JP2021014320A - 乗降板及びそれを用いた乗客コンベア - Google Patents

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Abstract

【課題】乗降板の照明装置をシーリングを施さずに取り付けることができる乗降板及びそれを用いた乗客コンベアを提供する。【解決手段】乗降板300の本体302と、本体302に開口した側部開口部310と、側部開口部310に収納され、上面に光源320が設けられた照明部316と、照明部316の上端部に形成されたフランジ部336と、フランジ部336に対応して側部開口部310の上端部の縁に形成された面取り部338とを有する。【選択図】 図6

Description

本発明の実施形態は、乗降板及びそれを用いた乗客コンベアに関するものである。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンベアにおいて、乗降口に設けられている乗降板には照明装置が埋め込まれ、乗客の移動を促す矢印、進入禁止などのマークを表示しているものがある。
特開平3−26690号公報 特開平7−149490号公報
上記のような照明装置を有する乗降板に関して、照明装置を取り替えるためには、乗降板から照明装置を取り外した後、新しい照明装置を乗降板に取り付ける場合に、乗降板と照明装置との隙間にシーリングを施す作業が必要であるという問題点があった。
そこで本発明の実施形態は上記問題点に鑑み、乗降板の照明装置をシーリングを施さずに取り付けることができる乗降板及びそれを用いた乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の第1の実施形態は、乗降板の本体と、前記本体に開口した開口部と、前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた照明部と、前記照明部の上端部に形成されたフランジ部と、前記フランジ部に対応して前記開口部の上端部の縁に形成された面取り部と、を有する乗客コンベアの乗降板である。
本発明の第2の実施形態は、乗降板の本体と、前記本体に開口した開口部と、前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた照明部と、前記照明部の上面に被せられる透過板と、前記透過板を囲んで前記透過板を前記照明部の上面に固定する押さえ板と、を有し、前記押さえ板が前記本体に固定されている、乗客コンベアの乗降板である。
本発明の第3の実施形態は、 乗降板の本体と、前記本体に開口した開口部と、前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた複数の照明部と、それぞれの前記照明部の上面に設けられた光源と、を有し、隣接する前記照明部に関して、一方の前記照明部の一側面に突条が水平方向に形成され、他方の前記照明部には前記突条に対応した溝が水平方向に形成され、前記突条と前記溝とを係合することにより一方の前記照明部と他方の前記照明部とが接続されている、乗客コンベアの乗降板である。
本発明の第4の実施形態は、第1の実施形態、第2の実施形態、又は第3の実施形態の乗降板を有する、乗客コンベアである。
実施形態1のエスカレータの側面説明図。 乗降口の斜視図。 乗降板の斜視図。 乗降板の裏面から見た斜視図。 乗降板の平面図。 図5におけるA1−A1線断面図。 図5におけるB1−B1線断面図。 図5におけるC1−C1線断面図。 図5におけるD1−D1線断面図。 実施形態2の乗降板の斜視図。 乗降板の平面図。 図11におけるA2−A2線断面図。 図11におけるB2−B2線断面図。 図11におけるC2−C2線断面図。 図11におけるD2−D2線断面図。 実施形態3の一方の照明部の斜視図。 同じく他方の照明部の斜視図。 2つの照明部を組合わせた状態の斜視図。 実施形態1の変更例を適用した図5におけるA1−A1線断面図。 実施形態1の変更例を適用した図5におけるB1−B1線断面図。 実施形態1の変更例を適用した図5におけるC1−C1線断面図。 実施形態1の変更例を適用した図5におけるD1−D1線断面図。
以下、本発明の一実施形態のエスカレータ10について図面を参照して説明する。
実施形態1
実施形態1のエスカレータ10について図1〜図9を参照して説明する。
(1)エスカレータ10
エスカレータ10の構造について、図1を参照して説明する。図1はエスカレータ10を側面から見た説明図である。
図1に示すように、エスカレータ10の枠組みであるトラス12が、建屋1の上階と下階に跨がって支持アングル2,3を用いて支持されている。
図1に示すように、トラス12の上端部にある上階側の機械室14内部には、踏段30を走行させる駆動装置18、左右一対の駆動スプロケット24,24、左右一対のベルトスプロケット27,27が設けられている。駆動装置18は、誘導電動機(インダクションモータ)よりなるモータ20と、減速機と、この減速機の出力軸に取り付けられた出力スプロケットと、この出力スプロケットにより駆動する駆動チェーン22と、モータ20の回転を停止させ、かつ、停止状態を保持するディスクブレーキとを有している。この駆動チェーン22により駆動スプロケット24が回転する。左右一対の駆動スプロケット24,24と左右一対のベルトスプロケット27,27とは、不図示の連結ベルトにより連結されて同期して回転する。また、上階側の機械室14内部には、モータ20やディスクブレーキなどを制御する制御装置50が設けられている。
