JP2021020256A - 開先加工機及び開先加工機の固定方法 - Google Patents

開先加工機及び開先加工機の固定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既設状態にあり、エルボやティーなど屈曲部を有する管継手の端部に開先加工を実行する際、内径側から加工対象である管継手に固定する内チャック機構を有する開先加工機を提供する。【解決手段】管継手の端部を切削する切削刃11を回転させる駆動部2と、駆動部2を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の底部に内接する第1内接部材51と、駆動部2を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の内側に内接する第2内接部材52と、駆動部2を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の外側に内接する第3内接部材53と、第1内接部材51と駆動部2とを連結するシャフト3と、シャフト3を回転させ、第1内接部材51を底部に押圧するハンドル9と、第2内接部材52とシャフト3とを連結する第1ネジシャフト82と、第3内接部材53とシャフト3とを連結する第2ネジシャフト83と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、発電プラントや化学プラントなどの設備に使用される屈曲部を有する管継手の端部に対して、開先加工を実行する際に使用する開先加工機及び開先加工機の固定方法に関する。
発電プラントや化学プラントなどの設備に使用され管継手であって、この管継手の端部と配管(鋼管)の端部とを接合する場合、又は、この管継手の端部と管継手の端部とを接合する場合には、突合せ溶接を使用する。
この突合せ溶接を実行する際には、双方の端部に開先加工(形状加工)を実行する。
特に、既に設備に設置されている状態(既設状態)にある管継手の一部を切断し、この既設状態にある管継手と相手側部材となる配管や管継手とを溶接する場合には、開先加工機にて、既設状態にある管継手の端部と相手側部材となる配管や管継手の端部とを、テーパ構造又は山切り構造などに切削し、必要な開先形状に加工する(開先加工を実行する)必要がある。
この配管や管継手の端部への開先加工は、金属材質の切削刃を、この配管や管継手の端部に押し当て、動力を加えて、切削刃を回転させることにより、必要な開先形状に加工する。
また、加工対象である配管や管継手の固定には、外径側から固定する外チャック機構又は内径側から固定する内チャック機構の2種類のタイプがある。
こうした本技術分野における背景技術として、特開2008−260079号公報(特許文献1)がある。
特許文献1には、設備に接続されたパイプの端部に開先加工を実行するパイプ開先加工機であって、パイプの端部から発生する切粉や粉塵などの異物がパイプ内に入り込むことを防止し、パイプ内に残った異物を確実に除去することができるパイプ開先加工機が記載されている。そして、特許文献1には、パイプの開口の断面積よりも大きい断面積を有するスポンジを有し、このスポンジが、チャック機構に装着されるパイプ開先加工機が記載されている(要約参照)。
特開2008−260079号公報
特許文献1には、既設状態にあるパイプ(配管)の端部に開先加工を実行するパイプ開先加工機(開先加工機)が記載されている。
しかし、特許文献1には、既設状態にあるエルボやティーなど屈曲部を有する管継手の端部に、開先加工を実行する開先加工機については、記載されていない。
そこで、本発明は、既設状態にあり、エルボやティーなど屈曲部を有する管継手の端部に開先加工を実行する際、内径側から加工対象である管継手に固定する内チャック機構を有する開先加工機及び開先加工機の固定方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明の開先加工機は、管継手の端部を切削する切削刃を回転させる駆動部と、駆動部を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の底部に内接する第1内接部材と、駆動部を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の内側に内接する第2内接部材と、駆動部を管継手の内径側から固定し、管継手の屈曲部の外側に内接する第3内接部材と、第1内接部材と駆動部とを連結するシャフトと、シャフトを回転させ、第1内接部材を底部に押圧するハンドルと、第2内接部材とシャフトとを連結する第1ネジシャフトと、第3内接部材とシャフトとを連結する第2ネジシャフトと、を有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明の開先加工機の固定方法は、管継手の端部を切削する切削刃を回転させる駆動部を、管継手の内径側から固定するものであって、駆動部とシャフトを介して連結され、管継手の屈曲部の底部に内接する第1内接部材を、シャフトを回転させ、管継手の内径側から固定する工程と、管継手の屈曲部の内側に内接する第2内接部材を、シャフトの回転により、第2内接部材とシャフトとを連結する第1ネジシャフトを伸長させ、管継手の内径側から固定する工程と、管継手の屈曲部の外側に内接する第3内接部材を、シャフトの回転により、第3内接部材とシャフトとを連結する第2ネジシャフトを伸長させ、管継手の内径側から固定する工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、既設状態にあり、エルボやティーなど屈曲部を有する管継手の端部に開先加工を実行する際、内径側から加工対象である管継手に固定する内チャック機構を有する開先加工機及び開先加工機の固定方法を提供することができる。
なお、上記した以外の課題、構成及び効果は、下記する実施例の説明により明らかにされる。
本実施例に記載する開先加工機100の断面構成を説明する断面図である。 本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト82及びネジシャルト83との関係を説明する説明図である。 本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト84及びネジシャフト85との関係を説明する説明である。 本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2を説明する説明図である。 本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2の内周歯車23と外周歯車24との関係を説明する説明図である。 本実施例に記載する開先加工機100が管継手1の端部に開先加工を実行する前の状態を説明する説明図である。 本実施例に記載する開先加工機100が管継手1の端部に開先加工を実行している状態を説明する説明図である。
以下、図面を使用して、本発明の実施例を説明する。なお、実質的に同一又は類似の構成には、同一の符号を付し、説明が重複する場合には、その説明を省略する場合がある。
まず、本実施例に記載する開先加工機100の断面構成を説明する。
図1は、本実施例に記載する開先加工機100の断面構成を説明する断面図である。
本実施例に記載する開先加工機100は、特に、既設状態(既に設備に設置されている状態)にあるエルボやティーなど屈曲(湾曲)部を有する管継手の端部に、開先加工を実行するものである。そして、開先加工機100とこの管継手とを管継手の内径側から固定する内チャック機構のタイプである。
なお、本実施例では、特に、エルボ(以下「管継手1」と呼称する)を使用して、説明する。
また、設備とは、管継手1と接合する配管や管継手が設置されている、例えば、機器や容器などであるが、これに限定されず、管継手1が設置されているものであればよい。
本実施例に記載する開先加工機100は、管継手1の端部を切削する切削刃11を回転させる駆動部2と、駆動部2を管継手1の内径側から固定し、管継手1の屈曲部の底部に内接する内接部材(第1内接部材)51と、駆動部2を管継手1の内径側から固定し、管継手1の屈曲部の内側に内接する内接部材(第2内接部材)52と、駆動部2を管継手1の内径側から固定し、管継手1の屈曲部の外側に内接する内接部材(第3内接部材)53と、内接部材51と駆動部2とを連結するシャフト(軸心)3と、シャフト3を回転させ、内接部材51を底部に押圧する(押し付ける)ハンドル9と、内接部材52とシャフト3とを連結するネジシャフト(第1ネジシャフト)82と、内接部材53とシャフト3とを連結するネジシャフト(第2ネジシャフト)83と、を有する。
ネジシャフト82には、シャフト3の回転により、水平方向に移動する力が伝えられ、ネジシャフト82は水平方向に(管継手1の屈曲部の内側に向かって)移動(動作)する。
ネジシャフト83には、シャフト3の回転により、水平方向に移動する力が伝えられ、ネジシャフト83は水平方向に(管継手1の屈曲部の外側に向かって)移動(動作)する。
つまり、内接部材51は、シャフト3の先端部に設置され、管継手1の屈曲部の底部に押圧される。
また、内接部材52は、ネジシャフト82の先端部に設置され、管継手1の屈曲部の内側に押圧される。
また、内接部材53は、ネジシャフト83の先端部に設置され、管継手1の屈曲部の外側に押圧される。
