JP2021012842A - ケーブルコネクタのためのカバー部材、これを用いたケーブルコネクタ装置、及びケーブルコネクタ装置の組立方法 - Google Patents

ケーブルコネクタのためのカバー部材、これを用いたケーブルコネクタ装置、及びケーブルコネクタ装置の組立方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来装置における欠点を改善したケーブルコネクタのためのカバー部材を提供する。【解決手段】第1のカバー部品と第2のカバー部品を含む。第1のカバー部品は、ケーブルコネクタの本体が装着される装着面と、装着面に装着されるケーブルコネクタの本体の外縁に実質的に沿って設けられ、装着面から第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた周壁と、ケーブル取出口及び接続口と、第2のカバー部品の所定部分に係止される係止部と、装着面に装着されるケーブルコネクタの本体から延出するケーブルを挟み込む位置であって且つケーブル取出口又はその近傍に、装着面から第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた一対の立上部を含む。ケーブル取出口を通じて取り出されるケーブルの方向に沿う取出方向と、接続口を通じて本体と接続される相手コネクタの方向に沿う接続方向が、第1のカバー部品において互いに交差している。【選択図】図9

Description

本発明は、カバー部材、更に言えば、ケーブルコネクタの外部を覆うカバー部材、これを用いたケーブルコネクタ装置、及びケーブルコネクタ装置の組立方法に関する。
特開2002−170626号(特許文献1)に、カバー部材等の一例が示されている。このカバー部材は、ベースケースとカバーケースで構成され、ベースケースとカバーケースで囲まれる内側空間に、インナーハウジングが収容され、内側空間に導入されたケーブルのワイヤーとインナーハウジングに装着された端子が接続されるようになっている。
インナーハウジングは、ベースケースに弾性装着され、装着時には、インナーハウジングの側壁に設けた係止突部が、ベースケース3の側壁に設けた係止突部に係止され、装着状態が固定されるようになっている。
ケーブルは、インナーハウジングをベースケース3に装着した後に、ベースケースのケーブル導入端の固定台にケーブルクランプ金具をセットして、ねじで止めることによって固定される。
この構成では、インナーハウジングが、係止突部の係止によってベースカバーの所定の装着位置に保持されていることから、ケーブルの固定までの間に、ケーブルの引き回しや、ベースカバーの振動などによってインナーハウジングに外力が伝達された場合であっても、インナーハウジングについて、浮き上がりなどの、装着位置の変化を生じないようになっている。
特開2002−170626号
特許文献1の構成によれば、ケーブルはベースケースにネジ固定されていることから、ケーブルの引き回し時等にベースケースに対してケーブルの位置ずれが生じる、また、ケーブルを通じて生じた外力によってベースケースに対するインナーハウジングの固定が緩むといった問題が生じることは少ないとも考えられる。
しかしながら、ケーブルは、インナーハウジングとは別個に、しかも、ネジ固定によって、ベースケースに固定されるものであることから、固定作業が非常に煩雑であり、生産性にも劣る。
本発明の目的は、上記従来の欠点を改善したケーブルコネクタのためのカバー部材、これを用いたケーブルコネクタ装置、及びケーブルコネクタ装置の組立方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様によるカバー部材は、第1のカバー部品と第2のカバー部品を含み、前記第1のカバー部品は、ケーブルコネクタの本体が装着される装着面と、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体の外縁に実質的に沿って設けられ、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた周壁と、前記周壁の一部を切り欠いた状態で設けた、ケーブル取出口及び接続口と、前記第1のカバー部品と前記第2のカバー部品を組み合わせた際に前記第2のカバー部品の所定部分に係止される第1の係止部と、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体から延出するケーブルを挟み込む位置であって且つ前記ケーブル取出口又はその近傍に、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた一対の立上部と、を含み、前記ケーブル取出口を通じて取り出される前記ケーブルの方向に沿う取出方向と、前記接続口を通じて前記ケーブルコネクタの本体と接続される相手コネクタの方向に沿う接続方向が、前記第1のカバー部品において互いに交差していることを特徴として有する。
この態様のカバー部材によれば、例えば、周壁を設けたことによって、ケーブルコネクタの本体は、第1のカバー部品に安定した状態で保持される。また、一対の立上部を第1のカバー部品の一部として設けたことにより、第1のカバー部品と第2のカバー部品を単に組み合わせるだけで、ケーブルのがたつきを効果的に防止することができる。
本発明は更に、前記ケーブルコネクタに前記カバー部材を設けたケーブルコネクタ装置を特徴として有する。
上記態様のカバー部材において、前記係止部の一部が、前記一対の立上部を利用して形成されていてもよい。
また、上記態様のカバー部材において、前記一対の立上部は、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って前記周壁と連続した状態で設けられていてもよい。
更に、上記態様のカバー部材において、前記一対の立上部は、前記第2のカバー部品との組み合わせ側に、前記一対の立上部の対向側にそれぞれ突出した前記第2のカバー部品の所定部分に係止される係止突部を有するのが好ましい。
更に、上記態様のカバー部材において、前記相手コネクタとの接続時に前記相手コネクタの所定部分に係止される可動係止部を操作することができる弾性可動片が前記ケーブルコネクタの本体に設けられており、前記ケーブルコネクタの本体が前記装着面に装着されたときに前記弾性可動片が位置付けられる前記周壁の一部が、前記弾性可動片を操作する片持ち梁状の弾性片として形成されているのが好ましい。
また、上記態様のカバー部材において、前記片持ち梁状の弾性片は、前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けられていてもよい。
また、上記態様のカバー部材において、前記係止部は、前記ケーブル取出口の近傍に設けた係止要素、前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に対角状に設けた係止要素、前記交差部の内角側に前記接続方向に沿って設けた係止要素、前記交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けた係止要素を含んでもよい。
更に、上記態様のカバー部材において、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体と前記周壁との間に形成される、前記装着面の面方向における隙間に、前記ケーブルコネクタの本体が前記装着面に装着された際に前記ケーブルコネクタの本体と当接する複数の当接部が設けられているのが好ましい。
更にまた、上記態様のカバー部材において、前記当接部は、前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に対角状に設けた第1の当接部と、前記交差部の内角側に前記接続方向に沿って設けた第2の当接部と、前記交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けた第3の当接部(との少なくともいずれかを含むのが好ましい。
また、上記態様のカバー部材において、前記当接部における、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体との当接面を有し、前記第1のカバー部品と前記第2のカバー部品を組み合わせたときに、前記当接部の当接面は、前記第2のカバー部品に設けた対応当接部における対応当接面と、前記ケーブルコネクタの本体に対して実質的に連続する面を形成するのが好ましい。
また、本発明の一態様によるケーブルコネクタ装置の組立方法は、第1のカバー部品の装着面にケーブルコネクタの本体を装着する段階であって、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体から延出するケーブルを、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた一対の立上部によって挟み込む、前記装着する段階、前記第1のカバー部品に第2のカバー部品を組み合わせて互いに係止させる段階、
を備えることを特徴として有する。