図1に示すように、トラス12の下端部にある下階側の機械室16内部には、従動スプロケット26が設けられている。上階側の駆動スプロケット24と下階側の従動スプロケット26との間には、左右一対の無端の踏段チェーン28,28が掛け渡されている。すなわち、左右一対の踏段チェーン28,28には、複数の踏段30の前輪30aが等間隔で取り付けられている。踏段30の前輪30aはトラス12に固定された不図示の案内レールに沿って走行すると共に、駆動スプロケット24の外周部にある凹部と従動スプロケット26の外周部にある凹部に係合して上下に反転する。また、後輪30bはトラス12に固定された案内レール25を走行する。
図1に示すように、トラス12の左右両側には、左右一対のスカートガード44,44と左右一対の欄干36,36が立設されている。欄干36の上部に手摺りレール39が設けられ、この手摺りレール39に沿って手摺りベルト38が移動する。欄干36の上階側の正面下部には上階側の正面スカートガード40が設けられ、下階側の正面下部には下階側の正面スカートガード42が設けられ、正面スカートガード40,42から手摺りベルト38の出入口であるインレット部46,48がそれぞれ突出している。スカートガード44は、欄干36の側面下部に設けられ、左右一対のスカートガード44,44の間を踏段30が走行する。上下階のスカートガード44の内側面には、操作盤52,56、スピーカ54,58がそれぞれ設けられている。
図1に示すように、手摺りベルト38は、上階側のインレット部46から正面スカートガード40内に侵入し、案内ローラ群64を介してベルトスプロケット27に掛け渡され、その後、案内ローラ群66を介してスカートガード44内を移動し、下階側のインレット部48から正面スカートガード42外に表れる。そして、手摺りベルト38は、ベルトスプロケット27が駆動スプロケット24と共に回転することにより踏段30と同期して移動する。また、回転するベルトスプロケット27に走行する手摺りベルト38を押圧するための押圧部材68を有する。
図1に示すように、上階側の機械室14の天井面にある上階の乗降口には、複数枚の乗降板からなる乗降板群32が設けられ、下階側の機械室16の天井面にある下階の乗降口には、複数枚の乗降板からなる乗降板群34が設けられている。乗降板32の先端には櫛歯状のコム60が設けられ、このコム60から踏段30が進出、又は、侵入する。また、乗降板34にも櫛歯状のコム62が設けられている。
(2)乗降板300
次に、上記で説明した複数枚の乗降板からなる乗降板群32の中で、左右一対の正面スカートガード40,40に接する乗降板300について図3〜図5を参照して説明する。
図5に示すように、乗降板300は、長方形である。図4に示すように、乗降板300の本体を形成する板状の本体302は、同じく長方形であり、前辺部と後辺部が下方に屈曲され、屈曲面304,304が形成されている。本体302の左右両側部には、金属板をU字状に折曲した脚部312が左右一対固定されている。この脚部312は、前後方向に伸び、乗降板300を機械室14に被せた場合に、トラス12の上面に載置される。
図3と図5に示すように、本体302の上面には、長方形の化粧板306が固定されている。化粧板306は、本体302より大きさが若干大きい。化粧板306の上面には、乗客が滑らないようにするための滑り止め凹凸部が全面に形成されている。
図3と図5に示すように、化粧板306と本体302の中央部には、中央開口部308が形成されている。この中央開口部308は、平面形状が長方形である。中央開口部308には、6個の照明部318が左右方向に沿って、かつ、前後方向に並んで収納されている。
図3と図5に示すように、化粧板306と本体302の左右両側部には、側部開口部310,310が形成されている。この側部開口部310は、前後方向に長い長方形であり、脚部312より内側に形成されている。左右の側部開口部310,310には、1個の照明部316が前後方向にそれぞれ収納されている。
図4に示すように、左右一対の脚部312の間であって、中央開口部308と側部開口部310,310以外の位置には、前後一対の補強部314が本体302の裏面に固定されている。この補強部314は、金属板をコの字状に曲げられ、コの字状の開口部側を本体302の裏面に固定され、リブの役割を果たしている。
上記の乗降板300を、図2に示すように機械室14の上面に配し、制御装置50で左右一対の照明部316,318と6個の照明部318の点灯状態を制御する。例えば、左右一対の照明部316は、光源320を歩く方向に沿って点滅させ、6個の照明部318の光源340は、図2に示すように乗客が歩く方向を示す矢印に見えるように点灯させる。これにより、乗客にその移動方向を明確に指示できる。
(3)側部開口部310の照明部316
次に、側部開口部310に収納された照明部316について図3〜図7を参照して説明する。
照明部316は、図3と図5に示すように、直方体であり、上面に所定間隔毎にLEDよりなる光源320が、直線上に並んで設けられている。この光源320を照明するための回路が照明部316内部に収納されている。図6と図7に示すように、光源320の間であって、照明部316の上下方向にはネジ孔322が貫通している。
