JP2021019041A - 電子装置及びプリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品の放熱性能を十分なものとしながら、プリント基板を小形化する。【解決手段】本実施形態の電子装置は、プリント基板1の複数の配線層に設けられた導体パターン3、4、5、6により形成されたパターンコイル2と、前記パターンコイル2の内側に設けられ前記パターンコイル2と共にインダクタ30を構成する金属部材11、22と、前記プリント基板1の実装面において前記金属部材11、22の上に位置するように実装された電子部品12、23とを備えたものである。【選択図】図1

Description

本発明は、電子装置及びプリント基板に関する。
例えばアンテナ装置用のコイルをプリント基板の内部に埋設し、基板を小形化した構成が知られている(特許文献1参照)。このような構成のプリント基板に電源ICなどの発熱の大きな電子部品を実装する際には、前記電子部品の下部または近傍に放熱用のヒートシンクを配設する必要がある。この構成の場合、ヒートシンクが邪魔になるため、前記電子部品の近傍のプリント基板の内部にコイルを埋設することができず、実装面積が大きくなり、基板が大型化するという問題があった。
国際公開第2014/115454号
本発明の目的は、電子部品の放熱性能を十分なものとしながら、プリント基板を小形化することができる電子装置及びプリント基板を提供することにある。
請求項1の発明は、プリント基板1の複数の配線層に設けられた導体パターン3、4、5、6により形成されたパターンコイル2と、前記パターンコイル2の内側に設けられ、前記パターンコイル2と共にインダクタ30を構成する金属部材11、22と、前記プリント基板1の実装面において前記金属部材11、22の上に位置するように実装された電子部品12、23とを備えた電子装置である。
第1実施形態を示すプリント基板の断面図 コイルの斜視図 第2実施形態を示すプリント基板の断面図 第3実施形態を示すプリント基板の断面図 第4実施形態を示すプリント基板の断面図
(第1実施形態)
以下、第1実施形態について、図1及び図2を参照して説明する。図1に示すように、本実施形態のプリント基板1は、電子装置例えばECU(Electronic Control Unit)を構成するものであり、例えば多層基板で構成されている。プリント基板1の内部には、例えばアンテナ装置用のコイル2が配設されている。
コイル2は、図2に示すように、プリント基板1内の複数の内部配線層に形成された導体パターン3、4、5、6を、プリント基板1内の複数の内部絶縁層に形成されたビア7、8、9によってコイル状に接続することにより形成されており、パターンコイルを構成している。尚、コイル2の端部2a、2bは、図示しないビア等を介してプリント基板1の第1実装面または前記第1実装面と反対側の第2実装面に設けられたランドや導体パターン等に接続されている。この構成の場合、コイル2の軸心は、プリント基板1の板面に直交する方向に延びるように構成されている。
プリント基板1におけるコイル2の内側部分、即ち、軸心部分には、図1に示すように、板面に沿う方向の断面がほぼ円形の貫通孔10が形成されている。この貫通孔10内には、ほぼ円柱状をなす金属部材11が例えば圧入されて固定されている。金属部材11は、高透磁率の部材例えば鉄材で形成されており、コイル2のコアを構成している。この場合、コイル2と金属部材11とからインダクタ30が構成されている。
プリント基板1の第1実装面において、金属部材11の上に位置するように、発熱が大きい電子部品であるパワー半導体例えば電源IC12が実装されている。電源IC12のリード端子12a、12aは、プリント基板1の第1実装面に設けられたランド13、13に例えばはんだ付けされている。電源IC12内の半導体チップ14は、リードフレーム15上に載置固定されており、リードフレーム15の底面は、電源IC12のパッケージ16の底面に露出されている。そして、リードフレーム15の底面は、金属部材11の上端面と、プリント基板1の第1実装面に設けられたランド17との上に、例えばはんだ層18を介してはんだ付けされている。
上記構成の場合、電源IC12、即ち、半導体チップ14で発生した熱は、リードフレーム15、はんだ層18、並びに、金属部材11を介して下方へ放熱されるように構成されている。
尚、プリント基板1の第2実装面において露出した金属部材11の下端面に当接するように放熱シンクや放熱フィン等を配設するように構成しても良い。このように構成すると、電源IC12の放熱性をより一層向上させることができる。
また、プリント基板1の第1実装面には、上記電源IC12の他に図示しない種々の電子部品が実装されており、これにより、プリント基板1に電気回路が形成される構成となっている。
このような構成の本実施形態においては、プリント基板1の複数の配線層に設けられた導体パターン3、4、5、6により形成されたコイル2と、コイル2の内側に設けられた金属部材11とを備え、コイル2と金属部材11によりインダクタ30を構成し、プリント基板1の実装面における金属部材11の上に位置するように電源IC12を実装した。この構成によれば、電源IC12の放熱性能を十分なものとしながら、プリント基板1を小形化することができる。
また、上記実施形態では、金属部材11の上端面に直接的に電源IC12の半導体チップ14を載置固定したリードフレーム15をはんだ付けするように構成したので、半導体チップ14から発生する熱を金属部材11に良好に伝熱することができ、放熱性をより一層向上させることができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第2実施形態では、金属部材11をプリント基板1に固定するに際して、金属部材11をプリント基板1に接着剤を用いて固定するように構成した。具体的には、図3に示すように、金属部材11を、プリント基板1に形成した貫通孔10内に接着剤層20を介して嵌合するように構成した。
上述した以外の第2実施形態の構成は、第1実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第2実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態を示すものである。尚、第2実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第1実施形態及び第2実施形態では、金属部材11の両端部をプリント基板1の第1実装面及び第2実装面から露出させるように構成したが、これに代えて、第3実施形態では、金属部材の一端部だけをプリント基板の第1実装面または第2実装面から露出させるように構成した。
具体的には、図4に示すように、プリント基板1に、第1実装面が開口し、底面が閉塞した収容孔21を形成する。そして、この収容孔21内に、金属部材22を例えば接着剤層20を介して嵌合するように構成した。尚、収容孔21の開口、即ち、金属部材22の露出部分を、プリント基板1の第1実装面に形成したが、これに代えて、第2実装面に形成しても良い。
上述した以外の第3実施形態の構成は、第2実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第3実施形態においても、第2実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図5は、第4実施形態を示すものである。尚、第1実施形態と同一構成には、同一符号を付している。第4実施形態では、プリント基板1に、第2実装面が開口し、上底面が閉塞した収容孔21を形成する。そして、この収容孔21内に、金属部材22を例えば圧入して嵌合するように構成した。この構成の場合、金属部材22の下端面が、プリント基板1の第2実装面に露出している。
また、プリント基板1の第1実装面において、金属部材22の上に位置するように、発熱の大きな電子部品例えば電源IC23が実装されている。電源IC23のリード端子23a、23aは、プリント基板1の第1実装面に設けられたランド13、13に例えばはんだ付けされている。電源IC23内の半導体チップ24は、リードフレーム25上に載置固定されており、半導体チップ24及びリードフレーム25は、電源IC23のパッケージ26内に埋設されている。
そして、電源IC23のパッケージ26の底面は、プリント基板1の第1実装面において金属部材22の上に位置するように、例えば放熱ゲル層27を介して接着固定されている。この構成の場合、電源IC23、即ち、半導体チップ24で発生した熱は、リードフレーム25、パッケージ26、放熱ゲル層27、プリント基板1における金属部材22の上端部の上の薄い層、並びに、金属部材22を介して下方へ放熱されるように構成されている。
尚、プリント基板1の第2実装面において露出した金属部材22の下端面に当接するように放熱シンクや放熱フィン等を配設するように構成しても良い。このように構成すると、電源IC23の放熱性をより一層向上させることができる。また、収容孔21の開口、即ち、金属部材22の露出部分を、プリント基板1の第2実装面に形成したが、これに代えて、第1実装面に形成しても良い。
上述した以外の第4実施形態の構成は、第1実施形態の構成とほぼ同じ構成となっている。従って、第4実施形態においても、第1実施形態とほぼ同じ作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態では、電源IC23のパッケージ26の底面を、プリント基板1の第1実装面に放熱ゲル層27を介して接着固定したが、これに限られるものではなく、例えば接合シートを介して接着固定しても良いし、また、はんだ接合、即ち、はんだ付けするように構成しても良い。
尚、上記各実施形態では、発熱の大きな電子部品としてパワー半導体例えば電源IC12、23を用いるように構成したが、これに限られるものではなく、他のパワー半導体を用いるように構成しても良いし、また、集積回路等を用いるように構成しても良い。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、1はプリント基板、2はコイル、3、4、5、6は導体パターン、10は貫通孔、11は金属部材、12は電源IC、14は半導体チップ、18ははんだ層、20は接着剤層、21は収容孔、22は金属部材、23は電源IC、24は半導体チップ、27は放熱ゲル層、30はインダクタである。