上記組立方法は、前記装着面に前記ケーブルコネクタの本体を装着した際に、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体の外縁に実質的に沿って設けられ且つ前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた周壁により、前記ケーブルコネクタの本体を前記第1のカバー部品に位置決めするとともに、前記装着面に装着された前記ケーブルコネクタの本体と前記周壁との間に生じた隙間を埋める複数の当接部に前記ケーブルコネクタの本体を当接させる段階を更に含んでもよい。
上記従来装置における欠点を改善したケーブルコネクタのためのカバー部材、これを用いたケーブルコネクタ装置、及びケーブルコネクタ装置の組立方法が提供される。
本発明の一実施形態によるカバー部材を取り付けたケーブルコネクタの斜視図である。 本発明の一実施形態によるカバー部材を取り付けたケーブルコネクタの斜視図である。 図1の分解斜視図である。 図1の分解斜視図である。 第1のカバー部品の個品図の平面図である。 第1のカバー部品の個品図の斜視図である。 第1のカバー部品の個品図の斜視図である。 本体が装着面に装着されたときの第1のカバー部品の状態を示す平面図である。 本体が装着面に装着されたときの第1のカバー部品の状態を示す斜視図である。 第2のカバー部品の個品図の平面図である。 第2のカバー部品の個品図の斜視図である。 第2のカバー部品の個品図の斜視図である。 第1のカバー部品に対して第2のカバー部品を組み付けた状態を示す平面図である。 図13のA−A線断面図である。 図13のB−B線断面図である。 図13のC−C線断面図である。 図13のD−D線断面図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好適な一つの実施形態について説明する。説明の便宜のため好適な実施形態のみを示すが、勿論、これによって本発明を限定しようとするものではない。
図1、図2はそれぞれ、本発明の一実施形態によるケーブルコネクタ装置1、即ち、カバー部材2を取り付けたケーブルコネクタ11の斜視図であって、それらを互いに異なる角度で示したもの、図3、図4はそれぞれ、図1、図2の分解斜視図である。ケーブルコネクタ11はケーブル12の一端に固定した状態で使用され、「α」方向に沿って延びている。
ケーブルコネクタ11は、主に、端子15と、端子15を保持するハウジング14と、更に、ハウジング14の外部を覆う金属シェル10を備える。金属シェル10は、例えば、略直方形状を有した本体11Aと、本体11Aから相手コネクタ(図示されていない)との嵌合側に向って嵌合方向「β」に沿って突出した嵌合部11Bと、本体11Aの上側側面に片持ち梁状に「α」方向に沿って可動状態で設けた弾性可動片11Cを含む。
嵌合部11Bは、相手コネクタと接続した際に、相手コネクタの所定部分に嵌合される部分として使用される。嵌合部11Bの上下各面には、相手コネクタの所定部分に係止されて嵌合部11Bを相手コネクタに保持させる可動係止部11dが嵌合部11Bから弾性突出した状態で設けられている。
可動係止部11dは、弾性可動片11Cの一端に形成されている。可動係止部11dは、弾性可動片11Cを用いて、嵌合部11Bに対して「α」方向に沿って操作することができる。可動係止部11dは、弾性可動片11Cによって嵌合部11Bの外部に突出するよう常時付勢されているが、例えば、相手コネクタとの嵌合を解除する際は、弾性可動片11Cを操作することによって、可動係止部11dを嵌合部11Bへ引っ込んだ位置に移動させ、相手コネクタとの係止状態を解除することができる。
カバー部材2は、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を含む。第1のカバー部品20と第2のカバー部品40は、それらの間に金属シェル10の本体11Aを挟み込んだ状態で「γ」方向にて、例えば、互いに組み付けることによって組み合わされる。
図5乃至図7に、第1のカバー部品20の個品図をそれぞれ示す。図5は、その平面図、図6、図7は、斜視図である。第1のカバー部品20は、少なくとも、装着面21、周壁23、ケーブル取出口26及び接続口25、第1の係止部31、及び一対の立上部31A−1、31A−2を含む。
装着面21は、第1のカバー部品20の内面側の略平らな面である。ケーブルコネクタ装置1を組み立てるに際し、先ず、装着面21に、金属シェル10の本体11A、例えば、その側面部分11A−1が装着される。