図4と図6と図7に示すように、ネジ孔322が設けられている照明部316の下方には板状の支持板324が配され、この支持板324の下方には、長方形の台座326が配されている。この台座326の大きさは、照明部316の前後方向の大きさとほぼ等しく、左右方向の大きさは照明部316よりも大きく形成されている。そして、台座326の左右部分は、補強部314にそれぞれ固定されている。さらに、支持板324と照明部316の底面との間には、高さ調整用のシム328が挟まれている。照明部316のネジ孔322に取り付けたネジ330は、シム328、支持板324を貫通し、台座326で固定される。なお、図19、図20に示すように、ネジ330は、支持板324にネジ止めしてもよい。この場合に、台座326には開口部のみを設け、ネジ330の先端を収納しておく。そのため、この変更例の場合には、台座326からネジ330の先端が突出することがない。
図4と図7に示すように、台座326の前端部と後端部にはそれぞれリング状のリング部材332が設けられている。このリング部材332の孔には、照明部316の底面の前端部と後端部から伸びている配線用のコード334が通される。
図6と図7に示すように、照明部316の上端部の前部、後部、左右両側部にはフランジ部336が外方に突出している。このフランジ部336は、縦断面が三角状である。
図6と図7に示すように、側部開口部310の内周の前部、後部、左右両側部の縁には、前記フランジ部336と対応する面取り部338が形成されている。この面取り部338は、化粧板306から本体302に連続して形成されている。これにより、側部開口部310に照明部316を収納した場合に、フランジ部336が面取り部338に重なり、隙間が形成されずシーリング作業が不要となる。
(4)中央開口部308の6個の照明部318
次に、中央開口部308に収納された6個の照明部318について図3〜図5と図8と図9を参照して説明する。
図3と図5に示すように、中央開口部308に収納されているそれぞれの照明部318は、直方体であり、上面に所定間隔毎にLEDよりなる光源340が、直線上に並んで設けられている。この光源340を照明するための回路が照明部318内部に収納されている。図5と図8に示すように、光源340の間であって、照明部318の上下方向にはネジ孔342が貫通している。
図4に示すように、中央開口部308の下方には、平面形状が長方形の台座346が設けられている。この台座346は、金属板であって、その左右両側部が上端部に屈曲され、屈曲した左右両側部の上端部が中央開口部308の左右両縁部に固定されている。図4と図9に示すように、台座346に囲まれている前後の開口部には、閉塞板374,374がそれぞれ設けられている。
図8と図9に示すように、台座346の上に載置され、6個の照明部318の下方には、支持板344が配されている。この支持板344が配されている位置は、6個の照明部318のネジ孔342に対応している位置にある。
図8と図9に示すように、支持板344と照明部318の底面との間には高さ調整用のシム348が配されている。
図8と図9に示すように、6個の照明部318のネジ孔342に差し込まれたネジ350が、シム348、支持板344を貫通し、台座346に固定されている。なお、図20に示すように、6個のネジ350は、支持板344にネジ止めしてもよい。この場合に、台座346には開口部のみを設け、ネジ350の先端を収納しておく。そのため、この変更例の場合には、台座346からネジ350の先端が突出することがない。
図8に示すように、台座346において、6個の照明部318の前端部と後端部の対応する位置には、リング部材352が設けられている。そして、このリング部材352の孔には、照明部318の左端部と右端部から延びている配線用のコード354が通される。
図8と図9に示すように、中央開口部308の内周の前部、左右両端部、後部の縁には、面取り部356が形成されている。この面取り部356は、化粧板306から本体302に連続して形成されている。
図9に示すように、6個の照明部318の中で、最も前部に収納された1個目の照明部318(以下、符号を318−1という)の外周上端部の前部、左右両側部、後部には断面三角形状であって、面取り部356と対応した形状のフランジ部358が形成されている。
図9に示すように、2個目に収納された照明部318(以下、符号を318−2という)の外周上端部の前部には、面取り部360が形成され、左右両側部、後部にはフランジ部362が形成されている。
図8と図9に示すように、3個目に収納された照明部318(以下、符号を318−3という)の外周上端部の前部と後部には面取り部364が形成され、外周上端部の左右両側部にはフランジ部366が形成されている。
図9に示すように、4個目と5個目に収納された照明部318(以下、符号を318−4、318−5という)の外周上端部の前部、左右両側部にはフランジ部368が形成され、後部には面取り部370が形成されている。
図9に示すように、6個目の照明部318(以下、318−6という)の外周上端部の前部、左右両側部、中央部には、フランジ部372が形成されている。