なお、切削刃11は、アーム12により駆動部2に連結される。そして、切削刃11は、ロック機構13により、管継手1の直径(半径)に応じて、設置する位置に、固定される。
つまり、様々な口径(直径(半径))の管継手1に対して、開先加工を実行することができるように、切削刃11は、伸縮可能なアーム12に固定される。アーム12は、様々な口径の管継手1に対して、開先加工を実行することができるように、切削刃11が設置される位置を、調整する。
そして、ロック機構13は、アーム12を、様々な口径の管継手1に対して、開先加工を実行することができるように、切削刃11が設置される位置に、固定する。
このように、アーム12、ロック機構13を設置することにより、様々な口径の管継手1に対して、開先加工を実行することができる。
つまり、本実施例に記載する開先加工機100は、切削刃11が設置される位置(切削刃11の設置位置)を調整し、伸縮可能なアーム12と、アーム12を固定するロック機構13と、を使用し、様々な口径の管継手1に対して、開先加工を実行することができる。
なお、ハンドル9には、内接部材52及び内接部材53が、管継手1の屈曲部の内側及び管継手1の屈曲部の外側に固定された際に、シャフト3の回転を固定する機構(図示なし)が設置される。
次に、本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト82及びネジシャルト83との関係を説明する。
図2は、本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト82及びネジシャルト83との関係を説明する説明図である。
本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3には、歯車31が設置される。この歯車31は、シャフト3と共に回転する。
ネジシャフト82は、バネ機構42と内接部材52を接周面方向に固定するネジ機構72とを有する。
このネジ機構72は、歯車31の回転力を、ネジシャフト82を水平方向に移動させる力に、変換する。つまり、ネジシャフト82には歯車31の回転力が伝えられ、ネジシャフト82は、ネジシャフト82を水平方向に移動(動作)させるように、ネジ加工が施されるネジ機構72を有する。これにより、ネジシャフト82は、管継手1の屈曲部の内側に伸長する。
また、ネジシャフト82には、ネジ機構72と共に、更に、内接部材52を管継手1の屈曲部の内側に押圧するバネ機構42が設置される。バネ機構42は、ネジシャフト82の周りに設置されるバネ62Aとバネを固定するバネ止め62Bとを有する。これにより、ネジシャフト82が、管継手1の屈曲部の内側に伸長し、内接部材52が管継手1の屈曲部の内側に押し当り、更に、ネジシャフト82が管継手1の屈曲部の内側に伸長すると、バネ62Aが縮み、バネ62Aには反発力(シャフト3から管継手1の接周面に向かって作用する張力)が発生し、内接部材52を管継手1の屈曲部の内側に押圧する。
このように、バネ機構42及びネジ機構72の組合せにより、接周面に安定的に固定することができる。
ネジシャフト83は、バネ機構43と内接部材53を接周面方向に固定するネジ機構73とを有する。
このネジ機構73は、歯車31の回転力を、ネジシャフト83を水平方向に移動させる力に、変換する。つまり、ネジシャフト83には歯車31の回転力が伝えられ、ネジシャフト83は、ネジシャフト83を水平方向に移動(動作)させるように、ネジ加工が施されるネジ機構73を有する。これにより、ネジシャフト83は、管継手1の屈曲部の外側に伸長する。
また、ネジシャフト83には、ネジ機構73と共に、更に、内接部材53を管継手1の屈曲部の外側に押圧するバネ機構43が設置される。バネ機構43は、ネジシャフト83の周りに設置されるバネ63Aとバネを固定するバネ止め63Bとを有する。これにより、ネジシャフト83が、管継手1の屈曲部の外側に伸長し、内接部材53が管継手1の屈曲部の外側に押し当り、更に、ネジシャフト83が管継手1の屈曲部の外側に伸長すると、バネ63Aが縮み、バネ63Aには反発力(シャフト3から管継手1の接周面に向かって作用する張力)が発生し、内接部材53を管継手1の屈曲部の外側に押圧する。
このように、バネ機構43及びネジ機構73の組合せにより、接周面に安定的に固定することができる。
これにより、本実施例に記載する開先加工機100は、既設状態にある管継手1の端部に、確実に、開先加工を実行することができる。
なお、内接部材52の長さC2と内接部材53の長さC3とは、C2≧C3(C2はC3以上である)の関係であることが好ましい。これにより、内接部材52及び内接部材53を、より確実に、管継手1の屈曲部の内径側から、固定することができる。
