)である。即ち、既存の擁壁を補強するような形のコンクリート構造物8を形成した場合である。
また、図面は、壁パネル3を全て垂直に支持して連結固定した型枠形構造物6を形成した場合を示している。
他の構成は前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1,2に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 設置面
2 支持ブロック
3 壁パネル
4 ブロック積層支柱
5 硬化剤注入空間
6 型枠形構造物
7 硬化剤
8 コンクリート構造物
9 係止凸部
10 係合凹部
10A 傾斜積み用係合凹部
10B 垂直積み用係合凹部
10C 勾配切替え積み用係合凹部
11 傾斜壁
12 垂直壁
13 傾斜支持壁
14 垂直支持壁
15 勾配切替え支持壁

Claims (6)

  1. 設置面上に自立設置可能且つ上下多段に積み上げ可能なコンクリート製の支持ブロックと、間隔を置いて設置されたこの支持ブロック間に連結固定するコンクリート製の壁パネルとを用いて行うコンクリート構造物の構築方法であって、前記支持ブロックを設置面上の複数箇所に間隔を置いて設置すると共に、設置面上の複数箇所で支持ブロックを上下に積み上げてブロック積層支柱を形成し、この複数箇所のブロック積層支柱間に前記壁パネルを配設して連結固定することにより、複数の壁パネルで囲繞された硬化剤注入空間を有する型枠形構造物を形成し、この型枠形構造物内の前記硬化剤注入空間に硬化剤を注入して硬化させることで、複数の壁パネルが外壁として機能するコンクリート構造物を形成することを特徴とするコンクリート構造物の構築方法。
  2. 複数の前記壁パネルで全周囲が囲繞された前記硬化剤注入空間を有する前記型枠形構造物を形成し、この型枠形構造物内の前記硬化剤注入空間に硬化剤を注入して硬化させることで、複数の壁パネルが全周囲で外壁として機能するコンクリート構造物を形成することを特徴とする請求項1記載のコンクリート構造物の構築方法。
  3. 前記支持ブロックの上部に係止凸部が一体成形され、この係止凸部が係止可能な係合凹部が前記支持ブロックの底部に一体成形されていて、係止凸部を係合凹部に係止することにより支持ブロックが積み上げ可能に構成されていることを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法。
  4. 前記支持ブロックは、前記壁パネルを支持して連結固定可能な傾斜壁と垂直壁を備え、この支持ブロックを上下多段に積み上げて前記ブロック積層支柱を形成する際に、複数の前記傾斜壁が面一状態で上下に連続して前記壁パネルを傾斜状態に支持可能な傾斜支持壁を有する前記ブロック積層支柱と、複数の前記垂直壁が面一状態で上下に連続して前記壁パネルを垂直状態に支持可能な垂直支持壁を有するブロック積層支柱とを選択して形成可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法。
  5. 前記支持ブロックは、前記壁パネルを支持して連結固定可能な前壁部と後壁部を備え、この前壁部と後壁部のいずれか一方が傾斜壁に形成されていると共に、いずれか他方が垂直壁に形成されており、この支持ブロックは、前壁部と後壁部の向きを揃えた状態で上下に積み上げ可能であって、且つ前壁部と後壁部の向きを前後反転させた状態でも上下に積み上げ可能に構成されていて、支持ブロックを上下に積み上げて前記ブロック積層支柱を形成する際に、複数の前記傾斜壁が面一状態で上下に並べられた前記壁パネルを傾斜状態に支持可能な傾斜支持壁を有する前記ブロック積層支柱と、複数の前記垂直壁が面一状態で上下に並べられた前記壁パネルを垂直状態に支持可能な垂直支持壁を有するブロック積層支柱と、前記傾斜壁と前記垂直壁とが上下に並べられた前記壁パネルを傾斜状態から垂直状態へ切替えて支持可能若しくは壁パネルを垂直状態から傾斜状態へ切替えて支持可能な勾配切替え支持壁を有するブロック積層支柱とを選択して形成可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法。
  6. 前記支持ブロックは、前記壁パネルを支持して連結固定可能な傾斜壁と垂直壁を備え、前記係合凹部は、複数の前記傾斜壁を面一状態で上下に並べて支持ブロックを積み上げ可能な傾斜積み用係合凹部と、複数の前記垂直壁を面一状態で上下に並べて支持ブロックを積み上げ可能な垂直積み用係合凹部と、前記傾斜壁と前記垂直壁とを上下に並べて支持ブロックを積み上げ可能な勾配切替え積み用係合凹部とが設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のコンクリート構造物の構築方法。
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