図8と図9に示すように、全てのフランジ部は、それぞれの面取り部に載置することができる。6個の照明部318−1〜318−6を収納する場合には、次のように行う。
図5と図8と図9に示すように、第1に、3個目の照明部318−3を収納し、ネジ350で台座346に固定する。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
図5と図9に示すように、第2に、2個目の照明部318−2を3個目の照明部318−3の前方に収納し、ネジ350で台座346に固定する。このときに面取り部364の上にフランジ部362が載置される。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
図5と図9に示すように、第3に、1個目の照明部318−1を2個目の照明部318−2の前方に収納し、ネジ350で台座346に固定する。このときに面取り部360の上にフランジ部358が載置され、面取り部356の上にフランジ部358が載置される。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
図5と図9に示すように、第4に、4個目の照明部318−4を3個目の照明部318−3の後方に収納し、ネジ350で台座346に固定する。このときに面取り部364の上にフランジ部368が載置される。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
図5と図9に示すように、第5に、5個目の照明部318−5を4個目の照明部318−4の後方に収納し、ネジ350で台座346に固定する。このときに面取り部370の上にフランジ部368が載置される。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
図5と図9に示すように、最後に、6個目の照明部318−6を5個目の照明部318−5の後方に収納し、ネジ350で台座346に固定する。このときに面取り部370の上にフランジ部372が載置され、面取り部356の上にフランジ部372が載置される。なお、図21、図22に示す変更例の場合には、ネジ350を支持板344に固定する。
このように、図9に示すように、最初にフランジ部を全く有さない照明部318−3を収納し、次々にそれに重なるようなフランジ部を有する照明部318を中央開口部308に収納することにより、6個の照明部318を完全に固定できる。
また、図8と図9に示すように、中央開口部308の縁部が面取りされ、6個の照明部318の左右両側部にはフランジ部が形成されて重なるためシーリング作業をする必要がない。
また、図9に示すように、隣接する照明部318同士も、フランジ部と面取り部が重なるため、シーリング作業をする必要がない。
(5)効果
本実施形態によれば、側部開口部310の縁部には面取り部338が設けられ、照明部316の前部、左右両端部、後部にはフランジ部336が形成されているため、側部開口部310に照明部316を収納した場合に、面取り部338にフランジ部336が重なり、隙間ができずシールされる。
また、中央開口部308の縁部の前部、左右両端部、後部に面取り部356が形成され、6個の照明部318の両側部にはフランジ部が形成されているため、面取り部356に6個の照明部318のフランジ部が重なり、隙間ができずシールされる。
また、6個の照明部318が互いに重なる位置においては、それぞれフランジ部と面取り部が重なるため、隙間ができずシールされる。
実施形態2
次に、実施形態2のエスカレータ10の乗降板300について図10〜図15を参照して説明する。
実施形態1では、側部開口部310の縁部と照明部316の間に隙間が形成されないようにするために、フランジ部と面取り部を形成したが、これに代えて本実施形態ではフランジ部と面取り部を形成せず透過板400と押さえ板402を用いる。
図10〜図13に示すように、側部開口部310に収納された照明部316の上面に、長方形の透過板400が被せられている。透過板400の上面には、乗客が歩いたときの滑り止め用の凹凸が設けられている。
図12と図13に示すように、透過板400を囲むように額縁状の押さえ板402が配されている。押さえ板402は、ネジ404によって本体302に固定されている。
図12に示すように、透過板400が押さえ板402内部で固定されるようにするために、透過板400の左右両側部、下部には、突出した段部406が形成され、押さえ板402の内周側縁部の左右両側部には、段部406に被さるように段部408が形成されている。段部406に段部408が被さることにより、押さえ板402内部に透過板400が固定される。
図10と図11、図14と図15に示すように、中央開口部308に収納された6個の照明部318の上面には、長方形の透過板410が被せられている。透過板410の上面には、乗客が歩いたときの滑り止め用の凹凸が設けられている。
図10と図11、図14と図15に示すように、透過板410を囲むように額縁状の押さえ板412が配されている。押さえ板412は、ネジ414によって本体302に固定されている。
図14と図15に示すように、透過板410が押さえ板412内部で固定されるようにするために、透過板410の左右両側部にも段部416が形成され、押さえ板412の内周側両側部にも段部418が形成されている。段部416に段部418が被さることにより、押さえ板412内部に透過板410が固定される。