なお、管継手が、ティーの場合には、C2=C3(C2とC3とはほぼ等しい)の関係であることが好ましい。
また、歯車31、ネジシャフト82のネジ機構72及びネジシャフト83のネジ機構73の周囲には、これらを保持する機構(図示なし)が設置される。
なお、図2中の矢印は、歯車31の回転方向及びネジシャフト82とネジシャフト83との移動方向である。
次に、本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト84及びネジシャフト85との関係を説明する。
図3は、本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3とネジシャフト84及びネジシャフト85との関係を説明する説明である。
本実施例に記載する開先加工機100のシャフト3には、歯車32が設置される。この歯車32は、シャフト3と共に回転する。
本実施例に記載する開先加工機100は、駆動部2を管継手1の内径側から固定し、管継手1の屈曲部に内接する内接部材54と、駆動部2を管継手1の内径側から固定し、管継手1の屈曲部に内接する内接部材55と、を有することが好ましい。
この内接部材54及び内接部材55は、内接部材52及び内接部材53を設置する方向に対して、直交する方向に設置する。これにより、より確実に、開先加工機100を、管継手1の屈曲部の内径側から、固定することができる。
内接部材54は、ネジシャフト84の先端部に設置され、管継手1の屈曲部に押圧される。内接部材55は、ネジシャフト85の先端部に設置され、管継手1の屈曲部に押圧される。
ネジシャフト84は、バネ機構44と内接部材54を接周面方向に固定するネジ機構74とを有する。
このネジ機構74は、歯車32の回転力を、ネジシャフト84を水平方向に移動させる力に、変換する。つまり、ネジシャフト84には歯車32の回転力が伝えられ、ネジシャフト84は、ネジシャフト84を水平方向に移動(動作)させるように、ネジ加工が施されるネジ機構74を有する。これにより、ネジシャフト84は、管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長する。
また、ネジシャフト84には、ネジ機構74と共に、更に、内接部材54を管継手1の屈曲部のサイド方向に押圧するバネ機構44が設置される。バネ機構44は、ネジシャフト84の周りに設置されるバネ64Aとバネを固定するバネ止め64Bとを有する。これにより、ネジシャフト84が、管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長し、内接部材54が管継手1の屈曲部のサイド方向に押し当り、更に、ネジシャフト84が管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長すると、バネ64Aが縮み、バネ64Aには反発力(シャフト3から管継手1の接周面に向かって作用する張力)が発生し、内接部材54を管継手1の屈曲部のサイド方向に押圧する。
このように、バネ機構44及びネジ機構74の組合せにより、接周面に安定的に固定することができる。
ネジシャフト85は、バネ機構45と内接部材55を接周面方向に固定するネジ機構75とを有する。
このネジ機構75は、歯車32の回転力を、ネジシャフト85を水平方向に移動させる力に、変換する。つまり、ネジシャフト85には歯車32の回転力が伝えられ、ネジシャフト85は、ネジシャフト85を水平方向に移動(動作)させるように、ネジ加工が施されるネジ機構75を有する。これにより、ネジシャフト85は、管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長する。
また、ネジシャフト85には、ネジ機構75と共に、更に、内接部材55を管継手1の屈曲部のサイド方向に押圧するバネ機構45が設置される。バネ機構45は、ネジシャフト85の周りに設置されるバネ65Aとバネを固定するバネ止め65Bとを有する。これにより、ネジシャフト85が、管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長し、内接部材55が管継手1の屈曲部のサイド方向に押し当り、更に、ネジシャフト85が管継手1の屈曲部のサイド方向に伸長すると、バネ65Aが縮み、バネ65Aには反発力(シャフト3から管継手1の接周面に向かって作用する張力)が発生し、内接部材55を管継手1の屈曲部のサイド方向に押圧する。
このように、バネ機構45及びネジ機構75の組合せにより、接周面に安定的に固定することができる。