装着面21には、周壁23が形成されている。周壁23は、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられ状態で、装着面21に装着される本体11Aの外縁に実質的に沿って設けられている。ここで「実質的に沿って」とは、周壁23を利用して、ケーブルコネクタ11、例えば、金属シェル10の本体11Aを、第1のカバー部品20に位置決めすることができる程度に沿っていれば足り、本体11Aの外縁の全てにおいて、正確に沿っている必要はないことを意味する。周壁23を設けたことにより、本体11Aを、第1のカバー部品20の所定部分に保持することができ、本体11Aと第1のカバー部品20との位置決めができる。
周壁23の一部を切り欠いた状態で、ケーブル取出口26が形成されている。ケーブル取出口26は、ケーブルコネクタ11に接続されたケーブル12をカバー部材2の外部に取り出すために使用する。同様に、周壁23の一部を切り欠いた状態で、接続口25が形成されている。接続口25は、ケーブルコネクタ11の金属シェル10の一部である嵌合部11Bをカバー部材2の外部に取り出すために使用する。ここで、ケーブル取出口26を通じて取り出されるケーブル12の取出方向「α」(以下、単に「取出方向」という)と、接続口25を通じて本体11Aと接続される相手コネクタの接続方向「β」(以下、単に「接続方向」という)は、第1のカバー部品20において、互いに交差している。本実施形態では、略直角に交差している。
周壁23の一部は、片持ち梁状の弾性片27として形成されてもよい。弾性片27は、本体11Aが装着面21に装着されたときに金属シェル10に設けた弾性可動片11Cが位置付けられる部分に配置される。弾性片27は、取出方向「α」と接続方向「γ」の交差部の外角側に、接続方向「γ」に沿って設けられており、弾性可動片11Cを操作するために用いることができる。弾性片27の先端には、金属シェル10の弾性可動片11C側に突出した押圧突起27Aが設けてあり、弾性片27を弾性可動片11Cの側に変位させることによって、弾性片27の押圧突起27Aによって弾性可動片11Cを押し、これにより、弾性可動片11Cの先端に設けた可動係止部11dを動かして、ケーブルコネクタ11と相手コネクタとの係止状態を解除することができるようになっている。
本体11Aが装着面21に装着された際、本体11Aと周壁23との間に、装着面21の面方向「α−γ」において若干の隙間22が生じ得る。隙間22を埋めて本体11Aを第1のカバー部品20の所定位置にしっかりと正確に位置付けするため、隙間22の一部に、装着面21に装着された本体11Aと当接する複数の当接部35が設けられている。
図8、図9に、本体11Aが装着面21に装着されたときの第1のカバー部品20の状態を、平面図と斜視図でそれぞれ示す。図8は、図5に対応し、図9は、図6に対応する。これらの図から明らかなように、周壁23(弾性片27、及び、一対の立上部31A−1、31A−2が、周壁23の一部として形成されている場合を含む)は、本体11Aを支持するのに十分な高さ(「β1」方向への高さ)を提供するものであり、従って、周壁23を設けたことによって、本体11Aは、第1のカバー部品20に安定した状態で保持される。更に、当接部35等を設けたことにより、本体11Aが装着面21に装着された際、本体11Aは、例えば、接続口25の内壁面25Aと当接する他、これらの当接部35とも当接し、この結果、本体11A、更には、金属シェル10は、第1のカバー部品20に対してしっかりと位置決めされる。この結果、ケーブル12の引き回し時等に、ケーブルを通じて生じた外力によって、金属シェル10が、第1のカバー部品20、更には、カバー部材2に対してがたつくといった問題を解決することができる。更に、当接部35を設ける位置を適当に調整することにより、カバー部材2を取り付けたケーブルコネクタ11をどのような向きで、例えば、ケーブル12を略垂直方向に設定し、その上端に金属シェル10やカバー部材2を設けた場合でも、又は、その下端にそれらを設けた場合でも、金属シェル10とカバー部材2との間にがたを生じさせることなく、それらをしっかりと固定することができる。
当接部35は、例えば、取出方向「α」と接続方向「γ」の交差部の外角側に対角状に設けた第1の当接部35Aと、交差部の内角側に接続方向に沿って設けた第2の当接部35Bと、交差部の外角側に接続方向「γ」に沿って設けた第3の当接部35Cを含む。
第1の当接部35Aは、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向う方向「β1」に沿って形成されたリブ状の部材である。