本実施形態であると、照明部316と6個の照明部318の上面を透過板400と透過板410で覆い、その周囲を押さえ板402と押さえ板412で覆っていることにより、シールを施す必要がない。
実施形態3
次に、実施形態3の乗降板300について図16〜図18を参照して説明する。
本実施形態では、直方体の照明部500、502を接続して乗降板300の中央開口部308に収納するものである。
図16に示すように、照明部500の上面には光源504が所定間隔毎に複数配され、その間にはネジ孔512が上下方向に貫通している。照明部500の一側面には水平方向に突条508が設けられている。
図17に示すように、照明部502の上面には光源506が所定間隔毎に複数配され、その間にはネジ孔514が上下方向に貫通している。照明部502の一側面には水平方向に溝510が設けられている。
図18に示すように、照明部500と照明部502を接続する場合には。突条508を溝510に螺合してスライドさせ一体とする。そして、ネジ孔512とネジ孔514にそれぞれ不図示のネジを螺合して、実施形態1と同様にシム328と支持板324を通して台座326に固定する。
本実施形態であっても、照明部500と照明部502の接合部分は突条508と溝510によって接続されているため、シールを施す必要がない。
変更例
上記実施形態では、中央開口部308に6個の照明部318を収納したが、6個以下または7個以上の照明部318を収納してもよい。
また、上記実施形態では、エスカレータ10に適用して説明したが、これに代えて動く歩道に適用してもよい。
上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・エスカレータ、300・・・乗降板、302・・・本体、306・・・化粧板、308・・・中央開口部、310・・・側部開口部、316・・・照明部、318・・・照明部、320・・・光源、322・・・ネジ孔、324・・・支持板、326・・・台座、328・・・シム、330・・・ネジ、332・・・リング部材、334・・・コード、336・・・フランジ部、338・・・面取り部

Claims (10)

  1. 乗降板の本体と、
    前記本体に開口した開口部と、
    前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた照明部と、
    前記照明部の上端部に形成されたフランジ部と、
    前記フランジ部に対応して前記開口部の上端部の縁に形成された面取り部と、
    を有する乗客コンベアの乗降板。
  2. 前記開口部に複数の前記照明部が収納され、
    隣接する前記照明部に関して、一方の前記照明部の上端部にフランジ部が形成され、他方の前記照明部に前記フランジ部に対応した面取り部が形成されている、
    請求項1に記載の乗客コンベアの乗降板。
  3. 前記照明部には、複数の前記光源が直線上に並んで設けられている、
    請求項1に記載の乗客コンベアの乗降板。
  4. 前記照明部には、複数の前記光源が直線上に並んで設けられ、
    直線上に並んだ複数の前記光源と直交する方向に、複数の前記照明部を隣接させて、前記開口部に収納されている、
    請求項2に記載の乗客コンベアの乗降板。
  5. 乗降板の本体と、
    前記本体に開口した開口部と、
    前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた照明部と、
    前記照明部の上面に被せられる透過板と、
    前記透過板を囲んで前記透過板を前記照明部の上面に固定する押さえ板と、
    を有し、
    前記押さえ板が前記本体に固定されている、
    乗客コンベアの乗降板。
  6. 複数の前記照明部が、前記開口部に収納され、
    前記透過板が、複数の前記照明部に被せられ、
    前記押さえ板が、前記透過板を囲んで前記本体に固定されている、
    請求項5に記載の乗客コンベアの乗降板。
  7. 前記照明部には、複数の前記光源が直線上に並んで設けられている、
    請求項5に記載の乗客コンベアの乗降板。
  8. 前記照明部には、複数の前記光源が直線上に並んで設けられ、
    直線上に並んだ前記光源とは直交する方向に、複数の前記照明部を隣接させて、前記開口部に収納されている、
    請求項6に記載の乗客コンベアの乗降板。
  9. 乗降板の本体と、
    前記本体に開口した開口部と、
    前記開口部に収納され、上面に光源が設けられた複数の照明部と、
    それぞれの前記照明部の上面に設けられた光源と、
    を有し、
    隣接する前記照明部に関して、一方の前記照明部の一側面に突条が水平方向に形成され、他方の前記照明部には前記突条に対応した溝が水平方向に形成され、
    前記突条と前記溝とを係合することにより一方の前記照明部と他方の前記照明部とが接続されている、
    乗客コンベアの乗降板。
  10. 請求項1乃至9の一項に記載された乗降板を有する、
    乗客コンベア。
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