なお、内接部材54の長さC4と内接部材55の長さC5とは、C4=C5(C4とC5とはほぼ等しい)の関係であることが好ましい。これにより、内接部材52及び内接部材53を、より確実に、管継手1の屈曲部の内径側から、固定することができると共に、シャフト3を管継手1の中心に設置することができる。
なお、管継手が、ティーの場合には、C2=C3(C2とC3とはほぼ等しい)の関係であることが好ましく、ネジシャフト84及び内接部材54、ネジシャフト85及び内接部材55を、省略することもできる。
なお、シャフト3に設置される歯車31が、シャフト3に設置される歯車32に対して、より上方(管継手1の底部より遠い位置)に設置されることが好ましい。これにより、内接部材52及び内接部材53を、より確実に、管継手1の屈曲部の内径側から、固定することができる。
また、歯車32、ネジシャフト84のネジ機構74及びネジシャフト85のネジ機構75の周囲には、これらを保持する機構(図示なし)が設置される。
なお、図3中の矢印は、歯車32の回転方向及びネジシャフト84とネジシャフト85との移動方向である。
また、開先加工機100の固定方法(開先加工機100を管継手1の内径側から固定する方法)は、以下の通りである。
ここで、開先加工機100の固定方法とは、管継手1の端部を切削する切削刃11を回転させる駆動部2を、管継手1の内径側から固定する開先加工機100の管継手1への固定方法である。
本実施例に記載する開先加工機100の固定方法は、駆動部2とシャフト3を介して連結され、管継手1の屈曲部の底部に内接する内接部材(第1内接部材)51を、シャフト3を回転させ、管継手1の内径側から固定する工程と、管継手1の屈曲部の内側に内接する内接部材(第2内接部材)52を、シャフト3の回転により、内接部材52とシャフト3とを連結するネジシャフト(第1ネジシャフト)82を伸長させ、管継手1の内径側から固定する工程と、管継手1の屈曲部の外側に内接する内接部材(第3内接部材)53を、シャフト3の回転により、内接部材53とシャフト3とを連結するネジシャフト(第2ネジシャフト)83を伸長させ、管継手1の内径側から固定する工程と、を有する。
本実施例に記載する開先加工機100の固定方法は、具体的には、以下の通りである。
まず、ネジシャフト(82、83、好ましくは84、85を含む)が形成されるバネ機構(42、43、好ましくは44、45を含む)及びネジ機構(72、73、好ましくは74、75を含む)を縮めた状態で、これらを管継手1の内部に挿入する。
次に、シャフト3に連結するハンドル9を回転し、シャフト3を伸長させ、内接部材51を管継手1の屈曲部の底部に押圧する。
同時に、シャフト3に連結するネジシャフト(82、83、好ましくは84、85を含む)が、シャフト3の回転と共に伸長し、内接部材(52、53、好ましくは54、55を含む)は、管継手1の屈曲部の内面(接周面)に押圧される。
最後に、シャフト3の回転を固定し、内接部材(51、52、53、好ましくは54、55を含む)を、管継手1の屈曲部に固定する。これにより、開先加工機100は、管継手1の内径側から固定される。
なお、開先加工機100を管継手1に固定する際には、管継手1の直径や屈曲部の曲率を考慮して、この管継手1のシャフト3やネジシャフト(82、83、84、85)を選択する。また、管継手1の直径を考慮して、ネジシャフト(82、83、84、85)をシャフト3に連結する位置を調整する。
次に、本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2を説明する。
図4は、本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2を説明する説明図である。
本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2は、切削刃11を回転させるためのモータ21と、モータ21の中心軸に連結する内周部材25と、内周部材25の外周に形成される内周歯車23と、内周歯車23と噛み合い回転する外周歯車24と、外周歯車24の外周に形成される外周部材26と、を有する。
外周歯車24と外周部材26とは、シャフト3を中心に設置され、シャフト3を中心に回転する。また、外周部材26には、アーム12を介して、切削刃11が設置され、外周部材26が、シャフト3を中心に回転することにより、切削刃11もシャフト3を中心に回転し、管継手1の端部を切削する。
つまり、モータ21が回転することにより、内周歯車23が回転し、内周歯車23の回転に伴って、外周歯車24がシャフト3を中心に回転する。
また、駆動部2の中心には、シャフト3が貫通する貫通孔27が形成される。この貫通孔27には、ネジ加工が施される。また、この貫通孔27を貫通するシャフト3にも、ネジ加工が施される。貫通孔27に施されるネジ加工とシャフト3に施されるネジ加工とが嵌合する。