第2の当接部35Bは、接続口25の側に設けた第2の当接部35B−1と、ケーブル取出口26の側に設けた一対の第2の当接部35B−2を含む。第2の当接部35B−1は、第1の当接部35Aと同様にリブ状に形成されている。一方、一対の第2の当接部35B−2は、比較的大きな板状部材として「β−γ」面に沿って形成されている。
第3の当接部35Cは、第1の当接部35Aの近傍において、第2の当接部35B−2と同様に、比較的大きな板状部材としてβ−γ」面に沿って形成されている。
これらの当接部35はそれぞれ、本体11Aとの間に当接面36(例えば、図5に、第2の当接部35B−2における当接面36が、また、図7に、第3の当接部35Cにおける当接面36が、それぞれ示されている)を形成し得る。
装着面21には、また、ケーブル12の引き回し時等におけるケーブル12のがたつきを防止するため、一対の立上部31A−1、31A−2が設けられている。これら一対の立上部31A−1、31A−2は、装着面21に装着される金属シェル10の本体11Aから延出するケーブル12を挟み込む位置であって、且つ、ケーブル取出口26又はその近傍に、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられている。本実施形態では、ケーブル取出口26の近傍に設けた例を示しているが、ケーブル取出口26をも含めるようにしてケーブル取出口26として設けてもよい。立上部31A−1、31A−2は、本実施形態に示すように、周壁23と連続した状態で設けられていてもよい。立上部31A−1、31A−2は、第1のカバー部品20の一部として設けられていることから、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を単に組み付けるだけで、ケーブル12のがたつきを効果的に防止することができる。従って、ネジ固定などの作業は不要である。
装着面21には、更に、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み合わせた際に第2のカバー部品40の所定部分に係止される第1の係止部31が設けられている。第1の係止部31を設けることにより、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み付けた状態で維持することができる。
第1の係止部31は、例えば、ケーブル取出口26の近傍に設けた係止要素31A、取出方向「α」と接続方向「γ」の交差部の外角側に対角状に設けた係止要素31B、交差部の内角側に接続方向「γ」に沿って設けた係止要素31C、31D、交差部の外角側に接続方向「γ」に沿って設けた係止要素31Eを含む。これらの係止要素のうち、係止要素31A、31B、及び31Cは、装着面21から「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられており、それらの立上側の先端は、「β1」方向において、装着面21に装着された金属シェル10の本体11Aや弾性片27と実質的に同じ高さ位置に達するように調整されている。このような高さに調整することにより、装置を大型化することなく、また、誤って係止要素を破損させることなく、金属シェル10を確実に、第1のカバー部品20に保持させることができる。
係止要素31Aは、本実施形態に示すように、一対の立上部31A−1、31A−2を利用して形成されていてもよい。一対の立上部31A−1、31A−2でもあるこれら係止要素31Aは、ケーブル取出口26の近傍において、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられている。係止要素31Aとしての立上部31A−1、31A−2は、それぞれ、第2のカバー部品40との組み合わせ側に、一対の立上部31A−1、31A−2の対向側にそれぞれ突出した第2のカバー部品40の所定部分に係止される係止突部33A−1、33A−2を有する。これらの係止突部33A−1、33A−2を利用して、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を互いに組み付けた状態で維持することができる。本構成では、特に、係止突部33A−1、33A−2を、一対の立上部31A−1、31A−2の対向側にそれぞれ突出させるように設けていることから、例えば、ケーブル12の引き回し等の際に、ケーブル12がこれらの立上部31A−1、31A−2と衝突して、それら変形させた場合であっても、いずれかの立上部31A−1、31A−2に設けた係止突部33A−1、33A−2が、第2のカバー部品40の所定部分との係止状態を維持することができるため、より効果的に、組み付け状態を維持することができる。