Claims (8)

  1. プリント基板(1)の複数の配線層に設けられた導体パターン(3、4、5、6)により形成されたパターンコイル(2)と、
    前記パターンコイルの内側に設けられ、前記パターンコイルと共にインダクタ(30)を構成する金属部材(11、22)と、
    前記プリント基板の実装面において前記金属部材の上に位置するように実装された電子部品(12、23)と
    を備えた電子装置。
  2. 前記金属部材は、前記プリント基板の実装面に露出するように構成された請求項1記載の電子装置。
  3. 前記金属部材は、前記プリント基板に圧入されるように構成された請求項1または2記載の電子装置。
  4. 前記金属部材は、前記プリント基板に接着剤を用いて固定された請求項1または2記載の電子装置。
  5. 複数の配線層を有するプリント基板であって、
    前記複数の配線層に設けられた導体パターンにより形成されたパターンコイルと、
    前記パターンコイルの内側に設けられ、前記パターンコイルと共にインダクタを構成する金属部材と、
    前記プリント基板の実装面において前記金属部材の上に位置するように実装された電子部品と
    を備えたプリント基板。
  6. 前記金属部材は、前記プリント基板の実装面に露出するように構成された請求項5記載のプリント基板。
  7. 前記金属部材は、前記プリント基板に圧入されるように構成された請求項5または6記載のプリント基板。
  8. 前記金属部材は、前記プリント基板に接着剤を用いて固定された請求項5または6記載のプリント基板。
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