そして、シャフト3がハンドル9の回転に伴って回転すると、貫通孔27に嵌合するシャフト3は管継手1の底部に向かって伸長する。これにより、シャフト3の先端部に設置され内接部材51が、管継手1の屈曲部の底部に押圧される。
また、シャフト3にはシャフト3をハンドル9に固定するネジ92が形成され、シャフト3はハンドル9に固定される。
また、ハンドル9には、内接部材(51、52、53、54、55)が、管継手1の屈曲部に固定された際に、シャフト3の回転を固定する機構(例えばピン91)が設置される。
なお、本実施例では、駆動部2には、モータ21、内周部材25、及び内周歯車23のセットが2つ設置される。しかし、駆動部2には、このセットが1つ設置されてもよく、また、このセットが3つ又は4つ設置されてもよい。切削刃11の出力に応じて、このセットが1つ〜4つ設置されることが好ましい。
次に、本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2の内周歯車23と外周歯車24との関係を説明する。
図5は、本実施例に記載する開先加工機100の駆動部2の内周歯車23と外周歯車24との関係を説明する説明図であり、駆動部2の内周歯車23と外周歯車24とを上方から見た上面図である。
駆動部2には、モータ21の中心軸に連結する内周部材25と、内周部材25の外周に形成される内周歯車23と、内周歯車23と噛み合い回転する外周歯車24と、外周歯車24の外周に形成される外周部材26と、が形成される。
そして、外周歯車24と外周部材26とは、シャフト3を中心に設置され、シャフト3を中心に回転する。
なお、本実施例では、内周歯車23と外周歯車24とのような機械的歯車を使用するが、これらに磁気歯車を使用してもよい。例えば、内周磁気歯車には8個の(S極4個及びN極4個を交互に円周上に配置する)永久磁石を、外周磁気歯車には24個の(S極12個及びN極12個を交互に円周上に配置する)永久磁石を使用することもできる。
次に、本実施例に記載する開先加工機100が、管継手1の端部に開先加工を実行する前の状態、及び、管継手1の端部に開先加工を実行している状態、を説明する。
図6は、本実施例に記載する開先加工機100が管継手1の端部に開先加工を実行する前の状態を説明する説明図である。
図7は、本実施例に記載する開先加工機100が管継手1の端部に開先加工を実行している状態を説明する説明図である。
本実施例に記載する開先加工機100は、管継手1の内径側から固定される。そして、駆動部2を僅かに移動させ、つまり、切削刃11を管継手1の端部に接触させ、管継手1の端部を、テーパ構造又は山切り構造などに切削し、必要な開先形状に加工する(開先加工を実行する)。
なお、テーパ構造又は山切り構造などは、切削刃11の形状により、選択することができる。
つまり、管継手1の端部への開先加工は、金属材質の切削刃11を、管継手1の端部に押し当て、駆動部2のモータ21より動力を加えて、切削刃11を回転させることにより、必要な開先形状に加工する。
なお、内接部材(51、52、53、54、55)は、管継手1の内表面(接周面)に密着するものであり、特に、管継手1の屈曲部(曲り部)に密着するものである。そして、内接部材(51、52、53、54、55)は、開先加工機100を管継手1の内径側から固定する、つまり、シャフト3やネジシャフト(82、83、84、85)を管継手1の内径側から固定するものであるため、管継手1の内表面の形状に合わせて変形するものが好ましい。例えば、ゴム、シリコンやエラストマなどを使用することができるが、これに限定されない
また、内接部材(51、52、53、54、55)は、駆動部2の僅かな移動を吸収するような素材、例えば、ゴムのような素材により、形成させる。
これにより、既設状態にあり、屈曲部を有する管継手1の端部に開先加工を実行する際、内径側から加工対象である管継手1に固定する内チャック機構の開先加工機100を、安定的に固定することができる。
そして、このように、管継手1の内径側から開先加工機100を固定することができるため、既設状態にある管継手1を切断し、相手側部材となる配管や管継手を突合せ溶接を使用(接合)することができる。
そして、本実施例によれば、既設状態にある管継手と相手側部材となる配管や管継手とを溶接する場合にも、簡便な作業により、既設状態にある管継手と相手側部材となる配管や管継手とを接合することができる。