係止要素31Bは、一対の立上部31A−1、31A−2と同様に、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられている。また、係止要素31Bは、第2のカバー部品40との組み合わせ側に、装着面21の側に向って突出した第2のカバー部品40の所定部分に係止される係止突部33Bを有する。
同様に、係止要素31Cは、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられている。また、係止要素31Cは、第2のカバー部品40との組み合わせ側に、装着面21の側に向って突出した第2のカバー部品40の所定部分に係止される係止突部33Cを有する。
一方、係止要素31Dは、第2のカバー部品40との組み合わせ方向「β1」に沿う方向「β」において一部を窪ませた状態で形成されている。これに相補関係を形成するよう、相手側の第2のカバー部品40は、この窪み状の係止凹部33Dに嵌る突部として形成されている。
係止要素31Eは、係止要素31Dと同様に、第2のカバー部品40との組み合わせ方向「β1」に沿う方向「β」において一部を窪ませた状態で形成されており、窪み状の係止凹部33Eを有する。
図10乃至図12に、第2のカバー部品40の個品図をそれぞれ示す。図10は、第1のカバー部品20の図5に対応する平面図、図11、図12は、第1のカバー部品20の図6、図7に対応する斜視図である。
図13は、第1のカバー部品20に対して第2のカバー部品40を組み付けた状態を示す平面図であって、第1のカバー部品20における図8に対応する。図14乃至図16は、それぞれ、図13のA−A線断面図、B−B線断面図、C−C線断面図、D−D線断面図である。
第2のカバー部品40は、図8、図9に示すように第1のカバー部品20に金属シェル10が位置決めされた後に、第1のカバー部品20に組み付けるのが好ましい。これにより、安定した状態で、組み付け作業を行うことができる。
第2のカバー部品40は、第1のカバー部品20と相補関係を構成する形状を有し、第1のカバー部品20の各要素と対応する複数の要素を含む。
例えば、第1のカバー部品20の装着面21に対応して、第2のカバー部品40は、対向面41を含む。
また、第1のカバー部品20の周壁23に対応して、第2のカバー部品40は、周壁43を含む。更に、第1のカバー部品20のケーブル取出口26及び接続口25に対応して、第2のカバー部品40は、ケーブル取出口46および接続口45を含む。第1のカバー部品の周壁23を形成する部分と、第2のカバー部品40の周壁43を形成する部分は、「β」方向において、実質的に略同じ大きさを有する。例えば、第1のカバー部品20のケーブル取出口26と、第2のカバー部品40のケーブル取出口46は、それぞれ、第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み合わせたときに、「β」方向においてカバー部材2の略半分を形成するものとなっており、同様に、第1のカバー部品20の接続口25と、第2のカバー部品40の接続口45も、それぞれ、「β」方向においてカバー部材2の略半分を形成するものとなっている。尚、第1のカバー部品20の弾性片27に対応する部分では、第2のカバー部品40においては、何らの部材も設けられていない。
既に説明したように、第1のカバー部品20は、第1の係止部31として、係止要素31A(一対の立上部31A−1、31A−2)、係止要素31B、係止要素31C、31D、係止要素31Eを含むが、これに対応して、第2のカバー部品40は、ケーブル取出口26の近傍に設けた係止要素51A、取出方向「α」と接続方向「γ」の交差部の外角側に対角状に設けた係止要素51B、交差部の内角側に接続方向「γ」に沿って設けた係止要素51C、51D、交差部の外角側に接続方向「γ」に沿って設けた係止要素51Eを含む。
これら第2のカバー部品40の係止要素51A乃至51Eは、第1のカバー部品20の係止要素31A乃至31Eと相補関係にある。
例えば、第1のカバー部品20の係止要素31Aである一対の立上部31A−1、31A−2は、装着面21から第2のカバー部品40との組み合わせ側に向って「β1」方向に立ち上げられた状態で設けられ、且つ、立上部31A−1、31A−2それぞれの第2のカバー部品40との組み合わせ側には係止突部33A−1、33A−2が設けられていたが、これに対応して、第2のカバー部品40の係止要素51Aは、一対の係止凹部51A−1、51A−2として形成され、その一部に、係止凹部53A−1、53A−2を有している。第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み付けた際、これら係止凹部53A−1、53A−2には、第1のカバー部品20の係止突部33A−1、33A−2が嵌る。第1のカバー部品20の係止要素31B、31Cにおける係止突部33B、33Cは、これと同様の方法で、第2のカバー部品40の係止要素51B、51Cの係止凹部53B、53Cと係止される。
また、第1のカバー部品20の係止要素31Dは、係止凹部33Dを有し、また、第1のカバー部品20との組み合わせ側において引っ込んだ状態で設けられていたが、これに対応して、第2のカバー部品40の係止要素51Dは、装着面51から第1のカバー部品20との組み合わせ側に向って「β2」方向に立ち上げられた状態で設けられ、また、係止要素51Dの第1のカバー部品20との組み合わせ側に係止突部53Dを有する。第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み付けた際、これらの係止凹部33Dには、第2のカバー部品40の係止突部53Dが嵌る。
第1のカバー部品20の係止要素31Eにおける係止凹部33Eも、これと同様の方法で、第2のカバー部品40の係止要素51Eの係止突部53Eと係止される。
第1のカバー部品20は、また、当接部35として、第1の当接部35A、第2の当接部35B(35B−1、35B−2)、第3の当接部35Cを含むが、これに対応して、第2のカバー部品40は、取出方向「α」と接続方向「γ」の交差部の外角側に対角状に設けた第1の当接部55Aと、交差部の内角側に接続方向に沿って設けた第2の当接部55B(55B−1、55B−2)と、交差部の外角側に接続方向「γ」に沿って設けた第3の当接部55Cを含む。尚、本実施形態では、第1の当接部55Aは、係止要素51Bと同じ部材で構成されている。これらの当接部には、第1のカバー部品20の当接部35に設けた当接面36に対応する対応当接面56(例えば、図10に、第2の当接部55B−2における対応当接面56が、また、図7に、第3の当接部55Cにおける対応当接面56が、それぞれ示されている)が形成されている。第1のカバー部品20と第2のカバー部品40を組み合わせたとき、これら第1のカバー部品20に設けた当接部の当接面36は、第2のカバー部品40に設けた対応当接部の対応当接面56と、本体11Aに対して実質的に連続する面を形成することができる。これにより、金属シェル10をより安定した状態で位置決めすることができる。
本発明の更に別の態様、特徴及び効果は、本発明を実施するよう意図された最良の態様を含めて、多数の特定の実施形態及び実施例を示すだけで、以下の詳細な説明から容易に明らかとなろう。又、本発明は、他の及び異なる実施形態で構成することもでき、そしてその多数の細部は、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、種々の明らかな観点において変更することができる。従って、図面及び説明は、例示に過ぎず、これに限定されるものではない。
1 ケーブルコネクタ装置
2 カバー部材
11 ケーブルコネクタ
11A 本体
20 第1のカバー部品
21 装着面
23 周壁
25 接続口
26 ケーブル取出口
27 弾性片
31 第1の係止部
31A〜31E 係止要素
31A−1、31A−2 立上部
33 係止突部
35A〜35C 当接部
40 第2のカバー部品

Claims (13)

  1. 第1のカバー部品と第2のカバー部品を含み、
    前記第1のカバー部品は、
    ケーブルコネクタの本体が装着される装着面と、
    前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体の外縁に実質的に沿って設けられ、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた周壁と、
    前記周壁の一部を切り欠いた状態で設けた、ケーブル取出口及び接続口と、
    前記第1のカバー部品と前記第2のカバー部品を組み合わせた際に前記第2のカバー部品の所定部分に係止される係止部と、
    前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体から延出するケーブルを挟み込む位置であって且つ前記ケーブル取出口又はその近傍に、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた一対の立上部と、を含み、