このように、本実施例に記載する開先加工機100は、シャフト3、内接部材(51、52、53、54、55)、バネ機構(42、43、44、45)及びネジ機構(72、73、74、75)を有するネジシャフト(82、83、84、85)を有し、シャフト3やバネ機構(42、43、44、45)及びネジ機構(72、73、74、75)を動作させ、管継手1の内表面に、内接部材(51、52、53、54、55)を押圧し、内接部材(51、52、53、54、55)を、管継手1の内表面に、密着させるものである。
そして、内接部材(51、52、53、54、55)が、管継手1の内表面の形状に合わせて変形することにより、管継手1の内表面に、より密着し、内接部材(51、52、53、54、55)が、接周面に安定的に固定する。
本実施例によれば、既設状態にある管継手1の端部の開先加工を実行することができる。そして、本実施例によれば、材料手配に伴う工事工程の短縮や溶接点数の削減によるコスト低減が見込める。
また、本実施例によれば、既設状態にある管継手1の片側の端部を切断し、切断された端部に開先加工を実行する際、特に、屈曲部を有する管継手の端部に開先加工を実行する開先加工機100を提供することができる。また、内径側から加工対象である管継手1に固定する内チャック機構の開先加工機100を提供することができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために、具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を有するものに限定されない。また、ある実施例の構成の一部を、他の実施例の構成の一部に置き換えることが可能である。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の一部を、追加、削除、置換をすることも可能である。
1…管継手、2…駆動部、3…シャフト、9…ハンドル、11…切削刃、12…アーム、13…ロック機構、21…モータ、23…内周歯車、24…外周歯車、25…内周部材、26…外周部材、27…貫通孔、31、32…歯車、42、43、44、45…バネ機構、51、52、53、54、55…内接部材、62A、63A、64A、65A…バネ、62B、63B、64B、65B…バネ止め、72、73、74、75…ネジ機構、82、83、84、85…ネジシャフト、91…ピン、92…ネジ、100…開先加工機。

Claims (5)

  1. 管継手の端部を切削する切削刃を回転させる駆動部と、
    前記駆動部を前記管継手の内径側から固定し、前記管継手の屈曲部の底部に内接する第1内接部材と、
    前記駆動部を前記管継手の内径側から固定し、前記管継手の屈曲部の内側に内接する第2内接部材と、
    前記駆動部を前記管継手の内径側から固定し、前記管継手の屈曲部の外側に内接する第3内接部材と、
    前記第1内接部材と前記駆動部とを連結するシャフトと、
    前記シャフトを回転させ、前記第1内接部材を底部に押圧するハンドルと、
    前記第2内接部材と前記シャフトとを連結する第1ネジシャフトと、
    前記第3内接部材と前記シャフトとを連結する第2ネジシャフトと、
    を有することを特徴とする開先加工機。
  2. 前記切削刃の設置位置を調整し、伸縮可能なアームと、
    前記アームを固定するロック機構と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の開先加工機。
  3. 前記シャフトには、前記シャフトと共に回転する歯車が設置され、前記第1ネジシャフト及び前記第2ネジシャフトには、前記歯車の回転力を水平方向に移動させる力に変換するネジ機構が設置されることを特徴とする請求項1に記載の開先加工機。
  4. 前記第2内接部材の長さC2と前記第3内接部材の長さC3とは、C2≧C3の関係であることを特徴とする請求項1に記載の開先加工機。
  5. 管継手の端部を切削する切削刃を回転させる駆動部を、前記管継手の内径側から固定する開先加工機の固定方法であって、
    前記駆動部とシャフトを介して連結され、前記管継手の屈曲部の底部に内接する第1内接部材を、前記シャフトを回転させ、前記管継手の内径側から固定する工程と、
    前記管継手の屈曲部の内側に内接する第2内接部材を、前記シャフトの回転により、第2内接部材と前記シャフトとを連結する第1ネジシャフトを伸長させ、前記管継手の内径側から固定する工程と、
    前記管継手の屈曲部の外側に内接する第3内接部材を、前記シャフトの回転により、第3内接部材と前記シャフトとを連結する第2ネジシャフトを伸長させ、前記管継手の内径側から固定する工程と、
    を有することを特徴とする開先加工機の固定方法。
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