    前記ケーブル取出口を通じて取り出される前記ケーブルの方向に沿う取出方向と、前記接続口を通じて前記ケーブルコネクタの本体と接続される相手コネクタの方向に沿う接続方向が、前記第1のカバー部品において互いに交差していることを特徴とするカバー部材。
  2. 前記係止部の一部が、前記一対の立上部を利用して形成されている、請求項1に記載のカバー部材。
  3. 前記一対の立上部は、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って前記周壁と連続した状態で設けられている、請求項2に記載のカバー部材。
  4. 前記一対の立上部は、前記第2のカバー部品との組み合わせ側に、前記一対の立上部の対向側にそれぞれ突出した前記第2のカバー部品の所定部分に係止される係止突部を有する、請求項1又は2に記載のカバー部材。
  5. 前記相手コネクタとの接続時に前記相手コネクタの所定部分に係止される可動係止部を操作することができる弾性可動片が前記ケーブルコネクタの本体に設けられており、
    前記ケーブルコネクタの本体が前記装着面に装着されたときに前記弾性可動片が位置付けられる前記周壁の一部が、前記弾性可動片を操作する片持ち梁状の弾性片として形成されている、請求項1乃至4のいずれかに記載のカバー部材。
  6. 前記片持ち梁状の弾性片は、前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けられている、請求項5に記載のカバー部材。
  7. 前記係止部は、
    前記ケーブル取出口の近傍に設けた係止要素、
    前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に対角状に設けた係止要素、
    前記交差部の内角側に前記接続方向に沿って設けた係止要素、
    前記交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けた係止要素を含む、請求項1乃至6のいずれかに記載のカバー部材。
  8. 前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体と前記周壁との間に形成される、前記装着面の面方向における隙間に、前記ケーブルコネクタの本体が前記装着面に装着された際に前記ケーブルコネクタの本体と当接する複数の当接部が設けられている、請求項1乃至7のいずれかに記載のカバー部材。
  9. 前記当接部は、前記取出方向と前記接続方向の交差部の外角側に対角状に設けた第1の当接部と、前記交差部の内角側に前記接続方向に沿って設けた第2の当接部と、前記交差部の外角側に前記接続方向に沿って設けた第3の当接部との少なくともいずれかを含む、請求項8に記載のカバー部材。
  10. 前記当接部における、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体との当接面を有し、
    前記第1のカバー部品と前記第2のカバー部品を組み合わせたときに、前記当接部の当接面は、前記第2のカバー部品に設けた対応当接部における対応当接面と、前記ケーブルコネクタの本体に対して実質的に連続する面を形成する、請求項8又は9に記載のカバー部材。
  11. 前記ケーブルコネクタに請求項1乃至10のいずれかに記載の前記カバー部材を設けたケーブルコネクタ装置。
  12. ケーブルコネクタ装置の組立方法であって、
    第1のカバー部品の装着面にケーブルコネクタの本体を装着する段階であって、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体から延出するケーブルを、前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた一対の立上部によって挟み込む、前記装着する段階、
    前記第1のカバー部品に第2のカバー部品を組み合わせて互いに係止させる段階、
    を備えることを特徴とする組立方法。
  13. 前記装着面に前記ケーブルコネクタの本体を装着した際に、前記装着面に装着される前記ケーブルコネクタの本体の外縁に実質的に沿って設けられ且つ前記装着面から前記第2のカバー部品との組み合わせ側に向って立ち上げられた周壁により、前記ケーブルコネクタの本体を前記第1のカバー部品に位置決めするとともに、前記装着面に装着された前記ケーブルコネクタの本体と前記周壁との間に生じた隙間を埋める複数の当接部に前記ケーブルコネクタの本体を当接させる段階を更に含む請求項12に記載の組立方法。
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